JP2006096396A - 容器のキャップとこれに用いるパッキン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 胴部4に開栓に伴い切り離しを図る部分接続部6で繋がるピルファプルーフバンド7を持ったキャップ本体1の天板5に、下方に延びて容器2の口2aの内周に密嵌合する内環状壁8および容器2の口2aの外周における少なくとも肩部に対して少なくとも対向する外環状壁9を有し、この外環状壁9の容器2の口2aとの対向環状域の少なくとも内面側に、外環状壁9の外回りから内環状壁8側へ径方向に延びた通気経路21を設けることにより、上記目的を達成する。
【選択図】 図1
Description
特許文献3に記載されているようなキャップ本体の天板のドーミングが外環状壁を越えた後、内環状壁外環状壁間にまで及ぶのを防止する薄肉部を設けていないことにより前記各特徴の発明が奏する作用を発揮することができる。
キャップ本体の天板の内側に配した別体のパッキンが形成している内天板に内、外環状壁が設けられていても、内天板または、内天板および天板のドーミングによって内環状壁が容器の口の内周から離れる側に移動する現象に併せ、外環状壁が容器の口の外周に押し付けられる現象を得て、前記各特徴の発明が奏する作用を発揮することができる。
キャップ本体と別体のパッキンが、キャップ本体の開栓時の所定のタイミングでパッキンの外周に容器の天面からの引き離し力を及ぼしていくのに、万一にもピルファープルーフバンドの切り離しが重なってそのときの衝撃がキャップに伝わっても、前記内、外環状壁間にある肉抜き部を基点としてキャップ外周側が持ち上がる変形により、キャップの内環状壁がピルファープルーフバンドの切り離しに対して早期に持ち上がってしまうようなことを防止することができる。
外環状壁の内天板の外周からの折曲形状と、周方向の湾曲形状とによって、パッキンの内天板の外周部でのドーミングに対し追随する剛性が、前記半径方向の通気経路の存在にかかわらず高く、前記内天板の外周部でのドーミングに応動した容器の口の外周への押圧力、内環状壁と協働した容器の口に対する掴持力を十分に確保できる。
キャップ本体の開栓、閉栓に際して、パッキンが供回りするのを防止することができ、パッキンと容器の口との間の摩擦を軽減して双方間の密封性能に悪影響するようなことを防止することができ、特に開栓時に容器の口に吸着させられているパッキンに供回り力が及んで開栓抵抗や早期開封の原因になるようことを防止することができる。
2 容器
2a 口
2b 雄ねじ
2c 天面
3 雌ねじ
4 胴部
5 天板
5a 天板
5b 内天板
6 部分接続部
7 ピルファープルーフバンド
8 内環状壁
9 外環状壁
11 パッキン
21 通気経路
23 肉抜き部
24 パッキン案内部
Claims (11)
- 天板とこの天板の外周に筒状に連続し内周に容器の口の外周に螺子嵌合する雌ねじを持つ胴部とを有したキャップ本体と、このキャップ本体の胴部にキャップ本体の開栓に伴い切り離しを図る部分接続部で繋がるピルファプルーフバンドとを備え、キャップ本体の天板から下方に延びて容器の口の内周に密嵌合する内環状壁および容器の口の外周における少なくとも肩部に対して少なくとも対向する外環状壁を有し、この外環状壁の容器の口との対向環状域の少なくとも内面側に、外環状壁の外回りから前記内環状壁側へ径方向に延びた通気経路を設けたことを特徴とする容器のキャップ。
- 天板とこの天板の外周に筒状に連続し内周に容器の口の外周に螺子嵌合する雌ねじを有した胴部とを備えたキャップ本体と、このキャップ本体の胴部にキャップ本体の開栓に伴い切り離しを図る部分接続部で繋がるピルファープルーフバンドとを備え、キャップ本体の天板から下方に延びて容器の口の内周に密嵌合する内環状壁および容器の口の外周における少なくとも肩部に対して少なくとも対向し、容器内の昇圧による天板の外部へ膨らむドーミングに伴い容器の口への圧接力を生じるか増すように設けた外環状壁を有し、この外環状壁の容器の口との対向環状域の少なくとも内面側に、外環状壁の外回りから前記内環状壁側へ径方向に延びた通気経路を設けたことを特徴とする容器のキャップ。
- 外環状壁および内環状壁は、キャップ本体の天板に一体に設けられている請求項1、2のいずれか1項に記載の容器のキャップ。
- 外環状壁および内環状壁は、キャップ本体の天板の内側に配した別体のパッキンが形成している内天板に設けられている請求項1、2のいずれか1項に記載の容器のキャップ。
- パッキンは、その内天板の内、外環状壁間に上面側からの肉抜き部を形成した請求項4に記載の容器のキャップ。
- 外環状壁は、パッキンの内天板の外周縁に沿った下方への折曲形状部である請求項4、5のいずれか1項に記載の容器のキャップ。
- 外環状壁は、キャップ本体の胴部内面に近接または接触している請求項1〜6のいずれか1項に記載の容器のキャップ。
- キャップ本体の天板とパッキンの内天板との間にはエアギャップが設けられている請求項4〜7のいずれか1項に記載の容器のキャップ。
- 容器の口の天面に載る内天板と、この内天板から下方に延びて容器の口の内周に密嵌合する内環状壁および容器の口の外周における少なくとも肩部に対して少なくとも対向する外環状壁を有し、この外環状壁の容器の口との対向環状域の少なくとも内面側に、外環状壁の外回りから前記内環状壁側へ径方向に延びた通気経路を設けたことを特徴とする容器のキャップのパッキン。
- 容器の口の天面に載る内天板と、この内天板から下方に延びて容器の口の内周に密嵌合する内環状壁および容器の口の外周における少なくとも肩部に対して少なくとも対向し、容器内の昇圧による内天板に組み合わさっているキャップ本体の天板の外部へ膨らむドーミングに伴い容器の口への圧接力を生じるか増すように設けた外環状壁を有し、この外環状壁の容器の口との対向環状域の少なくとも内面側に、外環状壁の外回りから前記内環状壁側へ径方向に延びた通気経路を設けたことを特徴とする容器のキャップのパッキン。
- 外環状壁は、それを用いた請求項1〜6のいずれか1項に記載のキャップ本体の胴部の内面に近接または接触している請求項9、10のいずれか1項に記載の容器のキャップのパッキン。
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JP2004286106A JP2006096396A (ja) | 2004-09-30 | 2004-09-30 | 容器のキャップとこれに用いるパッキン |
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- 2004-09-30 JP JP2004286106A patent/JP2006096396A/ja active Pending
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