JP2006110197A - 電気かみそり - Google Patents

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Abstract

【課題】 ネット状の外刃が長手方向に沿って外方に凸となるように湾曲形成された電気かみそりを、簡単な構造により安価で提供する。
【解決手段】 長手方向Yに沿って外方に凸となるように湾曲形成されたネット状の外刃4と、外刃4の内面に接触する内刃20と、外刃4に対して内刃20を摺動させる駆動機構とを具備する電気かみそりであって、上記内刃20が、外刃4の長手方向Yに伸びるように刃先24を形成して成る内刃ブレード22を内刃基台21に支持させたものであり、且つ、上記駆動機構が、外刃4の長手方向Yに伸びる回転中心軸Aを中心に上記内刃20を回転駆動させるものであることを、特徴としたものとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外刃と内刃とを具備する電気かみそりに関するものである。
従来から、ネット状の外刃と、外刃の内面に接触する内刃と、外刃に対して内刃を摺動させる駆動機構とを具備して成る電気かみそりが知られている。上記内刃は内刃基台に複数の内刃ブレードを取付けたものであり、内刃ブレードの刃先を外刃の内面に押圧させた状態で内刃基台を駆動することで、外刃の刃孔から導入した髭等の体毛を内刃ブレードにより切断するようになっている。上記電気かみそりの外刃としては、その外面を短手方向に沿って外方に凸となるように湾曲形成し、且つ長手方向に沿っては一直線状に形成した構成のものが一般的であるが、このような電気かみそりを用いた場合には、例えば顎下等の窪み部分に対して外刃をフィットさせづらくなり、また接触面積も小さくなるので髭等を効率的に処理することが困難であるという問題があった。
そこで、図10に示すように、ネット状の外刃50をその短手方向だけでなく長手方向に沿っても外方に凸となるように湾曲形成した構成の電気かみそりが提案されている(特許文献1参照)。この構成の電気かみそりにあっては、顎下等の窪み部分に対しても外刃50をフィットさせ易く、また接触面積も大きくなるという利点があり、髭等を効率的に処理することが可能となる。しかし、上記電気かみそりにあっては、図示のように内刃51に取付けられる内刃ブレード52が外刃50の短手方向にその刃先を伸ばすものであり、また駆動機構はこの内刃ブレード52を長手方向に列設してある内刃基台53を長手方向に往復動させる構造であることから、内刃基台53上に立設する各内刃ブレード52の刃先の高さを外刃50の長手方向の湾曲と厳密に一致させておく必要があり、したがって加工コストが高く安価に提供することが困難であるという問題があった。
特開昭49−133151号公報
本発明は上記問題点に鑑みて発明したものであって、ネット状の外刃が長手方向に沿って外方に凸となるように湾曲形成された電気かみそりを、簡単な構造により安価で提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明を、長手方向Yに沿って外方に凸となるように湾曲形成されたネット状の外刃4と、外刃4の内面に接触する内刃20と、外刃4に対して内刃20を摺動させる駆動機構とを具備する電気かみそりであって、上記内刃20が、外刃4の長手方向Yに伸びるように刃先24を形成して成る内刃ブレード22を内刃基台21に支持させたものであり、且つ、上記駆動機構が、外刃4の長手方向Yに伸びる回転中心軸Aを中心に上記内刃20を回転駆動させるものであることを、特徴としたものとする。上記構成の電気かみそりにあっては、長手方向Yに沿って凸状に湾曲形成させた外刃4が顎下等の窪み部分にフィットし易く、髭等を効率的に処理することが可能であることに加えて、内刃20を製造するにあたって、内刃ブレード22の長手方向Yに伸びる刃先24を外刃4と同様の曲率半径となるように湾曲形成するだけで良いので、内刃ブレード22の内刃基台21への取付作業を従来のように厳密に行う必要なく、内刃ブレード22の刃先24を外刃4内面に良好に密着させることが可能となる。したがって、内刃20の加工コストを抑制して安価に提供することが可能なものである。
上記構成の電気かみそりにおいて、上記内刃20が、各内刃ブレード22の刃先24から回転中心軸Aまでの距離を、外刃4の長手方向Yにおける中央部分から両端側に近付くほど短くなるように形成したものである場合には、内刃20の回転中心軸Aを長手方向Yに一直線状に伸びるものとした簡単な構造により内刃20を形成することができ、したがって加工コストを抑制して安価に提供することが可能となる。
上記内刃20は、外刃4の長手方向Yに沿って外方に凸となるように刃先24を湾曲形成して成る内刃ブレード22を、刃先24の尖端方向にスライド自在となるように内刃基台21に支持させるとともに、該尖鋭方向に内刃ブレード22を付勢する付勢手段を備えたものとすることが好ましい。このようにすると、内刃ブレード22の刃先24が外刃4内面に更に良好に密着することとなる。
また、上記構成の電気かみそりにおいて、上記内刃20の回転中心軸Aが、外刃4側に向けて凸となるように湾曲させたものである場合には、回転中心軸Aの上記湾曲を外刃4の長手方向Yの湾曲と一致させることで、外刃4をその短手方向Xの曲率が均一なものとすることができる。
上記内刃20の内刃ブレード22は、弾性体から成る内刃基台21に、外刃4の長手方向Yに沿って複数連設されるものであってもよく、このように内刃ブレード22を長手方向Yに分割させたような構成とすることで、各内刃ブレード22の刃先24が外刃4内面に更に良好に密着することとなる。
本発明は、ネット状の外刃が長手方向に沿って外方に凸となるように湾曲形成された電気かみそりを、簡単な構造により安価で提供することができるという効果を奏するものである。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。図4には、本発明の実施の形態における一例の電気かみそりの外観を示している。後述の制御回路1や駆動部2を内蔵する本体部3は把手部をも兼ねるものであり、該本体部3の先端には、ネット状の外刃4を保持する刃フレーム5を備えたシェーバヘッド6を着脱自在に装着させている。本体部3の構造は図3に示すようなものであり、外殻を成す本体ハウジング7の側面には操作スイッチ8をスライド自在に突出させている。本体ハウジング7内の制御回路1には、上記操作スイッチ8や、本体ハウジング7の底面側から露出させた外部電源接続端子9や、駆動部2を構成する駆動モータ10をリード線11により接続させており、また、充電池12を充電可能に接続させて設けている。
本体ハウジング7内の駆動部2は、駆動モータ10と、駆動モータ10のモータ軸13に固定してあるギア14と、本体ハウジング7内に設けてある回転軸15を中心に回転自在であり且つその歯面が前記ギア14と噛合うように配される伝達ギア16とで構成され、本体ハウジング7のシェーバヘッド6との連結側である先端面から伝達ギア16の一部を突出させてその歯面を露出させている。また図中の符号17は、本体ハウジング7の先端面の両端部分から突設されて先端に凸状の係止体を有するフック部である。
シェーバヘッド6の構造は図1や図4に示すようなものであり、平面視略矩形状の枠体である刃フレーム5の、略矩形状に開口する先端開口部に外刃4を取付け、この外刃4の内面と接触するように、刃フレーム5内に内刃20を回転自在に配した構造である。外刃4は、多数の刃孔を有する薄板状の部材であって、該外刃4の短手方向(以下、これを短手方向Xとする)に沿って外側に凸となり、且つ該外刃4の長手方向(以下、これを長手方向Yとする)に沿っても外側に凸となり、更にその短手方向Xの曲率半径が長手方向Yにおける中央部分から端側に近付くほどに漸次小さくなるように湾曲形成したものであり、上記の所謂太鼓状に形成された外刃4はその強度を高く保持することとなる。
内刃20は、長手方向Yに一直線状に伸びる回転中心軸Aを中心として刃フレーム5に回転自在に支持される支持軸部18に接続固定される円筒状の内刃基台21と、この内刃基台21の外側周面上の周方向に一定間隔を隔てた各個所に支持される複数の内刃ブレード22とで主体を成している。内刃基台21は、長手方向Yに一直線状に貫通する貫通穴23内に支持軸部18が嵌入固定されるものであり、支持軸部18と一体に回転中心軸Aを中心として駆動されるようになっている。また内刃ブレード22は、内刃基台21と同様に長手方向Yをその長手方向とする薄板状の部材であり、その外方を向く端縁部分に、長手方向Yに伸びる刃先24を形成している。また、内刃ブレード22の長手方向Yの両端部分には、刃先24の尖端方向とは逆方向に向けて取付部25を延設してあり、各取付部25には、刃先24の尖端方向に長尺の長穴19をそれぞれ形成している(図2参照)。上記長穴19は、内刃基台21の外側周面の長手方向Y両端部分に凹設される取付凹部26の側壁から突設される取付軸27が嵌入されるものであり、上記長穴19と取付軸27とが刃先24の尖端方向にスライド自在に嵌合することで、内刃ブレード22は上記尖端方向(換言すると内刃基台21の径方向)に向けてスライド自在に取付けられている。取付軸27の先端は該取付軸27が長穴19から抜けないようにかしめてあり、したがって内刃ブレード22の内刃基台21からの脱落は防止されている。
各内刃ブレード22の内方を向く(即ち刃先24を形成してある側と逆側の)端縁部分と、内刃基台21の外側周面との間には、内刃基台21の径方向に圧縮された状態の付勢ばね28を配しており、上記付勢ばね28を、内刃ブレード22にその刃先24の尖鋭方向に向けての付勢力を与える付勢手段として機能させている。上記付勢力により内刃ブレード22は外刃4の内面に押圧されるが、各内刃ブレード22はその刃面24を長手方向Yに沿って外方に凸となるように湾曲形成したものであり、しかも外刃4と内刃ブレード22の刃先24とでその曲率半径を一致させているので、外刃4と内刃ブレード22とは長手方向Yのいずれの個所においても良好な密着状態で接触するものである。また、支持軸部18には該支持軸18と一体に回転するようにギア29が固定されており、更に刃フレーム5内にはこのギア29と噛合うように伝達ギア30が回転自在に支持されている。
上記構成のシェーバヘッド6を本体部3の先端側に被せると、本体部3から突設したフック部17の先端に形成してある係止体が、シェーバヘッド6の刃フレーム5の長手方向Y両端の内側面に凹設した被係止部31に嵌合して係止され、これによりシェーバヘッド6が本体部3に着脱自在に装着される。そして、上記装着状態において、本体ハウジング7の先端面から一部突出した伝達ギア16の歯面と、刃フレーム5内に設けてある伝達ギア30の歯面とが噛合うことで、本体部3内の駆動部2から両伝達ギア29,30を介して内刃20にまで駆動力を伝達して該内刃20を回転中心軸Aを中心に回転駆動させる駆動機構が形成されるものである。
しかして、上記の装着状態で操作スイッチ8を操作し、制御回路1により駆動モータ10を回転駆動させると、本体部3内にてギア14及び伝達ギア16を介して駆動力が伝達され、更にシェーバヘッド6内にて伝達ギア30及びギア29を介して伝達された駆動力により支持軸部18が回転中心軸Aを中心として回転駆動される。このとき内刃20を構成する内刃基台21は支持軸部18と一体に回転駆動され、したがって内刃基台21に支持される複数の内刃ブレード22も回転中心軸Aを中心に回転駆動されることとなる。ここで、上記したように内刃ブレード22は外刃4と一致する曲率半径で長手方向Yに沿って湾曲させた刃先24を有するものであり、したがって内刃20は各内刃ブレード22の刃先24から回転中心軸Aまでの距離を、長手方向Yにおける中央部分から両端側に近付くほど短くなるように形成したものであるとともに、付勢ばね28によりこの刃先24側を外刃4内面に押圧させているので、内刃ブレード22はその刃先24を良好な密接状態で外刃4の内面に押圧させながら回転中心軸Aを中心に回転駆動され、外刃4の刃孔から導入された髭等が該外刃4内面に対して円周方向に摺動する内刃ブレード22の刃先24で円滑に切断されるようになっている。
ここで、髭剃り時の使用に際しては、ネット状の外刃4をその短手方向Xだけでなく長手方向Yに沿っても外方に凸となるように湾曲形成させていることで、顎下等の窪み部分に対しても外刃4がフィットし易くなるとともに接触面積も大きくなっており、したがって髭を効率的に処理することが可能になっている。上記外刃4の長手方向Yの湾曲は、その曲率半径を150〜350mm程度とすることが肌当りの面で好ましい。
加えて、内刃20の製造に際しては、複数個ある内刃ブレード22の長手方向Yに伸びる刃先24を外刃4と同様の曲率半径となるように湾曲形成しておけば、内刃ブレード22の内刃基台21への取付作業をそれ程厳密に行わずとも、内刃ブレード22の刃先24はばね付勢により外刃4内面に良好に密着することとなるので、加工コストを抑制して安価に提供することが可能なものである。
なお、本例においては駆動機構として上記各ギア14,16,29,30から構成されるものを用いているが、これに限定されず駆動軸部18を回転駆動させる機構であれば他の構造であっても構わない。また、図5(b)に示すように外刃4と内刃20とを複数対備えたものであってもよく、この場合には駆動軸部18を複数備えてあり且つ駆動機構が各駆動軸部18を回転駆動させるものであればよい。
次に、本発明の実施の形態における他例の電気かみそりについて、図6〜図8に基づいて説明する。なお、本例の構成のうち一例と同様の構成については詳しい説明を省略し、一例と相違する構成についてのみ以下に詳述する。本例の外刃4は図6や図8に示すようなものであって、一例と同様に、多数の刃孔を有する薄板状の部材を、その短手方向Xに沿って外側に凸となり、且つその長手方向Yに沿っても外側に凸となるように湾曲形成したものであるが、短手方向Xの曲率半径については、長手方向Yのいずれの個所においても同一となるように形成している。
また本例の内刃20は、図6や図7に示すようなものであって、一例と同様に、刃フレーム5内に支持される支持軸部18と嵌合する円筒状の内刃基台21と、この内刃基台21の外側周面上の周方向に一定間隔を隔てた各個所に支持される複数の内刃ブレード22とで主体を成すものであるが、以下の点で一例と相違している。即ち、本例の内刃20の内刃基台21は、例えばゴムやエラストマーである弾性体から形成される円筒状の部材であって、長手方向Yに貫通する貫通穴23内に、長手方向Yに伸び且つ外刃4側に向けて凸となるように湾曲した支持軸部18が嵌入され、この支持軸部18、即ち長手方向Yに伸び且つ外刃4側に向けて凸となるように湾曲した回転中心軸Aを中心として、弾性変形を伴いながら回転自在となっている。また、内刃基台21はその長手方向Yの端部と、同じく支持軸部18と回転自在に嵌合するギア部40とを連結させており、該ギア部40は伝達ギア30と噛合わせている。
本例の内刃ブレード22は、上記弾性体から成る内刃基台21の外側周面上の周方向に一定距離を隔てた各箇所において、それぞれ長手方向Yに複数個だけ連設されるものである。ここで、各箇所における内刃ブレード22の配置は、図示例のように他の個所の配置と比べて長手方向Yにずらしておくことが好ましい。
内刃ブレード22は一例と略同様の形状であるが長手方向Yの長さは1/3程度であり、内刃ブレード22の長手方向Yの両端部分に穴41を穿設して形成してある接続部42を、同時成形により内刃基台21に埋設させることで、各内刃ブレード22を内刃基台21に立設させて取付けている。各内刃ブレード22と内刃基台21との間には一例と同様の付勢ばね28を介在させており、この復元力を生じる付勢ばね28と、弾性体から成り復元力を生じる内刃基台21とが、内刃ブレード22の長手方向Yに伸びる刃先24を外刃40内面に押当てる付勢手段となっている。
上記構成の外刃4と内刃20を備えた本例のシェーバヘッド6を本体部3の先端部に被せた状態において、本体部3の操作スイッチ8を操作して駆動モータ10を回転駆動させると、本体部3側の駆動機構を介してシェーバヘッド6内にて伝達ギア30が回転駆動され、この駆動ギア30と噛合うギア部40が内刃基台21を一体に回転駆動させる。ここで、内刃基台21は弾性変形を生じながら、上記のように外刃4側に向けて凸となるように湾曲した支持軸部18即ち該支持軸部18の回転中心軸Aを中心として回転駆動され、したがって内刃基台21に支持される各内刃ブレード22も回転中心軸Aを中心に回転駆動されることとなる。
各内刃ブレード22は、外刃4と一致する曲率半径で長手方向Yに沿って湾曲させた刃先24を有するものであるから、各内刃ブレード22はその刃先24全体が外刃4の内面に良好に密着した状態で回転中心軸Aを中心に回転駆動され、外刃4の刃孔から導入された髭等が該外刃4の内面に対して円周方向に摺動する各内刃ブレード22の刃先24で円滑に切断されるようになっている。
上記構成の電気かみそりを用いることで、顎下等の窪み部分に対しても外刃4がフィットし易くなって髭等の効率的な処理が可能になることや、加工コストを抑制して安価に提供することが可能になることは一例と同様であるが、本例においては更に外刃40の短手方向Xの曲率半径が、長手方向Yに沿って相違せず均一に保持されているので、使用者にとっても肌に当てて有効に使い易く且つ加工コストも抑制可能な外刃40となっている。
なお、本例の電気かみそりにおいても、駆動機構は内刃基台21が回転中心軸Aを中心に回転駆動されるものであれば他の構造であっても構わない。また、外刃4と内刃20とを複数対備えたものであってもよく、この場合には、駆動軸部18を複数備えてあり且つ駆動機構が各駆動軸部18に支持される内刃基台21を回転駆動させるものであればよい。
また、図9に示すように、駆動軸部18をその湾曲凸方向が短手方向Xの一方(図示例では白抜き矢印方向)に多少傾斜するように取付けた構造としても構わない。この場合、外刃4は駆動軸部18と同程度だけ傾斜した形状とし、内刃基台21の回転駆動に伴って内刃ブレード22の刃先24が外刃4内面に摺動するように設ける。上記構造により、外刃4の傾斜した湾曲凸方面の頂面においては顎下等の窪み部分に対してフィットし易くなるような長手方向Yの湾曲を得ることができると同時に、外刃4の上端面においては滑らかな湾曲面を得ることが可能となる。
本発明の実施の形態における一例の電気かみそりのシェーバヘッドを示す断面図である。 同上の電気かみそりの内刃の構造を示す説明図である。 同上の電気かみそりの本体部を示す断面図である。 同上の電気かみそり全体を示す斜視図である。 同上の電気かみそりの平面図であり、(a)は外刃が一つ備えてある場合、(b)は外刃が二つ備えてある場合を示している。 本発明の実施の形態における他例の電気かみそりのシェーバヘッドを示す断面図である。 同上の電気かみそりの内刃の構造を説明するものであり、(a)は内刃全体の斜視図、(b)は内刃に嵌入される駆動軸部の斜視図である。 同上の電気かみそり全体を示す斜視図である。 同上の電気かみそりの駆動軸部を傾斜させた場合を示しており、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B線断面図である。 従来の電気かみそりの主要部を示す説明図である。
符号の説明
4 外刃
20 内刃
21 内刃基台
22 内刃ブレード
24 刃先
28 付勢ばね
A 回転中心軸
Y 長手方向

Claims (5)

  1. 長手方向に沿って外方に凸となるように湾曲形成されたネット状の外刃と、外刃の内面に接触する内刃と、外刃に対して内刃を摺動させる駆動機構とを具備する電気かみそりであって、上記内刃が、外刃の長手方向に伸びるように刃先を形成して成る内刃ブレードを内刃基台に支持させたものであり、且つ、上記駆動機構が、外刃の長手方向に伸びる回転中心軸を中心に上記内刃を回転駆動させるものであることを特徴とする電気かみそり。
  2. 上記内刃が、各内刃ブレードの刃先から回転中心軸までの距離を、外刃の長手方向における中央部分から両端側に近付くほど短くなるように形成したものであることを特徴とする請求項1に記載の電気かみそり。
  3. 上記内刃が、外刃の長手方向に沿って外方に凸となるように刃先を湾曲形成して成る内刃ブレードを、刃先の尖端方向にスライド自在となるように内刃基台に支持させるとともに、該尖鋭方向に内刃ブレードを付勢する付勢手段を備えたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気かみそり。
  4. 上記内刃の回転中心軸が、外刃側に向けて凸となるように湾曲させたものであることを特徴とする請求項1に記載の電気かみそり。
  5. 上記内刃の内刃ブレードが、弾性体から成る内刃基台に、外刃の長手方向に沿って複数連設されるものであることを特徴とする請求項4に記載の電気かみそり。
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