JP2006104841A - 壁パネル用の埋設アンカー金具、その圧入方法および壁パネルの取付構造 - Google Patents
壁パネル用の埋設アンカー金具、その圧入方法および壁パネルの取付構造 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 壁パネルに対するアンカー挿通孔およびボルト挿通孔の形成と、アンカー挿通孔に対する埋設アンカー金具の埋設・位置合わせを予め工場で行うことができ、埋設後のアンカー金具の固定保持性が高くて壁パネルから脱落することがなく、しかも建築現場でのパネル取付施工性にすぐれた壁パネル用の埋設アンカー金具、その圧入方法およびこの埋設アンカー金具を使用した壁パネルの取付構造の提供。
【解決手段】 壁パネル1の内部に形成されたアンカー挿入孔2aに圧入され、壁パネル1に取付けたパネル取付用金具3およびボルト4を介して壁パネル1を建物躯体7に取付固定するために機能する埋設アンカー金具10であって、長さ方向中央部に係止金具固定用のボルト4を係止するためのボルト挿通孔12を備えると共に、その長さ方向全域にかけてスリット13を備える円筒部材11からなることを特徴とする。
【選択図】 図3
【解決手段】 壁パネル1の内部に形成されたアンカー挿入孔2aに圧入され、壁パネル1に取付けたパネル取付用金具3およびボルト4を介して壁パネル1を建物躯体7に取付固定するために機能する埋設アンカー金具10であって、長さ方向中央部に係止金具固定用のボルト4を係止するためのボルト挿通孔12を備えると共に、その長さ方向全域にかけてスリット13を備える円筒部材11からなることを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、軽量気泡コンクリートパネル(以下、ALCパネルという。)に代表される壁パネルを建物躯体に取付けるために使用する埋設アンカー金具、およびこの埋設アンカー金具を使用した壁パネルの取付構造に関するものである。
さらに詳しくは、壁パネルへのアンカー挿通孔およびボルト挿通孔の形成、およびアンカー挿通孔への埋設アンカー金具の埋設・位置合わせを工場で予め行うことができ、埋設後のアンカー金具はその固定保持性が高くなり壁パネルから脱落することがなく、しかも建築現場でのパネル取付施工性に優れた壁パネル用の埋設アンカー金具、その圧入方法およびこの埋設アンカー金具を使用した壁パネルの取付構造に関するものである。
さらに詳しくは、壁パネルへのアンカー挿通孔およびボルト挿通孔の形成、およびアンカー挿通孔への埋設アンカー金具の埋設・位置合わせを工場で予め行うことができ、埋設後のアンカー金具はその固定保持性が高くなり壁パネルから脱落することがなく、しかも建築現場でのパネル取付施工性に優れた壁パネル用の埋設アンカー金具、その圧入方法およびこの埋設アンカー金具を使用した壁パネルの取付構造に関するものである。
ALCパネルは、いわゆるコンクリート板に比べて多孔質であり、比重が0.45〜0.56と軽量であることから、軽量性、耐侯性および断熱性がすぐれており、これらの特性を生かして建築材料、例えば建物の内外壁用パネルや屋根パネルとして広く使用されている。
具体的には、筒状の埋設アンカー金具を使用してALCパネルを建物躯体に取付ける方法が採用されている。
この方法で使用される従来の埋設アンカー金具の代表例としては、図4および図5に示したものが知られている。(特許文献1参照)
この方法で使用される従来の埋設アンカー金具の代表例としては、図4および図5に示したものが知られている。(特許文献1参照)
すなわち、図4に示した従来の埋設アンカー金具は、金属製のパイプアンカー5を主体としてその適所にねじ孔6を穿設したものであり、図5に示すように、壁パネル内部に埋設させてその壁パネルを建物躯体へ取付けるために用いられる。
パイプアンカー5を壁パネル1内に埋設させる方法は、図5に示すように、まず、壁パネル1の表面にボルト挿通用の挿通孔2bと、小口面にアンカー金具挿通用の挿通孔2aとを穿設し、次に、挿入用治具9を使用してアンカー金具挿通孔2aへパイプアンカー5を挿入する。このとき、パイプアンカー5のねじ孔6とボルト挿通孔2bとを位置合わせしておく。
そして、建物躯体(梁)7に固定されたアングル8に係止したパネル取付用金具3を貫通させたボルト4の先端を、埋設されたパイプアンカー5のねじ孔6に捩じ込むことにより、壁パネル1が建物躯体(梁)7に取付られる。
そして、建物躯体(梁)7に固定されたアングル8に係止したパネル取付用金具3を貫通させたボルト4の先端を、埋設されたパイプアンカー5のねじ孔6に捩じ込むことにより、壁パネル1が建物躯体(梁)7に取付られる。
しかし、上記従来の埋設アンカー金具では、アンカー金具挿通孔2aがパイプアンカー5の外径より大きめに穿設してあるため、製造工場において壁パネル1の内部へパイプアンカー5を予め挿入しておいても、壁パネル1の搬送時に挿入したパイプアンカー5が脱落してしまう問題があった。
さらに、建築現場においてこの埋設アンカー金具を壁パネル1の所定位置に精度良く設置するためには、ねじ孔5とボルト挿通孔2bとの位置合わせが必要となり、熟練した技術と多くの手間・時間を必要としていた。
特開平7−279304号公報
本発明は、上述した従来技術における問題点の解決を課題として検討した結果達成されたものである。
そして、本発明の目的は、壁パネルへのアンカー挿通孔およびボルト挿通孔の形成、および、アンカー挿通孔に対する埋設アンカー金具の埋設・位置合わせを工場で予め行うことができ、さらに、埋設後のアンカー金具はその固定保持性が高くなり壁パネルから脱落することがなく、建築現場でのパネル取付施工性に優れた壁パネル用の埋設アンカー金具、その圧入方法およびこの埋設アンカー金具を使用した壁パネルの取付構造を提供することとした。
上記の目的を達成するために、
壁パネルの内部に形成されたアンカー挿入孔に圧入され、前記壁パネルに取付けたパネル取付用金具およびボルトを介して前記壁パネルを建物躯体に取付固定するために機能する埋設アンカー金具であって、長さ方向中央部に係止金具固定用のボルトを係止するためのボルト挿通孔を備えると共に、その長さ方向全域にかけてスリットを備える円筒部材からなることを特徴とする壁パネル用の埋設アンカー金具を採用した。
壁パネルの内部に形成されたアンカー挿入孔に圧入され、前記壁パネルに取付けたパネル取付用金具およびボルトを介して前記壁パネルを建物躯体に取付固定するために機能する埋設アンカー金具であって、長さ方向中央部に係止金具固定用のボルトを係止するためのボルト挿通孔を備えると共に、その長さ方向全域にかけてスリットを備える円筒部材からなることを特徴とする壁パネル用の埋設アンカー金具を採用した。
なお、壁パネル用の埋設アンカー金具において、下記項目を好ましい条件として、これらの条件を満たすことによりさらに優れた効果の取得を期待することができる。
1)前記円筒部材の外径が、前記壁パネルのアンカー挿入孔の内径よりも大きい。
2)前記スリットの幅が0.1〜5.0mmである。
3)前記円筒部材の少なくとも一端が、先細りテーパー状に形成されている。
1)前記円筒部材の外径が、前記壁パネルのアンカー挿入孔の内径よりも大きい。
2)前記スリットの幅が0.1〜5.0mmである。
3)前記円筒部材の少なくとも一端が、先細りテーパー状に形成されている。
また、壁パネル用の埋設アンカー金具の圧入方法として、上記壁パネル用の埋設アンカー金具を、壁パネルの内部に形成されたアンカー挿入孔に圧入する際に、前記アンカー挿入孔の入口に断面F、T、またはL型のアングル治具を配置し、このアングル治具に前記埋設アンカー金具のスリットを沿わせると共に、前記壁パネルのボルト挿通孔と前記埋設アンカー金具のボルト挿通孔とを位置合わせした状態となし、この状態で前記埋設アンカー金具の他端を機械で押圧することにより、前記埋設アンカー金具を前記アンカー挿入孔に圧入する方法を採用した。
さらに、壁パネルの取付構造として、上記の埋設アンカー金具を使用した壁パネルの取付構造であって、壁パネルには前記埋設アンカー金具を圧入するためのアンカー挿入孔と、このアンカー挿入孔に直交するボルト挿通孔とが形成されており、前記アンカー挿入孔に前記埋設アンカー金具が圧入されて、その挿通孔と壁パネルのボルト挿通孔とが合致しており、さらにパネル取付用金具を介したボルトが前記アンカー金具のボルト挿通孔に螺合されると共に、前記パネル取付用金具が建物躯体に取付固定されている構造とした。
本発明によれば、壁パネルへのアンカー挿通孔およびボルト挿通孔の形成、およびアンカー挿通孔への埋設アンカー金具の埋設・位置合わせを予め工場で精度良く効率的に行うことができ、埋設後のアンカー金具はその固定保持性が高くなり壁パネルから脱落することがない。
従って、建築現場において、壁パネルの搬入直後から壁パネルの建て込み作業をすぐに開始することができ、さらに、安全かつ無理なく効率的な壁パネルの取付け作業となり、工期の短縮や施工費の低減が図られる。
以下に、本発明について、図面を参照しつつ詳細を説明する。
図1は本発明の壁パネル用の埋設アンカー金具の一例を示す斜視説明図、図2はその埋設アンカー金具の平面図(a)、正面図(b)および側面図(c)、図3は図1の埋設アンカー金具を壁パネル内に取付ける態様を示す斜視説明図である。
図1は本発明の壁パネル用の埋設アンカー金具の一例を示す斜視説明図、図2はその埋設アンカー金具の平面図(a)、正面図(b)および側面図(c)、図3は図1の埋設アンカー金具を壁パネル内に取付ける態様を示す斜視説明図である。
図1に示したように、本発明の壁パネル用の埋設アンカー金具10は円筒部材11を基本構造とし、長さ方向中央部に係止金具固定用のボルトを係止するためのボルト挿通孔12を備えると共に、その長さ方向全域にかけてスリット13を備えている。
ここで、上記円筒部材11は直径が10〜20mm、長さが100〜300mmの鋼製パイプアンカーから形成されている。
円筒部材11の外径イ(図2参照)は、壁パネルのアンカー挿入孔2aの内径ハ(図1参照)よりも大きく形成されている。
これにより、埋設アンカー金具10はアンカー挿入孔2aに圧入可能となり、かつ挿入後の埋設アンカー金具10がアンカー挿入孔2aから脱落しないようになる。
アンカー挿入孔2aの内径ハと円筒部材11の外径イとの差を0.1〜2.0mmにしておくと、脱落し難くなるとともに挿入も容易となる。
円筒部材11の外径イ(図2参照)は、壁パネルのアンカー挿入孔2aの内径ハ(図1参照)よりも大きく形成されている。
これにより、埋設アンカー金具10はアンカー挿入孔2aに圧入可能となり、かつ挿入後の埋設アンカー金具10がアンカー挿入孔2aから脱落しないようになる。
アンカー挿入孔2aの内径ハと円筒部材11の外径イとの差を0.1〜2.0mmにしておくと、脱落し難くなるとともに挿入も容易となる。
円筒部材11の長さ方向全域にかけて形成されるスリット13の幅は、0.2〜5.0mm、特に1.0〜2.0mmの範囲であることが好ましい。なお、スリット13の幅を1.0〜2.0mmとする場合、アンカー挿入孔2aの内径ハと円筒部材11の外径イとの差は0.1〜0.3mmとすると望ましい。
このスリット13が設けられていることにより、埋設アンカー金具10が縮径されてアンカー挿入孔2aに圧入される。そして、圧入された埋設アンカー金具10は拡径しようと反発し、その反発・拡径力が埋設アンカー金具10をアンカー挿入孔2a内に保持して固定させる力として作用する。
これにより、埋設アンカー金具10の遊動や脱落が効果的に防止される。
また、後述するように、スリット13は埋設アンカー金具10をアンカー挿入孔2aに圧入する際の位置決めガイドの機能も奏する。
このスリット13が設けられていることにより、埋設アンカー金具10が縮径されてアンカー挿入孔2aに圧入される。そして、圧入された埋設アンカー金具10は拡径しようと反発し、その反発・拡径力が埋設アンカー金具10をアンカー挿入孔2a内に保持して固定させる力として作用する。
これにより、埋設アンカー金具10の遊動や脱落が効果的に防止される。
また、後述するように、スリット13は埋設アンカー金具10をアンカー挿入孔2aに圧入する際の位置決めガイドの機能も奏する。
さらに、円筒部材11の少なくとも一端(特に壁パネル1のアンカー挿通孔2aに対する挿通端)に先細りテーパー状のテーパー部14が形成されていると、アンカー挿通孔2aへ容易に挿通できるようになる。
このテーパー部14の先端径ロ(図2参照)を、壁パネル1のアンカー挿入孔2aの内径ハ(図1参照)より小さく形成すると、埋設アンカー金具10の初期挿入時の抵抗を小さくして、同時に位置決めを容易にする。
このテーパー部14の先端径ロ(図2参照)を、壁パネル1のアンカー挿入孔2aの内径ハ(図1参照)より小さく形成すると、埋設アンカー金具10の初期挿入時の抵抗を小さくして、同時に位置決めを容易にする。
次に、上記の構成からなる埋設アンカー金具の壁パネルに対する圧入方法およびそれを使用した壁パネルの取付構造について、図3に基づき説明する。なお、図3における符号は、従来例と同じ部分については同一符号を付した。
図3に示したように、本発明の埋設アンカー金具10を壁パネル1のアンカー挿通孔2aに圧入する際に、長尺フランジ部21と短尺フランジ部22とを有する断面F型のアングル治具20をアンカー挿通孔2aの入口に配置する。
そして、このアングル治具20の長尺フランジ部21に埋設アンカー金具10を載置すると共に、その短尺フランジ部22に埋設アンカー金具10のスリット13を沿わせる。
さらに、壁パネル1のボルト挿通孔2bと埋設アンカー金具10のボルト挿通孔12とを位置合わせした状態で、埋設アンカー金具10の他端を油圧機械30で押圧する。
なお、断面F型のアングル治具20の短尺フランジ部22に埋設アンカー金具10のスリット13を沿わせたが、断面TまたはL型(図示せず)の一フランジ部を同様に利用してアングル治具としてもよい。
この方法により、埋設アンカー金具10を壁パネル1のアンカー挿通孔2aに精度良く効率的に圧入することができる。すなわち、アングル治具20をガイドとして、アンカー挿通孔2aへの埋設アンカー金具10の埋設・位置合わせを同時に行うことができる。
そして、このアングル治具20の長尺フランジ部21に埋設アンカー金具10を載置すると共に、その短尺フランジ部22に埋設アンカー金具10のスリット13を沿わせる。
さらに、壁パネル1のボルト挿通孔2bと埋設アンカー金具10のボルト挿通孔12とを位置合わせした状態で、埋設アンカー金具10の他端を油圧機械30で押圧する。
なお、断面F型のアングル治具20の短尺フランジ部22に埋設アンカー金具10のスリット13を沿わせたが、断面TまたはL型(図示せず)の一フランジ部を同様に利用してアングル治具としてもよい。
この方法により、埋設アンカー金具10を壁パネル1のアンカー挿通孔2aに精度良く効率的に圧入することができる。すなわち、アングル治具20をガイドとして、アンカー挿通孔2aへの埋設アンカー金具10の埋設・位置合わせを同時に行うことができる。
また、図3に示したように、本発明の壁パネル1の取付構造は、上記したようにアンカー挿通孔2aに埋設アンカー金具10を工場にて予め埋設されていると共に、壁パネル1のボルト挿通孔2bと埋設アンカー金具10のボルト挿通孔12との位置合わせされた壁パネル1が建物躯体(梁)7に固定されている。
すなわち、パネル取付用金具3を介して壁パネル1のボルト挿通孔2bに挿通されたボルト4が、アンカー金具10のボルト挿通孔12に捩じ込まれていると共に、前記パネル取付用金具3がアングル8を介して建物躯体(梁)7に取付・固定されている。
すなわち、パネル取付用金具3を介して壁パネル1のボルト挿通孔2bに挿通されたボルト4が、アンカー金具10のボルト挿通孔12に捩じ込まれていると共に、前記パネル取付用金具3がアングル8を介して建物躯体(梁)7に取付・固定されている。
この取付構造によれば、壁パネル1のボルト挿通孔2bと埋設アンカー金具10のボルト挿通孔12との位置合わせや、埋設アンカー金具10のアンカー挿通孔2aへの圧入などの面倒な作業は必要なくなる。
これにより、壁パネル1の建て込み作業を簡便に行うことができ、またアンカー金具10の脱落も防げることから、安全かつ無理なく効率的に壁パネル1の取付け作業が可能となる。
これにより、壁パネル1の建て込み作業を簡便に行うことができ、またアンカー金具10の脱落も防げることから、安全かつ無理なく効率的に壁パネル1の取付け作業が可能となる。
本発明によれば、壁パネルへのアンカー挿通孔およびボルト挿通孔の形成と、アンカー挿通孔への埋設アンカー金具の埋設・位置合わせを工場で精度良く効率的に予め行うことができ、埋設後のアンカー金具はその固定保持性が高くなり壁パネルから脱落することがない。
これにより、建築現場への壁パネルの搬入直後からその建て込み作業をすぐに開始することができ、またアンカー金具の脱落も防げる。
それにより、安全かつ無理のない効率的な壁パネルの取付け作業が可能となり、工期の短縮や施工費の低減をすることができる。
それにより、安全かつ無理のない効率的な壁パネルの取付け作業が可能となり、工期の短縮や施工費の低減をすることができる。
よって、本発明によれば、壁パネルの取付施工性および取付信頼性を従来よりも格段に改良することができ、建築分野に対して与える貢献度が極めて大きい。
1 壁パネル
2a アンカー挿通孔2a
2b ボルト挿通孔
3 パネル取付用金具
4 ボルト
5 パイプアンカー(従来例)
6 ねじ孔(従来例)
7 建物躯体(梁)
8 アングル
9 挿入用治具(従来例)
10 埋設用アンカー金具
11 円筒部材
12 ボルト挿通孔
13 スリット
14 テーパー部
20 アングル治具
21 長尺フランジ部
22 短尺フランジ部
30 油圧機械
2a アンカー挿通孔2a
2b ボルト挿通孔
3 パネル取付用金具
4 ボルト
5 パイプアンカー(従来例)
6 ねじ孔(従来例)
7 建物躯体(梁)
8 アングル
9 挿入用治具(従来例)
10 埋設用アンカー金具
11 円筒部材
12 ボルト挿通孔
13 スリット
14 テーパー部
20 アングル治具
21 長尺フランジ部
22 短尺フランジ部
30 油圧機械
Claims (6)
- 壁パネルの内部に形成されたアンカー挿入孔に圧入され、前記壁パネルに取付けたパネル取付用金具およびボルトを介して前記壁パネルを建物躯体に取付固定するために機能する埋設アンカー金具であって、長さ方向中央部に係止金具固定用のボルトを係止するためのボルト挿通孔を備えると共に、その長さ方向全域にかけてスリットを備える円筒部材からなることを特徴とする壁パネル用の埋設アンカー金具。
- 前記円筒部材の外径が、前記壁パネルのアンカー挿入孔の内径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の壁パネル用の埋設アンカー金具。
- 前記スリットの幅が0.1〜5.0mmであることを特徴とする請求項1または2に記載の壁パネル用の埋設アンカー金具。
- 前記円筒部材の少なくとも一端が、先細りテーパー状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の壁パネル用の埋設アンカー金具。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の壁パネル用の埋設アンカー金具を、壁パネルの内部に形成されたアンカー挿入孔に圧入する際に、前記アンカー挿入孔の入口に断面F、T、またはL型のアングル治具を配置し、このアングル治具に前記埋設アンカー金具のスリットを沿わせると共に、前記壁パネルのボルト挿通孔と前記埋設アンカー金具のボルト挿通孔とを位置合わせした状態となし、この状態で前記埋設アンカー金具の他端を機械で押圧することにより、前記埋設アンカー金具を前記アンカー挿入孔に圧入することを特徴とする壁パネル用の埋設アンカー金具の圧入方法。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の壁パネル用の埋設アンカー金具を使用した壁パネルの取付構造であって、壁パネルには前記埋設アンカー金具を圧入するためのアンカー挿入孔と、このアンカー挿入孔に直交するボルト挿通孔とが形成されており、前記アンカー挿入孔に前記埋設アンカー金具が圧入されて、その挿通孔と壁パネルのボルト挿通孔とが合致しており、さらにパネル取付用金具を介したボルトが前記アンカー金具のボルト挿通孔に螺合されると共に、前記パネル取付用金具が建物躯体に取付固定されていることを特徴とする壁パネルの取付構造。
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JP2004295131A JP2006104841A (ja) | 2004-10-07 | 2004-10-07 | 壁パネル用の埋設アンカー金具、その圧入方法および壁パネルの取付構造 |
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