JP2006085410A - 電子ボードシステム - Google Patents
電子ボードシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006085410A JP2006085410A JP2004269271A JP2004269271A JP2006085410A JP 2006085410 A JP2006085410 A JP 2006085410A JP 2004269271 A JP2004269271 A JP 2004269271A JP 2004269271 A JP2004269271 A JP 2004269271A JP 2006085410 A JP2006085410 A JP 2006085410A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input
- pen
- electronic board
- displayed
- coordinates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Position Input By Displaying (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
Abstract
【解決手段】 制御用コンピュータ2は、投影画像の一部領域における複製画像をサブウィンドウ内に表示する処理を行う。図2(a)に示すように、ペン入力がされる前の投影画像データ200ではサブウィンドウは表示されていない。図2(b)に示すように、ペン入力後の表示データ210では、入力ペン5のペン先の位置座標(入力座標)211を含む複製範囲212における複製画像213を、サブウィンドウ214内に表示する。この場合、サブウィンドウ214内には、複製画像213とともに、ペン先の位置を示すアイコン215を表示する。
【選択図】 図2
Description
一方、タッチパネル等において、入力中の図形等がペン先によって隠されてしまうことを防止するための方法として、従来、実際のペン先の座標に対し、入力された図形等の表示位置をずらすこととしたペン入力支援方法が公知となっている(例えば、特許文献1参照。)。
また、前記特許文献1の構成は、前面投影型電子ボードを考慮したものではないため、メニュー選択領域ではペン先の座標と入力座標とを一致させることとしているが、前面投影型電子ボードの場合には、メニュー選択領域においても操作者の影に隠れて見えなくなることがあり、所望のメニュー選択操作を行うことが困難となるという問題があった。
また、前記複製範囲決定手段は、サブウィンドウ内に複製画像が表示されているときに、入力ペンのペン先の位置情報に示す座標が、前記複製範囲内に設定された所定領域から外れた場合に、前記複製範囲の変更を行う手段を備えることを特徴とする。
また、サブウィンドウ内に複製画像が表示されているときに、ペンの入力座標が所定領域外となった場合に複製範囲の変更を行うこととしたので、連続してペン入力が行われる場合に、サブウィンドウ内に表示されている複製画像が連続して変化し続けることを防止することができ、操作者にとって見やすい複製画像を表示することが可能となる。
図1は、本発明の一実施に係る電子ボードシステムの概略構成を示す図である。
本実施の形態に係る電子ボードシステムは、投影画像を表示する電子ボード1と、電子ボード1における入力操作に対応する処理を行い、投影画像データを生成する制御用コンピュータ2と、制御用コンピュータ2により生成された投影画像を電子ボード1に投影するプロジェクター等の表示データ投影装置3とを備える。
電子ボード1は、投影画像を表示する表示部4と、表示部4において入力操作を行うための入力ペン5と、入力ペン5のペン先の座標取得装置としてのペンセンサ6とを有する。
制御用コンピュータ2は、ペンセンサ6の取得したペン先の位置座標に基づく入力データ処理を行う入力データ処理部7と、入力データ処理部7の処理結果に基づき投影画像データを生成する表示データ生成部8とを有する。
本実施の形態では、図2に示すように、制御用コンピュータ2により、投影画像の一部領域における複製画像をサブウィンドウ内に表示する処理が行われる。
図2(a)に示すように、ペン入力がされる前の投影画像データ200ではサブウィンドウは表示されていない。図2(b)に示すように、ペン入力後の表示データ210では、入力ペン5のペン先の位置座標(以下、「入力座標」とする。)211を含む複製範囲212における複製画像213を、サブウィンドウ214内に表示する。この場合、サブウィンドウ214内には、複製画像213とともに、ペン先の位置を示すアイコン215を表示する。
図3に示すように、前面投影型電子ボードの場合には、表示データ投影装置3から投影された画像の一部が、操作者S又は入力ペン5の影Saにより隠されてしまうこととなるため、表示部4上の所定位置に表示したサブウィンドウ4aに複製画像を表示している。
図4は、電子ボードシステムの行うサブウィンドウ表示制御処理手順を示すフローチャートである。
まず、入力データ処理部7がペンセンサ6の取得した入力座標を受付け、表示データ生成部8に渡す(ステップ401)。この場合、入力座標の取得は、入力ペンのペン先が表示部4上にペンダウンされた状態、または、表示部4上に近接した状態をペンセンサ6が検知したときに行うものとする。
表示データ生成部8は、後述する複製範囲指定処理を行い(ステップ402)、指定された複製範囲の複製画像の生成(ステップ403)及びサブウィンドウの表示を行うとともに(ステップ404)、タイマカウントを開始する(ステップ405)。
タイマカウント後に、入力データ処理部7が入力座標を受付けたか否かを判定し(ステップ406)、入力座標を受付けた場合には、タイマカウントをリセットした後(ステップ407)、再度、複製範囲指定処理及びサブウィンドウ生成,表示を行い(ステップ402〜404)、タイマカウントを開始する(ステップ405)。
入力座標の受付けの監視を一定時間継続し(ステップ407)、タイムアウトとなった場合には(ステップ408)、タイマカウントを停止して(ステップ409)、サブウィンドウを非表示とする(ステップ410)。
以上の処理により、ペン入力操作に応じて、必要なときにだけサブウィンドウを表示するものとしている。
複製範囲指定処理では、まず、現在サブウィンドウが表示中であるか否かを判定し(ステップ501)、サブウィンドウが表示中でなければ、入力ペン座標Xを新中心座標X0´とする(ステップ502)。
サブウィンドウが表示中の場合には、入力座標Xが基準座標X1〜X2の範囲内であるか否かを判定し(ステップ503)、範囲内であれば、旧中心座標X0をそのまま新中心座標X0´とする(ステップ504)。
一方、入力座標Xが基準座標X1〜X2の範囲内でない場合には、Xが基準値X1よりも小さいか否かを判定し(ステップ505)、X1よりも小さい場合には、X0−(X1−X)で計算される位置座標を新中心座標X0´とする(ステップ506)。
Xが基準値X2よりも大きい場合には、X0+(X−X2)で計算される位置座標を新中心座標X0´とする(ステップ507)。
以上の処理により、新たな複製範囲の中心座標のx座標を決定する。また、新たな複製範囲の中心座標のy座標についても、同様の処理により決定し、各処理に基づき決定された中心座標を基準として、新たな複製範囲を決定する。即ち、入力座標がX1,X2及びY1,Y2の各基準座標で区切られた所定領域外であった場合に、複製範囲の変更を行うこととしている。
図6に示すように、入力データ処理部7では、入力データ処理部7が電子ボード600上の入力座標(x,y)を投影画像601上の座標(X,Y)に変換して、表示データ生成部8に渡す。
図7(a),(b)に示すように、複製範囲710,720に対しては、中心座標711,721(X0,Y0)を基準とした、基準座標X1,X2,Y1,Y2が設定されている。
この場合、図7(a)に示すように、入力座標712(X,Y)が基準座標X1,X2,Y1,Y2で区切られた所定領域内にあれば、複製範囲はそのままとする。
一方、図7(b)に示すように、入力座標722(X,Y)が基準座標X1,X2,Y1,Y2で区切られた所定領域外であった場合には、前述した計算式により新中心座標723(X0´,Y0´)を計算して、新たな複製範囲724を決定することとなる。
次に、図8(a)に示すように、三角形800を描画する場合の複製範囲の変化について説明する。
図8(b)は入力座標(X,Y)をそのまま新中心座標(X0´,Y0´)として複製範囲を変化させた場合のサブウィンドウ内の表示例を示し、図8(c)は図5のフローチャートに示す処理により複製範囲を変化させた場合のサブウィンドウ内の表示例を示す。
図8(b)に示すように、入力座標(X,Y)をそのまま新中心座標(X0´,Y0´)とした場合、入力ペン操作に応じて、サブウィンドウ内の表示される範囲が常に変化することとなる。
一方、図8(c)に示すように、図5のフローチャートに示す処理により複製範囲を変化させた場合には、サブウィンドウ内に表示される範囲の変化量が少なくなる。
本実施の形態では、表示部を横方向に複数の領域で分割し、入力座標の存在する領域以外の領域にサブウィンドウを配置して表示するものとする。
例えば、表示部4を横方向の中心位置で2つの領域に分割し、図9(a)に示すように入力座標901が左側の領域に含まれる場合には、右側の領域にサブウィンドウ902を表示するものとし、図9(b)に示すように入力座標903が右側の領域に含まれる場合には、左側の領域にサブウィンドウ904を表示するものとする。
なお、本例では、横方向の中心位置で2つの領域に分割することとしているが、これに限らず、縦方向に分割することとしてもよく、また、分割数を任意に設定可能としてもよい。
図10に示すように、サブウィンドウ1000のサイズは、表示部4に表示されているサブウィンドウ1000に対する操作者のペン操作に応じて任意のサイズに拡大,縮小することが可能であり、ウィンドウサイズが変更された場合には、複製範囲1001も新しいサブウィンドウ1000A,Bのサイズに対応して変化する。
図11に示すように、表示倍率設定画面1100の設定欄1101において複製画像の表示倍率を任意に設定することができ、設定された倍率に応じてサブウィンドウ1102内に表示される複製画像が拡大表示1102A又は縮小表示1102Bされることとなる。
また、電子ボード上へのペンダウンまたはペンの近接を検知した場合にのみサブウィンドウを表示し、一定時間ペンの動作が検知できない場合にはサブウィンドウを自動的に非表示にすることにより、操作者が必要な時だけサブウィンドウを表示させることが可能となり、効果的に画面領域を使用することが可能となる。
また、ペン先が電子ボード上に接近した場合においても位置情報を取得し、サブウィンドウに複製画像を表示させることにより、実際に電子ボード上にペンダウンする前に、現在のペン先の位置を確認することができるようになり、最初から的確な位置にペンダウンすることが可能となる。
また、サブウィンドウの表示位置について、ペン入力位置が画面右側座標だった場合は、画面左側座標に表示し、ペン入力位置が画面左側座標だった場合は、画面右側座標に表示することによって、サブウィンドウ自体が操作者やペンの影によって隠れてしまうことを防ぐことが可能となる。
また、サブウィンドウ内に複製画像が表示されているときに、ペンの入力座標が所定領域外となった場合に複製範囲の変更を行うこととしたので、連続してペン入力が行われる場合に、サブウィンドウ内に表示されている複製画像が連続して変化し続けることを防止することができ、操作者にとって見やすい複製画像を表示することが可能となる。
また、サブウィンドウ中に表示中の複製画像における、現在のペンの位置にアイコンを表示することにより、サブウィンドウ中にどの位置付近の画像が表示されているのかの認識が容易となる。
例えば、複製範囲の大きさを任意に設定可能としてもよく、また、サブウィンドウのサイズ変更についても、任意に設定された数値に基づき、拡大,縮小を行うこととしてもよい。
Claims (2)
- 前面投影型電子ボードの表示手段に表示する表示データ生成手段を備えた電子ボードシステムにおいて、
前記表示データ生成手段は、
前記表示手段上における入力ペンのペン先の位置情報を取得して、当該位置情報に示す座標を含む所定の複製範囲を決定する複製範囲決定手段と、前記複製範囲における複製画像を生成する複製画像生成手段と、前記表示手段上の所定位置に表示されたサブウィンドウ内に前記複製画像を表示するサブウィンドウ表示手段と
を備えることを特徴とする電子ボードシステム。 - 前記複製範囲決定手段は、サブウィンドウ内に複製画像が表示されているときに、入力ペンのペン先の位置情報に示す座標が、前記複製範囲内に設定された所定領域から外れた場合に、前記複製範囲の変更を行う手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の電子ボードシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004269271A JP2006085410A (ja) | 2004-09-16 | 2004-09-16 | 電子ボードシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004269271A JP2006085410A (ja) | 2004-09-16 | 2004-09-16 | 電子ボードシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006085410A true JP2006085410A (ja) | 2006-03-30 |
Family
ID=36163873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004269271A Pending JP2006085410A (ja) | 2004-09-16 | 2004-09-16 | 電子ボードシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006085410A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006268263A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Hitachi Software Eng Co Ltd | 電子ボードシステム |
CN102447865A (zh) * | 2010-10-07 | 2012-05-09 | 株式会社尼康 | 图像显示装置 |
JP2014178791A (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-25 | Ricoh Co Ltd | 投影装置、投影システム、画像生成プログラム及び画像生成方法 |
US9324295B2 (en) | 2012-09-10 | 2016-04-26 | Seiko Epson Corporation | Display device and method of controlling display device |
-
2004
- 2004-09-16 JP JP2004269271A patent/JP2006085410A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006268263A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Hitachi Software Eng Co Ltd | 電子ボードシステム |
JP4549212B2 (ja) * | 2005-03-23 | 2010-09-22 | 日立ソフトウエアエンジニアリング株式会社 | 電子ボードシステム |
CN102447865A (zh) * | 2010-10-07 | 2012-05-09 | 株式会社尼康 | 图像显示装置 |
JP2012098705A (ja) * | 2010-10-07 | 2012-05-24 | Nikon Corp | 画像表示装置 |
US9324295B2 (en) | 2012-09-10 | 2016-04-26 | Seiko Epson Corporation | Display device and method of controlling display device |
JP2014178791A (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-25 | Ricoh Co Ltd | 投影装置、投影システム、画像生成プログラム及び画像生成方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9619104B2 (en) | Interactive input system having a 3D input space | |
WO2011142069A1 (ja) | 電子機器、表示方法、及びプログラム | |
JP4549212B2 (ja) | 電子ボードシステム | |
JP6035971B2 (ja) | 情報処理装置、プログラム及び画像処理システム | |
US9124740B2 (en) | Reproduction of touch operation in information processing apparatus | |
JP2014182638A (ja) | 表示制御装置、表示制御方法、コンピュータプログラム | |
JP2014220720A (ja) | 電子機器、情報処理方法及びプログラム | |
KR102326766B1 (ko) | 디스플레이 장치의 선택된 키 표시 방법 및 디스플레이 장치 | |
CN105912101B (zh) | 一种投影控制方法和电子设备 | |
JP2007172303A (ja) | 情報入力システム | |
JP2016038728A (ja) | 画像表示装置、画像表示装置の制御方法、及びプログラム | |
JP5736005B2 (ja) | 入力処理装置、情報処理装置、情報処理システム、入力処理方法、情報処理方法、入力処理プログラム、及び情報処理プログラム | |
JP2006085410A (ja) | 電子ボードシステム | |
JP6579905B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理装置の表示制御方法、及びプログラム | |
US20170351423A1 (en) | Information processing apparatus, information processing method and computer-readable storage medium storing program | |
JP2010205105A (ja) | 電子ボードシステム、マウスイベント擬似発生方法及び入力座標補正方法 | |
JP2015032261A (ja) | 表示装置および制御方法 | |
CN110012089B (zh) | 一种控制方法及电子设备 | |
JP2014022788A (ja) | 投影装置、投影システム、プログラム | |
JP5073608B2 (ja) | 画像出力装置、画像出力方法、及びプログラム | |
JP2015230518A (ja) | タッチパネル装置における検出位置のずれの補正方法、タッチパネル装置及びプログラム | |
JP5798264B1 (ja) | デジタルサイネージシステム、表示処理装置、表示データの生成方法、及びプログラム | |
JPH07219700A (ja) | 情報処理装置 | |
CN114185472B (zh) | 一种幻灯片放映方法、装置、电子设备及存储介质 | |
JP2018156339A (ja) | 情報表示システム、情報表示装置、制御方法、およびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070110 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090202 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090319 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090528 |