JP2006096295A - ステアリングホイールスイッチ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】スイッチの配置スペースを省スペース化することができるとともに、操作性を向上させることができるステアリングホイールスイッチ装置を提供することにある。
【解決手段】スイッチSW1〜スイッチSW5のいずれかとシフトキー13とは、ステアリングホイールを握ったまま片手で同時に操作可能な位置にそれぞれ配設されている。スイッチSW1〜スイッチSW5を単独で操作した場合と、シフトキー13を操作した状態でスイッチSW1〜SW5のいずれかを操作した場合とは、異なる機能を実行させることができる。このため、1つのスイッチに対して2つの機能を備えることができる。例えば、インストルメントパネルやステアリングホイール周辺に複数のスイッチを備える必要はない。
【選択図】 図3
【解決手段】スイッチSW1〜スイッチSW5のいずれかとシフトキー13とは、ステアリングホイールを握ったまま片手で同時に操作可能な位置にそれぞれ配設されている。スイッチSW1〜スイッチSW5を単独で操作した場合と、シフトキー13を操作した状態でスイッチSW1〜SW5のいずれかを操作した場合とは、異なる機能を実行させることができる。このため、1つのスイッチに対して2つの機能を備えることができる。例えば、インストルメントパネルやステアリングホイール周辺に複数のスイッチを備える必要はない。
【選択図】 図3
Description
本発明は、ステアリングホイールスイッチ装置に関するものである。
自動車の運転席周辺、例えばステアリングホイール、インストルメントパネル、センターコンソール等には、カーステレオ、エアコン等に使用される多種のスイッチが配置されている。該スイッチは1つの機能につき1つのスイッチを使用するものが多いため、近年、車両の多機能化に伴いスイッチの数が増加している。このため、スイッチを操作することにより階層化されたメニューを切り替えるようにして、1つのスイッチにおける機能を増加させたり、筒状のロータリスイッチを回転させことにより複数の機能を呼び出したりすることにより、1つのスイッチにつき複数の機能を割り当てるようにしたステアリングホイールスイッチ装置が提案されている。そして、運転席周辺に配置しなければならないスイッチを減らして、スイッチの配置スペースの省スペース化を図っている(例えば、特許文献1〜特許文献4参照)。
特表2004−513819号公報
特開昭61−77545号公報
実開昭61−161919号公報
特開昭62−198545号公報
ところで、上記のようにスイッチ機能を階層化したり、ロータリスイッチを使用したりして行うスイッチ操作は、ステアリングホイールに配置されたディスプレイ(モニタ)を視認することによって、現在どの階層のメニューを選択中かを認識しなければならない。そして、そのディスプレイを視認しながら次の操作を行わなければならないため、複数の操作が必要であった。このため、前記スイッチの操作が煩雑となり、操作性が良いものとは言えなかった。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、スイッチの配置スペースを省スペース化することができるとともに、操作性を向上させることができるステアリングホイールスイッチ装置を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、ステアリングホイールに配置された少なくとも1つのスイッチと、同じくステアリングホイールに配置された少なくとも1つのシフトキーとを備え、前記スイッチとシフトキーとは、片手で同時に操作可能な範囲にそれぞれ配置され、前記シフトキーを操作した状態で前記スイッチを操作した場合、もしくは前記シフトキーを操作して一旦手を離したあと、所定の時間内に前記スイッチを操作した場合のいずれかにおいて、前記スイッチは、該スイッチを単独で操作した場合とは異なる機能を実行可能とすることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のステアリングホイールスイッチ装置において、前記シフトキーもしくはスイッチのいずれか一方が、前記ステアリングホイールにおける操作者側に配設され、他方が、前記ステアリングホイールにおける反操作者側に配設されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のステアリングホイールスイッチ装置において、前記スイッチは、前記操作者側に配設され、前記シフトキーは、前記反操作者側に配設されていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のステアリングホイールスイッチ装置において、前記スイッチの表面には、該スイッチの操作により実行される予め設定された機能における表示が描かれていることを要旨とする。
(作用)
請求項1に記載の発明によると、シフトキーを操作した状態でスイッチを操作することにより、該スイッチを単独で操作した場合とは異なる機能を実行させることができる。また、シフトキーを操作して一旦手を離したあと、所定の時間内にスイッチを操作することにより、該スイッチを単独で操作した場合とは異なる機能を実行させることができる。このため、1つのスイッチに対して複数の機能を備えることができ、例えばインストルメントパネルやステアリングホイール周辺に複数のスイッチを備える必要はない。また、操作者は上記それぞれの操作をいずれも片手で行うことができる。従って、スイッチの配置スペースを省スペース化することができるとともに、操作性を向上させることができる。
請求項1に記載の発明によると、シフトキーを操作した状態でスイッチを操作することにより、該スイッチを単独で操作した場合とは異なる機能を実行させることができる。また、シフトキーを操作して一旦手を離したあと、所定の時間内にスイッチを操作することにより、該スイッチを単独で操作した場合とは異なる機能を実行させることができる。このため、1つのスイッチに対して複数の機能を備えることができ、例えばインストルメントパネルやステアリングホイール周辺に複数のスイッチを備える必要はない。また、操作者は上記それぞれの操作をいずれも片手で行うことができる。従って、スイッチの配置スペースを省スペース化することができるとともに、操作性を向上させることができる。
請求項2又は請求項3に記載の発明によると、スイッチとシフトキーとはそれぞれ操作者側及び反操作者側に配設されている。このため、片手(例えば親指と他の指と)で容易にスイッチ及びシフトキーを操作することができ、操作性が一層向上する。また、前記スイッチとシフトキーとを互いに反対側に配設させることにより、該スイッチとシフトキーとの区別をはっきりさせることができ、スイッチを操作する際の混乱が減少する。
請求項4に記載の発明によると、スイッチの表面には、シフトキーを操作しないでスイッチを操作した場合と、シフトキーを操作した状態でスイッチを操作した場合とのそれぞれの操作によって実行される機能における表示が描かれている。このため、運転時において、視線を大きく外すことなくスイッチを操作することができ、利便性及び操作性が一層向上する。
本発明によれば、スイッチの配置スペースを省スペース化することができるとともに、操作性を向上させることができる。
以下、本発明を車両のステアリングホイール1に設けられるステアリングホイールスイッチ装置11,21に具体化した一実施形態を図1〜図4に従って説明する。
図1に示すように、車両の運転席には、車両の操舵を行うステアリングホイール1が配置されている。ステアリングホイール1の中央部には、パッド部2が配置されている。パッド部2とステアリングホイール1とは、スポーク3によって連結されている。パッド部2の両側部には、2つのステアリングホイールスイッチ装置11,21が設けられている。ステアリングホイールスイッチ装置11,21における表面(操作者側)には、載置部12,22が設けられている。載置部12,22には、車両に搭載された機器を遠隔操作するスイッチSW1〜スイッチSW10が5つずつ配設されている。これらスイッチSW1〜スイッチSW5及びスイッチSW6〜スイッチSW10は、それぞれ上下方向に1列ずつ配置されている。スイッチSW1〜スイッチSW5は、パッド部2の左側の載置部12における上側からスイッチSW1、スイッチSW2、スイッチSW3、スイッチSW4、スイッチSW5の順に配置されている。また、スイッチSW6〜スイッチSW10については、パッド部2の右側の載置部22における上側からスイッチSW6、スイッチSW7、スイッチSW8、スイッチSW9、スイッチSW10の順に配置されている。これらスイッチSW1〜スイッチSW10は、プッシュスイッチにより構成されている。これらスイッチSW1〜スイッチSW10は、それぞれ制御装置31(図3参照)と電気的に接続されている。スイッチSW1〜スイッチSW10のいずれかが操作された場合には、その操作された旨を示す信号が制御装置31へ出力される。
図1に示すように、車両の運転席には、車両の操舵を行うステアリングホイール1が配置されている。ステアリングホイール1の中央部には、パッド部2が配置されている。パッド部2とステアリングホイール1とは、スポーク3によって連結されている。パッド部2の両側部には、2つのステアリングホイールスイッチ装置11,21が設けられている。ステアリングホイールスイッチ装置11,21における表面(操作者側)には、載置部12,22が設けられている。載置部12,22には、車両に搭載された機器を遠隔操作するスイッチSW1〜スイッチSW10が5つずつ配設されている。これらスイッチSW1〜スイッチSW5及びスイッチSW6〜スイッチSW10は、それぞれ上下方向に1列ずつ配置されている。スイッチSW1〜スイッチSW5は、パッド部2の左側の載置部12における上側からスイッチSW1、スイッチSW2、スイッチSW3、スイッチSW4、スイッチSW5の順に配置されている。また、スイッチSW6〜スイッチSW10については、パッド部2の右側の載置部22における上側からスイッチSW6、スイッチSW7、スイッチSW8、スイッチSW9、スイッチSW10の順に配置されている。これらスイッチSW1〜スイッチSW10は、プッシュスイッチにより構成されている。これらスイッチSW1〜スイッチSW10は、それぞれ制御装置31(図3参照)と電気的に接続されている。スイッチSW1〜スイッチSW10のいずれかが操作された場合には、その操作された旨を示す信号が制御装置31へ出力される。
図1及び図4(a),(b)に示すように、ステアリングホイールスイッチ装置11,21における裏面(反操作者側)には、シフトキー13,23が配設されている。シフトキー13,23は、プッシュスイッチにより構成されている。シフトキー13,23は、それぞれ制御装置31(図3参照)と電気的に接続されている。シフトキー13、23が操作された場合には、その操作された旨を示す信号が制御装置31へ出力される。制御装置31にはメモリ31aが備えられており、メモリ31aには、スイッチSW1〜スイッチSW10それぞれに割り当てられた制御内容が記憶されている。
図2に示すように、スイッチSW1〜スイッチSW5(図示しないが、スイッチSW6〜スイッチSW10についても同様)は、それぞれ2つずつの機能を実行することができるようになっており、これらスイッチSW1〜スイッチSW5の表面には、それぞれの機能に対して1つずつ(合計2つ)の表示が描かれている。それら2つの機能については、スイッチSW1〜スイッチSW5の表面に描かれた仕切り線14によって区分されており、スイッチSW1〜スイッチSW5のいずれかを単独で操作する場合と、前記シフトキー13を操作した状態でスイッチSW1〜スイッチSW5のいずれかを操作する場合とにより選択可能となっている(図3(a),(b)参照。)。前記仕切り線14より左側に描かれた内容は、前記シフトキー13を操作しないで、スイッチSW1〜SW5のいずれかの操作を行ったときに実行することができる機能である。また、仕切り線14より右側に描かれた内容は、前記シフトキー13を操作した状態でスイッチSW1〜SW5のいずれかの操作を行ったときに実行することができる機能である。このため、スイッチSW1〜スイッチSW10及びシフトキー13,23の配置位置は、ステアリングホイール1を外周側から握った状態で、前記スイッチSW1〜スイッチSW5のいずれかとシフトキー13と、スイッチSW6〜スイッチSW10のいずれかとシフトキー23とを同時に操作可能な位置にそれぞれ設定されている。前記スイッチSW1〜スイッチSW5のいずれかとシフトキー13と、スイッチSW6〜スイッチSW10のいずれかとシフトキー23とが同時に操作された場合においては、両方の信号が制御装置31へと出力され、制御装置31は予め設定した機能を選択して制御対象へその旨を示す信号を出力する。本実施形態において制御対象は、スイッチSW1〜スイッチSW5をシフトキー13を操作しないで単独で操作した場合においては、カーステレオ41であり、また、シフトキー13を操作した状態で、スイッチSW1〜スイッチSW5のいずれかを操作した場合においては、エアコンディショナ(以下「エアコン51」という。)である。即ち、スイッチSW1〜スイッチSW5のいずれかを単独で操作した場合には、カーステレオ41におけるいずれかの機能を制御するように設定されており、シフトキー13を操作した状態でスイッチSW1〜スイッチSW5のいずれかを操作した場合には、エアコン51におけるいずれかの機能を制御するように設定されている。
以下、スイッチSW1〜スイッチSW5の操作により実行することができる機能について図2及び図3(a),(b)に従って説明する。
スイッチSW1には、シフトキー13を操作しないでスイッチSW1を単独で操作したときに実行される音量を上げる機能と、前記シフトキー13を操作した状態でスイッチSW1を操作したときに実行される車両室内の温度を上げる機能との2つの機能が備えられている。このため、スイッチSW1の表面におけるステアリングホイール1の外周側に音量を表す「Vol」の表示が記載されており、前記仕切り線14を挟んでステアリングホイール1の内周側に温度を表す「TEMP」の文字が記載されている。そしてさらにステアリングホイール1の内周側には、音量を上げるもしくは車両室内の温度を上げる旨を表現したマークM1が描かれている。
スイッチSW1には、シフトキー13を操作しないでスイッチSW1を単独で操作したときに実行される音量を上げる機能と、前記シフトキー13を操作した状態でスイッチSW1を操作したときに実行される車両室内の温度を上げる機能との2つの機能が備えられている。このため、スイッチSW1の表面におけるステアリングホイール1の外周側に音量を表す「Vol」の表示が記載されており、前記仕切り線14を挟んでステアリングホイール1の内周側に温度を表す「TEMP」の文字が記載されている。そしてさらにステアリングホイール1の内周側には、音量を上げるもしくは車両室内の温度を上げる旨を表現したマークM1が描かれている。
スイッチSW2には、シフトキー13を操作しないでスイッチSW2を単独で操作したときに実行される音量を下げる機能と、前記シフトキー13を操作した状態でスイッチSW2を操作したときに実行される車両室内の温度を下げる機能との2つの機能が備えられている。このため、スイッチSW2の表面には、前記スイッチSW1同様にステアリングホイール1の外周側に音量を表す「「Vol」の表示が記載されており、前記仕切り線14を挟んでステアリングホイール1の内周側に温度を表す「TEMP」の文字が記載されている。そしてさらにステアリングホイール1の内周側には、音量を下げるもしくは車両室内の温度を下げる旨を表現したマークM2が描かれている。
スイッチSW3には、シフトキー13を操作しないでスイッチSW3を単独で操作したときに実行されるラジオ、CD等のモードの切替えを行う機能と、前記シフトキー13を操作した状態でスイッチSW3を操作したときに実行される車両室内における内気と外気との空調の循環の切替えを行う機能との2つの機能が備えられている。このため、スイッチSW3の表面には、ステアリングホイール1の外周側に前記モードを切り替える旨を表現する「MODE」の表示が記載されており、ステアリングホイール1の内周側に内気と外気との空気の循環を切り替える旨を表現するマークM3が描かれている。
スイッチSW4において、シフトキー13を操作しないでスイッチSW4を単独で操作したときに実行される機能は、前記モードがラジオに設定されている場合と、前記モードがCD等に設定されている場合とで異なる。前記モードがラジオに設定されている場合には、ラジオのチャンネルを進める機能が有効となる。また、前記モードがCD等に設定されている場合には、スイッチSW4を一旦押して直ぐ離した場合にはトラックを進める機能が有効となり、スイッチSW4を押し続けた場合には早送りをする機能が有効となる。また、シフトキー13を操作した状態でスイッチSW4を操作した場合には、エアコン51の風量を強くする機能が有効となる。このため、スイッチSW4の表面には、ステアリングホイール1の外周側に前記ラジオのチャンネルや、CD等のトラックを進めたり、早送りしたりする旨を表現するマークM4が描かれており、ステアリングホイール1の内周側に、風量を強くする旨を表現するマークM5が描かれている。
スイッチSW5において、シフトキー13を操作しないでスイッチSW5を単独で操作したときに実行される機能は、前記モードがラジオに設定されている場合と、前記モードがCD等に設定されている場合とで異なる。前記モードがラジオに設定されている場合には、ラジオのチャンネルを戻す機能が有効となる。また、前記モードがCD等に設定されている場合には、スイッチSW5を一旦押して直ぐ離した場合にはトラックを戻す機能が有効となり、スイッチSW5を押し続けた場合には巻戻しをする機能が有効となる。また、シフトキー13を操作した状態でスイッチSW5を操作した場合には、エアコン51の風量を弱くする機能が有効となる。このため、スイッチSW5の表面には、ステアリングホイール1の外周側に前記ラジオのチャンネルや、CD等のトラックを戻したり、巻戻ししたりする旨を表現するマークM6が描かれており、ステアリングホイール1の内周側に、風量を弱くする旨を表現するマークM7が描かれている。
(実施形態の作用)
次に、上記のステアリングホイールスイッチ装置11の作用について説明する。
(スイッチSW1〜スイッチSW5のいずれかを単独で操作する場合)
図4(a)に示すように、例えば、ラジオもしくはCDの音量を上げたい場合、スイッチSW1を単独で押圧する。すると、図3(a)に示すように、スイッチSW1が操作された旨の信号が制御装置31に出力される。そして、制御装置31からカーステレオ41に対して音量を上げる旨の信号が出力される。その結果、カーステレオ41の音量が上がる。
次に、上記のステアリングホイールスイッチ装置11の作用について説明する。
(スイッチSW1〜スイッチSW5のいずれかを単独で操作する場合)
図4(a)に示すように、例えば、ラジオもしくはCDの音量を上げたい場合、スイッチSW1を単独で押圧する。すると、図3(a)に示すように、スイッチSW1が操作された旨の信号が制御装置31に出力される。そして、制御装置31からカーステレオ41に対して音量を上げる旨の信号が出力される。その結果、カーステレオ41の音量が上がる。
尚、スイッチSW2〜スイッチSW5の操作は上記同様であるとともに、これら操作に対応する機能ついては図3(b)に示す概念図に記載されていることから割愛する。
(シフトキー13を操作した状態でスイッチSW1〜スイッチSW5のいずれかを操作した場合)
図4(b)に示すように、例えば、エアコン51の温度設定を上げたい場合、まず、ステアリングホイール1の裏面(反操作者面)に配設されたシフトキー13を親指以外の指で押圧する。その押圧した状態を保持したまま、親指でスイッチSW1を押圧する。このようにした場合、図3(a)に示すように、シフトキー13が操作された旨を示す信号と、スイッチSW1が操作された信号との両方の信号が制御装置31に出力される。そして、制御装置31からエアコン51に対して温度設定を上げる旨の信号が出力される。その結果、エアコン51からの風の温度が上がる。
(シフトキー13を操作した状態でスイッチSW1〜スイッチSW5のいずれかを操作した場合)
図4(b)に示すように、例えば、エアコン51の温度設定を上げたい場合、まず、ステアリングホイール1の裏面(反操作者面)に配設されたシフトキー13を親指以外の指で押圧する。その押圧した状態を保持したまま、親指でスイッチSW1を押圧する。このようにした場合、図3(a)に示すように、シフトキー13が操作された旨を示す信号と、スイッチSW1が操作された信号との両方の信号が制御装置31に出力される。そして、制御装置31からエアコン51に対して温度設定を上げる旨の信号が出力される。その結果、エアコン51からの風の温度が上がる。
尚、スイッチSW2〜スイッチSW5の操作は上記同様であるとともに、これら操作に対応する機能ついては図3(b)に示す概念図に記載されていることから割愛する。
(実施形態の効果)
従って、上記実施形態のステアリングホイールスイッチ装置11,21によれば、以下のような効果を得ることができる。
(実施形態の効果)
従って、上記実施形態のステアリングホイールスイッチ装置11,21によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)スイッチSW1〜スイッチSW5のいずれかとシフトキー13と、また、スイッチSW6〜スイッチSW10のいずれかとシフトキー23とは、ステアリングホイール1を握ったまま片手で同時に操作可能な位置にそれぞれ配設されている。スイッチSW1〜スイッチSW5を単独で操作した場合と、シフトキー13を操作した状態でスイッチSW1〜SW5のいずれかを操作した場合とは、異なる機能を実行させることができる。同様に、スイッチSW6〜スイッチSW10を単独で操作した場合と、シフトキー23を操作した状態でスイッチSW6〜SW10のいずれかを操作した場合とは、異なる機能を実行させることができる。このため、1つのスイッチに対して2つの機能をそれぞれ備えることができ、例えば、インストルメントパネルやステアリングホイール周辺に複数のスイッチを備える必要はない。従って、スイッチの配置スペースを省スペース化することができるとともに、操作性を向上させることができる。
(2)スイッチSW1〜スイッチSW10はステアリングホイール1における表面(操作者面側)に、シフトキー13,23はステアリングホイール1における裏面(反操作者面側)に配設されている。このため、スイッチSW1〜スイッチSW5のいずれかを左手の親指で、シフトキー13を左手の親指以外の指で操作することができる。また、スイッチSW6〜スイッチSW10のいずれかを右手の親指で、シフトキー23を右手の親指以外の指で操作することができる。このため、ステアリングホイールスイッチ装置11,21をそれぞれ片手で容易に操作することができ、操作性を一層向上させることができる。
(3)また、前記スイッチSW1〜スイッチSW10とシフトキー13,23とを互いに反対側に配設させることにより、該スイッチSW1〜SW10とシフトキー13,23との区別をはっきりさせることができ、それらスイッチSW1〜SW10及びシフトキー13,23を操作する際の混乱が減少する。
(4)スイッチSW1〜スイッチSW10の表面には、シフトキー13,23を操作しないでスイッチSW1〜スイッチSW10のいずれかを操作した場合と、シフトキー13,23を操作した状態でスイッチSW1〜スイッチSW10のいずれかを操作した場合とのそれぞれの操作によって実行される機能における表示が描かれている。このため、運転時において、視線を大きく外すことなく実行したい機能を備えたスイッチSW1〜SW10の操作をすることができ、利便性及び操作性が一層向上する。
(5)スイッチSW1〜スイッチSW5を、シフトキー13を操作しないで単独で操作した場合においては、カーステレオ41の機能を制御するように設定されている、また、シフトキー13を操作した状態において、スイッチSW1〜スイッチSW5のいずれかを操作した場合においては、エアコン51の機能を制御するように設定されている。エアコン51の機能を制御することは、カーステレオ41の機能を制御するよりも比較的頻度が低い。このため、シフトキー13を操作する頻度を極力少なくすることができ、利便性が向上することは勿論のこと、安全性が向上する。
(6)また、スイッチSW1の操作によって制御される機能は、カーステレオ41の音量及びエアコン51の温度に対して、ともに「上げる」という機能が設定されている。また、スイッチSW2の操作によって制御される機能は、カーステレオ41の音量及びエアコン51の温度に対して、ともに「下げる」という機能が設定されている。また、スイッチSW3の操作によって制御される機能は、ラジオ、CD等のモード及び車両室内の空気循環に対して、ともに「切替え」という機能が設定されている。また、スイッチSW4の操作によって制御される機能は、ラジオのチャンネル、CD等のトラック及びエアコン51の風量に対して、ともに「上げる(進める)」という機能が設定されている。また、スイッチSW5の操作によって制御される機能は、ラジオのチャンネル、CD等のトラック及びエアコン51の風量に対して、ともに「下げる(戻す)」という機能が設定されている。このため、比較的似通った機能がそれぞれのスイッチSW1〜スイッチSW5に集約されている。従って、操作者は混乱すること無く、ステアリングホイールスイッチ装置11を操作することがで、利便性が一層向上する。
(別例)
なお、上記各実施形態は以下のような別例に変更して具体化してもよい。
・上記実施形態ではステアリングホイールスイッチ装置11,21にそれぞれシフトキー13,23を配設させたが、これらシフトキー13,23の他に、第3シフトキー、第4シフトキー・・・を複数個配置してもよい。このような構成にした場合、スイッチSW1〜SW10の機能をそれぞれ2機能、3機能・・・ずつ増加させることができ、スイッチの設置スペースをより一層省スペース化することができる。
なお、上記各実施形態は以下のような別例に変更して具体化してもよい。
・上記実施形態ではステアリングホイールスイッチ装置11,21にそれぞれシフトキー13,23を配設させたが、これらシフトキー13,23の他に、第3シフトキー、第4シフトキー・・・を複数個配置してもよい。このような構成にした場合、スイッチSW1〜SW10の機能をそれぞれ2機能、3機能・・・ずつ増加させることができ、スイッチの設置スペースをより一層省スペース化することができる。
・上記実施形態ではスイッチSW1〜スイッチSW10及びシフトキー13,23をプッシュスイッチにより構成したが、手で触れるだけでオンもしくはオフ信号が出力される静電容量式のタッチパネルスイッチや、シート状に形成されたメンブレンスイッチ等を用いてもよい。このような構成にした場合、ステアリングホイールの表面と、タッチパネルスイッチもしくはメンブレンスイッチとが面一となる。このため、ステアリングホイール1の意匠性が向上するとともに触感が良くなる。
・また、図5に示すように、スライド式のスイッチを用いてシフトキー33を構成してもよい。このような構成にした場合、操作者はシフトキー33を親指以外の指で矢印の方向に移動させ、移動させた状態でスイッチSW1〜スイッチSW5を操作する。こうすることにより、上記実施形態と同様の作用及び効果(1)〜(6)が得られる。
・カーナビゲーションシステム等と連動させて、スイッチSW1〜スイッチSW10を単独で操作した場合や、シフトキー13,23を操作した状態でスイッチSW1〜スイッチSW10のいずれかを操作した場合などの操作内容を表示手段としてのモニタに表示させてもよい。このような構成にした場合、例えばモニタが車両前列の中央付近に設置してある場合には、ステアリングホイールスイッチ装置11,21のスイッチSW1〜スイッチSW10の表面を視認するよりも、目線を大きく外さなくてもよい。このため、利便性が一層向上する。
・シフトキー13,23が操作されたことをトリガとして、その旨を示す音声又は振動などを出力するようにしてもよい。このような構成にした場合、例えばモニタにより操作内容を知らせる方法よりも確実に操作者にその旨を知らせることができる。
・上記実施形態では、シフトキー13,23をステアリングホイール1の裏面(反操作者側)に配置したが、シフトキー13,23、第3シフトキー、第4シフトキーの配置場所はステアリングホイール1の裏面(反操作者側)に限定されない。即ち、シフトキー13,23の各々をステアリングホイール1の表面(操作者側)に、もしくは裏面(反操作者側)に配置してもよい。
・また、ステアリングホイール1もしくは該ステアリングホイール1のスポーク3の表面(操作者面側)にのみ、シフトキー13,23及びスイッチSW1〜SW10を配設するようにしてもよい。
・また、ステアリングホイール1もしくは該ステアリングホイール1のスポーク3の裏面(反操作者面側)にのみ、シフトキー13,23及びスイッチSW1〜スイッチSW10を配設するようにしてもよい。
・スイッチSW1〜SW5のいずれかとシフトキー13と、スイッチSW6〜スイッチSW10のいずれかとシフトキー23とを同時に操作することにより、スイッチSW1〜SW10に異なる機能を実行可能とするようにしてもよい。
・また、シフトキー13を操作して一旦手を離したあと、所定の時間内にスイッチSW1〜スイッチSW5を操作することにより、該スイッチSW1〜スイッチSW5に異なる機能を実行可能とするようにしてもよい。また、シフトキー23を操作して一旦手を離したあと、所定の時間内にスイッチSW6〜スイッチSW10を操作することにより、該スイッチSW6〜スイッチSW10に異なる機能を実行可能とするようにしてもよい。
(付記)
次に、上記実施形態及び別例から把握できる請求項以外の技術的思想について追記する。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる請求項以外の技術的思想について追記する。
(イ)前記シフトキーは、少なくとも1つの第2シフトキーを含むことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のステアリングホイールスイッチ装置。
このような構成にした場合、各スイッチの機能を1機能ずつに増加させることができ、スイッチの設置スペースを一層省スペース化することができる。また、第2シフトキーの他に、第3シフトキー、第4シフトキー・・・というように、シフトキーを増加させることにより、スイッチの機能をさらに1つずつ増加させることができる。このため、スイッチの設置スペースをより一層省スペース化することができる。尚、上記実施形態においては、シフトキー23は、第2シフトキーを構成する。
このような構成にした場合、各スイッチの機能を1機能ずつに増加させることができ、スイッチの設置スペースを一層省スペース化することができる。また、第2シフトキーの他に、第3シフトキー、第4シフトキー・・・というように、シフトキーを増加させることにより、スイッチの機能をさらに1つずつ増加させることができる。このため、スイッチの設置スペースをより一層省スペース化することができる。尚、上記実施形態においては、シフトキー23は、第2シフトキーを構成する。
(ロ)請求項1〜請求項4及び技術的思想(イ)のいずれか1項に記載のステアリングホイールスイッチ装置において、前記スイッチの操作により実行される予め設定された機能を表示する表示手段を設けたことを特徴とするステアリングホイールスイッチ装置。
1…ステアリングホイール、11,21…ステアリングホイールスイッチ装置、13,23,33…シフトキー、SW1〜SW10…スイッチ。
Claims (4)
- ステアリングホイールに配置された少なくとも1つのスイッチと、同じくステアリングホイールに配置された少なくとも1つのシフトキーとを備え、
前記スイッチとシフトキーとは、片手で同時に操作可能な範囲にそれぞれ配置され、
前記シフトキーを操作した状態で前記スイッチを操作した場合、
もしくは前記シフトキーを操作して一旦手を離したあと、所定の時間内に前記スイッチを操作した場合のいずれかにおいて、
前記スイッチは、該スイッチを単独で操作した場合とは異なる機能を実行可能とすることを特徴とするステアリングホイールスイッチ装置。 - 請求項1に記載のステアリングホイールスイッチ装置において、
前記シフトキーもしくはスイッチのいずれか一方が、前記ステアリングホイールにおける操作者側に配設され、
他方が、前記ステアリングホイールにおける反操作者側に配設されていることを特徴とするステアリングホイールスイッチ装置。 - 請求項2に記載のステアリングホイールスイッチ装置において、
前記スイッチは、前記操作者側に配設され、
前記シフトキーは、前記反操作者側に配設されていることを特徴とするステアリングホイールスイッチ装置。 - 請求項3に記載のステアリングホイールスイッチ装置において、
前記スイッチの表面には、該スイッチの操作により実行される予め設定された機能における表示が描かれていることを特徴とするステアリングホイールスイッチ装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004287619A JP2006096295A (ja) | 2004-09-30 | 2004-09-30 | ステアリングホイールスイッチ装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2004
- 2004-09-30 JP JP2004287619A patent/JP2006096295A/ja active Pending
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