JP2006103252A - インクジェット印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 印刷点数を多くした微細高画質の印刷を高速に印刷することができるインクジェット印刷装置を提供する。
【解決手段】 インクの吐出部2より吐出されたインクを被印刷物10表面に付着させ、UV照射部4からのUV照射により付着したインクを硬化させることによって印刷するインクジェット印刷装置1が、第1吐出部2Aと第2吐出部2Bとよりなる吐出部2を備えている。第1吐出部の1次元に配置された複数のインク吐出口を有する第1の吐出体21A〜24Aと、第2吐出部の1次元に配置された複数のインク吐出口を有する第2の吐出体21B〜24Bとが、吐出部の移動方向Xに沿って所定距離dだけ位置ずれして配設されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、紫外線硬化型のインク(UVインク)を使用し、被印刷物にインクジェット方式により印刷するインクジェット印刷装置に関する。
従来のUVインクを使用したインクジェット印刷は、所定の色のインク粒子を樹脂等の被印刷物の印刷面上に付着させて、付着したインクを紫外線(UV)照射により硬化させることによって印刷していた。即ち、従来のインクジェット印刷装置1は、図2に示すようにUVインクの吐出部2とUV照射部4とが第1の駆動部5により、一方向(X方向)に直線往復移動される一方で、被印刷物10を保持する保持部3は、この一方向(X方向)に対して直角方向(Y方向)に第2の駆動部6によって直線往復移動されるように構成されていた。そして、吐出部2より吐出したインクが、被印刷物10に付着した後に、UV照射部4が付着したインクに紫外線(UV)を照射することによってインクを硬化させていた。
しかしながら、被印刷物10が樹脂基板のように表面の平滑性が高く、かつ吸水性が低い場合にあっては、被印刷物がインクを吸収せず、図3(a)に示すように付着したインク同士が接触し、凝集するため、印刷画像が乱れるという問題があった。
これを解決するために、従来は図3(b)に示すように一度のスキャン(走査)で使用するインクの吐出口を間引いて使用することによって、インク同士が接触しないようにする方法が用いられてきたが、一度のスキャンで印刷できる面積が小さくなるため、印刷速度が低下し、印刷時間が遅いという問題があった。
そのため、従来は高速でUVインクを使用して印刷を行う場合、印刷装置を複数台設けて印刷する方式が採られていたが、印刷量に対する設備投資額が大きいということも問題であった。
また、従来技術として特許文献1のインクジェット式プリントヘッドが知られている。この公知のプリントヘッドは、それぞれ異なる色インクを吐出する複数のノズル列を有するカラーヘッドであって、各々のノズル列が用紙搬送方向に沿うように配置されていて、n本のノズル列は、用紙搬送方向に沿ってノズルピッチのn分の1ずつずらして配列され、用紙搬送方向において2以上のノズルが重ならないように構成されている。
特開平10−264373号公報
しかしながら、上記公知のプリントヘッドにおいては、同じ色インクを吐出するノズルは、用紙搬送方向に沿って直線状に並んで配置されている。したがって、同じ色インク同志が接触するという問題に対しては何ら解決されていないものである。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、印刷点数を多くした微細高画質の印刷を高速に印刷することができるインクジェット印刷装置を提供することである。
本発明は、前記問題を解決するための手段として、特許請求の範囲の各請求項に記載のインクジェット印刷装置を提供する。
請求項1に記載のインクジェット印刷装置は、複数の2次元に配置されたインクを吐出するインク吐出口を有する吐出部と、被印刷物を保持する保持部と、被印刷物表面に紫外線(UV)を照射するUV照射部とを備えていて、吐出部より吐出されたインクを被印刷物表面に付着させ、UV照射によって付着させたインクを硬化させて印刷するものであって、この吐出部を複数設けたことを特徴とするものである。これにより、1回の吐出印刷でインクの吐出部の数に応じた広い範囲を印刷できるようになり、微細高精度なUV照射による印刷においても高速印刷が可能となる。
請求項2の該印刷装置は、吐出部が第1吐出部と第2吐出部とからなり、第1吐出部の1次元に配置された複数のインク吐出口を有する第1の吐出体と、第2吐出部の1次元に配置された複数のインク吐出口を有する第2の吐出体とを、吐出部の移動方向に沿って所定距離dだけ位置ずれして配設したものであり、これにより、インク吐出口を接近して設けることができ、一度のスキャンで印刷できる面積を大きくでき、印刷速度の低下を防止できる。
請求項3の該印刷装置は、第1及び第2吐出部が各々異なる色インクの第1の吐出体と第2の吐出体とを有しているものであり、これにより、カラー印刷することができる。
以下、図面に従って本発明の実施の形態のインクジェット印刷装置について説明する。図1は、本発明の実施の形態のインクジェット印刷装置の概略の全体構成を示す斜視図である。本発明のインクジェット印刷装置1は、基本的に、インクを吐出する多数のインク吐出口を有する吐出部2、被印刷物10を保持する保持部3、被印刷物10表面に紫外線(UV)を照射する紫外線(UV)照射部4、インクの吐出部2をX方向に直線往復駆動する第1の駆動部5及び保持部3をY方向に直線往復駆動する第2の駆動部6等より構成されている。
吐出部2は、図1に示される実施例では、第1吐出部2Aと第2吐出部2Bの2つの吐出部2A,2Bからなる。更に多くの吐出部2A,2B,…を設けることも可能である。第1吐出部2Aは、それぞれ異なる色インク(マゼンダ(赤)M、シアン(青)C、イエロー(黄)Y、ブラック(黒)Bk)を吐出する複数のインク吐出口を有する複数の第1の吐出体21〜24を含んでいる。即ち、第1吐出部2Aは、第1の赤色吐出体21A、第1の青色吐出体22A、第1の黄色吐出体23A及び第1の黒色吐出体24Aとよりなっていて、これらの第1の各色の吐出体21A〜24Aは吐出部2の移動方向に沿って並んで密接して配設されている。第1の各色の吐出体21A〜24Aには、1次元に配置された、即ち直線状に並んだ複数のインク吐出口(図示されない)が形成されている。したがって、第1吐出部2Aには、2次元(平面)に配置された多数のインク吐出口を有している。
第2吐出部2Bもまた、第1吐出部2Aと同様の構成をしていて、第2の赤色吐出体21B、第2の青色吐出体22B、第2黄色吐出体23B及び第2の黒色吐出体24Bより構成されている。これら第1吐出部2Aと第2吐出部2Bとは、保持部3の移動方向であるY方向に沿って並んで配置されるが、吐出部2の移動方向であるX方向に沿って所定距離(印刷点間の距離)dだけ位置づれして配置されている。
第1吐出部2A及び第2吐出部2Bに隣接して、UV照射部4を構成する、それぞれ第1のUV照射部4Aと第2のUV照射部4Bとが設けられている。第1及び第2のUV照射部4A,4Bには、それぞれUVランプが設けられている。UVランプは、UVに対して透明な石英ガラス等でできた内部が真空で少量の水銀の入った管であり、UVランプに照射するマイクロ電磁波の強度を可変にすることで発光するUVの出力(強度)を可変にすることができる。UVランプの外に、キセノン管やブラックライトのような蛍光塗料を使用しない蛍光灯や、紫外線発光ダイオード(UVED)を用いてもよい。
したがって、吐出部2から吐出され、被印刷物10に付着したインクは、UV照射部4からのUVの照射によって硬化されることになる。
第1吐出部2Aと第1のUV照射部4A及び第2吐出部2Bと第2のUV照射部4Bは、それぞれキャリッジ51に固定して取り付けられる。このキャリッジ51は、第1の駆動部5によってX方向に直線的に往復移動するように構成されている。従って、第1、第2吐出部2A,2B及び第1、第2のUV照射部4A,4Bは、X方向に直線往復移動可能である。
保持部3は、一種のテープルであり、被印刷物10をこの上に載置して固定する。この保持部3は、第2の駆動部5によってX方向に直交するY方向に直線的に往復移動するように構成されている。従って、被印刷物10は、Y方向に直線的に往復移動可能である。本発明では、被印刷物10として表面の平滑性が高く、インクの吸水性が低い樹脂等の材料からなるものの印刷に特に有効である。
なお、第1の駆動部5及び第2の駆動部6の直線往復移動機構は、ボールネジ方式、ピストン−シリンダ方式等の公知の直線移動機構を適宜採用できるものである。
次に、上記構成よりなる本実施形態のインクジェット印刷装置の作動について説明する。まず、被印刷物10を保持部3上に載置して取り付ける。
次に、第1及び第2吐出部2A,2Bから同時にインクを吐出し、被印刷物10にインクを付着させると共に、第1及び第2のUV照射部4A,4BからUVを照射しインクを硬化させて被印刷物10に固定しながら、インクの吐出部2(2A,2B)及びUV照射部4(4A,4B)とを第1の駆動部5によってX方向に移動させながら、インクの吐出、付着、UV照射を繰り返して被印刷物10の端まで印刷する。
次に、インクの吐出部2(2A,2B)を初期位置に戻し、第2の駆動部6によって保持部3を所定量(1ステップ)だけY方向に移動させる。この状態で、インクの吐出部2(2A,2B)及びUV照射部4(4A,4B)とを第1の駆動部5によってX方向に移動させながら、インクの吐出、付着、UV照射を繰り返して被印刷物10の端まで印刷する。
このように、インクの吐出部2(2A,2B)及びUV照射部4(4A,4B)とのX方向の移動と保持部3のY方向の移動とを交互に繰り返しながら、被印刷物10表面に印刷を行う。
本実施形態では、インクの吐出部が第1吐出部と第2吐出部の複数の吐出部を有し、しかも、それぞれの吐出部を構成する第1の吐出体のインク吐出口と第2の吐出体のインク吐出口との位置が、所定寸法(印刷点間の距離)dだけ位置ずれさせていることにより、印刷点数を多くした微細高画質の印刷を高速でかつ高精度に行うことが可能となる。
本発明の実施の形態のインクジェット印刷装置の概略の全体構成を示す斜視図である。 従来のインクジェット印刷装置の概略の全体構成を示す斜視図である。 従来のインクジェット印刷装置における問題点(a),(b)を説明する図である。
符号の説明
1 インクジェット印刷装置
2 吐出部
2A 第1吐出部
2B 第2吐出部
21A〜24A 第1の吐出体
21B〜24B 第2の吐出体
3 保持部
4 紫外線(UV)照射部
4A 第1のUV照射部
4B 第2のUV照射部
5 第1の駆動部
51 キャリッジ
6 第2の駆動部

Claims (3)

  1. 少なくとも、複数の2次元に配置されたインクを吐出する多数のインク吐出口を有する吐出部と、被印刷物を保持する保持部と、被印刷物表面に紫外線を照射する紫外線照射部とを備えていて、前記吐出部より吐出されたインクを被印刷物表面に付着させて、付着したインクを前記紫外線照射部からの紫外線照射により硬化させることによって印刷するインクジェット印刷装置において、
    インクを吐出する前記吐出部を複数設けたことを特徴とするインクジェット印刷装置。
  2. 前記吐出部が第1吐出部と第2吐出部とからなり、前記第1吐出部の1次元に配置された複数のインク吐出口を有する第1の吐出体と、前記第2吐出部の1次元に配置された複数のインク吐出口を有する第2の吐出体とが、前記吐出部の移動方向に沿って所定距離dだけ位置ずれしていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット印刷装置。
  3. 前記第1及び第2吐出部が、各々異なる色インクの前記第1の吐出体と前記第2の吐出体とを有していることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット印刷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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