JP2006106126A - 画像形成装置および着脱可能部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の装着領域に着脱可能に装着された着脱可能部品の動作によって記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、各装着領域に装着された着脱可能部品がどのID情報なのかを特定する。
【解決手段】 カラーレーザプリンタ1は、各装着領域69に装着された現像カートリッジ35のICチップ71からID情報を読み出すための一つの共用ポートP1を有した制御部67と、各現像カートリッジ35と共用ポートP1とに接続される信号線に取り付けられたアナログスイッチ85とを備える。制御部67は、特定の装着領域69に装着された現像カートリッジ35からID情報を取得する際、その現像カートリッジ35に接続された信号線だけが導通状態となるようにアナログスイッチ85を介して各信号線の導通・遮断状態を切り替え、その現像カートリッジ35のID情報を取得する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数の装着領域に着脱可能に装着された着脱可能部品の動作によって記録媒体に画像を形成する画像形成装置、及び、着脱可能部品に関する。
従来より、カラーレーザプリンタ等の画像形成装置には、複数の現像カートリッジが着脱可能に装着されており、その現像カートリッジに取り付けられたICチップから、そのカートリッジのID情報や色の情報を読み出すことにより、各現像カートリッジの装着領域と色とを検出している(例えば、特許文献1参照)。
一方、近年では、装置の構成を簡素化するために、通信機能を有する複数のICチップに接続された信号線の各々を、CPUの一つの共用ポートに接続し、そのCPUが、その共用ポートに接続された複数のICチップからID情報を取得する技術が開発されている(例えば、非特許文献1参照)。
そして、この技術を画像形成装置に適用しても、各現像カートリッジのID情報を取得することができる。
特開平10−198236号公報 "アプリケーションノート187:1−Wire検索アルゴリズム"、[online]、[平成16年9月1日検索]、インターネット<URL: HYPERLINK "http://pdfserv.maxim-ic.com/jp/an/app187J.pdf" http://pdfserv.maxim-ic.com/jp/an/app187J.pdf>
しかし、上記2つの技術を適用した画像形成装置を想定した場合、一つの共用ポートから複数のID情報を取得する構成となるため、装着領域毎に固有の識別情報を取り決め、その識別情報をID情報とセットで取得する等の対策を講じない限り、取得したID情報がどの現像カートリッジのID情報なのかを特定することができない。
例えば、この画像形成装置に装着される4つの現像カートリッジのうち、2つ以上の現像カートリッジが同時に交換された場合、この画像形成装置では、交換された現像カートリッジの新たなID情報を検出することはできるが、従前のID情報が新たに取得したどのID情報に置き換わったのかを特定することはできない。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、装着領域毎に固有の識別情報を取り決め、その識別情報をID情報とセットで取得しなくても、各装着領域に装着された着脱可能部品がどのID情報なのかを特定することが可能な画像形成装置、及び、その画像形成装置に用いられる着脱可能部品を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、固有のID情報を外部から読み取り可能に記憶したID記憶手段を有する着脱可能部品を、着脱可能に装着するための複数の装着領域を備え、各装着領域に装着された着脱可能部品の動作によって、記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、各装着領域に装着された着脱可能部品の各々に接続され、その着脱可能部品のID記憶手段からID情報を読み出すための複数の信号線と、複数の信号線に接続される一つの共用ポートを有し、各装着領域に装着された着脱可能部品のID記憶手段から、信号線および共用ポートを介してID情報を取得する取得手段と、各信号線に取り付けられ、その信号線の導通・遮断状態を切り替える切替手段とを備え、取得手段は、特定の装着領域に装着された着脱可能部品(詳しくは、その着脱可能部品のID記憶手段)からID情報を取得する際には、その着脱可能部品に接続された信号線だけが導通状態となるように切替手段を介して各信号線の導通・遮断状態を切り替え、その特定の装着領域に装着された着脱可能部品のID情報を取得することを特徴としている。
このような請求項1に記載の画像形成装置では、特定の装着領域に装着された着脱可能部品からID情報を取得する際には、取得手段が、その着脱可能部品に接続された信号線だけが導通状態となるように切替手段を介して各信号線の導通・遮断状態を切り替え、その特定の装着領域に装着された着脱可能部品のID情報を取得する。
よって請求項1に記載の画像形成装置によれば、装着領域毎に固有の識別情報を取り決め、その識別情報をID情報とセットで取得しなくても、各装着領域に装着された着脱可能部品がどのID情報なのかを特定することができる。また、必要とするID情報のみを特定して取得することが可能であるため、無駄なID情報を取得しなくて済み、処理負荷を軽減できる。更に、複数の着脱可能部品に対して一つの共用ポートで済むので、設計の自由度が向上する。
ところで、本発明の画像形成装置では、取得手段が、各切替手段に対して各信号線の導通・遮断状態を切り替えるための切替信号を出力する出力ポートを夫々備えていても良いが、本装置が装着領域を多数備えていた場合には、装置が複雑になってしまう。
そこで、請求項1に記載の画像形成装置は、請求項2に記載のように、各切替手段に対して切替信号を出力する出力端子を夫々有し、外部から入力されるクロック信号に同期して、外部から入力されたデータをシフトすることにより、各出力端子から出力される切替信号の信号レベルを変化させるシフトレジスタを備え、取得手段は、着脱可能部品からID情報を取得する際、シフトレジスタに対して、データ及びクロック信号を入力することによって、ID情報を取得すべき着脱可能部品に接続された信号線だけが導通状態となるように、各出力端子から出力される切替信号の信号レベルを設定することが好ましい。
そして、このようにすれば、本装置が装着領域を多数備えていた場合でも、取得手段の出力ポート数を増やすことなく各信号線の導通・遮断状態を切り替えることができる。
次に、請求項3に記載の画像形成装置は、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、各装着領域とそれに装着された着脱可能部品のID情報とを対応づけた管理テーブルを記憶する管理テーブル記憶手段と、取得手段によりID情報が取得されると、その取得されたID情報と管理テーブル記憶手段に記憶された管理テーブルとに基づき、着脱可能部品の交換が行われた装着領域があるか否かを判定する判定手段と、判定手段により着脱可能部品の交換が行われた装着領域があると判定されると、取得手段により取得されたID情報を、それに対応する装着領域の新たなID情報として管理テーブルを更新する更新手段とを備えたことを特徴としている。
このような請求項3に記載の画像形成装置では、取得手段がID情報を取得すると、判定手段が、着脱可能部品の交換が行われた装着領域があるか否かを判定し、判定手段により交換が行われた装着領域があると判定されると、更新手段が、取得手段により取得されたID情報を、それに対応する装着領域の新たなID情報として管理テーブルを更新する。
これによれば、着脱可能部品が交換された際に、各装着領域において、どの着脱可能部品が交換されたのかを特定して、管理テーブルを更新することができるので、常に、各装着領域にどの着脱可能部品が装着されているのかを把握することができる。
また、請求項4に記載のように、管理テーブルは、各装着領域とそれに装着された着脱可能部品のID情報に加えて、その着脱可能部品の使用状況を表すための使用情報も含んでおり、更新手段は、着脱可能部品の使用状況に応じて管理テーブル内の使用情報を更新するように構成すれば、着脱可能部品の使用状況の管理を行うことができる。
ところで、判定手段が、着脱可能部品の交換が行われた装着領域があるか否かを判定する際に、取得手段が、定期的に全ての着脱可能部品のID情報を順次取得するようにしても良いが、この場合、その作業の効率が悪くなってしまう。
そこで、このような問題を解決するためには、請求項3又は請求項4に記載の画像形成装置を、請求項5に記載のように構成することが好ましい。
即ち、請求項5に記載の画像形成装置は、請求項3又は請求項4に記載の画像形成装置において、信号線の全てが導通状態となるように切替手段を介して各信号線の導通・遮断状態を切り替え、装着領域に装着された着脱可能部品全てのID情報を取得する全ID情報取得手段を備え、判定手段は、全ID情報取得手段によりID情報が取得されると、その取得されたID情報と管理テーブルとに基づき、着脱可能部品の交換が行われた装着領域があるか否かを判定し、取得手段は、判定手段により着脱可能部品の交換が行われた装着領域があると判定されると、その判定された装着領域を一つずつ選択して、その選択した装着領域に装着された着脱可能部品に接続された信号線だけが導通状態となるように切替手段を介して各信号線の導通・遮断状態を切り替え、その選択した装着領域に装着された着脱可能部品のID情報を取得し、更新手段は、取得手段によりID情報が取得されると、その取得されたID情報を、それに対応する装着領域の新たなID情報として管理テーブルを更新するように構成されている。
このような請求項5に記載の画像形成装置では、全ID情報取得手段が、切替手段を介して信号線の全てを導通状態にすることで着脱可能部品の全てからID情報を取得し、判定手段が、着脱可能部品の交換が行われた装着領域があると判定したときにだけ、取得手段が、その判定された装着領域の着脱可能部品からID情報を取得し、更新手段が、その取得手段により取得されたID情報を、それに対応する装着領域の新たなID情報として管理テーブルを更新する。
これによれば、着脱可能部品の交換が行われた装着領域を判定する際に行う作業の効率を向上させることができる。つまり、請求項5に記載の画像形成装置によれば、判定手段が着脱可能部品の交換が行われた装着領域はないと判定した場合は、ID記憶手段から再度ID情報を取得することはないため、ID情報を取得してから着脱可能部品の交換が行われた装着領域を特定するまでに要する時間を短縮することができる。
また、請求項5に記載の画像形成装置において、取得手段は、請求項6に記載のように、判定手段により着脱可能部品の交換が行われた装着領域があると判定されると、その判定された装着領域が一つであった場合には、各信号線の導通・遮断状態を切り替えずに、全ID取得手段により取得されたID情報のうち、判定手段により判定された装着領域に装着された着脱可能部品からのID情報を、それに対応する装着領域の新たなID情報として、更新手段に対し管理テーブルを更新させるようにしても良い。
これによれば、未知のID情報が1つであるため、判定手段により判定された装着領域の着脱可能部品からID情報を再度取得しなくても、着脱可能部品が交換された装着領域を特定することができる。
ところで、着脱可能部品の交換が行われるタイミングとしては、画像形成装置の電源スイッチが投入されたとき、或いは、画像形成装置において、着脱可能部品が装着領域に装着される際に開閉されるカバー部が開閉されたときが考えられる。
このため、全ID情報取得手段は、請求項7に記載のように、電源スイッチが投入されたとき、或いは、カバー部が開閉されたときに、ID記憶手段からID情報を取得することが好ましい。
また、取得手段は、請求項8に記載のように、上記カバー部が開放されると、信号線の全てが遮断状態となるように切替手段を介して信号線の導通・遮断状態を切り替えるように構成されていれば、ホットインサーション(即ち、電源を入れたまま接続および取り外しができる機能)に関して、好適に作用することができる。
また、着脱可能部品としては、請求項9に記載のように、画像形成装置における画像形成プロセスの少なくとも一部を構成するカートリッジを挙げることができる。
つまり、カートリッジは、消耗品であり、頻繁に交換されることが考えられるため、本発明を適用することは非常に有効である。
一方、ID記憶手段は、請求項10に記載のように、読み取り専用の記憶媒体であれば、ID記憶手段の構成を最小限のものにでき、コスト面においてもより有利となる。
また、ID記憶手段は、最小限の情報(ID情報)を記憶する構成を採用しても良い。これによれば、ID記憶手段(延いては着脱可能部品)の構成を簡素化することができ、この場合でも、本画像形成装置は、正常に請求項1の効果を得ることができる。
また、請求項11に記載のように、信号線はシリアルラインであり、ID記憶手段はID情報をシリアル通信するための通信手段を備えていれば、ID記憶手段(延いては画像形成装置)の構成を簡素化することができる。
また、ID記憶手段は、請求項12に記載のように、ICチップであれば、装置を小型化することができる。
次に、請求項13に記載の着脱可能部品は、請求項1〜12の何れかに記載の画像形成装置に対して着脱可能であって、ID記憶を手段を備えたことを特徴としている。
これによれば、請求項13に記載の着脱可能部品を請求項1〜12の何れかの画像形成装置の装着領域に装着することで、上述と同様の効果を得ることができる。
以下に、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
まず図1は、本実施形態のカラーレーザプリンタ1(画像形成装置に相当)の主要部概略断面図である。
カラーレーザプリンタ1は、4サイクル方式のカラーレーザプリンタであって、図1に示すように、本体ケーシング3内に、用紙5を給紙するための給紙部7や、給紙された用紙5に所定の画像を形成するための画像形成部9などを備えている。
給紙部7は、用紙5を積層して収容した給紙トレイ11と、給紙トレイ11の最上位にある用紙5に当接し、回転により用紙5を一枚ずつ取り出す給紙ローラ13と、用紙5を画像形成位置に搬送する搬送ローラ15と、レジストローラ17とを備えている。
尚、画像形成位置は、後述する中間転写ベルト51上のトナー像を用紙5に転写する転写位置であり、本実施形態の場合、中間転写ベルト51と、後述する転写ローラ27との接触位置である。
画像形成部9は、スキャナユニット21、プロセス部23、中間転写ベルト機構部25、転写ローラ27及び定着部29などを備えている。
スキャナユニット21は、本体ケーシング3内の中央部に位置し、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラー、複数のレンズ及び反射鏡を備えている。このスキャナユニット21では、レーザ発光部から発光される画像データに基づくレーザビームを、ポリゴンミラー、反射鏡およびレンズを介して通過あるいは反射させて、後述するベルト感光体機構部31のベルト感光体33の表面上に高速走査にて照射させる。
プロセス部23は、複数(4つ)の現像カートリッジ35(着脱可能部品に相当)、ベルト感光体機構部31などを備えている。
4つの現像カートリッジ35は、各色毎に、イエローのトナーが収容されるイエロー現像カートリッジ35Y、マゼンタのトナーが収容されるマゼンタ現像カートリッジ35M、シアンのトナーが収容されるシアン現像カートリッジ35C及びブラックのトナーが収容されるブラック現像カートリッジ35Kのそれぞれが、本体ケーシング3内の前側(図1においては右側)の位置にて、上下方向に互いに所定の間隔を隔てて下から上に向かって並列状に順次配置されている。
また、現像カートリッジ35の各々は、本体ケーシング3に対して着脱可能に構成されている。即ち、本体ケーシング3には、その前側に開閉可能なカバー部3aが設けられており、図1の点線に示すようなカバーが開いた状態で、現像カートリッジ35の取り外し及び取り付けができるように構成されている。
また、各現像カートリッジ35には、半導体からなる後述するICチップ71(図2参照)が設けられている。このICチップ71には、予め設定された各現像カートリッジ35固有のID情報が記憶されている。尚、各現像カートリッジ35は、本体ケーシング3に対する装着状態の有無が、現像カートリッジ35及び本体ケーシング3にそれぞれ設けられる接点の接触又は解除により、後述する制御部67(図2参照)によって検出できるように構成されている。
また、各現像カートリッジ35は、それぞれ、現像ローラ37(イエロー現像ローラ37Y、マゼンタ現像ローラ37M、シアン現像ローラ37C、ブラック現像ローラ37K)、図示しない層厚規制ブレード、供給ローラ及びトナー収容部などを備えており、各現像ローラ35を後述するベルト感光体33の表面に接触または離間させるために、それぞれ図示しない接離機構によって、水平方向に移動可能に構成されている。
各色の現像ローラ37は、金属製のローラ軸に、導電性の弾性部材(例えばゴム)からなるローラが被覆されており、現像時には、所定の現像バイアスが印加される(例えば+300V)。
各現像カートリッジ35のトナー収容部には、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色の正帯電性の非磁性1成分の球形の重合トナーがそれぞれ収容されている。そして、現像時には、そのトナーが供給ローラの回転によって、現像ローラ37に供給され、供給ローラと現像ローラ37との間で正に摩擦帯電され、更に、現像ローラ37上に供給されたトナーは、現像ローラ37の回転に伴って、層厚規制ブレードと現像ローラ37の間に進入し、ここで更に十分に摩擦帯電されて、一定の厚さの薄層として現像ローラ37上に担持される。
ベルト感光体機構部31は、第1ベルト感光体ローラ39と、第2ベルト感光体ローラ41と、第3ベルト感光体ローラ43と、これら3つの感光体ローラ39,41,43に巻回されるベルト感光体33と、スコロトロン型帯電器45とを備えている。
第1ベルト感光体ローラ39は、4つの現像カートリッジ35の後方に対向配置され、最下位に位置するイエロー現像カートリッジ35Yよりも下方に配置される。尚、第1ベルト感光体ローラ39は従動して回転するローラである。
第2ベルト感光体ローラ41は、この第1ベルト感光体ローラ39の垂直方向上方で、最上位に位置するブラック現像カートリッジ35Kよりも上方に配置される。尚、第2ベルト感光体ローラ41は、図示しないメインモータの駆動により図示しない駆動ギヤを介して回転駆動される。
第3ベルト感光体ローラ43は、第1ベルト感光体ローラ39の斜め後側上方に配置される。尚、第3ベルト感光体ローラ43は従動して回転するローラである。
よって、これら第1ベルト感光体ローラ39、第2ベルト感光体ローラ41、及び第3ベルト感光体ローラ43は、三角形状に配置されている。
ベルト感光体33は、第1〜第3ベルト感光体ローラ39,41,43に巻回されたエンドレスベルトであり、その表面に有機感光体からなる感光層を備えている。そして、第2ベルト感光体ローラ41が回転駆動されると共に、第1,第3ベルト感光体ローラ39,43が従動することにより、ベルト感光体33は、周回移動(反時計方向に周回移動)する。
スコロトロン型帯電器45は、ベルト感光体機構部31の下方であって、スキャナユニット21によるベルト感光体33への露光部分の上流側に、第1ベルト感光体ローラ39の近傍において、ベルト感光体33に接触しないように、所定の間隔を隔てて対向配置されている。このスコロトロン型帯電器45は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、ベルト感光体33の表面を正極性に一様に帯電させるように構成されている。
中間転写ベルト機構部25は、ベルト感光体機構部31の後側に配置されており、第2ベルト感光体ローラ41にベルト感光体33及び後述する中間転写ベルト51を介して略対向配置される第1中間転写ベルトローラ53と、第1中間転写ベルトローラ53の斜め後側下方に配置される第2中間転写ベルトローラ55と、第2中間転写ベルトローラ55の後方であって、後述する転写ローラ27と中間転写ベルト51を介して対向配置される第3中間転写ベルトローラ57と、第1〜第3中間転写ベルトローラ53,55,57の外周に巻回される、中間転写ベルト51とを備えている。
中間転写ベルト51は、カーボンなどの導電性粒子を分散した導電性のポリカーボネートやポリイミドなどの樹脂からなるエンドレスベルトから形成されている。
第1〜第3中間転写ベルトローラ53,55,57は、三角形状に配置されており、その周りに中間転写ベルト51が巻回されている。そして、図示しないメインモータの駆動により図示しない駆動ギヤを介して第1中間転写ベルトローラ53が回転駆動されると共に、第2,第3中間転写ベルトローラ55,57が従動する。これにより、中間転写ベルト51が、第1〜第3中間転写ベルトローラ53,55,57の間を周回移動(時計方向に周回移動)される。
転写ローラ27は、中間転写ベルト機構部25の第3中間転写ベルトローラ57と中間転写ベルト51を挟んで対向するように配置され、回転可能に支持されている。この転写ローラ27は、図示しない転写ローラ接離機構によって、中間転写ベルト51から離間する待機位置と、中間転写ベルト51に近接する転写可能位置とに移動可能に構成されている。尚、転写ローラ接離機構は、用紙5の幅方向において、用紙5の搬送経路59を挟んで両側に対向配置されており、転写可能位置では、中間転写ベルト51との間で搬送経路59を通過する用紙5を押圧するように構成されている。
そして、転写ローラ27は、印刷時においては、色毎の可視像が、中間転写ベルト51に順次転写される間は、待機位置に位置し、全ての可視像がベルト感光体33から中間転写ベルト51に転写され中間転写ベルト51上にカラー画像が形成された時に、転写可能位置に位置する。
また、この転写ローラ27には、転写可能位置において、中間転写ベルト51に対して所定の転写バイアスが印加される。
定着部29は、中間転写ベルト機構部25の後方に配置され、加熱ローラ61と、その加熱ローラ61を押圧する押圧ローラ63と、加熱ローラ61及び押圧ローラ63の下流側に設けられる1対の搬送ローラ65とを備えている。加熱ローラ61は、外層がシリコンゴム、内層が金属製で加熱のためのハロゲンランプを備えている。
次に、カラーレーザプリンタ1の印刷動作について説明する。
まず、給紙部7の給紙トレイ11に収納された用紙5のうち、最上位のものには給紙ローラ13が押圧されており、その給紙ローラ13の回転によって、用紙5は1枚毎に取り出される。取り出された用紙5は、搬送ローラ15及びレジストローラ17により画像形成位置に給紙される。
一方、プロセス部23では、ベルト感光体33の表面がスコロトロン型帯電器45によって一様に正帯電された後、画像データに基づき、スキャナユニット21からのレーザビームの高速走査により露光される。露光された部分では、帯電が解消されるので、ベルト感光体33の表面には、上記画像データに従って、正帯電された部分と帯電されていない部分とが配置された静電潜像が形成される。
そして、まず、図示しない接離機構によって、例えばイエロー現像カートリッジ35Yを水平方向後方に移動させて、イエロー現像カートリッジ35Yの現像ローラ37Yを、静電潜像が形成されたベルト感光体33に接触させる。
イエロー現像カートリッジ35Yに収容されるイエローのトナーは、正に帯電しており、ベルト感光体33上において、帯電していない部分にのみ付着する。このため、ベルト感光体33上に、イエローの可視像が形成される。
このとき、マゼンタ現像カートリッジ35M、シアン現像カートリッジ35C、及びブラック現像カートリッジ35Kは、上記接離機構によって水平方向前方に移動され、ベルト感光体33から離間される。
ベルト感光体33上に形成されたイエローの可視像は、ベルト感光体33の移動により、中間転写ベルト51と対向した時に、中間転写ベルト51の表面に転写される。
次いで、上記と同様にして、再びベルト感光体33上に静電潜像が形成される一方で、各現像カートリッジ35を、図示しない接離機構によって、水平方向に適宜移動させることにより、マゼンタ現像カートリッジ35Mの現像ローラ37Mをベルト感光体33に接触させると共に、残りの現像ローラ37Y,37C,37Kを離間させることにより、マゼンタ現像カートリッジ35Mに収容されるマゼンタのトナーによってベルト感光体33上にマゼンタの可視像が形成されると、そのマゼンタの可視像は、上記と同様にして、中間転写ベルト51と対向した時に、既にイエローのトナー画像が転写されている中間転写ベルト51上に重ねて転写される。
このような同様の動作が、シアン現像カートリッジ35Cに収容されるシアンのトナー及びブラック現像カートリッジ35Kに収容されるブラックのトナーによって繰り返され、これによって、中間転写ベルト51上に多色像が形成される。
そして、このようにして中間転写ベルト51上に形成された多色像は、用紙5が中間転写ベルト51と転写ローラ27との間を通る間に、転写可能位置に位置された転写ローラ27によって、用紙5に一括転写される。
その後、多色像が転写された用紙5は、定着部29内へ送られ、所定の熱定着温度に制御されている加熱ローラ61及び押圧ローラ63によって熱定着される。
そして、このように定着部29において多色像が熱定着された用紙5は、搬送ローラ65によって本体ケーシング3の上部に形成される排紙トレイ上に排紙される。
次に、本実施形態のカラーレーザプリンタ1において、本発明に係る主要な部分を図2を用いて説明する。尚、図2は、カラーレーザプリンタ1の本発明に係る主要な部分を表す構成図である。
カラーレーザプリンタ1は、当該プリンタ1各部の制御を実行する制御部67を備えており、図2に示すように、制御部67には、各現像カートリッジ用の装着領域69に装着された現像カートリッジ35、シフトレジスタ73、レジストセンサ75、各現像カートリッジ35の累積印刷枚数をカウントするカウンタ77、不揮発性のメモリ79、各現像カートリッジ35のトナーエンプティを検知するエンプティセンサ81、カバー部3aの開閉状態を検知するカバー部開閉スイッチ83等が接続されている。
具体的に説明すると、制御部67は、各現像カートリッジ35に取り付けられたICチップ71からID情報を読み出すための一つの共用ポートP1と、シフトレジスタ73に対してクロック信号CKを出力するための出力ポートP2と、シフトレジスタ73に対して「1」又は「0」のデータDATAを出力するための出力ポートP3と、レジストセンサ75に接続されるポートP4と、各カウンタ77に接続されるポートP5,P6,P7,P8と、メモリ79に接続されるポートP9と、各エンプティセンサ81に接続されるポートP10,P11,P12,P13と、カバー部開閉スイッチ83に接続されるポートP14と、を備えており、それらポートP1〜P14の各々には、現像カートリッジ35、シフトレジスタ73、レジストセンサ75、カウンタ77、メモリ79、エンプティセンサ81、カバー部開閉スイッチ83が接続されている。
また、各現像カートリッジ35(詳しくはICチップ71)と共用ポートP1とに接続された信号線の各々には、各信号線の導通・遮断状態を切り替えるアナログスイッチ85が取り付けられている。
また、各アナログスイッチ85の制御端子には、シフトレジスタ73の出力端子の各々が接続されており、そのアナログスイッチ85が取り付けられている信号線の導通・遮断状態を切り替えるための切替信号Sがシフトレジスタ73の出力端子から入力される。
ICチップ71は、ID情報を記憶する記憶部71aと、制御部67と通信するための通信部71bとを備えている。そして、通信部71bは、制御部67から後述する通信指令を受けると、記憶部71aからID情報を読み出して、そのID情報を制御部67に送信する。
シフトレジスタ73は、制御部67から入力されるクロック信号CKに同期して、同じく制御部67から入力されたデータをシフトすることにより各出力端子から出力される切替信号Sの信号レベルを変化させる。
具体的に説明すると、シフトレジスタ73は、データが「1」の場合には、そのデータに対応する出力端子からハイレベルの切替信号Sを出力し、データが「0」の場合には、そのデータに対応する出力端子からローレベルの切替信号Sを出力する。
また、アナログスイッチ85は、半導体からなり、制御端子に入力される切替信号Sの信号レベルが、ハイレベルの場合に信号線を導通状態とし(オン状態)、ローレベルの場合に遮断状態とする(オフ状態)。
尚、以下の説明では、イエロー現像カートリッジ35Yに接続される信号線に取り付けられたアナログスイッチ85をアナログスイッチ85Yともいい、マゼンタ現像カートリッジ35Mに接続される信号線に取り付けられたアナログスイッチ85をアナログスイッチ85Mともいい、シアン現像カートリッジ35Cに接続される信号線に取り付けられたアナログスイッチ85をアナログスイッチ85Cともいい、ブラック現像カートリッジ35Kに接続される信号線に取り付けられたアナログスイッチ85をアナログスイッチ85Kともいう。また、これに対応して以下の説明では、シフトレジスタ73がアナログスイッチ85Yへ出力する切替信号Sを切替信号SYともいい、シフトレジスタ73がアナログスイッチ85Mへ出力する切替信号Sを切替信号SMともいい、シフトレジスタ73がアナログスイッチ85Cへ出力する切替信号Sを切替信号SCともいい、シフトレジスタ73がアナログスイッチ85Kへ出力する切替信号Sを切替信号SKともいう。
レジストセンサ75は、レジストローラ17に対して用紙5の搬送方向の上流側近傍に設けられており、用紙5の搬送方向に臨むアクチュエータに用紙5が当接すればオン状態となり、当接しなければオフ状態となる。つまり、レジストセンサ75は、このアクチュエータのオン・オフにより用紙5の有無を検知する。
エンプティセンサ81は、発光部と受光部とを備える光センサから構成されており、発光部および受光部は、各現像カートリッジ35の両側壁に対向状に設けられる図示しない窓の外側において、これら窓を介して互いに対向するように配設されている。
そして、このエンプティセンサ81では、発光部から発せられた発光量に対し、受光部によって受光される受光量によって、現像カートリッジ35内のトナーエンプティを検知して、その検知信号を制御部67に入力する。
カウンタ77は、制御部67がレジストセンサ75のオンからオフへの切り替わりを1回毎に検知すると、カウントアップする。また、制御部67が現像カートリッジ35の交換がなされた装着領域69を検出すると、その装着領域69に対応するカウンタ77の累積印刷枚数(即ち、カウント値)は、制御部67によってリセットされる。
メモリ79は、例えば、フラッシュROMやEEPROMであり、各現像カートリッジ35のID情報と、各装着領域69と、累積印刷枚数と、を関連付けた管理テーブルを格納している。
カバー部開閉スイッチ83は、カバー部3aが開いた状態ではオン状態となり、カバー部3aが閉じた状態ではオフ状態となる。
制御部67は、CPU,RAM,ROM等からなり、印刷動作をするための各種制御に加えて、各ICチップ71からID情報を取得して、現像カートリッジ35の交換が行われた装着領域69を判定するためのカートリッジ交換判定処理を行う。尚、図2において、印刷動作に関連する各部の接続状態については、本発明と直接関係がないため省略している。
また、制御部67は、現像カートリッジ35(詳しくはICチップ71)からID情報を取得する際、まず、シフトレジスタ73に対して、データDATAを変化させつつクロック信号CKを入力することによって、ID情報を取得すべき現像カートリッジ35に接続された信号線だけが導通状態となるようにシフトレジスタ73の各出力端子から出力される切替信号Sの信号レベルを設定する。次いで、制御部67は、共用ポートP1からICチップ71と通信するための通信指令を出力する。そして、制御部67は、通信指令を受けたICチップ71(即ち、導通状態の信号線に接続されているICチップ71)から送信されるID情報を取得する。
また、制御部67は、現像カートリッジ35からID情報を取得すると、メモリ79の管理テーブルを参照して、現像カートリッジ35の交換が行われた装着領域69があるか否かを判定する。
また、制御部67は、累積印刷枚数(即ち、カウンタ77のカウント値)が予め設定された値以上になるか、エンプティセンサ81から検知信号が入力されると、それに該当する現像カートリッジ35を交換する必要がある旨を、カラーレーザプリンタ1の図示しない表示部に表示する。
次に、制御部67で実行されるカートリッジ交換判定処理について、図3及び図4のフローチャートを用いて説明する。尚、図3は、制御部67が実行するカートリッジ交換判定処理を表すフローチャートであり、図4は、カートリッジ交換判定処理にて実行される変更ID再取得処理を表すフローチャートである。
制御部67は、例えば、装置本体(カラーレーザプリンタ1)の電源投入時、或いは、カバー部開閉スイッチ83がオン状態(カバー部3a開)からオフ状態(カバー部3a閉)に変わったとき等に、この処理を実行するよう構成されており、この処理を実行すると、まずステップ(以下単に「S」と記す)110にて、全てのアナログスイッチ85をオン状態にする。
つまり、S110では、出力ポートP3からデータDATAとして「1」を出力しつつ出力ポートP2からクロック信号CKを出力することによって、シフトレジスタ73から出力される切替信号SY,SM,SC,SKの信号レベルをハイレベルにする。
すると、全ての信号線は導通状態となる。
そして、S120にて、全ての現像カートリッジ35からID情報を取得するためのID取得処理を行う。
具体的に説明すると、このID取得処理では、まず制御部67が共用ポートP1から通信指令を出力する。
すると、ICチップ71の通信部71bの各々は、記憶部71aからID情報の下位1ビット目のデータを読み出して制御部67へ送信し、更に、そのデータの補数を制御部67へ送信する。
そして、制御部67は、ICチップ71から受信したデータとそのデータの補数とに基づき、全てのICチップ71が同じ1ビットのデータを送信したか否かを判定する。
そして、制御部67は、全てのICチップ71が同じデータを送信したと判定した場合、次(下位2ビット目)のデータを再送信する旨の指令を送信し、一方、全てのICチップ71が同じデータを送信していないと判定した場合には、例えば、各ICチップ71のうち、下位1ビット目のデータとして「1」を送信したICチップ71に対して、次(下位2ビット目)のデータを再送信するよう指令を送信する。
すると、その指令を受けたICチップ71は、その指令に基づき次のデータを送るべきか否かを判定し、次のデータを送るべきであると判定した場合に下位2ビット目のデータを読み出して、制御部67へ送信する。
制御部67は、この処理を繰り返し行うことで、まずは1つのICチップ71からID情報を取得する。
続いて、制御部67は、前回全てのICチップ71が同じデータを送信していないと判定したxビット目(xは自然数)まで戻り、そのときに、そのx番目のデータとして「0」を送信したICチップ71に対して、次(x+1ビット目)のデータを再送信するよう指令を送信する。
制御部67は、以上のように各ICチップ71からID情報を1ビットずつ取得していくことを繰り返し実行することで、全てのICチップ71からID情報を取得することができる。
こうして、S120の処理を終了すると、続くS130にて、メモリ79から管理テーブルを読み出し、その管理テーブルに格納されているID情報とS110にて取得したID情報とを照合することで、取得した全てのID情報が管理テーブル内のID情報と一致しているか否かを判定する。
そして、S130にて、取得した全てのID情報が管理テーブル内のID情報と一致していると判定した場合には(S130:YES)、現像カートリッジ35の交換が行われた装着領域69がないと判断して、当該カートリッジ交換判定処理を終了する。
一方、S130にて、取得した全てのID情報が管理テーブル内のID情報と一致していないと判定した場合には(S130:NO)、現像カートリッジ35の交換が行われた装着領域69があると判断して、S140へ移行し、一致しないID情報が一つだけであるか否かを判定する。
そして、S140にて、一致しないID情報が一つだけであると判定した場合には(S140:YES)、S150へ移行して、その一致しなかったID情報を、それに対応する装着領域69の新たなID情報として、管理テーブルを更新する。
例えば、取得したID情報のうち、イエロー現像カートリッジ35YのID情報だけが一致しなかった場合には、管理テーブル内のイエロー現像カートリッジ35YのID情報を、新たにイエロー現像カートリッジ35Yから取得したID情報に更新する。
そして、続くS160にて、その不一致であった現像カートリッジ35のカウンタ77のカウント値(累積印刷枚数)をリセットし、当該カートリッジ交換判定処理を終了する。
一方、S140にて、一致しないID情報が一つだけでないと判定した場合には(S140:NO)、S170に移行し、後述の変更ID再取得処理を実行して、当該カートリッジ交換判定処理を終了する。
次に、変更ID再取得処理について図4を用い説明する。
制御部67が変更ID再取得処理を開始すると、まずS210にて、一致しなかったID情報がイエロー現像カートリッジ35YのID情報であるか否かを判定する。
そして、S210にて、一致しなかったID情報がイエロー現像カートリッジ35YのID情報であると判定した場合には(S210:YES)、S220へ移行し、アナログスイッチ85Yだけをオン状態にする。
つまり、S220では、データDATAを変化させつつクロック信号CKを出力することによって、シフトレジスタ73から出力される切替信号SYの信号レベルをハイレベルにし、他の切替信号SM,SC,SKの信号レベルをローレベルにする。
すると、イエロー現像カートリッジ35Yに接続される信号線だけが導通状態となる。
そして、S230にて、上述したS120と同様のID取得処理を行うことで、イエロー現像カートリッジ35YのID情報だけを取得する。
そして、S240にて、その取得したID情報を管理テーブルのイエロー現像カートリッジ35Y用の新たなID情報として更新する。
続いて、S250にて、イエロー現像カートリッジ35Y用のカウンタ77Yのカウント値をリセットし、S260へ移行する。
一方、S210にて、一致しなかったID情報がイエロー現像カートリッジ35YのID情報でないと判定した場合には(S210:NO)、S260へ移行する。
次に、S260にて、一致しなかったID情報がマゼンタ現像カートリッジ35MのID情報であるか否かを判定する。
そして、S260にて、一致しなかったID情報がマゼンタ現像カートリッジ35MのID情報であると判定した場合には(S260:YES)、S270へ移行し、アナログスイッチ85Mだけをオン状態にする。
つまり、S270では、データDATAを変化させつつクロック信号CKを出力することによって、シフトレジスタ73から出力される切替信号SMの信号レベルをハイレベルにし、他の切替信号SY,SC,SKの信号レベルをローレベルにする。
すると、マゼンタ現像カートリッジ35Mに接続される信号線だけが導通状態となる。
そして、S280にて、上述したS120と同様のID取得処理を行うことで、マゼンタカートリッジ35MのID情報だけを取得する。
そして、S290にて、その取得したID情報を管理テーブルのマゼンタ現像カートリッジ35M用の新たなID情報として更新する。
続いて、S300にて、マゼンタ現像カートリッジ35M用のカウンタ77Mのカウント値をリセットし、S310へ移行する。
一方、S260にて、一致しなかったID情報がマゼンタ現像カートリッジ35MのID情報でないと判定した場合には(S260:NO)、S310へ移行する。
次に、S310にて、一致しなかったID情報がシアン現像カートリッジ35CのID情報であるか否かを判定する。
そして、S310にて、一致しなかったID情報がシアン現像カートリッジ35CのID情報であると判定した場合には(S310:YES)、S320へ移行し、アナログスイッチ85Cだけをオン状態にする。
つまり、S320では、データDATAを変化させつつクロック信号CKを出力することによって、シフトレジスタ73から出力される切替信号SCの信号レベルをハイレベルにし、他の切替信号SY,SM,SKの信号レベルをローレベルにする。
すると、シアン現像カートリッジ35Cに接続される信号線だけが導通状態となる。
そして、S330にて、上述したS120と同様のID取得処理を行うことで、シアン現像カートリッジ35CのID情報だけを取得する。
そして、S340にて、その取得したID情報を管理テーブルのシアン現像カートリッジ35C用の新たなID情報として更新する。
続いて、S350にて、シアン現像カートリッジ35C用のカウンタ77Cのカウント値をリセットし、S360へ移行する。
一方、S310にて、一致しなかったID情報がシアン現像カートリッジ35CのID情報でないと判定した場合には(S310:NO)、S360へ移行する。
次に、S360にて、一致しなかったID情報がブラック現像カートリッジ35KのID情報であるか否かを判定する。
そして、S360にて、一致しなかったID情報がブラック現像カートリッジ35KのID情報であると判定した場合には(S360:YES)、S370へ移行し、アナログスイッチ85Kだけをオン状態にする。
つまり、S370では、データDATAを変化させつつクロック信号CKを出力することによって、シフトレジスタ73から出力される切替信号SKの信号レベルをハイレベルにし、他の切替信号SY,SM,SCの信号レベルをローレベルにする。
すると、ブラック現像カートリッジ35Kに接続される信号線だけが導通状態となる。
そして、S380にて、上述したS120と同様のID取得処理を行うことで、ブラック現像カートリッジ35KのID情報だけを取得する。
そして、S390にて、その取得したID情報を管理テーブルのブラック現像カートリッジ35K用の新たなID情報として更新する。
続いて、S400にて、ブラック現像カートリッジ35K用のカウンタ77Kのカウント値をリセットし、当該変更ID再取得処理を終了する。
一方、S360にて、一致しなかったID情報がブラック現像カートリッジ35KのID情報でないと判定した場合には(S360:NO)、そのまま当該変更ID再取得処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態のカラーレーザプリンタ1では、特定の装着領域69に装着された現像カートリッジ35からID情報を取得する際には、その現像カートリッジ35に接続された信号線だけが導通状態となるようにアナログスイッチ85を介して各信号線の導通・遮断状態を切り替え、その特定の装着領域69に装着された現像カートリッジ35のID情報を取得している。
よって、装着領域69毎に固有の識別情報を取り決め、その識別情報をID情報とセットで取得しなくても、各装着領域69に装着された現像カートリッジ35がどのID情報なのかを特定することができる。また、必要とするID情報のみを特定して取得することが可能であるため、無駄なID情報を取得しなくて済み、処理負荷を軽減できる。更に、4つの現像カートリッジ35に対して一つの共用ポートP1で済むので、設計の自由度が向上する。
また、本実施形態のカラーレーザプリンタ1では、制御部67が、アナログスイッチ85を介して信号線の全てを導通状態にすることで現像カートリッジ35の全てからID情報を取得し、現像カートリッジ35の交換が行われた装着領域69が複数あると判定したときにだけ(S140:NO)、その判定された装着領域69の現像カートリッジ35からID情報を取得し、その取得されたID情報を、それに対応する装着領域69の新たなID情報として管理テーブルを更新する。
これによれば、現像カートリッジ35が交換された際に、各装着領域69において、どの現像カートリッジ35が交換されたのかを特定して、管理テーブルを更新することができるので、常に、各装着領域69にどの現像カートリッジ35が装着されているのかを把握することができる。
また、本実施形態によれば、現像カートリッジ35の交換が行われたか否かを判断する際には、まず全てのICチップ71からID情報を取得し、現像カートリッジ35の交換が行われた装着領域69はないと判断した場合(S130:YES)、或いは、現像カートリッジ35の交換が行われた装着領域69が一つであると判定した場合は(S140:YES)、ICチップ71から再度ID情報を取得することはないため、ID情報を取得してから現像カートリッジ35の交換が行われた装着領域69を特定するまでに要する時間を短縮することができる。
ところで、各現像カートリッジ35に接続するための出力ポートをそれぞれ備え、各出力ポートから取得したID情報に基づき、各現像カートリッジ35の装着状態を常に監視する構成のカラーレーザプリンタにおいても、各現像カートリッジ35からID情報を一度に取得できるが、本実施形態のカラーレーザプリンタ1と比較すると、ID情報を取得するための出力ポートが多くなる(前者は出力ポートが4つであるのに対して、後者は出力ポートが3つP1,P2,P3で済む。)。
このため、本実施形態のカラーレーザプリンタ1の方が、ポート数が少なく、各現像カートリッジ35のID情報を一つの共用ポートP1を介して一度に取得できるので、制御部67への負荷を少なくできるという点で有利である。
また、本実施形態によれば、シフトレジスタ73を用いて、アナログスイッチ85をオン・オフさせているので、アナログスイッチ85を増設したとしても、制御部67の出力ポート数を増やすことなくアナログスイッチ85をオン・オフさせる(各信号線の導通・遮断状態を切り替える)ことができる。
尚、本実施形態では、ICチップ71がID記憶手段に相当し、アナログスイッチ85が切替手段に相当し、S220,S230,S270,S280,S320,S330,S370及びS380の処理が、取得手段に相当している。また、メモリ79が管理テーブル記憶手段に相当し、S130,S140,S210,S260,S310及びS360の処理が、判定手段に相当している。また、S150,S240,S250,S290,S300,S340,S350,S390及びS400の処理が更新手段に相当し、S110,S120の処理が全ID取得手段に相当している。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
上記本実施形態では、着脱可能部品として、現像カートリッジ35を例示したが、これに限らず、カラーレーザプリンタ1に対して着脱可能な部品であれば何でも良く、例えば、定着部29であっても良い。この場合、定着部29にもICチップ71を取り付けて、そのICチップ71のID情報をメモリ79に記憶しておき、上記と同様のカートリッジ交換判定処理を実行するようにすれば良い。
また、本実施形態では、画像形成装置として、4サイクル方式のカラーレーザプリンタ1を例示したが、これに限らず、タンデム方式のカラーレーザプリンタやモノクロレーザプリンタであっても良い。またこの場合、ICチップ71は、現像カートリッジ35に限らず、感光体が収容された感光体カートリッジや、感光体及び現像器が収容された一体式のカートリッジに取り付けられていても良い。
また、本実施形態では、現像カートリッジ35の交換が行われた装着領域69を特定する際、まず全てのID情報を取得してから特定をしていたが、これに限らず、例えば、85Y→85M→85C→85Kの順でアナログスイッチ85を順次オンさせていくことで個々にID情報を取得しても良い。
また、制御部67は、カバー部開閉スイッチ83がオフ状態からオン状態に切り替わったことを検知すると(即ち、カバー部3aが開けられると)、シフトレジスタ73に対して、データDATAとして「0」を出力しつつクロック信号CKを出力することによって、全ての信号線が遮断状態となるように、シフトレジスタ73の各出力端子から出力される切替信号Sの信号レベルを設定するよう構成されていれば、ホットインサーションに関して、好適に作用することができる。
また、例えば、シフトレジスタ73に代えて、デコーダを用いても良い。この場合、制御部67には、出力ポートP2,P3に代えて、「0」か「1」のデータをデコーダの入力端子へ出力するための出力ポートを設ける。そして、デコーダは、各アナログスイッチ85へ上記切替信号Sを出力するための4つの出力端子を備え、入力されたデータに応じて切替信号Sの信号レベルを変更して出力するように構成されていれば良い。
ところで、この変形例において、例えば定着部29にICチップ71を設けてアナログスイッチ85の設置数を更に増やす場合、デコーダに、定着部29のICチップ71に接続するための出力端子を単に増設しただけでは、制御部67は、変更ID再取得処理を正常に実行できなくなってしまう。
即ち、この場合、制御部67が出力する2つのデータの出力パターンは4通りしかないため、制御部67は、5つの着脱可能部品(ここでは、現像カートリッジ35Y,35M,35C,35K及び定着部29)から一つずつID情報を取得することができない。
そこで、この問題を解決するには、デコーダに、データが入力されるための入力端子を増設し、制御部67に、デコーダに増設された入力端子にデータを出力するための出力ポートを増設すれば良い。
そして、このようにすれば、制御部67は、変更ID再取得処理を正常に実行でき、どの装着領域にてどの現像カートリッジ35若しくは定着部29が交換されたのかを確認することができる。
一方、本実施形態では、アナログスイッチ85の設置数を更に増やしたとしても、制御部67の出力ポートを増設せずにシフトレジスタ73の出力端子を増設するだけで、制御部67は、変更ID再取得処理を正常に実行することができる。
このため、本実施形態の如くシフトレジスタ73を用いた方が、デコーダを用いるよりも有利である。
また、本実施形態では、シフトレジスタ73を設けて、その出力端子から出力される切替信号Sに応じて、アナログスイッチ85のオン・オフの状態を切り替えていたが、これに限らず、シフトレジスタ73を設けずに、各アナログスイッチ85の制御端子に接続するための出力ポートを、制御部67に設けても良い。この場合、制御部67では、出力ポートP2,P3に代えて、アナログスイッチ85の数だけ出力ポートを設ける。
しかし、アナログスイッチ85の設置数が増えるほど、制御部67のポート数が多くなってしまうため、上記実施形態の方が有利である。
また、ICチップ71は、記憶部71aと通信部71bとから構成されていたが、これに限らず、例えばA/D変換器等を備えていても良い。
この場合、例えばエンプティセンサ81を内蔵した現像カートリッジ35を用い、その現像カートリッジ35には、エンプティセンサ81からの検知信号がICチップ71のA/D変換器に入力されるようにICチップ71を取り付ける。
そして、制御部67は、上述の変更ID再取得処理の如く、各信号線の導通・遮断状態を切り替えることで、各ICチップ71からエンプティセンサ81の検知信号を一つずつ取得するよう構成されていれば、制御部67のエンプティセンサ用の出力ポートP10〜P13の数を減らすことができる。
また、本実施形態において、各現像カートリッジ35に取り付けられるICチップ71は一つだけだったが、これに限らず、各現像カートリッジ35には複数のICチップ71が取り付けられていても良い。
また、本実施形態では、制御部67の共用ポートP1を介して4つの現像カートリッジ35からID情報を取得していたが、これに限らず、全ての現像カートリッジ35が1つの共用ポートP1に接続されていなくても良い。
例えば、現像カートリッジ35や定着部29等の着脱可能部品の多数(例えば10個)に対してICチップ71を取り付ける場合、制御部67が、その全ての着脱可能部品のID情報を共用ポートにて取得するようにしても良いが、制御部67に共用ポートを増設して、例えば5個を共用ポートP1に接続し、残りの5個を増設した共用ポートに接続するようにしても良い。
但し、本実施形態の方が、ポート数が少ない点で有利である。
実施形態のカラーレーザプリンタの主要部概略断面図である。 同カラーレーザプリンタの本発明に係る主要な部分を表す構成図である。 本実施形態の制御部で実行されるカートリッジ交換判定処理を表すフローチャートである。 同制御部で実行される変更ID再取得処理を表すフローチャートである。
符号の説明
1…カラーレーザプリンタ、3…本体ケーシング、3a…カバー部、9…画像形成部、21…スキャナユニット、23…プロセス部、25…中間転写ベルト機構部、29…定着部、31…ベルト感光体機構部、33…ベルト感光体、35…現像カートリッジ、51…中間転写ベルト、67…制御部、69…装着領域、71…ICチップ、73…シフトレジスタ、75…レジストセンサ、77…カウンタ、79…メモリ、85…アナログスイッチ

Claims (13)

  1. 固有のID情報を外部から読み取り可能に記憶したID記憶手段を有する着脱可能部品を、着脱可能に装着するための複数の装着領域を備え、各装着領域に装着された着脱可能部品の動作によって、記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    前記各装着領域に装着された着脱可能部品の各々に接続され、その着脱可能部品のID記憶手段からID情報を読み出すための複数の信号線と、
    前記複数の信号線に接続される一つの共用ポートを有し、前記各装着領域に装着された着脱可能部品のID記憶手段から、前記信号線および前記共用ポートを介してID情報を取得する取得手段と、
    前記各信号線に取り付けられ、その信号線の導通・遮断状態を切り替える切替手段とを備え、
    前記取得手段は、特定の装着領域に装着された着脱可能部品からID情報を取得する際には、その着脱可能部品に接続された信号線だけが導通状態となるように前記切替手段を介して前記各信号線の導通・遮断状態を切り替え、その特定の装着領域に装着された着脱可能部品のID情報を取得することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記各切替手段に対して前記各信号線の導通・遮断状態を切り替えるための切替信号を出力する出力端子を夫々有し、外部から入力されるクロック信号に同期して、外部から入力されたデータをシフトすることにより、前記各出力端子から出力される切替信号の信号レベルを変化させるシフトレジスタを備え、
    前記取得手段は、前記着脱可能部品からID情報を取得する際、前記シフトレジスタに対して、前記データ及び前記クロック信号を入力することによって、前記ID情報を取得すべき着脱可能部品に接続された信号線だけが導通状態となるように、前記各出力端子から出力される切替信号の信号レベルを設定すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記各装着領域と、それに装着された着脱可能部品のID情報とを対応づけた管理テーブルを記憶する管理テーブル記憶手段と、
    前記取得手段により前記ID情報が取得されると、その取得されたID情報と前記管理テーブル記憶手段に記憶された管理テーブルとに基づき、前記着脱可能部品の交換が行われた装着領域があるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記着脱可能部品の交換が行われた装着領域があると判定されると、前記取得手段により取得されたID情報を、それに対応する装着領域の新たなID情報として前記管理テーブルを更新する更新手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記管理テーブルは、前記各装着領域とそれに装着された着脱可能部品のID情報に加えて、その着脱可能部品の使用状況を表すための使用情報も含んでおり、
    前記更新手段は、前記着脱可能部品の使用状況に応じて前記管理テーブル内の前記使用情報を更新すること、
    を特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記信号線の全てが導通状態となるように前記切替手段を介して前記各信号線の導通・遮断状態を切り替え、前記装着領域に装着された着脱可能部品全てのID情報を取得する全ID情報取得手段を備え、
    前記判定手段は、前記全ID情報取得手段によりID情報が取得されると、その取得されたID情報と前記管理テーブルとに基づき、前記着脱可能部品の交換が行われた装着領域があるか否かを判定し、
    前記取得手段は、前記判定手段により着脱可能部品の交換が行われた装着領域があると判定されると、その判定された装着領域を一つずつ選択して、その選択した装着領域に装着された着脱可能部品に接続された信号線だけが導通状態となるように前記切替手段を介して前記各信号線の導通・遮断状態を切り替え、その選択した装着領域に装着された着脱可能部品のID情報を取得し、
    前記更新手段は、前記取得手段によりID情報が取得されると、その取得されたID情報を、それに対応する装着領域の新たなID情報として前記管理テーブルを更新すること を特徴とする請求項3又は請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記取得手段は、前記判定手段により着脱可能部品の交換が行われた装着領域があると判定されると、その判定された装着領域が一つであった場合には、前記各信号線の導通・遮断状態を切り替えずに、前記全ID取得手段により取得されたID情報のうち、前記判定手段により判定された装着領域に装着された着脱可能部品からのID情報を、それに対応する装着領域の新たなID情報として、前記更新手段に対し、前記管理テーブルを更新させることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記全ID情報取得手段は、当該画像形成装置の電源スイッチが投入されたとき、或いは、当該画像形成装置において、前記着脱可能部品が前記装着領域に装着される際に開閉されるカバー部が開閉されたときに、前記ID記憶手段からID情報を取得すること、
    を特徴とする請求項5又は請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記取得手段は、当該画像形成装置において、前記着脱可能部品が前記装着領域に装着される際に開閉されるカバー部が開放されると、前記信号線の全てが遮断状態となるように前記切替手段を介して前記信号線の導通・遮断状態を切り替えることを特徴とする請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記着脱可能部品は、当該画像形成装置における画像形成プロセスの少なくとも一部を構成するカートリッジであることを特徴とする請求項1ないし請求項8の何れか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記ID記憶手段は、読み取り専用の記憶媒体であることを特徴とする請求項1ないし請求項9の何れか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記信号線はシリアルラインであり、前記ID記憶手段は、前記ID情報をシリアル通信するための通信手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項10の何れか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記ID記憶手段は、ICチップであることを特徴とする請求項1ないし請求項11の何れか1項に記載の画像形成装置。
  13. 請求項1ないし請求項12の何れかに記載の画像形成装置に対して着脱可能であって、前記ID記憶手段を備えた着脱可能部品。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016206562A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 株式会社沖データ 情報処理装置、画像形成装置および情報処理プログラム
JP2017177716A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2018049141A (ja) * 2016-09-21 2018-03-29 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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