JP2006094012A - 符号化方法、復号処理方法および通信装置 - Google Patents

符号化方法、復号処理方法および通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006094012A
JP2006094012A JP2004275677A JP2004275677A JP2006094012A JP 2006094012 A JP2006094012 A JP 2006094012A JP 2004275677 A JP2004275677 A JP 2004275677A JP 2004275677 A JP2004275677 A JP 2004275677A JP 2006094012 A JP2006094012 A JP 2006094012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit
information
length
bits
padding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004275677A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4138723B2 (ja
Inventor
Kosuke Harada
康祐 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2004275677A priority Critical patent/JP4138723B2/ja
Publication of JP2006094012A publication Critical patent/JP2006094012A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4138723B2 publication Critical patent/JP4138723B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Detection And Correction Of Errors (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

【課題】複数の符号器や復号器を備えることなく、パンクチャリングによる符号同期処理の負荷が軽く、符号化率を可変してデータ伝送を行うことを可能とする。
【解決手段】M1−Mビットパディング付加処理部61は、入力情報I0にパディングビットを付加することで予め定めた長さのビット列を生成し、この生成したビット列をLDPC符号器62がLDPC符号化し、これにより得られる符号化されたビット列のうち、パリティビットをM1ビットパンクチャリング処理部63が抽出して、後段の変調器にて搬送波の変調に用いるようにしたものである。
【選択図】 図6

Description

この発明は、誤り訂正符号を用いたもので、特にLDPC符号を用いた通信装置に関する。
無線通信システムにおけるデータの伝送速度を容易に変更する方式として、符号化ビットにパンクチャリングによる符号化ビットの間引き処理を施して、見かけ上の符号化率を上げる手法がよく利用されている。この手法は符号長が固定されない畳み込み符号やターボ符号では、符号中でのパリティビットと組織ビットが規則的に出力されるため、容易に実現可能である。
畳み込み符号系の符号を用いた場合、出力される符号化ビットそのものよりも符号器の状態遷移に情報が乗っているため、パンクチャリングによる間引きに対しても耐性があり、効果も容易に得ることができる。また復号処理も固定された符号長ではなく、符号の途中で打ち切った状態でも復号処理が可能なため受信処理の可変の符号長に対しても適応性が高い。
しかし、ブロック符号は符号出力を代数演算によって復号処理を行なうため、ブロック符号に対してパンクチャリングを行なった場合、単に規則的にパンクチャリングを行なうだけでは、復号で用いる代数演算が適用できなくなり特性が大きく劣化する。
ブロック符号に対するパンクチャリングは、復号時の代数演算で少なくとも一つの解が得られる符号化ビット、もしくは消失訂正能力を有する多元要素を用いた符号に対して、多元要素をバイナリビットに写像した上でビットを間引く必要がある。
このようなパンクチャリングを行なわなければ復号処理ができなくなる。また、パンクチャリングによって符号長が変化した場合、一符号語の符号長で符号同期が送受で行なわれていないといけないため、受信処理の適応性が畳み込み符号と比較して低い。
これに対して、ブロック符号のひとつであるLDPC(Low Density Parity Check)符号(例えば、非特許文献1参照)は、代数演算によって符号が構成されているが、復号処理はLDPC符号中の部分符号の状態遷移によって行なわれるため、LDPC符号以外のブロック符号と比較して、パンクチャリング処理に対する耐性が高い。
しかしながら、LDPC符号は、符号同期が送受で行なわれている必要があるため、符号長の変化に対する適応性は低い。またLDPC符号は、符号構成に対する自由度が非常に高く、様々な符号長及び符号化率に対して多くの符号の構成パターンがあるため、パンクチャリングを行なわないで複数の符号化率の符号器をシステムに組み込んだ場合、すべての符号化率および符号長に対して、それぞれ符号器および復号器を実装する必要があるという問題があった。
Jeongseok Ha and Steven W. McLaughlin," Optima Puncturing of Irregular Low-Density Parity-Check Codes," ICC 2003, pp3110-3114, May 2003.
このようにLDPC符号にパンクチャリングを適用し、複数の符号化率もしくは符号長を用いた通信システムでは、それぞれの符号化率および符号長に対して符号器および復号器を用意する必要があった。
またブロック符号であるLDPC符号の符号長が変更された時に、符号長に対する同期をそのたびに変更する必要があった。さらにLDPC符号のような固定された符号長を持つ符号に対してパンクチャリングを行なった場合、受信した符号語のうち、パンクチャリングによって消失扱いとするビットの符号語全体に対する割合が、特性劣化に大きく影響する問題もあった。
畳み込み符号系の符号に対してパンクチャリングを適用した場合は、全体の符号長に関わらず復号時に状態遷移に必要な符号語の一部分に対するパンクチャリングビットの割合が特性に影響するが、全体の符号長に対する符号語の同期を取る必要性がないため、符号長の変化に対しては適応性が高い。
LDPC符号は、符号本来の性質により全体の符号長が長い場合に非常に良好な特性を得られることが知られている。すなわち符号化率が同じ場合、符号長の長い場合に特性が改善される特徴がある。
従来のLDPC符号に対するパンクチャリング手法では、システムで定められた符号化率を達成するために、はじめに符号化率の低い符号を構成し、その符号器によって符号化された符号化ビット列に対して、パンクチャリングを行なうことによって符号化率を高めるように操作されていた。
この手法で符号化率を変化させた場合は、はじめに構成した符号化率の低い符号で決められた符号長からパンクチャリングを行なうことで、パンクチャリングによって受信しなければならない符号長が変化するために符号語に対する同期が取りにくい。また、はじめに構成された符号の符号長で得られる特性が制限されるために、符号化率が変化するシステムにおいて、必ずしも最適な符号構成であるとは言えなかった。
この発明は上記の問題を解決すべくなされたもので、複数の符号器や復号器を備えることなく、パンクチャリングによる符号同期処理の負荷が軽く、符号化率を可変してデータ伝送を行うことが可能な符号化方法、復号処理方法および通信装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明は、情報ビットにパディングビットを付加して、予め定めた長さのビット列を生成するビット列生成手段と、このビット列生成手段が生成したビット列をLDPC符号化する符号化手段と、この符号化手段によって得られる符号化されたビット列のうち、パリティビットを抽出する抽出手段と、この抽出手段が抽出したパリティビットを用いて搬送波を変調する変調手段とを具備して構成するようにした。
またこの発明では、受信信号を復調する復調手段と、この復調手段が復調した信号から、LDPC符号のパリティビットの各ビットについての尤度情報を生成する尤度情報生成手段と、尤度情報生成手段が生成した尤度情報と、予め設定されたパディングビットの各ビットに相当する尤度情報と、予め設定された情報ビットの各ビットに相当する尤度情報とを用いて、LDPC復号を行う復号手段とを具備して構成するようにした。
以上述べたように、この発明は、送信側において、情報ビットにパディングビットを付加することで予め定めた長さのビット列を生成し、この生成したビット列をLDPC符号化し、これにより得られる符号化されたビット列のうち、パリティビットを抽出して搬送波の変調に用いるようにしている。
そして、受信側において、復調した信号からLDPC符号のパリティビットの各ビットについての尤度情報を生成し、この尤度情報と、予め設定されたパディングビットの各ビットに相当する尤度情報と、予め設定された情報ビットの各ビットに相当する尤度情報とを用いて、LDPC復号を行うようにした。
したがって、この発明によれば、符号化するビット列の長さを一定になるようにパディングビットを付加するので、複数の符号器や復号器を備えなくても、情報ビット長を可変することで符号化率を可変したデータ伝送が行え、パンクチャリングによる符号同期処理の負荷が軽減可能な符号化方法、復号処理方法および通信装置を提供できる。
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について説明する。
図1に示す通信システムは、複数の符号化率もしくは符号長のLDPC(Low Density Parity Check)符号に対応するために、各符号長および符号化率に対応する符号器11a〜11cを送信装置に備えるとともに、各符号長および符号化率に対応する復号器14a〜14cを受信装置に備えている。
送信装置においては、入力情報I0が選択的に符号器11a〜11cのいずれかに入力されて符号化され、変調器12にて変調された後、通信路Tを通じて受信装置に伝送される。
受信装置においては、通信路Tを通じて入力された信号が復調器13で復調された後、選択的に復号器14a〜14cのいずれかに入力されて復号され、入力情報I1が得られる。受信装置側で用いられる復号器は、送信装置側で用いられた符号器に対応するものである。
以上のような通信システムでは、複数の符号器11a〜11cおよび復号器14a〜14cを実装する必要があるために、消費電力および実装のコストが掛かる。また、多様な符号化率を要求される場合に、その要求に対して実装上制限が生じる場合があり、問題となる。
図2に示す通信システムは、送信装置に一つの符号器21を備え、受信装置に一つの復号器26を備え、パンクチャリングによって符号化ビット長を可変することで複数の符号化率に対応するものである。
送信装置においては、入力情報I0が符号器21によって例えば符号化率1/2で符号化された後、パンクチャリング処理部22でパンクチャリングされ符号化ビット長が可変され、これにより符号化率が3/4となる。そして、変調器23にて変調された後、通信路Tを通じて受信装置に伝送される。
受信装置においては、通信路Tを通じて入力された信号が復調器24で復調され、これにより符号化率3/4のビット列が得られる。このビット列は、デパンクチャリング処理部25でデパンクチャされる。この時、符号化ビット長は、未知のビットを含むため、符号化率は3/4のままである。そしてこれが復号器26によって復号され入力情報I1が得られる。
図2に示す通信システムでは、符号器21に固定符号長であるLDPC符号を用い、パンクチャリング処理部22によって符号長が変化するため、受信装置は、送信される符号長を何らかの形で知る必要がある。
また、LDPC符号は符号長が長いほど良好な誤り率特性が得られるが、上記通信システムでは、符号器21により固定された符号長によって符号化された符号化ビット列から、パンクチャリング処理部22のパンクチャリングによってビットが間引かれる。このため、送信装置で定義された符号の中にパンクチャリングによって間引かれたビットを、受信装置における復号時に、未知のビットとして復号処理する必要がある。
このようにパンクチャリングによって符号化率を上げることは、送信側で定義された符号語中の未知のビットの割合が増加することを意味し、このことによって受信符号語中の未知のビットが増加して、復号特性が劣化することになる。
この発明は、パンクチャリングにより複数の符号化率を選択的に用いて通信する通信システムを対象とするものであって、符号器にLDPC符号を用いた場合に、送信する符号長がパンクチャリングによっても変化しないパンクチャリングの手法と、パンクチャリングによって受信する符号語中に未知のビット割合が増加するのを防ぐ符号の構成方法を提案する。
図3にLDPC符号によって符号化された符号化ビット列の構成を示す。LDPC符号によって符号化された符号化ビット列は、伝送を目的とする情報ビットと、この情報ビットに基づいてLDPC符号器によって生成される冗長ビット列とから構成される。
ここで、LDPCによって符号化された符号化ビット列の符号長をLとし、情報ビット長をMとし、LDPC符号器によって生成された冗長ビット長をKとし、その符号の符号化率をRとする。この場合、符号化率Rは、R=M/L=M/(M+K)である。
このような符号化ビット列に対して、パンクチャリングを行う送信装置の構成を図4に示す。なお、図4では、Eビットパンクチャリング処理部42の後段に設けられる変調器の図示は省略してある。
入力情報I0は、上記符号長Mビットの情報ビットである。符号器41は、上記情報ビットを符号化率R=M/Lで符号化し、図3に示したような符号化ビット列を生成する。Eビットパンクチャリング処理部42は、上記符号化ビット列に対してパンクチャリングを施してLビットのうちEビットを間引く。
これにより図3に示した符号化ビット列には、図5に示すように未送信ビットが生じることになる。これにより、符号化率R1は、R1=M/(L−E)=M/(M+K−E)となり、符号化率が上がる。
これに対して受信装置は、受信するべき符号化ビットLのうち、Eビットを未知のビットとして穴埋めして復号動作を行なう。図4に示した送信装置に対する受信動作では、受信した符号化ビット長はL−Eであり、本来受信するビット数Lに対して未知のビットの割合は、E/Lである。LDPC符号を用いた場合は、符号長Lが大きいほど良好な特性が得られる。
しかしながら、パンクチャリングによって符号化率を高めていくと、Lに対してEの割合が大きくなるために、パンクチャリングを行なわないで符号化率を高めたものと比較して、大きな特性劣化が生じることになる。また、Eビットのパンクチャリングによって、送信される符号化ビット長L−Eは変化するため、受信装置は送信された符号長に対する同期が取れていなければならない。
これに対して図6に示す送信装置では、図3の構成のLDPC符号に対して以下のようなパンクチャリングを適用する。なお、図6では、M1ビットパンクチャリング処理部63の後段に設けられる変調器の図示は省略してある。
入力情報I0は、上記符号長Mビットの情報ビットである。M1−Mビットパディング付加処理部61は、上記情報ビットの前段に、M1−Mビットのパディングビット列を付加し、情報長M1(>M)のビット列を生成し、LDPC符号器62に出力する。
LDPC符号器62は、パディングビット列が付加された情報長M1のビット列が入力され、これを符号化率R2=M1/L1でLDPC符号化して、情報長K1の冗長ビット列を生成/付加して図7に示したような符号化ビット列を生成する。M1ビットパンクチャリング処理部63は、上記符号化ビット列に対してパンクチャリングを施して、上記L1ビットのうち冗長ビット列のみを出力する。
すなわち、符号長Mビットの情報ビットに対して、M1−Mビットパディング付加処理部61によって情報の穴埋めを行って、情報長をM1にしてLDPC符号器62に入力する。そしてLDPC符号器62によって、情報長K1に冗長ビットを生成し/付加して、情報長L1の符号化ビット列を生成する。
そして、M1ビットパンクチャリング処理部63により、上記符号化ビット列のうち、LDPC符号器62に入力されたM1情報ビットに対してパンクチャリングを行なって、冗長ビットK1のみを出力するようにしている。受信装置においてパディングビットは既知のビットであるため、符号化ビットの符号化率R3=M/K1となる。なお、当然、M<K1でなければならない。
また上記構成の送信装置では、はじめに定義したLDPC符号器62の冗長ビット長K1は、M1ビットパンクチャリング処理部63のパンクチャリングによって変化しないため、パンクチャリングによって送信ビット長は変わらない。このため、送信装置−受信装置間で、符号化率を変化させても符号長が変化せず、両装置の間で符号長に対する同期を取る必要なく通信が可能となる。
次に、図4に示した送信装置と、図6に示した送信装置について、具体例を挙げて比較する。以下の説明では、入力情報(情報ビット)の情報長を500ビット、送信する符号長を800ビット、符号化率5/8と固定した場合を例に挙げる。
まず図4に示した送信装置について説明すると、符号器41は、入力情報ビット長500ビット、符号化ビット長1000ビット、符号化率0.5の符号器とする。情報長500ビットと、符号器41によって生成されたパリティ500ビットの合計1000ビットの符号化ビットのうち、200ビットをパンクチャリングして、これにより送信符号ビットを800ビットとする。この時、受信装置において、全符号ビットのうち、未知のビットとして扱われる符号化ビットの割合は、200/1000=0.2となる。
これに対して図6に示した送信装置では、LDPC符号器62は、入力情報ビット長1700ビット、符号化ビット長2500ビット、符号化率0.65の符号器とする。そして、このようなLDPC符号器62に対応するために、M1−Mビットパディング処理部61は、情報長500ビットに対して、1200ビットのパディングを施し、1700ビットのビット列を生成する。なお、このパディングで用いたビット列は、受信装置においても既知なものである。
そして、LDPC符号器62がパリティ800ビットを生成し、入力されたパディングビットを含む情報ビット1700ビットと合わせ、合計2500ビットの符号化ビット列を生成する。
そして、M1ビットパンクチャリング処理部63は、上記合計2500ビットの符号化ビット列のうち、LDPC符号器62が生成したパリティ800ビットのみを後段の変調器(図示しない)に出力して、受信装置に向け送信する。したがって符号化率、すなわち入力ビット長/送信ビット長=500/800=5/8である。
これに対して受信装置では、上記パリティ800ビットを受信した後、パディングビットを除く情報ビットは未知のビットとして扱い、パディングビットに関しては既知の情報として、復号器で扱うことによって、符号長2500ビット、情報ビット長1700ビットの復号処理が可能となり、情報ビットである500ビットの復号情報を得る。
この時、復号器では、符号化ビット長2500ビットに対し、パリティ800ビットは受信情報であり、情報ビット中のパディングビットは既知の情報であるため、未知の情報は情報500ビットのみであり、復号器から見た全符号ビット中の未知のビットの割合は、500/2500=0.2となり、前述の図4に示した送信装置と同じとなる。
しかしながら、はじめに用意しているLDPC符号の符号長が、図4に示した送信装置が1000ビットであるのに対し、図6に示した送信装置では、符号長2500ビットの符号器を用意している。このために、LDPC符号の全符号化ビット長が大きいものの方が利得を得られることより、優れた特性を発揮することになる。
更に図6に示した送信装置では、はじめに用意するLDPC符号器62において、入力情報ビット長をより長くすることにより、受信装置における全符号長に対する未知ビットの割合を下げることができ、復号性能が向上させることも可能である。また、受信装置の復号器への受信符号化ビット長を変更することなく、ひとつの復号器で複数の符号化率の受信データに対応可能となる。
次に、図6に示した送信装置に対応する受信装置について説明する。この受信装置の構成を図8に示す。なお、以下の説明では、上述したビット長を例に挙げて説明する。図8に示す受信装置は、復調器81、受信メトリック生成処理部82、パディングビットメトリック付加処理部83、パンクチャビットメトリック付加処理部84、LDPC復号器85およびパディングビット除去処理部86を備える。
復調器81は、通信路を通じて、図6に示した送信装置から受信した信号を復調し、この復調結果を受信メトリック生成処理部82に出力する。図9(a)に示すように、送信装置から送信されるビット列は、パディングビット、情報ビットおよびパリティビットのうち、パリティビットのみであるため、上記復調結果にはこのパリティビットの情報が含まれる。
これに対して受信メトリック生成処理部82は、上記復調結果に基づいて、パリティビット(800ビット)に対する受信メトリック値を生成し、これをパディングビットメトリック付加処理部83に出力する。
パディングビットメトリック付加処理部83は、図9(b)に示すように、パディングビット(1200ビット)に対する受信メトリック値を生成し、受信メトリック生成処理部82で生成した受信メトリック値に付加し、パンクチャビットメトリック付加処理部84に出力する。なお、上記パディングビットは、予め送信側と申し合わせた既知の系列であるため、例えば確率値が1というように、受信ビットが確定するメトリック値を付加する。
パンクチャビットメトリック付加処理部84は、図9(c)に示すように、情報ビット(500ビット)に対する受信メトリック値を生成し、パディングビットメトリック付加処理部83の出力に付加し、LDPC復号器85に出力する。これにより、1フレームの長さに相当するビット列が完成する。
なお、上記情報ビットは、不確定なものであり、もともと送信されていないため、情報ビットについては消失と見なし、ここでは、メトリック値はどちらにも確定されないメトリック(例えば確率値0.5となる)を付加する。
LDPC復号器85は、図9(c)に示すような符号化ビット列に対するメトリック値に基づいて、LDPC復号する。この復号結果は、パディングビット除去処理部86に出力される。なお、この復号結果には、パディングビットが含まれる。
パディングビット除去処理部86は、上記復号結果からパディングビットを取り除いて、所望の情報ビット(500ビット)を抽出する。
次に、LDPC復号器85が行うLDPC復号について詳述する。このLDPC復号は、例えば図10に示すような2部グラフでその概念が説明できる。この図に示すように、複数の変数ノードa、b、c、d、e、f、g、h、i、j,kが、少なくとも1つの検査ノードA、B、C、D、E、F、G、Hに対応づけられており、この対応関係はパリティ検査式に応じて定められる。
変数ノードa、b、c、d、e、f、g、h、i、j,kには、パンクチャビットメトリック付加処理部84から出力されるメトリック値がそれぞれ入力され、検査ノードA、B、C、D、E、F、G、Hは対応する変数ノードからメトリック値を取得して演算を行う。そして、変数ノードは対応する検査ノードから演算結果を取得して演算を行う。このような演算を繰り返すことで、いわゆるLDPC復号を行う。
パリティビットに対するメトリックをr1〜r4、パディングビットに対するメトリックをd1〜d4、情報ビットに対するメトリックをe1〜e3とした場合に、図9に示されるようなフレーム構成で受信された受信メトリックを、図11に示すように設定する。
ここでパディングされたビットに対するメトリックd1〜d3は、例えば確率値1がそれぞれ設定され、パンクチャされた情報ビットに対するメトリック値e1〜e3は、例えば確率値0.5が設定される。これらのメトリックを設定した後、上述したような通常のLDPC復号を行なう。
この復号を行なった場合、通常はじめに定義したLDPC符号器における入力情報ビット、すなわち、情報ビットおよびパディングビットを情報ビットと見なして出力するが、そのうち必要な情報ビットのみを出力することで所望の情報ビットが得られる。
具体的には、図11に示すように、変数ノードa、b、c、d、e、f、g、h、i、j,kに、受信パリティビット、既知のパディングビット、未知の情報ビットを含んだメトリック値を入力すると、対応する検査ノードA、B、C、D、E、F、G、Hによってそれぞれ定義されるパリティ検査に基づくメトリックが求められる。
例えば、図12(a)に示すように、検査ノードAで構成されるパリティ検査は、変数ノードa,b,cのビットに対してパリティ検査を行う。また検査ノードFの場合は、変数ノードc,g,j,kに対してパリティ検査を行う。
この場合、変数ノードgは、既知のパディングビットであるため、確率値1のメトリック値を取る。また、変数ノードj,kは、未知の情報ビットであるため、確率値0.5のメトリック値を取る。
同様にして、すべての検査ノードについてのパリティ検査に対するメトリック値をそれぞれ求めた後、すべての変数ノードに対して、結線されているすべての検査ノードのメトリック値により、各変数ノードに対応している符号化ビットのメトリック値を再度得る。図12(b)は、変数ノードaに着目したもので、検査ノードA、Bのメトリック値よりメトリック値を得る様子を示している。
これを繰り返すと、復号開始時に入力した符号化ビットのメトリック値が、復号での各検査ノードで求めたパリティ検査に対するメトリック値によって更新されていき、はじめに未知で入力した情報ビットの確率値0.5のメトリックも更新され、最終的に未知の情報ビットに対して復号が可能となる。
図13に、図6に示した送信装置の第1の変形例を示す。
この送信装置では、まずパディングビット付加処理部131が、入力される情報ビット(入力情報I0)にパディングビット列を付加し、LDPC符号器132に出力する。これにより、LDPC符号器132には、一定の情報長のビット列が入力されることになる。
LDPC符号器132は、パディングビット列が付加された情報ビットが入力され、パディングビットを含む情報ビットに対してLDPC符号化を行い、符号化ビット列を生成する。
パンクチャリング処理部133は、上記符号化ビット列に対して、パリティビット以外のビットをパンクチャリングし、すなわちパリティビットのみを抽出して出力する。変調器134は、上記パリティビットを用いて変調を行い、送信信号として出力する。
このような構成の送信装置を、図6に示した送信装置に代わって適用しても同様の効果を奏する。
図14に、図6に示した送信装置の第2の変形例を示す。
この送信装置では、図13に示した送信装置に、パンクチャリング処理部133の出力に対してインターリーブ処理を行う機能を付加したものである。
まずパディングビット付加処理部141が、入力される情報ビット(入力情報I0)にパディングビット列を付加し、LDPC符号器142に出力する。これにより、LDPC符号器142には、一定の情報長のビット列が入力されることになる。
LDPC符号器142は、パディングビット列が付加された情報ビットが入力され、パディングビットを含む情報ビットに対してLDPC符号化を行い、符号化ビット列を生成する。
パンクチャリング処理部143は、上記符号化ビット列に対して、パリティビット以外のビットをパンクチャリングし、すなわちパリティビットのみを抽出して出力する。
インターリーブ処理部144は、パンクチャリング処理部143から出力されるパリティビットにインターリーブ処理を施し、変調器144に出力する。これに対して、変調器144は、上記インターリーブ処理が施されたパリティビットを用いて変調を行い、送信信号として出力する。
このような構成の送信装置を、図6に示した送信装置に代わって適用しても同様の効果を奏する。
また、図6、図13および図14に示した送信装置では、パディングビットを付加した情報ビット列のフレーム構成は、図15(a)に示すようなものを前提として説明したが、これに限定させるものではなく、図15(b)に示すようなフレーム構成であってもよい。またパディングビット付加処理では、これらのフレーム構成に限定されるものではなく、種々のフレーム構成が可能である。
図16に、図6に示した送信装置の第3の変形例を示す。
この送信装置では、図13に示した送信装置に、パディングビット付加処理部131の出力に対してインターリーブ処理を行う機能を付加したものである。
まずパディングビット付加処理部161が、入力される情報ビット(入力情報I0)にパディングビット列を付加し、インターリーブ処理部162に出力する。これにより、インターリーブ処理部162には、一定の情報長のビット列が入力されることになる。
インターリーブ処理部162は、パディングビット付加処理部161から出力されるビット列にインターリーブ処理を施し、LDPC符号器163に出力する。
LDPC符号器163は、パディングビット列が付加され、インターリーブされたビット列が入力され、これに対してLDPC符号化を行い、符号化ビット列を生成する。
パンクチャリング処理部164は、上記符号化ビット列に対して、パリティビット以外のビットをパンクチャリングし、すなわちパリティビットのみを抽出して出力する。
変調器165は、上記パンクチャリング処理部164にて抽出されたパリティビットを用いて変調を行い、送信信号として出力する。
このような構成の送信装置を、図6に示した送信装置に代わって適用しても同様の効果を奏する。
なお、図13に示した送信装置に対応する受信装置の一例を図17に示す。
復調器171は、通信路を通じて、図13に示した送信装置から受信した信号を復調し、この復調結果を受信メトリック生成処理部172に出力する。上記送信装置から送信されるビット列は、パディングビット、情報ビットおよびパリティビットのうち、パリティビットのみであるため、上記復調結果にはこのパリティビットの情報が含まれる。
これに対して受信メトリック生成処理部172は、上記復調結果に基づいて、パリティビットに対する受信メトリック値を生成し、これを未送信ビットメトリック付加処理部173に出力する。
未送信ビットメトリック付加処理部173は、送信装置から送信されていない情報ビットに対するメトリック値を未知のビットとして、例えば確率値0.5のメトリック値とし、同様に送信されていないパディングビットに対するメトリックを既知のビットとして、例えば確率値1のメトリック値とし、これらのメトリック値を上記パリティビットに付加する。
これにより、送信装置のLDPC符号器132より出力されたすべての符号化ビットに対するメトリック値を含むフレームが生成され、LDPC復号器174に出力される。なお、当該受信装置において、上記送信装置から送信される信号のフレーム構成は既知であるものとする。
LDPC復号器174は、未送信ビットメトリック付加処理部173から出力されるメトリック値に基づいて、LDPC復号する。この復号結果は、パディングビット除去処理部175に出力される。なお、この復号結果には、パディングビットが含まれる。
パディングビット除去処理部175は、上記復号結果からパディングビットを取り除いて、所望の情報ビット(復号情報)Idを抽出する。
次に、図14に示した送信装置に対応する受信装置の一例を図18に示す。
復調器181は、通信路を通じて、図14に示した送信装置から受信した信号を復調し、この復調結果を受信メトリック生成処理部182に出力する。上記送信装置から送信されるビット列は、パディングビット、情報ビットおよびパリティビットのうち、パリティビットのみであるため、上記復調結果にはこのパリティビットの情報が含まれる。
これに対して受信メトリック生成処理部182は、上記復調結果に基づいて、パリティビットに対する受信メトリック値を生成し、これを未送信ビットメトリック付加処理部183に出力する。
未送信ビットメトリック付加処理部183は、送信装置から送信されていない情報ビットに対するメトリック値を未知のビットとして、例えば確率値0.5のメトリック値とし、同様に送信されていないパディングビットに対するメトリックを既知のビットとして、例えば確率値1のメトリック値とし、これらのメトリック値を上記パリティビットに付加する。
これにより、送信装置のLDPC符号器142より出力されたすべての符号化ビットに対するメトリック値を含むフレームが生成され、デインターリーブ処理部184に出力される。なお、当該受信装置において、上記送信装置から送信される信号のフレーム構成は既知であるものとする。
デインターリーブ処理部184は、未送信ビットメトリック付加処理部183から出力されるメトリック値に対して、デインターリーブ処理を施し、この処理結果をLDPC復号器185に出力する。
LDPC復号器185は、デインターリーブ処理部184から出力されるメトリック値に基づいて、LDPC復号する。この復号結果は、パディングビット除去処理部186に出力される。なお、この復号結果には、パディングビットが含まれる。
パディングビット除去処理部186は、上記復号結果からパディングビットを取り除いて、所望の情報ビット(復号情報)Idを抽出する。
次に、図16に示した送信装置に対応する受信装置の一例を図19に示す。
復調器191は、通信路を通じて、図16に示した送信装置から受信した信号を復調し、この復調結果を受信メトリック生成処理部192に出力する。上記送信装置から送信されるビット列は、パディングビット、情報ビットおよびパリティビットのうち、パリティビットのみであるため、上記復調結果にはこのパリティビットの情報が含まれる。
これに対して受信メトリック生成処理部192は、上記復調結果に基づいて、パリティビットに対する受信メトリック値を生成し、これを未送信ビットメトリック付加処理部193に出力する。
未送信ビットメトリック付加処理部193は、送信装置から送信されていない情報ビットに対するメトリック値を未知のビットとして、例えば確率値0.5のメトリック値とし、同様に送信されていないパディングビットに対するメトリックを既知のビットとして、例えば確率値1のメトリック値とし、これらのメトリック値を上記パリティビットに付加する。
これにより、送信装置のLDPC符号器163より出力されたすべての符号化ビットに対するメトリック値を含むフレームが生成され、LDPC復号器194に出力される。なお、当該受信装置において、上記送信装置から送信される信号のフレーム構成は既知であるものとする。
LDPC復号器194は、未送信ビットメトリック付加処理部193から出力されるメトリック値に基づいて、LDPC復号する。この復号結果は、デインターリーブ処理部195に出力される。なお、この復号結果には、パディングビットが含まれる。
デインターリーブ処理部195は、LDPC復号器194から出力されるビット列に対して、デインターリーブ処理を施し、この処理結果をパディングビット除去処理部196に出力する。パディングビット除去処理部196は、上記処理結果からパディングビットを取り除いて、所望の情報ビット(復号情報)Idを抽出する。
また、上述した通信システムは、符号化率を可変する構成とすることも可能である。以下、符号化率を可変する通信システムの構成例について説明する。
前述したように、送信装置がLDPC符号によって生成されたパリティビットのみを送信するため、LDPC符号器への入力ビット長を固定にした場合、出力パリティ符号長は常に変わらない。
また、前述した送信装置では、情報ビットに対してパディングを施すことにより、LDPC符号器への入力ビット長を固定している。さらに、以下で説明する送信装置は、情報ビット長を変化させ、それに応じた長さのパディングビットを付加することで、LDPC符号器への入力ビット長を一定にし、これにより、出力符号長を固定して、符号化率の異なる符号化ビットを生成するものである。
図20は、上述したような符号化率を可変する送信装置の構成を示すものである。この送信装置は、図21に示すように、符号化ビットに、入力情報I0のビット長を示す入力情報ビット長情報を加えたフレーム構成で送信を行う。なお、フレーム構成は、これに限定されるものではなく、符号化ビットと入力情報ビット長情報とが前後してもよく、あるいは混在してもよい。
この送信装置では、まず入力ビット長検出部206が入力される情報ビット(入力情報I0)の情報長を検出し、この検出した情報長をパディングビット付加処理部201および入力ビット長情報生成処理部207に通知する。
これに対して入力ビット長情報生成処理部207は、入力ビット長検出部206が検出した情報長を示す入力情報ビット長情報を生成し、入力ビット長情報付加処理部204に出力する。
一方、パディングビット付加処理部201は、入力される情報ビット(入力情報I0)に、入力ビット長検出部206が検出した情報長に応じたビット長のパディングビット列を付加し、LDPC符号器202に出力する。これにより、LDPC符号器202には、一定の情報長のビット列が入力されることになる。
LDPC符号器202は、パディングビット列が付加された情報ビットが入力され、パディングビットを含む情報ビットに対してLDPC符号化を行い、符号化ビット列を生成する。
パンクチャリング処理部203は、上記符号化ビット列に対して、パリティビット以外のビットをパンクチャリングし、すなわちパリティビットのみを抽出して出力する。
入力ビット長情報付加処理部204は、パンクチャリング処理部203が出力するパリティビットに、入力ビット長情報生成処理部207が生成した入力情報ビット長情報を付加し、変調器205に出力する。
変調器205は、入力ビット長情報付加処理部204から入力されるビット列を用いて変調を行い、送信信号として出力する。
このような構成の送信装置によれば、情報ビット長を変化させることで、符号化率の異なる符号化ビットを生成し、送信することができる。
また、上入力情報ビット長情報は、誤り訂正の符号化処理が施されているものであっても構わない。このような誤り訂正の符号化処理を行う機能を備えた送信装置を図22に示す。
この送信装置は、図21に示すように、符号化ビットに、入力情報I0のビット長を示す入力情報ビット長情報を加えたフレーム構成で送信を行う。なお、フレーム構成は、これに限定されるものではなく、符号化ビットと入力情報ビット長情報とが前後してもよく、あるいは混在してもよい。
そして、この送信装置では、まず入力ビット長検出部226が入力される情報ビット(入力情報I0)の情報長を検出し、この検出した情報長をパディングビット付加処理部221および入力ビット長情報生成処理部227に通知する。
これに対して入力ビット長情報生成処理部227は、入力ビット長検出部226が検出した情報長を示す入力情報ビット長情報を生成し、符号化処理部228に出力する。符号化処理部228は、上記入力情報ビット長情報を符号化処理して、入力ビット長情報付加処理部224に出力する。
一方、パディングビット付加処理部221は、入力される情報ビット(入力情報I0)に、入力ビット長検出部226が検出した情報長に応じたビット長のパディングビット列を付加し、LDPC符号器222に出力する。これにより、LDPC符号器222には、一定の情報長のビット列が入力されることになる。
LDPC符号器222は、パディングビット列が付加された情報ビットが入力され、パディングビットを含む情報ビットに対してLDPC符号化を行い、符号化ビット列を生成する。
パンクチャリング処理部223は、上記符号化ビット列に対して、パリティビット以外のビットをパンクチャリングし、すなわちパリティビットのみを抽出して出力する。
入力ビット長情報付加処理部224は、パンクチャリング処理部22が出力するパリティビットに、符号化処理部228にて符号化処理された入力情報ビット長情報を付加し、変調器225に出力する。
変調器225は、入力ビット長情報付加処理部224から入力されるビット列を用いて変調を行い、送信信号として出力する。
このような構成の送信装置によっても、情報ビット長を変化させることで、符号化率の異なる符号化ビットを生成し、送信することができる。
なお、図20に示した送信装置に対応する受信装置の一例を図23に示す。
復調器231は、通信路を通じて、図20に示した送信装置から受信した信号を復調し、この復調結果を受信メトリック生成処理部232および入力ビット長情報検出部236に出力する。上記送信装置から送信されるビット列は、パリティビットと入力情報ビット長情報であり、上記復調結果にはこれらの情報が含まれる。
入力ビット長情報検出部236は、上記復調結果から上記入力情報ビット長情報を検出し、これをパディングビット除去処理部235に出力する。
一方、受信メトリック生成処理部232は、上記復調結果に基づいて、パリティビットに対する受信メトリック値を生成し、これを未送信ビットメトリック付加処理部233に出力する。
未送信ビットメトリック付加処理部233は、送信装置から送信されていない情報ビットに対するメトリック値を未知のビットとして、例えば確率値0.5のメトリック値とし、同様に送信されていないパディングビットに対するメトリックを既知のビットとして、例えば確率値1のメトリック値とし、これらのメトリック値を上記パリティビットに付加する。
これにより、送信装置のLDPC符号器202より出力されたすべての符号化ビットに対するメトリック値を含むフレームが生成され、LDPC復号器234に出力される。なお、当該受信装置において、上記送信装置から送信される信号のフレーム構成は既知であるものとする。
LDPC復号器234は、未送信ビットメトリック付加処理部233から出力されるメトリック値に基づいて、LDPC復号する。この復号結果は、パディングビット除去処理部235に出力される。なお、この復号結果には、パディングビットが含まれる。
パディングビット除去処理部235は、上記復号結果からパディングビットを取り除き、さらに、入力ビット長情報検出部236が検出した入力情報ビット長情報に基づいて、情報ビット長分の情報ビットを切り出し、復号情報Idを抽出する。
このような構成の受信装置によれば、固定された符号長のフレームの信号を受信するものの、情報ビット長が長い場合には符号化率の高い情報を受信し、一方、情報ビット長が短い場合には符号化率の低い情報を受信することになるので、送信装置側で情報ビット長の可変によって可変する符号化率の情報を受信することができる。
なお、上記構成の受信装置では、送信した情報ビット長は、入力情報ビット長情報で示すようにしたが、これに代わって例えば、パディングビット長によって示すことも可能であり、同様の処理によって受信することができる。
また、図22に示した送信装置に対応する受信装置の一例を図24に示す。
復調器241は、通信路を通じて、図20に示した送信装置から受信した信号を復調し、この復調結果を受信メトリック生成処理部242および入力ビット長情報復号部246に出力する。上記送信装置から送信されるビット列は、パリティビットと、符号化された入力情報ビット長情報であり、上記復調結果にはこれらの情報が含まれる。
入力ビット長情報復号部246は、上記復調結果に対して復号処理を施し、この復号結果を入力ビット長情報検出部247に出力する。
入力ビット長情報検出部247は、上記復号結果から上記入力情報ビット長情報を検出し、これをパディングビット除去処理部245に出力する。
一方、受信メトリック生成処理部242は、上記復調結果に基づいて、パリティビットに対する受信メトリック値を生成し、これを未送信ビットメトリック付加処理部243に出力する。
未送信ビットメトリック付加処理部243は、送信装置から送信されていない情報ビットに対するメトリック値を未知のビットとして、例えば確率値0.5のメトリック値とし、同様に送信されていないパディングビットに対するメトリックを既知のビットとして、例えば確率値1のメトリック値とし、これらのメトリック値を上記パリティビットに付加する。
これにより、送信装置のLDPC符号器222より出力されたすべての符号化ビットに対するメトリック値を含むフレームが生成され、LDPC復号器244に出力される。なお、当該受信装置において、上記送信装置から送信される信号のフレーム構成は既知であるものとする。
LDPC復号器244は、未送信ビットメトリック付加処理部243から出力されるメトリック値に基づいて、LDPC復号する。この復号結果は、パディングビット除去処理部245に出力される。なお、この復号結果には、パディングビットが含まれる。
パディングビット除去処理部245は、上記復号結果からパディングビットを取り除き、さらに、入力ビット長情報検出部247が検出した入力情報ビット長情報に基づいて、情報ビット長分の情報ビットを切り出し、復号情報Idを抽出する。
このような構成の受信装置によっても、固定された符号長のフレームの信号を受信するものの、情報ビット長が長い場合には符号化率の高い情報を受信し、一方、情報ビット長が短い場合には符号化率の低い情報を受信することになるので、送信装置側で情報ビット長の可変によって可変する符号化率の情報を受信することができる。
なお、上記構成の受信装置では、送信した情報ビット長は、入力情報ビット長情報で示すようにしたが、これに代わって例えば、パディングビット長によって示すことも可能であり、同様の処理によって受信することができる。
次に、ユーザによって指定される符号化率で符号化を行う送信装置について説明する。図25は、その構成を示すものである。
この送信装置は、図21に示すように、符号化ビットに、入力情報I0のビット長を示す入力情報ビット長情報を加えたフレーム構成で送信を行う。なお、フレーム構成は、これに限定されるものではなく、符号化ビットと入力情報ビット長情報とが前後してもよく、あるいは混在してもよい。
送信に先立って、ユーザは、図示しないインターフェースを通じて、符号化率Rの入力を行う。この入力された符号化率Rは、符号化率情報I2として、入力ビット長算出部257に入力される。
入力ビット長算出部257は、後述するLDPC符号器253で生成されるパリティビット長Kと、上記符号化率情報I2(R)とに基づいて、入力情報I0をパケット化する際の情報長Mを決定し、これを入力情報パケット化部251、パディングビット付加処理部252および入力ビット長情報生成処理部258に通知する。なお、情報長Mは、M=KRであり、LDPC符号器253における一回の符号化処理で、処理される情報長である。
これに対して入力ビット長情報生成処理部258は、入力ビット長算出部257から通知された情報長を示す入力情報ビット長情報を生成し、入力ビット長情報付加処理部255に出力する。
一方、入力情報パケット化部251は、入力された入力情報I0を、順次、入力ビット長算出部257から通知された情報長のパケットデータに変換し、パディングビット付加処理部252に出力する。これにより、入力情報I0は、一回の符号化処理に必要な情報ビット長に切り分けられる。
パディングビット付加処理部252は、入力情報パケット化部251から出力されるパケットデータに、入力ビット長算出部257から通知された情報長に応じたビット長のパディングビット列を付加し、LDPC符号器253に出力する。これにより、LDPC符号器253には、一定の情報長のビット列が入力されることになる。
LDPC符号器253は、パディングビット列が付加された情報ビットが入力され、パディングビットを含む情報ビットに対してLDPC符号化を行い、符号化ビット列を生成する。
パンクチャリング処理部254は、上記符号化ビット列に対して、パリティビット以外のビットをパンクチャリングし、すなわちパリティビットのみを抽出して出力する。
入力ビット長情報付加処理部255は、パンクチャリング処理部254が出力するパリティビットに、入力ビット長情報生成処理部258が生成した入力情報ビット長情報を付加し、変調器256に出力する。
変調器256は、入力ビット長情報付加処理部255から入力されるビット列を用いて変調を行い、送信信号として出力する。
このような構成の送信装置によれば、ユーザの要求に応じた符号化率の異なる符号化ビットを生成し、送信することができる。
なお、上記構成の送信装置に対応する受信装置の一例として、図23に示したものが考えられる。
なお、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
複数の符号器および復号器を備える通信システムの構成を示す回路ブロック図。 パンクチャリングを行う通信システムの構成を示す回路ブロック図。 LDPC符号によって符号化された符号化ビット列の構成を示す図。 パンクチャリングを行う送信装置の構成を示す回路ブロック図。 図4に示した送信装置によってパンクチャリングが施された符号化ビット列の構成を示す図。 この発明の一実施形態に係わる送信装置の構成を示す回路ブロック図。 図6に示した送信装置によって冗長ビット列が付加された符号化ビット列の構成を示す図。 この発明の一実施形態に係わる受信装置の構成を示す回路ブロック図。 図8に示した受信装置の動作を説明するための図。 図8に示した受信装置のLDPC復号器でなされるLDPC復号の概念を説明するための図。 図8に示した受信装置のLDPC復号器でなされるLDPC復号の概念を説明するための図。 図8に示した受信装置のLDPC復号器でなされるLDPC復号の概念を説明するための図。 この発明の一実施形態に係わる送信装置の構成を示す回路ブロック図。 この発明の一実施形態に係わる送信装置の構成を示す回路ブロック図。 図6、図13および図14に示した送信装置のパディングビットを付加した情報ビット列のフレーム構成を示す図。 この発明の一実施形態に係わる送信装置の構成を示す回路ブロック図。 この発明の一実施形態に係わる受信装置の構成を示す回路ブロック図。 この発明の一実施形態に係わる受信装置の構成を示す回路ブロック図。 この発明の一実施形態に係わる受信装置の構成を示す回路ブロック図。 この発明の一実施形態に係わる送信装置の構成を示す回路ブロック図。 図21に示した送信装置の入力情報のビット長情報を加えたフレーム構成を示す図。 この発明の一実施形態に係わる送信装置の構成を示す回路ブロック図。 この発明の一実施形態に係わる受信装置の構成を示す回路ブロック図。 この発明の一実施形態に係わる受信装置の構成を示す回路ブロック図。 この発明の一実施形態に係わる送信装置の構成を示す回路ブロック図。
符号の説明
11a,11b,11c…符号器、12,23,134,145,165,205,225,256…変調器、13,24,81,171,181,191,231,241…復調器、14a,14b,14c,26…復号器、21,41…符号器、22,133,143,164,203,223,254…パンクチャリング処理部、25…デパンクチャリング処理部、42…Eビットパンクチャリング処理部、61…M1−Mビットパディング付加処理部、62,132,142,163,202,222,253…LDPC符号器、63…M1ビットパンクチャリング処理部、82,172,182,192,232,242…受信メトリック生成処理部、83…パディングビットメトリック付加処理部、84…パンクチャビットメトリック付加処理部、85,174,185,194,234,244…LDPC復号器、86,175,186,196,235,245…パディングビット除去処理部、131,141,161,201,221,252…パディングビット付加処理部、144,162…インターリーブ処理部、173,183,193,233,243…未送信ビットメトリック付加処理部、184,195…デインターリーブ処理部、204,224,255…入力ビット長情報付加処理部、206,226…入力ビット長検出部、207,227,258…入力ビット長情報生成処理部、228…符号化処理部、236,246,247…入力ビット長情報検出部、251…入力情報パケット化部、257…入力ビット長算出部、T…通信路。

Claims (18)

  1. 情報ビットにパディングビットを付加して、予め定めた長さのビット列を生成するビット列生成工程と、
    このビット列生成工程で生成したビット列をLDPC符号化する符号化工程と、
    この符号化工程によって得られる符号化されたビット列のうち、パリティビットを抽出する抽出工程とを具備することを特徴とする符号化方法。
  2. さらに、前記情報ビットの長さを検出する情報ビット長検出工程を備え、
    前記ビット列生成工程は、情報ビットに、前記情報ビット長検出工程で検出した長さに応じたパディングビットを付加して、予め定めた長さのビット列を生成することを特徴とする請求項1に記載の符号化方法。
  3. さらに、前記情報ビットの長さを示すビット長情報を、前記抽出工程で抽出したパリティビットに付加するビット長情報付加工程を備えることを特徴とする請求項1に記載の符号化方法。
  4. さらに、前記情報ビットの長さを検出する情報ビット長検出工程を備え、
    前記ビット長情報付加工程は、前記情報ビット長検出工程で検出した長さを、前記ビット長情報として、前記抽出工程で抽出したパリティビットに付加することを特徴とする請求項3に記載の符号化方法。
  5. さらに、符号化率の指定を受け付ける受付工程を備え、
    前記ビット列生成工程は、情報ビットにパディングビットを付加して、前記受付工程で受け付けた符号化率に応じた長さのビット列を生成することを特徴とする請求項1に記載の符号化方法。
  6. さらに、符号化率の指定を受け付ける受付工程と、
    前記情報ビットを、前記受付工程で受け付けた符号化率に応じた長さのパケットにパケット化するパケット化工程とを備え、
    前記ビット列生成工程は、前記パケット化工程によって得られるパケットデータにパディングビットを付加して、前記受付工程で受け付けた符号化率に応じた長さのビット列を生成することを特徴とする請求項1に記載の符号化方法。
  7. さらに、前記受付工程で受け付けた符号化率に基づいて、前記パケットデータの長さを検出する情報ビット長検出工程と、
    この情報ビット長検出工程で検出した長さを、情報ビットの長さを示すビット長情報として、前記抽出工程で抽出したパリティビットに付加するビット長情報付加工程を備えることを特徴とする請求項6に記載の符号化方法。
  8. 復調された信号から、LDPC符号のパリティビットの各ビットについての尤度情報を生成する尤度情報生成工程と、
    前記尤度情報生成工程で生成した尤度情報と、予め設定されたパディングビットの各ビットに相当する尤度情報と、予め設定された情報ビットの各ビットに相当する尤度情報とを用いて、LDPC復号を行う復号工程とを具備することを特徴とする復号処理方法。
  9. さらに、前記復号工程によって得られる復号結果から、情報ビットの長さを示す情報ビット長を検出する情報ビット長検出工程と、
    この情報ビット長検出工程の検出結果に基づいて、前記復号工程によって得られる復号結果から前記情報ビットに相当するビット列を抽出する抽出工程とを備えることを特徴とする請求項8に記載の復号処理方法。
  10. 情報ビットにパディングビットを付加して、予め定めた長さのビット列を生成するビット列生成手段と、
    このビット列生成手段が生成したビット列をLDPC符号化する符号化手段と、
    この符号化手段によって得られる符号化されたビット列のうち、パリティビットを抽出する抽出手段と、
    この抽出手段が抽出したパリティビットを用いて搬送波を変調する変調手段とを具備することを特徴とする通信装置。
  11. さらに、前記情報ビットの長さを検出する情報ビット長検出手段を備え、
    前記ビット列生成手段は、情報ビットに、前記情報ビット長検出手段が検出した長さに応じたパディングビットを付加して、予め定めた長さのビット列を生成することを特徴とする請求項10に記載の通信装置。
  12. さらに、前記情報ビットの長さを示すビット長情報を、前記抽出手段が抽出したパリティビットに付加するビット長情報付加手段を備えることを特徴とする請求項10に記載の通信装置。
  13. さらに、前記情報ビットの長さを検出する情報ビット長検出手段を備え、
    前記ビット長情報付加手段は、前記情報ビット長検出手段が検出した長さを、前記ビット長情報として、前記抽出手段が抽出したパリティビットに付加することを特徴とする請求項12に記載の通信装置。
  14. さらに、符号化率の指定を受け付ける受付手段を備え、
    前記ビット列生成手段は、情報ビットにパディングビットを付加して、前記受付手段が受け付けた符号化率に応じた長さのビット列を生成することを特徴とする請求項10に記載の通信装置。
  15. さらに、符号化率の指定を受け付ける受付手段と、
    前記情報ビットを、前記受付手段が受け付けた符号化率に応じた長さのパケットにパケット化するパケット化手段とを備え、
    前記ビット列生成手段は、前記パケット化手段によって得られるパケットデータにパディングビットを付加して、前記受付手段が受け付けた符号化率に応じた長さのビット列を生成することを特徴とする請求項10に記載の通信装置。
  16. さらに、前記受付手段が受け付けた符号化率に基づいて、前記パケットデータの長さを検出する情報ビット長検出手段と、
    この情報ビット長検出手段が検出した長さを、情報ビットの長さを示すビット長情報として、前記抽出手段が抽出したパリティビットに付加するビット長情報付加手段を備えることを特徴とする請求項15に記載の通信装置。
  17. 受信信号を復調する復調手段と、
    この復調手段が復調した信号から、LDPC符号のパリティビットの各ビットについての尤度情報を生成する尤度情報生成手段と、
    前記尤度情報生成手段が生成した尤度情報と、予め設定されたパディングビットの各ビットに相当する尤度情報と、予め設定された情報ビットの各ビットに相当する尤度情報とを用いて、LDPC復号を行う復号手段とを具備することを特徴とする通信装置。
  18. さらに、前記復号手段によって得られる復号結果から、情報ビットの長さを示す情報ビット長を検出する情報ビット長検出手段と、
    この情報ビット長検出手段の検出結果に基づいて、前記復号手段によって得られる復号結果から前記情報ビットに相当するビット列を抽出する抽出手段とを備えることを特徴とする請求項17に記載の通信装置。
JP2004275677A 2004-09-22 2004-09-22 復号処理方法および通信装置 Expired - Fee Related JP4138723B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004275677A JP4138723B2 (ja) 2004-09-22 2004-09-22 復号処理方法および通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004275677A JP4138723B2 (ja) 2004-09-22 2004-09-22 復号処理方法および通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006094012A true JP2006094012A (ja) 2006-04-06
JP4138723B2 JP4138723B2 (ja) 2008-08-27

Family

ID=36234572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004275677A Expired - Fee Related JP4138723B2 (ja) 2004-09-22 2004-09-22 復号処理方法および通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4138723B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008011078A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Samsung Electronics Co Ltd 情報符号化装置、情報復号装置、情報符号化方法、および情報復号方法
WO2009016825A1 (ja) 2007-07-30 2009-02-05 Panasonic Corporation 符号化装置及び復号化装置
WO2011002228A2 (ko) * 2009-07-01 2011-01-06 한국전자통신연구원 무선 통신 시스템에서의 채널 인코딩 방법 및 장치
JP2011505768A (ja) * 2007-12-07 2011-02-24 ゼットティーイー コーポレイション 低密度生成マトリックスコードのエンコード方法及び装置、ならびにデコード方法及び装置
RU2450443C1 (ru) * 2008-02-26 2012-05-10 Самсунг Электроникс Ко., Лтд. Способ и устройство для канального кодирования и декодирования в системе связи, в которой используются коды контроля четности с низкой плотностью
JP2013048469A (ja) * 2008-07-09 2013-03-07 Panasonic Corp 受信装置
JP2013150187A (ja) * 2012-01-20 2013-08-01 Kddi Corp 送信装置、受信装置、ネットワーク符号の伝送システム、ネットワーク符号の送信方法、ネットワーク符号の受信方法、ネットワーク符号の伝送方法およびプログラム
JP2014003722A (ja) * 2013-10-10 2014-01-09 Panasonic Corp 送信装置及び送信方法
JP2016201857A (ja) * 2016-09-07 2016-12-01 パナソニック株式会社 受信装置及び受信方法
JP2018085762A (ja) * 2018-01-22 2018-05-31 パナソニック株式会社 受信装置及び受信方法
CN109547033A (zh) * 2018-11-23 2019-03-29 中国电子科技集团公司第五十四研究所 一种支持任意码长的ldpc码实现方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008011078A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Samsung Electronics Co Ltd 情報符号化装置、情報復号装置、情報符号化方法、および情報復号方法
WO2009016825A1 (ja) 2007-07-30 2009-02-05 Panasonic Corporation 符号化装置及び復号化装置
JP2009055603A (ja) * 2007-07-30 2009-03-12 Panasonic Corp 符号化装置及び復号化装置
US8429503B2 (en) 2007-07-30 2013-04-23 Panasonic Corporation Encoding device and decoding device
JP2011505768A (ja) * 2007-12-07 2011-02-24 ゼットティーイー コーポレイション 低密度生成マトリックスコードのエンコード方法及び装置、ならびにデコード方法及び装置
US8271846B2 (en) 2008-02-26 2012-09-18 Samsung Electronics Co., Ltd Method and apparatus for channel encoding and decoding in a communication system using low-density parity-check codes
RU2450443C1 (ru) * 2008-02-26 2012-05-10 Самсунг Электроникс Ко., Лтд. Способ и устройство для канального кодирования и декодирования в системе связи, в которой используются коды контроля четности с низкой плотностью
JP2013048469A (ja) * 2008-07-09 2013-03-07 Panasonic Corp 受信装置
WO2011002228A3 (ko) * 2009-07-01 2011-05-05 한국전자통신연구원 무선 통신 시스템에서의 채널 인코딩 방법 및 장치
WO2011002228A2 (ko) * 2009-07-01 2011-01-06 한국전자통신연구원 무선 통신 시스템에서의 채널 인코딩 방법 및 장치
JP2013150187A (ja) * 2012-01-20 2013-08-01 Kddi Corp 送信装置、受信装置、ネットワーク符号の伝送システム、ネットワーク符号の送信方法、ネットワーク符号の受信方法、ネットワーク符号の伝送方法およびプログラム
JP2014003722A (ja) * 2013-10-10 2014-01-09 Panasonic Corp 送信装置及び送信方法
JP2016201857A (ja) * 2016-09-07 2016-12-01 パナソニック株式会社 受信装置及び受信方法
JP2018085762A (ja) * 2018-01-22 2018-05-31 パナソニック株式会社 受信装置及び受信方法
CN109547033A (zh) * 2018-11-23 2019-03-29 中国电子科技集团公司第五十四研究所 一种支持任意码长的ldpc码实现方法
CN109547033B (zh) * 2018-11-23 2022-12-09 中国电子科技集团公司第五十四研究所 一种支持任意码长的ldpc码实现方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4138723B2 (ja) 2008-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107026709B (zh) 一种数据包编码处理方法及装置、基站及用户设备
US10425258B2 (en) Method and apparatus for transmitting and receiving data in a communication system
EP2566086B1 (en) Method and apparatus for transmitting and receiving information in a broadcasting/communication system
JP4992900B2 (ja) 受信装置及びその復号方法
JP5964969B2 (ja) 放送/通信システムにおける情報送受信方法及び装置
US7882414B2 (en) Apparatus and method for transmitting/receiving signal supporting variable coding rate in a communication system
JP5612699B2 (ja) 通信システムにおけるデータ送受信方法及び装置
KR101611169B1 (ko) 통신/방송 시스템에서 데이터 송수신 장치 및 방법
JP3349114B2 (ja) 誤り訂正符号化装置及び復号装置
CN111066250B (zh) 基于分层极化码编码和译码的方法及装置
WO2007108471A1 (ja) 変調装置、復調装置、および変調方法
US10999011B2 (en) Apparatus and method for transmitting and receiving data in communication system
JP4138723B2 (ja) 復号処理方法および通信装置
KR20030036660A (ko) 비트 스트림을 인코딩하는 인코더 및 방법, 및 비트스트림을 디코딩하는 디코더 및 방법
JP5248085B2 (ja) データ処理方法およびデータ処理装置並びにプログラム
EP3526916A1 (en) Data encoding and decoding
Tuntoolavest et al. On adjusting vector symbol decoding for many different nonbinary convolutional codes
KR101279283B1 (ko) 블록 부호를 사용하는 통신 시스템에서 신호 송수신 장치및 방법
Di The evaluation and application of forward error coding
JP2018037749A (ja) 送信装置及び受信装置
KR101531184B1 (ko) 상하위 계층 간의 연동을 이용한 복호화 방법 및 장치와 그를 이용하여 데이터 송수신 시스템
Prommadee et al. Characterization of Lactobacillus johnsonii KUNN19-2 and Pediococcus pentosaceus KUNNE6-1 isolated from thai-style fermented pork (Nham) for their probiotic properties in the gastrointestinal tract and immunomodulation
CN117240401A (zh) 编码传输方法、解码方法和通信装置
Salim Evaluation of Word Length Effects on Multistandard Soft Decision Viterbi Decoding
JP2001326577A (ja) 直接連接畳込み符号器、及び、直接連接畳込み符号化方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080603

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080605

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120613

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120613

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130613

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees