JP2006105039A - 多気筒圧縮機 - Google Patents

多気筒圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006105039A
JP2006105039A JP2004293540A JP2004293540A JP2006105039A JP 2006105039 A JP2006105039 A JP 2006105039A JP 2004293540 A JP2004293540 A JP 2004293540A JP 2004293540 A JP2004293540 A JP 2004293540A JP 2006105039 A JP2006105039 A JP 2006105039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
compression mechanism
roller
cylinder
compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004293540A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Nozu
敏治 野洲
Hiroshi Matsunaga
寛 松永
Toru Aya
亨 綾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004293540A priority Critical patent/JP2006105039A/ja
Publication of JP2006105039A publication Critical patent/JP2006105039A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

【課題】複数個の圧縮機構部の内、いずれかのブレードを前後の差圧制御を行い、ローラより離間保持または解除することにより、能力制御を行う多気筒圧縮機において、離間保持を解除する際に、ブレードとローラの衝突音が発生し、またその部品の耐久性への悪影響が懸念される。
【解決手段】能力制御を行う圧縮機構部のブレードの板厚方向断面積を、他のブレードのものより小さく構成することで、その前後の差圧によりブレードに作用する力を軽減できるので、結果としてローラとの衝撃を抑えることができ、高信頼性の圧縮機とすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のシリンダを備え、かつその圧縮能力可変機構をもつ多気筒圧縮機に関するものである。
従来の圧縮能力可変機構をもつ多気筒圧縮機は、図9に示すように密閉容器1内部にシリンダ室2を複数個備え、そのそれぞれのシリンダ室2に偏心回転するローラ3と、ローラ3に当接しシリンダ室2を区画するブレード4から圧縮機構部5a、5bを構成している。能力可変に際しては、いずれかの圧縮機構部5aのシリンダ室2に高圧冷媒を流入、または、ブレード4背面に密閉空間6を構成し、低圧または中間圧の冷媒を流入させることにより、ブレード4の前後の圧力制御を行いローラ3より離間保持して圧縮を中断させる形態としている。また通常運転に復帰の際は、シリンダ室2に低圧冷媒を、ブレード4背面に高圧冷媒を導入する通常の形態にすることにより、ブレード4が差圧による力を受け、ローラ3に再度当接し圧縮仕事を再開する。
上記構成において、圧縮中断状態より通常運転に切り替えの際に、ブレード4先端と、ローラ3の外周が衝突し衝突音が発生すると共に、両部材の耐久性への影響が懸念される。
従来の技術としては、運転周波数が可変の電動機をもったインバータ圧縮機においては、切り替えの際、運転周波数を低下させ衝撃を低減するなどの制御がなされている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−256286号公報
しかしながら、上記従来例では、当然ながら一定速圧縮機への解決は困難となる。
本発明は、一定速圧縮機においても、能力制御の切り替え時に発生する衝撃を軽減し、低騒音、高信頼性の多気筒圧縮機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、能力制御を施す圧縮機構部のブレードの板厚方向断面積を、他のブレードのものより小さくし、ブレードに作用する差圧による力を下げることにより、ローラとの衝突時の衝撃を低減することができる。また、ブレードの重量を小さくすることにより同様の効果が得られる。更に、能力制御を施す圧縮機構部のローラの偏心量を小さくし、ブレードの可動長さを小さくすることにより、ブレードとローラの衝突時の速度を下げ、衝撃を低減することができる。
本発明の能力制御機構を備えた多気筒圧縮機は、能力制御の切り替え時に発生するブレードとローラの衝突による衝撃を前述の手段により軽減することができ、静音でかつ信頼性の高い圧縮機を提供することができる。
第1の発明は、密閉容器内部にシリンダ室を複数個備え、そのそれぞれのシリンダ室に偏心回転するローラと、ローラに当接しシリンダ室を区画するブレードからなる圧縮機構部を持ち、必要に応じいずれかの圧縮機構部のブレードを、その前後の圧力制御によりローラより離間保持、もしくは離間解除可能とした能力可変の圧縮機において、前記の制御可能な圧縮機構部のブレードの板厚方向断面積を、他のブレードのものより小さく構成することで、その前後の差圧によりブレードに作用する力を軽減できるので、結果としてローラとの衝撃を抑えることができ、高信頼性の圧縮機とすることができる。
第2の発明は、制御可能な圧縮機構部のブレードの幅、長さ、高さ、切り欠き等の外寸もしくは、密度、材質等に変更を加え、その重量を、他の圧縮機構部のものより小さくすることにより、第1の発明と同様に衝突の際のエネルギーを低減できる。
第3の発明は、制御可能な圧縮機構部のローラの偏心量を、他の圧縮機構部のものより小さくすることで、ブレードの可動長さを短くし、ブレードとロータの衝突速度を低減することにより、衝撃を緩和することで上記発明同様の効果が得られる。
第4の発明は、上記請求項のいずれか、もしくは全てを組み合わせることにより、より衝撃緩和の効果をえることができる。
(実施の形態1)
図1は本発明第1の実施の形態における多気筒圧縮機を示す図、図2は図1におけるA−A断面矢視図、図3は同B−B断面矢視図である。
密閉容器1内部にシリンダ室2を複数個備え、そのそれぞれのシリンダ室2には偏心回転するローラ3と、ローラ3に当接しシリンダ室2を区画するブレード4からなる圧縮機構部5a、5bが構成されている。
必要に応じいずれかの圧縮機構部5aのブレード4を、その前後の圧力制御によりローラ3より離間保持、もしくは離間解除可能とした能力可変の圧縮機において、前記の制御可能な圧縮機構部5aのブレード4の板厚方向断面積を、他のブレード4のものより小さく構成することで、その前後の差圧によりブレード4に作用する力を軽減できるので、結果としてローラ3との衝撃を抑えることができ、高信頼性の圧縮機とすることができる。
(実施の形態2)
図4は本発明第2の実施の形態における多気筒圧縮機を示す図である。
制御可能な圧縮機構部5aのブレード4の幅、長さ、高さ、切り欠き等の外寸もしくは、密度、材質等に変更を加え、その重量を、他の圧縮機構部5のものより小さくすることにより、第1の発明と同様に衝突の際のエネルギーを低減できる。
(実施の形態3)
図5、図6は本発明第3の実施の形態における多気筒圧縮機を示す図である。
制御可能な圧縮機構部5aのローラ3の偏心量を、他の圧縮機構部5bのものより小さくすることで、ブレード4の可動長さを短くし、ブレード4とロータ3の衝突速度を低減することにより、衝撃を緩和することで上記発明同様の効果が得られる。
(実施の形態4)
図7、図8は本発明第4の実施の形態における二気筒圧縮機を示す図である。
上記請求項のいずれか、もしくは全てを組み合わせることにより、より衝撃緩和の効果を得ることができる。
以上のように、本発明における多気筒圧縮機は、その大小、定速、可変速機種に拘らず、あらゆる密閉形電動圧縮機に適用できる。
本発明第1の実施形態における多気筒圧縮機を示す図 図1におけるA−A断面矢視図 図1におけるB−B断面矢視図 本発明第2の実施形態における多気筒圧縮機を示す図 本発明第3の実施形態における圧縮機構を示す径方向断面図 本発明第3の実施形態における能力制御側圧縮機構を示す径方向断面図 本発明第4の実施形態における圧縮機構を示す径方向断面図 本発明第4の実施形態における能力制御側圧縮機構を示す径方向断面図 従来の多気筒圧縮機を示す図
符号の説明
1 密閉容器
2 シリンダ室
3 ローラ
4 ブレード
5a 圧縮機構部(能力制御側)
5b 圧縮機構部
6 密閉空間

Claims (4)

  1. 密閉容器内部にシリンダ室を複数個備え、そのそれぞれのシリンダ室に偏心回転するローラと、ローラに当接しシリンダ室を区画するブレードからなる圧縮機構部を持ち、必要に応じいずれかの圧縮機構部のブレードを、その前後の圧力制御によりローラより離間保持、もしくは離間解除可能とした能力可変の圧縮機において、前記の制御可能な圧縮機構部のブレードの板厚方向断面積を、他のブレードのものより小さくしたことを特徴とする多気筒圧縮機。
  2. 制御可能な圧縮機構部のブレードの重量を、他の圧縮機構部のものより小さくしたことを特徴とする請求項1の多気筒圧縮機。
  3. 制御可能な圧縮機構部のローラの偏心量を、他の圧縮機構部のものより小さくしたことを特徴とする請求項1の多気筒圧縮機。
  4. 上記請求項のいずれか、もしくは全てを組み合わせたことを特徴とする多気筒圧縮機。
JP2004293540A 2004-10-06 2004-10-06 多気筒圧縮機 Pending JP2006105039A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004293540A JP2006105039A (ja) 2004-10-06 2004-10-06 多気筒圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004293540A JP2006105039A (ja) 2004-10-06 2004-10-06 多気筒圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006105039A true JP2006105039A (ja) 2006-04-20

Family

ID=36375067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004293540A Pending JP2006105039A (ja) 2004-10-06 2004-10-06 多気筒圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006105039A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009115067A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Fujitsu General Ltd 2段圧縮ロータリー圧縮機
CN111852865A (zh) * 2019-04-28 2020-10-30 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 变容机构、压缩机、空调器

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6355388A (ja) * 1986-08-25 1988-03-09 Hitachi Ltd ロ−タリ形圧縮機
JPS63201391A (ja) * 1987-02-16 1988-08-19 Hitachi Ltd 回転式密閉形圧縮機
JPS63219891A (ja) * 1987-03-06 1988-09-13 Hitachi Ltd ロ−タリ圧縮機の回転数制御方法
JPH01247786A (ja) * 1988-03-29 1989-10-03 Toshiba Corp 2シリンダ型ロータリ式圧縮機
JPH0367086A (ja) * 1989-08-04 1991-03-22 Hitachi Ltd 回転機およびその回転機を用いた冷凍装置
JPH0658280A (ja) * 1992-08-06 1994-03-01 Toshiba Corp 多気筒型回転圧縮機

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6355388A (ja) * 1986-08-25 1988-03-09 Hitachi Ltd ロ−タリ形圧縮機
JPS63201391A (ja) * 1987-02-16 1988-08-19 Hitachi Ltd 回転式密閉形圧縮機
JPS63219891A (ja) * 1987-03-06 1988-09-13 Hitachi Ltd ロ−タリ圧縮機の回転数制御方法
JPH01247786A (ja) * 1988-03-29 1989-10-03 Toshiba Corp 2シリンダ型ロータリ式圧縮機
JPH0367086A (ja) * 1989-08-04 1991-03-22 Hitachi Ltd 回転機およびその回転機を用いた冷凍装置
JPH0658280A (ja) * 1992-08-06 1994-03-01 Toshiba Corp 多気筒型回転圧縮機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009115067A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Fujitsu General Ltd 2段圧縮ロータリー圧縮機
CN111852865A (zh) * 2019-04-28 2020-10-30 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 变容机构、压缩机、空调器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5826692B2 (ja) 気体圧縮機
KR101273710B1 (ko) 리니어 압축기
KR101225346B1 (ko) 싱글 블레이드 진공 펌프용 블레이드 및 싱글 블레이드 진공 펌프
EP2613053B1 (en) Rotary compressor with dual eccentric portion
US20210006103A1 (en) Motor and compressor including the same
JP2011052685A (ja) 圧縮機
JP2010226830A (ja) 電動機及びそれを搭載した圧縮機
JP2006105039A (ja) 多気筒圧縮機
US20170306961A1 (en) Compressor
JP2007239588A (ja) 多段ロータリ型流体機械
JP2005509800A (ja) Z−プレートを備えた圧縮機
JP2007009861A (ja) 多気筒圧縮機
ITTO20010113A1 (it) Compressore ermetico in particolare per ridurre il rumore generato durante il funzionamento.
WO2020166430A1 (ja) 圧縮機
KR20180116985A (ko) 로터리 압축기
JP2011038485A (ja) 密閉型圧縮機
CN101514702A (zh) 螺旋压缩机
JP2014129755A (ja) ロータリ式圧縮機
JP2012253912A (ja) ロータコアおよびモータ
JP2012036822A (ja) 圧縮機
JP4345001B2 (ja) スクロール流体機械
JP6502078B2 (ja) 圧縮機
JP2006112396A (ja) ローリングピストン型圧縮機
JP4715281B2 (ja) 密閉型圧縮機
JP2014190224A (ja) 回転式圧縮機、冷凍サイクル装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061107

RD01 Notification of change of attorney

Effective date: 20061213

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

A977 Report on retrieval

Effective date: 20091119

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091215

A521 Written amendment

Effective date: 20100122

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20100622

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02