JP2006090415A - 流体圧アクチュエータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内部にシリンダ室3A,3Bを設けるとともに側面2a,2bにシリンダ室3A,3Bに通じる流体給排ポート11A,11B,11C,11Dを設けたボディ2とオプション用部材21,31とを連結部材41A,41B,41C,41Dにて連結するアクチュエータ1において、連結部材41A・・・をボディ2の前記ポート11A・・・にねじ込むことによってオプション用部材21,31をボディ2に連結し、連結部材41A・・・に予め設けた流路42を通じてボディ2のシリンダ室3A,3Bへ流体を給排する。
【選択図】図5
Description
(1)流体圧アクチュエータにおいて、シリンダ内に流体を給排気させるポートに設けられた部材に配置する部品を固定する連結部材が、前記ポートにねじ込まれることにより、前記部品が固定されることを特徴とするアクチュエータ。
(2)装置の一部を挟み込んで連結部材が流体圧アクチュエータのポートに螺入されることを特徴とするアクチュエータ。
(3)前記連結部材にはアクチュエータに流体を給排気させるポートが設けられていることを特徴とするアクチュエータ。
(4)発塵回収用の集塵ポートに前記連結部材がねじ込まれて前記部品が固定されることを特徴とするアクチュエータ。
(5)前記連結部材のポート部にオリフィスが設けられていることを特徴とするアクチュエータ。
(6)前記連結部材に配管用の継手が一体になっていることを特徴とするアクチュエータ。
(7)ポートと同一面上に配置する部品内部に軸方向に流体流路が設けられ、前記連結部材を通ってシリンダ内に流体を給排気させることを特徴とするアクチュエータ。
(8)ストロークアジャスタやスイッチレールなどの部材をボディ部材に連結する時、連結部材をボディ部材に設けられたポートのネジ部にねじ込んで、前記部材をボディに固定する。その連結部材にポートを設ける。
(a)小型のアクチュエータやストロークの短いアクチュエータでもストロークアジャスタやスイッチレールなどをボディ部材に連結することができる。
(b)また、固定用のネジ穴をボディに加工する必要がないので、加工工数を削減できコストダウンできる。
(c)十分な強度が確保できるので、ストローク調整機構などのように大きな衝撃力にも耐えられる。
(d)複雑な構造を有していないので、コストも安い。
(e)必要のない部材を外せば、ボディ部材のポートも使用できるので、利便性もあり、コストも安い。
(f)装置の一部を連結金具で挟み込むことにより、アクチュエータの取付にも利用できる。
図1は、本発明の第一実施例に係る流体圧アクチュエータ1の平面図を示しており、図2は同流体圧アクチュエータ1の正面図、図3は同アクチュエータの背面図をそれぞれ示している。また、図4は図2におけるA−A線断面図である。
図7の例では、ストローク調整用のアジャストブロック22とスイッチレール31の内部にそれぞれシリンダ3の軸方向と略平行に連通路27,37が設けられ、その一端(図上右端)に配管接続ポート28,38が設けられている。シリンダ出側の圧縮空気は、アジャストブロック22のポート28から連通路27および連結部材41の流路42を通り、第一のポート11Aからシリンダ室3Aに供給される。また、戻り側の圧縮空気は、スイッチレール31のポート38から連通路37、連結部材41の流路42、連通路37および連結部材41の流路42を通り、第四のポート11Dからシリンダ室3Bに供給される。第一および第四のポートにねじ込まれる連結部材41には、その径方向および軸方向に流路42がT字状に設けられている。これに対して、第二のポート11Bにねじ込まれる連結部材41については、その径方向のみに流路42が−字状に設けられている。各連結部材41の外周には、流路42を流れる圧縮空気をシールするためのOリングまたはガスケット等のパッキンよりなるシール部材71が設けられている。
図8の例では、ストローク調整用のアジャストブロック22とスイッチレール31の内部にそれぞれシリンダ3の軸方向と略平行に連通路27,37が設けられ、その両端にそれぞれ配管接続ポート28,38が設けられ、ブランクプラグ44によりポートを自在に選択できるようになっている。
図9の例では、シリンダ出側のポート28が後方(図上右方)、シリンダ戻り側のポート38が前方(図上左方)になるよう流路が設けられている。
図10の例では、連結部材41とワンタッチ継手51が一体とされている。
図11の例では、連結部材41とニップルタイプの継手52が一体とされている。
図12および図13の例では、連結部材41はアジャストブロック22、スイッチレール31より飛び出ない構造(連結部材41の外側端面がボディ2の側面2a,2bより突出しない構造)になっている。この場合には、連結部材41に予め設けた切り欠き53に工具を引っかけて回してねじ込む。もちろん切り欠き53以外の係合構造であっても良い。
図14の例では、ロッドシール部54からの発塵やごく僅かのエア漏れを嫌うクリーンルームなどの環境での使用を考慮して、発塵などを回収する集塵ポート55がボディ2に設けられており、この集塵ポート55にスイッチレール31側から連結部材41がねじ込まれている。この場合には、集塵ポート55にねじ込まれた連結部材41の流路42およびポート43から発塵などを回収する。図示はしないが、ストロークアジャスタ21側に集塵ポート55が設けられ、アジャストブロック22を挟んで連結部材41が集塵ポート55にねじ込まれていても良い。もちろん集塵ポート55の連結部材41は図1ないし図4のように飛び出るタイプや、図10、図11のように継手51,52が一体になった連結部材41を使用しても良い。図9のように集塵用ポート55がスイッチレール31やアジャストブロック22の軸方向に設けられていても良い。アジャストブロック22およびスイッチレール31とボディ2との間には、位置決め等のためにピンやキー(図示せず)等を組み込んでも良い。
図15および図16の例では、ストローク調整用のアジャストブロック22が分割タイプになっている。分割タイプの場合、従来技術ではアジャストブロック22一個に対して固定用のボルトが2本以上必要となる。つまり、出側と戻り側の2つのアジャストブロック22を取り付ける場合、ボディ2には固定用ボルトのネジ穴が最低でも4箇所必要となる。そこで当該実施例では、第一実施例のようにアジャストブロック22を挟み込んで連結部材41がボディ2のポート11にねじ込まれている。連結部材41一個ではアジャストブロック22の固定が安定しないときもあるので、この場合にはサポート用のピン56を付設する。ピン以外にもキー等を用いても良い。
図17の例では、上記第二実施例(図7)と同様に、戻り側調整用のアジャストブロック22の内部に軸方向に沿って連通路27が設けられ、その一端(図上右端)に配管接続ポート28が設けられている。ポート28から供給された圧縮空気は、連通路27および連結部材41の流路42Eを通り、第一のポート11Aからシリンダ室3Aに供給される。もちろん同様に、出側調整用のアジャストブロック22のシリンダ前方(図上左方)にポート28を設けても良い。
図18の例では、ピン56の代わりにサポート用のネジ57が設けられている。
図19の例では、ボディ2の側面2aに段差状の凹部58が設けられ、この凹部58にアジャストブロック22が嵌まり込むことによりアジャストブロック22の位置決めおよび位置ズレ防止がなされる構造となっている。上記第九ないし第十一実施例と同様に、サポート用のピンやボルトなどを加えても良い。尚、第九ないし当該第十二実施例においては、上記第五および第六実施例と同様に、継手51,52が一体になった連結部材41を使用しても良い。また上記第八実施例と同様に、集塵ポート55がボディ2に設けられ、分割アジャストブロック22を挟んで連結部材41が集塵ポート55にねじ込まれていても良い。
図20の例では、ボディ2の側面2aではなく端面(後面)2cに戻り側調整用のアジャストブロック22が取り付けられ、このアジャストブロック22を挟み込んでエンドカバー(連結部材)5がボディ2にねじ込まれている。エンドカバー5には流路59と配管接続ポート60が設けられている。戻り側アジャストブロック22にはサポート用のピンやボルト等を組み付けても良い。また上記第五、第六実施例と同様に、継手51,52が一体になった連結部材41を使用しても良い。流体給排ポート11Cには、図16ないし図19のように、出側のアジャストブロックが取り付けられていても良い。
図21の例では、上記第二実施例(図7)と同様に、ストローク調整用のアジャストブロック22の内部にシリンダ3の軸方向と略平行に連通路27が設けられ、その一端(図上右端)に配管接続ポート28が設けられている。ポート28は反対側に設けても良い。また図示はしないが、同様にスイッチレール31の内部に連通路を設け、その一端に配管接続ポートを設けても良い。また、アジャストブロック22およびスイッチレール31共に、ポート28は前方および後方どちらも自在に選択できるようになっていても良い。
図22の例では、上記第七実施例(図12,13)および第八実施例(図14)と同様な飛び出ないタイプの連結部材41がボディ2のポート11にねじ込まれることにより、アクチュエータ1を装置61等に取り付けるためのブラケット金具62がオプション用部材の一つとしてボディ2に連結固定されている。もちろん飛び出るタイプの連結部材41を用いて、装置61側に逃げ空間を設けるようにしても良い。ブラケット金具62はボルト63にて装置61に連結され、これによりアクチュエータ1が装置61に取り付けられている。また、スイッチレール31は、流路42およびポート43を設けた連結部材41にてボディ2に連結固定されている。スイッチレール31は、ストロークアジャスタであっても良い。ブラケット金具62には、スイッチを取り付けるためのスイッチ取付溝があっても良く、ストロークアジャスタ機能があっても良い。
図23の例では、上記ブラケット金具62の内部にシリンダ3の軸方向と略平行に連通路64が設けられ、その一端(図上右端)に配管接続ポート65が設けられている。シリンダ出側の圧縮空気は、エンドカバー5のポート60から連通路59を通ってシリンダ室3Aに供給される。また、戻り側の圧縮空気は、ブラケット金具62のポート65から連通路64、連結部材41の流路42、連通路64および連結部材41の流路42を通り、第三のポート11Cからシリンダ室3Bに供給される。ブラケット金具62のポート65は軸方向反対側に設けても良い。また、ブラケット金具62後方を出側のポートとして、スイッチレール31側の連結部材41を戻り側ポートにしても良い。
図24の例では、流路42および配管接続ポート43を有する連結部材41によってブラケット金具62がボディ2に連結固定されている。装置61には、連結部材41と略同位置に、継手66の外径より大きい貫通穴67が設けられており、この貫通穴67を通して継手66が連結部材41のポート43にねじ込まれている。連結部材41は上記継手51,52一体タイプの連結部材であっても良い。また上記第八実施例(図14)と同様に、ボディ2に集塵ポート55が設けられ、ブラケット62を挟んで連結部材41が集塵ポート55にねじ込まれても良い。
図25の例では、連結部材41が装置61の一部を挟んでボディ2のポート11にねじ込まれることにより、アクチュエータ1が装置61に連結固定されている。連結部材41のポート43には継手66が取り付けられている。もちろんポートを有さない連結部材41を使用し、スイッチレール31側がポート43を有する連結部材41であっても良い。連結部材41は上記継手51,52一体タイプの連結部材であっても良い。また上記第八実施例(図14)と同様に、ボディ2に集塵ポート55が設けられ、装置61の一部を挟んで連結部材41がこの集塵ポート55にねじ込まれても良い。
2 ボディ
2a,2b 側面
2c 端面
3 シリンダ
3A,3B シリンダ室
4 ピストン
5 エンドカバー
6 レール部
7 テーブル
8 ピストンロッド
9 先端プレート
11,11A,11B,11C,11D 流体給排ポート
21 ストロークアジャスタ
22 アジャストブロック
23 アジャストボルト
24 ストッパ受け
25,35 差込み部
26,36,71 シール部材
27,37,64 連通路
28,38,43,60,65 配管接続ポート
31 スイッチレール
32 スイッチ取付溝
33 磁石
41,41A,41B,41C,41D 連結部材
42,59 流路
44 ブランクプラグ
51,52,66 継手
53 切り欠き
54 ロッドシール部
55 集塵ポート
56 ピン
57 ネジ
58 凹部
61 装置
62 ブラケット金具
63 ボルト
67 貫通穴
Claims (4)
- 内部にシリンダ室を設けるとともに側面に前記シリンダ室に通じる流体給排ポートを設けたボディと、前記ボディの側面に取り付けられるオプション用部材とをボルト等の連結部材にて連結する構造の流体圧アクチュエータにおいて、
前記連結部材を前記ボディの流体給排ポートにねじ込むことによって前記オプション用部材を前記ボディに連結し、
前記連結部材に予め設けた流路を通じて前記ボディのシリンダ室へ流体を給排することを特徴とする流体圧アクチュエータ。 - 請求項1の流体圧アクチュエータにおいて、
流体給排配管を接続するための配管接続部を連結部材の外側端面に設け、前記配管接続部から流路を通じてシリンダ室へ流体を給排することを特徴とする流体圧アクチュエータ。 - 請求項1の流体圧アクチュエータにおいて、
流体給排配管を接続するための配管接続部および、前記配管接続部と流路とを連通させる連通路をオプション用部材に設け、前記配管接続部から連通路および流路を通じてシリンダ室へ流体を給排することを特徴とする流体圧アクチュエータ。 - 請求項1ないし3の何れかに記載した流体アクチュエータにおいて、
ボディの側面には集塵ポートが併せ設けられ、
連結部材を前記ボディの集塵ポートにねじ込むことによってオプション用部材を前記ボディに連結し、
前記連結部材に予め設けた流路を通じて集塵を行なうことを特徴とする流体圧アクチュエータ。
Priority Applications (1)
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JP2004276269A JP2006090415A (ja) | 2004-09-24 | 2004-09-24 | 流体圧アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
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2004
- 2004-09-24 JP JP2004276269A patent/JP2006090415A/ja active Pending
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