JP2006108985A - フレーム中継装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 出力先判定処理とフロー判定処理を実行する安価なスイッチを実現する。
【解決手段】 ヘッダ処理部100は、MACアドレスと本アドレスに対応するビット長が短いMACキー情報を管理して、入力フレームの送信元MACアドレスや宛先MACアドレスに対応するキー情報を判定するキー情報供給部120を備える。出力先判定処理部130は、宛先MACアドレスの代わりに対応するキー情報に基づいて出力先判定処理を実行する。フロー判定処理部140は、宛先MACアドレスと送信元MACアドレスに対応するキー情報に基づいてフロー判定を行う。キー情報供給部120は、同一のMACアドレスを複数設定する必要が無いため、ヘッダ処理部100は安価となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フレーム中継装置に係り、特に、入力フレームの出力先を判定する出力先判定処理部と、入力フレームの属するフローを判定するフロー判定処理部等を備えた安価なフレーム中継装置に関する。また、本発明は、特に、出力先判定処理部とフロー判定処理部の高速化と低コスト性を、CAM(Contents Addressable Memory)を用いて両立するフレーム中継装置に関する。
ネットワークを構成するスイッチは、入力するフレームの宛先MACアドレスからフレームを出力する出力回線を判定して転送する。スイッチ内の出力先判定処理部はこの出力回線を判定するための出力先判定処理を実行する。出力先判定処理部はMACアドレスと本アドレスに対応する回線の番号(回線番号)から成るフォワーディング・エントリを複数格納するフォワーディング・データ・ベース(Forwarding Data Base)を備える。フレームが入力するとヘッダ内の宛先MACアドレスとフォワーディング・エントリのMACアドレスの一致比較を行い、一致するエントリ内の回線番号を入力したフレームの出力回線の回線番号と判定する。一致するフォワーディング・エントリが存在しない場合、スイッチは入力フレームを全ての出力回線に転送するフラッディングを実行する。
出力先判定処理部は、出力先判定処理に加えてフォワーディング・データ・ベースを構築するためのアドレス学習処理を実行する。本処理では、フレーム入力時にフォワーディング・エントリ内のMACアドレスとヘッダ内の送信元MACアドレスを一致比較し、一致するフォワーディング・エントリが無い場合には、ヘッダ内の送信元MACアドレスと入力フレームが入力した回線番号をそれぞれフォワーディング・エントリのMACアドレス、回線番号として登録する。
非特許文献3においては高速検索用のデバイスであるCAM(Contents Addressable Memory)を用いた高速な出力先判定処理方法について記載されている。CAMは一致条件を複数備え、検索キーが入力されると複数の一致条件と検索キーの一致比較を実行する。一致する一致条件がある場合には一致条件に関連付けられた情報を出力し、一致する一致条件が無い場合には一致する一致条件が無いことを通知する。
図18に、非特許文献3を適用した出力先判定処理部の概念図を示す。非特許文献3における出力先判定処理部においては、図18に示すように、一致条件としてフォワーディング・データ・ベース内のMACアドレスが、関連付けられた情報としてこのアドレスに対応する回線番号がCAM1801に格納される。フレーム入力時にはCAM1801はフレーム内の宛先MACアドレスと一致条件であるMACアドレスを比較し、一致した一致条件に対応する回線番号を、入力フレームを出力する回線番号と判定する。また、アドレス学習処理においても、送信元MACアドレスと一致するフォワーディング・エントリの有無を、送信元MACアドレスを検索キーとしてCAM1801に入力すれば良い。
スイッチは出力先判定処理部に加えて、フロー判定処理部を備えている場合もある。フロー判定処理部はフレームのヘッダ内の情報から該フレームが属するフローを判定するフロー判定処理を行う。ここでフローとは、ヘッダ内の特定の情報が同一であるフレームの一連の流れ(フロー)である。フロー判定処理部は送信元アドレスや宛先アドレスなどのフレームヘッダ内の情報を組み合わせたフロー識別条件と、フロー識別条件に対応するフロー情報とを格納するフロー・エントリを複数備える。フロー制御としては、例えば、フレームの転送/廃棄を指示するフィルタ情報や、フレームの転送優先度を指示するQoS情報や、統計情報等のいずれか又は複数を含む事ができる。フレームが入力するとヘッダ内の情報とフロー識別条件が一致するフロー・エントリを探し出して、一致したエントリのフロー情報に基づいてフィルタ情報の判定やQoS情報の判定や統計情報収集処理を実行する。
非特許文献2では、「クロス・プロデューシング」と呼ばれるフロー判定処理を高速に実施する方法について記載されている。本方式では宛先アドレスや送信元アドレスなどの各フィールドの識別条件にフロー識別条件を分割する。フロー判定処理時には、分割したフロー識別条件と対応するヘッダ内の情報の一致比較をフィールド毎に行い、それぞれの比較結果に基づいて最終的に一致するフロー・エントリを判定する。最終的なフロー・エントリを判定する方法として、分割されたフロー識別条件から構成され得る全組み合わせに関して一致すべきフロー・エントリを指示する指示情報を格納するクロス・プロダクト・テーブルを備える方法が記載されている。例えば、この際フロー識別条件が5つのフィールドから構成され、それぞれの分割されたフロー識別条件の種類の数が4、4、5、2、3である場合、一致するフロー・エントリの指示情報は480(=4×4×5×2×3)個となる。このクロス・プロダクト・テーブルのエントリ数を削減する「オン・デマンド クロス・プロデューシング」に関しても記載されている。本方法ではフロー判定処理時にクロス・プロダクト・テーブルのエントリをオン・デマンドで設定する。クロス・プロダクト・テーブル内に必要なエントリが存在する場合には、クロス・プロデューシングと同様の処理を行い、必要なエントリが存在しない場合には、通常のリニアサーチなどの低速なフロー判定処理を実施し、処理したパケットに対応する指示情報をクロス・プロダクト・テーブルに作成する。
さらに、非特許文献1にはルータのフロー判定処理を、TCAM(Ternary Contents
Addressable Memory)を用いて更に高速に実現する方法について記載されている。TCAMでは一致条件のビット毎に’0’、’1’の指定だけでなく、検索キーが’0’でも’1’でも良いことを表す”マスク”も指定可能である。
図19に、非特許文献1を適用したフロー判定処理部の概念図を示す。
以下に、示す非特許文献1の概念図を用いて本方法を説明する。図19はヘッダ内の送信元アドレス、宛先アドレス、上位プロトコルを組み合わせて作成したフロー識別条件を記述したエントリ1910−i (i=1〜N)を複数格納するTCAM1901と、該エントリ1910−iに対応するフロー情報を記述したフロー情報1920−iを格納する検索結果保持テーブル1902から構成される。なお、’d.c’はそれぞれの情報が何であっても良いことを示すマスクである。フレーム入力時にはパケットのヘッダ情報とエントリ1910−iの一致比較を行い、一致するエントリ1910−iに対応するフロー情報1920−iに基づきフィルタ情報やQoS情報の判定や統計情報収集処理を行う。
さらに、特許文献1では、設定されるフロー・エントリ数を削減するフロー判定処理方法について記載されている。例えば、宛先アドレス毎かつ送信元アドレス毎にフローを判定する場合、非特許文献1を適用したフロー判定処理部の必要なフロー・エントリ数は宛先アドレスのバリエーション数と送信元アドレスのバリエーション数の掛け算となる。特許文献1記載のフロー判定処理部は、非特許文献2のフロー判定処理部を前段フロー判定処理部および、後段フロー判定処理部として備える。前段フロー判定処理部のTCAMには、宛先アドレスの条件とその他をマスクとしたフロー識別条件が宛先アドレスのバリエーション数分だけ設定され、後段フロー判定処理部のTCAMには、前段フロー判定処理部で判定されたフローの番号の条件と送信元アドレスの条件とその他の条件をマスクとしたフロー識別条件が設定される。フレーム入力時には前段フロー判定処理部が入力フレームのヘッダ情報から第一のフロー判定処理を行って宛先アドレスだけから決まる暫定的なフローの番号を判定し、後段フロー判定処理では、このフローの番号とヘッダ情報から最終的なフローを判定する第二のフロー判定処理を実行する。設定されるフロー・エントリ数は宛先アドレスのバリエーション数と送信元アドレスのバリエーション数の和となるため、それぞれのバリエーション数が多い場合には、特許文献1のフロー判定処理部は非特許文献2のフロー判定処理部に設定されるフロー・エントリ数を削減することができる。
特開2003−78549号公報“パケット転送方法および装置” "連想メモリを用いたフロー識別法"宇賀他、電子情報通信学会 2000年総合大会講演論文集、SB−4−2. V. Srinivasan, G. Varghese, S. Suri, M. Waldvogel, "Fast and Scalable Layer Four Switching", Proceedings of ACM SIGCOMM '98, p191-202. "LANスイッチング徹底解説"Rich Seifert著 日経BP社刊
前述の非特許文献1および3においては、出力先判定処理部とフロー判定処理部を同時に安価に実現する際の課題がある。
非特許文献1および3を適用した場合、上述した出力先判定処理部とフロー処理判定処理部が別々に必要となる。出力先判定処理部のCAM1801には出力先判定に使用される全てのMACアドレスが、フロー判定処理部のTCAM1901には送信元アドレス、宛先アドレスの条件としてそれぞれ送信元MACアドレス、宛先MACアドレスが設定される。この際、出力先判定処理部とフロー処理判定処理部のCAMに同一のMACアドレスが設定される場合がある。例えば、図19の送信元アドレスx、宛先アドレスxに対応するMACアドレスがMACアドレスxである場合、MACアドレス1等はそれぞれCAM1801とTCAM1901に設定される。非特許文献1および2を適用した出力先判定処理部とフロー処理判定処理部はビット長が48ビットと長いMACアドレスを冗長設定する必要があるため、CAM容量を効率的に使用できない。このCAM容量の浪費は出力先判定処理部とフロー処理判定処理部をコストアップさせる要因となる。
また、特許文献1や非特許文献1を適用したフロー判定処理部のTCAMには、フロー識別条件としてMACアドレスのマスクが設定される。特許文献1のフロー判定処理部においては、前段フロー判定処理部が送信元MACアドレスにより暫定的なフローの番号を判定し、後段フロー判定処理部が宛先MACアドレスに基づいて最終的なフローを判定する場合、前段フロー判定処理部のフロー・エントリの宛先MACアドレスと後段フロー判定処理部のフロー・エントリの送信元MACアドレスはマスクとなる。また、非特許文献1のフロー判定処理部においては、図19のTCAM1901にはd.cで表されるマスクが設定される。MACアドレスは前述の通りビット長が48ビットと大きく、CAM容量が大きくなるので、このマスクを省略可能であればより安価なフロー判定処理部を実現可能となる。
非特許文献2では、MACアドレスの識別条件だけをCAMに設定すれば、マスクや重複するMACアドレスの条件を記載する必要がないが、一致すべきフロー・エントリの指示情報を格納するテーブルが大きくなってしまうという課題がある。フロー識別条件がK個のフィールドから構成され、N個のフロー・エントリが存在する場合、最大でNもの指示情報が必要となる。例えば、フィールド数が4でフロー・エントリ数が2kの場合、244個のエントリが必要となる。オン・デマンド クロス・プロデューシングを用いれば、この指示情報の数を削減できるが、クロス・プロダクト・テーブルにエントリが無い場合には、フロー判定処理の速度が著しく低下してしまうという課題がある。
本発明は、以上の点に鑑み、フォワーディング・エントリやフロー・エントリに同一のMACアドレスが存在する場合にも一つの共通のMACアドレスを備える出力先判定処理部とフロー判定処理部を安価に実現することを目的とする。さらに、本発明は、宛先MACアドレスや送信元MACアドレスのマスクを省略可能とし、最終的に一致するフロー・エントリの指示情報を格納する巨大なテーブルが不要な高速フロー判定処理部を実現することを目的とする。また、本発明はCAMを使用する場合には、一つの共通のMACアドレスだけを備えCAM容量を効率的に使用する出力先判定処理部とフロー判定処理部を実現することを目的とする。さらに、本発明は、MACアドレスに対応するマスクを省略可能でCAM容量を効率的に使用し、最終的に一致するフロー・エントリの指示情報を格納する巨大なテーブルが不要な高速フロー判定処理部を実現することも目的とする。
本発明のフレーム転送装置のヘッダ処理部は、出力先判定処理とフロー判定処理を行うためにビット長が長いMACアドレスを一つだけ共通設定するキー情報供給部を備える。このキー情報供給部は、MACアドレスと本アドレスに対応するMACキー情報を管理し、フレーム入力時には該フレーム内の送信元MACアドレス又は宛先MACアドレスに対応するキー情報を判定する。キー情報供給部が管理するMACアドレスはフォワーディング・エントリ内のMACアドレスと、フロー・エントリ内の送信元MACアドレス又は宛先MACアドレスに対応するMACアドレスであるが、同一のMACアドレスを一つ管理すれば良く、さらに、マスクを記憶する必要ない。
本発明のヘッダ処理部の出力先判定処理部は、宛先MACアドレス又は送信元MACアドレスの代わりに対応するキー情報に基づいて出力先判定処理/アドレス学習処理を実行する。フロー判定処理部は、宛先MACアドレスと送信元MACアドレスに対応するキー情報に基づいてフロー判定を行う。出力先判定処理部とフロー判定処理部はビット長の長いMACアドレスを備える必要が無い。
この様に、本発明を適用したヘッダ処理部は、同一のMACアドレスを一つだけ管理すれば良く、さらに、フロー・エントリ内のMACアドレスのマスクを設定する必要が無い。
キー情報供給部をCAMにより実現する場合、キー情報供給部はフォワーディング・エントリ内のMACアドレスと、フロー・エントリ内の送信元MACアドレス又は宛先MACアドレスに対応するMACアドレスをエントリとして格納する第一のCAMと、該エントリに対応するキー情報を備えたキー情報テーブルを備える。入力フレームの送信元MACアドレス又は宛先MACアドレスが入力されると、第一のCAMはそれぞれのMACアドレスと一致するエントリを探して一致したエントリのアドレスを出力し、キー情報供給部はキー情報テーブルから本アドレス対応するキー情報を読み出す。
出力先判定処理部をCAMにより実現する場合、出力先判定処理部は、MACアドレスの代わりに該MACアドレスに対応するキー情報とフォワーディング・エントリ内のMACアドレス以外の一致条件がエントリとして設定される第二のCAMと、該エントリに対応した出力先を格納する出力先情報テーブルを備える。
一方、フロー判定処理部をCAMにより実現する場合、フロー判定処理部は、送信元MACアドレス及び宛先MACアドレスの代わりにこれらのMACアドレスに対応するキー情報と、フロー識別条件内のMACアドレス以外の条件とがエントリとして設定される第三のCAMと、フレームの転送/廃棄を指示する該エントリに対応するフィルタ情報やフレームの転送優先度を指示するQoS情報や統計情報のいずれか又は複数が格納されるフロー情報テーブルを備える。
入力フレームの宛先MACアドレスに対応するキー情報を含めた情報が出力先判定処理部に入力されると、第二のCAMはこの情報と一致するエントリを探して一致したエントリのアドレスを出力し、出力先判定処理部は出力先情報テーブルから本アドレスに対応する出力先情報を読み出す。入力フレームの送信元MACアドレスに対応するキー情報を含めた情報が出力先判定処理部に入力されると、第二のCAMはこの情報と一致するエントリの有無を判定し、出力先判定処理部は一致するエントリの有無に基づきMACアドレスの学習要否を判定する。また、入力フレームの送信元MACアドレスと宛先MACアドレスを含めた情報がフロー判定処理部に入力されると、第三のCAMはこの情報と一致するエントリを探して一致したエントリのアドレスを出力し、フロー判定処理部はフロー情報テーブルの本アドレスからエントリを読み出す。この様に本発明のヘッダ処理部は複数の同一のMACアドレスをCAMに設定する必要が無く、さらに、フロー・エントリのマスクをCAMに設定する必要がない。
以上のように、本発明の解決手段によると、
複数の入力回線と、複数の出力回線とが接続され、前記入力回線から入力した入力フレームのヘッダ情報から前記入力フレームの出力回線番号を判定し、前記出力回線番号に対応する前記出力回線に前記入力フレームを転送するためのフレーム中継装置において、
アドレスと、該アドレスに一対一に対応して該アドレスよりビット長が短いキー情報とを管理し、入力フレーム内の送信元アドレス及び宛先アドレスにそれぞれ対応する送信元キー情報及び宛先キー情報を判定するキー情報供給部と、
前記キー情報供給部が判定した宛先キー情報と、入力フレーム内の送信元アドレスと宛先アドレス以外の情報とに基づいて、出力回線番号を判定する出力先判定処理部と、
前記キー情報供給部が判定した送信元キー情報及び宛先キー情報と、入力フレームの入力回線番号、入力フレーム内の送信元アドレスと宛先アドレス以外の情報の内少なくとも1つの情報に基づいて、フロー情報を判定するフロー判定処理部と
を備えたフレーム中継装置が提供される。
上記以外の本願が解決しようとする課題、その解決手段は、本願の「発明を実施するための最良の形態」の欄および図面でさらに明らかにされる。
本発明によると、ヘッダ処理部は安価に出力判定処理とフロー判定処理を実現することができる。
また、本発明によると、フォワーディング・エントリやフロー・エントリに同一のMACアドレスが存在する場合にも一つの共通のMACアドレスを備える出力先判定処理部とフロー判定処理部を安価に実現することができる。さらに、本発明によると、宛先MACアドレスや送信元MACアドレスのマスクを省略可能とし、最終的に一致するフロー・エントリの指示情報を格納する巨大なテーブルが不要な高速フロー判定処理部を実現することができる。また、本発明により、CAMを使用する場合には、一つの共通のMACアドレスだけを備えCAM容量を効率的に使用する出力先判定処理部とフロー判定処理部を実現することができる。さらに、本発明によると、MACアドレスに対応するマスクを省略可能でCAM容量を効率的に使用し、最終的に一致するフロー・エントリの指示情報を格納する巨大なテーブルが不要な高速フロー判定処理部を実現することができる。
1.フレーム中継装置
本実施の形態の出力先判定処理部とフロー判定処理部を有するフレーム中継装置(スイッチ)の概要動作を、図2、図3および図4を用いて説明する。
図2は、本実施の形態のスイッチ200のブロック図を示す。
スイッチ200は、フレームが入力するNの入力回線201−i (i=1−N)、本実施の形態固有のヘッダ処理部100と、Nの出力回線202−i (i=1−N)、Nのインターフェース部210−i (i=1−N)と、インターフェース部210−iを結合する一つのフレーム中継処理手段250と、一つのプロセッサ280を備える。インターフェース部210−iは、フレームの受信処理を行うフレーム受信回路230と、フレームの送信処理を行うフレーム送信回路270を備える。なお、ヘッダ処理部100は全てのインターフェース部210−iと接続されるが、煩雑となるため図中ではインターフェース部210−1のみと結線されている。
図3は、入力回線201−i、出力回線202−iから入出力されるフレームのフォーマットの一例を示す。本フォーマットはヘッダ部310とユーザデータ321を格納するデータ部320を含む。ヘッダ部310は、データリンク層の送信元アドレスである送信元MACアドレス311(Source MAC Address:以下「SMAC」という。)、宛先アドレスである宛先MACアドレス312(Destination MAC Address:以下「DMAC」という。)と、VLAN(Virtual LAN)の識別子であるVLAN ID313と、ネットワークにおける転送優先度を表すユーザ優先度314(User Priority:以下「UPRI」という。)を含む。また、本実施の形態は、VLANを用いているが、適宜のネットワーク識別子を用いてもよい。
図4は、本実施の形態のスイッチ200内部のフレームフォーマットの一例を示す。本フォーマットは前述のフォーマットに内部ヘッダ部330が付加される。この内部ヘッダ部330は入力したフレームを出力する回線の番号である出力回線番号331を含む。
フレームが入力回線201−iより入力すると、フレーム受信回路230は内部ヘッダ部330を付加して本フレームを蓄積すると同時に、ヘッダ部310の全情報とフレームが入力した回線の番号(入力回線番号)をヘッダ情報21としてヘッダ処理部100に送信する。
ヘッダ処理部100は、前記ヘッダ情報21内のSMAC311、DMAC312、VLAN ID313より、入力したフレームの出力回線番号を判定する出力先判定処理やフォワーディング・データ・ベースを構築するためのアドレス学習処理を行う。さらに、ヘッダ処理部100は、前記ヘッダ情報21内のSMAC311、DMAC312、入力回線番号、VLANID313より、入力したフレームのフローを判定し、該フローのフィルタ情報及び/又は、QoS情報等を決定したり、統計情報の例としてフロー毎に入力パケットをカウントしたりする。ヘッダ処理部100は、判定された出力回線番号から成る出力回線情報22と、フィルタ情報、QoS情報、統計情報等のいずれか又は複数を含むフロー情報27とをフレーム受信回路230に送信する。
フロー情報27内のフィルタ情報が“転送”の場合、フレーム受信回路230は、出力回線情報22内の出力回線番号とフロー情報27内のQoS情報を、それぞれ出力回線番号331とUPRI314のフィールドに書き込み、フレーム中継処理手段250へ送信する。一方、フロー情報27内のフィルタ情報が“廃棄”の場合には、フレーム中継処理手段250へ蓄積フレームを転送しない。このフレームは最終的に次フレーム到着時に上書きされ廃棄される。フレーム中継処理手段250は出力回線番号331に対応するインターフェース部210−iのフレーム送信回路270に受信したフレームを送信する。フレーム送信回路270はフレーム転送の優先度付けを実現するために優先度の異なる複数のキューを備え、受信したフレームをUPRI314に基づいたキューに蓄積する。フレーム送信回路270は優先度の高いキューに蓄積されたフレームを優先的に出力回線202に送信する。
2.ヘッダ処理部
次に、図1に、本実施の形態を適用したヘッダ処理部100の構成図を示す。
以下に、図1に示すヘッダ処理部100の構成及び詳細動作を説明する。ヘッダ処理部100は、ヘッダ情報21を蓄積するヘッダ情報蓄積部160と、本実施の形態固有のキー情報供給部120と、出力先判定処理部130と、フロー判定処理部140と、空きキー情報供給部150を備える。ヘッダ処理部100のキー情報供給部120は、フォワーディング・エントリ内のMACアドレス、フロー・エントリ内のSMACとDMACに対応する全MACアドレスを備え、本アドレスに対応するビット長の短いMACキー情報を管理する。フォワーディング・エントリやフロー・エントリ内に同一のMACアドレスが複数存在する場合には、一つのMACアドレスと、該アドレスに対応するMACキー情報を管理すれば良い。ヘッダ情報21の受信時には入力フレームのSMAC、DMACに対応するMACキー情報であるSMACキー情報、DMACキー情報を判定する。
ここで、一例として、フォワーディング・データ・ベースが2kのフォワーディング・エントリを収容し、フィルタ情報用、QoS情報用、統計情報収集用のフロー・エントリがそれぞれ2kである場合を考慮する。フォワーディング・エントリにMACアドレスが1個、フロー・エントリにはMACアドレスとしてSMACとDMACの2個のMACアドレスが格納されていると、ヘッダ処理部100が識別すべきMACアドレスは最大で14k個(2k+2k×3×2)である。MACキー情報は13ビット(2の13乗>14k)で十分であり、MACアドレスのビット長である48ビットよりも大幅に短い。フォワーディング・データ・ベースとフローテーブルがサポートすべきエントリが増加しても、MACキー情報のビット長はエントリ数のlogで増加するため、エントリ数の増加がMACキー情報のビット長に与える影響はわずかである。
出力先判定処理部130はフォワーディング・エントリ内のMACアドレスの代わりに圧縮したMACキー情報を備え、DMACの代わりにDMACキー情報を検索キーとして一致するエントリを検索して受信フレームの出力回線番号を獲得する。また、SMACの代わりにSMACキー情報を検索キーとして一致するエントリを検索してアドレス学習の有無を判定する。同様にフロー判定処理部140はフロー識別条件としてビット長の長いSMACとDMACの代わりに圧縮したSMACキー情報とDMACキー情報とを備え、SMACキー情報とDMACキー情報を検索キーの一部として一致するフロー識別条件を検索してフローを判定し、受信フレームのフィルタ情報やQoS情報を獲得したり統計情報の収集をしたりする。本実施の形態のヘッダ処理部100はビット長の長いMACアドレスを各MACアドレスに関して1つ登録すれば良く、非特許文献1と2のように同一のMACアドレスを複数個設定する必要がない。本実施の形態のヘッダ処理部100の検索にCAMを使用する場合には、CAMの容量を効率的に使用する安価な出力先判定処理部とフロー判定処理部が実現される。
3.ヘッダ処理部の詳細
(出力先判定処理)
以下では、ヘッダ処理部100のより詳細な動作を説明する。
まず、ヘッダ情報21が入力するとヘッダ情報蓄積部160は本情報を蓄積し、検索制御部110が各処理を開始する。検索制御部110はヘッダ情報蓄積部160に格納される受信パケットのSMACとDMACを、MACアドレス情報23としてキー情報供給部120に送信する。キー情報供給部120は本情報からMACアドレスよりもビット長の短いSMACキー情報とDMACキー情報を判定する。
図5に、CAMを用いた際のキー情報供給部120の一実現例を示す。図5のキー情報供給部120は、MAC検索制御部121、CAM122、MACキー情報テーブル123を備える。
図6、図7に、CAM122 とMACキー情報テーブル123の詳細をそれぞれ示す。
CAM122にはフロー・エントリのフロー識別条件のSMACとDMACと、フォワーディング・エントリ内のMACアドレスが登録される。図6では、フォワーディング・エントリ内(転送先判定用)のMACアドレスとして6エントリ(エントリ125−1〜6)が、フロー識別条件内にもフォワーディング・エントリにも含まれるMACアドレスとしてn−6エントリ(エントリ125−7〜n)が設定されている。
図7のMACキー情報テーブル123のエントリ126−i(i=1〜n)には、CAM122の各エントリ125−iに対応するMACキー情報が格納される。重複するMACアドレスに関しては1つのMACアドレスだけCAM122に設定されれば良く、また、フロー・エントリ内のマスクも省略可能である。
ここで、図18、図19により実現されるフォワーディング・エントリとフロー・エントリと同等のエントリが存在し、図19の送信元アドレスxと宛先アドレスxがMACアドレスxに対応する場合を考慮する。図18、19ではCAM1801にエントリ1810−1〜8内MACアドレス1〜8と、TCAM1901に送信元アドレスの条件としてMACアドレス1〜3、宛先アドレスの条件としてMACアドレス1,2,4,9が設定される。この際、CAM122は、MACアドレス1〜9がCAM122に1つずつ設定されれば良く、重複しているMACアドレス1〜4は複数個設定される必要がない。さらに、TCAM1901中の送信元アドレスと宛先アドレスのマスク(d.c)は省略可能でありCAM122に設定されない。 MAC検索制御部121がMACアドレス情報23を受信すると、まず、DMACキー情報を判定するため、DMACをCAM122に送信する。CAM122はこのDMACと一致するエントリ125を探し、一致したエントリ125が格納されるCAM122のアドレスをMAC検索制御部121に出力する。MAC検索制御部121は本アドレスに対応するMACキー情報テーブル123のエントリ126を読み出してDMACキー情報として検索制御部110に送信する。一致するエントリ125が存在しない場合には一致するエントリ125が無いことをMAC検索制御部121に送信し、MAC検索制御部121は検索制御部110にデフォルトのキー情報である’0’をDMACキー情報として送信する。
次に、MAC検索制御部121は、SMACキー情報を判定するため、SMACをCAM122に送信する。CAM122はこのSMACと一致するエントリ125を探し、一致したエントリ125が格納されるCAM122のアドレスをMAC検索制御部121に出力する。MAC検索制御部121は本アドレスに対応するMACキー情報テーブル123のエントリ126を読み出してSMACキー情報として検索制御部110に送信する。一致するエントリ125が存在しない場合には一致するエントリ125が無いことをMAC検索制御部121に送信する。MAC検索制御部121はデフォルトのキー情報である’0’をSMACキー情報として検索制御部110に送信する。
検索制御部110はSMACキー情報とDMACキー情報を受信すると、本キー情報とヘッダ蓄積部160内のVLAN IDとを出力先判定用ヘッダ情報24として出力先判定処理部130に送信する。出力先判定処理部130は受信した出力先判定用ヘッダ情報24から出力回線番号を判定して検索制御部110に出力回線番号情報を含む情報を送信する。
図8に、CAMを用いる出力先判定処理部130の詳細ブロック図の一例を示す。図8の出力先判定処理部130は、出力先判定処理制御部131、CAM132、出力先情報テーブル133を備える。
図9、図10に、CAM132と出力先情報テーブル133の詳細をそれぞれ示す。
CAM132にはMACキー情報とVLAN IDを含むエントリ135−iが登録される。出力先情報テーブル133には各エントリ135に対応する出力回線番号がエントリ136として登録される。
出力先判定処理制御部131が出力先判定用ヘッダ情報24を受信すると、まず、出力先判定を行うため、DMACキー情報とVLAN IDをCAM132に送信する。CAM132は一致するエントリ135を探し、一致したエントリ135が格納されるCAM132のアドレスを出力先判定処理制御部131に出力する。出力先判定処理制御部131は本アドレスに対応する出力先情報テーブル133のエントリ136を読み出して出力回線番号として検索制御部110に送信する。検索制御部110は受信した出力回線番号を出力回線情報22としてフレーム受信回路230に送信する。一致するエントリ135が無い場合には、一致するエントリ135が無いことを出力先判定処理制御部131に出力し、出力先判定処理制御部131は出力先情報が無いことを検索制御部110に送信する。
検索制御部110は出力先情報が無いことを出力先判定処理部130より通知されると、スイッチ200の全出力回線にフレームを転送するために、出力回線情報22を全出力回線に転送することを示す回線番号’0’とし、フレーム受信回路230に送信する。フレーム中継処理手段250は出力回線番号331が’0’のフレームを受信すると、フレームを受信したインターフェース部210以外のインタフェース部210に受信フレームをコピーして送信する。
以上の処理によりフレーム内のDMACとVLAN IDの組がフォワーディング・エントリに存在する場合には対応する出力回線番号が検索制御部110に通知され、また、フォワーディング・エントリに存在しない場合には出力先情報が無いことが検索制御部110に通知される。なお、キー情報供給部120において、DMACに対応するMACアドレスがCAM122に存在しなかった場合(即ち、DMACキー情報はデフォルト値(例:0)の場合)、CAM132にはキー情報としてデフォルト値は設定されないため、出力先情報が無いことが検索制御部110に通知されることになる。
(アドレス学習処理)
次に、出力先判定処理制御部131は、MACアドレス学習の必要性を判定するため、SMACキー情報とVLAN IDをCAM132に送信する。CAM132は一致するエントリ135を検索し、一致したエントリ135が登録されていない場合のみ一致するエントリ135が無いことを出力先判定処理制御部131に送信し、出力先判定処理制御部131は学習の必要があることを検索制御部110に送信する。以上の処理によりフォワーディング・エントリとして存在しないSMACとVLAN IDの組が入力された場合には、MACアドレス学習が必要であることが検索制御部110に通知される。なお、キー情報供給部120のCAM132にはキー情報としてデフォルト値(例:0)は設定されないため、SMACキー情報がデフォルト値であれば一致するエントリ135は無い。
検索制御部110は、出力先判定処理部130から学習の必要性を通知されると、SMACに対応するキー情報を獲得するために、空きキー情報要求26を空きキー情報供給部150に送信する。
図16に、本実施の形態の空きキー情報供給部150の構成図を示す。
図16に示す空きキー情報テーブル供給部150は、空きキー情報供給制御部151と、空きキー情報を格納する空きキー情報テーブル152と、テーブル152のリードアドレスを格納するリードポインタ蓄積手段153と、ライトアドレスを格納するライトポインタ蓄積手段154を備える。
図17に、本実施の形態の空きキー情報テーブル152のフォーマットを表す図を示す。
”リードアドレス”から”ライトアドレス−1”に対応するエントリに格納されるテーブル152内での空きキー情報167が使用可能な空きキー情報である。例えば、リードアドレスが’2’でライトアドレスが’6’の場合、空きキー情報167−2〜5が使用可能なキー情報である。空きキー情報供給制御部151が空きキー情報要求26を受信すると、リードアドレスに対応するエントリ167に格納される空きキー情報をテーブル152から読み出し、空きキー情報として検索制御部110に送信し、リードアドレスに1を加算して使用したリードアドレスを使用不可とする。この様な空きキー情報の獲得は、フロー・エントリの追加においても必要になる。この詳細動作に関しては後述する。一方、キー情報の開放は、フォワーディング・エントリが一定時間使用されなかった場合の該エントリの削除や、管理者によるフロー・エントリの削除によって実行される。
検索制御部110は、獲得したSMACに対応する空きキー情報とヘッダ情報蓄積部160内のSMACをキー情報供給部120に送信し、また、獲得した空きキー情報とヘッダ情報蓄積部160内のVLAN IDと入力回線番号を出力先判定処理部130に送信する。キー情報供給部120は、受信したSMACとキー情報(空きキー情報)を、CAM122とMACキー情報テーブル123の同一アドレスに書き込む。また、出力先判定処理部130は、キー情報とVLAN IDをCAM132に、入力回線番号を出力先情報テーブル133の対応するエントリ136に設定する。
次に、空きキー情報テーブル152、リードポインタ蓄積手段153、ライトポインタ蓄積手段154の初期設定値を説明する。前述のようにフォワーディング・データ・ベースが2kのフォワーディング・エントリを収容し、フローテーブルがフィルタ情報用、QoS情報用、統計情報収集用にそれぞれ2kのフロー・エントリを収容する場合を考慮する。この際、空きキー情報テーブル152のエントリ数である”p”は14k個(2k+2k×3×2)となる。空きキー情報テーブル152には、初期値としてデフォルトのキー情報である’0’を除いた1〜14kの値が順番にエントリ167−iに設定され、リードポインタ蓄積手段153にアドレス’1’が、ライトポインタ蓄積手段154にアドレス’14k’が設定されれば良い。
(フロー判定処理)
以上に説明した出力先判定処理/アドレス学習処理と並行してフロー判定処理部140がフロー判定処理を実行する。本処理では、検索制御部110が、SMACキー情報とDMACキー情報と、ヘッダ蓄積部150内のVLAN IDおよび入力回線番号とを、フロー判定用ヘッダ情報25としてフロー判定処理部140に送信する。フロー判定処理部140は、受信情報に基づいてフィルタ情報の判定用、QoS情報の判定用、統計情報収集用の3回のフロー判定を行い、フィルタ情報とQoS情報を判定して検索制御部110に送信し、統計情報収集用に検出したフローのカウンタを1カウントアップする。なお、フロー判定処理部140は、フィルタ情報判定、QoS情報判定、統計情報収集、その他のフロー判定のいずれか1回または複数回のフロー判定を行ってもよい。
図11に、CAMを用いた場合のフロー判定処理部140の詳細ブロック図を示す。
図11のフロー判定処理部140は、フロー判定処理制御部142、フィルタ用のCAM(FCAM)143、フィルタ情報テーブル144、QoS情報判定用のCAM(QCAM)145、QoS情報テーブル146、統計情報収集用のCAM(SCAM)147、フロー毎の入力パケット数をカウントするカウンタを格納する統計情報テーブル148を備える。
図12乃至図15に、FCAM143 とフィルタ情報テーブル144、QoS情報テーブル146、統計情報テーブル148の詳細をそれぞれ示す。
FCAM143には、フロー識別条件内のSMACに対応するSMACキー情報と、フロー識別条件内のDMACに対応するDMACキー情報と、入力回線番号と、VLAN IDとが、エントリ163−iとして登録される。QCAM145、SCAM147のフォーマットもFCAM143と同様である。フィルタ情報テーブル144には、FCAMのエントリ163−iに対応する(即ち、フロー識別条件に対応する)フィルタ情報が、エントリ164−iとして登録される。QoS情報テーブル146にはQCAM145のエントリに対応するQoS情報が、統計情報テーブル148にはSCAM147のエントリに対応する統計情報(入力パケット数を表すカウンタ)が、それぞれ格納される。 FCAM143、QCAM145、SCAM147には出力先判定処理部130のCAM132に設定されたMACキー情報が再度設定されたり、複数個設定されたりする。また、キー情報のマスクが設定される場合もある。しかし、48ビットのMACアドレスに比べてキー情報は前述の通り13ビット程度と小さいため、本実施の形態のヘッダ処理部110は、従来技術におけるCAM容量の浪費を大幅に軽減することができる。
フロー判定処理制御部142が、検索制御部110からフロー判定用ヘッダ情報25を受信すると、SMACキー情報と、DMACキー情報と、入力回線番号と、VLAN IDとを、FCAM143、QCAM145、SCAM147に送信する。それぞれのCAMは一致するエントリを探し、一致したエントリのCAMのアドレスをフロー判定処理制御部142に出力する。フロー判定処理制御部142は本各アドレスに対応するエントリを、フィルタ情報テーブル144、QoS情報テーブル146からそれぞれ読み出してフィルタ情報、QoS情報として検索制御部110に送信し、さらに、統計情報テーブル148から統計情報を読み出し、本統計情報を1カウントアップして(又は、パケット数をカウントして)同一エントリ166に書き戻す。
FCAM143、QCAM145、SCAM147へのフロー識別条件の設定と、フィルタ情報テーブル144、QoS情報テーブル146、統計情報テーブル148へのQoS情報、フィルタ情報の設定、および統計情報のリセットは、図1および図2記載の制御端末10より行われる。操作者は、制御端末10により、設定やリセットに必要なデータを入力する(例えば、SMAC、DMAC、VLAN ID、入力回線番号、SMACキー、DMACキー、フロー情報等のいずれか又は複数のデータ)。
プロセッサ280が、制御端末10から入力された、フロー識別条件とQoS情報、フィルタ情報または統計情報のリセット値(例:0)を受信すると、ヘッダ処理部100の検索制御部110に、これらの情報の書き込みを指示する。検索制御部110は、制御端末10から入力された、フロー識別条件の入力回線番号とVLAN IDを、フロー判定処理制御部142経由でFCAM143、QCAM145、SCAM147に設定し、フィルタ情報、QoS情報やリセット値(例:0)をフィルタ情報テーブル144、QoS情報テーブル146、統計情報テーブル148に書き込む。
フロー識別条件のSMACとDMACに関しては、これらのMACアドレスに対応するSMACキー情報とDMACキー情報を獲得するため、プロセッサ280より受信した、制御端末10から入力されたSMACとDMACをキー情報供給部120に送信する。キー情報供給部120の動作はパケット受信時の動作と同一である。即ち、キー情報供給部120は、受信したSMAC、DMACに一致するMACアドレスがCAM122に格納されている場合には、一致するMACアドレスに対応するキー情報をSMACキー情報、DMACキー情報として検索制御部110に送信し、格納されていない場合には検索制御部110にデフォルトのキー情報(例:0)を送信する。検索制御部110は、SMACキー情報やDMACキー情報が’0’の場合には、空きキー情報供給部150に空きキー情報の供給を要求し、それぞれのキー情報を獲得する。空きキー情報供給部150の動作は前述の動作と同一である。検索制御部110はSMACと獲得したSMACキー情報をMAC検索制御部121経由で、それぞれCAM122とMACキー情報テーブル123の同一アドレスに書き込み、また同様に、DMACとDMACキー情報をCAM122とMACキー情報テーブル123に書き込む。さらに、獲得したSMACキー情報、DMACキー情報を、フロー判定処理制御部142経由で各CAM(FCAM143、QCAM145、SCAM147)に設定する。
以上の一連の処理によりフロー識別条件の設定、フィルタ情報、QoS情報の設定および統計情報のリセットが実現される。
本実施の形態のヘッダ処理部100の構成図。 本実施の形態のスイッチ200の構成図。 本実施の形態のスイッチ200が送受信するフレームのフォーマット。 本実施の形態のスイッチ200におけるフレームのフォーマット。 本実施の形態のキー情報供給部120の構成図。 本実施の形態のCAM122のフォーマットを表す図。 本実施の形態のMACキー情報テーブル123のフォーマットを表す図。 本実施の形態の出力先判定処理部130の構成図。 本実施の形態のCAM132のフォーマットを表す図。 本実施の形態の出力先情報テーブル133のフォーマットを表す図。 本実施の形態のフロー判定処理部140の構成図。 本実施の形態のFCAM143のフォーマットを表す図。 本実施の形態のフィルタ情報テーブル144のフォーマットを表す図。 本実施の形態のQoS情報テーブル146のフォーマットを表す図。 本実施の形態の統計情報テーブル148のフォーマットを表す図。 本実施の形態の空きキー情報供給部150の構成図。 本実施の形態の空きキー情報テーブル152のフォーマットを表す図。 非特許文献3を適用した出力先判定処理部の概念図。 非特許文献1を適用したフロー判定処理部の概念図。
符号の説明
100 ヘッダ処理部
110 検索制御部
120 キー情報供給部
130 出力先判定処理部
140 フロー判定処理部
150 空きキー情報供給部
160 ヘッダ情報蓄積部
280 プロセッサ
10 制御端末

21 ヘッダ情報
22 出力回線情報
23 MACアドレス情報
24 出力先判定用ヘッダ情報
25 フロー判定情報
26 空きキー情報要求
27 フロー情報

Claims (11)

  1. 複数の入力回線と、複数の出力回線とが接続され、前記入力回線から入力した入力フレームのヘッダ情報から前記入力フレームの出力回線番号を判定し、前記出力回線番号に対応する前記出力回線に前記入力フレームを転送するためのフレーム中継装置において、
    アドレスと、該アドレスに一対一に対応して該アドレスよりビット長が短いキー情報とを管理し、入力フレーム内の送信元アドレス及び宛先アドレスにそれぞれ対応する送信元キー情報及び宛先キー情報を判定するキー情報供給部と、
    前記キー情報供給部が判定した宛先キー情報と、入力フレーム内の送信元アドレスと宛先アドレス以外の情報とに基づいて、出力回線番号を判定する出力先判定処理部と、
    前記キー情報供給部が判定した送信元キー情報及び宛先キー情報と、入力フレームの入力回線番号、入力フレーム内の送信元アドレスと宛先アドレス以外の情報の内少なくとも1つの情報に基づいて、フロー情報を判定するフロー判定処理部と
    を備えたフレーム中継装置。
  2. 前記キー情報供給部は、
    フォワーディング・エントリ内の宛先アドレスと、フロー・エントリ内の送信元アドレス又は宛先アドレスとにそれぞれ対応するアドレスをエントリとして格納する第一のCAMと、
    該エントリに対応する前記キー情報を格納するキー情報テーブルと
    を備えた請求項1に記載のフレーム中継装置。
  3. 前記第一のCAMは、入力フレームの送信元アドレス又は宛先アドレスが入力されると、送信元アドレス又は宛先アドレスと一致するエントリを検索して一致したエントリのアドレスを出力し、
    前記キー情報供給部は、前記キー情報テーブルから送信元アドレス又は宛先アドレスにそれぞれ対応する送信元キー情報又は宛先キー情報を読み出す請求項1に記載のフレーム中継装置。
  4. 前記出力先判定処理部は、
    前記キー情報と、送信元アドレスと宛先アドレス以外の情報とが対応してエントリとして設定される第二のCAMと、
    該エントリに対応した出力先を格納する出力先情報テーブルと
    を備えた請求項1に記載のフレーム中継装置。
  5. 前記第二のCAMは、入力フレームの宛先キー情報及び送信元アドレスと宛先アドレス以外の情報を含めた情報が入力されると、該情報と一致するエントリを検索して一致したエントリのアドレスを出力し、
    前記出力先判定処理部は、前記出力先情報テーブルから該アドレスに対応する出力先情報を読み出す請求項4に記載のフレーム中継装置。
  6. 前記第二のCAMは、入力フレームの送信元キー情報及び送信元アドレスと宛先アドレス以外の情報を含めた情報が入力されると、該情報と一致するエントリの有無を判定し、
    前記出力先判定処理部は、一致するエントリの有無に基づきアドレスの学習要否を判定する請求項4に記載のフレーム中継装置。
  7. 前記フロー判定処理部は、
    送信元キー情報及び宛先キー情報と、入力回線情報と送信元アドレスと宛先アドレス以外の情報の少なくとも1つの情報と、を含むフロー識別条件がエントリとして設定される第三のCAMと、
    フレームの転送又は廃棄を指示する該エントリに対応するフィルタ情報、フレームの転送優先度を指示するQoS情報、統計情報のいずれか又は複数が格納されるフロー情報テーブルと
    を備えた請求項1に記載のフレーム中継装置。
  8. 前記第三のCAMは、入力フレームに関するフロー識別条件が入力されると、該情報と一致するエントリを検索して一致したエントリのアドレスを出力し、
    前記フロー判定処理部は、前記フロー情報テーブルの該アドレスからエントリを読み出す請求項7に記載のフレーム中継装置。
  9. 前記出力先判定処理部がアドレスの学習が必要と判定した場合、その通知を受信し、送信元アドレスに対応する空きのキー情報を獲得及び送信する空きキー情報供給部をさらに備え、
    前記キー情報供給部及び前記出力先判定処理部は、獲得された空きのキー情報を含むエントリを記憶する請求項6に記載のフレーム中継装置。
  10. 前記キー情報供給部及び前記出力先判定処理部及び前記フロー判定処理部と接続され、入力フレーム内の情報の各部への転送、各部間のデータ転送、出力回線情報の出力を制御するための検索制御部をさらに備えた請求項1に記載のフレーム中継装置。
  11. 端末から入力されたアドレスを含む情報に基づき前記キー情報を求め、求めたキー情報を用いて前記キー情報供給部及び前記出力先判定処理部及び前記フロー判定処理部に記憶されるエントリを設定又はリセットするようにした請求項1に記載のフレーム中継装置。
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