JP2006098268A - 測定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】物品の重量値の測定と、物品に設けられたIDタグの情報の読み取りとを正確に行なうことができる測定システムを提供する。
【解決手段】電子秤1と、電子秤1にネットワーク5を介して接続されたサーバ4とを具備する。重量測定部3は、電子秤本体部2に設けられ、受皿部30に物品100が載置されたときに、物品100の重量を検出し、重量を表す重量値をサーバ4に送信する。サーバ4は、重量値を受信したときに、読取要求をリーダライタ20に送信する。リーダライタ20は、アンテナ21に接続され、読取要求に応じて、アンテナ21を介してIDタグ10と通信し、IDタグ10からタグ識別子を受信してサーバ4に送信する。サーバ4は、リーダライタ20からタグ識別子を受信し、重量値とタグ識別子とを含む測定結果を生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、測定システムに関し、特に、IDタグが設けられた物品の重量を測定する測定システムに関する。
近年、物品にIDタグを設けて、IDタグとリーダライタとの通信によって、物品を管理する管理システムが開発されている。管理システムでは、物品を管理するために、IDタグは、その情報としてタグ識別子を保持し、タグ識別子は、IDタグを識別するためのユニークなIDと、IDタグに設けられた物品を表す物品情報(例示;物品の名称)とを含んでいる。
例えば物品が食材である場合、ユーザが物品を半分だけ使用(摂取)したとき、物品の重量を表す重量値は半分になる。このような場合、上記の管理システムによって物品を管理するためには、物品の重量を測定する測定システムが必要である。
ここで、電子秤を用いた従来の技術について紹介する。
特開平11−161728号公報(特許文献1)には、多数の被管理者毎の摂取食事量を正確且つ迅速に把握可能な「食事摂取量管理システム」が記載されている。食事摂取量管理システムは、食事を盛る皿を特定するIDを識別するID識別手段と、前記皿を含めた食事の重さを電気的に測定する電子秤を有している。この食事摂取量管理システムは、前記電子秤で測定された前記皿に盛った食事の重さ及び食事終了後に返却された皿と食事残量の重さ情報を受け、当該IDに対応して定められた被管理者の食事摂取量を求め、新たなデータベースとして格納し、予めデータベースとして格納されている前記被管理者に最適な食事摂取量と比較して食事摂取量の過不足を算出することを特徴としている。
特開平11−161728号公報
本発明の課題は、物品の重量値の測定と、物品に設けられたIDタグの情報の読み取りとを正確に行なうことができる測定システムを提供することにある。
本発明の他の課題は、正確な重量値とIDタグの情報とをユーザに通知することができる測定システムを提供することにある。
本発明の更に他の課題は、遠隔地にいるユーザに対して、正確な重量値とIDタグの情報とを通知することができる測定システムを提供することにある。
本発明の更に他の課題は、物品の重量値の測定と、物品に設けられたIDタグの情報の読み取りとに対する信頼性が向上する測定システムを提供することにある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用する番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の測定システムは、電子秤(1)と、前記電子秤(1)にネットワーク(5)を介して接続されたサーバ(4)とを具備している。
前記電子秤(1)は、電子秤本体部(2)と、受皿部(30;31、32)と、アンテナ(21)と、重量測定部(3)と、読取部(20)とを具備している。
前記受皿部(30;31、32)は、前記電子秤本体部(2)上に設けられ、タグ識別子(10’)を保持するIDタグ(10)が設けられた物品(100)を載置可能である。
前記アンテナ(21)は、前記受皿部(30;31、32)に設けられている。
前記重量測定部(3)は、前記電子秤本体部(2)に設けられ、前記受皿部(30;31、32)に前記物品(100)が載置されたときに、前記物品(100)の重量を検出し、前記重量を表す重量値を前記サーバ(4)に送信する(S1−YES、S2)。
前記読取部(20)は、前記アンテナ(21)に接続されている。
前記読取部(20)は、読取要求に応じて、前記アンテナ(21)を介して前記IDタグ(10)に前記読出信号を送信する(S6)。
前記IDタグ(10)は、前記読取部(20)からの読出信号に応じて、返答信号として前記タグ識別子(10’)を前記読取部(20)に送信する(S7)。
前記読取部(20)は、前記IDタグ(10)からの前記タグ識別子(10’)を受信して前記サーバ(4)に送信する(S8)。
前記サーバ(4)は、制御装置(40)を具備している。前記制御装置(40)は、重量値受信部(43)と、トリガ制御部(44)と、タグ受信部(45)と、測定結果生成部(46)とを具備している。
前記重量値受信部(43)は、前記重量測定部(3)からの前記重量値を受信する(S3)。
前記トリガ制御部(44)は、前記重量値受信部(43)が前記重量値を受信したときに、前記読取要求を前記読取部(20)に送信する(S5)。
前記タグ受信部(45)は、前記読取部(20)からの前記タグ識別子(10’)を受信する(S9)。
前記測定結果生成部(46)は、前記重量値受信部(43)により受信された前記重量値と前記タグ受信部(45)により受信された前記タグ識別子(10’)とを含む測定結果を生成する(S4、S10)。
IDタグ(10)と読取部(20)とが電波によって通信するとき、IDタグ(10)のアンテナ(11)と読取部(20)のアンテナ(21)から電波や電磁波が発生し、これが電子秤(1)に対してノイズとして悪影響を与える。これについて説明する。重量測定部(3)は、受皿部(30;31、32)に物品(100)が載置されたときの荷重{受皿部(30;31、32)のひずみ}を電圧として測定し、その電圧を物品(100)の重量値に変換する。重量測定部(3)において、受皿部(30;31、32)のひずみによって測定される電圧は微弱である。この微弱な電圧はノイズに影響しやすい。このため、重量測定部(3)は、ノイズの影響を受けた場合、誤った重量値を測定してしまう。
そこで、本発明の測定システムでは、電子秤(1)の受皿部(30;31、32)に物品(100)が載置されたときに、重量測定部(3)は、物品(100)の重量値をサーバ(4)に送信する。このとき、サーバ(4)は、重量測定部(3)からの重量値を受信し、その重量値(決定重量値)をトリガにして読取要求を読取部(20)に送信する。読取部(20)は、読取要求に応じて、物品(100)に設けられたIDタグ(10)とアンテナ(21)を介して通信し、タグ識別子(10’)を取得する読み取り動作を行なう。このように、上記のS6〜S8以外の動作では、上記の読み取り動作が行なわれない上に、IDタグ(10)のアンテナ(11)と読取部(20)のアンテナ(21)から電波や電磁波が発生しない。特に、重量測定部(3)が物品(100)の重量値の測定を行なうときには、上記の読み取り動作が行なわれない。本発明の測定システムでは、重量測定部(3)が物品(100)の重量値の測定を行なった後に、読取部(20)がIDタグ(10)の情報{タグ識別子(10’)}の読み取りを行なう。このため、重量測定部(3)は、電波や電磁波が電子秤(1)に対してノイズとして影響を受けることなく、正確に物品(100)の重量値を測定することができる。従って、本発明の測定システムでは、物品(100)の重量値の測定と、物品(100)に設けられたIDタグ(10)の情報の読み取りとを正確に行なうことができる。
本発明の測定システムにおいて、前記サーバ(4)は、更に、記憶装置(42)と、表示装置(41)とを具備している。
前記測定結果生成部(46)は、格納制御部(47)と、表示制御部(48)とを具備している。
前記格納制御部(47)は、前記重量値受信部(43)により受信された前記重量値と、前記タグ受信部(45)により受信された前記タグ識別子(10’)とを前記測定結果として前記記憶装置(42)に格納する(S4、S10)。
前記表示制御部(48)は、測定結果表示指示に応じて、前記重量値と前記タグ識別子(10’)とを前記記憶装置(42)から読み出して前記表示装置(41)に表示する(S11−YES、S12)。
本発明の測定システムでは、サーバ(4)は、正確な物品(100)の重量値(決定重量値)とIDタグの情報{タグ識別子(10’)}とを測定結果として記憶装置(42)に格納する。このため、本発明の測定システムでは、サーバ(4)は、測定結果表示指示に応じて、記憶装置(42)に格納された測定結果を表示装置(41)に表示することにより、正確な物品(100)の重量値とIDタグ(10)の情報とをユーザに通知することができる。
本発明の測定システムは、更に、ユーザ端末(6)を具備している。
前記ユーザ端末(6)は、端末制御装置(60)と、表示装置(61)とを具備している。前記端末制御装置(60)は、前記サーバ(4)にネットワーク(7)を介して接続され、ユーザによる測定結果表示指示を前記サーバ(4)に送信する。
前記サーバ(4)は、更に、記憶装置(42)を具備している。
前記測定結果生成部(46)は、格納制御部(47)と、表示制御部(48)とを具備している。
前記格納制御部(47)は、前記重量値受信部(43)により受信された前記重量値と、前記タグ受信部(45)により受信された前記タグ識別子(10’)とを前記測定結果として前記記憶装置(42)に格納する(S4、S10)。
前記表示制御部(48)は、前記測定結果表示指示に応じて、前記重量値と前記タグ識別子(10’)とを前記記憶装置(42)から読み出して前記ユーザ端末(6)の前記表示装置(61)に表示する(S21−YES、S22、S23)。
本発明の測定システムでは、サーバ(4)は、正確な物品(100)の重量値(決定重量値)とIDタグの情報{タグ識別子(10’)}とを測定結果として記憶装置(42)に格納する。このため、本発明の測定システムでは、サーバ(4)は、ユーザ端末(6)からの測定結果表示指示に応じて、記憶装置(42)に格納された測定結果をユーザ端末(6)の表示装置(61)に表示することにより、ユーザ端末(6)を持参して遠隔地にいるユーザに対して、正確な物品(100)の重量値とIDタグ(10)の情報とを通知することができる。
本発明の測定システムにおいて、前記物品(100)には、複数の前記IDタグ(10;10−1、10−2、10−3)が設けられている。
この場合、前記記憶装置(42)には制御番号が格納されている。
前記タグ受信部(45)は、前記読取部(20)からの複数の前記タグ識別子(10’;10−1’、10−2’、10−3’)を受信する(S9)。
前記格納制御部(47)は、前記制御番号に対応付けて、前記重量値受信部(43)により受信された前記重量値と、前記タグ受信部(45)により受信された前記複数のタグ識別子(10’;10−1’、10−2’、10−3’)とを前記測定結果として前記記憶装置(42)に格納する(S4、S10)。
前記表示制御部(48)は、前記測定結果表示指示に応じて、前記制御番号に対応する前記重量値と前記複数のタグ識別子(10’;10−1’、10−2’、10−3’)とを前記記憶装置(42)から読み出して前記表示装置(41)(61)に表示する(S11−YES、S12)(S21、S22、S23)。
物品(100)に複数のIDタグ(10−1、10−2、10−3)が設けられている場合がある。このような場合でも、本発明の測定システムでは、重量測定部(3)が物品(100)の重量値(決定重量値)の測定を行なった後に、読取部(20)が複数のIDタグ(10−1、10−2、10−3)の情報{タグ識別子(10−1’、10−2’、10−3’)}の読み取りを行なう。このように、本発明の測定システムでは、読み取った情報{タグ識別子(10−1’、10−2’、10−3’)}に対して重量値がばらつくことがないため、物品(100)の重量値の測定と、物品(100)に設けられた複数のIDタグ(10−1、10−2、10−3)の情報の読み取りとに対する信頼性が向上する。
サーバ(4)は、正確な物品(100)の重量値(決定重量値)と複数のIDタグ(10−1、10−2、10−3)の情報{タグ識別子(10−1’、10−2’、10−3’)}とを測定結果として記憶装置(42)に格納する。このため、本発明の測定システムでは、サーバ(4)は、測定結果表示指示に応じて、記憶装置(42)に格納された測定結果を表示装置(41)(61)に表示することにより、正確な物品(100)の重量値と複数のIDタグ(10−1、10−2、10−3)の情報とをユーザに通知することができる。この場合、重量値(決定重量値)は、複数のタグ識別子(10−1’、10−2’、10−3’)に対して同じ重量値であるため、ユーザは、表示装置(41)(61)に表示された測定結果を見たとき、その測定結果を信頼することができる。
本発明の測定システムにおいて、前記タグ識別子(10’)は、前記IDタグ(10)を識別するためのIDと、前記IDタグ(10)に設けられた前記物品(100)を表す物品情報とを含んでいる。
前記複数のタグ識別子(10’;10−1’、10−2’、10−3’)のうちの第1タグ識別子(10−1’)の前記物品情報は、前記物品(100)を製造する製造元を表す製造元情報を含んでいる。
前記複数のタグ識別子(10’;10−1’、10−2’、10−3’)のうちの第2タグ識別子(10−2’)の前記物品情報は、前記物品(100)を流通する流通元を表す流通元情報を含んでいる。
前記複数のタグ識別子(10’;10−1’、10−2’、10−3’)のうちの第3タグ識別子(10−3’)の前記物品情報は、前記物品(100)を販売する販売元を表す販売元情報を含んでいる。
本発明の電子秤(1)は、電子秤本体部(2)と、制御装置(40)と、受皿部(30;31、32)と、アンテナ(21)と、重量測定部(3)と、読取部(20)とを具備している。
前記制御装置(40)は、前記電子秤本体部(2)に設けられている。
前記受皿部(30;31、32)は、前記電子秤本体部(2)上に設けられ、タグ識別子(10’)を保持するIDタグ(10)が設けられた物品(100)を載置可能である。
前記アンテナ(21)は、前記受皿部(30;31、32)に設けられている。
前記重量測定部(3)は、前記電子秤本体部(2)に設けられ、前記受皿部(30;31、32)に前記物品(100)が載置されたときに、前記物品(100)の重量を検出し、前記重量を表す重量値を前記サーバ(4)に送信する(S1−YES、S2)。
前記読取部(20)は、前記アンテナ(21)に接続されている。
前記読取部(20)は、読取要求に応じて、前記アンテナ(21)を介して前記IDタグ(10)に前記読出信号を送信する(S6)。
前記IDタグ(10)は、前記読取部(20)からの読出信号に応じて、返答信号として前記タグ識別子(10’)を前記読取部(20)に送信する(S7)。
前記読取部(20)は、前記IDタグ(10)からの前記タグ識別子(10’)を受信して前記サーバ(4)に送信する(S8)。
前記制御装置(40)は、重量値受信部(43)と、トリガ制御部(44)と、タグ受信部(45)と、測定結果生成部(46)とを具備している。
前記重量値受信部(43)は、前記重量測定部(3)からの前記重量値を受信する(S3)。
前記トリガ制御部(44)は、前記重量値受信部(43)が前記重量値を受信したときに、前記読取要求を前記読取部(20)に送信する(S5)。
前記タグ受信部(45)は、前記読取部(20)からの前記タグ識別子(10’)を受信する(S9)。
前記測定結果生成部(46)は、前記重量値受信部(43)により受信された前記重量値と前記タグ受信部(45)により受信された前記タグ識別子(10’)とを含む測定結果を生成する(S4、S10)。
IDタグ(10)と読取部(20)とが電波によって通信するとき、IDタグ(10)のアンテナ(11)と読取部(20)のアンテナ(21)から、電波や電磁波が発生し、これが電子秤(1)に対してノイズとして悪影響を与える。これについて説明する。重量測定部(3)は、受皿部(30;31、32)に物品(100)が載置されたときの荷重{受皿部(30;31、32)のひずみ}を電圧として測定し、その電圧を物品(100)の重量値に変換する。重量測定部(3)において、受皿部(30;31、32)のひずみによって測定される電圧は微弱である。この微弱な電圧はノイズに影響しやすい。このため、重量測定部(3)は、ノイズの影響を受けた場合、誤った重量値を測定してしまう。
そこで、本発明の電子秤(1)では、受皿部(30;31、32)に物品(100)が載置されたときに、重量測定部(3)は、物品(100)の重量値を制御装置(40)に送信する。このとき、制御装置(40)は、重量測定部(3)からの重量値を受信し、その重量値(決定重量値)をトリガにして読取要求を読取部(20)に送信する。読取部(20)は、読取要求に応じて、物品(100)に設けられたIDタグ(10)とアンテナ(21)を介して通信し、タグ識別子(10’)を取得する読み取り動作を行なう。このように、上記のS6〜S8以外の動作では、上記の読み取り動作が行なわれない上に、IDタグ(10)のアンテナ(11)と読取部(20)のアンテナ(21)から電波や電磁波が発生しない。特に、重量測定部(3)が物品(100)の重量値の測定を行なうときには、上記の読み取り動作が行なわれない。このように、本発明の電子秤(1)では、重量測定部(3)が物品(100)の重量値の測定を行なった後に、読取部(20)がIDタグ(10)の情報{タグ識別子(10’)}の読み取りを行なう。このため、重量測定部(3)は、電波や電磁波が電子秤(1)に対してノイズとして影響を受けることなく、正確に物品(100)の重量値を測定することができる。従って、本発明の電子秤(1)では、物品(100)の重量値の測定と、物品(100)に設けられたIDタグ(10)の情報の読み取りとを正確に行なうことができる。
本発明の電子秤(1)は、更に、記憶装置(42)と、表示装置(41)とを具備している。
前記測定結果生成部(46)は、格納制御部(47)と、表示制御部(48)とを具備している。
前記格納制御部(47)は、前記重量値受信部(43)により受信された前記重量値と、前記タグ受信部(45)により受信された前記タグ識別子(10’)とを前記測定結果として前記記憶装置(42)に格納する(S4、S10)。
前記表示制御部(48)は、測定結果表示指示に応じて、前記重量値と前記タグ識別子(10’)とを前記記憶装置(42)から読み出して前記表示装置(41)に表示する(S11−YES、S12)。
本発明の電子秤(1)では、制御装置(40)は、正確な物品(100)の重量値(決定重量値)とIDタグの情報{タグ識別子(10’)}とを測定結果として記憶装置(42)に格納する。このため、本発明の電子秤(1)では、制御装置(40)は、測定結果表示指示に応じて、記憶装置(42)に格納された測定結果を表示装置(41)に表示することにより、正確な物品(100)の重量値とIDタグ(10)の情報とをユーザに通知することができる。
本発明の電子秤(1)は、更に、記憶装置(42)を具備している。
前記制御装置(40)は、表示装置(61)を具備するユーザ端末(6)にネットワーク(7)を介して接続されている。
前記測定結果生成部(46)は、格納制御部(47)と、表示制御部(48)とを具備している。
前記格納制御部(47)は、前記重量値受信部(43)により受信された前記重量値と、前記タグ受信部(45)により受信された前記タグ識別子(10’)とを前記測定結果として前記記憶装置(42)に格納する(S4、S10)。
前記表示制御部(48)は、前記測定結果表示指示に応じて、前記重量値と前記タグ識別子(10’)とを前記記憶装置(42)から読み出して前記ユーザ端末(6)の前記表示装置(61)に表示する(S21−YES、S22、S23)。
本発明の電子秤(1)では、制御装置(40)は、正確な物品(100)の重量値(決定重量値)とIDタグの情報{タグ識別子(10’)}とを測定結果として記憶装置(42)に格納する。このため、本発明の電子秤(1)では、制御装置(40)は、ユーザ端末(6)からの測定結果表示指示に応じて、記憶装置(42)に格納された測定結果をユーザ端末(6)の表示装置(61)に表示することにより、ユーザ端末(6)を持参して遠隔地にいるユーザに対して、正確な物品(100)の重量値とIDタグ(10)の情報とを通知することができる。
本発明の電子秤(1)において、前記物品(100)には、複数の前記IDタグ(10;10−1、10−2、10−3)が設けられている。
この場合、前記記憶装置(42)には制御番号が格納されている。
前記タグ受信部(45)は、前記読取部(20)からの複数の前記タグ識別子(10’;10−1’、10−2’、10−3’)を受信する(S9)。
前記格納制御部(47)は、前記制御番号に対応付けて、前記重量値受信部(43)により受信された前記重量値と、前記タグ受信部(45)により受信された前記複数のタグ識別子(10’;10−1’、10−2’、10−3’)とを前記測定結果として前記記憶装置(42)に格納する(S4、S10)。
前記表示制御部(48)は、前記測定結果表示指示に応じて、前記制御番号に対応する前記重量値と前記複数のタグ識別子(10’;10−1’、10−2’、10−3’)とを前記記憶装置(42)から読み出して前記表示装置(41)(61)に表示する(S11−YES、S12)(S21、S22、S23)。
物品(100)に複数のIDタグ(10−1、10−2、10−3)が設けられている場合がある。このような場合でも、本発明の電子秤(1)では、重量測定部(3)が物品(100)の重量値(決定重量値)の測定を行なった後に、読取部(20)が複数のIDタグ(10−1、10−2、10−3)の情報{タグ識別子(10−1’、10−2’、10−3’)}の読み取りを行なう。このように、本発明の電子秤(1)では、読み取った情報{タグ識別子(10−1’、10−2’、10−3’)}に対して重量値がばらつくことがないため、物品(100)の重量値の測定と、物品(100)に設けられた複数のIDタグ(10−1、10−2、10−3)の情報の読み取りとに対する信頼性が向上する。
制御装置(40)は、正確な物品(100)の重量値(決定重量値)と複数のIDタグ(10−1、10−2、10−3)の情報{タグ識別子(10−1’、10−2’、10−3’)}とを測定結果として記憶装置(42)に格納する。このため、本発明の電子秤(1)では、制御装置(40)は、測定結果表示指示に応じて、記憶装置(42)に格納された測定結果を表示装置(41)(61)に表示することにより、正確な物品(100)の重量値と複数のIDタグ(10−1、10−2、10−3)の情報とをユーザに通知することができる。この場合、重量値(決定重量値)は、複数のタグ識別子(10−1’、10−2’、10−3’)に対して同じ重量値であるため、ユーザは、表示装置(41)(61)に表示された測定結果を見たとき、その測定結果を信頼することができる。
本発明の電子秤(1)において、前記タグ識別子(10’)は、前記IDタグ(10)を識別するためのIDと、前記IDタグ(10)に設けられた前記物品(100)を表す物品情報とを含んでいる。
前記複数のタグ識別子(10’;10−1’、10−2’、10−3’)のうちの第1タグ識別子(10−1’)の前記物品情報は、前記物品(100)を製造する製造元を表す製造元情報を含んでいる。
前記複数のタグ識別子(10’;10−1’、10−2’、10−3’)のうちの第2タグ識別子(10−2’)の前記物品情報は、前記物品(100)を流通する流通元を表す流通元情報を含んでいる。
前記複数のタグ識別子(10’;10−1’、10−2’、10−3’)のうちの第3タグ識別子(10−3’)の前記物品情報は、前記物品(100)を販売する販売元を表す販売元情報を含んでいる。
本発明の測定システムでは、物品の重量値の測定と、物品に設けられたIDタグの情報の読み取りとを正確に行なうことができる。
本発明の測定システムでは、正確な重量値とIDタグの情報とをユーザに通知することができる。
本発明の測定システムでは、遠隔地にいるユーザに対して、正確な重量値とIDタグの情報とを通知することができる。
本発明の測定システムでは、物品の重量値の測定と、物品に設けられたIDタグの情報の読み取りとに対する信頼性が向上する。
以下に添付図面を参照して、本発明の測定システムについて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による測定システムの構成を示すブロック図である。第1実施形態による測定システムは、電子秤1、サーバ4、ユーザ端末6を具備している。
電子秤1とサーバ4は、ネットワーク5に接続されている。サーバ4とユーザ端末6は、有線又は無線であるネットワーク7に接続されている。ユーザ端末6は、PC(Personal Computer)、又は、携帯端末である。携帯端末としてはPDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話機が例示される。例えば、ユーザ端末6が携帯端末である場合、サーバ4とユーザ端末6とを接続するネットワーク7は、無線ネットワークである。
図1に示されるように、電子秤1は、電子秤本体部2、受皿部30、アンテナ21、重量測定部3、リーダライタ20を具備している。
受皿部30は、非金属である受皿31、カバー32を含み、アンテナ21は受皿部30に設けられている。具体的には、電子秤本体部2上に受皿31が設けられ、受皿31上にアンテナ21が設けられ、アンテナ21上にカバー32が設けられている。カバー32上には、物品100が載置可能である。カバー32は、アンテナ21が物品100に接することにより破損したり汚れたりしないようにしている。
重量測定部3は、電子秤本体部2内に設けられ、ロードセル方式が適用された重量センサを含んでいる。ロードセル方式は、既知の方式であり、ひずみゲージを使用し、荷重を電圧の変化として測定し、その電圧を荷重に対応する重量値に変換する。ひずみゲージとは、ゆがみやひずみを電圧に変換するセンサである。重量センサにロードセル方式が適用された場合、重量測定部3は、受皿部30に物品100が載置されたときの荷重を電圧として測定し、その電圧を、物品100の重量を表す重量値に変換する。
重量測定部3は、ネットワーク5を介してサーバ4に接続されている。受皿部30に物品100が載置されたときに、重量測定部3は、物品100の重量を検出し、物品100の重量を表す重量値をサーバ4に送信する。具体的には、受皿部30に物品100が載置されたときに、重量測定部3は、受皿部30と物品100との重量を検出する。このとき、重量測定部3は、受皿部30と物品100との重量から、受皿部30の重量を減算することにより、物品100の重量を算出し、算出された重量を表す重量値をサーバ4に送信する。
物品100には、IDタグ10が設けられている。IDタグ10は、RFID(Radio Frequency Identification)タグ、無線IDタグとも呼ばれている。また、IDタグは、ICタグと呼ばれることもある。図2は、IDタグ10の構成を示すブロック図である。IDタグ10は、アンテナ11、ICチップ12を具備している。ICチップ12は、送信部13、受信部14、記憶部15、整流部16を具備している。記憶部15には、タグ識別子10’が格納(保持)されている。
IDタグ10のアンテナ11は、上記のアンテナ21からの読出信号として電波を受信する。IDタグ10の受信部14は、そのアンテナ11が電波を受信したことを検知する。このとき、IDタグ10の整流部16は、共振作用により起電力を発生する(例示;電磁誘導)。IDタグ10の送信部13は、起電力により、その記憶部15からタグ識別子10’を読み出して、返答信号としてタグ識別子10’を送信する。
図3は、タグ識別子10’を示している。タグ識別子10’は、IDタグ10を識別するためのユニークなIDと、IDタグ10に設けられた物品100を表す物品情報とを含む。
物品情報は、例えば、物品100の名称と、物品100が撮影された画像と、物品100に関連するメーカ名を表すメーカ情報とを含んでいる。メーカ情報は、物品100を製造する製造元を表す製造元情報と、物品100を流通する流通元を表す流通元情報と、物品100を販売する販売元を表す販売元情報とのいずれか1つを含んでいる。タグ識別子10’は、メーカの作業員によって、IDタグ10の記憶部15に予めに格納される。
リーダライタ20は、電子秤本体部2内に設けられている。そのリーダライタ20は、上記のアンテナ21と接続され、ネットワーク5を介してサーバ4に接続されている。図4は、リーダライタ20の構成を示すブロック図である。リーダライタ20は、コンピュータであるコントローラー22を具備している。コントローラー22は、送信部23、受信部24、制御部25を具備している。
リーダライタ20は、IDタグ10からタグ識別子10’を読み取る読取部として機能する。この場合、リーダライタ20の制御部25は、サーバ4から読取要求を受信したとき、その送信部23、受信部24、記憶部25を制御する。この場合、リーダライタ20の送信部23は、読取要求に応じて、アンテナ21を介して電波によって読出信号をIDタグ10に送信する。リーダライタ20の受信部24は、アンテナ21を介して、IDタグ10からの返答信号であるタグ識別子10’を受信する。リーダライタ20の制御部25は、その受信部24が受信したタグ識別子1−i’をサーバ4に送信する。
また、リーダライタ20は、IDタグ10にタグ識別子10’を書き込む書込部としても機能するが、本実施例では、その説明を省略する。
図1に示されるように、サーバ4は、制御装置40、表示装置41、記憶装置42を具備している。表示装置41、記憶装置42は、制御装置40に接続されている。図5に示されるように、記憶装置42には、制御番号が予め格納され、制御装置40によってタグ識別子10’、重量値が格納される。記憶装置42に格納される制御番号、タグ識別子10’、重量値については後述する。
制御装置40は、上記のネットワーク5に接続されている。図6は、制御装置40の構成を示すブロック図である。制御装置40は、実行部であるCPU50と、記憶部51とを具備している。記憶部51には、CPU50が実行するためのコンピュータプログラム52が格納されている。コンピュータプログラム52は、重量値受信部43、トリガ制御部44、タグ受信部45、測定結果生成部46を含んでいる。
重量値受信部43は、電子秤1の重量測定部3から送信された重量値を受信する。この重量値受信部43は、受信している重量値がプラスへ上昇しているときに、物品100が電子秤1の受皿30に載置されていることを感知する。重量値受信部43は、受信している重量値が所定時間において所定変化幅以内になったときの重量値を決定重量値とする。例えば、所定時間を1秒、所定変化幅を±1g(グラム)としたとき、重量値受信部43は、受信している重量値が10g増加した後、受信している重量値が1秒間変化しない場合、その重量値を決定重量値とする。
トリガ制御部44は、重量値受信部43が決定重量値を受信したときに、上記の読取要求をリーダライタ20に送信する。
タグ受信部45は、リーダライタ20からのタグ識別子10’を受信する。このとき、アンテナ21(リーダライタ20)の動作中において、重量値受信部43は、電子秤1の重量測定部3からの出力を無効とする。
測定結果生成部46は、重量値受信部43により受信された決定重量値とタグ受信部45により受信されたタグ識別子10’とを含む測定結果を生成する。この測定結果生成部46は、格納制御部47、表示制御部48を含んでいる。
格納制御部47は、重量値受信部43が決定重量値を受信したときに、制御番号に対応付けて、決定重量値を測定結果として記憶装置42に格納する。また、格納制御部47は、タグ受信部45がタグ識別子10’を受信したときに、制御番号に対応付けて、タグ識別子10’を測定結果として記憶装置42に格納する。
測定結果生成部46(格納制御部47、表示制御部48)には、例えば、自動モード、又は、ユーザ設定モードが設定される。
自動モードが設定された場合、測定結果生成部46の格納制御部47は、制御番号に対応付けて決定重量値とタグ識別子10’とを測定結果として記憶装置42に格納したとき、その測定結果を表示するための測定結果表示指示を表示制御部48に出力する。この場合、表示制御部48は、測定結果表示指示に応じて、制御番号に対応する決定重量値とタグ識別子10’とを記憶装置42から読み出して表示装置41に表示する。
ユーザ設定モードが設定された場合、測定結果生成部46の格納制御部47は、制御番号に対応付けて決定重量値とタグ識別子10’とを測定結果として記憶装置42に格納したとき、測定結果表示指示を表示制御部48に出力しない。この場合、ユーザは、サーバ4の制御装置40を操作して測定結果表示指示を行なう。この測定結果表示指示には、物品100の名称と、メーカ情報(製造元情報、流通元情報、販売元情報)との少なくとも1つがキーワードとして含まれる。表示制御部48は、ユーザによる測定結果表示指示に応じて、記憶装置42を参照して、そのキーワードに対応する制御番号を検索し、その制御番号に対応する決定重量値とタグ識別子10’とを記憶装置42から読み出して表示装置41に表示する。
図1に示されるように、ユーザ端末6は、端末制御装置60、表示装置61を具備している。表示装置61は、端末制御装置60に接続されている。
端末制御装置60は、上記のネットワーク7を介してサーバ4の制御装置40に接続されている。図7は、端末制御装置60の構成を示すブロック図である。端末制御装置60は、実行部であるCPU62と、記憶部63とを具備している。記憶部63には、CPU62が実行するためのコンピュータプログラム64が格納されている。コンピュータプログラム64は、制御部65を含んでいる。
例えば、ユーザは、ユーザ端末6を持参しながら買い物をするときに、ユーザ端末6を用いて遠隔地からサーバ4にアクセスして測定結果(決定重量値とタグ識別子10’)を閲覧することにより、足りない物品を把握することができる。この場合、ユーザは、ユーザ端末6の端末制御装置60を操作して測定結果表示指示を行なう。このとき、端末制御装置60の制御部65は、ユーザによる操作に応じて、測定結果表示指示をサーバ4に送信する。この測定結果表示指示には、物品100の名称と、メーカ情報(製造元情報、流通元情報、販売元情報)との少なくとも1つがキーワードとして含まれる。サーバ4の表示制御部48は、ユーザによる測定結果表示指示に応じて、記憶装置42を参照して、そのキーワードに対応する制御番号を検索し、その制御番号に対応する決定重量値とタグ識別子10’とを記憶装置42から読み出してユーザ端末6に送信する。ユーザ端末6の制御部65は、サーバ4から送信された決定重量値とタグ識別子10’とを表示装置61に表示する。
本発明の第1実施形態による測定システムでは、物品100の重量値の測定と、物品100に設けられたIDタグ10の情報の読み取りとを正確に行なうことができる。この理由について説明する。
IDタグ10とリーダライタ20とが電波によって通信するとき、IDタグ10のアンテナ11とリーダライタ20のアンテナ21から、電波や電磁波が発生し、これが電子秤1に対してノイズとして悪影響を与える。これについて説明する。上述のように、重量測定部3は、受皿部30に物品100が載置されたときの荷重(受皿部30のひずみ)を電圧として測定し、その電圧を物品100の重量値に変換する。重量測定部3において、受皿部30のひずみによって測定される電圧は微弱である。この微弱な電圧はノイズに影響しやすい。このため、重量測定部3は、ノイズの影響を受けた場合、誤った重量値を測定してしまう。
このような場合、受皿部30の受皿31、カバー32を非金属から金属に変更することにより、アンテナ21と重量測定部3の間を金属でシールドすることが考えられるが、金属である受皿部30がIDタグ10の情報(タグ識別子)の読み取りに影響を与えてしまう。
そこで、本発明の第1実施形態による測定システムでは、電子秤1の受皿部30に物品100が載置されたときに、重量測定部3は、物品100の重量値をサーバ4に送信する。このとき、サーバ4は、重量測定部3からの重量値を受信し、その重量値(決定重量値)をトリガにして読取要求をリーダライタ20に送信する。リーダライタ20は、読取要求に応じて、物品100に設けられたIDタグ10とアンテナ21を介して通信し、タグ識別子10’を取得する読み取り動作を行なう。このように、読み取り動作が行なわれないときは、IDタグ10のアンテナ11とリーダライタ20のアンテナ21から電波や電磁波が発生しない。特に、重量測定部3が物品100の重量値の測定を行なうときには、上記の読み取り動作が行なわれない。本発明の第1実施形態による測定システムでは、重量測定部3が物品100の重量値の測定を行なった後に、リーダライタ20がIDタグ10の情報(タグ識別子10’)の読み取りを行なうため、重量測定部3は、電波や電磁波が電子秤1に対してノイズとして影響を受けることなく、正確に物品100の重量値を測定することができる。
次に、本発明の第1実施形態による測定システムの動作について説明する。
ここで、物品100には1つのIDタグ10が設けられているものとする。そのIDタグ10が保持するタグ識別子10’は、図11に示されるように、ID“011”と、物品情報とを含んでいるものとする。また、物品100の実際の重量値は、250gであるものとする。また、サーバ4の測定結果生成部46(格納制御部47、表示制御部48)には、上記の自動モードが設定されているものとする。
まず、電子秤1の重量測定部3は、電子秤1の受皿部30に物品100が載置されたか否かを監視する(図8のステップS1−NO)。いま、ユーザは、受皿部30に物品100を載置する。このとき、重量測定部3は、物品100の重量を検出し(図8のステップS1−YES)、物品100の重量を表す重量値をサーバ4に送信する(図8のステップS2)。
サーバ4の重量値受信部43は、電子秤1の重量測定部3から送信された重量値を受信し、重量値受信処理を行なう(図8のステップS3)。重量値受信処理において、重量値受信部43は、受信している重量値が“250g”を表していて、その後に受信している重量値が1秒間変化しない場合、その重量値“250g”を決定重量値とする。
重量値受信部43が決定重量値“250g”を受信したときに、サーバ4の格納制御部47は、図12に示されるように、制御番号“001”に対応付けて、決定重量値“250g”を測定結果として記憶装置42に格納する(図8のステップS4)。同時に、サーバ4のトリガ制御部44は、読取要求を電子秤1のリーダライタ20に送信する(図8のステップS5)。このとき、アンテナ21(リーダライタ20)の動作中において、重量値受信部43は、電子秤1の重量測定部3からの出力を無効とする。
リーダライタ20は、サーバ4からの読取要求に応じて、電波によって読出信号を送信する(図8のステップS6)。
IDタグ10は、読出信号(電波)に応じて、その記憶部15からタグ識別子10’(ID“011”、物品情報)を読み出して、電波によって返答信号(タグ識別子10’)を送信する(図8のステップS7)。
リーダライタ20は、IDタグ10からの返答信号(タグ識別子10’)を受信して、タグ識別子10’(ID“011”、物品情報)をサーバ4に送信する(図8のステップS8)。
サーバ4のタグ受信部45は、リーダライタ20からのタグ識別子10’(ID“011”、物品情報)を受信し(図8のステップS9)、サーバ4の格納制御部47は、図12に示されるように、制御番号“001”に対応付けて、タグ識別子10’(ID“011”、物品情報)を測定結果として記憶装置42に格納する(図8のステップS10)。
サーバ4の測定結果生成部46(格納制御部47、表示制御部48)に上記の自動モードが設定されている。このため、サーバ4の格納制御部47は、制御番号“001”に対応付けて決定重量値“250g”とタグ識別子10’(ID“011”、物品情報)とを測定結果として記憶装置42に格納したとき、測定結果表示指示を表示制御部48に出力する(図9のステップS11−YES)。この場合、サーバ4の表示制御部48は、測定結果表示指示に応じて、制御番号“001”に対応する決定重量値“250g”とタグ識別子10’(ID“011”、物品情報)とを記憶装置42から読み出して表示装置41に表示する(図9のステップS12)。
ユーザは、ユーザ端末6を持参して買い物をする場合がある。この場合、ユーザは、ユーザ端末6の端末制御装置60を操作して、物品100の名称とメーカ情報との少なくとも1つをキーワードとして含む測定結果表示指示を行なう(図10のステップS21)。サーバ4の表示制御部48は、ユーザによる測定結果表示指示に応じて、記憶装置42を参照して、そのキーワードに対応する制御番号“001”を検索し、その制御番号“001”に対応する決定重量値“250g”とタグ識別子10’(ID“011”、物品情報)とを記憶装置42から読み出してユーザ端末6に送信する(図10のステップS22)。ユーザ端末6の制御部65は、サーバ4から送信された決定重量値“250g”とタグ識別子10’(ID“011”、物品情報)とを表示装置61に表示する(図10のステップS23)。
なお、再度、ユーザが受皿部30に物品100を載置する場合、本発明の第1実施形態による測定システムは、ステップS1〜S10を実行する。この場合、ステップS4にて、サーバ4の格納制御部47は、例えば、制御番号“011”に対応付けて、決定重量値“125g”を測定結果として記憶装置42に格納する。ステップS10にて、サーバ4の格納制御部47は、その制御番号“011”に対応付けて、タグ識別子10’(ID“011”、物品情報)を測定結果として記憶装置42に格納する。このとき、ステップS10にて、格納制御部47は、記憶装置42を参照して、制御番号“011”に対応するタグ識別子10’のID“011”と同じIDが格納されているか否かを調べる。測定結果として格納された制御番号“011”に対応するタグ識別子10’のID“011”と、先に測定結果として格納された制御番号“001”に対応するタグ識別子10’のID“011”とが同じIDである。この場合、ステップS10にて、格納制御部47は、先に測定結果として格納された制御番号“001”に対応する決定重量値“250g”とタグ識別子10’(ID“011”、物品情報)とを記憶装置42から消去してもよい。
制御番号“001”と決定重量値“250g”とタグ識別子10’(ID“011”、物品情報)とを記録として残す場合は、例えば、ステップS10にて、サーバ4の格納制御部47は、日時を表す日時情報(図示しない)も測定結果として制御番号に対応付けて記憶装置42に格納する。この測定結果(決定重量値、タグ識別子、日時情報)が、ステップS12にて表示装置41に表示された場合や、ステップS23にてユーザ端末6の表示装置61に表示された場合、決定重量値“250g”に対応する日時情報と、決定重量値“125g”に対応する日時情報とにより、ユーザは、決定重量値の変化を把握することができる。
本発明の第1実施形態による測定システムでは、上述のステップS6〜S8以外の動作では、リーダライタ20がIDタグ10からタグ識別子10’を読み取る読み取り動作が行なわれない上に、IDタグ10のアンテナ11とリーダライタ20のアンテナ21から電波や電磁波が発生しない。特に、重量測定部3が物品100の重量値の測定を行なうときには、上記の読み取り動作が行なわれない。本発明の第1実施形態による測定システムでは、重量測定部3が物品100の重量値の測定を行なった後に、リーダライタ20がIDタグ10の情報(タグ識別子10’)の読み取りを行なう。このため、重量測定部3は、電波や電磁波が電子秤1に対してノイズとして影響を受けることなく、正確に物品100の重量値を測定することができる。従って、本発明の第1実施形態による測定システムでは、物品100の重量値の測定と、物品100に設けられたIDタグ10の情報の読み取りとを正確に行なうことができる。
また、本発明の第1実施形態による測定システムでは、サーバ4は、正確な物品100の重量値(決定重量値)とIDタグの情報(タグ識別子10’)とを測定結果として記憶装置42に格納する。このため、本発明の第1実施形態による測定システムでは、サーバ4は、測定結果表示指示に応じて、記憶装置42に格納された測定結果を表示装置41に表示することにより、正確な物品100の重量値とIDタグ10の情報とをユーザに通知することができる。
また、本発明の第1実施形態による測定システムでは、サーバ4は、ユーザ端末6からの測定結果表示指示に応じて、記憶装置42に格納された測定結果をユーザ端末6の表示装置61に表示することにより、ユーザ端末6を持参して遠隔地にいるユーザに対して、正確な物品100の重量値とIDタグ10の情報とを通知することができる。
物品100には、図13に示されるように、複数のIDタグ10としてIDタグ10−1、10−2、10−3が設けられている場合がある。IDタグ10−1、10−2、10−3の各々は、上記のIDタグと構成が同じである。
IDタグ10−1の記憶部15には、上記のタグ識別子10’であるタグ識別子10−1’が格納(保持)されている。そのIDタグ10−1が保持するタグ識別子10−1’は、図14に示されるように、ID“021”と、物品情報とを含み、その物品情報は、物品100の名称、画像と、メーカ情報として製造元情報とを含んでいるものとする。
IDタグ10−2の記憶部15には、上記のタグ識別子10’であるタグ識別子10−2’が格納(保持)されている。そのIDタグ10−2が保持するタグ識別子10−2’は、図15に示されるように、ID“022”と、物品情報とを含み、その物品情報は、物品100の名称、画像と、メーカ情報として流通元情報とを含んでいるものとする。
IDタグ10−3の記憶部15には、上記のタグ識別子10’であるタグ識別子10−3’が格納(保持)されている。そのIDタグ10−3が保持するタグ識別子10−3’は、図16に示されるように、ID“023”と、物品情報とを含み、その物品情報は、物品100の名称、画像と、メーカ情報として販売元情報とを含んでいるものとする。
また、物品100の実際の重量値は、100gであるものとする。また、サーバ4の測定結果生成部46(格納制御部47、表示制御部48)には、上記の自動モードが設定されているものとする。
この場合でも、本発明の第1実施形態による測定システムは、ステップS1〜S10、S11〜S12、S21〜S23を実行する。
いま、ユーザは、受皿部30に物品100を載置する。このとき、重量測定部3は、物品100の重量を検出し(図8のステップS1−YES)、物品100の重量を表す重量値をサーバ4に送信する(図8のステップS2)。
サーバ4の重量値受信部43は、電子秤1の重量測定部3から送信された重量値を受信し、重量値受信処理を行なう(図8のステップS3)。重量値受信処理において、重量値受信部43は、受信している重量値が“100g”を表していて、その後に受信している重量値が1秒間変化しない場合、その重量値“100g”を決定重量値とする。
重量値受信部43が決定重量値“100g”を受信したときに、サーバ4の格納制御部47は、図17に示されるように、制御番号“002”に対応付けて、決定重量値“100g”を測定結果として記憶装置42に格納する(図8のステップS4)。同時に、サーバ4のトリガ制御部44は、読取要求を電子秤1のリーダライタ20に送信する(図8のステップS5)。このとき、アンテナ21(リーダライタ20)の動作中において、重量値受信部43は、電子秤1の重量測定部3からの出力を無効とする。
リーダライタ20は、サーバ4からの読取要求に応じて、電波によって読出信号を送信する(図8のステップS6)。
IDタグ10−1は、読出信号(電波)に応じて、その記憶部15からタグ識別子10−1’{ID“021”、物品情報(製造元情報)}を読み出して、電波によって返答信号(タグ識別子10−1’)を送信する。IDタグ10−2は、読出信号(電波)に応じて、その記憶部15からタグ識別子10−2’{ID“022”、物品情報(流通元情報)}を読み出して、電波によって返答信号(タグ識別子10−2’)を送信する。IDタグ10−3は、読出信号(電波)に応じて、その記憶部15からタグ識別子10−3’{ID“023”、物品情報(販売元情報)}を読み出して、電波によって返答信号(タグ識別子10−3’)を送信する(図8のステップS7)。
リーダライタ20は、IDタグ10−1からの返答信号(タグ識別子10−1’)を受信して、タグ識別子10−1’{ID“021”、物品情報(製造元情報)}をサーバ4に送信する。リーダライタ20は、IDタグ10−2からの返答信号(タグ識別子10−2’)を受信して、タグ識別子10−2’{ID“022”、物品情報(流通元情報)}をサーバ4に送信する。リーダライタ20は、IDタグ10−3からの返答信号(タグ識別子10−3’)を受信して、タグ識別子10−3’{ID“023”、物品情報(販売元情報)}をサーバ4に送信する(図8のステップS8)。
ここで、ステップS8において、リーダライタ20は、タグ識別子10−1’、10−2’、10−3’をサーバ4に送信するときに、順番に送信してもよいし、一括して送信してもよい。
サーバ4のタグ受信部45は、リーダライタ20からのタグ識別子10−1’{ID“021”、物品情報(製造元情報)}を受信し(図8のステップS9)、サーバ4の格納制御部47は、図17に示されるように、制御番号“002”に対応付けて、タグ識別子10−1’{ID“021”、物品情報(製造元情報)}を測定結果として記憶装置42に格納する(図8のステップS10)。また、ステップS9にて、タグ受信部45は、リーダライタ20からのタグ識別子10−2’{ID“022”、物品情報(流通元情報)}を受信し、ステップS10にて、格納制御部47は、図17に示されるように、制御番号“002”に対応付けて、タグ識別子10−2’{ID“022”、物品情報(流通元情報)}を測定結果として記憶装置42に格納する。また、ステップS9にて、タグ受信部45は、リーダライタ20からのタグ識別子10−3’{ID“023”、物品情報(販売元情報)}を受信し、ステップS10にて、格納制御部47は、図17に示されるように、制御番号“002”に対応付けて、タグ識別子10−3’{ID“023”、物品情報(販売元情報)}を測定結果として記憶装置42に格納する。
ここで、ステップS9において、サーバ4のタグ受信部45は、リーダライタ20からのタグ識別子10−1’、10−2’、10−3’を受信するときに、順番に受信してもよいし、一括して受信してもよい。
サーバ4の測定結果生成部46(格納制御部47、表示制御部48)に上記の自動モードが設定されている。このため、サーバ4の格納制御部47は、制御番号“002”に対応付けて、決定重量値“100g”と、タグ識別子10−1’{ID“021”、物品情報(製造元情報)}、タグ識別子10−2’{ID“022”、物品情報(流通元情報)}、タグ識別子10−3’{ID“023”、物品情報(販売元情報)}とを測定結果として記憶装置42に格納したとき、測定結果表示指示を表示制御部48に出力する(図9のステップS11−YES)。この場合、サーバ4の表示制御部48は、測定結果表示指示に応じて、制御番号“002”に対応する決定重量値“100g”とタグ識別子10−1’{ID“021”、物品情報(製造元情報)}、タグ識別子10−2’{ID“022”、物品情報(流通元情報)}、タグ識別子10−3’{ID“023”、物品情報(販売元情報)}とを記憶装置42から読み出して表示装置41に表示する(図9のステップS12)。
ユーザは、ユーザ端末6を持参して買い物をする場合がある。この場合、ユーザは、ユーザ端末6の端末制御装置60を操作して、物品100の名称とメーカ情報(製造元情報、流通元情報、販売元情報)との少なくとも1つをキーワードとして含む測定結果表示指示を行なう(図10のステップS21)。サーバ4の表示制御部48は、ユーザによる測定結果表示指示に応じて、記憶装置42を参照して、そのキーワードに対応する制御番号“002”を検索し、その制御番号“002”に対応する決定重量値“100g”とタグ識別子10−1’{ID“021”、物品情報(製造元情報)}、タグ識別子10−2’{ID“022”、物品情報(流通元情報)}、タグ識別子10−3’{ID“023”、物品情報(販売元情報)}とを記憶装置42から読み出してユーザ端末6に送信する(図10のステップS22)。ユーザ端末6の制御部65は、サーバ4から送信された決定重量値“100g”とタグ識別子10−1’{ID“021”、物品情報(製造元情報)}、タグ識別子10−2’{ID“022”、物品情報(流通元情報)}、タグ識別子10−3’{ID“023”、物品情報(販売元情報)}とを表示装置61に表示する(図10のステップS23)。
上述のように、物品100に複数のIDタグ10−1、10−2、10−3が設けられている場合がある。このような場合でも、本発明の第1実施形態による測定システムでは、重量測定部3が物品100の重量値(決定重量値)の測定を行なった後に、リーダライタ20がIDタグ10−1、10−2、10−3の情報(タグ識別子10−1’、10−2’、10−3’)の読み取りを行なう。このように、本発明の第1実施形態による測定システムでは、読み取った情報(タグ識別子10−1’、10−2’、10−3’)に対して重量値がばらつくことがないため、物品100の重量値の測定と、物品100に設けられた複数のIDタグ10−1、10−2、10−3の情報の読み取りとに対する信頼性が向上する。
また、本発明の第1実施形態による測定システムでは、サーバ4は、正確な物品100の重量値(決定重量値)とIDタグ10−1、10−2、10−3の情報(タグ識別子10−1’、10−2’、10−3’)とを測定結果として記憶装置42に格納する。このため、本発明の第1実施形態による測定システムでは、サーバ4は、測定結果表示指示に応じて、記憶装置42に格納された測定結果を表示装置41に表示することにより、正確な物品100の重量値とIDタグ10−1、10−2、10−3の情報とをユーザに通知することができる。この場合、重量値(決定重量値)は、タグ識別子10−1’、10−2’、10−3’に対して同じ重量値であるため、ユーザは、表示装置41に表示された測定結果を見たとき、その測定結果を信頼することができる。
また、本発明の第1実施形態による測定システムでは、サーバ4は、ユーザ端末6からの測定結果表示指示に応じて、記憶装置42に格納された測定結果をユーザ端末6の表示装置61に表示することにより、ユーザ端末6を持参して遠隔地にいるユーザに対して、正確な物品100の重量値とIDタグ10−1、10−2、10−3の情報とを通知することができる。この場合、重量値(決定重量値)は、タグ識別子10−1’、10−2’、10−3’に対して同じ重量値であるため、ユーザは、ユーザ端末6の表示装置61に表示された測定結果を見たとき、その測定結果を信頼することができる。
なお、本発明の第1実施形態による測定システムでは、重量測定部3が物品100の重量値(決定重量値)の測定を行なった後に、リーダライタ20がIDタグ10の情報(タグ識別子10’)の読み取りを行なっているが、これに限定されない。第1実施形態の変形例として、リーダライタ20がIDタグ10の情報の読み取りを行なった後に、重量測定部3が物品100の重量値の測定を行なってもよい。
この変形例の場合、タグ識別子10’が重量値よりも先に記憶装置42に格納されるため、重量測定部3が物品100の重量値の測定を行なっているときに、サーバ4の制御装置40は、記憶装置42を参照して、タグ識別子10’に含まれるIDを用いて情報(例示;同じIDがあるか、同じ物品の名称があるか)を検索することができる。
しかし、この変形例では、アンテナ21(リーダライタ20)を常時動作させることによる電力が無駄に消費される。また、この変形例では、電子秤1の受皿部30に物品100が載置されていなくても、電子秤1の近くに物品100が存在したときに、リーダライタ20がIDタグ10の情報の読み取りを行なう可能性がある。このため、サーバ4は、IDタグ10の情報の読み取りをトリガにして、物品100の重量値の測定を開始することができない。物品100の重量値の測定を開始するためには、サーバ4に手動スイッチを設け、IDタグ10の情報の読み取りを行なった後に、スイッチの操作によって、アンテナ21(リーダライタ20)の動作を無効にし、重量測定部3を動作させなければならい。
一方、本発明の第1実施形態による測定システムでは、物品100の重量値(決定重量値)の測定をトリガにして、IDタグ10の情報(タグ識別子10’)の読み取りを行なうため、物品100の重量値(決定重量値)の測定と、物品100に設けられたIDタグ10の情報(タグ識別子10’)の読み取りとを正確に行なうことができ、上記の変形例よりも簡便に行なうことができる。
(第2実施形態)
上記の第1実施形態による測定システムでは、電子秤1と、サーバ4と、ユーザ端末6を具備しているが、図18に示されるように、本発明の第2実施形態による測定システムとして、サーバ4の機能は電子秤1に設けられていてもよい。第2実施形態では第1実施形態と重複する説明を省略する。
この場合、電子秤1は、電子秤本体部2、受皿部30、アンテナ21、重量測定部3、リーダライタ20、制御装置40、表示装置41、記憶装置42を具備している。制御装置40、表示装置41、記憶装置42は、電子秤本体部2内に設けられている。重量測定部3、リーダライタ20、表示装置41、記憶装置42は、制御装置40に接続されている。ユーザ端末6の端末制御装置60は、ネットワーク7を介して制御装置40に接続されている。
本発明の第2実施形態による測定システムでは、図19に示されるように、制御装置40、重量測定部3、リーダライタ20、IDタグ10の動作は第1実施形態と同じである。また、図20に示されるように、制御装置40の動作は第1実施形態と同じであり、図21に示されるように、制御装置40、ユーザ端末6の動作は第1実施形態と同じである。また、本発明の第2実施形態による測定システムによる効果は、第1実施形態と同じである。
以上の説明により、本発明の測定システムでは、物品の重量値の測定と、物品に設けられたIDタグの情報の読み取りとを正確に行なうことができる。
本発明の測定システムでは、正確な重量値とIDタグの情報とをユーザに通知することができる。
本発明の測定システムでは、遠隔地にいるユーザに対して、正確な重量値とIDタグの情報とを通知することができる。
本発明の測定システムでは、物品の重量値の測定と、物品に設けられたIDタグの情報の読み取りとに対する信頼性が向上する。
図1は、本発明の測定システムの構成を示すブロック図である。(第1実施形態) 図2は、本発明の測定システムにおけるIDタグ10の構成を示すブロック図である。(第1実施形態、第2実施形態) 図3は、本発明の測定システムにおけるIDタグ10の情報であるタグ識別子10’を示している。(第1実施形態、第2実施形態) 図4は、本発明の測定システムにおけるリーダライタ20の構成を示すブロック図である。(第1実施形態、第2実施形態) 図5は、本発明の測定システムにおける記憶装置42を示している。(第1実施形態、第2実施形態) 図6は、本発明の測定システムにおける制御装置40の構成を示すブロック図である。(第1実施形態、第2実施形態) 図7は、本発明の測定システムにおけるユーザ端末6の端末制御装置60の構成を示すブロック図である。(第1実施形態、第2実施形態) 図8は、本発明の測定システムの動作を示すフローチャートである。(第1実施形態) 図9は、本発明の測定システムの動作を示すフローチャートである。(第1実施形態) 図10は、本発明の測定システムの動作を示すフローチャートである。(第1実施形態) 図11は、本発明の測定システムの動作を説明するための図である。(第1実施形態、第2実施形態) 図12は、本発明の測定システムの動作を説明するための図である。(第1実施形態、第2実施形態) 図13は、本発明の測定システムの動作を説明するための図である。(第1実施形態、第2実施形態) 図14は、本発明の測定システムの動作を説明するための図である。(第1実施形態、第2実施形態) 図15は、本発明の測定システムの動作を説明するための図である。(第1実施形態、第2実施形態) 図16は、本発明の測定システムの動作を説明するための図である。(第1実施形態、第2実施形態) 図17は、本発明の測定システムの動作を説明するための図である。(第1実施形態、第2実施形態) 図18は、本発明の測定システムの構成を示すブロック図である。(第2実施形態) 図19は、本発明の測定システムの動作を示すフローチャートである。(第2実施形態) 図20は、本発明の測定システムの動作を示すフローチャートである。(第2実施形態) 図21は、本発明の測定システムの動作を示すフローチャートである。(第2実施形態)
符号の説明
1 電子秤
2 電子秤本体部
3 重量測定部
4 サーバ
5 ネットワーク
6 ユーザ端末
7 ネットワーク
10、10−1、10−2、10−3 IDタグ
10’、10−1’、10−2’、10−3’ タグ識別子
11 アンテナ
12 ICチップ
13 送信部
14 受信部
15 記憶部
16 整流部
20 リーダライタ
21 アンテナ
22 コントローラー
23 送信部
24 受信部
25 制御部
30 受皿部
31 受皿
32 カバー
40 制御装置
41 表示装置
42 記憶装置
43 重量値受信部
44 トリガ制御部
45 タグ受信部
46 測定結果生成部
47 格納制御部
48 格納制御部
50 CPU
51 記憶部
52 コンピュータプログラム
60 端末制御装置
61 表示装置
62 CPU
63 記憶部
64 コンピュータプログラム
65 制御部
100 物品

Claims (10)

  1. 電子秤と、
    前記電子秤にネットワークを介して接続されたサーバとを具備し、
    前記電子秤は、
    電子秤本体部と、
    前記電子秤本体部上に設けられ、タグ識別子を保持するIDタグが設けられた物品を載置可能な受皿部と、
    前記受皿部に設けられたアンテナと、
    前記電子秤本体部に設けられ、前記受皿部に前記物品が載置されたときに、前記物品の重量を検出し、前記重量を表す重量値を前記サーバに送信する重量測定部と、
    前記アンテナに接続された読取部とを具備し、
    前記読取部は、読取要求に応じて、前記アンテナを介して前記IDタグに前記読出信号を送信し、
    前記IDタグは、前記読取部からの読出信号に応じて、返答信号として前記タグ識別子を前記読取部に送信し、
    前記読取部は、前記IDタグからの前記タグ識別子を受信して前記サーバに送信し、
    前記サーバは、制御装置を具備し、
    前記制御装置は、
    前記重量測定部からの前記重量値を受信する重量値受信部と、
    前記重量値受信部が前記重量値を受信したときに、前記読取要求を前記読取部に送信するトリガ制御部と、
    前記読取部からの前記タグ識別子を受信するタグ受信部と、
    前記重量値受信部により受信された前記重量値と前記タグ受信部により受信された前記タグ識別子とを含む測定結果を生成する測定結果生成部と
    を具備する測定システム。
  2. 請求項1に記載の測定システムにおいて、
    前記サーバは、更に、
    記憶装置と、
    表示装置とを具備し、
    前記測定結果生成部は、
    前記重量値受信部により受信された前記重量値と、前記タグ受信部により受信された前記タグ識別子とを前記測定結果として前記記憶装置に格納する格納制御部と、
    測定結果表示指示に応じて、前記重量値と前記タグ識別子とを前記記憶装置から読み出して前記表示装置に表示する表示制御部と
    を具備する測定システム。
  3. 請求項1に記載の測定システムにおいて、
    更に、
    ユーザ端末を具備し、
    前記ユーザ端末は、
    前記サーバにネットワークを介して接続され、ユーザによる測定結果表示指示を前記サーバに送信する端末制御装置と、
    表示装置とを具備し、
    前記サーバは、更に、
    記憶装置を具備し、
    前記測定結果生成部は、
    前記重量値受信部により受信された前記重量値と、前記タグ受信部により受信された前記タグ識別子とを前記測定結果として前記記憶装置に格納する格納制御部と、
    前記測定結果表示指示に応じて、前記重量値と前記タグ識別子とを前記記憶装置から読み出して前記ユーザ端末の前記表示装置に表示する表示制御部と
    を具備する測定システム。
  4. 請求項2又は3に記載の測定システムにおいて、
    前記物品には、複数の前記IDタグが設けられ、
    前記記憶装置には制御番号が格納され、
    前記タグ受信部は、前記読取部からの複数の前記タグ識別子を受信し、
    前記格納制御部は、前記制御番号に対応付けて、前記重量値受信部により受信された前記重量値と、前記タグ受信部により受信された前記複数のタグ識別子とを前記測定結果として前記記憶装置に格納し、
    前記表示制御部は、前記測定結果表示指示に応じて、前記制御番号に対応する前記重量値と前記複数のタグ識別子とを前記記憶装置から読み出して前記表示装置に表示する
    測定システム。
  5. 請求項4に記載の測定システムにおいて、
    前記タグ識別子は、前記IDタグを識別するためのIDと、前記IDタグに設けられた前記物品を表す物品情報とを含み、
    前記複数のタグ識別子のうちの第1タグ識別子の前記物品情報は、前記物品を製造する製造元を表す製造元情報を含み、
    前記複数のタグ識別子のうちの第2タグ識別子の前記物品情報は、前記物品を流通する流通元を表す流通元情報を含み、
    前記複数のタグ識別子のうちの第3タグ識別子の前記物品情報は、前記物品を販売する販売元を表す販売元情報を含む
    測定システム。
  6. 電子秤本体部と、
    前記電子秤本体部に設けられた制御装置と、
    前記電子秤本体部上に設けられ、タグ識別子を保持するIDタグが設けられた物品を載置可能な受皿部と、
    前記受皿部に設けられたアンテナと、
    前記電子秤本体部に設けられ、前記受皿部に前記物品が載置されたときに、前記物品の重量を検出し、前記重量を表す重量値を前記制御装置に送信する重量測定部と、
    前記アンテナに接続された読取部とを具備し、
    前記読取部は、読取要求に応じて、前記アンテナを介して前記IDタグに前記読出信号を送信し、
    前記IDタグは、前記読取部からの読出信号に応じて、返答信号として前記タグ識別子を前記読取部に送信し、
    前記読取部は、前記IDタグからの前記タグ識別子を受信して前記サーバに送信し、
    前記制御装置は、
    前記重量測定部からの前記重量値を受信する重量値受信部と、
    前記重量値受信部が前記重量値を受信したときに、前記読取要求を前記読取部に送信するトリガ制御部と、
    前記読取部からの前記タグ識別子を受信するタグ受信部と、
    前記重量値受信部により受信された前記重量値と前記タグ受信部により受信された前記タグ識別子とを含む測定結果を生成する測定結果生成部と
    を具備する電子秤。
  7. 請求項6に記載の電子秤において、
    更に、
    記憶装置と、
    表示装置とを具備し、
    前記測定結果生成部は、
    前記重量値受信部により受信された前記重量値と、前記タグ受信部により受信された前記タグ識別子とを前記測定結果として前記記憶装置に格納する格納制御部と、
    測定結果表示指示に応じて、前記重量値と前記タグ識別子とを前記記憶装置から読み出して前記表示装置に表示する表示制御部と
    を具備する電子秤。
  8. 請求項6に記載の電子秤において、
    更に、
    記憶装置を具備し、
    前記制御装置は、表示装置を具備するユーザ端末にネットワークを介して接続され、
    前記測定結果生成部は、
    前記重量値受信部により受信された前記重量値と、前記タグ受信部により受信された前記タグ識別子とを前記測定結果として前記記憶装置に格納する格納制御部と、
    前記ユーザ端末から送信される測定結果表示指示に応じて、前記重量値と前記タグ識別子とを前記記憶装置から読み出して前記ユーザ端末の前記表示装置に表示する表示制御部と
    を具備する電子秤。
  9. 請求項7又は8に記載の電子秤において、
    前記物品には、複数の前記IDタグが設けられ、
    前記記憶装置には制御番号が格納され、
    前記タグ受信部は、前記読取部からの複数の前記タグ識別子を受信し、
    前記格納制御部は、前記制御番号に対応付けて、前記重量値受信部により受信された前記重量値と、前記タグ受信部により受信された前記複数のタグ識別子とを前記測定結果として前記記憶装置に格納し、
    前記表示制御部は、前記測定結果表示指示に応じて、前記制御番号に対応する前記重量値と前記複数のタグ識別子とを前記記憶装置から読み出して前記表示装置に表示する
    電子秤。
  10. 請求項9に記載の電子秤において、
    前記タグ識別子は、前記IDタグを識別するためのIDと、前記IDタグに設けられた前記物品を表す物品情報とを含み、
    前記複数のタグ識別子のうちの第1タグ識別子の前記物品情報は、前記物品を製造する製造元を表す製造元情報を含み、
    前記複数のタグ識別子のうちの第2タグ識別子の前記物品情報は、前記物品を流通する流通元を表す流通元情報を含み、
    前記複数のタグ識別子のうちの第3タグ識別子の前記物品情報は、前記物品を販売する販売元を表す販売元情報を含む
    電子秤。
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