JP2006109378A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複写ジョブの実行中の原稿すり替え行為による不正な複写を防止することのできる画像形成装置を提供する。また、ボックス保存機能の使用によって入力時の複写制限が無効化されることのない画像処理装置、および画像読取装置を提供する。
【解決手段】画像処理装置10は、原稿40に付された無線タグ41から情報を読み取るための無線タグリーダ30を備える。複写ジョブ実行中、この無線タグリーダ30が繰り返し無線タグ41から無線タグ情報を読み取り、これとジョブ開始時に取得した無線タグ情報とを比較して、原稿すり替えの有無を検知する。すり替えを検知したときは実行中の複写ジョブを停止し、画像データを破棄する。また、無線タグ情報が所定の複写制限情報を含む場合、読み取った画像データを後の出力可能に保存するボックス保存機能の作動を禁止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線タグを利用して書籍などの原稿の不正な複写を防止する画像形成装置に関する。
RFID(Radio
Frequency IDentification;電波方式認識)を利用した無線タグが付された原稿を複写する際に、その無線タグから読み取った情報に基づいて複写権限を確認することにより、不正な複写を防止する方法が提案されている。
たとえば、特許文献1に開示された複写機では、ユーザの持つ無線タグに記録されたアクセス権と、別途機密文書に付した無線タグに記録されている機密レベルとを複写機が読み取り、ユーザのアクセス権が文書の機密レベルより高い場合にのみ、複写を許可するようになっている(特許文献1参照。)。
ここで、RFIDとは、微小な無線チップによりモノを識別・管理する仕組みで、小型タグに情報を記憶し、アンテナ側からの非接触電力伝送技術により、電池を持たず半永久的に電波や電磁波で読取器と交信することを可能とする技術である。
特開2001−160117号公報
上記の特許文献に記載されている複写機は原稿毎にジョブの実行可否判断をするが、ひとたびこれを許可するとその後は無線タグによるチェックを行なっていない。そのため、複写動作開始後に原稿をすり替えるような不正な行為までを抑制することができないという問題が生じていた。
ところで、最近のデジタル複写機は、読み取った画像データの保存だけをするジョブとして、ボックス保存機能を備えている場合が多い。この場合、原稿読み取り時に複写権限を確認して正当な権限を有する者のみにボックス保存機能の利用を制限したとしても、後に別人がこの保存された画像データを取り出し得るので、入力時の複写制限が無意味になってしまう。
また、1回の複写を前提に原稿読み取りの複写権限を許可したとしても、ボックス保存機能がある限り、複数部数の出力が可能となってしまう。
本発明は、これらの問題を解決しようとするものであり、管理したい原稿について、ジョブの実行中の原稿すり替え行為による不正な複写を防止することのできる画像形成装置を提供することを目的としている。
また、ボックス保存機能の使用によって入力時の複写制限が無効化されることのない画像処理装置、および画像読取装置を提供することを目的としている。
請求項1に係わる発明は、原稿の画像情報を読み取るための読取手段と、
前記読取手段による前記原稿の読取動作を含むジョブを実行するジョブ実行手段と、
前記読取手段の読み取り位置にある原稿に付されている無線タグから無線タグ情報を取得する無線タグリーダと、
前記無線タグリーダに前記無線タグ情報の取得動作を繰り返し実行させ、前記読取手段が前記原稿の読取動作を開始したときから、この読取動作を含むジョブが終了するまでの間に、前記無線タグ情報の取得結果の変化を監視することにより原稿すり替え行為を検知する監視手段と
を有する
ことを特徴とする画像形成装置である。
上記発明の監視手段によれば、ジョブの開始から終了にわたり、そのジョブに係わる原稿の無線タグから無線タグ情報を取得する動作を繰り返し、その無線タグ情報の変化を継続的に監視する。これにより、当該原稿を他の原稿にすり替える行為があった場合、取得した無線タグ情報の変化から、こうした行為を検知することが可能になる。
ここで、無線タグ情報取得結果の変化には、以下の3つの態様がある。
第1は、無線タグリーダが無線タグ情報を取得している状態から、無線情報が取得できなくなる状態に変化する態様である。これは、無線タグを付した原稿をジョブの終了までに取り去ったり、無線タグが付されていない別の原稿にすり替えたりする行為が相当する。
第2は、無線タグリーダが無線タグ情報を取得していない状態から、無線タグ情報の取得を開始する状態に変化する態様である。これには、無線タグなし原稿をジョブの終了までに無線タグ付きの原稿にすり替える行為が相当する。
最後は、無線タグ情報の内容が変化する態様である。これには、無線タグ付きの原稿をジョブの終了までに別の無線タグ付きの原稿にすり替える行為が相当する。
以上の無線タグ情報の変化を監視することで、それぞれの変化に相当する上述の各行為を総称した「すり替え行為」を検知することが可能となる。
この場合において、無線タグ情報の取得動作を繰り返し実行する動作は、連続的な動作であってもよいし、中央処理装置(CPU)の処理負担軽減のため間欠的(たとえば1秒間隔)な動作でもよい。
監視手段が無線タグ情報の変化を原稿のすり替え行為として検知する過程としては、無線タグ情報の変化があったという事実を、そのまま原稿のすり替え行為の検知であると判断してもよく、無線タグ情報の変化があったという事実から、その情報変化の内容を判定し、その判定結果から原稿のすり替え行為の有無を判断してもよい。
監視するジョブは、複写に限らず、ファクシミリ機能などその原稿の複製が作成される他の機能とであってもよい。また、無線タグを付した原稿は、書籍、文書などの紙資源に限らず、写真フィルムやマイクロフィルムなど無線タグを付することのできる、視覚情報媒体であればよい。
請求項2に係わる発明は、前記監視手段が、前記原稿すり替え行為を検知した場合には、実行中のジョブを中止する原稿すり替え防止手段を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
上記発明によれば、ジョブ実行を許可された原稿についてすり替え行為があった場合、そのジョブの実行が中止される。
たとえば、複数枚数の画像情報を読み取って、それらを後にまとめて複写画像形成するジョブにおいて、複数ページの画像読み取りの途中に原稿がすり替えられたことを監視手段が検知すると、それ以降の原稿読取動作および、すでに読み取った画像を含む出力処理が中止される。
請求項3に係わる発明は、前記読取手段が読み取った画像データを記憶する画像記憶手段と、
前記監視手段が、前記原稿すり替え行為を検知した場合には、前記画像記憶手段に記憶した前記画像データを破棄する画像データ破棄手段と
を有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置である。
上記発明によれば、ジョブ実行を許可された原稿についてすり替え行為があった場合、その画像形成装置の画像記憶手段に記憶した画像データを破棄する。画像記憶手段に残っている画像データが、後のジョブや不正な手段などによって読み出されることが防止される。
画像データの破棄方法としては、データ管理上消去する方法、データそのものを破壊する方法から、その管理目的に合った方法を採用すればよい。
請求項4に係わる発明は、前記監視手段は、前記ジョブ実行手段が所定の中断原因によりジョブの実行を停止したときは前記監視を停止し、
前記ジョブ実行手段の実行再開に伴い前記監視を再開する
ことを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置である。
上記発明によれば、実行中のジョブが紙詰まりなどの原因により、一時的に停止している間は、監視手段による原稿すり替え行為の監視を停止する。
ここで、監視手段は監視停止前の無線タグ情報を監視停止の前後を通じて保持し、監視再開時に取得した無線タグ情報と停止前のそれとの変化を確認する。そして、監視手段の停止前後において無線タグ情報が変化せず、あるいは変化内容の判定結果が許容された結果である場合、監視手段は当該停止期間中に原稿すり替え行為がなかったと判定する。これにより、監視手段は、ジョブ中断時の原稿の取り去りを可能としつつ、その目的を達成することができることとなる。
中断原因としては、画像形成装置の使用において一般的に予想される紙詰まりやトナー切れなど原稿を取り去って対処しなければならない不具合を製造時に予めセットしておく。
ただし、単なる給紙切れなど原稿を取り去る必要がない場合は、上記所定の中断原因に含めなくてもよい。
請求項5に係わる発明は、前記監視手段は、所定の猶予時間を計時するタイマを有し、
無線タグ情報の取得結果に変化があったとき前記タイマを起動し、
このタイマのタイムアップ前に無線タグ情報の取得結果が変化前の状態に復帰しない場合に前記原稿すり替え行為の発生を検知する
ことを特徴とする請求項2、3または4に記載の画像形成装置である。
上記発明によれば、監視手段が原稿すり替え行為を検知し、タイマに設定されている猶予時間の計時を開始し、当該猶予時間の終了、即ちタイムアップまでに、無線タグリーダがもとの原稿の無線タグ情報を再び取得すれば、実行中のジョブが中止されることや、画像記憶手段に保存されている画像データが破棄されることはない。
これにより、書籍の複数ページの画像を読み取るため、ページをめくる場合など、無線タグリーダの通信可能範囲から原稿を離すたびにこれを原稿すり替え行為として検知してしまう監視手段の必要以上の動作を防止できる。
さらに、タイマによる猶予時間の計時開始と同時に実行中のジョブを停止するように設定してもよい。こうすれば、猶予時間があることを悪用して、ジョブの継続中に原稿をすり替え、タイムアップまでにすり替えた原稿を元に戻すような、監視のすり抜け行為を防止することができる。
請求項6に係わる発明は、前記読取手段による原稿の読取動作と、読み取った画像データの記憶のみとを処理内容とするボックス保存ジョブを実行可能なジョブ実行手段と、
前記無線タグリータが取得した無線タグ情報が所定の複写制限情報を示す場合に、前記原稿に対する前記ボックス保存ジョブの実行を禁止するボックス保存禁止手段と
を有する
ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載の画像形成装置である。
上記発明によれば、複写制限された原稿について、後の別人による出力や多部数の出力が可能な、ボックス保存ジョブによる原稿読取が制限される。
ここで、複写制限情報は、原稿が無線タグ付きであれば全て複写制限情報を示すものとしてもよいし、無線タグ情報のなかのある特定の情報を判別して複写制限情報を示すものとしてもよい。
請求項7に係わる発明は、原稿の画像を読み取るための読取手段と、
前記読取手段による原稿の読取動作と、読み取った画像データの記憶のみとを処理内容とするボックス保存ジョブを実行可能なジョブ実行手段と、
前記原稿に付されている無線タグから、その無線タグに記憶されているタグ情報を取得する無線タグリーダと、
前記無線タグリーダが取得した無線タグ情報が所定の複写制限情報を示す場合に、前記原稿に対する前記ボックス保存ジョブの実行を禁止するボックス保存禁止手段と
を有する
ことを特徴とする画像読取装置である。
上記発明によれば、画像読取装置において、画像データを後の出力のために保存しておくボックス保存ジョブの実行を制限することができる。
これにより、ジョブ受付時に原稿の複写権限を制限する手段を有する画像読取装置において、権限を有さない別人が保存されていた画像データを後から取り出す行為を予防することができる。
また、複写枚数を制限する手段を有する画像読取装置において、保存された画像データから制限枚数を超えた複製画像を出力する行為も予防することができる。
本発明に係わる画像形成装置によれば、原稿に付した無線タグに記憶されている無線タグ情報の読み取り結果をジョブ実行中に繰り返し監視することで、不正な原稿のすり替え行為を検知することができる。
原稿すり替え行為を検知した場合、実行中のジョブを中止する手段を有するものでは、原稿すり替え行為を行なったユーザが、複写物を不正に取得することが防止される。
監視手段が原稿すり替え行為を検知した場合、画像記憶手段に記憶した画像データを破棄するものでは、当該ジョブ終了後、画像データが画像記憶手段から読み取られ、画像情報が漏洩することを防止できる。
ジョブ中断中に、監視動作を停止するものでは、ジョブ中断中に原稿を取り去っても、ジョブが中止されたり画像データが破棄されたりしないので、原稿を取り去って中断原因の解消措置を円滑に行なうことが可能になる。
監視状態が変化してから所定の猶予時間の経過前に監視状態が元の状態に戻らない場合に限り、原稿のすり替え行為ありと検知するものでは、一時的な変化が許容されるので、書籍のページをめくる間などにジョブが中止されなくなり、複数ページにわたる書籍の読み取り作業を1つのジョブとして連続処理することが可能になる。
複写制限された原稿に対するボックス保存ジョブの実行を禁止するものでは、後の別人による出力や多部数の出力によって原稿読取時の権限確認が無意味化することが防止される。
また、複写枚数を制限する手段を有する画像読取装置に対して、保存された画像データから制限枚数を超えた複製画像を出力する行為も予防することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わる画像形成装置10の電気的構成を示している。
画像形成装置10は、原稿を読み取ってその複製画像を記録紙上に形成する複写機としての機能を有している。画像形成装置10はさらに、原稿を読み取って対応する画像データを出力するスキャナ機能や受信した印刷データに応じて印刷するプリンタ機能などを備えた複合機として構成されている。
ここで、本発明の実施の形態に係わる画像形成装置10は、原稿の読取動作開始から、この読取動作を含むジョブが終了するまでの間に、原稿に付されている無線タグから情報を繰り返し読み取ることにより、原稿のすり替えを検知する監視手段を有している。
画像形成装置10は、その動作を統括制御する制御部としてのCPU(中央処理装置)11と、ROM(リード・オンリ・メモリ)12とRAM(ランダム・アクセス・メモリ)13とを主要部とした回路で構成されている。
ROM12は、CPU11が実行するプログラムや各種固定データを記憶している。RAM13は、CPU11がプログラムを実行する際に各種データを一時的に格納するワークメモリや、回転処理などを施すために画像データを少なくとも1ページ分格納するページメモリとして機能する。
さらに、CPU11には表示手段20と、パネル操作手段21と、タイマ22と、画像読取手段23と、画像記憶手段24と、画像処理手段25と、画像形成手段26と、画像出力手段27と、無線制御部31とが接続されている。
表示手段20は、液晶ディスプレイで構成され、ユーザに各種の案内表示や状態表示を行なう機能を果たす。表示手段20は、複写機能やファクシミリ機能、プリンタ機能、スキャナ機能などの機能毎に個別の操作画面が切り替え表示される。
パネル操作手段21は、各種の操作スイッチと表示手段20の表面を覆うタッチパネルで構成され、ユーザからの各種の操作を受け付ける機能を有する。
画像読取手段23は、原稿画像を読み取って対応する画像データを取り込む機能を果たす。画像読取手段23は、原稿を照射する光源と、原稿をその幅方向に1ライン分読み取るラインイメージセンサと、ライン単位の読取位置を原稿の長さ方向に移動させる移動手段と、原稿からの反射光をラインイメージセンサに導いて結像させるレンズやミラーからなる光学経路とを備えている。ラインイメージセンサはCCD(Charge Coupled Device)で構成される。ラインイメージセンサが出力するアナログ画像信号はA/D変換され、デジタルの画像データとして取り込まれる。
画像記憶手段24は、圧縮された画像データや印刷データなどを格納するための大容量の記憶装置である。ここではハードディスク装置(HDD)を使用している。
画像処理手段25は、画像データを拡大・縮小する機能、画面を回転させる機能などを果たす。
画像形成手段26は、画像データに対応する画像を電子写真プロセスによって記録紙上に形成して出力する機能を果たす。画像形成手段26は、記録紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、レーザユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置とを有するいわゆるレーザープリンタとして構成されている。
画像出力手段27は、画像記憶手段24に格納されている画像データを画像形成手段26の動作タイミングに合わせて画像形成手段26に供給する機能を果たす。
無線タグリーダ30は、書籍などの原稿40に付いている無線タグ41と通信するためのアンテナ32と無線制御部31とからなる。無線制御部31は、アンテナ32を通じて無線タグ41とデータを送受信したり無線タグ41に電力供給したりするための通信制御を行なう。
無線タグ41は、無線通信機能を備えた電子荷札であり、外部から電磁的に電力の供給を受けて動作するICチップとアンテナとを内蔵している。無線タグ41は、RFIDを使用している。無線タグ41のICチップは、不揮発性メモリを内蔵し、これに記憶されているデータ(無線タグ情報)を読み出して無線送信する機能を備えている。
書籍などの原稿40に付された無線タグ41には、無線タグ情報として、その原稿40を特定するための識別子、識別名、当該原稿のセキュリティレベルなど、原稿に無線タグを付して管理するうえで管理者が必要と判断した任意の情報が格納されている。
また、CPU11は画像読取手段23で読み取っている原稿のすり替え行為を監視する監視手段50と、原稿のすり替え行為を検知したとき実行中のジョブを中止する原稿すり替え防止手段51と、画像記憶手段24に記憶している画像データの破棄を指示したりする画像データ破棄手段52と、無線タグ41が所定の複写制限情報を示す場合にボックス保存ジョブの実行を禁止するボックス保存禁止手段53としての機能を有している。
図2は、原稿に付す無線タグ41に予め無線タグ情報を書き込むための無線タグ情報書き込みシステムの構成を示している。このシステムは、端末装置60と無線タグリーダ・ライタ61とからなる。
同システムは、たとえば、図書館などで多数の書籍(原稿)を管理する場合に、それら多数の書籍の無線タグにそれぞれ必要な情報を書き込むために使用される。
端末装置60は、管理者が必要な無線タグ情報を入力したり、既に無線タグ41に書き込まれている情報を読み取ったりするためのインターフェースとしてキーボードや表示画面を備えている。
無線タグリーダ・ライタ61は、端末装置60にて入力した情報を無線タグ情報として無線タグ41に書き込んだり、逆に無線タグ41の無線タグ情報を端末装置60に出力するために読み取ったりする。
図3は、無線タグリーダ30のアンテナ32の取り付け位置を示している。画像形成装置10は、画像読取手段23で読み取る書籍などの原稿40を載置するための原稿台33を備えており、アンテナ32は、原稿台33に載置された原稿40の無線タグ41と通信可能なように、原稿台33の近傍に配置されている。この例では、原稿台33が有するプラテンガラスの内側であって露光走査の邪魔にならない位置にアンテナ32を配置してある。
図4は、画像形成装置10の操作パネル70を示している。操作パネル70は、表示手段20とパネル操作手段21とを有する。パネル操作手段21は、画像形成装置10の基本操作をするための各種操作ボタンと、表示手段20の画面を覆うタッチパネルとから構成される。このタッチパネルから複写機能などの詳細設定ができる。
図5は、画像形成装置10が原稿を複写する際のCPU11の動作フローを示している。また、図6から図9は、図5に示すフローの各動作において画像形成装置10の表示手段20に表示される、各種の表示画面を示している。
図6は、初期画面として表示手段20に表示されているコピー機能基本画面100である。本画面100は、設定内容をユーザに通知するための各種案内を表示するガイド表示部101と、設定内容を変更するための各種操作ボタンが配置された操作部102とで構成されている。
ユーザが原稿を複写するため、無線タグ41の付された原稿40を画像形成装置10の原稿台33に乗せると、無線タグ41からの信号をポーリングしている無線タグリーダ30は、無線タグ41から無線タグ情報を取得し、CPU11は無線タグを認識する(図5、ステップS101;Yes)。
無線タグ情報には、管理者が原稿を管理するうえで必要と考えた、直接原稿すり替え行為監視には必要でない情報も含まれる場合がある。そこで、CPU11は、取得した無線タグ情報に監視が必要な原稿であることを示す特定の監視情報が含まれているか否かを判定する。判定の結果、無線タグ情報が監視情報を含むと認識した場合、CPU11は、その監視情報を内部のレジスタ部に記憶する(ステップS102;Yes、S103)。
上記のように監視情報を認識した状態で複写ジョブの投入を受け付けた場合は、原稿の不正な複写を制限するコピー機能制限モードで複写ジョブ受け付けの準備をする(ステップS104)。
ユーザが図6の操作部102から当該原稿40の複写に対して必要なジョブ情報を入力し、図4に示した操作パネル70のパネル操作手段21に設置されたスタートボタンを押すと、CPU11は当該複写ジョブを受け付ける(図5、ステップS105)。
図7は、コピー機能制限モードで複写ジョブを実行した場合に表示手段20に表示される原稿監視通知画面110である。
この画面110では、ガイド表示部111に原稿監視メッセージが表示され、当該複写ジョブの実行中に原稿40を他の原稿と取り替えないよう注意を促すメッセージが表示される。
また、ガイド表示部111の下欄には、原稿情報112として、たとえば書籍名や識別子を表示することにより、原稿監視メッセージにて注意を促している原稿が具体的にどれを指すのかをユーザに表示する。
複写ジョブ受け付け後、監視手段50は画像読取手段23が原稿の読取動作を開始したときから、その複写ジョブが終了するまでの間、連続的もしくは間欠的に無線タグ情報を受信し、その受信結果とレジスタ部に記憶してある監視情報とを対比することで原稿すり替え行為の有無を監視する(図5、ステップS106〜S108)。
ここで、ステップS107において、監視手段50が原稿すり替え行為を検知する判断は、無線タグ情報が変化したという事実のみを原稿のすり替え行為であるとしてもよい。また、無線タグ情報と監視情報との同一性が損なわれた場合、これを原稿すり替え行為と判断してもよい。さらには、無線タグ情報の変化があったという事実から、その情報変化の内容を判定し、その判定結果から原稿のすり替え行為の有無を判断してもよい。
単に無線タグ情報に変化があった場合、これを原稿すり替え行為と判断する例では、監視情報がどのようなものであってもよい。その原稿40が画像読取手段の画像読取位置から取り去られ、当該原稿40に関する無線タグ情報が取得できない状態になっただけでも、これを原稿すり替え行為の検知とする。
無線タグ情報と監視情報との同一性の欠損を原稿すり替え行為と判断する場合には、たとえば、監視情報として各原稿を識別可能な識別子(書籍のISBNコードなど)を採用する。そして、ジョブ実行中に無線タグリーダで間欠的に取得している識別子がレジスタ部に記憶されている監視情報と異なる情報(たとえば、他の識別子)を取得したら、その同一性が損なわれた事実を原稿すり替え行為として検知する。
無線タグ情報の変化の内容を判定する場合として、たとえば、原稿をセキュリティレベルごとに区分し、ジョブの実行中その原稿のセキュリティレベルを外れる原稿へのすり替え行為だけを監視する場合がある。この場合には、監視情報にセキュリティレベルを採用する。そして、レジスタ部に記憶されている監視情報のセキュリティレベルをしきい値として判定に用い、無線タグリーダが取得したセキュリティレベルが変化しても、これらのうち、しきい値を外れた変化だけを原稿すり替え行為であると検知するようにしてもよい。
複写ジョブ実行の間、そのジョブに係わる無線タグ41について上述の判断を繰り返し、複写ジョブの終了に伴い無線タグ41の監視も終了する(ステップS108;Yes)。
監視手段50が原稿すり替え行為を検知した場合(ステップS107;Yes)、原稿すり替え防止手段51は実行中の複写ジョブを中止し、画像データ破棄手段52は当該ジョブの実行中に画像記憶手段24に記憶した画像データを破棄し(ステップS109)当該複写ジョブは終了となる。
図8は、原稿すり替え行為が検知された場合に表示手段20に表示される第1の原稿すり替え検知画面120である。
この画面120では、ガイド表示部121に原稿すり替え検知メッセージが表示される。このメッセージには、原稿が取り去られたか、他の原稿に取り替えられたかしたことにより監視中の原稿が変化したため、実行中のジョブが中止された旨をメッセージが表示される。
さらに、ガイド表示部121の下欄に警告表示122を表示し、ユーザに警告内容に対する注意を喚起する。
この画面が表示された場合、一定時間経過後自動的に、もしくはパネル操作手段21のリセットボタンを押すと、表示手段20にコピー機能基本画面100が表示され、最初から操作をやり直すことができる。
図5において、無線タグリーダ30が無線タグ情報を取得しない場合(ステップS101;No)、あるいは監視手段50が無線タグ情報に監視情報が含まれていないと判断した場合(ステップS102;No)、監視手段50はレジスタ部に「監視情報なし」の状態を記憶する(ステップS109)。
上記のように「監視情報なし」の状態で複写ジョブの投入を受け付けた場合は、ジョブ実行中に無線タグの付された原稿へのすり替えを防止する「通常コピーモード」で複写ジョブ受け付けの準備をする(ステップS110)。
ユーザが図6の操作部102から当該原稿40の複写に対して必要なジョブ情報を入力し、図4に示した操作パネル70のパネル操作手段21に設置されたスタートボタンを押すと、CPU11は当該複写ジョブを受け付ける(図5、ステップS105)。
複写ジョブ受け付け後、監視手段50は画像読取手段23が原稿の読取動作を開始したときから、その複写ジョブが終了するまでの間、連続的もしくは間欠的に無線制御部31を作動させ、無線タグ情報の取得を試みる(図5、ステップS106〜S108)。
そして、複写ジョブ開始前、「監視情報なし」とレジスタ部に記憶した原稿について複写ジョブの実行途中において、監視情報が取得された場合、これを原稿すり替え行為があったとして検知する(ステップS107;Yes)。
複写ジョブ実行の間、そのジョブに係わる原稿について上述の判断を繰り返し、複写ジョブの終了に伴いその原稿からの監視情報取得動作も終了する(ステップS108;Yes)。
監視手段50が原稿すり替え行為を検知した場合(ステップS107;Yes)、原稿すり替え防止手段51は実行中の複写ジョブを中止し、画像データ破棄手段52は当該ジョブの実行中に画像記憶手段24に記憶した画像データを破棄し(ステップS109)当該複写ジョブを終了する。
図9は、通常モードで複写ジョブを受け付けた画像形成装置10が無線タグ付の原稿を検知したとき表示手段20に表示される第2の原稿すり替え検知画面130である。
この画面130では、ガイド表示部131に原稿すり替え検知メッセージが表示され、通常モードでは複写できない原稿が検出されたため、実行中のジョブが中止された旨のメッセージが表示される。
さらに、ガイド表示部131の下欄に警告表示132を表示し、ユーザに警告内容に対する注意を喚起する。
この画面130が表示された場合、一定時間経過後自動的に、もしくはパネル操作手段21のリセットボタンを押すと、表示手段20にコピー機能基本画面100が表示され、最初から操作をやり直すことができる。
以上、監視手段50には、無線タグ情報の同一性が損なわれた場合、これを原稿すり替え行為と検知できる機能が含まれることを図5のフロー図を用いて説明した。これは、複写ジョブを実行した原稿40と監視手段50が監視している無線タグ41との関係を1対1で特定でき、他の原稿に変更されないことを保障する機能をも有することを意味する。
この効果を利用すれば、原稿毎無線タグを付してこれに複写枚数を制限する情報(たとえば複写枚数)を記憶させておき、複写を実行するたびにこの制限情報を減算し、最初に設定した制限情報以上の複写を禁止するようなシステムに利用することも可能となる。
ある原稿を複写した結果が別の原稿に付されている無線タグに反映されてしまうような、その原稿に対する複写制限を無意味にする原稿すり替え行為を防止できるからである。
図10は、監視手段50による監視を所定の中断原因により停止するようにした場合に、図5のステップS106とステップS107との間に挿入されるCPU11の動作を示している。
実行中の複写ジョブが所定の中断原因により中断しない限り(ステップS201;No)、CPU11の動作は図5で説明したものと変わりない。
ここで、実行中の複写ジョブが所定の中断原因により中断すると(ステップS201;Yes)、監視手段50は無線制御部31の作動を停止させることで原稿すり替え行為の監視を停止する(ステップS202)。そして、当該中断原因に係わる画像形成装置10の不具合が解消し、中断されていた複写ジョブが再開されると(ステップS203;Yes)、再び無線タグ41について原稿すり替え行為の監視を再開する(ステップS204)。
この間、表示手段20の表示は、図7の原稿監視通知画面110から画像形成装置10の中断原因を復旧するための図示省略のジャム情報画面に切り替わる。そして、当該中断原因が復旧し、パネル操作手段21のスタートボタンを押すと再び原稿監視通知画面110が表示される。
図11は、図5のフロー図のS’部において、タイマ22に所定の猶予時間が設定される場合のCPU11の動作を示している。ここで、図5で既に説明したステップは、図5のステップ番号のまま表示している。
複写ジョブ受け付け後、CPU11は無線タグ41について原稿にすり替え行為を監視しながら複写ジョブを実行する(図11、ステップS106)。
そして、監視手段50が原稿すり替え行為を検知しない場合(ステップS107;No)、CPU11は図5における場合と同じ要領(ステップS106〜S108;No)で監視を継続しながら当該複写ジョブを実行する。
ここで、監視手段50が原稿すり替え行為を検知した場合(ステップS107;Yes)、タイマ22が所定の猶予時間の計時を開始する(ステップS301)。
タイムアップ前に監視手段50による原稿すり替え状態の検知が解消された場合(ステップS302;Yes)、CPU11はタイマ22の計時を停止し、タイマ22をリセットして(ステップS304)、複写ジョブを継続する(ステップS106)。
監視手段50による原稿すり替え行為の検知状態が解消されない場合(ステップS302;No)、タイムアップとなるまではタイマ22による計時を継続しつつ監視手段50が原稿すり替え状態の検知が解消されたか否かの判断を繰り返す(ステップS303;Yes)。
タイマ22が猶予時間の計時を完了しタイムアップとなった場合(ステップS303;No)、原稿すり替え防止手段51は実行中の複写ジョブを中止し、画像データ破棄手段52は当該ジョブの実行中に画像記憶手段24に記憶した画像データを破棄し(ステップS109)当該複写ジョブを終了する。
図12は、監視手段50が原稿すり替え行為を検知して、タイマ22が猶予時間の計時を開始した後に表示手段20に表示されるタイマ計時開始通知画面140である。
この画面では、ガイド表示部101にタイマ計時開始メッセージ141が表示され、表示時間内に原稿をもとの位置に戻さないと実行中のジョブが中止になる旨が表示される。
さらに、タイマ計時開始メッセージ141の下欄にタイマ表示142がその原稿情報と共に表示され、どの原稿をあとどれだけの時間内で読み取り位置に戻すべきかを示す情報を表示する。
ここで、タイマに設定される猶予時間を、管理者やユーザが変更できる手段を有してもよい。
図13は、画像形成装置10が、ボックス保存機能を有する場合におけるボックス保存機能付コピー機能基本画面150である。
ここで、ユーザは画像データを保存したい原稿につき、ボックス保存ボタン151を押したあとパネル操作手段21のスタートボタンを押すことにより、画像記憶手段24に当該原稿に係わる画像データを保存することができる。
ここで、原稿40の無線タグ41に記憶されている無線タグ情報が、当該原稿についてのボックス保存を禁止する複写制限情報を有している場合、CPU11のボックス保存禁止手段53はボックス保存ボタン151からのボックス保存ジョブの受付を禁止する。
このとき、ガイド表示部101には、ボックス保存機能使用不可メッセージ152が表示され、当該原稿40についてボックス保存ジョブが実行できない旨の注意をユーザに促す。
また、ボックス保存ボタン151は、グレイアウト表示となり(ボックス保存機能ボタン(使用不可時)153)、ユーザが当該ボタンを押してもボックス保存ジョブを受け付けない状態になる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
画像形成装置10の有する機能のなかでも、複写機能を中心に説明したが、その他、複合機の有する各種機能のうち、原稿の読み取りと読み取った原稿の複製動作を含む機能、たとえばファクシミリ機能、画像情報を読み込んでEメールで送信する、スキャン・トゥ・Eメール機能などについては、本発明を適用した原稿すり替え行為の監視を中心とした前述の各管理手段を適用することができる。
上述の実施の形態では、監視手段50が原稿すり替え行為を検知した場合、これを画像形成装置10に備え付けられた表示手段20に表示し、ユーザにその事実を知らせる構成となっている。この機能は、画像形成装置10の表示手段20に限られる必要はなく、画像形成装置10が通信制御部を有し、電話回線や各種ネットワークに接続されて、すり替え操作の事実を他の情報端末に送信する構成を有していてもよい。
監視手段50が監視する原稿は、実行中のジョブが画像形成装置10が有する割込機能を用いて、別の原稿に関する複写ジョブが割り込んだ場合、割り込まれたジョブについての監視を停止してもよい。この場合、当該割込複写中、監視手段50は割り込みをした新たな原稿につき、原稿すり替え行為の監視を行なう。そして、割り込まれた原稿についての監視情報は監視手段50のレジスタ部に別途記憶しておき、割込複写が完了し、割り込まれた複写ジョブが再開すると同時に当該原稿に関する原稿すり替え行為の監視を再開するように構成することもできる。
本発明の実施の形態に係わる画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係わる無線タグ情報書き込みシステムの構成図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置における無線タグリーダの取り付け位置を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置のパネル操作手段を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置が原稿を複写する際の動作を示す流れ図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置の表示手段に表示されるコピー機能基本画面の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置の表示手段に表示される原稿監視通知画面の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置の表示手段に表示される原稿すり替え検知画面の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置の表示手段に表示される原稿すり替え検知画面の他の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置が原稿を複写する際に、所定の中断原因により監視手段が停止する場合の動作を示す流れ図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置が原稿を複写する際に、タイマに猶予時間が設定されている場合の動作を示す流れ図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置の表示手段に表示されるタイマ計時開始通知画面の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置の表示手段に表示されるボックス保存機能付コピー機能基本画面の一例を示す説明図である。
符号の説明
10…画像形成装置
11…CPU
12…ROM
13…RAM
20…表示手段
21…パネル操作手段
22…タイマ
23…画像読取手段
24…画像記憶手段
25…画像処理手段
26…画像形成手段
27…画像出力手段
30…無線タグリーダ
31…無線制御部
32…アンテナ
33…原稿台
40…原稿
41…無線タグ
50…監視手段
51…原稿すり替え防止手段
52…画像データ破棄手段
53…ボックス保存禁止手段
60…端末装置
61…無線タグリーダ・ライタ
70…操作パネル
100…コピー機能基本画面
101…ガイド表示部
102…操作部
110…原稿監視通知画面
111…ガイド表示部
112…原稿情報
120…第1の原稿すり替え検知画面
121…ガイド表示部
122…警告表示
130…第2の原稿すり替え検知画面
131…ガイド表示部
132…警告表示
140…タイマ計時開始通知画面
141…タイマ計時開始メッセージ
142…タイマ表示
150…ボックス保存機能付コピー機能基本画面
151…ボックス保存ボタン
152…ボックス保存機能使用不可メッセージ
153…ボックス保存機能ボタン(使用不可時)

Claims (7)

  1. 原稿の画像情報を読み取るための読取手段と、
    前記読取手段による前記原稿の読取動作を含むジョブを実行するジョブ実行手段と、
    前記読取手段の読み取り位置にある原稿に付されている無線タグから無線タグ情報を取得する無線タグリーダと、
    前記無線タグリーダに前記無線タグ情報の取得動作を繰り返し実行させ、前記読取手段が前記原稿の読取動作を開始したときから、この読取動作を含むジョブが終了するまでの間に、前記無線タグ情報の取得結果の変化を監視することにより原稿すり替え行為を検知する監視手段と
    を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記監視手段が、前記原稿すり替え行為を検知した場合には、実行中のジョブを中止する原稿すり替え防止手段を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記読取手段が読み取った画像データを記憶する画像記憶手段と、
    前記監視手段が、前記原稿すり替え行為を検知した場合には、前記画像記憶手段に記憶した前記画像データを破棄する画像データ破棄手段と
    を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記監視手段は、前記ジョブ実行手段が所定の中断原因によりジョブの実行を停止したときは前記監視を停止し、
    前記ジョブ実行手段の実行再開に伴い前記監視を再開する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記監視手段は、所定の猶予時間を計時するタイマを有し、
    無線タグ情報の取得結果に変化があったとき前記タイマを起動し、
    このタイマのタイムアップ前に無線タグ情報の取得結果が変化前の状態に復帰しない場合に前記原稿すり替え行為の発生を検知する
    ことを特徴とする請求項2、3または4に記載の画像形成装置。
  6. 前記読取手段による原稿の読取動作と、読み取った画像データの記憶のみとを処理内容とするボックス保存ジョブを実行可能なジョブ実行手段と、
    前記無線タグリータが取得した無線タグ情報が所定の複写制限情報を示す場合に、前記原稿に対する前記ボックス保存ジョブの実行を禁止するボックス保存禁止手段と
    を有する
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載の画像形成装置。
  7. 原稿の画像を読み取るための読取手段と、
    前記読取手段による原稿の読取動作と、読み取った画像データの記憶のみとを処理内容とするボックス保存ジョブを実行可能なジョブ実行手段と、
    前記原稿に付されている無線タグから、その無線タグに記憶されているタグ情報を取得する無線タグリーダと、
    前記無線タグリーダが取得した無線タグ情報が所定の複写制限情報を示す場合に、前記原稿に対する前記ボックス保存ジョブの実行を禁止するボックス保存禁止手段と
    を有する
    ことを特徴とする画像読取装置。
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