JP2006092651A - ハードディスクレコーダ - Google Patents
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Abstract
【課題】不良セクタを検出して修復することにより、ハードディスクの全記憶領域を有効利用することが可能なハードディスクレコーダを提供する。
【解決手段】ハードディスクレコーダに電源が投入されている状態かつハードディスクに対するデータの読み書きが所定時間行われていない状態のときに、ハードディスクドライブ制御部は、ハードディスクのセクタに記録されているデータを読み込んで、ECCによって訂正できないECCエラーの発生を確認し、その結果をハードディスクのステータスレジスタに記録する。その後、メイン制御部は、ステータスレジスタの内容を読み込んでECCエラーの発生した不良セクタを検出し、検出した不良セクタにダミーデータを書き込んで、当該不良セクタを修復する。
【選択図】 図3
【解決手段】ハードディスクレコーダに電源が投入されている状態かつハードディスクに対するデータの読み書きが所定時間行われていない状態のときに、ハードディスクドライブ制御部は、ハードディスクのセクタに記録されているデータを読み込んで、ECCによって訂正できないECCエラーの発生を確認し、その結果をハードディスクのステータスレジスタに記録する。その後、メイン制御部は、ステータスレジスタの内容を読み込んでECCエラーの発生した不良セクタを検出し、検出した不良セクタにダミーデータを書き込んで、当該不良セクタを修復する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、映像や音声等のデータにECCを付加して、ハードディスクに記録するハードディスクレコーダに関するものである。
映像や音声等のデータを記録する機器として、大容量の記憶装置であるハードディスクドライブを内蔵したハードディスクレコーダが一般家庭に普及している。ハードディスクレコーダのメインシステムとハードディスクドライブとは、ATAPI(AT Attachment Packet Interface)のようなインターフェイスで接続されている。ハードディスクレコーダでは、映像や音声等のデータを記録する際、データにエラー訂正用の冗長なコードであるECC(Error Correcting Code)を付加して、ハードディスクドライブによりハードディスク(磁気ディスク)に記録する。そして、ハードディスクに記録したデータを再生する際、ハードディスクからデータを読み出し、当該データに付加されたECCを用いて、当該データの読み出しのエラーを検出し、検出したエラーを訂正する。
上記のようなECCによるデータのエラー検出・訂正の技術は、光ディスクやフラッシュメモリにデータを記録する場合においても用いられている(例えば、特許文献1〜3参照)。ECCによるデータのエラー検出・訂正は、特許文献2、3に記載されているように、データ再生時だけでなく、電源投入時等にも行なわれることがある。
ECCによって検出されるエラーには、ECCによって訂正できないものがある。このようなエラーを以下ではECCエラーという。ハードディスクレコーダでは、特許文献1に記載されているように、ECCエラーが生じたハードディスクのセクタを不良セクタとして記録し、当該不良セクタのデータを他の空きセクタに複写して、複写先のセクタを不良セクタの代替セクタとして用いる。
一方、例えばDVD(Digital Versatile Disk)にデータを記録する装置では、DVDの複数のセクタに跨ってECCを付加し、付加したECCを用いて、複数のセクタに記録したデータのエラー検出・訂正を行う。つまり、複数のセクタで1つのECCブロック(エラー訂正ブロック)を構成している。このような装置では、DVDにデータを記録中に電源が遮断されると、ECCブロックの途中で記録が中断され、データの不整合がある状態のECCブロックができてしまう。これに対して、特許文献2に記載されている装置では、電源遮断があった後の電源投入時に、データの記録位置を管理している記憶手段の情報から不整合ECCブロックの有無を確認し、確認した不整合ECCブロックに任意のデータを上書きして、当該不整合ECCブロックを修復する。
特開平7−98941号公報
特開2000−112831号公報
特開平9−305497号公報
上述したように、従来のハードディスクレコーダでは、ECCエラーを生じたハードディスクの不良セクタのデータを他の空きセクタに複写して、当該不良セクタの代替セクタを作る。このようにすることで、ハードディスクに記録したデータが失われることを回避することはできるが、不良セクタをそのまま放置しておくと、ハードディスク内でデータの読み書きに使用できない無駄なセクタが増えて、ハードディスクの全記憶領域を有効利用することができないという問題がある。なお、上述した特許文献2の技術では、任意のデータを上書きすることにより不整合ECCブロックを修復して、以降当該ECCブロックを使用できるようにするが、この技術は、電源遮断によって不整合な状態となったECCブロックを修復の対象としているため、他の原因によってデータの読み出し時にECCエラーを生じる不良セクタを検出して修復することはできない。
本発明は、上記問題点を解決するものであって、その課題とするところは、不良セクタを検出して修復することにより、ハードディスクの全記憶領域を有効利用することが可能なハードディスクレコーダを提供することにある。
本発明では、データにエラー訂正用の冗長なコードであるECCを付加して、ハードディスクドライブによりハードディスクに記録するハードディスクレコーダにおいて、ハードディスクのセクタに記録されているデータを読み込んでECCによって訂正できないECCエラーの発生を確認し、ハードディスクのステータスレジスタに記録するハードディスクドライブ制御部と、電源が投入されている状態かつハードディスクに対するデータの読み書きが所定時間行われていない状態のときに、ステータスレジスタの内容を読み込んでECCエラーの発生した不良セクタを検出し、検出した不良セクタにダミーデータを書き込んで当該不良セクタを修復するメイン制御部とを備える。
このようにすると、ハードディスクドライブ制御部がハードディスクのセクタを読み込んでECCエラーの発生を確認し、その結果をステータスレジスタに記録した後に、メイン制御部がステータスレジスタの内容を読み込んでECCエラーの発生した不良セクタを検出し、当該不良セクタにダミーデータを書き込んで当該不良セクタを修復することで、不良セクタをデータの読み書きに使用できる正常セクタに戻して、ハードディスクの全記憶領域を有効利用することが可能となる。また、ハードディスクレコーダに電源が投入されている状態かつハードディスクに対するデータの読み書きが所定時間行われていない状態のときに、メイン制御部がステータスレジスタの内容を読み込んで不良セクタを検出して修復することで、ユーザはハードディスクレコーダでデータの再生や記録等を行わないときに電源を投入しておくだけで、ハードディスク内の不良セクタが検出されて修復されるので、手間がかからないという利点がある。
また、本発明の実施形態では、メイン制御部は、電源が投入されている状態かつハードディスクに対するデータの読み書きが所定時間行われていない状態のときに、ハードディスクドライブ制御部にECCエラーの発生確認を行わせ、その後ステータスレジスタの内容を読み込んでECCエラーの発生した不良セクタを検出する。
このようにすると、メイン制御部がステータスレジスタの内容を読み込む前に、ハードディスクドライブ制御部がECCエラーの発生を確認してステータスレジスタに記録するので、メイン制御部がECCエラーの発生した不良セクタを確実に検出して修復することが可能となる。
さらに、本発明の典型的な実施形態では、メイン制御部は、ハードディスクのセクタ毎に、ハードディスクドライブ制御部にECCエラーの発生確認を行わせ、その後ステータスレジスタの内容を読み込んでECCエラーの発生した不良セクタを検出し、検出した不良セクタにダミーデータを書き込んで当該不良セクタを修復する。
このようにすると、ハードディスクの各セクタに対して1つずつ順々に、ECCエラーが発生するか否かの確認をドライブ制御部で行って、ECCエラーが発生したことが確認された不良セクタをメイン制御部で即座に検出して修復することができる。
本発明によれば、ECCエラーを生じるハードディスクの不良セクタを検出して、データの読み書きに使用できるように修復することができるので、ハードディスクの全記憶領域を有効利用することが可能となる。また、ユーザはハードディスクレコーダに電源を投入しておくだけで、ハードディスクの不良セクタが自動的に検出されて修復されるので、手間がかからない。
図1は、本発明の実施形態に係るハードディスクレコーダ1の電気ブロック図である。図1のハードディスクレコーダ1は、主にメインシステム2とハードディスクドライブ3とから構成されていて、メインシステム2とハードディスクドライブ3とは、ATAPI(AT Attachment Packet Interface)の規格に準拠したインターフェイス9、19で接続されている。ハードディスクレコーダ1では、映像や音声等のデータにエラー訂正用の冗長なコードであるECC(Error Correcting Code)を付加して、ハードディスクドライブ3によりハードディスク(磁気ディスク)17に記録する。また、ハードディスク17に記録したデータを読み込み、当該データに付加されたECCを用いて、当該データのエラーを検出し、検出したエラーを訂正する。ECCによるデータのエラー検出・訂正の技術は公知であるので、ここでは説明を省略する。
メインシステム2において、メイン制御部4は、CPUとROMおよびRAMのメモリ等から構成されていて、ハードディスクレコーダ1の各部を制御する。チューナ5は、アンテナ10によって受信したテレビ番組等の放送電波から映像と音声のアナログ信号を抽出する。信号処理部6は、チューナ5で抽出された信号をデジタルデータに変換し、当該データをさらにMPEG(Moving Picture Experts Group)形式のデータに変換して、メイン制御部4に出力する。メイン制御部4は、信号処理部6から入力されるデータをインタフェイス9、19を介してハードディスクドライブ3に送信し、当該データにECCを付加してハードディスク17の所定の記録領域に記録させる。また、メイン制御部4は、ハードディスク17の所定の記録領域から読み出されてハードディスクドライブ3よりインタフェイス19、9を介して送信されて来たデータと、内部のメモリに記憶しているデータとを、信号処理部6に出力する。信号処理部6は、メイン制御部4から入力されたデータを、アナログ信号に変換して、テレビ20に出力する。テレビ20は、信号処理部6から入力される信号に基づいてCRT等のモニタに映像を映し出したり、スピーカから音声を出力したりする。
表示部7は、VFD(蛍光表示管)等から構成されていて、時間やハードディスクレコーダ1の動作状態等を表示する。操作部8は、電源スイッチや再生・録画等の動作指示用ボタンといった各種の操作キーから構成されていて、ハードディスクレコーダ1の前面に設けられている。リモコン受信部11は、リモコン12からの信号を受信する。リモコン12には、電源スイッチや動作指示用のボタンやチャンネルキー等の各種の操作キーが設けられている。電源部13は、ハードディスクレコーダ1の各部に電力を供給する。
ハードディスクドライブ3において、ハードディスクドライブ制御部(以下、ドライブ制御部という。)14は、CPUとROMおよびRAMのメモリ等から構成されていて、ハードディスクドライブ3の各部を制御する。読書部15は、ハードディスク17に対して磁気データの読み書きを行う磁気ヘッド、ハードディスク17を回転させるモータ、およびこれらの駆動用の回路等から構成されている。読書部15は、ハードディスク17からデータを読み取って信号処理部16に出力したり、信号処理部16から入力されるデータをハードディスク17に書き込んだりする。信号処理部16は、読書部15から入力されるデータをデジタルデータに変換して、ドライブ制御部14に出力したり、ドライブ制御部14から入力されるデータをハードディスク17に書き込めるように変換して、読書部15に出力したりする。
レジスタ18は、RAM等のメモリから構成されている。メイン制御部4は、このレジスタ18にインターフェイス9、19を介してアクセスすることにより、ハードディスクドライブ3に各種のコマンドを送信して実行させたり、ハードディスクドライブ3との間でデータの送受信を行ったりする。レジスタ18には、ハードディスクドライブ3の状態をメイン制御部4に通知するためのステータスレジスタ18aが含まれている。このステータスレジスタ18aには、ハードディスク17のあるセクタからデータを読み出した際に、当該データに付加されたECCによって検出して訂正できなかったECCエラーの発生の有無がドライブ制御部14によって記録される。レジスタ18には、ステータスレジスタ18a以外にも、データレジスタやコマンドレジスタやデバイスコントロールレジスタといった多くのレジスタが含まれている。他のレジスタの機能については公知であるので、ここでは説明を省略する。
図2は、上記ハードディスクレコーダ1の動作手順を示すフローチャートである。図2の各処理は、前述のメイン制御部4が実行する。図3は、図2のECCエラー検出・修復処理(ステップS4)の詳細手順を示すフローチャートである。図3の左側に示す各処理は、メイン制御部4が実行し、右側に示す各処理は、前述のドライブ制御部14が実行する。
図2において、ユーザによってハードディスクレコーダ1に電源が投入されて、再生や録画等の動作が指示されるのを待機している通常状態になると(ステップS1)、メイン制御部4は、現在ハードディスク17に対してデータの読み出しと書き込みを行っている最中か否かを確認する(ステップS2)。ここで、ハードディスク17に対してデータの読み出しと書き込みの少なくとも一方を行っていることを確認すると(ステップS2:YES)、メイン制御部4は処理を終了する。これに対して、ステップS2でハードディスク17に対してデータの読み出しと書き込みを行っていないことを確認すると(ステップS2:NO)、メイン制御部4は内部メモリによって時間の計測を開始する。
時間の計測開始後、所定時間が経過する前にユーザによって再生や録画等の動作が指示されて、ハードディスク17に対してデータの読み出しまたは書き込みを行わなければならない状態になると(ステップS3:NO)、メイン制御部4は時間の計測を停止し、処理を終了する。これに対して、ハードディスク17に対してデータの読み出しと書き込みを行っていない状態で所定時間が経過すると(ステップS3:YES)、現在電源が投入されかつハードディスク17に対するデータの読み書きが所定時間行われていない状態(ハードディスク17への非アクセス状態)であるので、メイン制御部4は時間の計測を停止し、ステップS4のECCエラー検出・修復処理を図3のフローチャートに従って実行する。
図3において、ECCエラー検出・修復処理を開始すると、まずメイン制御部4は、前述のインターフェイス9、19によってハードディスクドライブ3に対して、ハードディスク17の1つのセクタに記録されているデータの空読みを命令するリードベリファイコマンドを発行する(ステップS11)。すると、ドライブ制御部14が、インターフェイス9、19によってリードベリファイコマンドを受信し(ステップS21:YES)、当該コマンドで指定された1つのセクタのデータを読み込む(ステップS22)。ここで、指定されたセクタのデータが正常に読み込めれば、ドライブ制御部14は、当該セクタではECCエラーは発生しなかったと判断し(ステップS23:NO)、前述のステータスレジスタ18aの当該セクタに割り付けられた領域の記録内容を変更することなく、ステップS21へ移行し、メイン制御部4からの指示を待つ。なお、ステータスレジスタ18aの各セクタに割り付けられた領域の記録内容を変更しない状態、即ち当該領域が初期状態を保っていることは、対応するセクタでECCエラーが発生しないことを意味する。一方、ステップS22で指定されたセクタのデータが正常に読み込めなければ、ドライブ制御部14は、当該セクタではECCエラーが発生したと判断し(ステップS23:YES)、ステータスレジスタ18aの当該セクタに割り付けられた領域にECCエラーが発生したことを記録する(ステップS24)。
上述したようにリードベリファイコマンドを発行して、ドライブ制御部14に指定したセクタでのECCエラーの発生確認を行わせると、メイン制御部4は、インターフェイス9、19によってステータスレジスタ18aの指定したセクタの記録内容を読み込んで(ステップS12)、当該セクタがECCエラーの発生した不良セクタであるか否かを検出する(ステップS13)。ここで、指定したセクタがECCエラーの発生しなかった正常セクタであることを検出すると(ステップS13:NO)、メイン制御部4は、ステップS11へ移行し、インターフェイス9、19によってハードディスクドライブ3に対して、次の1つのセクタのデータの空読みを命令するリードベリファイコマンドを発行する。
一方、ステータスレジスタ18aの指定したセクタの記録内容を読み込んで(ステップS12)、当該セクタがECCエラーの発生した不良セクタであることを検出すると(ステップS13:YES)、メイン制御部4は、インターフェイス9、19によってハードディスクドライブ3に対して、当該不良セクタに全て「0」のダミーデータを書き込ませるライトコマンドを発行する(ステップS14)。すると、ドライブ制御部14が、インターフェイス9、19によってライトコマンドを受信し(ステップS25:YES)、当該コマンドで指定された不良セクタにダミーデータを上書きして、当該不良セクタをデータの読み書きが可能な正常セクタに修復する(ステップS26)。この後、ドライブ制御部14は、ステップS21へ移行し、メイン制御部4からの指示を待つ。
メイン制御部4は、ステップS14でライトコマンドを発行した後、ハードディスク17の全セクタについて不良セクタの検出が完了したか否かを確認する(ステップS15)。ここで、全セクタの完了が確認されなければ(ステップS15:NO)、メイン制御部4は、ステップS11へ移行し、前述したように次の1つのセクタのデータの空読みを命令するリードベリファイコマンドを発行する。そして、ステップS15で全セクタの完了が確認されると(ステップS15:YES)、メイン制御部4は、ECCエラー検出・修復処理を終了する。
なお、上述した図2および図3の各処理中に、ユーザによって前述のリモコン12等が操作されて、データの再生や録画等の動作が指示されると、メイン制御部4とドライブ制御部14はそれぞれ各処理を中止して、指示された動作を行う。ECCエラー検出・修復処理を上記のように中止したときは、処理中であったハードディスク17のセクタの番地を記録しておき、その後ECCエラー検出・修復処理を再開したときに、記録した番地のセクタから順にECCエラーの発生確認を行うようにすると、全セクタを偏り無く確認可能となる。
以上のように、ドライブ制御部14がハードディスク17のセクタを読み込んでECCエラーの発生を確認し、その結果をステータスレジスタ18aに記録した後に、メイン制御部4がステータスレジスタ18aの内容を読み込んでECCエラーの発生した不良セクタを検出し、当該不良セクタにダミーデータを書き込んで当該不良セクタを修復することで、不良セクタをデータの読み書きに使用できる正常セクタに戻して、ハードディスク17の全記憶領域を有効利用することが可能となる。また、ハードディスクレコーダ1に電源が投入されている状態かつハードディスク17に対するデータの読み書きが所定時間行われていない状態のときに、メイン制御部4がステータスレジスタ18aを読み込んで不良セクタを検出して修復するので、ユーザはハードディスクレコーダ1でデータの再生や録画等を行わないときに電源を投入しておくだけで、ハードディスク17内の不良セクタが検出されて修復されるので、手間がかからないという利点がある。
また、メイン制御部4がステータスレジスタ18aの内容を読み込む前に、ドライブ制御部14が指定されたセクタでのECCエラーの発生を確認して、ステータスレジスタ18aに記録するので、メイン制御部4がECCエラーの発生した不良セクタを確実に検出して修復することが可能となる。
さらに、ハードディスク17のセクタ毎に処理して行くことで、各セクタに対して1つずつ順々に、ECCエラーが発生するか否かの確認をドライブ制御部14で行って、ECCエラーが発生したことが確認された不良セクタをメイン制御部4で即座に検出して修復することができる。
以上述べた実施形態では、メイン制御部4がステータスレジスタ18aの1つのセクタの記録内容を読み込む前に、リードベリファイコマンドを発行して、ドライブ制御部14に当該1つのセクタでのECCエラーの発生確認を行わせた例を挙げたが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、例えばデータの再生時等に、ドライブ制御部14が各セクタでのECCエラーの発生確認を行って、その結果をステータスレジスタ18aに記録しておき、その後、メイン制御部4がリードベリファイコマンド等のデータの読み込み命令をドライブ制御部14に発行することなく、ステータスレジスタ18aの内容を読み込んで不良セクタを検出し修復するようにしてもよい。このようにすると、メイン制御部4によるハードディスク17内の不良セクタの検出と修復の処理の高速化を図ることが可能となる。
また、以上述べた実施形態では、ハードディスク17のセクタ毎に、ドライブ制御部14にECCエラーの発生確認を行わせて、メイン制御部4にECCの発生した不良セクタの検出および修復を行わせた例を挙げたが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、例えば、ハードディスク17の複数のセクタ毎またはトラック毎に、ドライブ制御部14にECCエラーの発生確認を行わせて、メイン制御部4にECCの発生した不良セクタの検出および修復を行わせるようにしたり、ドライブ制御部14に全セクタについてECCエラーの発生確認を行わせた後、メイン制御部4にECCの発生した不良セクタの検出および修復を行わせるようにしたりしてもよい。
1 ハードディスクレコーダ
3 ハードディスクドライブ
4 メイン制御部
14 ハードディスクドライブ制御部
17 ハードディスク
18a ステータスレジスタ
3 ハードディスクドライブ
4 メイン制御部
14 ハードディスクドライブ制御部
17 ハードディスク
18a ステータスレジスタ
Claims (3)
- データにエラー訂正用の冗長なコードであるECCを付加して、ハードディスクドライブによりハードディスクに記録するハードディスクレコーダにおいて、
ハードディスクのセクタに記録されているデータを読み込んで前記ECCによって訂正できないECCエラーの発生を確認し、ハードディスクのステータスレジスタに記録するハードディスクドライブ制御部と、
電源が投入されている状態かつハードディスクに対するデータの読み書きが所定時間行われていない状態のときに、ハードディスクのセクタ毎に、前記ハードディスクドライブ制御部に前記ECCエラーの発生確認を行わせ、その後前記ステータスレジスタの内容を読み込んで前記ECCエラーの発生した不良セクタを検出し、検出した不良セクタにダミーデータを書き込んで当該不良セクタを修復するメイン制御部と、を備えたことを特徴とするハードディスクレコーダ。 - データにエラー訂正用の冗長なコードであるECCを付加して、ハードディスクドライブによりハードディスクに記録するハードディスクレコーダにおいて、
ハードディスクのセクタに記録されているデータを読み込んで前記ECCによって訂正できないECCエラーの発生を確認し、ハードディスクのステータスレジスタに記録するハードディスクドライブ制御部と、
電源が投入されている状態かつハードディスクに対するデータの読み書きが所定時間行われていない状態のときに、前記ステータスレジスタの内容を読み込んで前記ECCエラーの発生した不良セクタを検出し、検出した不良セクタにダミーデータを書き込んで当該不良セクタを修復するメイン制御部と、を備えたことを特徴とするハードディスクレコーダ。 - 請求項2に記載のハードディスクレコーダにおいて、
前記メイン制御部は、電源が投入されている状態かつハードディスクに対するデータの読み書きが所定時間行われていない状態のときに、前記ハードディスクドライブ制御部に前記ECCエラーの発生確認を行わせ、その後前記ステータスレジスタの内容を読み込んで前記ECCエラーの発生した不良セクタを検出することを特徴とするハードディスクレコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004276780A JP2006092651A (ja) | 2004-09-24 | 2004-09-24 | ハードディスクレコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004276780A JP2006092651A (ja) | 2004-09-24 | 2004-09-24 | ハードディスクレコーダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006092651A true JP2006092651A (ja) | 2006-04-06 |
Family
ID=36233478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004276780A Pending JP2006092651A (ja) | 2004-09-24 | 2004-09-24 | ハードディスクレコーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006092651A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008210457A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Sony Corp | ディスク記録装置およびディスク記録装置の制御方法 |
-
2004
- 2004-09-24 JP JP2004276780A patent/JP2006092651A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008210457A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Sony Corp | ディスク記録装置およびディスク記録装置の制御方法 |
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