JP2006105872A - 放射線測定装置および放射線測定方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 測定チャンバ3は、測定対象物1に向かう開口部4と外気吸引口6とを有する。放射線測定装置は、測定チャンバ3と、外気吸引口6から測定チャンバ3に流入するイオンを除去する吸引口浄化手段7と、測定チャンバ3と測定対象物1の隙間から測定チャンバ3内にイオンが流入するのを防止する隙間遮断手段9と、測定チャンバ3から導かれたイオンを検出するイオン検出器10と、測定チャンバ3からの気体をイオン検出器10に導く輸送配管11と、輸送配管11を通して測定チャンバ3の気体をイオン検出器10に向けて吸引する吸引手段12と、イオン検出器10に収集されるイオンを測定する電流測定手段15と、測定された電流に基づいて放射能を算出するデータ処理手段16と、測定チャンバ3やイオン検出器10などを載置して移動可能な積載輸送手段18、8と、を有する。
【選択図】 図1
Description
Claims (12)
- 測定対象物に向かう開口部と、前記測定対象物の近傍を通らない外気を取り入れる外気吸引口とを有し、前記測定対象物から放出される放射線が気体を電離する空間を形成する測定チャンバと、
前記外気吸引口から前記測定チャンバに流入する気体中のイオンを除去する吸引口浄化手段と、
前記測定チャンバと前記測定対象物の隙間から前記測定チャンバ内にイオンが流入するのを防止する隙間遮断手段と、
前記測定チャンバ外に配置され、前記測定チャンバから導かれた気体のイオンを検出するイオン検出器と、
前記測定チャンバからの気体を前記イオン検出器に向けて吸引する吸引手段と、
前記イオン検出器に収集されるイオンを電流として測定する電流測定手段と、
前記電流測定手段で測定された電流に基づいて放射能を算出するデータ処理手段と、
少なくとも前記測定チャンバ、吸引口浄化手段、隙間遮断手段、イオン検出器および吸引手段を載置して移動可能な積載輸送手段と、
を有することを特徴とする放射線測定装置。 - 前記開口部を所定の時期に開閉できる開閉手段をさらに有すること、を特徴とする請求項1記載の放射線測定装置。
- 前記積載輸送手段は、少なくとも前記測定チャンバ、吸引口浄化手段および隙間遮断手段を積載して移動可能な第1の積載輸送手段と、少なくとも前記イオン検出器および吸引手段を積載して前記第1の積載輸送手段と分離して移動可能な第2の積載輸送手段とを有し、
前記測定チャンバとイオン検出器の間が輸送配管で接続され、この輸送配管の少なくとも一部がフレキシブルチューブで形成されていること、
を特徴とする請求項1または2項記載の放射線測定装置。 - 前記積載輸送手段は、少なくとも前記測定チャンバ、吸引口浄化手段、隙間遮断手段およびイオン検出器を積載して移動可能な第1の積載輸送手段と、少なくとも前記吸引手段を積載して前記第1の積載輸送手段と分離して移動可能な第2の積載輸送手段とを有し、
前記イオン検出器と吸引手段の間が輸送配管で接続され、この輸送配管の少なくとも一部がフレキシブルチューブで形成されていること、
を特徴とする請求項1または2項記載の放射線測定装置。 - 前記積載輸送手段は、前記測定チャンバ、吸引口浄化手段、隙間遮断手段、イオン検出器および吸引手段をすべて一体的に積載して移動可能であること、
を特徴とする請求項1または2項記載の放射線測定装置。 - 前記輸送配管の少なくとも一部が、フレキシブル外筒と、金属製テープ材を螺旋状に巻いて構成されて前記外筒の内側に挿入された内筒とからなる二重管であることを特徴とする請求項3または4記載の放射線測定装置。
- 前記気体が前記測定チャンバから前記イオン検出器に向かう途中に、気体の流れを螺旋状に旋回させる螺旋状案内部と、この螺旋状案内部の外周で気体中のダストを収集するダスト収集部とが配置されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか記載の放射線測定装置。
- 測定対象物に向けられた開口部の開閉部を開いて、しかも前記測定対象物とともに密閉された測定チャンバを形成し、前記測定対象物から放出される放射線によって前記測定チャンバ内で気体を電離させる照射工程と、
前記照射工程の後に、前記開閉部を閉じて前記測定対象物と前記測定チャンバとを遮断し、イオンを除去した外気を前記測定対象物の近傍を通さずに前記測定チャンバ内に吸引するとともに前記測定チャンバ内の気体を前記測定チャンバ外のイオン検出器に導き、このイオン検出器に発生するグロス電流を測定するグロス電流測定工程と、
前記グロス電流測定工程で測定されたグロス電流に基づいて放射能を算出する放射能算出工程と、
を有する放射線測定方法。 - 測定対象物に向けられた開口部の開閉部を開いて、しかも前記測定対象物とともに密閉された測定チャンバを形成し、前記測定対象物から放出される放射線によって前記測定チャンバ内で気体を電離させる照射工程と、
前記照射工程の後に、前記開閉部を開放したままで、イオンを除去した外気を前記測定チャンバ内に吸引するとともに前記測定チャンバ内の気体を前記測定チャンバ外のイオン検出器に導き、このイオン検出器に発生するグロス電流を測定する近傍気体吸引時グロス電流測定工程と、
前記近傍気体吸引時グロス電流測定工程で測定されたグロス電流に基づいて放射能を算出する放射能算出工程と、
を有する放射線測定方法。 - 前記測定対象物から放出される放射線の影響がない状態で前記イオン検出器に発生するバックグラウンド電流を測定するバックグラウンド電流測定工程をさらに有し、
前記放射能算出工程では、前記グロス電流から前記バックグラウンド電流を差し引いて得られる正味電流を求め、この正味電流に基づいて放射能を算出すること、
を特徴とする請求項8または9記載の放射線測定方法。 - 前記バックグラウンド電流測定工程は複数回に分けて行ない、それぞれの工程で別個に前記バックグラウンド電流を求め、
前記グロス電流測定工程または近傍気体吸引時グロス電流測定工程は複数回に分けて行ない、それぞれの工程で別個に前記グロス電流を求め、
前記放射能算出工程では、前記複数のバックグラウンド電流および複数のグロス電流に基づいて正味電流を求め、
この正味電流に基づいて放射能を算出すること、
を特徴とする請求項10記載の放射線測定方法。 - 電離空間を形成する測定チャンバの開閉部を開いて、前記測定チャンバ内に測定対象物を搬入する搬入工程と、
前記搬入工程の後に、前記開閉部を閉じて、前記測定チャンバを密封状態にして測定対象物の放射線によって前記電離空間を所定時間照射する照射工程と、
前記照射工程の後に前記開閉部を開いて、前記測定対象物を前記測定チャンバから搬出する搬出工程と、
前記搬出工程の後に前記開閉部を閉じて、イオンを除去した外気を前記測定対象物の近傍を通さずに前記測定チャンバ内に吸引するとともに、前記測定チャンバ内の気体を、残留するイオンとともに吸引して、前記測定チャンバ外に配置されたイオン検出器により、所定の時間の電流を測定する電流測定工程と、
前記電流測定工程で測定された電流値に基づいて放射能を算出する放射能算出工程と、
を有する放射線測定方法。
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