JP2006092757A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

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Motomi Matsushima
基実 松島
Hisaya Ito
久弥 伊東
Takahiro Sawada
貴宏 澤田
Akihiro Kato
陽弘 加藤
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Abstract

【課題】 コントラストが良好なプラズマディスプレイパネルを実現する。
【解決手段】 透明な前面基板12と、背面基板20とを所定の間隙を隔てて対向配置し、両基板周縁を封止して気密容器24を形成すると共に、該気密容器24内に放電ガスを封入し、また、上記前面基板12側に配置した複数の第1の電極14と、上記背面基板20側に配置した複数の第2の電極22とを所定の間隙を隔てて交差するように配置すると共に、上記第1の電極14と第2の電極22との交差部分を、バリアリブ30の隔壁30a,30bで囲繞することにより放電セル32を形成し、さらに、各放電セル32を囲繞するバリアリブ30の隔壁30a,30b表面に蛍光体34を被着すると共に、上記背面基板20の内表面20aと平行する方向に、上記蛍光体34の発光色と略同色と成された着色層23を配置した。
【選択図】 図1

Description

この発明はプラズマディスプレイパネルに係り、特に、紫外線等の光により励起されて所定色の可視光を生じる蛍光体を備えたプラズマディスプレイパネルに関する。
図3及び図4は、従来の交流(AC)駆動型のプラズマディスプレイパネルの一例をを示すものであり、該プラズマディスプレイパネル70は、ガラス等の透明絶縁材より成る前面基板72の内表面に、帯状の第1の電極74を複数並設すると共に、該第1の電極74及び前面基板72の内面を透明な誘電体層76で被覆し、さらに、該誘電体層76上に、透明な保護層78を形成して成る。
また、ガラス等の絶縁材より成る背面基板80の内表面に、帯状の第2の電極82を複数並設すると共に、該第2の電極82及び背面基板80の内面を誘電体層84で被覆し、さらに、該誘電体層84上に保護層85を形成して成る。
そして、上記前面基板72と背面基板80とを、第1の電極74と第2の電極82とが所定の間隙を隔てて直交状態で交差するように配置し、両基板72,80周縁を図示しない封着材によって封止して気密容器86を形成し、該気密容器86の内部空間に紫外線放射ガスを封入して成る。
上記気密容器86の内部空間は、前面基板72の隣接する第1の電極間を区切る第1の隔壁88a及び背面基板80の隣接する第2の電極82間を区切る第2の隔壁88bとを備えた略格子状のバリアリブ88を介して仕切られ、第1の電極74と第2の電極82との交差部分毎に放電セル90が形成されている。
また、上記第1の隔壁88a及び第2の隔壁88bで仕切られた背面基板80の保護層85表面及び隔壁88表面に、所定の発光色を備えた蛍光体92が被着されている。
上記バリアリブ88は、背面基板80の保護層85表面に、低融点ガラスペーストを所定の厚さに印刷後、焼成する等して形成される。また、背面基板80の保護層85表面に、上記バリアリブ88を形成した後、蛍光体92の分散された樹脂液を印刷することにより、バリアリブ88の第1の隔壁88a及び第2の隔壁88bで仕切られた背面基板80の保護層85表面及び隔壁88表面に、上記蛍光体92が被着される。
而して、図示しない電源より、第1の電極74及び第2の電極82間に交流電圧を印加すると、放電セル90内で放電が生成し、斯かる放電によって放電ガスから紫外線が放射される。この紫外線が放電セル90内の蛍光体92を励起し、所定の発光色を有する可視光が前面基板72から外部へ放射される。この電圧印加を、図示しない駆動・制御回路を介して選択的に実行することにより、所望の放電セル90内において放電発光を生成させ、表示面である前面基板72上に任意の文字や図形等を表示することができるのである。
ところで、プラズマディスプレイパネル70等で用いられている蛍光体92は、一般に白色であり、この蛍光体92を、背面基板80の保護層85表面に被着して成る従来のプラズマディスプレイパネル70は、背面基板80の内表面と平行する方向に蛍光体92が配置されているため、前面基板72を透過してプラズマディスプレイパネル70内部に侵入してきた直射日光等の外光を蛍光体92が反射してしまい、その結果、明所における表示が不鮮明となり易く、コントラストが不良であった。
本発明は、従来の上記問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、コントラストが良好なプラズマディスプレイパネルを実現することにある。
上記の目的を達成するため、本発明のプラズマディスプレイパネルは、透明な前面基板と、背面基板とを所定の間隙を隔てて対向配置し、両基板周縁を封止して気密容器を形成すると共に、該気密容器内に放電ガスを封入し、また、上記前面基板側に配置した複数の第1の電極と、上記背面基板側に配置した複数の第2の電極とを所定の間隙を隔てて交差するように配置すると共に、上記第1の電極と第2の電極との交差部分を、バリアリブの隔壁で囲繞することにより放電セルを形成し、さらに、各放電セルを囲繞するバリアリブの隔壁表面に蛍光体を被着すると共に、上記背面基板の内表面と平行する方向に、上記蛍光体の発光色と略同色と成された着色層を配置したことを特徴とする。
上記着色層は、例えば無機顔料で構成することができる。
本発明のプラズマディスプレイパネルにあっては、背面基板の内表面と平行する方向には蛍光体を配置せずに、蛍光体の発光色と略同色と成された着色層を配置しているので、外光の反射が抑制され、コントラストを向上させることができる。
以下、図面に基づき、本発明に係るプラズマディスプレイパネルの実施形態を説明する。
図1及び図2は、本発明に係る交流(AC)駆動型のプラズマディスプレイパネル10を示すものであり、このプラズマディスプレイパネル10は、厚さ数mmの平板ガラス等の透明絶縁材より成る前面基板12の内表面12aに、帯状の第1の電極14を複数並設すると共に、該第1の電極14及び前面基板12の内表面12aを透明な誘電体層16で被覆し、さらに、該誘電体層16上に、透明な保護層18を形成して成る。
また、厚さ数mmの平板ガラス等の絶縁材より成る背面基板20の内表面20aに、帯状の第2の電極22を複数並設すると共に、該第2の電極22及び背面基板20の内表面20aを透明な誘電体層16で被覆し、さらに、該誘電体層16上に、透明な保護層18を形成して成る。
上記第1の電極14及び第2の電極22は、Ag・Pd系ペーストや、透明材料であるNESA膜(SnO)、ITO膜(In・SnO)等で構成することができる。
上記誘電体層16は、低融点ガラス等で構成され、上記保護層18はMgO等で構成されている。
また、上記背面基板20の保護層18表面には、後述する蛍光体34の発光色と略同色の無機顔料を被着して成る着色層23が形成されている。この結果、背面基板20の内表面20aと平行する方向に、蛍光体34の発光色と略同色と成された上記着色層23が配置されることとなる。略同色とは、蛍光体34の発光色と同一色の場合、及び同系色の場合をいう。
蛍光体34の発光色が赤色の場合には、無機顔料として、例えば弁柄(Fe)、カドミウムレッド(CdS+CdSe)、アンチモン赤(2Sb・Sb)等を用いることができる。
また、蛍光体34の発光色が青色の場合には、無機顔料として、例えば群青(3NaAl・SiO・Na)、 紺青(Fe[Fe(CN)]・nHO)、コバルトブルー(CoO・nAl)、セルリアンブルー(CoO・nSnO・MgO)等を用いることができる。
さらに、蛍光体34の発光色が緑色の場合には、無機顔料として、例えば酸化クロム(Cr)、ピリジアン(CrO(OH))、コバルトグリーン(CoO・ZnO・MgO)等を用いることができる。
そして、上記前面基板12と背面基板20とを、第1の電極14と第2の電極22とが所定の間隙を隔てて略直交状態で交差するように対向配置し、両基板12,20周縁を図示しない封着材によって封止して気密容器24を形成し、該気密容器24の内部空間に、ヘリウム、キセノン等の希ガスの単体若しくは混合物を主体とする紫外線放射用の放電ガスを封入して成る。
上記気密容器24の内部空間は、Fe−Ni合金等の金属基材26の表面に、ガラス等の絶縁被膜28を形成して成る略格子状の金属バリアリブ30を介して仕切られている。この金属バリアリブ30は、背面基板20の内表面20aに対して垂直な方向に延び、前面基板12の隣接する第1の電極14間を区切る第1の隔壁30a及び背面基板20の隣接する第2の電極22間を区切る第2の隔壁30bとを備えており、第1の電極14と第2の電極22との交差部分毎に、上記第1の隔壁30a及び第2の隔壁30bに囲繞された放電セル32が形成される。
また、背面基板20内表面20aと垂直方向である各放電セル32を囲繞する第1の隔壁30a及び第2の隔壁30bの表面に、所定の発光色を備えた蛍光体34が被着されている。本発明のプラズマディスプレイパネル10は、従来の上記したプラズマディスプレイパネル70とは異なり、背面基板20の保護層18表面には蛍光体34を被着せず、従って、背面基板20の内表面20aと平行する方向には、蛍光体34が配置されないこととなる。
上記プラズマディスプレイパネル10にあっては、図示しない電源より、第1の電極14及び第2の電極22間に交流電圧を印加すると、放電セル32内で放電が生成し、斯かる放電によって放電ガスから紫外線が放射される。この紫外線が、放電セル32を囲繞する第1の隔壁30a及び第2の隔壁30bの表面に被着された蛍光体34を励起し、所定の発光色を有する可視光が前面基板12から外部へ放射される。この電圧印加を、図示しない駆動・制御回路を介して選択的に実行することにより、所望の放電セル32内において放電発光を生成させ、表示面である前面基板12上に任意の文字や図形等を表示することができるのである。
而して、本発明のプラズマディスプレイパネル10にあっては、背面基板20の内表面20aと平行する方向には蛍光体34を配置せずに、蛍光体34の発光色と略同色と成された着色層23を配置しているので、外光の反射が抑制され、コントラストを向上させることができる。
尚、蛍光体34から放射される可視光には、所定の発光色以外の余分な発光波長成分も若干含まれており、この余分な発光波長成分により発光色の鮮明度が落ちることがある。しかしながら、本発明のプラズマディスプレイパネル10の場合、蛍光体34から放射される可視光の一部が、上記着色層23で反射され、この際、蛍光体34から放射される可視光に含まれる余分な発光波長成分を吸収するため、蛍光体34の発光色の鮮明度が向上する効果も得られる。
尚、上記着色層23は、背面基板20の保護層18表面に、上記無機顔料の分散された樹脂液を印刷塗布した後、焼成することにより形成される。また、背面基板20の保護層18表面に、上記着色層23を形成した後、隔壁30a,30b表面に蛍光体34が被着された略格子状の金属バリアリブ30を、上記着色層23表面に配置する。その後、金属バリアリブ30上に、第1の電極14、誘電体層16、保護層18の形成された前面基板12を載置した後、両基板12,20周縁を封着材で封止して気密容器24を形成後、気密容器24に接続した図示しない排気管を介して、気密容器24内を真空排気した後、放電ガスを封入し、最後に、排気管の中途部を加熱溶融させて封じ切ることによって、上記プラズマディスプレイパネル10が完成する。
本発明のプラズマディスプレイパネル10は、表面に絶縁被膜28の形成された略格子状の金属バリアリブ30を用いているので、例えば、該金属バリアリブ30を、蛍光体34が分散された樹脂液中に浸漬した後、金属バリアリブ30の上面及び底面の蛍光体34を削り取る等して除去することにより、金属バリアリブ30の隔壁30a,30b表面に蛍光体34を容易に被着することができる。
上記実施形態においては、交流(AC)駆動型のプラズマディスプレイパネルを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、誘電体層及び保護層を有せず、陰極及び陽極が放電セル内に直接露出して形成される直流(DC)駆動型のプラズマディスプレイパネルについても適用可能である。この場合は、背面基板の内表面に、蛍光体の発光色と略同色と成された上記着色層を形成すれば良い。
本発明に係るプラズマディスプレイパネルを模式的に示す要部断面図である。 図1のB−B要部断面図である。 従来のプラズマディスプレイパネルを模式的に示す要部断面図である。 図4のA−A要部断面図である。
符号の説明
10 プラズマディスプレイパネル
12 前面基板
14 第1の電極
16 誘電体層
18 保護層
20 背面基板
22 第2の電極
23 着色層
24 気密容器
30 金属バリアリブ
30a 第1の隔壁
30b 第2の隔壁
32 放電セル
34 蛍光体

Claims (2)

  1. 透明な前面基板と、背面基板とを所定の間隙を隔てて対向配置し、両基板周縁を封止して気密容器を形成すると共に、該気密容器内に放電ガスを封入し、また、上記前面基板側に配置した複数の第1の電極と、上記背面基板側に配置した複数の第2の電極とを所定の間隙を隔てて交差するように配置すると共に、上記第1の電極と第2の電極との交差部分を、バリアリブの隔壁で囲繞することにより放電セルを形成し、さらに、各放電セルを囲繞するバリアリブの隔壁表面に蛍光体を被着すると共に、上記背面基板の内表面と平行する方向に、上記蛍光体の発光色と略同色と成された着色層を配置したことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 上記着色層を無機顔料で構成したことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008187866A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Takaoka Electric Mfg Co Ltd 地絡方向継電装置
WO2011060597A1 (zh) * 2009-11-20 2011-05-26 四川虹欧显示器件有限公司 等离子显示屏及介质浆料

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