JP2006097697A - 高圧ドーム型ロータリ圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シリンダ(14)の外部からの熱伝導を阻止する外部熱阻止部(51)と、シリンダ(14)の高温部から低温部への熱伝導を阻止する内部熱阻止部(52)とを備える。外部熱阻止部(51)及び内部熱阻止部(52)は、シリンダ(14)の一部を切除して形成された空間である。外部熱阻止部(51)は、吸入路(30)と並行に形成される吸入側阻止部(53)と、作動室(40)の低圧側(41)に対応したシリンダ(14)の低圧作用部(44)に作動室(40)に沿って形成された作動側阻止部(54)とを備える。内部熱阻止部(52)は、シリンダ(14)の高圧作用部(45)と低圧作用部(44)との間に位置してシリンダ(14)の半径方向に延びる。
【選択図】図2
Description
本発明の実施形態1は、図1に示すように、高圧ドーム型ロータリ圧縮機(10)である。この圧縮機(10)は、いわゆるスイング圧縮機である。
高圧ドーム型ロータリ圧縮機(10)の運転動作について説明する。回転型電動機が駆動すると、クランク軸(13)が回転し、クランク軸(13)の偏心部(39)を介して、ロータ(15)がシリンダ(14)内を公転する。ロータ(15)の公転により、吸入路(30)と作動室(40)とが連通すると、吸入路(30)内の吸入冷媒が作動室(40)の低圧側(41)に吸入される。そして、ロータ(15)の公転により、吸入路(30)がロータ(15)により閉鎖されると共に、作動室(40)内の冷媒が圧縮されて、冷媒温度が上昇する。
本実施形態1によれば、シリンダ(14)内において吸入行程における冷媒への熱侵入が低減され、冷媒の比容積が増大し難くなるために、容積効率の低下を抑制することができ、高圧ドーム型ロータリ圧縮機(10)の総合効率を高めることができる。
本発明の実施形態2は、図8及び図9に示すように、実施形態1の作動側阻止部(54)をジグザグ状に形成したものである。つまり、作動側阻止部(54)を構成する本体側円弧溝(64)とヘッド側円弧溝(65)とがジグザグ状に形成されている。
本実施形態2によれば、作動側阻止部(54)の内側の幅を部分的に広くすることができるために、低圧作用部(44)の内側の強度を向上させることができる。
上記実施形態1及び2では、ロータ(15)とブレード(36)とを一体に形成しているが、これに代え、ロータ(15)とブレード(36)とが分離してロータ(15)が自転するローリングピストン型であってもよい。
(12) 圧縮機構
(14) シリンダ
(15) ロータ
(16) シリンダ本体
(19) フロントヘッド
(21) リアヘッド
(30) 吸入路
(40) 作動室
(41) 低圧側
(42) 高圧側
(44) 低圧作用部
(45) 高圧作用部
(46) 吐出路
(50) 伝熱阻止手段
(51) 外部熱阻止部
(52) 内部熱阻止部
(53) 吸入側阻止部
(54) 作動側阻止部
(62) 連通路
Claims (10)
- ロータ(15)がシリンダ(14)の作動室(40)に収納され且つ該シリンダ(14)に吸入路(30)と吐出路(46)とが形成された圧縮機構(12)が容器(11)の内部に配置される高圧ドーム型ロータリ圧縮機において、
上記シリンダ(14)には、該シリンダ(14)内の流体を加熱する熱の伝導を阻止する伝熱阻止手段(50)が設けられている
ことを特徴とする高圧ドーム型ロータリ圧縮機。 - 請求項1において、
伝熱阻止手段(50)は、シリンダ(14)の外部からの熱伝導を阻止する外部熱阻止部(51)を備えている
ことを特徴とする高圧ドーム型ロータリ圧縮機。 - 請求項1又は2において、
伝熱阻止手段(50)は、シリンダ(14)の高温部から低温部への熱伝導を阻止する内部熱阻止部(52)を備えている
ことを特徴とする高圧ドーム型ロータリ圧縮機。 - 請求項2において、
外部熱阻止部(51)は、吸入路(30)と並行に形成された吸入側阻止部(53)を備えている
ことを特徴とする高圧ドーム型ロータリ圧縮機。 - 請求項2において、
作動室(40)は、ロータ(15)の1回転中の所定位置において高圧側(42)と低圧側(41)とに区画され、
外部熱阻止部(51)は、上記作動室(40)の低圧側(41)に対応したシリンダ(14)の低圧作用部(44)に作動室(40)に沿って形成された作動側阻止部(54)を備えている
ことを特徴とする高圧ドーム型ロータリ圧縮機。 - 請求項3において、
作動室(40)は、ロータ(15)の1回転中の所定位置において高圧側(42)と低圧側(41)とに区画され、高温部は、上記作動室(40)の高圧側(42)に対応したシリンダ(14)の高圧作用部(45)で構成され、低温部は、上記作動室(40)の低圧側(41)に対応したシリンダ(14)の低圧作用部(44)で構成される一方、
内部熱阻止部(52)は、シリンダ(14)の高圧作用部(45)と低圧作用部(44)との間に位置してシリンダ(14)の半径方向に延びている
ことを特徴とする高圧ドーム型ロータリ圧縮機。 - 請求項1から6の何れか1項において、
伝熱阻止手段(50)は、シリンダ(14)の一部を切除して形成された空間である
ことを特徴とする高圧ドーム型ロータリ圧縮機。 - 請求項7において、
シリンダ(14)は、作動室(40)が形成されたシリンダ本体(16)と、該シリンダ本体(16)の両面を閉塞するシリンダヘッド(19,21)とを備え、
伝熱阻止手段(50)は、上記シリンダ本体(16)から上記シリンダヘッド(19,21)に亘って形成されている
ことを特徴とする高圧ドーム型ロータリ圧縮機。 - 請求項4において、
作動室(40)は、ロータ(15)の1回転中の所定位置において高圧側(42)と低圧側(41)とに区画され、
伝熱阻止手段(50)は、シリンダ(14)の一部を切除して形成された空間により構成されると共に、シリンダ(14)の高温部から低温部への熱伝導を阻止する内部熱阻止部(52)を備え、
吸入側阻止部(53)は、吸入路(30)の周囲に形成されると共に、吸入流体が流入するように、連通路(62)によって上記吸入路(30)と連通され、
外部熱阻止部(51)は、上記作動室(40)の低圧側(41)に対応したシリンダ(14)の低圧作用部(44)に作動室(40)に沿って形成される一方、吸入流体が流入するように上記吸入側阻止部(53)に連通される作動側阻止部(54)を備え、
上記内部熱阻止部(52)は、吸入流体が流入するように上記作動側阻止部(54)に連通されている
ことを特徴とする高圧ドーム型ロータリ圧縮機。 - 請求項1から9の何れか1項において、
流体は、二酸化炭素である
ことを特徴とする高圧ドーム型ロータリ圧縮機。
Priority Applications (1)
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JP2005378597A JP2006097697A (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | 高圧ドーム型ロータリ圧縮機 |
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JP2005378597A JP2006097697A (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | 高圧ドーム型ロータリ圧縮機 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Family Applications (1)
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JP2005378597A Pending JP2006097697A (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | 高圧ドーム型ロータリ圧縮機 |
Country Status (1)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009001680A1 (ja) * | 2007-06-25 | 2008-12-31 | Daikin Industries, Ltd. | ロータリ圧縮機 |
CN101749247A (zh) * | 2008-12-05 | 2010-06-23 | 童夏民 | 冷缸压缩循环的全封闭转子式制冷压缩机 |
CN101852207A (zh) * | 2010-05-26 | 2010-10-06 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种双缸旋转压缩机 |
WO2011020305A1 (zh) * | 2009-08-18 | 2011-02-24 | Tong Xiamin | 全封闭转子式制冷压缩机 |
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2005
- 2005-12-28 JP JP2005378597A patent/JP2006097697A/ja active Pending
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