JP2006104120A - 毛髪用トリートメント組成物 - Google Patents
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Abstract
【目的】毛髪へのクリームののび、すすぎ時の指通り及び使用後のみずみずしさ、柔らかさ、さらさら感などコンディショニング効果に優れた毛髪用トリートメント組成物の提供。
【構成】アニオン界面活性剤又は/及びイオン界面活性剤、水膨潤性粘土鉱物、多価アルコール、油剤及び水からなる毛髪用トリートメント組成物であって、水膨潤性粘土鉱物の配合量が毛髪用トリートメント組成物全量に対して1〜10重量%であり、かつ界面活性剤の配合量が毛髪用トリートメント組成物全量に対して0.5〜10重量%であることを特徴とする毛髪用トリートメント組成物である。
【構成】アニオン界面活性剤又は/及びイオン界面活性剤、水膨潤性粘土鉱物、多価アルコール、油剤及び水からなる毛髪用トリートメント組成物であって、水膨潤性粘土鉱物の配合量が毛髪用トリートメント組成物全量に対して1〜10重量%であり、かつ界面活性剤の配合量が毛髪用トリートメント組成物全量に対して0.5〜10重量%であることを特徴とする毛髪用トリートメント組成物である。
Description
本発明は、毛髪へのクリームののび、すすぎ時の指通り及び使用後のみずみずしさ、柔らかさ、さらさら感などコンディショニング効果に優れた毛髪用トリートメント組成物に関する。
従来、毛髪用トリートメント組成物において、毛髪処理においてしなやかさや滑らかさといったコンディショニング効果を付与するために、カチオン界面活性剤を配合することが多く行なわれていた。
カチオン界面活性剤は、毛髪用トリートメント組成物に対して上述のコンディショニング効果を発現するためには極めて優れた効果を有するが、反面、頭皮に対する刺激性が強く、そのため忌避されることも多かった。しかしながら、カチオン界面活性剤の代わりにアニオン界面活性剤あるいはノニオン界面活性剤を用いても、カチオン界面活性剤ほどの優れたコンディショニング効果を得ることはできなかった。
更に、毛髪用トリートメント組成物として必要な粘度を確保するために、従来は増粘剤として、例えばセタノール等の高級アルコールを大量に配合することが行なわれていたが、その配合量が増加すると毛髪用トリートメント組成物としての使用時のみずみずしさ、柔らかさが損なわれるという欠点が指摘されていた。
特許文献1には毛髪に対してべたつかず、優れた光沢、良好なセット保持力を有する油中水滴型の毛髪化粧料が提案されているが、この毛髪化粧料にはカチオン界面活性剤が含有されている。
特開平10−265344号公報
更に、毛髪用トリートメント組成物として必要な粘度を確保するために、従来は増粘剤として、例えばセタノール等の高級アルコールを大量に配合することが行なわれていたが、その配合量が増加すると毛髪用トリートメント組成物としての使用時のみずみずしさ、柔らかさが損なわれるという欠点が指摘されていた。
特許文献1には毛髪に対してべたつかず、優れた光沢、良好なセット保持力を有する油中水滴型の毛髪化粧料が提案されているが、この毛髪化粧料にはカチオン界面活性剤が含有されている。
本発明者等は、上記の欠点を改良すべく鋭意検討した結果、ある種の水膨潤性粘土鉱物の増粘効果に着目し、これを適量添加することにより、カチオン界面活性剤を使用せず、また増粘剤としての大量の高級アルコールを使用することなく、毛髪用トリートメント組成物として必要な粘度を確保することができ、使用時のみずみずしさ、柔らかさ等優れたコンディショニング効果を有する毛髪用トリートメント組成物が得られることを見出し、本発明を完成したものであって、本発明の目的は、カチオン界面活性剤を使用することなく必要な粘度を有し、且つ、使用時のみずみずしさ、柔らかさ等優れたコンディショニング効果を有する毛髪用トリートメント組成物を提供する。
本発明の要旨は、アニオン界面活性剤及び/またはノニオン界面活性剤、水膨潤性粘土鉱物、多価アルコール、油剤及び水からなる毛髪用トリートメント組成物であって、水膨潤性粘土鉱物の配合量が毛髪用トリートメント組成物全量に対して1〜10重量%であり、かつ前記界面活性剤の配合量が毛髪用トリートメント組成物全量に対して0.5〜10重量%であることを特徴とする毛髪用トリートメント組成物である。
本発明の毛髪用トリートメント組成物は、アニオン又はノニオン系界面活性剤、多価アルコール、油剤及び水に加え水膨潤性粘土鉱物を必須成分としたものであり、毛髪用トリートメントとして安全ですぐれた使用感を有し、長期保管においても油層、水層の分離や粘度の変化等が起こらず保存安定性にすぐれたものであることをその特徴とする。そして、水膨潤性粘土鉱物を増粘剤として用いるため、カチオン界面活性剤を用いなくとも、毛髪用トリートメント組成物に対して優れたコンディショニング効果が発現され頭皮等に対する刺激がなく安全であり、また大量の高級アルコールを配合する必要がないため使用時のみずみずしさ、柔らかさを損なうことなく、安全ですぐれた使用感を有する製品を提供することができる。
本発明について、以下詳細に記載する。
本発明で使用する水膨潤性粘土鉱物とは、層状格子を有する粘土鉱物であって、層間に水を保有することにより大きく膨潤し、増粘効果を発現するものであり、沈降性もなく、更にチクソトロピー効果を有することを特徴とする。そして、水分を吸収すると数十倍の体積となり、強い粘性を持つことにより優れた増粘効果を発揮するとともに、その状態で極めて安定であり、経時的にも、沈殿したり、分離あるいは変質したりすることなく極めて安定な物質である。水膨潤性粘土鉱物の具体的な例としては、スメクタイト属粘土、水膨潤性雲母等を挙げることができる。スメクタイト属粘土としては、具体的にはモンモリロナイト系(ベントナイト等)、バイデライト系、ノントロナイト系、サポナイト系、ヘクトライト系、ソーコナイト系、スチーブンサイト系等が挙げられ、これらのうち1種またはそれ以上使用することができる。
本発明で使用する水膨潤性粘土鉱物とは、層状格子を有する粘土鉱物であって、層間に水を保有することにより大きく膨潤し、増粘効果を発現するものであり、沈降性もなく、更にチクソトロピー効果を有することを特徴とする。そして、水分を吸収すると数十倍の体積となり、強い粘性を持つことにより優れた増粘効果を発揮するとともに、その状態で極めて安定であり、経時的にも、沈殿したり、分離あるいは変質したりすることなく極めて安定な物質である。水膨潤性粘土鉱物の具体的な例としては、スメクタイト属粘土、水膨潤性雲母等を挙げることができる。スメクタイト属粘土としては、具体的にはモンモリロナイト系(ベントナイト等)、バイデライト系、ノントロナイト系、サポナイト系、ヘクトライト系、ソーコナイト系、スチーブンサイト系等が挙げられ、これらのうち1種またはそれ以上使用することができる。
本発明において特に好ましく使用されるのはベントナイト、スメクタイト等である。尚、水膨潤性粘土鉱物は、天然品及び合成品の何れであってもよい。このような水膨潤性粘土鉱物として、例えば特開平5−237367公報に紹介されており、また、市販品としてはベンゲルFW(ホージュン社製)、クニピアF、スメクトンSA(以上、クニミネ工業社製)等を挙げることができる。
本発明においては、水膨潤性粘土鉱物の配合量は毛髪用トリートメント組成物全量に対して1〜10重量%であり、好ましい配合量は毛髪用トリートメント組成物全量に対して2〜5重量%である。配合量が毛髪用トリートメント組成物全量に対して1重量%未満では、均一なトリートメント組成物が得られず、一方、配合量が10重量%を超えると使用時のみずみずしさ、柔らかさが損なわれる。
本発明において必須成分として使用される界面活性剤は、アニオン性界面活性剤あるいはノニオン性界面活性剤であり、また、これらを組み合わせて用いることもできる。界面活性剤の配合量は毛髪用トリートメント組成物全量に対して0.5〜10重量%であり、好ましい配合量は1.0〜5.0重量%である。配合量が毛髪用トリートメント組成物全量に対して0.5重量%未満では、均一なトリートメント組成物が得られず、一方、配合量が10重量%を超えると、油分の流れ落ちが多くなり感触が悪くなり、トリートメントとしての機能が損なわれてしまう。
本発明において使用されるアニオン性界面活性剤としては、イセチオン酸ナトリウム、N−ラウロイル−L−グルタミン酸塩、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸塩、N−パーム油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸塩、ステアロイル乳酸ナトリウム、イソステアロイル乳酸ナトリウム、セチル硫酸ナトリウム、ステアロイルメチルタウリンナトリウム、パルミトイルメチルタウリンナトリウム、ミリストイルメチルタウリンナトリウム、テトラデセンスルホン酸ナトリウム等の脂肪酸塩類が挙げられる。これらの塩として用いられるものは、毛髪化粧料に通常使用されるものならば特に限定されるものではなく、例えば、ナトリウム、カリウム、モノエタノールアミン、トリエタノールアミン、2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール等であり、これらのうち1種または2種以上を用いる。好ましくはイセチオン酸ナトリウム、N−ラウロイル−L−グルタミン酸塩である。
また、ノニオン性界面活性剤としては多価アルコールの脂肪酸部分エステル、ポリオキシエチレン(POE)アルキル(アルケニル)エーテル等が挙げられる。多価アルコールの脂肪酸部分エステルに於いて、多価アルコールとしては、ソルビタン、グリセリン類が挙げられる。脂肪酸としては、C12〜C22の飽和及び不飽和脂肪酸等が挙げられる。部分エステルとしてはモノエステル等が挙げられる。具体的には多価アルコールの脂肪酸部分エステルとしては、ラウリン酸ソルビタン、パルミチン酸ソルビタン、イソステアリン酸ソルビタン、ステアリン酸ソルビタン、オレイン酸ソルビタン、ミリスチン酸グリセリル、パルミチン酸グリセリル、ステアリン酸グリセリル、オレイン酸グリセリル、イソステアリン酸グリセリル等が挙げられる。POEアルキル(又はアルケニル)エーテルに於いて、エチレンオキシド(EO)の重合度としては、例えば1〜50等が挙げられる。アルキル(又はアルケニル)としてはC12〜C22のものが挙げられる。具体的には、POEラウリルエーテル、POEセチルエーテル、POEステアリルエーテル、POEイソステアリルエーテル、POEオレイルエーテル、POEオクチルドデシルエーテル、POEベヘニルエーテル等が挙げられる。
本発明において使用される多価アルコールとしては、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、3−メチル1,3−ブタンジオール、ジグリセリンソルビトール、マンニトール等を挙げることができる。就中、好ましく用いられるのはグリセリン、ジプロピレングリコールである。多価アルコールの好ましい配合量は毛髪用トリートメント組成物全量に対して1〜15重量%であり、より好ましくは毛髪用トリートメント組成物全量に対して3〜10重量%である。配合量が毛髪用トリートメント組成物全量に対して1重量%未満では、使用時のみずみずしさを得ることが出来ず、一方、15重量%を超過するとべたつきが生じる恐れがある。
本発明において使用される油剤としては、炭化水素、脂肪酸エステル、油脂類、ロウ類、脂肪酸あるいはシリコーン油を挙げることができ、これらの油剤は1種類以上を組み合わせて使用することで使用時の毛髪に対しさらさら感等を付与することが出来る。配合量としては毛髪用トリートメント組成物全量に対して0.5〜15重量%であることが好ましく、より好ましくは毛髪用トリートメント組成物全量に対して1〜10重量%である。配合量が毛髪用トリートメント組成物全量に対して0.5重量%未満ではみずみずしさ、柔らかさ、さらさら感等のコンディショニング効果を得ることが出来ず、一方、15重量%を超過すると使用時にべたつきを生じたり、トリートメント組成物の安定性に問題を生じたりすることがある。
炭化水素の具体的な例としては、流動パラフィン、軽質流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィン、パラフィンロウ、セレシン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン、スクワラン等を挙げることができ、これらのうち1種またはそれ以上を使用してもよい。
脂肪酸エステルの具体的な例としては、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸オクチルドデシル、2−エチルヘキサン酸セチル、2−エチルヘキサン酸セトステアリル、ジカプリル酸プロピレングリコール、ジ(カプリル・カプリン酸)プロピレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、トリカプリル酸グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、テトライソステアリン酸ペンタエリスリトール、リンゴ酸ジイソステアリル、コハク酸ジ2−エチルヘキシル、コハク酸ジエトキシエチル、アジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジイソブチル、オレイン酸フィトステリル等を挙げることができ、これらのうち1種またはそれ以上を使用してもよい。
油脂類としては動・植物油及びそれらの硬化油等、具体的にはアボカド油、杏仁油、水添コメヌカ油、水添ダイズ油、水添ナタネ油、水添ヒマシ油、水添パーム油、ナタネ油、ヒマシ油、パーム油、パーム核油、マカデミアナッツ油、メドウフォーム油、リノールサラダ油、ブドウ種子油、米胚芽油、小麦胚芽油、オリブ油、ヒマシ油、ヒマワリ油等を挙げることができ、これらのうち1種またはそれ以上を使用してもよい。
ロウ類の具体的な例としては、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、水添ホホバ油、ホホバ油、ミツロウ、ラノリン等を挙げることができ、これらのうち1種またはそれ以上を使用してもよい。
脂肪酸の具体的な例としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸あるいはイソステアリン酸等を挙げることができ、これらのうち1種またはそれ以上を使用してもよい。
シリコーン油の具体的な例としては、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体あるいはポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)メチルポリシロキサン共重合体等を挙げることができ、これらのうち1種またはそれ以上を使用してもよい。
本発明に係る毛髪用トリートメント組成物に於いては、本発明の目的を損なわない範囲で、その他の添加剤としての界面活性剤、C12〜C22高級アルコール(セタノール、ステアリルアルコール等)、保湿剤、高分子(カチオン化セルロース等のカチオン性高分子等)、酸化防止剤、防腐剤、タール色素、紫外線吸収剤、香料等の添加剤の何れか一種単独にて或いは二種以上を組み合わせて、目的に応じ適宜任意に配合しても良い。二種以上の組み合わせとしては、例えばC12〜C22高級アルコール+香料等が挙げられる。例えば、より一層クリームの安定性を向上させるために、C12〜C22高級アルコールを添加してよい。
以下実施例および比較例を示し、本発明の実施態様を具体的に説明するが、本発明は以下の実施例により限定を受けるものではない。
実施例1−3、比較例1、2
表1に示す組成により、毛髪用トリートメント組成物を定法に従い調整した。
なお、以下の表に示す感触は◎:非常に良い、○:良い、△:普通、×:悪いことを示し、保存安定性については○:安定である、△:粘性や粘度に変化を生じた、×:油相と水相が分離したことを示す。
表1に示す組成により、毛髪用トリートメント組成物を定法に従い調整した。
なお、以下の表に示す感触は◎:非常に良い、○:良い、△:普通、×:悪いことを示し、保存安定性については○:安定である、△:粘性や粘度に変化を生じた、×:油相と水相が分離したことを示す。
表1において明らかなように、本発明の組成範囲内の毛髪用トリートメント組成物は、製品としての使用における感触は良好であり、またすぐれた保存安定性を示す。一方、水膨潤性粘土鉱物を含有しない製品は保存安定性に問題があり油層と水層の分離が見られ、また、界面活性剤の含有量が少ないものは感触が優れておらず、保存安定性も悪い。
実施例4−6、比較例3、4
表2に示す組成により、毛髪用トリートメント組成物を定法に従い調整し評価を行なった。
表2に示す組成により、毛髪用トリートメント組成物を定法に従い調整し評価を行なった。
表2に示す評価結果から明らかなように、本発明の組成範囲内の毛髪用トリートメント組成物は、製品としての使用における感触は良好であり、またすぐれた保存安定性を示す。一方、多価アルコールを含有しない製品は優れた感触、保存安定性を示さず、また、油剤を含有しないものは感触が不良であり、保存安定性も優れていない。
実施例7、比較例5−7
表3に示す組成により、毛髪用トリートメント組成物を定法に従い調整し評価を行なった。
表3に示す組成により、毛髪用トリートメント組成物を定法に従い調整し評価を行なった。
表3に示す評価結果から明らかなように、本発明の組成範囲内の毛髪用トリートメント組成物は、製品としての使用における感触は良好であり、またすぐれた保存安定性を示す。一方、水膨潤性粘土鉱物を含有しない、あるいは含有量が少ない製品は優れた感触、保存安定性を示さない。
以上詳細に述べた通り、本発明の毛髪用トリートメント組成物は、特定範囲の水膨潤性粘土鉱物を含有することにより、カチオン系の界面活性剤を使用することなく優れた感触と保存安定性を発現することができる。つまり、安全な製品を提供することができるようになった。更に、本発明で用いる水膨潤性粘土鉱物は完全無機鉱物であることから、有機高分子等の増粘剤のように腐敗、変質の心配がなく、実用化に向けてその可能性は非常に大きいものがある。
Claims (3)
- アニオン界面活性剤及び/またはノニオン界面活性剤、水膨潤性粘土鉱物、多価アルコール、油剤及び水からなる毛髪用トリートメント組成物であって、水膨潤性粘土鉱物の配合量が毛髪用トリートメント組成物全量に対して1〜10重量%であり、かつ前記界面活性剤の配合量が毛髪用トリートメント組成物全量に対して0.5〜10重量%であることを特徴とする毛髪用トリートメント組成物。
- 水膨潤性粘土鉱物の配合量が毛髪用トリートメント組成物全量に対して2〜5重量%であることを特徴とする請求項第1項に記載の毛髪用トリートメント組成物。
- 水膨潤性粘土鉱物がベントナイトあるいはスメクタイトであることを特徴とする請求項第1項あるいは請求項第2項のいずれかに記載の毛髪用トリートメント組成物。
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JP2004292125A JP2006104120A (ja) | 2004-10-05 | 2004-10-05 | 毛髪用トリートメント組成物 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006169218A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-06-29 | Sanei Kagaku Kk | 用時調製毛髪トリートメント組成物 |
KR20140061229A (ko) | 2012-11-13 | 2014-05-21 | 가부시키가이샤 미르본 | 모발용 처리제 |
-
2004
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KR20140061229A (ko) | 2012-11-13 | 2014-05-21 | 가부시키가이샤 미르본 | 모발용 처리제 |
JP2014097931A (ja) * | 2012-11-13 | 2014-05-29 | Milbon Co Ltd | 毛髪用処理剤 |
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