JP2006094326A - ラジオ放送用受信装置及びラジオ放送受信方法 - Google Patents

ラジオ放送用受信装置及びラジオ放送受信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006094326A
JP2006094326A JP2004279695A JP2004279695A JP2006094326A JP 2006094326 A JP2006094326 A JP 2006094326A JP 2004279695 A JP2004279695 A JP 2004279695A JP 2004279695 A JP2004279695 A JP 2004279695A JP 2006094326 A JP2006094326 A JP 2006094326A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
output
output candidate
candidate content
command
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004279695A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Ota
克己 太田
Toshiro Muramatsu
寿郎 村松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2004279695A priority Critical patent/JP2006094326A/ja
Publication of JP2006094326A publication Critical patent/JP2006094326A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

【課題】変更後の放送局から特定の文字情報を自動的に選別し、利用者に出力する。
【解決手段】音声コンテンツとテキストコンテンツとを少なくとも含む情報を伝送する放送波を受信する受信器1と、受信されるテキストコンテンツの中からユーザにより選択された選択コンテンツを特定する選択コンテンツ特定手段31と、特定された選択コンテンツの特定要素を抽出し、少なくとも一時的に記憶する特定要素抽出手段32と、受信する放送波が変更されたことを検出した場合、変更後の放送波により伝送されるテキストコンテンツの中から、抽出した特定要素に基づいて、選択コンテンツに対応する出力候補コンテンツを検索する出力候補検索手段33と、検索された出力候補コンテンツを出力させる出力命令手段34とを有する制御装置3と、制御装置3の制御に従い、受信器1が受信した情報をユーザに向けて出力する出力装置4を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、FM文字多重放送等の受信し、受信した信号に含まれる文字情報を利用者に提示するラジオ放送用受信装置及びラジオ放送受信方法に関し、特に、移動により受信側の放送エリアまたは受信側の受信放送局が変更した場合に、変更後の受信放送局から受信した信号に含まれる文字情報の中から利用者の選択意思に応じた特定の情報(例えば、文字情報など)を自動的に選別し、選別した情報を利用者に提示する装置及び方法に関する。
音声信号からなる音声コンテンツとテキスト信号からなるテキストコンテンツを含む情報を送信するFM文字多重放送が行われている。特許文献1には、コンパクトディスク等に記憶された音声を再生するとともに、受信した文字多重放送の文字情報を表示する多重放送受信装置が記載されている。
この種の装置によれば、ユーザは視聴したい情報(交通情報等)を文字情報として取得することができるが、視聴したい情報(交通情報等)を探し出して画面等に表示させる操作が煩雑であるという問題があった。また、放送局ごとにメニュー構成が異なるため、放送局が変更される度に今までとは異なる操作手順で視聴したい情報を探し出して画面に表示させなければならないという不都合があった。特に、ユーザが車両に搭乗している場合、移動により受信放送局が変更される頻度が高くなるが、放送エリア(放送局)が変更される度に異なる操作手順で視聴したい情報を探し出して画面に表示させなければならず、操作が煩雑で利用しにくいという問題があった。
特開平11−220415号公報
本発明は、以上の課題を鑑みてなされたのものであり、ユーザの操作負担を軽減させたラジオ放送用受信装置及びラジオ受信方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、受信する放送波に含まれるテキストデータを有する第2の情報の中からユーザにより選択された選択コンテンツを特定し、特定された選択コンテンツの特定要素を抽出し、受信する放送波が変更されたことを検出した場合、変更後の放送波により伝送される第2の情報の中から、抽出された特定要素に基づいて、選択コンテンツに対応する出力候補コンテンツを検索し、検索された出力候補コンテンツを出力させるラジオ放送用受信装置及びラジオ放送受信方法が提供される。
本発明のラジオ放送用受信装置及びラジオ放送受信方法は、ユーザが視聴を希望していると考えられる特定のテキストコンテンツを自動的に検索し、ユーザの意図に沿った情報を提示することができる。
以下、図面に基づいて、本発明に係る第1実施形態乃至第3実施形態のラジオ放送用受信装置100を説明する。ラジオ放送用受信装置100は、ユーザが搭乗する車両に搭載され、各放送局から配信される放送波を受信して、放送内容をユーザが視聴可能な態様で音声出力又は表示出力する。放送波は、FM文字多重放送、地上デジタル音声放送、又は地上デジタルテレビジョン放送の放送波である。本例において、放送局が出力する放送波は、音声データを含む第1の情報(音声コンテンツに対応)とテキストデータを含む第2の情報(テキストコンテンツに対応)とを少なくとも含む情報を伝送する。
<第1実施形態>
図1に第1実施形態に係るラジオ放送用受信装置100のブロック構成を示した。図1に示すように、本実施形態のラジオ放送用受信装置100は、受信器1と、入力デバイス2と、制御装置3と、出力装置4とを有している。
「受信器1」は、音声コンテンツ(第1の情報に対応)とテキストコンテンツ(第2の情報に対応)とを少なくとも含む情報を伝送する放送波を受信する。受信する放送波は、後述する入力デバイス2に入力されたユーザの選択命令により選択されるコンテンツを含む放送波である。受信器1は、受信した放送波をデコードし、音声コンテンツとテキストコンテンツとを分離するデコード部11を有する。デコードされた音声コンテンツ又はテキストコンテンツは、必要な処理がなされて出力装置4から出力される。デコードされたテキストコンテンツの少なくとも一部は必要に応じて制御装置3に送出され、選択コンテンツの特定処理、特定要素抽出処理、出力候補検索処理等の対象となる。
「入力デバイス2」は、タッチパネル、ジョイスティック、ジョグダイアル等であり、ユーザが選択した放送局および/またはユーザが視聴を希望するコンテンツを特定する選択命令を受け付ける装置である。受け付けた選択命令は制御手段3へ送出される。入力デバイス2は、放送局等の放送チャンネルを選択するためのチャンネル選択機能21と、コンテンツを選択するためのコンテンツ選択機能22とを有している。ユーザは、チャンネル選択機能21により、視聴を希望する放送局を特定する情報を含む選択命令を入力し、コンテンツ選択機能22により、特定した放送局が提供するコンテンツの中から視聴したいコンテンツを特定する情報を含む選択命令を入力する。
図2(A)(B)は各放送局が放送する番組のメニュー構成の一例を示す。図2(A)及び(B)に基づいて、選択の対象となるコンテンツの一例を説明する。図2(A)は、放送局Aが放送するチャンネルとコンテンツとを示し、図2(B)は放送局Bが放送するチャンネルとコンテンツとを示す。放送局A及びBは、例えばFM文字多重放送、デジタルラジオ放送、又はデジタルテレビジョン放送を放送する放送局である。各放送局が放送する番組のメニュー構成は階層構造を有し、第1階層のチャンネル構成と第2階層のコンテンツ内容構成とを有する。
このように番組のメニュー構成が階層構造となっているため、視聴したいコンテンツを出力させたい場合は、ユーザは階層ごとに選択命令を順次入力する。例えば、放送局AのFM文字多重放送を受信し、天気情報を取得したい場合、ユーザはFM文字多重放送の第1階層のチャンネルリストを表示させ、「2ch ニュース&天気」を選択する選択命令を入力し、さらに「5.天気」を選択する選択命令を入力することにより天気情報を出力させることができる。なお、図2(A)及び(B)に示すように、放送局Aが放送する番組のメニュー構成と放送局Bが放送する番組のメニュー構成とは、その階層構造が異なるため、同じカテゴリのコンテンツを取得する場合であっても、各メニュー構成に応じた、異なる選択命令の入力が求められる。
「制御装置3」は、選択コンテンツ特定手段31と、特定要素抽出手段32と、出力候補検索手段33と、出力命令手段34とを有している。具体的には、少なくとも、選択されたコンテンツの特定要素を抽出し、放送波の伝送チャンネルが変更された場合に、抽出された特定要素に基づいて選択コンテンツに対応する出力候補コンテンツを検索するプログラムを格納したROM等と、このROM等に格納されたプログラムを実行することで、制御装置3として機能するCPUと、アクセス可能な記憶領域(321、322)として機能するRAM等とを備えている。
以下、制御装置3の各構成について説明する。
「選択コンテンツ特定手段31」は、入力デバイス1を介してユーザにより入力された選択命令に基づいて、ユーザが視聴を希望するコンテンツを特定する。選択命令は、選択命令取得部311が入力デバイス1から取得する。
「特定要素抽出手段32」は、選択コンテンツ特定手段31により特定された選択コンテンツの特定要素を抽出する。「特定要素」は、選択コンテンツのカテゴリなど選択コンテンツを特徴づける情報である。抽出する特定要素は特に限定されず、任意に定義することができる。
本例では、コンテンツに含まれる「タグ」情報と「地域コード」情報とを特定要素として定義する。
「タグ」は、番組のメニュー構成の最下層におけるコンテンツの特徴を表現するキーワードである。図2(A)に示したメニュー構成を例にすると、選択命令の入力においてユーザが最後に(最下層で)選択する「1.ニュース」「2.スポーツ」などの内容を示すキーワードを「タグ」として定義することが好ましい。さらに内容を細分化する「経済ニュース」「社会ニュース」などのキーワードを「タグ」として定義してもよい。同様に3chの交通情報における「首都高速道路」、「高速道路」、「一般道路」なども、コンテンツの内容を示唆するキーワードであるので、「タグ」として定義することができる。このように内容を示唆する「タグ」を特定要素として抽出することにより、ユーザの選択した(視聴を希望する)コンテンツの内容(カテゴリ)を分析することができる。
「地域コード」は、コンテンツの情報の対象となる場所を示す情報である。本例では、社団法人 電波産業会(ARIB)が規定する「地上デジタル音声放送運用規定(ARIB TR-B13)」において、エリアを特定する目的で使用される「県域コード」、「地域符号」、「郵便番号」の3つの情報を「地域コード」として採用する。「地域コードを特定要素として抽出することにより、ユーザの選択したコンテンツがどの地域を対象とする情報であるのかを分析することができる。
このように、「タグ」と「地域コード」とを含む「特定要素」を定義することにより、コンテンツの内容および対象地域の観点からユーザが視聴を希望する情報を正確に予測することができる。たとえば、選択コンテンツから特定要素のタグ「天気」および地域コード「県域コード:東京都」が抽出された場合、特定要素抽出手段32は、ユーザが東京都の「天気(等の特定要素)」に関する情報の取得を希望していることを予測することができる。なお、選択コンテンツが予め定義した特定要素を有していない場合は、「その他」の特定要素が抽出されたと処理してもよい。
特定要素抽出手段32により抽出された選択コンテンツの特定要素は特定要素モデル記憶領域322に少なくとも一時的に記憶(蓄積)される。本例では、抽出した選択コンテンツの特定要素を、車両の走行開始からACCキーがオフにされるまで記憶(蓄積)する。記憶期間は特に限定されず、所定時間に限り特定要素を記憶してもよいし、所定数(所定データ量)の特定要素を記憶してもよい。
「出力候補検索手段33」は、特定要素抽出手段32の処理によりユーザが取得を希望していると予測される情報を検索する。つまり、出力候補検索手段33は、特定要素抽出手段32により抽出された特定要素に基づいて、選択コンテンツに対応する出力候補コンテンツを検索する。出力候補検索手段33による検索処理の対象は、変更後の受信放送波により伝送されるテキストコンテンツである。
この出力候補コンテンツを検索する処理は、受信器1が受信する受信放送波の変更を検出したことをトリガとして行われる。受信放送波の変更の監視は、出力候補検索手段33の放送波監視部331が行う。放送波が変更されるのは、ユーザが受信する放送局を変更した場合と、ユーザが他の放送局の放送エリアへ移動し、受信放送局が別の放送局になった場合とが考えられる。放送波監視部331は、放送波の周波数帯域、予め設定されたセグメントの変更に基づいて放送波が変更されたか否かを判断する。
なお、一般に、放送波が変更されると受信放送局が変更され、番組のメニュー構成が変更されることから、同じ内容の情報(例えば天気に関する情報)を取得する場合の選択命令が異なる。つまり、放送波監視部331は、あらためて選択命令を入力する必要が生じるタイミングを検出する機能を有する。
本実施形態の出力候補検索手段33は、変更前の放送波で受信していたテキストコンテンツと特定要素が共通するテキストコンテンツを、変更後の放送波で受信するテキストコンテンツの中から検索する。本例では特定要素の「タグ」と「地域コード」の両方が共通しているテキストコンテンツが検索するが、検索できない場合は、「タグ」のみが共通するテキストコンテンツを検索する。たとえば、ユーザが選択して視聴していたテキストコンテンツが東京都の交通情報である場合、出力候補検索手段33は変更後の放送局が提供するテキストコンテンツの中から東京都の交通情報に関するテキストコンテンツを検索する。しかし、「地域コード」はコンテンツに対応する地域を表すものであるので、ニュースや占いなど地域性を持たないコンテンツには地域コードは存在せず、「タグ」及び「地域コード」が共通するコンテンツを検索することができない。このように、変更後の放送局が提供するテキストコンテンツの中に「地域コード又は共通する地域コード」が含まれない場合、「タグ」のみが共通するテキストコンテンツを検索する。本例では抽出する特定要素が予め定義されているため、出力候補コンテンツを迅速に検索することができる。
「出力命令手段34」は、出力候補検索手段33により検索された出力候補コンテンツを出力させる出力命令を出力装置4に向けて送出する。出力候補コンテンツを出力させるタイミング、出力候補コンテンツを出力させる時間(長さ)、テキストデータからなる出力候補コンテンツの出力態様(読み上げ出力又はテキスト出力)、出力候補コンテンツの表示エリア(位置、広さ)については、出力命令手段34が任意に決定し、出力命令に含めることができる。
また、出力命令手段34は、出力候補コンテンツの内容を出力させる命令に代えて、出力候補コンテンツを出力させるコマンドを示すアイコンメニュを提示させる出力命令を出力してもよい。
本実施形態の出力命令手段34は、検索された出力候補コンテンツを、次の出力候補コンテンツが検索されるまで、順次出力させる出力命令を出力装置4へ向けて送出する。つまり、出力候補コンテンツが検索されたら、次の出力候補コンテンツが検索されるまでの間、出力候補コンテンツの内容又は出力候補コンテンツのアイコンメニュを、常時画面の一部又は全部に表示する。
さらに、本実施形態の出力命令手段34は、出力候補コンテンツの内容が更新された場合、その旨を報知する情報を出力させる機能を有する。出力命令手段34の更新監視部340は、検索された出力候補コンテンツの内容の更新を監視する。更新の監視は、検索された出力候補コンテンツのすべてについて行われる。つまり、複数の出力候補コンテンツが検索された場合には、各出力候補コンテンツの更新をそれぞれ監視する。出力命令手段34は、出力候補コンテンツ又は出力候補コンテンツを出力させるコマンドを示すアイコンメニュの出力命令を送出した後、出力候補コンテンツの内容が更新されたことが検出された場合、出力候補コンテンツの内容が更新された旨を報知する情報を出力させる出力命令を出力装置4へ向けて送出する。
具体的に、出力命令手段34は、ディスプレイ42に「更新した」旨をテキスト表示させる出力命令、スピーカ41から「道路情報が更新されました」等の内容を読み上げさせり出力命令、更新された出力候補コンテンツに対応するアイコンを点滅表示させる出力命令を出力装置4へ送出する。これにより、出力候補コンテンツの内容が更新された旨をユーザに報知する。
「出力装置4」は、音声データ又はテキストデータを聴取可能に出力するスピーカ41と、テキストデータ又は画像データを視認可能に出力するディスプレイ42とを有している。出力装置4は、出力命令手段34の出力命令に従い、出力候補コンテンツ、出力候補コンテンツに対応するアイコンメニュ、又は選択された選択メニュを出力表示する。
アイコンメニュを表示するため、出力装置4は、所定の出力候補コンテンツを出力させるコマンドを示す所定のアイコンメニュを記憶するアイコン記憶部421と、アイコンメニュの起動命令を受け付けた場合に対応する出力候補コンテンツを出力させるアイコン表示制御部422とを有している。アイコンメニュ表示モードでは、検索された出力候補コンテンツの内容は出力されず、コンテンツの内容を視覚的に示すアイコンメニュが表示される。アイコン表示制御部422は、ユーザが出力を希望するアイコンメニュをクリック(起動命令の入力)を受け付けた場合、アイコンメニュを起動させ、対応する出力候補コンテンツの内容を表示する。
また、本実施形態の出力装置4は、テキストデータを音声信号に変換し、ユーザが聴取可能なように音声出力を行うTTS(text to speech)機能を有する。なお、TTS機能は、入力デバイス2に設けたTTS機能起動ボタン(図示せず)のオン入力を待って起動させることが好ましい。音声コンテンツに基づく音声と、テキストデータに基づく音声とが重複して聞き取りにくくなることを防止するためである。また、TTS機能を起動させる場合には、テキストデータを読み上げる間、音声コンテンツの出力ボリュームを下げる制御を行うことが好ましい。これにより、ユーザは提供された音声情報を正確に聞き取ることができる。
次に、ラジオ放送用受信装置100の動作を、図3のフローチャートに基づいて説明する。本例のラジオ放送用受信装置100は、車両に搭載されたデジタルラジオ放送用の受信装置である。ラジオ放送用受信装置100は、車両の電源及びACCがオン状態となったときに起動する(S200)。
本例のコンテンツの選択命令は、「地上デジタル音声放送運用規定(ARIB TR-B13)」に従い、2桁の放送局番号と2桁の編成サービス番号を含む4桁の数字で構成される。受信器1が起動され、ユーザが入力デバイス2を介してコンテンツの選択命令を入力すると、受信器1は入力された選択命令に基づいて、放送局と編成サービスを特定し、特定されたコンテンツを伝送する放送波の受信を開始する(S201)。デコード部11は、受信器1により受信された放送波が伝送する情報のデコードを開始し、デコード処理された情報は、音声コンテンツとテキストコンテンツとに分離される(S202)。分離された情報が音声コンテンツである場合は(S203でY)、出力装置4に送出され、スピーカ41から出力される(S204)。
分離された情報がテキストコンテンツである場合(S203でN,S210でY)、制御装置3の処理を受けるために、メモリに一時的に記憶される。なお、分離された情報が音声コンテンツでも、テキストコンテンツでもない場合は(S203でN,S210でN)、コンテンツの内容に応じて出力処理される。例えば、情報が画像情報である場合は、ディスプレイに表示される。
制御装置3の選択コンテンツ特定手段31は、選択命令取得部311が取得した選択命令に基づいて、受信されたテキストコンテンツの中からユーザにより選択された選択コンテンツを特定する(S211)。次に特定要素抽出手段32は、特定された選択コンテンツの特定要素を抽出し、抽出結果を抽出結果記憶領域322に記憶する(S212)。抽出結果は先に記憶された抽出結果に追加され、記憶領域322に蓄積される。特に限定されないが、特定要素モデル記憶領域321に記憶された特定要素モデルを参照して、予め設定された特定要素を抽出することが好ましい。特定要素を予め設定しておくことにより、特定要素の抽出処理、および後に説明するS230における出力候補コンテンツの検索処理を迅速に行うことができるからである。
放送波監視部331は、受信器1が受信する放送波の変更を監視する。言い換えると、受信放送局に変更があるか否かを判断する(S213)。この放送局の変更は、ユーザの移動に起因する場合と、ユーザの選局変更に起因する場合とがある。放送局が変更されない場合(S213でN)、S214へ進み、出力命令手段34は選択コンテンツの出力命令を生成し(S214)、選択コンテンツの出力命令を出力装置4へ送出する(S215)。出力装置4は出力命令に従い選択コンテンツを出力する(S216)。ディスプレイ42は、選択コンテンツのテキストデータを表示する。また、スピーカ41は、TTS(text to speech)機能を用いて選択コンテンツのテキストデータを読み上げる。
受信放送局に変更がある場合(S213でY)、S230へ進む。出力候補検索手段33は、変更後の放送波により伝送されるテキストコンテンツの中から、S212にて抽出された特定要素に基づいて選択コンテンツに対応する出力候補コンテンツを検索する(S230)。本例では、選択コンテンツから抽出された特定要素と共通する特定要素を有するテキストコンテンツを、その選択コンテンツに対応する出力候補コンテンツとして検索する。出力候補検索手段33は、抽出結果記憶領域322に記憶されているすべての特定要素に基づいて出力候補コンテンツを検索する。つまり、ユーザが1走行中に視聴コンテンツを複数回変更し、抽出結果記憶領域322に複数の特定要素が記憶されている場合には、複数の特定要素のそれぞれに基づいて、出力候補コンテンツを検索する。これにより、ユーザが複数のコンテンツに興味を有する場合であっても、すべての選択コンテンツに対応する出力候補コンテンツを検索し、ユーザの操作負担を軽減させることができる。
続いて、出力命令手段34は、検索された出力候補コンテンツを出力させる出力命令を生成し(S231)、生成した出力命令を出力装置4へ送出する(S232)。出力装置4は、出力命令に従い、出力候補コンテンツを出力させる(S233)。また、出力命令手段34は、検索された出力候補コンテンツを出力させるコマンドを示すアイコンメニュを提示させる出力命令を生成し(S231)、生成した出力命令を出力装置4へ送出し(S232)、出力装置4は、出力候補コンテンツに対応するアイコンメニュを出力してもよい(S233)。アイコンメニュが表示された場合は、ユーザからのアイコンメニュ起動命令の入力を待って、出力候補コンテンツの内容が出力される。このようにすることにより、ユーザが情報を必要とするタイミングで、出力候補コンテンツの内容を出力することができる。また、表示画面を効率的に利用することができる。
ここで、図4〜図6に基づいて本実施形態の出力態様を説明する。
本実施形態では、テキスト表示出力、アイコン表示出力または音声読み上げ出力の3態様で、テキストデータである選択コンテンツ又は出力候補コンテンツを表示する。
図4(A)に出力候補コンテンツ(又は選択コンテンツ)のテキスト表示の出力イメージを示した。図4(A)に示すように、出力候補コンテンツに関する情報がディスプレイ42の一部に表示されている。本例では、「交通」に関する特定要素を有する出力候補コンテンツと、「天気」に関する特定要素を有する出力候補コンテンツとが表示されている。本例では、出力候補コンテンツの内容をテキストで表示する例を示したが、「天気」「交通」などのタイトルのみを表示して、「天気」と「交通」に関する出力候補コンテンツをモニタリング中であることをユーザに提示してもよい。
図4(B)に出力候補コンテンツ(又は選択コンテンツ)を出力させるコマンドを示すアイコンメニュの出力イメージを示した。本例では、特定要素が「交通」である出力候補コンテンツに対応するアイコンAと、特定要素が「天気」である出力候補コンテンツBとが表示されている。アイコンAをクリック(起動命令の入力)することにより、交通に関する出力候補コンテンツが表示される。
図4(C)に出力候補コンテンツの音声出力イメージを示した。図4(C)に示すように、出力候補コンテンツに関する情報がTTS機能を用いて音声出力される。本例では、「交通」に関する特定要素を有する出力候補コンテンツと、「天気」に関する特定要素を有する出力候補コンテンツとがテキストデータから音声データに変換され、読み上げられている。本例では、「交通情報のモニタリングを開始します。」「天気情報のモニタリングを開始します。」といった出力候補コンテンツの種類(特定要素)を出力する例を示したが、これに続けて、「東名高速道路は厚木インターチェンジを先頭に10kmの渋滞」などと、交通情報の内容をそのまま読み上げてもよい。
なお、選択コンテンツについても図(A)〜(C)のように出力することができる。
図5及び図6は、放送局Pから受信した選択コンテンツが出力された(S216)後に、S205、S206を経て放送局が放送局Pから放送局Qに変更された場合(S213でY)の表示例を示す。図5は、出力候補コンテンツのアイコンメニュを提示させた例を示し、図6は、出力候補コンテンツの内容をテキストデータで提示させた例である。
図5(A)、図6(A)は、S216において出力された交通情報と天気情報の選択コンテンツの表示例である。本例では、ディスプレイ42の一部に、選択コンテンツの内容を視覚的に表現するアイコンA,B又は選択コンテンツの内容が表示されている。
図5(B)、図6(B)は、放送局が変更され(S213でY)、抽出された特定要素に基づいて検索された出力候補コンテンツの表示例を示す。本例では、変更後の放送局Qから受信したテキストコンテンツに天気を特定要素とするコンテンツが検索できなかったため、天気に関する出力候補コンテンツ又は天気に関する出力候補コンテンツに対応するアイコンBは表示されない。
図5(C)、図6(C)は、さらに放送局が変更され(S213でY)、選択コンテンツから抽出された特定要素に基づいて検索された出力候補コンテンツの表示例を示す。走行中にいったん抽出された特定要素については、抽出結果記憶領域322に記憶(蓄積)され、出力候補検索手段33はすべての特定要素に基づいて出力候補コンテンツを検索する。本例では、変更後の放送局Rから受信したテキストコンテンツに天気及び交通を特定要素とするコンテンツが検索できたため、交通に関する出力候補コンテンツ(対応するアイコン)と天気に関する出力候補コンテンツ(対応するアイコン)とを表示する。
ここで、図3のフローチャートに戻り、選択コンテンツの出力(S216)又は出力候補コンテンツの出力(S233)後に行われるS240からS244の処理を説明する。
本実施形態の更新監視部340は、出力候補検索手段33により検索された出力候補コンテンツの内容の更新を監視する(S240)。監視は更新を検出するまで繰り返される(S41でN)。出力命令手段34は、出力候補コンテンツの内容の更新が検出された場合、(S241でY)出力候補コンテンツの内容が更新された旨を報知する出力命令を出力装置4に向けて送出する(S243)。出力装置4は出力命令に従い、出力候補コンテンツの内容が更新された旨を報知する(S244)。
ここで、図7に基づいて出力候補コンテンツの内容が更新された場合の出力態様を説明する。本実施形態では、表示出力または音声出力の2態様で、テキストデータである選択コンテンツ又は出力候補コンテンツを表示する。
図7(A)に出力候補コンテンツが更新された場合の表示出力イメージを示した。図7(A)に示すように、交通情報に関する出力候補コンテンツの内容が更新された旨が、ディスプレイ42の一部に表示されている。図7(B)に出力候補コンテンツが更新された場合の音声出力イメージを示した。図7(B)に示すように、交通情報に関する出力候補コンテンツの内容が更新された旨が音声出力される。
図8には、出力候補コンテンツが更新された旨の報知をアイコン表示により行う表示出力イメージを示す。図8(A)は、出力候補コンテンツが更新された旨を報知するために、出力候補コンテンツに対応するアイコン表示を点灯又は点滅表示する例を示す。ユーザは交通情報を示すアイコンが点灯されたことにより、交通情報の内容が更新されたことを認識する。ユーザがアイコンメニュをクリック(起動命令の入力)すると、更新された最新の交通情報が表示される。この状態を図8(B)に示した。このようにアイコンメニュを利用することによって、表示エリアの利用効率を高め、ユーザにとって見やすい態様でコンテンツを提供することができる。
再度、図3に戻り、S205において、制御装置3はユーザのコンテンツの選択命令を待ち受ける。ユーザから新たにコンテンツの選択命令が入力された場合(S205でY)、出力装置4は新たに入力された選択命令に基づいて、指示された放送局にチャンネルを変更し、選択されたコンテンツに表示を切替える(S206)。出力命令手段34は、選択命令の入力とともに、電源の状態の監視を継続する(S205,S207)。選択命令が入力されずに、電源がOFFにされたら(S205でN,S207でY)、抽出結果記憶領域322に記憶されたコンテンツの特定要素(「タグ」及び「地域コード」)を消去し(S208)、終了する(S209)。S209の終了は、最優先処理となっており、本実施形態のフローがどのような状況にあっても全ての処理を終了する。ここで、処理終了とともに記憶された特定要素を消去するのは、過剰な情報を提供してユーザを煩わすことを防止する観点からである。例えば、本装置の使用開始後から現在までに1度でも抽出された特定要素を記憶し、記憶されたすべての特定要素に基づいて検索された出力候補コンテンツを表示するとすれば、多大な数の情報が表示され、ユーザにとっては煩わしいからである。他方、コンテンツの内容によっては常に注意したいコンテンツもあるので、そのようなコンテンツの特定要素は消去禁止を登録することが好ましい。
また、S206において、新たに入力された選択命令に基づいて、指示された放送局にチャンネルを変更し、選択されたコンテンツに表示を切替えた場合、ユーザが選択したコンテンツについて、上述のS201以降の処理が行われる。この場合、S212において抽出された選択コンテンツの特定要素は、抽出結果記憶領域322に追加して記憶される。出力候補検索手段33は追加された特定要素を含む記憶されている特定要素に基づいて出力候補コンテンツを検索する(S230)。
本実施形態のラジオ放送用受信装置100によれば、受信していたテキストコンテンツと特定要素が共通する出力候補コンテンツを自動的に検索するため、受信放送局が変更された場合であっても、ユーザに選択命令の入力を再度求めることなく、ユーザが視聴を希望するテキストコンテンツを自動的に予測し、出力することができる。つまり、放送局が変更された場合であっても、ユーザは視聴を希望するテキストコンテンツの選択操作を繰り返し行うことなく、目的のテキストコンテンツの情報を自動的に取得することができる。特に、車両に搭乗し、複数の放送エリアを移動しながらラジオ放送を受信するユーザは、放送エリアが変更される度に必要であったテキストコンテンツの検索操作、入力操作を行わなくても、希望のコンテンツを視聴することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態は、第1実施形態と出力候補コンテンツの出力条件が異なり、それ以外の点は共通する。すなわち、本実施形態では、ユーザからの出力命令があった場合、検索した出力候補コンテンツを出力する。ここでは、異なる点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
本実施形態のブロック構成を図9に示した。本実施形態のラジオ放送用受信装置200は、入力デバイス1が出力実行ボタン23を備える点と、出力命令手段34が出力候補コンテンツ表示命令取得部341を有する以外は、第1実施形態のブロック構成と共通する。
出力実行ボタン23は、受信する放送波に変更があった場合、すなわち受信放送局が変更された場合に操作される。ユーザは、視聴していた放送の放送局が変更された後においても、変更前に視聴してい情報を取得したいと考える場合、この出力実行ボタン23を押す。もちろん、視聴していた情報は不要であると判断した場合に、出力実行ボタン23(この場合は出力停止ボタン23となる)を押すようにしてもよい。つまり、出力実行ボタン23は、制御装置3の起動命令の入力を受け付ける。
本実施形態の出力候補コンテンツ表示命令取得部341は、ユーザが入力デバイス2に入力した出力候補コンテンツの出力実行命令を取得する。つまり、出力候補コンテンツ表示命令取得部341は制御装置3の起動トリガ又は起動中止トリガを取得する。
本実施形態の出力命令手段34は、出力候補コンテンツ表示命令取得部341が出力候補コンテンツの出力実行命令を受け付けた場合、出力候補検索手段33により検索された出力候補コンテンツを出力させる出力命令を出力装置4に向けて出力する。
この処理手順を図10のフローチャートに示した。本実施形態の処理手順は図3に示した第1実施形態の処理手順と共通する。図10には本実施形態の特徴的な処理部分を示し、図3と共通する処理については説明を省略する。S230の後、本実施形態の出力候補コンテンツ表示命令取得部341は、ユーザからの出力候補コンテンツの出力実行命令が入力されたか否かを判断する(S310)。ユーザからの出力実行命令が入力された場合、S231に進み、出力候補コンテンツ又は出力候補コンテンツを出力させるコマンドを示すアイコンメニュの出力命令を生成する。その後の処理は第1実施形態と共通する。
本実施形態によれば、放送局が変更された後に、ユーザが視聴していたテキストコンテンツの情報を取得したいと希望した場合に、簡単な操作で、共通する内容のテキストコンテンツを継続的に取得することができる。つまり、ユーザはテキストコンテンツの選択操作を行う必要がなく、出力実行ボタン23を操作するだけで、変更後の放送局から希望するテキストコンテンツを継続して取得することができる。
<第3実施形態>
第3実施形態は、第1実施形態と出力候補コンテンツの出力条件が異なり、それ以外の点は共通する。すなわち、本実施形態では、出力候補コンテンツの内容が更新された場合、検索した出力候補コンテンツを出力する。ここでは、異なる点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
本実施形態のブロック構成を図11に示した。本実施形態のラジオ放送用受信装置300は、出力命令手段34が出力候補コンテンツの更新を監視する更新監視部342を有する以外は、第1実施形態のブロック構成と共通する。
本実施形態の更新監視部342は、出力候補検索手段33により検索された出力候補コンテンツの内容の更新を監視する。更新監視部342により出力候補コンテンツの内容が更新されたことが検出された場合、出力命令手段34は更新された出力候補コンテンツ又は出力候補コンテンツを出力させるコマンドを示すアイコンメニュを出力させる出力命令を出力装置4に向けて送出する。なお、本実施形態の更新監視部342と第1実施形態の更新監視部340とは、説明の便宜のため異なる符号を付したが、出力候補コンテンツの更新を監視する機能を有する点で共通するため、1の更新監視部(340又は342)による監視結果を共有情報としてもよい。
この処理手順を図12に示した。本実施形態の処理手順は図3に示す第1実施形態の処理手順と共通する。図12には本実施形態の特徴的な処理部分を示し、共通する処理については説明を省略する。S230の後、本実施形態の更新監視部342は、検索された出力候補コンテンツの内容の更新を監視する(S410)。出力命令手段34は、更新監視部342により出力候補コンテンツの内容が更新されたことが検出された場合(S420でY)、S231に進み、出力候補コンテンツ又は出力候補コンテンツを表示させるコマンドを示すアイコンメニュの出力命令を生成する。その後の処理は第1実施形態と共通する。
また、本実施形態で引用する図3に示したS206において、新たに入力された選択命令に基づいて、指示された放送局にチャンネルを変更し、選択されたコンテンツに表示を切替えた場合、ユーザが選択したコンテンツについて、図3のS201以降の処理が行われる。この場合、S212において抽出された選択コンテンツの特定要素は、抽出結果記憶領域322に追加して記憶される。出力候補検索手段33は追加された特定要素を含む記憶されている特定要素に基づいて出力候補コンテンツを検索する(S230)。さらに、更新監視部342は、1又は複数の特定要素に基づいて検索された1又は複数の出力候補コンテンツについて、内容の更新を監視する。選択コンテンツが変更され、特定要素が追加された場合には、追加された特定要素に基づいて検索された出力候補コンテンツについても、内容の更新を監視する。
本実施形態によれば、出力候補コンテンツの内容が更新された場合に、自動的に更新後の出力候補コンテンツを取得することができる。つまり、ユーザは再度出力操作を行うことなく、最新の情報を取得することができる。
第1実施形態乃至第3実施形態における受信器1は特許請求の範囲の受信手段に対応し、実施形態の出力装置4は特許請求の範囲の出力手段に対応し、実施形態の選択コンテンツ特定手段31、特定要素抽出手段32、出力候補検索手段33、出力命令手段34は、特許請求の範囲の選択コンテンツ特定手段、特定要素抽出手段、出力候補検索手段、出力命令手段に対応する。
本実施形態では、ラジオ放送用受信装置100,200,300について説明したが、ラジオ放送用受信方法を使用した場合も、同様に作用し、同様の効果を奏する。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
第1実施形態のラジオ放送用受信装置のブロック構成図である。 (A)(B)は、各放送局が放送する番組のメニュー構成の一例を示す図である。 第1実施形態のラジオ放送用受信装置の制御手順を示す図である。 (A)(B)(C)は、出力候補コンテンツの出力態様を説明するための図である。 (A)(B)(C)は、放送局の変更に伴う表示態様の変化を説明するための第1の図である。 A)(B)(C)は、放送局の変更に伴う表示態様の変化を説明するための第2の図である。 (A)(B)は、出力候補コンテンツが更新された場合の出力態様を説明するための第1の図である。 (A)(B)は、出力候補コンテンツが更新された場合の出力態様を説明するための第2の図である。 第2実施形態のラジオ放送用受信装置のブロック構成図である。 第2実施形態のラジオ放送用受信装置の制御手順を示す図である。 第3実施形態のラジオ放送用受信装置のブロック構成図である。 第3実施形態のラジオ放送用受信装置の制御手順を示す図である。
符号の説明
100,200,300…ラジオ放送用受信装置
1…受信器
11…デコード部
2…入力デバイス
21…チャンネル選択デバイス
22…コンテンツ選択デバイス
23…出力実行ボタン
3…制御装置
31…選択コンテンツ特定手段
311…選択命令取得部
32…特定要素抽出手段
321…特定要素モデル記憶領域
322…抽出結果記憶領域
33…出力候補検索手段
331…放送波監視部
34…出力命令手段
340,342…更新監視部
341…出力候補コンテンツ表示命令取得部


Claims (12)

  1. 音声データを含む第1の情報とテキストデータを含む第2の情報とを少なくとも含む情報を伝送する放送波を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した情報をユーザに向けて出力する出力手段とを有するラジオ放送用受信装置であって、
    前記受信手段により受信される第2の情報の中からユーザにより選択された選択コンテンツを特定する選択コンテンツ特定手段と、
    前記選択コンテンツ特定手段により特定された選択コンテンツの特定要素を抽出し、当該抽出した選択コンテンツの特定要素を少なくとも一時的に記憶する特定要素抽出手段と、
    前記受信手段の受信する放送波が変更されたことを検出した場合、前記変更後の放送波により伝送される第2の情報の中から、前記特定要素抽出手段により抽出された特定要素に基づいて、前記選択コンテンツに対応する出力候補コンテンツを検索する出力候補検索手段と、
    前記出力候補検索手段により検索された出力候補コンテンツを出力させる出力命令を前記出力手段へ向けて送出する出力命令手段とを有するラジオ放送用受信装置。
  2. 前記出力命令手段は、前記出力候補検索手段により検出された出力候補コンテンツを、次の出力候補コンテンツが検索されるまで、順次出力させる出力命令を前記出力手段へ送出する請求項1に記載のラジオ放送用受信装置。
  3. 前記出力命令手段は、前記ユーザから前記出力候補コンテンツの出力命令を受け付けた場合、前記出力候補検索手段により検索された出力候補コンテンツを出力させる出力命令を前記出力手段へ向けて送出する請求項1に記載のラジオ放送用受信装置。
  4. 前記出力命令手段は、前記出力候補検索手段により検索された出力候補コンテンツの内容の更新を監視し、当該出力候補コンテンツの内容が更新された場合、前記更新された出力候補コンテンツを出力させる出力命令を前記出力手段へ向けて送出する請求項1に記載のラジオ放送用受信装置。
  5. 前記出力命令手段は、前記出力候補コンテンツの内容を出力させる命令に代えて、当該出力候補コンテンツを出力させるコマンドを示すアイコンメニュを提示させる出力命令を出力する請求項1〜4のいずれかに記載のラジオ放送用受信装置。
  6. 前記出力命令手段は、前記出力候補コンテンツ又は前記出力候補コンテンツを出力させるコマンドを示すアイコンメニュの出力命令を送出した後、前記出力候補コンテンツの内容の更新を監視し、当該出力候補コンテンツの内容が更新された場合、出力候補コンテンツの内容が更新された旨を報知する情報を出力させる出力命令を前記出力手段へ向けて送出する請求項1〜5のいずれかに記載のラジオ放送用受信装置。
  7. 音声データを含む第1の情報とテキストデータを含む第2の情報とを少なくとも含む情報を伝送する放送波を受信し、受信した情報をユーザが視聴可能なように出力するラジオ放送受信方法であって、
    受信された第2の情報の中からユーザにより選択された選択コンテンツを特定するステップと、
    前記特定された選択コンテンツの特定要素を抽出するとともに、当該抽出した選択コンテンツの特定要素を少なくとも一時的に記憶するステップと、
    前記受信する放送波が変更されたことを検出した場合、前記抽出された特定要素に基づいて、前記変更後の放送波により伝送される第2の情報の中から、前記選択コンテンツに対応する出力候補コンテンツを検索するステップと、
    前記検索された出力候補コンテンツをユーザに向けて出力させるステップとを有するラジオ放送受信方法。
  8. 前記検索された出力候補コンテンツを出力させるステップは、前記検出された出力候補コンテンツを、次の出力候補コンテンツが検索されるまで、順次出力させる請求項7に記載のラジオ放送受信方法。
  9. 前記検索された出力候補コンテンツを出力させるステップは、前記ユーザから前記出力候補コンテンツの出力命令を受け付けた場合、前記検索された出力候補コンテンツを出力させる請求項7に記載のラジオ放送受信方法。
  10. 前記検索された出力候補コンテンツを出力させるステップは、前記検索された出力候補コンテンツの内容の更新を監視し、当該出力候補コンテンツの内容が更新された場合、前記更新された出力候補コンテンツを出力させる請求項7に記載のラジオ放送受信方法。
  11. 前記検索された出力候補コンテンツを出力させるステップは、前記出力候補コンテンツの内容を出力させる命令に代えて、当該出力候補コンテンツを出力させるコマンドを示すアイコンメニュを提示させる請求項7〜10のいずれかに記載のラジオ放送受信方法。
  12. 前記検索された出力候補コンテンツを出力させるステップは、前記出力候補コンテンツ又は前記出力候補コンテンツを出力させるコマンドを示すアイコンメニュの出力命令を送出した後、前記出力候補コンテンツの内容の更新を監視し、当該出力候補コンテンツの内容が更新された場合、出力候補コンテンツの内容が更新された旨を報知する請求項7〜11のいずれかに記載のラジオ放送受信方法。

JP2004279695A 2004-09-27 2004-09-27 ラジオ放送用受信装置及びラジオ放送受信方法 Withdrawn JP2006094326A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004279695A JP2006094326A (ja) 2004-09-27 2004-09-27 ラジオ放送用受信装置及びラジオ放送受信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004279695A JP2006094326A (ja) 2004-09-27 2004-09-27 ラジオ放送用受信装置及びラジオ放送受信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006094326A true JP2006094326A (ja) 2006-04-06

Family

ID=36234841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004279695A Withdrawn JP2006094326A (ja) 2004-09-27 2004-09-27 ラジオ放送用受信装置及びラジオ放送受信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006094326A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010531114A (ja) * 2007-06-18 2010-09-16 クゥアルコム・インコーポレイテッド 無線データシステム情報アラートを提供するデバイスおよび方法
US8670393B2 (en) 2006-04-20 2014-03-11 Qualcomm Incorporated Tagging language for broadcast radio
US8744337B2 (en) 2007-06-18 2014-06-03 Qualcomm Incorporated Apparatus and methods of enhancing radio programming

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8670393B2 (en) 2006-04-20 2014-03-11 Qualcomm Incorporated Tagging language for broadcast radio
JP2010531114A (ja) * 2007-06-18 2010-09-16 クゥアルコム・インコーポレイテッド 無線データシステム情報アラートを提供するデバイスおよび方法
US8638219B2 (en) 2007-06-18 2014-01-28 Qualcomm Incorporated Device and methods of providing radio data system information alerts
US8744337B2 (en) 2007-06-18 2014-06-03 Qualcomm Incorporated Apparatus and methods of enhancing radio programming

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100999768B1 (ko) 디지털 멀티미디어 방송 수신기의 부가정보 저장 및이용방법
KR100686158B1 (ko) 데이터 방송 컨텐츠를 디스플레이하는 장치 및 방법
JP2006311249A (ja) 放送受信機、放送受信制御プログラム及び受信チャンネル切り替え方法
JP2001148813A (ja) 放送受信装置
JP2006245653A (ja) デジタル放送受信機
US20050155062A1 (en) Information service provision
JP2009529274A (ja) 放送信号から受信した情報を選択的に記憶する方法及びシステム
JP2007178212A (ja) 施設検索装置および施設検索方法
JP2006094326A (ja) ラジオ放送用受信装置及びラジオ放送受信方法
JP6652326B2 (ja) コンテンツ起動制御装置、コンテンツ起動方法、およびコンテンツ起動システム
JP2007116367A (ja) 推薦番組告知装置、推薦番組告知方法、推薦番組告知プログラム、および推薦番組告知プログラムを記録した記録媒体
JP2009133662A (ja) 情報提供装置及び情報提供方法
JP2002344403A (ja) 情報ブラウズ装置、情報ブラウズ方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム
JP2009239523A (ja) 動画コンテンツ提供システム
US7978058B2 (en) Digital radio broadcast receiver, radio broadcast receiving unit and digital radio broadcast receiving system
US20010027482A1 (en) Information search and display apparatus
JP5067147B2 (ja) 車載放送受信装置
KR20080058719A (ko) 방송용 단말기 및 이를 위한 선호 방송 프로그램 알림 방법
KR101396361B1 (ko) 디지털 방송 프로그램의 알림 메시지 제공 방법 및 장치
JP2005236901A (ja) 番組受信方法及び番組受信装置
JP2015231202A (ja) データ放送情報制御装置、データ放送情報表示システム、データ放送情報制御方法およびデータ放送情報制御装置プログラム
KR102339168B1 (ko) 디지털 라디오방송 제어방법 및 장치
KR101425262B1 (ko) 텍스트-기반 정보 전송
JP2008300932A (ja) 放送受信機
JP2000358199A (ja) 放送受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20070829

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090805

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090807