JP2006094624A - 車両用発電機の発電制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オルタネータ発電電圧を標準発電電圧(例えば14.5V) から低発電電圧(例えば12.8V )へ切り替えることによるオルタネータ駆動トルクの減少に起因した不快な振動を低減することのできる発電制御装置を提供すること。
【解決手段】オルタネータの発電電圧を標準発電電圧から低発電電圧へ切り替えるタイミングを減速燃料カットからの復帰に同期させる車両用発電機の発電制御装置
【効果】オルタネータの発電電圧を標準発電電圧から低発電電圧へ切り替えるタイミングを減速燃料カット復帰に同期させるため、減速燃料カットからの復帰で再開される燃料噴射により増加するエンジンの発生トルクと、オルタネータの発電電圧切替えによって減少するオルタネータの駆動トルクが相殺される。これにより、オルタネータの発電電圧切替えに起因するエンジン回転変動を低減することで、不快な振動を低減できるため運転性の向上を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等に搭載される車両用発電機の発電制御装置に関するものである。
近年の自動車においては、周知のとおり、燃費向上を目的として、エンジンの運転状態に応じて車両用発電機(以下オルタネータと称す)の発電量を制御(要求電力が多い時には発電電圧を高くし、要求電力が少ない時には発電電圧を低くするなど)することにより、充放電収支を確保しつつオルタネータの発電負荷低減を図っている。発電カットを実施する条件として、バッテリ電圧や冷却水温,吸気温,電気負荷状態が示されており、これらの条件が成立したときオルタネータの発電量を低減すべく発電電圧を低電圧側へ切替えている(例えば、特許文献1参照)。したがって、車両の走行状態(加速時や減速時など)に拘らずバッテリ電圧や冷却水温,吸気温,電気負荷状態等の発電カット実施条件が成立すればオルタネータの発電電圧の切替えが行われることになるので、例えば、車両停車状態(アイドル状態)で発電カット実施条件が成立した場合には、オルタネータの発電電圧が低電圧側へ切替わることで、オルタネータの駆動トルク減少により、エンジン回転変動が生じて不快な振動を発生する虞がある。
特開2003−9595号公報参照
ところで、オルタネータの発電量を低減するために発電電圧を切替える時にはオルタネータの駆動トルクが変動、即ちエンジントルクの変動によってエンジン回転変動が生じることになる。このエンジン回転変動が車両の乗員にとって不快な振動となる。特に排気量の小さな軽自動車等においては、オルタネータのトルク変動に対するエンジントルクの変動が顕著に現れることになる。また、オルタネータの発電状態に応じて緻密に発電電圧を制御すべく電流センサなどを用いた発電制御装置についても知られている。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みなされたものであり、その目的は、オルタネータの発電電圧を標準発電電圧から低発電電圧へ切替えるタイミングを減速時燃料カットからの復帰と同時にすることで、減速燃料カットからの復帰により燃料噴射が再開されることで増加するエンジントルクとオルタネータの発電電圧切替えにより軽減するエンジントルクを相殺することにより不快な振動を低減することのできる車両用発電機の発電制御装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、まず、請求項1に係る発明では、エンジンにより駆動される車両用発電機の発電電圧をエンジンの運転状態に応じて標準発電電圧と標準発電電圧よりも低い低発電電圧の2段階に可変制御する発電制御装置において、
発電機の発電電圧を標準発電電圧から低発電電圧へ切替えるタイミングは、少なくとも減速時燃料カットからの復帰タイミングに同期させることにより達成される。
またより好ましくは、発電機の発電電圧を標準発電電圧から低発電電圧へ切替えるタイミングは、前記エンジンの実回転数が予め設定した減速時燃料カットからの復帰回転数以下になった時とすることにより減速時燃料カットからの復帰タイミングに同期させること、
または、発電機の発電電圧を標準発電電圧から低発電電圧へ切替えるタイミングは、エンジンの実回転数がアイドル目標回転数よりも所定値だけ高いエンジン回転数以下になった時とすることにより減速時燃料カットからの復帰タイミングに同期させるようにしたものである。
以上の説明から分かるように、本発明の車両用発電機の発電制御装置によれば、オルタネータの発電電圧を標準発電電圧(例えば14.5V)から低発電電圧(例えば12.8V)へ切替えるタイミングを減速燃料カット復帰に同期させている。このため、減速燃料カットからの復帰により再開される燃料噴射によって増加するエンジンの発生トルクと、オルタネータの発電電圧切替え(例えば14.5Vから12.8V)によって減少するオルタネータの駆動トルクが相殺されることで、エンジン回転変動を低減することができる。したがって、オルタネータ発電電圧の切替えに起因する不快な振動を低減することができ、運転性の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施例を図1から図7を用いて詳細に説明する。
まず、図7は本発明を適応したエンジンシステムの一例を示したものである。
エンジン1は、必要な空気をエアークリーナ2の入り口部3から取り入れ、該空気は吸気ダクト4を介してスロットルボディ5に取り付けられた空気流量を制御するスロットル弁6を経てサージタンク7に入る。該サージタンク7に流入した空気は、エンジン1の各シリンダに直通するインテークマニホールド8によって分配され、エンジン1の各シリンダ内に流入する。
一方、燃料タンク9内の燃料は、燃料ポンプ10で吸引されるとともに、加圧されて燃料フィルタ11を介してインテークマニホールド8に配設された燃料噴射弁12に供給され、該燃料噴射弁12はコントロールユニット13からの噴射信号に基づいて前記燃料を噴射する。この時、燃料噴射弁12に作用する燃料圧力は、プレッシャレギュレータ14で調圧され、該プレッシャレギュレータ14にはインテークマニホールド8の負圧が導入され、前記プレッシャレギュレータ14で燃料圧力とインテークマニホールド8内の圧力差を常時一定に保持する働きをする。
また、燃料タンク9内で発生した燃料蒸気は、キャニスタパージバルブ15を経由し、サージタンク7に導かれ、エンジン1に吸入されて燃焼される。前記スロットル弁6をバイパスした管路に装着されているISCバルブ16は、コントロールユニット13からの信号に基づき、スロットル弁6をバイパスする空気量を制御することで、アイドリング回転数を一定に保つように作動する。
エンジン1から排出される排気ガスは、触媒17によって浄化され、マフラー18で消音されて大気に放出される。前記コントロールユニット13は、吸気温センサ19でのインテークマニホールド8へ流入する空気の温度の検出、及び圧力センサ20でのインテークマニホールド8へ流入する空気の圧力の検出に基づき吸入空気量を演算する。
さらに、コントロールユニット13は、吸入空気量の演算結果、水温センサ21からの検出結果、及び、酸素センサ22での排気ガス中の酸素濃度の検出結果に基づき、最適燃料量を演算するとともに、燃料噴射弁12を駆動して、エンジン1へ燃料を供給する。同様に点火時期についても、ノックセンサ23での検出結果を考慮して、前記コントロールユニット13の指令に基づき点火プラグ24によって点火が行われる。
また、コントロールユニット13は、エンジン1のアイドル時において、回転数の目標値と実際の回転数を比較し、その比較に基づいて設定される制御量を用いて前記実際の回転数を前記目標値に一致させるべくISCバルブ16を通過する空気の量を調整するものであり、エンジン回転数のフィードバック制御の形態をとっている。さらに、該調整にあたっては、エンジン1によって駆動されるエンジン負荷体(例えばエアコン用のコンプレッサやヘッドライトなど)の作動状態を検出し、該検出のエンジン負荷体の作動状態に対応した前記制御量に基づいて定められる値を回転数補正情報として学習し、該学習した前記回転数補正情報を読み書き可能なメモリ(以下RAMと称す)に記憶させるとともに、RAMに記憶させた前記回転数補正情報によってISCバルブ16を調整駆動してアイドル回転数を制御するものである。車両がアイドル状態から走行状態に移行した際には、アイドル時に学習した最新の前記回転数補正情報がRAMに記憶されるとともに、ISCバルブ16の開度が保持されることになる。このため、走行状態からアイドル状態に移行し、前記フィードバック制御が再開される際には、RAMに記憶されている前記回転数補正情報を用いて、前回のアイドル時に保持されていたISCバルブ16の開度から空気量の調整が開始されることになる。
オルタネータ25は、エンジン1により回転駆動され発電を行い各種負荷体を駆動するための電力を供給する。また、オルタネータ25で発電された電力の余剰分はバッテリ
26へ充電されるが、各種負荷体の要求電力がオルタネータによる発電量で不足する場合にはバツテリに蓄えた電力を放電して不足分を補っている。なお、オルタネータ25はボルテージレギュレータを内蔵しており、オルタネータの発電電圧を設定値(例えば14.5V)以上にならないように電圧をコントロールしている。さらに、オルタネータ25の入力端子(C端子)にはコントロールユニット13からの発電電圧制御信号が入力され、該制御信号に応じてオルタネータの発電電圧を例えば14.5Vと12.8Vの2段階に切替えている。さらに詳しくは、コントロールユニット13で演算された発電電圧制御信号がデューティ比100%の場合、オルタネータ25の発電電圧は12.8V に制御され、コントロールユニット13で演算された発電電圧制御信号がデューティ比0%の場合、オルタネータ25の発電電圧は14.5Vに制御されることになる。
次に本発明の第1の実施例による発電電圧切替え処理について図1のフローチャートを用いて説明する。
図1に示す処理は、図7で示したコントロールユニット13において、減速燃料カット開始からのオルタネータ発電電圧の制御に関するものであり、例えば10ms周期で処理が行われるものでる。
まず、減速燃料カットが開始されると、コントロールユニット13からオルタネータ
25へ出力される発電電圧制御信号が0%となる(処理ステップS10)。そして、処理ステップS11にて、減速燃料カットからの復帰か否かを判定する。処理ステップS11での判定結果が減速燃料カット(No)であれば、発電電圧制御信号は0%のままであり、即ち減速燃料カット中は発電電圧が例えば14.5V に保持されることになる。また、処理ステップS11での判定結果が減速燃料カットから復帰(Yes)の場合には、処理ステップS12へ進み、発電電圧制御信号が0%から100%へ変化する。よって、オルタネータ25の発電電圧が例えば14.5Vから12.8Vへ切替わることになる。
次に、第1の実施例による発電電圧切替えの動作を図2のタイミングチャートを用いて説明する。
まず、時刻t1 にて減速燃料カットが開始されると同時に、図7に示したコントロールユニット13から出力されるオルタネータ25の発電電圧制御信号が100%から0%になることで、オルタネータ25の発電電圧を例えば12.8Vから14.5Vに切替える。この後、時刻t1から時刻t2に示す期間の減速燃料カット中は、車輪の回転エネルギーを利用してオルタネータ25を駆動してバッテリ26への充電を図るため、オルタネータ
25の発電電圧が14.5Vに保持される。そして、時刻t2にて減速燃料カットからの復帰と同じタイミングでオルタネータ25の発電電圧制御信号を0%から100%に変化させて、オルタネータ25の発電電圧を例えば14.5Vから12.8Vに切替える。この時刻t2 においては、減速燃料カットからの復帰により燃料噴射が再開されるために増加するエンジンの発生トルクと、オルタネータ25の発電電圧切替え(14.5Vから12.8V)によって軽減されるオルタネータ25の駆動トルクが相殺されることで、オルタネータ25の発電電圧切替え(14.5Vから12.8V)に起因するエンジン回転変動を低減でき、不快な振動を低減することができる。
次に本発明の第2の実施例による発電電圧切替えの処理について図3のフローチャートを用いて説明する。
図3に示す処理は、図1と同様に図7で示したコントロールユニット13において、減速燃料カット開始からのオルタネータ発電電圧の制御に関するものであり、例えば10
ms周期で処理が行われるものである。
まず、減速燃料カットが開始されると、コントロールユニット13からオルタネータ
25へ出力される発電電圧制御信号が0%となる(処理ステップS20)。次に、処理ステップS21では、エンジン回転数NEを読み込む。ここで、エンジン回転数NEは、エンジン回転速度センサ(図示せず)などを用いて検出した信号をコントロールユニット
13に取り込み信号処理して得られたエンジンの実際の回転速度を表すものである。次に、処理ステップS22にて、減速燃料カット復帰回転数NRを読み込む。減速燃料カット復帰回転数NRは、例えばエンジン冷却水温をパラメータとして、コントロールユニット13内の読み出し専用メモリ(以下ROMと称す)に予め記憶させているものである。つまり、処理ステップS22では、エンジン冷却水温に応じて減速燃料カット復帰回転数NRを補間計算などにより算出した値を読み込むことになる。そして、処理ステップS23で、読み込んだエンジン回転数NEと減速燃料カット復帰回転数NRを比較して、減速燃料カットからの復帰か否かを判定する。処理ステップS23での比較処理により、エンジン回転数NEが減速燃料カット復帰回転数NRよりも大きい(No)場合は、発電電圧制御信号は0%のままであり、オルタネータの発電電圧が例えば14.5V に保持されることになる。また、エンジン回転数NEが減速燃料カット復帰回転数NR以下(Yes)の場合は、減速燃料カットから復帰を表すため、処理ステップS24へ進み、発電電圧制御信号が0%から100%へ変化する。よって、オルタネータ25の発電電圧が例えば14.5Vから12.8Vへ切替わることになる。
次に、第2の実施例による発電電圧切替えの動作を図4のタイミングチャートを用いて説明する。
時刻t1から時刻t2までの減速燃料カット開始から減速燃料カット中の動作については、前述の第1の実施例と同様である。時刻t2 にて、コントロールユニット13から出力されるオルタネータ25の発電電圧制御信号が0%から100%に変化することで、オルタネータ25の発電電圧は例えば14.5Vから12.8Vに切替わる。この切替えタイミングは、エンジンの実回転数が予め設定した減速燃料カット復帰回転数NR以下となった時である。これにより第1の実施例と同様の効果を得ることができる。
次に本発明の第3の実施例による発電電圧切替え処理について図5のフローチャートを用いて説明する。
図5に示す処理は、第1実施例や第2実施例と同様に図7で示したコントロールユニット13において、減速燃料カット開始からのオルタネータ発電電圧の制御に関するものであり、例えば10ms周期で処理が行われるものである。
まず、減速燃料カットが開始されると、コントロールユニット13からオルタネータ
25へ出力される発電電圧制御信号が0%となる(処理ステップS30)。次に、処理ステップS31では、エンジン回転数NEを読み込む。ここで、エンジン回転数NEは、第2実施の説明で述べたように、エンジン回転速度センサ(図示せず)などを用いて検出した信号をコントロールユニット13に取りこみ信号処理して得られたエンジンの実際の回転速度を表すものである。次に、処理ステップS32にて、発電電圧切替え回転数ALTNを読み込む。発電電圧切替え回転数ALTNは、アイドル状態におけるエンジンの目標回転数であるアイドル目標回転数よりも所定値だけ高く設定した値であり、第2実施例で示した減速燃料カット復帰回転数NRと同様に、例えばエンジン冷却水温をパラメータとして、コントロールユニット13内のROMに予め記憶させているものである。つまり、処理ステップS32では、エンジン冷却水温に応じて発電電圧切替え回転数ALTNを補間計算などにより算出した値を読み込むことになる。そして、処理ステップS33で、読み込んだエンジン回転数NEと発電電圧切替え回転数ALTNを比較して、エンジン回転数NEが発電電圧切替え回転数ALTNよりも大きい(No)場合は、発電電圧制御信号は0%のままであり、オルタネータの発電電圧が14.5V に保持されることになる。また、エンジン回転数NEが発電電圧切替え回転数ALTN以下(Yes)の場合は、処理ステップS34へ進み、発電電圧制御信号が0%から100%へ変化する。よって、オルタネータ25の発電電圧が例えば14.5Vから12.8Vへ切替わることになる。
次に、第3の実施例による発電電圧切替えの動作を図6のタイミングチャートを用いて説明する。
時刻t1から時刻t2までの減速燃料カット開始から減速燃料カット中の動作については、前述の第1実施例および第1実施例と同様である。時刻t2 にて、コントロールユニット13から出力されるオルタネータ25の発電電圧制御信号が0%から100%に変化することで、オルタネータ25の発電電圧は例えば14.5Vから12.8Vに切替わる。この切替えタイミングは、エンジンの実回転数がアイドル目標回転数よりも所定値だけ高く設定した回転数である発電電圧切替え回転数ALTN以下となった時である。ここで、発電電圧切替え回転数ALTNを第2実施例で示した減速燃料カット復帰回転数NRと等しくなるように予め設定しておくことで、減速燃料カット復帰と同期してオルタネータ25の発電電圧を例えば14.5Vから12.8Vに切替えることができる。したがって、この第3実施例においても、第1実施例および第2実施例と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明を適用するエンジンシステムにおいては、減速燃料カット復帰と同時にオルタネータの発電電圧を例えば14.5Vから12.8Vに切替えて以降、再度発電電圧を12.8Vから14.5Vへ切替えるタイミングは、基本的には次回の減速燃料カットの開始時(図2,図4,図6の時刻t1 に相当)としている。しかしながら、次回の減速燃料カット開始より前にバッテリ電圧が所定値以下となったり、エアコンやライトなどの電気負荷を投入した場合には、充放電収支を確保するために、減速燃料カットの開始タイミングでなくとも発電電圧を例えば12.8Vから14.5Vに切替えてバッテリへの充電を優先させて電気エネルギーの回生を図る。つまり、このような場合には減速燃料カット開始による発電電圧切替え(12.8Vから14.5V)は必ずしも発生しない場合が生じることになる。また、より最適な充放電収支を確保するために、発電電圧制御をより詳細な制御又は段落的制御とすることも有効である。
本発明の第1実施例の発電電圧切替え処理を示すフローチャート。 本発明の第1実施例の発電電圧切替え動作を示すタイミングチャート。 本発明の第2実施例の発電電圧切替え処理を示すフローチャート。 本発明の第2実施例の発電電圧切替え動作を示すタイミングチャート。 本発明の第3実施例の発電電圧切替え処理を示すフローチャート。 本発明の第3実施例の発電電圧切替え動作を示すタイミングチャート。 本発明の実施例を適用したエンジン制御システム全体の構成図。
符号の説明
1…エンジン、2…エアークリーナ、5…スロットルボディ、6…スロットル弁、7…サージタンク、8…インテークマニホールド、9…燃料タンク、10…燃料ポンプ、12…燃料噴射弁、13…コントロールユニット、14…プレッシャレギュレータ、15…キャニスタパージバルブ、16…ISCバルブ、17…触媒、18…マフラー、19…吸気温センサ、20…圧力センサ、21…水温センサ、22…酸素センサ、23…ノックセンサ、24…点火プラグ、25…オルタネータ、26…バッテリ。



Claims (3)

  1. エンジンにより駆動される車両用発電機の発電電圧をエンジンの運転状態に応じて標準発電電圧と標準発電電圧よりも低い低発電電圧の2段階に可変制御する車両用発電機の発電制御装置において、
    前記発電機の発電電圧を標準発電電圧から低発電電圧へ切り替えるタイミングを、少なくとも減速時燃料カットからの復帰タイミングに同期させることを特徴とする車両用発電機の発電制御装置。
  2. 請求項1において、前記発電機の発電電圧を標準発電電圧から低発電電圧へ切り替えるタイミングは、エンジンの実回転数が予め設定した減速時燃料カットからの復帰回転数以下になったときに減速時燃料カットからの復帰タイミングとすることを特徴とする車両用発電機の発電制御装置。
  3. 請求項1において、前記発電機の発電電圧を標準発電電圧から低発電電圧へ切り替えるタイミングは、エンジンの実回転数がアイドル目標回転数よりも所定値だけ高いエンジン回転数以下になったときに減速時燃料カットからの復帰タイミングとすることを特徴とする車両用発電機の発電制御装置。
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