JP2006092330A - 表示制御装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 小数点表示に関する視認性を向上させた表示制御装置及びそのためのプログラムを提供すること。
【解決手段】 表示画面W100に小数点H100が表示されている場合には、表示画面W100にシンボルマークH102を点灯表示させる。また、表示画面に小数点が表示されていない場合には、表示画面のシンボルマークを消灯させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、表示制御装置及びプログラムに関する。
従来から、表示制御装置の一種として、各種数式を入力すると、入力された数式に基づいて演算を実行し、演算結果を表示する電卓(電子卓上計算機)が知られている。電卓において、数値や小数点を表示する表示装置は液晶表示装置が用いられることが一般的である。この液晶表示装置は、例えば、マトリクス型で構成されていたり、7つのセグメントを利用したいわゆる日の字表示型で構成されていたりする(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−199204号公報
電卓は、ユーザが容易に可搬できるように、小型サイズのものが一般的である。電卓の大きさを小さくするために、利用される液晶の大きさも小型化されており、通常は数字が数行表示できる程度の小さな液晶が用いられている。ここで、表示される数値等の大きさと比較すると、小数点の表示は、必然的に小さくなっている。このため、小数点の表示有無及び表示位置についての視認性が悪かった。
そこで、上記課題に鑑みて、本発明が目的とするところは、小数点表示に関する視認性を向上させた表示制御装置及びそのためのプログラムを提供することである。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載された発明の表示制御装置は、
数値部、小数点部およびシンボルマーク部を備えている表示手段(例えば、図2の表示部50)と、
キー操作に応じて、前記数値部と前記小数点部とを点灯表示する際に、前記シンボルマーク部を併せて点灯表示させるシンボルマーク部表示制御手段(例えば、図2のCPU10;図4のステップB12)と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載された発明の表示制御装置は、
数値部、小数点部およびシンボルマーク部を備えている表示手段(例えば、図2の表示部50)と、
この表示手段における小数点部が現在点灯表示中であるか否かを判別する判別手段(例えば、図2のCPU10;図4のステップB10)と、
この判別手段により前記小数点部が現在点灯表示中であると判別された際は、前記シンボルマーク部を点灯表示させ、前記小数点部が現在点灯表示中でないと判別された際は、前記シンボルマーク部を消灯させるシンボルマーク部表示制御手段(例えば、図2のCPU10;図4のステップB10、B12、B14)と、
を備えることを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、請求項1に記載の表示制御装置において、
予め定められたキー操作に応じて、演算実行を開始する演算開始手段(例えば、図2のCPU10;図8のステップC24)を更に備え、
前記シンボルマーク部表示制御手段は、前記演算開始手段による演算実行開始の後、演算結果を表示する際に、前記シンボルマーク部を点灯表示させる手段(例えば、図2のCPU10;図8のステップC28)を有することを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、請求項1から3の何れか一項に記載の表示制御装置において、
前記表示手段は、前記小数点部及びシンボルマーク部を複数備え、前記各小数点部に対応づけて各シンボルマーク部を配置して備え、
前記シンボルマーク部表示制御手段は、前記点灯表示する前記いずれかの小数点部に対応づけて配置されているシンボルマーク部を点灯表示させる手段(例えば、図2のCPU10;図11のステップD12)を有することを特徴とする。
請求項5に記載された発明は、請求項1から4の何れか一項に記載の表示制御装置において、
前記シンボルマーク部は、所定ロゴ又は所定キャラクター絵柄を表示する表示体(例えば、図14のキャラクターC1)からなることを特徴とする。
請求項6に記載された発明のプログラムは、
数値部、小数点部およびシンボルマーク部を有する表示手段(例えば、図2の表示部50)を備えるコンピュータに、
キー操作に応じて、前記数値部と前記小数点部とを点灯表示する際に、前記シンボルマーク部を併せて点灯表示させるシンボルマーク部表示制御機能(例えば、図2のCPU10;図2のステップB12)を実現させることを特徴とする。
請求項7に記載された発明のプログラムは、
数値部、小数点部およびシンボルマーク部を有する表示手段(例えば、図2の表示部50)を備えるコンピュータに、
前記表示手段における小数点部が現在点灯表示中であるか否かを判別する判別機能(例えば、図2のCPU10;図4のステップB10)と、
この判別機能により前記小数点部が現在点灯表示中であると判別された際は、前記シンボルマーク部を点灯表示させ、前記小数点部が現在点灯表示中でないと判別された際は、前記シンボルマーク部を消灯させるシンボルマーク部表示制御機能(例えば、図2のCPU10;図4のステップB12、B14)と、
を実現させることを特徴とする。
請求項1又は6に記載された発明によれば、数値部と小数点部とを点灯表示する際に、シンボルマーク部が併せて点灯表示される。従って、ユーザは小数点部が点灯表示されているか否かをシンボルマーク部の点灯表示状態で確実かつ迅速に確認することが可能となる。
請求項2又は7に記載された発明によれば、小数点部が現在点灯表示中であるときには、シンボルマーク部が点灯され、点灯表示中でないときには、シンボルマーク部が消灯される。このため、ユーザは、小数点部が現在点灯表示中であるか否かをシンボルマーク部の点灯表示状態で確実かつ迅速に確認することが可能となる。
請求項3に記載された発明によれば、演算結果を表示する際に、前記シンボルマーク部が点灯表示される。すなわち、演算結果の表示時には、小数点部が点灯表示されていない場合であっても、シンボルマーク部が点灯表示されることとなる。従って、ユーザは、演算結果が表示されているか否かをシンボルマーク部の点灯表示の有無で確認することができる。
請求項4に記載された発明によれば、各小数点部に対応づけて各シンボルマーク部が配置されており、点灯表示されるいずれかの小数点部に対応づけて配置されているシンボルマーク部が点灯表示されることとなる。従って、点灯表示されている小数点部の位置を確実かつ迅速に確認することが可能となる。
請求項5に記載された発明によれば、シンボルマーク部は、所定ロゴや所定キャラクター絵柄を表示する表示体で構成される。
〔第1実施形態〕
次に、本発明を表示制御装置の一種である関数電卓に適用した場合の実施の形態について図面を参照して詳細に説明するが、本発明が適用可能なものは関数電卓に限定されるものではなく、四則演算を中心に扱う電卓や、金融計算機能を内蔵する金融計算電卓等に適用しても良いことは勿論である。
まず、第1実施形態について説明する。第1実施形態は、表示部に小数点が表示されている場合にシンボルマークを点灯表示させ、表示部に小数点が表示されていない場合にシンボルマークを消灯させる実施形態である。
[1.1 構成]
図1に、関数電卓1の概観図を示す。同図に示すように、関数電卓1は、ディスプレイ3と、各種キー群5を備えている。ここで、各種キー群5を構成するキーには、それぞれ固有の機能が割り当てられており、ユーザによってこれらのキーが押下されて、関数電卓1が操作される。
ディスプレイ3は、各種キーの押下に応じた数式や文字等、関数電卓1を使用するために必要な各種データ、数式、演算結果が表示される部分である。ここで、ディスプレイ3は、ドットマトリクス方式の液晶表示装置として本実施形態を説明するが、セグメント方式の液晶表示装置等であってもよい。
各種キー群5は、関数電卓1に数値、演算記号等からなる数式を入力したり、処理を指示したりするためのキー群である。各種キー群5は、例えば数字キー群5aと、四則演算キー群5bと、小数点キー5cと、実行キー5dとを備えて構成されている。
数字キー群5aは、関数電卓1に対し数値を入力する為のキーであり、四則演算キー群5bは、四則演算を実行する場合の演算子を入力するためのキーである。また、小数点キー5cは、小数点を入力するためのキーである。
実行キー5dは、関数電卓1に対し処理の実行、決定を指示する為のキーである。また、ユーザが演算式を入力した後に、実行キー5dを押下することにより、当該演算式の演算が実行され、実行結果がディスプレイ3に表示される。
つづいて、図2は関数電卓1の構成を示すブロック図である。同図に示すように、関数電卓1は、CPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)20、RAM(Random Access Memory)30、入力部40、表示部50を備えており、各機能部がバス60で接続されて構成されている。
[1.1.2 ROM及びRAM]
ROM20は、メニュー表示処理、各種設定処理、各種演算処理等の関数電卓1の動作に係る各種プログラムや、関数電卓1の備える種々の機能を実現するためのプログラム等を格納すると共に、第1演算プログラム22と、小数点監視プログラム24とを記憶している。
RAM30は、CPU10が実行する各種プログラムや、これらのプログラムの実行にかかるデータ等を一時的に保持する随時書き込み可能なメモリである。本実施形態では、演算式記憶領域32の領域が確保されている。ここで、演算式記憶領域32は、ユーザにより入力された演算式が記憶される領域であり、CPU10は、演算式記憶領域32に記憶された演算式に従って演算する。
[1.1.3 CPU]
CPU10は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送を行う。具体的には、CPU10は、入力部40から入力される操作信号に応じてROM20に格納されたプログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、CPU10は、処理結果を表示するための表示制御信号を適宜表示部50に出力して、対応した表示情報を表示する。
また、CPU10は、本実施の形態において、ROM20に記憶された第1演算プログラム22に従った第1演算処理(図3参照)を実行する。具体的に、CPU10は、小数点監視処理を開始する。そして、ユーザにより入力された演算式に従って演算を実行し、演算結果を表示部50に表示する。
また、CPU10は、ROM20に記憶された小数点監視プログラム24に従った小数点監視処理(図4参照)を実行する。小数点監視処理は、メモリに常駐して随時実行されているプログラムである。具体的には、表示部50に小数点表示がある場合にはシンボルマークを点灯表示し、小数点表示が無い場合にはシンボルマークを消灯する。ここで、シンボルマークは特定の位置に点灯表示される図柄であり、本実施形態においては、「AAA」という文字列が点灯表示される。
[1.1.4 入出力部等]
入力部40は、数字キーや演算キー等の数式の入力や機能選択等に必要なキー群を備えた入力装置であり、押下されたキーの信号をCPU10に出力する。この入力部40におけるキー入力により、数式の入力、関数の選択、演算実行の指示等の入力手段が実現される。
表示部50は、CPU10から入力される表示信号に基づいて各種画面を表示するものである。表示部50の表示画面は、図1に示すディスプレイ3に相当する。
バス60は、CPU10からのデータ等の電気信号を通す線路であり、CPU10と、ROM20と、RAM30と、入力部40と、表示部50とをそれぞれ接続する信号線である。
[1.2 処理の流れ]
[1.2.1 第1演算処理]
次に、第1実施形態における関数電卓1の動作について図を参照して説明する。図3は、第1演算処理に係る関数電卓1の動作を説明するためのフローチャートである。この第1演算処理は、CPU10がROM20の第1演算プログラム22を実行することによって実現される処理である。
まず、CPU10は、小数点監視処理を常駐的な処理として実行開始する(ステップA10)。続いて、ユーザによりモード設定処理を実行する入力がされると(ステップA12;Yes)、CPU10はモード設定処理を実行する(ステップA14)。モード設定処理とは、関数電卓1における各種動作を設定する処理であり、例えば、入力する方程式の次元数を設定したり、小数点の記号をドット表示にするとかコンマ表示にするか、といった設定を行う処理である。
続いて、ユーザにより演算式が入力されると(ステップA16;Yes)、CPU10は入力された演算式を演算式記憶領域32に記憶するとともに、表示部50に表示する(ステップA18)。続いて、実行キー5dが押下されると(ステップA20;Yes)、CPU10は演算式記憶領域32に記憶されている演算式に従って演算を実行する(ステップA22)。そして、演算した結果を表示部50に表示する(ステップA24)。
ここで、ユーザにより第1演算処理を終了させる入力がなされると(ステップA26;Yes)、CPU10は常駐させていた小数点監視処理を終了させ(ステップA28)、第1演算処理を終了する。他方、第1演算処理の終了入力がない場合には(ステップA26;No)、CPU10は、ステップA12から処理を繰り返し実行する。
[1.2.2 小数点監視処理]
続いて、小数点監視処理について、図4を用いて説明する。図4は、小数点監視処理に係る関数電卓1の動作を説明するためのフローチャートである。この小数点監視処理は、CPU10がROM20の小数点監視プログラム24を実行することによって実現される処理である。
まず、CPU10は、表示部50に小数点が表示されているか否かを判定する(ステップB10)。ここで、表示部50に小数点が表示されていると判定した場合には(ステップB10;Yes)、CPU10は特定の位置にシンボルマーク(例えば、図5のシンボルマークH102)を点灯表示する(ステップB12)。他方、表示部50に小数点が表示されていないと判定した場合には(ステップB10;No)、CPU10は特定の位置のシンボルマークを消灯する(ステップB14)。
[1.3 動作例]
続いて、関数電卓1において、第1演算処理が実行される場合の動作例について図を用いて説明する。
図5(a)は、ユーザが分数の入力をしている状態の表示画面W100の一例を示した図である。ここで、CPU10は、表示画面W100には、小数点H100が表示されていることから、シンボルマークH102を点灯表示する(図4のステップB10;Yes→ステップB12)。
図5(b)は、ユーザが演算式として「2÷300」を入力した後に実行キー5dを押下した表示画面W102の一例を示した図である。ユーザにより演算式が入力された後に、実行キー5dが押下されると、CPU10は、当該演算式に従って演算を実行し、演算結果を表示する(ステップA18〜ステップA24)。ここで、表示画面W102には、小数点H104が表示されていることから、CPU10は、シンボルマークH102を点灯表示する(図4のステップB10;Yes→ステップB12)。
図5(c)は、ユーザが演算式として『4」5+2」3』(5分の4足す3分の2)を入力した後に実行キー5dを押下した表示画面W104の一例を示した図である。ここで、表示画面W104には、小数点H106が表示されていることから、CPU10は、シンボルマークH102を点灯表示する(図4のステップB10;Yes→ステップB12)。
図6(a)は、設定モードの一例として、連立方程式の次元数を設定する表示画面W110の一例を示した図である。モード設定処理(図3のステップA14)が実行された表示画面W110には、小数点が表示されていない。従って、CPU10は、シンボルマークH110を消灯する。
図6(b)は、行列を計算する際の初期設定を行う表示画面W112の一例を示した図である。ここで、表示画面W112には、小数点が表示されていない。従って、CPU10は、シンボルマークH110を消灯する。
図6(c)は、設定モードの一例として、小数点の記号を設定する表示画面W114の一例を示した図である。ここで、表示画面W114には、小数点が表示されていない。従って、CPU10は、シンボルマークH110を消灯する。
[1.4 作用・効果]
このように、第1実施形態によれば、表示部50に小数点が表示されている場合に、シンボルマークを点灯表示する。また、表示部50に小数点が表示されていない場合に、シンボルマークを消灯する。従って、小数点が表示部に表示されているか否かの状態を、ユーザはシンボルマークの点灯表示の状態を通じて視覚的に確実かつ迅速に確認することが可能となる。
〔第2実施形態〕
続いて、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、演算結果が表示された場合に、シンボルマークを表示させる実施形態である。
[2.1 構成]
第2実施形態における関数電卓1の構成は、第1実施形態において図2に示したROM20を図7に示すROM26に置き換えた構成であり、以下、同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
図7を参照して、ROM26の構成について説明する。図7に示すように、ROM26は、第2演算プログラム28と、小数点監視プログラム24とを記憶している。
第2演算プログラム28は、第2演算処理を実現するためのプログラムであり、CPU10がこの第2演算プログラム28を実行することで、第2演算処理が実現される。CPU10は、ユーザに入力された演算式に従って演算を実行し、演算結果を表示部50に表示する。そして、演算結果を表示する際に、併せてシンボルマークを点灯表示する。
[2.2 第2演算処理]
続いて、第2演算処理の流れについて詳細に説明する。図8は、第2演算処理にかかる関数電卓1の動作を説明するためのフローチャートである。この第2演算処理は、CPU10がROM26に記憶された第2演算プログラム28を実行することによって実現される処理である。また、第2演算処理のステップC10からC20までは、第1演算処理のステップA10からA20までの処理と同一の処理であり、その詳細な説明は省略する。
CPU10は、第2演算処理が実行されると、小数点監視処理の実行を開始する。そして、演算式が入力されると、入力された演算式を表示部50に表示し、演算式記憶領域32に記憶する(ステップC10〜C18)。
続いて、ユーザにより実行キー5dが押下されると(ステップC20;Yes)、CPU10は常駐的に実行していた小数点監視処理を終了する(ステップC22)。続いて、演算式記憶領域32に記憶されている演算式に従って演算を実行し(ステップC24)、演算結果を表示部50に表示する(ステップC26)。続いて、CPU10は、特定の位置に、シンボルマークを点灯表示させる(ステップC28;図9のシンボルマークH200)。そして、ユーザにより第2演算処理を終了させる入力がなされると(ステップC30;Yes)、第2演算処理を終了し、終了の指示入力がなされないときは(ステップC30;No)、ステップC12から処理を繰り返し実行する。
[2.3 動作例]
続いて、第2演算処理における関数電卓1の動作例について図を用いて説明する。
図9(a)は、ユーザにより演算式「123×456」が入力された状態を示す表示画面W200の一例を示す図である。このとき、表示画面W200には小数点が表示されていないことから、シンボルマークH200は消灯している(図8のステップC18、図4のステップB14)。
この状態から、実行キー5dが押下されたときの状態を示した表示画面W202の一例が、図9(b)である。CPU10は、演算結果H204を表示画面W202に表示する(図8のステップC26)。そして、CPU10は、演算結果が表示されたことからシンボルマークH200を点灯表示する(ステップC28)。
[2.4 作用・効果]
このように、第2実施形態によれば、演算結果を表示させる場合にシンボルマークを点灯表示することができる。
〔変形例〕
上述した実施の形態では、表示制御装置の適用例として関数電卓を例に挙げて説明したが、関数電卓に限らず、携帯電話機、パソコン、電子時計、PDA(Personal Digital Assistants)などの電子機器全般に本発明を適用して良いことは勿論である。具体的には、図3のROM20内の各種データ・プログラムを記憶し、実行できる環境にある電子機器であれば、何れの電子機器にも適用可能である。
また、上述した実施形態において、シンボルマークの表示態様として、表示画面右上に一つ表示することとして説明したが、他の表示態様でも良い。
また、上述した実施形態においては、CPU10が実行する小数点小数点監視処理によって小数点が表示されているか否かをいわばソフト的に判定し、シンボルマークを点灯表示させることとして説明したが、これに限られるわけではなく、ハードウェア的な回路としてシンボルマークの点灯表示を制御してもよい。以下、その場合の回路構成を説明する。
[3.1 ハードウェアによるシンボルマーク制御]
[3.1.1 表示部(液晶表示装置)の構成]
以下説明においては、表示部50の液晶表示装置をセグメント方式の液晶表示装置として説明する。セグメント方式の液晶表示装置の構成は公知であるため、その詳細な説明は省略する。
図10は、セグメント方式の液晶表示装置のうち、1桁分の表示領域(以下、適宜「桁領域」という。)を示したものである。各端子にはセグメント電極がそれぞれ接続されている。例えば、端子S1〜S7は、それぞれセグメント電極LC1〜LC7に接続されている。端子S8は、セグメント電極LC8及びセグメント電極LC9に接続されている。
[3.1.2 液晶表示装置の動作(液晶表示処理)]
図10に示した液晶表示装置に数値等を点灯表示させる液晶表示処理について説明する。図11はこの液晶表示処理の動作について示したフローチャートである。
まず、CPU10は表示部50に表示させる液晶表示データを作成する(ステップD10)。ここで、液晶表示データとは、どのセグメントの液晶を点灯表示するかを表すデータであって、各セグメント電極への電圧印加有無を定めたデータである。液晶表示装置は、作成された液晶表示データに従って各セグメント電極に電圧を印加する(ステップD12)。ここで、図10に示すように、セグメント電極LC8とセグメント電極LC9とは、同じ端子S8に接続されていることから、2つのセグメント電極の液晶は併せて点灯表示される。
液晶表示データについて、図12を用いて説明する。図12(a)は、液晶表示装置に「2.」と表示させるための液晶表示データである。ここで、図12(a)の行方向は桁領域を示しており、列方向は各端子に接続されているセグメント電極への電圧印加有無を示している。同図(a)において、桁領域N1の液晶は、端子S1、端子S2、端子S4、端子S5、端子S7、端子S8に接続されているセグメント電極に電圧が印加される。
図12(a)の液晶表示データに基づいて液晶を点灯表示させた表示画面W300の一例を示す図が図13(a)である。表示画面W300には、表示画面W300の右側から桁領域N1、桁領域N2、…、桁領域N8が配置されている。ここで、各桁領域は、図10に示した桁領域の構成とそれぞれ同じものであり、数字を表す日の字形のセグメント群(以下、「日の字セグメント」という。)SS1と、小数点ST1と、シンボルマークSM1とから構成されている。
図13(a)において、数字を表す日の字セグメントSS1は「2」(セグメント電極LC1、LC2、LC4、LC5、LC7の部分)を表す点灯表示がなされている。また、端子S8に接続されているセグメント電極LC8の小数点ST1と、セグメント電極LC9のシンボルマークSM1とが点灯表示されている。
図12(b)の液晶表示データに基づいて液晶を点灯表示させた表示画面W302の一例を示す図が図13(b)である。表示画面W302には、「2.5」が表示されている。ここで、桁領域N2においては、数字「2」と、小数点ST2と、シンボルマークSM2とが点灯表示されている。また、桁領域N1においては数字「5」が点灯表示されており、小数点ST3及びシンボルマークSM3は消灯している。
このように、小数点とシンボルマークのセグメント電極が結線されているため、小数点が点灯表示されたときは、自動的にシンボルマークが点灯表示される。また、各小数点のセグメントの近傍に、対応するシンボルマークのセグメントが配置されている。このため、複数有る小数点のうち、どの小数点が表示されているのかを、ユーザはより明確に視認することができる。
なお、ここで上述した方法として、セグメント電極LC8と、セグメント電極LC9とが物理的に結線されていることとして説明したが、これに限られるわけではない。例えば、セグメント電極LC8と、セグメント電極LC9とが別々の端子に結線されており、ソフト的に切り替える処理をしても良いことは勿論である。この場合、ステップD12において、セグメント電極LC8に電圧を印加する場合に、セグメント電極LC9にも同じ電圧を印加する制御を行うこととすれば良い。
[3.2 キャラクター絵柄を点灯表示]
また、上述した実施形態においては、シンボルマークとして所定の文字列「AAA」を表示させることとして説明したが、文字列に限らず、例えば所定キャラクターの絵柄等を表示させても良いことは勿論である。
例えば、図14(a)は、桁領域N1に「2.」と表示されている状態の表示画面W320の一例を示す図である。ここで、小数点ST10が表示されていることから、連動してキャラクター絵柄C1が点灯表示されている。
さらに、図14(b)は、「2.5」を表示した表示画面W322の一例を示す図である。ここで、桁領域N2の小数点ST12が表示されていることから、連動して桁領域N2のキャラクター絵柄C2が点灯表示される。そして、桁領域N1のキャラクター絵柄C1は消灯される。
このように、シンボルマークをキャラクター絵柄とすることにより、視認性だけでなく娯楽性を高めることもできる。
[3.3 小数点以外の表示とシンボルマーク点灯表示]
なお、本実施形態において小数点の表示状態に応じてシンボルマークを点灯表示させることとして説明したが、小数点に限られる訳ではなく、例えば「マイナス記号」が表示されているときにシンボルマークを点灯表示させることとしても良い。また、角度単位の表示状態と併せてシンボルマークを表示させることとしてもよい。
図15(a)は、液晶表示装置の要部構成を示した図である。角度単位「DEG」のセグメント電極LC9aが端子S9aに、角度単位「RAD」のセグメント電極LC9bが端子S9bに、角度単位「GRAD」のセグメント電極LC9dが端子S9cにそれぞれ接続されている。また、シンボルマーク「AAA」のセグメント電極LC9dは、角度単位「DEG」のセグメント電極LC9aと共に端子S9aに共通接続されている。従って、端子S9aに電圧が印加されると、セグメント電極LC9a及びセグメント電極LC9dそれぞれに対応するセグメントの液晶が同時に点灯表示される。
図15(b)は、「60.」を表示した表示画面W340の一例を示す図である。角度単位として「RAD」が設定されていることを示すRADマークSR344が点灯表示されている。
ここで、ユーザにより角度単位が「DEG」に変更設定された状態を図15(c)に示す。このとき、DEGマークSR342が点灯表示されると同時に、シンボルマークSM340が点灯表示される。
これにより、ユーザは特定の角度単位(この場合、「DEG」)になっているか否かを、所定のシンボルマークを通じて視認することができる。
関数電卓の概観図。 関数電卓のブロック図。 第1演算処理の動作フローを示す図。 小数点監視処理の動作フローを示す図。 第1実施形態における動作例を示す図。 第1実施形態における動作例を示す図。 第2実施形態におけるROM構成を示す図。 第2演算処理の動作フローを示す図。 第2実施形態における動作例を示す図。 変形例における表示部の構成を説明する図。 変形例における液晶表示処理を説明する図。 変形例における液晶表示データの構成を説明する図。 変形例における動作例を説明する図。 変形例における動作例を説明する図。 変形例における動作例を説明する図。
符号の説明
1 関数電卓
10 CPU
20、26 ROM
22 第1演算プログラム
24 小数点監視プログラム
28 第2演算プログラム
30 RAM
32 演算式記憶領域
40 入力部
50 出力部
60 バス

Claims (7)

  1. 数値部、小数点部およびシンボルマーク部を備えている表示手段と、
    キー操作に応じて、前記数値部と前記小数点部とを点灯表示する際に、前記シンボルマーク部を併せて点灯表示させるシンボルマーク部表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする表示制御装置。
  2. 数値部、小数点部およびシンボルマーク部を備えている表示手段と、
    この表示手段における小数点部が現在点灯表示中であるか否かを判別する判別手段と、
    この判別手段により前記小数点部が現在点灯表示中であると判別された際は、前記シンボルマーク部を点灯表示させ、前記小数点部が現在点灯表示中でないと判別された際は、前記シンボルマーク部を消灯させるシンボルマーク部表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする表示制御装置。
  3. 予め定められたキー操作に応じて、演算実行を開始する演算開始手段を更に備え、
    前記シンボルマーク部表示制御手段は、前記演算開始手段による演算実行の開始の後、演算結果を表示する際に、前記シンボルマーク部を点灯表示させる手段を有することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  4. 前記表示手段は、前記小数点部及びシンボルマーク部を複数備え、前記各小数点部に対応づけて各シンボルマーク部を配置して備え、
    前記シンボルマーク部表示制御手段は、前記点灯表示する前記いずれかの小数点部に対応づけて配置されているシンボルマーク部を点灯表示させる手段を有することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の表示制御装置。
  5. 前記シンボルマーク部は、所定ロゴ又は所定キャラクター絵柄を表示する表示体からなることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の表示制御装置。
  6. 数値部、小数点部およびシンボルマーク部を有する表示手段を備えるコンピュータに、
    キー操作に応じて、前記数値部と前記小数点部とを点灯表示する際に、前記シンボルマーク部を併せて点灯表示させるシンボルマーク部表示制御機能を実現させるためのプログラム。
  7. 数値部、小数点部およびシンボルマーク部を有する表示手段を備えるコンピュータに、
    前記表示手段における小数点部が現在点灯表示中であるか否かを判別する判別機能と、
    この判別機能により前記小数点部が現在点灯表示中であると判別された際は、前記シンボルマーク部を点灯表示させ、前記小数点部が現在点灯表示中でないと判別された際は、前記シンボルマーク部を消灯させるシンボルマーク部表示制御機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008234146A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Casio Comput Co Ltd 電子式計算機

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