JP2006090276A - 電磁式燃料噴射弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の開口部を前部側壁に有する有底円筒状の保持筒部を少なくとも有する合成樹脂製のフィルタ枠に、開口部に配置されるフィルタメッシュと、開口部よりも後方で保持筒部を覆う円筒部を有する金属製のカラー部材とがインサート結合されて成る燃料フィルタが、金属製の入口筒の後部に圧入される電磁式燃料噴射弁において、燃料フィルタの入口筒への圧入時に生じる切粉が入口筒内を流通するのを防止する。
【解決手段】入口筒32の後部には、円筒部47aを圧入せしめる第1圧入孔51と、円筒部47aおよび開口部50間で保持筒部48を圧入せしめるようにして第1圧入孔51よりも小径に形成される第2圧入孔52とが段差部53を介して同軸に設けられ、第1および第2圧入孔51,52への円筒部47aおよび保持筒部48の圧入状態で、第1圧入孔51の内周および保持筒部48の外周間に密閉環状室54が形成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、前端を閉じた有底円筒状に形成されるとともに周方向に間隔をあけた複数の開口部を前部側壁に有する保持筒部を少なくとも有して合成樹脂により形成されるフィルタ枠に、前記開口部に配置されるフィルタメッシュと、前記保持筒部の外径よりも大径の外径を有して前記開口部よりも後方で前記保持筒部を覆う円筒部を有する金属製のカラー部材とがインサート結合されて成る燃料フィルタが、燃料通路を形成する金属製の入口筒の後部に圧入される電磁式燃料噴射弁に関する。
このような電磁式燃料噴射弁は、たとえば特許文献1等で既に知られている。
特開平9−324717号公報
上記特許文献1で開示される電磁式燃料噴射弁では、フィルタ枠にインサート結合される金属製のカラー部材の円筒部を、入口筒の後部に圧入することで燃料フィルタを入口筒の後部に装着するようにしている。ところが前記カラー部材は、真鍮等の比較的軟質の金属材料で形成されることが多いのに対して、入口筒はステンレス鋼等の硬質の金属材料で形成されることが多く、上記従来のものでは、圧入時に入口筒の内周との摩擦によってカラーの円筒部外周が削れて切粉が発生し、その切粉が入口筒内を流通してしまう可能性がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、燃料フィルタの入口筒への圧入時に生じる切粉が入口筒内を流通するのを防止し得るようにした電磁式燃料噴射弁を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、前端を閉じた有底円筒状に形成されるとともに周方向に間隔をあけた複数の開口部を前部側壁に有する保持筒部を少なくとも有して合成樹脂により形成されるフィルタ枠に、前記開口部に配置されるフィルタメッシュと、前記保持筒部の外径よりも大径の外径を有して前記開口部よりも後方で前記保持筒部を覆う円筒部を有する金属製のカラー部材とがインサート結合されて成る燃料フィルタが、燃料通路を形成する金属製の入口筒の後部に圧入される電磁式燃料噴射弁において、前記入口筒の後部には、前記円筒部を圧入せしめる第1圧入孔と、前記円筒部および前記開口部間で前記保持筒部を圧入せしめるようにして第1圧入孔よりも小径に形成される第2圧入孔とが段差部を介して同軸に設けられ、第1および第2圧入孔への前記円筒部および前記保持筒部の圧入状態で、第1圧入孔の内周および保持筒部の外周間に密閉環状室が形成されることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記第2圧入孔への前記保持筒部の圧入長さが前記第1圧入孔への前記円筒部の圧入長さよりも短く設定され、前記保持筒部の第2圧入孔への圧入部よりも前方で前記保持筒部の外面は先端に向かうにつれて小径となるテーパ状に形成されることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、カラー部材の円筒部が第1圧入孔に圧入されることによって切粉が生じる可能性はあるものの合成樹脂から成るフィルタ枠の保持筒部が第2圧入孔に圧入されても切粉が発生する可能性はなく、前記円筒部の第1圧入孔への圧入によって生じる可能性がある切粉を、第1および第2圧入孔に円筒部および保持筒部が圧入された状態で第1圧入孔の内周および保持筒部の外周間に形成された密閉環状室に封入することができるので、入口筒内の燃料通路を切粉が流通することを防止することができ、電磁式燃料噴射弁の流量特性の悪化を回避して歩留りの向上を図ることができる。
また請求項2記載の発明によれば、燃料フィルタの前部が先細りとなっていることと、第2圧入孔への保持筒部の圧入長さを比較的短く設定することにより、燃料フィルタの入口筒への圧入による装着作業を容易として組付け性を高めることが可能であり、しかも合成樹脂であるフィルタ枠の保持筒部は燃料により膨潤化するので、第2圧入孔への保持筒部の圧入長さが短くても密閉環状室のシール性を充分に確保することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1および図2は本発明の一実施例を示すものであり、図1は電磁式燃料噴射弁の縦断面図、図2は燃料フィルタ付近の拡大縦断面図である。
先ず図1において、図示しないエンジンに燃料を噴射するための電磁式燃料噴射弁は、前端部に弁座8を有する弁ハウジング9内に前記弁座8に着座する方向にばね付勢される弁体10が収容される弁作動部5と、前記弁座8から離座させる側に前記弁体10を駆動する電磁力を発揮し得るコイル組立体11が前記弁ハウジング9に連設されるソレノイドハウジング12内に収容されるソレノイド部6と、前記コイル組立体11のコイル29に連なる受電側接続端子38…を臨ませる受電用カプラ40を一体に有して少なくとも前記ソレノイド部6を覆う合成樹脂製の樹脂成形部7とを備える。
弁ハウジング9は、磁性金属により形成される磁性円筒体13と、該磁性円筒体13の前端に液密に結合される弁座部材14とで構成される。弁座部材14は、その後端部を磁性円筒体13の前端部に嵌合した状態で、磁性円筒体13に溶接されるものであり、この弁座部材14には、その前端面に開口する燃料出口孔15と、該燃料出口孔15の内端に連なるテーパ状の弁座8と、該弁座8の後端大径部に連なるガイド孔16とが同軸に設けられる。また弁座部材14の前端には、燃料出口孔15に通じる複数の燃料噴孔17…を有する鋼板製のインジェクタプレート18が液密に全周溶接される。
弁ハウジング9内の後部には、ソレノイド部6の一部を構成する可動コア20が摺動可能に嵌合されており、該可動コア20に一体に連なる弁軸21の前端に、前記弁座8に着座して燃料出口孔15を閉鎖し得る弁体10が一体に形成される。可動コア20、弁軸21および弁体10には、弁ハウジング9内に通じる通孔22が前端を閉じた有底状にして同軸に形成される。
ソレノイド部6は、前記可動コア20と、該可動コア20に対向する円筒状の固定コア23と、可動コア20を固定コア23から離反させる側に付勢するばね力を発揮する戻しばね24と、戻しばね24のばね力に抗して可動コア20を固定コア23側に吸引する電磁力を発揮することを可能としつつ弁ハウジング9の後部および固定コア23を囲繞するように配置されるコイル組立体11と、弁ハウジング9に前端部が連設されるようにしてコイル組立体11を囲むソレノイドハウジング12とを備える。
弁ハウジング9における磁性円筒体13の後端は、非磁性金属により形成される非磁性円筒体25を介して前記固定コア23の前端に同軸に結合されるものであり、磁性円筒体13の後端は非磁性円筒体25の前端に突き合わせ溶接され、非磁性円筒体25の後端は、固定コア23の前端部を非磁性円筒体25に嵌合せしめた状態で固定コア23に溶接される。
固定コア23には円筒状のリテーナ26が嵌合されるとともにかしめにより固定されており、前記戻しばね24は、リテーナ26および可動コア20間に介装される。また可動コア20の後端部内周には、可動コア20が固定コア23に直接接触することを回避すべく、非磁性材から成るリング状のストッパ27が可動コア20の後端面から固定コア23側にわずかに突出するようにして、嵌合、固定される。さらにコイル組立体11は、弁ハウジング9の後部、非磁性円筒体25および固定コア23を囲繞するボビン28にコイル29が巻装されて成るものである。
ソレノイドハウジング12は、コイル組立体11の弁作動部5側端部に対向する環状の端壁31aを一端に有してコイル組立体11を囲繞する円筒状にして磁性金属により形成されるコイルケース31と、前記固定コア23の後端部から半径方向外方に張出してコイル組立体11の弁作動部5とは反対側の端部に対向するフランジ部23aとから成るものであり、フランジ部23aはコイルケース31の他端部に磁気的に結合される。しかもコイルケース31における端壁31aの内周には、前記弁ハウジング9における磁性円筒体13を嵌合せしめる嵌合筒部31bが同軸に設けられており、ソレノイドハウジング12は、その嵌合筒部31bに弁ハウジング9を嵌合せしめることで弁ハウジング9に連設される。
固定コア23の後端には、ステンレス鋼等の金属により形成される円筒状の入口筒32が一体にかつ同軸に連設されており、その入口筒32の後部に燃料フィルタ33が装着される。しかも入口筒32、リテーナ26および固定コア23には、可動コア20の通孔21に通じる燃料通路34が同軸に設けられる。
樹脂成形部7は、ソレノイドハウジング12およびコイル組立体11だけでなく、ソレノイドハウジング12およびコイル組立体11間の間隙を満たしつつ、弁ハウジング9の一部および入口筒32の大部分を埋封せしめるように形成されるものであり、ソレノイドハウジング12のコイルケース31には、コイル組立体11のボビン28に一体に形成されるターミナルボス部36をソレノイドハウジング12外に配置するための切欠き部35が設けられる。
前記樹脂成形部7には、前記コイル組立体11におけるコイル29の両端に連なる受電側接続端子38…を臨ませる凹部39を形成する受電用カプラ40が一体に設けられるものであり、前記受電側接続端子38…の基端は前記ターミナルボス部36に埋設されており、前記コイル29のコイルエンド29a…が受電側接続受電側接続端子38…に電着される。
ところで、樹脂成形部7は、少なくともソレノイドハウジング12の一部を覆うとともに前記受電用カプラ40の骨格をなすカプラ主部40aを形成する第1樹脂成形層41と、前記受電用カプラ40の中間部から先端側は受電用カプラ40の外周が露出するようにして第1樹脂成形層41を覆う第2樹脂成形層42とが二層成形されて成るものであり、この実施例では、ソレノイドハウジング12の全部、弁ハウジング9の後部および入口筒32の一部が第1樹脂成形層41で覆われるとともに受電用カプラ40のカプラ主部40aが第1樹脂成形層41で形成される。
しかも第1および第2樹脂成形層41,42は相互に異なる合成樹脂で形成されるものであり、第1樹脂成形層41が曲げ強度の比較的大きな合成樹脂で形成されるのに対して、第2樹脂成形層42は、第1樹脂成形層41よりも曲げ強さの小さな合成樹脂で形成されるものであり、第1樹脂成形層41は、たとえばガラス繊維が混入された液晶ポリマーによって形成され、第2樹脂成形層42は、ガラス繊維の混入を排除した熱可塑性ポリエステルエラストマー、たとえば商品名ハイトレル(米国デュポン社)によって形成される。
第1樹脂成形層41を形成するようにしたガラス繊維混入の液晶ポリマーは、作動音の伝達を比較的抑える機能を有するとともに高剛性でもある。それに対し、ガラス繊維の混入を排除した熱可塑性ポリエステルエラストマーで第2樹脂成形層41を形成すると作動音圧ピークを低く抑えることができる。
図2において、燃料フィルタ33は、合成樹脂により形成されるフィルタ枠45に、フィルタメッシュ46と、金属たとえば真鍮から成るカラー部材47とがインサート結合されて成るものである。
フィルタ枠45は、前端を閉じた有底円筒状に形成される保持筒部48を少なくとも有するものであり、この実施例では、前記保持筒部48と、入口筒32の後端に対向するようにして保持筒部48の後端から半径方向外方に張り出す鍔部49とを一体に有し、保持筒部38の半径方向に沿う前記鍔部49の中間部には、前記入口筒32の後端の当接環状突部49が一体に突設される。
しかも前記保持筒部48の前部側壁には、周方向に間隔をあけた複数の開口部50…が設けられ、フィルタメッシュ46は、各開口部50…に配置されるようにしてフィルタ枠45の保持筒部48にインサート結合される。
カラー部材47は、円筒部47aと、該円筒部47aの前端から内側に屈曲するように形成される内向き鍔部47bと、前記円筒部47aの後端から半径方向外方に張り出す外向き鍔部47cとを一体に有するものであり、円筒部47aの外径は前記保持筒部48の外径よりも大径に設定され、外向き鍔部47cの外径は、前記フィルタ枠45の鍔部49における環状突部49aの内径よりも小さく設定される。
このカラー部材47は、前記開口部50…よりも後方で保持筒部48を円筒部47aで覆い、内向き鍔部47bを保持筒部48に食い込ませ、外向き鍔部47cが前記鍔部49の入口筒32への対向面と面一となるようにしてフィルタ枠45にインサート結合される。
一方、前記入口筒32の後部には、前記カラー部材47の円筒部47aを圧入せしめる第1圧入孔51と、円筒部47aおよび前記開口部50…間で保持筒部48を圧入せしめるようにして第1圧入孔51よりも小径に形成される第2圧入孔52とがテーパ状の段差部53を介して同軸に設けられており、第1および第2圧入孔51,52への前記円筒部47aおよび保持筒部48の圧入状態で、第1圧入孔51の内周および保持筒部48の外周間には密閉環状室54が形成される。
しかも第2圧入孔52への保持筒部48の圧入長さL2は第1圧入孔51への円筒部47aの圧入長さL1よりも短く設定されており、保持筒部48の第2圧入孔52への圧入部よりも前方で保持筒部48の外面48aは先端に向かうにつれて小径となるテーパ状に形成される。
次にこの実施例の作用について説明すると、燃料通路34を形成する入口筒32の後部に、合成樹脂により形成されるフィルタ枠45に、フィルタメッシュ46およびカラー部材47がインサート結合されて成る燃料フィルタ33が、圧入により装着されるものであり、フィルタ枠45は、前端を閉じた有底円筒状に形成されるとともに周方向に間隔をあけた複数の開口部50…を前部側壁に有する保持筒部48を少なくとも有するものであり、前記カラー部材47は、前記開口部50…よりも後方で保持筒部48を覆う円筒部47aを有するものである。しかも入口筒32の後部には、前記カラー部材47の円筒部47aを圧入せしめる第1圧入孔51と、円筒部47aおよび前記開口部50…間で保持筒部48を圧入せしめるようにして第1圧入孔51よりも小径に形成される第2圧入孔52とが段差部53を介して同軸に設けられ、第1および第2圧入孔51,52への円筒部47aおよび保持筒部48の圧入状態で、第1圧入孔51の内周および保持筒部48の外周間には密閉環状室54が形成される。
このような燃料フィルタ33の入口筒32への圧入構造によれば、カラー部材47の円筒部47aが第1圧入孔51に圧入されることによって切粉が生じる可能性はあるものの合成樹脂から成るフィルタ枠45の保持筒部48が第2圧入孔52に圧入されても切粉が発生する可能性はなく、円筒部47aの第1圧入孔51への圧入によって生じる可能性がある切粉を、第1および第2圧入孔51,52に円筒部47aおよび保持筒部48が圧入された状態で第1圧入孔51の内周および保持筒部48の外周間に形成された密閉環状室54に封入することができる。したがって入口筒32内の燃料通路34を切粉が流通することを防止することができ、電磁式燃料噴射弁の流量特性の悪化を回避して歩留りの向上を図ることができる。
また第2圧入孔52への保持筒部48の圧入長さL2が第1圧入孔51への円筒部47aの圧入長さよりも短く設定され、保持筒部48の第2圧入孔52への圧入部よりも前方で保持筒部48の外面48aは先端に向かうにつれて小径となるテーパ状に形成されている。
このように燃料フィルタ33の前部を先細りとすることと、第2圧入孔52への保持筒部48の圧入長さL2を比較的短く設定することにより、燃料フィルタ33の入口筒32への圧入による装着作業を容易として組付け性を高めることが可能であり、しかも合成樹脂であるフィルタ枠45の保持筒部48は燃料により膨潤化するので、第2圧入孔52への保持筒部48の圧入長さL2が短くても密閉環状室54のシール性を充分に確保することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
電磁式燃料噴射弁の縦断面図である。 燃料フィルタ付近の拡大縦断面図である。
符号の説明
32・・・入口筒
33・・・燃料フィルタ
34・・・燃料通路
45・・・フィルタ枠
46・・・フィルタメッシュ
47・・・カラー部材
47a・・・円筒部
48・・・保持筒部
48a・・・保持筒部の外面
50・・・開口部
51・・・第1圧入孔
52・・・第2圧入孔
53・・・段差部
54・・・密閉環状室

Claims (2)

  1. 前端を閉じた有底円筒状に形成されるとともに周方向に間隔をあけた複数の開口部(50)を前部側壁に有する保持筒部(48)を少なくとも有して合成樹脂により形成されるフィルタ枠(45)に、前記開口部(50)に配置されるフィルタメッシュ(46)と、前記保持筒部(48)の外径よりも大径の外径を有して前記開口部(50)よりも後方で前記保持筒部(48)を覆う円筒部(47a)を有する金属製のカラー部材(47)とがインサート結合されて成る燃料フィルタ(33)が、燃料通路(34)を形成する金属製の入口筒(32)の後部に圧入される電磁式燃料噴射弁において、前記入口筒(32)の後部には、前記円筒部(47a)を圧入せしめる第1圧入孔(51)と、前記円筒部(47a)および前記開口部(50)間で前記保持筒部(48)を圧入せしめるようにして第1圧入孔(51)よりも小径に形成される第2圧入孔(52)とが段差部(53)を介して同軸に設けられ、第1および第2圧入孔(51,52)への前記円筒部(47)および前記保持筒部(48)の圧入状態で、第1圧入孔(51)の内周および保持筒部(48)の外周間に密閉環状室(54)が形成されることを特徴とする電磁式燃料噴射弁。
  2. 前記第2圧入孔(52)への前記保持筒部(48)の圧入長さが前記第1圧入孔(51)への前記円筒部(47a)の圧入長さよりも短く設定され、前記保持筒部(48)の第2圧入孔(52)への圧入部よりも前方で前記保持筒部(48)の外面(48a)は先端に向かうにつれて小径となるテーパ状に形成されることを特徴とする請求項1記載の電磁式燃料噴射弁。
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