JP2006094624A - 車両用発電機の発電制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】オルタネータの発電電圧を標準発電電圧から低発電電圧へ切り替えるタイミングを減速燃料カットからの復帰に同期させる車両用発電機の発電制御装置
【効果】オルタネータの発電電圧を標準発電電圧から低発電電圧へ切り替えるタイミングを減速燃料カット復帰に同期させるため、減速燃料カットからの復帰で再開される燃料噴射により増加するエンジンの発生トルクと、オルタネータの発電電圧切替えによって減少するオルタネータの駆動トルクが相殺される。これにより、オルタネータの発電電圧切替えに起因するエンジン回転変動を低減することで、不快な振動を低減できるため運転性の向上を図ることができる。
【選択図】図1
Description
発電機の発電電圧を標準発電電圧から低発電電圧へ切替えるタイミングは、少なくとも減速時燃料カットからの復帰タイミングに同期させることにより達成される。
または、発電機の発電電圧を標準発電電圧から低発電電圧へ切替えるタイミングは、エンジンの実回転数がアイドル目標回転数よりも所定値だけ高いエンジン回転数以下になった時とすることにより減速時燃料カットからの復帰タイミングに同期させるようにしたものである。
26へ充電されるが、各種負荷体の要求電力がオルタネータによる発電量で不足する場合にはバツテリに蓄えた電力を放電して不足分を補っている。なお、オルタネータ25はボルテージレギュレータを内蔵しており、オルタネータの発電電圧を設定値(例えば14.5V)以上にならないように電圧をコントロールしている。さらに、オルタネータ25の入力端子(C端子)にはコントロールユニット13からの発電電圧制御信号が入力され、該制御信号に応じてオルタネータの発電電圧を例えば14.5Vと12.8Vの2段階に切替えている。さらに詳しくは、コントロールユニット13で演算された発電電圧制御信号がデューティ比100%の場合、オルタネータ25の発電電圧は12.8V に制御され、コントロールユニット13で演算された発電電圧制御信号がデューティ比0%の場合、オルタネータ25の発電電圧は14.5Vに制御されることになる。
25へ出力される発電電圧制御信号が0%となる(処理ステップS10)。そして、処理ステップS11にて、減速燃料カットからの復帰か否かを判定する。処理ステップS11での判定結果が減速燃料カット(No)であれば、発電電圧制御信号は0%のままであり、即ち減速燃料カット中は発電電圧が例えば14.5V に保持されることになる。また、処理ステップS11での判定結果が減速燃料カットから復帰(Yes)の場合には、処理ステップS12へ進み、発電電圧制御信号が0%から100%へ変化する。よって、オルタネータ25の発電電圧が例えば14.5Vから12.8Vへ切替わることになる。
25の発電電圧が14.5Vに保持される。そして、時刻t2にて減速燃料カットからの復帰と同じタイミングでオルタネータ25の発電電圧制御信号を0%から100%に変化させて、オルタネータ25の発電電圧を例えば14.5Vから12.8Vに切替える。この時刻t2 においては、減速燃料カットからの復帰により燃料噴射が再開されるために増加するエンジンの発生トルクと、オルタネータ25の発電電圧切替え(14.5Vから12.8V)によって軽減されるオルタネータ25の駆動トルクが相殺されることで、オルタネータ25の発電電圧切替え(14.5Vから12.8V)に起因するエンジン回転変動を低減でき、不快な振動を低減することができる。
ms周期で処理が行われるものである。
25へ出力される発電電圧制御信号が0%となる(処理ステップS20)。次に、処理ステップS21では、エンジン回転数NEを読み込む。ここで、エンジン回転数NEは、エンジン回転速度センサ(図示せず)などを用いて検出した信号をコントロールユニット
13に取り込み信号処理して得られたエンジンの実際の回転速度を表すものである。次に、処理ステップS22にて、減速燃料カット復帰回転数NRを読み込む。減速燃料カット復帰回転数NRは、例えばエンジン冷却水温をパラメータとして、コントロールユニット13内の読み出し専用メモリ(以下ROMと称す)に予め記憶させているものである。つまり、処理ステップS22では、エンジン冷却水温に応じて減速燃料カット復帰回転数NRを補間計算などにより算出した値を読み込むことになる。そして、処理ステップS23で、読み込んだエンジン回転数NEと減速燃料カット復帰回転数NRを比較して、減速燃料カットからの復帰か否かを判定する。処理ステップS23での比較処理により、エンジン回転数NEが減速燃料カット復帰回転数NRよりも大きい(No)場合は、発電電圧制御信号は0%のままであり、オルタネータの発電電圧が例えば14.5V に保持されることになる。また、エンジン回転数NEが減速燃料カット復帰回転数NR以下(Yes)の場合は、減速燃料カットから復帰を表すため、処理ステップS24へ進み、発電電圧制御信号が0%から100%へ変化する。よって、オルタネータ25の発電電圧が例えば14.5Vから12.8Vへ切替わることになる。
25へ出力される発電電圧制御信号が0%となる(処理ステップS30)。次に、処理ステップS31では、エンジン回転数NEを読み込む。ここで、エンジン回転数NEは、第2実施の説明で述べたように、エンジン回転速度センサ(図示せず)などを用いて検出した信号をコントロールユニット13に取りこみ信号処理して得られたエンジンの実際の回転速度を表すものである。次に、処理ステップS32にて、発電電圧切替え回転数ALTNを読み込む。発電電圧切替え回転数ALTNは、アイドル状態におけるエンジンの目標回転数であるアイドル目標回転数よりも所定値だけ高く設定した値であり、第2実施例で示した減速燃料カット復帰回転数NRと同様に、例えばエンジン冷却水温をパラメータとして、コントロールユニット13内のROMに予め記憶させているものである。つまり、処理ステップS32では、エンジン冷却水温に応じて発電電圧切替え回転数ALTNを補間計算などにより算出した値を読み込むことになる。そして、処理ステップS33で、読み込んだエンジン回転数NEと発電電圧切替え回転数ALTNを比較して、エンジン回転数NEが発電電圧切替え回転数ALTNよりも大きい(No)場合は、発電電圧制御信号は0%のままであり、オルタネータの発電電圧が14.5V に保持されることになる。また、エンジン回転数NEが発電電圧切替え回転数ALTN以下(Yes)の場合は、処理ステップS34へ進み、発電電圧制御信号が0%から100%へ変化する。よって、オルタネータ25の発電電圧が例えば14.5Vから12.8Vへ切替わることになる。
Claims (3)
- エンジンにより駆動される車両用発電機の発電電圧をエンジンの運転状態に応じて標準発電電圧と標準発電電圧よりも低い低発電電圧の2段階に可変制御する車両用発電機の発電制御装置において、
前記発電機の発電電圧を標準発電電圧から低発電電圧へ切り替えるタイミングを、少なくとも減速時燃料カットからの復帰タイミングに同期させることを特徴とする車両用発電機の発電制御装置。 - 請求項1において、前記発電機の発電電圧を標準発電電圧から低発電電圧へ切り替えるタイミングは、エンジンの実回転数が予め設定した減速時燃料カットからの復帰回転数以下になったときに減速時燃料カットからの復帰タイミングとすることを特徴とする車両用発電機の発電制御装置。
- 請求項1において、前記発電機の発電電圧を標準発電電圧から低発電電圧へ切り替えるタイミングは、エンジンの実回転数がアイドル目標回転数よりも所定値だけ高いエンジン回転数以下になったときに減速時燃料カットからの復帰タイミングとすることを特徴とする車両用発電機の発電制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004276354A JP2006094624A (ja) | 2004-09-24 | 2004-09-24 | 車両用発電機の発電制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004276354A JP2006094624A (ja) | 2004-09-24 | 2004-09-24 | 車両用発電機の発電制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006094624A true JP2006094624A (ja) | 2006-04-06 |
Family
ID=36235039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004276354A Pending JP2006094624A (ja) | 2004-09-24 | 2004-09-24 | 車両用発電機の発電制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006094624A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112009000249T5 (de) | 2008-01-31 | 2011-03-31 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota-shi | Alternatorsteuerungsgerät |
US8744677B2 (en) | 2010-03-25 | 2014-06-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Regenerative control system for a vehicle |
-
2004
- 2004-09-24 JP JP2004276354A patent/JP2006094624A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE112009000249T5 (de) | 2008-01-31 | 2011-03-31 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota-shi | Alternatorsteuerungsgerät |
CN101933221B (zh) * | 2008-01-31 | 2013-03-27 | 丰田自动车株式会社 | 交流发电机控制装置 |
US8504240B2 (en) | 2008-01-31 | 2013-08-06 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Alternator controlling apparatus |
US8744677B2 (en) | 2010-03-25 | 2014-06-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Regenerative control system for a vehicle |
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