JP2006085247A - 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる画像タイプが混在する状況においても、画像処理における処理内容を効率的に設定することが可能な技術を提供する。
【解決手段】コピー元画像PAに対する画像処理内容を記憶しておき、画像PAとは異なる画像タイプの処理対象画像PBに対する画像処理内容を設定する。画像処理における項目のうちコピー元画像と処理対象画像との両方に適用可能な項目に関しては、コピー元画像PAに対する画像処理内容をコピーして、処理対象画像PBに対する画像処理内容として設定する。
【選択図】図9

Description

本発明は、画像処理技術に関し、特に各種の画像処理を複数の画像に対して行う際の技術に関する。
デジタルカメラ等で撮影された画像に対して各種項目の画像処理(カラーバランス補正および明るさ補正処理等の画像処理)を行う画像処理技術が存在する。具体的には、パーソナルコンピュータ上で所定の画像処理用プログラムを実行することによって、上記のような画像処理が行われる。このような技術によれば、より高品質の画像を得ることが可能である。
このような画像処理を行うソフトウエアプログラムの中には、複数の画像に対して同様の処理を繰り返して行う際に、或る画像の画像処理内容(設定値)をコピーし、他の画像の画像処理内容としてペーストする(貼り付ける)操作によって、画像処理内容を設定できるものが存在する(非特許文献1参照)。これによれば、各画像ごとに処理内容のパラメータを逐次指定していく場合に比べて、手動設定の手間を省略することができるので、操作性を向上させることができる。
Eastman Kodak Company、"KODAK PROFESSIONAL DCS Photo Desk v4.0 "、[online]、[平成16年8月25日検索]、インターネット<URL:www.kodak.com/global/en/professional/products/cameras/photoDesk/photoDeskMain.jhtml>
ところで、撮影画像には、JPEG形式およびTIFF形式などの汎用的な形式の画像だけでなく、撮像素子からの出力情報をそのまま記録するRAW形式の画像など、様々な画像タイプの画像が存在する。
しかしながら、上記の非特許文献1の技術では、同一画像タイプの画像間における画像処理内容のコピー&ペーストを行うことは可能であるが、異なる画像タイプの画像間における画像処理内容のコピー&ペーストを行うことはできないものとなっている。すなわち、コピー元画像の画像タイプとペースト先画像の画像タイプとが同一の場合にのみ、コピー&ペースト操作による画像処理内容の設定処理が可能である。言い換えれば、コピー元画像の画像タイプとペースト先画像の画像タイプとが異なる場合には、コピー&ペースト操作による画像処理内容の設定処理を行うことができない。
したがって、上記の技術において、異なる画像タイプの複数の画像に対して画像処理を行う場合には、画像処理の処理パラメータを画像ごとに設定するか、あるいは、画像タイプ別に上記のようなコピー&ペースト操作を行うことになるため、効率良く作業を行うことができないという問題がある。このように、上述のような様々な画像タイプの画像が混在する環境下においては、作業の効率性に問題がある。
なお、画像タイプの相違としては、RAW形式と汎用形式(JPEG形式、TIFF形式等)との相違だけでなく、様々な種類の相違が存在し、そのような相違が存在する場合にも同様の問題が生じる。
また、コピー&ペースト操作以外による設定操作においても、様々な画像タイプが混在する状況において、設定操作をより効率的に行うことが好ましい。
そこで、この発明の課題は、異なる画像タイプが混在する状況においても、画像処理における処理内容を効率的に設定することが可能な技術を提供することにある。
上記課題を解決すべく、請求項1の発明は、画像処理装置であって、画像処理の対象となる処理対象画像を指定する手段と、前記処理対象画像に対する画像処理内容の候補を指定する指定手段と、前記指定手段によって指定された前記画像処理内容の候補に基づいて、前記処理対象画像に対する画像処理内容を設定する設定手段とを備え、前記設定手段は、前記画像処理内容の候補における複数の画像処理項目の中に、前記処理対象画像とは異なる画像タイプの画像には適用可能であるが前記処理対象画像には適用不可能な項目と、前記処理対象画像に適用可能な項目との両者が含まれる場合には、前記両者のうち前記処理対象画像にも適用可能な項目に関してのみ、前記画像処理内容の候補を前記処理対象画像に対する画像処理内容として設定することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明に係る画像処理装置において、前記指定手段は、所定の処理済画像に対する画像処理内容を、前記画像処理内容の候補として指定することが可能であり、前記設定手段は、前記処理済画像とは異なる画像タイプの画像が前記処理対象画像として指定された場合には、前記処理済画像に対して施された画像処理の複数の項目のうち、前記処理済画像と前記処理対象画像との両方に適用可能な項目に関して、前記処理済画像に対する画像処理内容を前記処理対象画像に対する画像処理内容として設定することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2の発明に係る画像処理装置において、前記処理済画像および前記処理対象画像のうち、一方の画像は、撮像素子からの出力情報がそのまま記録されたRAW形式の画像タイプを有しており、他方の画像は、撮像素子からの出力情報に基づいて画素単位での3成分値が算出されて生成された所定形式の画像タイプを有していることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2の発明に係る画像処理装置において、前記処理済画像および前記処理対象画像のうち、一方の画像は動画像の画像タイプを有しており他方の画像は静止画像の画像タイプを有していることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2の発明に係る画像処理装置において、前記処理済画像および前記処理対象画像のうち、一方の画像は第1形式の動画像の画像タイプを有しており他方の画像は前記第1形式とは異なる第2形式の動画像の画像タイプを有していることを特徴とする。
請求項6の発明は、画像処理方法であって、a)画像処理の対象となる処理対象画像を指定する工程と、b)前記処理対象画像に対する画像処理内容の候補を指定する工程と、c)前記工程b)において指定された前記画像処理内容の候補に基づいて、前記処理対象画像に対する画像処理内容を設定する工程とを含み、前記工程c)においては、前記画像処理内容の候補における複数の画像処理項目の中に、前記処理対象画像とは異なる画像タイプの画像には適用可能であるが前記処理対象画像には適用不可能な項目と、前記処理対象画像に適用可能な項目との両者が含まれる場合には、前記両者のうち前記処理対象画像にも適用可能な項目に関してのみ、前記画像処理内容の候補を前記処理対象画像に対する画像処理内容として設定することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6の発明に係る画像処理方法において、前記工程b)においては、所定の処理済画像に対する画像処理内容を、前記画像処理内容の候補として指定することが可能であり、前記工程c)においては、前記処理済画像とは異なる画像タイプの画像が前記処理対象画像として指定された場合には、前記処理済画像に対して施された画像処理の複数の項目のうち、前記処理済画像と前記処理対象画像との両方に適用可能な項目に関して、前記処理済画像に対する画像処理内容を前記処理対象画像に対する画像処理内容として設定することを特徴とする。
請求項8の発明は、コンピュータに、a)画像処理の対象となる処理対象画像を指定する手順と、b)前記処理対象画像に対する画像処理内容の候補を指定する手順と、c)前記手順b)において指定された前記画像処理内容の候補に基づいて、前記処理対象画像に対する画像処理内容を設定する手順とを実行させるプログラムであって、前記手順c)においては、前記画像処理内容の候補における複数の画像処理項目の中に、前記処理対象画像とは異なる画像タイプの画像には適用可能であるが前記処理対象画像には適用不可能な項目と、前記処理対象画像に適用可能な項目との両者が含まれる場合には、前記両者のうち前記処理対象画像にも適用可能な項目に関してのみ、前記画像処理内容の候補を前記処理対象画像に対する画像処理内容として設定することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項8の発明に係るプログラムにおいて、前記手順b)においては、所定の処理済画像に対する画像処理内容を、前記画像処理内容の候補として指定することが可能であり、前記手順c)においては、前記処理済画像とは異なる画像タイプの画像が前記処理対象画像として指定された場合には、前記処理済画像に対して施された画像処理の複数の項目のうち、前記処理済画像と前記処理対象画像との両方に適用可能な項目に関して、前記処理済画像に対する画像処理内容を前記処理対象画像に対する画像処理内容として設定することを特徴とする。
請求項1から請求項9に記載の発明によれば、画像処理内容の候補における複数の画像処理項目の中に、処理対象画像とは異なる画像タイプの画像には適用可能であるが処理対象画像には適用不可能な項目と、処理対象画像に適用可能な項目との両者が含まれる場合には、両者のうち処理対象画像にも適用可能な項目に関してのみ、画像処理内容の候補が処理対象画像に対する画像処理内容として設定されるので、異なる画像タイプが混在する状況においても、画像処理における処理内容を効率的に設定することが可能である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<構成>
図1は、本発明の実施形態に係る画像処理装置1の概要を示す図である。図1に示すように、画像処理装置1は、コンピュータシステム(以下、単に「コンピュータ」とも称する)として構成される。具体的には、当該コンピュータ(画像処理装置)は、CPU2と、記憶部3と、メディアドライブ4と、液晶ディスプレイなどの表示部5と、キーボード6aおよびマウス6bなどの入力部6と、ネットワークカードなどの通信部7とを備えている。記憶部3は、RAMなどの半導体メモリにより構成される主記憶部3aとハードディスクドライブ(HDD)などの補助記憶部3bとを有している。また、メディアドライブ4は、CD−ROM、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク、メモリカードなどの可搬性の記録媒体9からその中に記録されている情報を読み出すことができる。
画像処理装置1は、記録媒体9に記録されたソフトウエアプログラム(以下、単に「プログラム」とも称する)を読み込み、そのプログラムPGをCPU2等を用いて実行することによって、後述するような各種の機能を実現する。なお、各機能を有するプログラムは、記録媒体9を介して供給される場合に限定されず、LANおよびインターネットなどのネットワークを介して、このコンピュータに対して供給されてもよい。
図2は、画像処理装置1における機能ブロックを示す図である。図2に示すように、画像処理装置1は、画像読込部11と画像処理内容設定部13と画像処理実行部15とを備える。
画像読込部11は、画像処理の対象となる画像のデータを、プログラムPG上で取り扱い可能となるように読み込む機能を有しており、画像処理内容設定部13は、複数の項目(後述)にわたる画像処理内容を設定する機能を有している。各画像に対する複数の項目にわたる画像処理内容は、プログラムPGの管理下の記憶領域に記憶される。また、画像処理実行部15は、画像処理内容設定部13によって設定された画像処理内容にしたがって各項目に関する画像処理を実際に実行する処理部である。
ここにおいて、画像処理内容設定部13は、対象画像に対する画像処理内容の設定処理を、他の画像についての画像処理内容をコピーして貼り付ける操作(コピー&ペースト操作)によって実現することができる。これによって、画像処理内容を逐一設定し直す必要が無く、非常に簡便な操作によって同様の処理を複数の画像に対して施すことが可能になる。
特に、この画像処理装置1においては、複数の画像タイプに共通して適用することが可能な項目については、各画像の画像タイプが異なる場合であっても、このようなコピー操作による設定処理が可能である。例えば、RAW形式の画像とJPEG形式の画像との両画像に共通して適用可能な項目については、コピー操作による画像処理内容の設定が可能である(図9参照)。したがって、非常に簡便な操作で、異なる画像タイプの画像に対して同様の画像処理内容を容易に設定して、画像処理を実行させることが可能になる。
以下では、このような処理についてさらに詳細に説明する。
<動作>
ここでは、画像PAと画像PBとに対してこの順序で画像処理を行う際に、先の画像PAへの画像処理内容を利用して後の画像PBへの画像処理内容を設定する場合について説明する。より詳細には、(1)所定の画像PAに対して、複数の項目にわたるパラメータを逐次指定する操作を伴って画像処理内容を設定する操作を行い、その後、(2)画像PAについての画像処理内容をコピーして別の画像PBに対する画像処理内容としてペーストする(貼り付ける)ことによって簡易に設定を行う場合について説明する。なお、以下では、画像PAをコピー元画像、画像PBをペースト画像(ないし処理対象画像)とも称する。
まず、(1)画像PAについての画像処理を実行させる際の操作等について説明する。
図3は、プログラムPG実行時の操作画面20を示す図である。
操作画面20は、複数の領域R1〜R4を有している。領域R1はフォルダツリーを示す領域であり、領域R2は画像表示領域である。また、領域R3はプレビュー領域であり、領域R4は情報表示領域である。
操作者がマウス操作等によって所定のフォルダを指定すると、指定されたフォルダ内の各画像がそのファイル名が併記された態様で領域R2内にサムネイル表示される。なお、これに限定されず、ファイル名のみが列挙されるようにしてもよい。
領域R2内に表示された複数の画像(ここでは画像P1〜P9)の中から所望の画像をマウス操作(詳細にはワンクリック操作)によって選択すると、選択された画像(被選択画像)のプレビュー画面が領域R3に表示され、当該被選択画像の各種の情報(例えば、タグ情報等)が領域R4に表示される。
このような各領域R1〜R4の表示を参照しつつ、操作者は、画像処理の対象としたい画像PA(例えば画像P1)を選択する。具体的には、領域R2内に表示された画像の中から操作者がダブルクリック操作によって所望の画像PAを選択する。画像処理装置1は、この選択操作に応答して、画像処理の対象として当該画像PA(例えば画像P1)が選択されたことを認識し、新たなウインドウを生成し表示部5に操作画面30(図4参照)を表示する。
図4は、画像処理の内容を指定して実行させるための操作画面30を示す図である。図4に示すように、操作画面30は、画像処理についての複数の項目を列挙する項目表示領域R5と、対象画像を表示する画像表示領域R6と、対象画像の詳細情報を表示する情報表示領域R7とを備えている。
図5は、項目表示領域R5に表示される複数の項目を示す図である。図5に示されるように、ここでは、画像処理の項目として、トーンカーブ補正と、ヒストグラム補正と、カラーバランス補正と、明るさ補正と、コントラスト補正と、リサイズと、露出補正と、ホワイトバランス補正と、シャープネス補正と、特殊効果補正とが列挙されている。後述するように、最後の4つの補正処理(具体的には、露出補正、ホワイトバランス補正、シャープネス補正および特殊効果補正)は、RAW形式のみに適用可能な画像処理となっている。なお、画像処理の項目としては、図5に示すような各項目に限定されず、その他の項目であってもよい。
図4の操作画面30において、領域R5内の所定の項目がマウス操作(詳細にはダブルクリック)によって選択されると、その項目についてのさらに詳細な設定用ダイアログが表示される。たとえば、「露出補正」を選択すると、図6のような設定用ダイアログ40が表示される。操作者は、設定用ダイアログ40内のスライダ41をマウス操作で左右に移動させることによって、露出補正のパラメータを−2.0と+2.0との間の任意の値に設定することが可能である。画像処理装置1は、設定されたパラメータで画像処理を実行し、当該パラメータによる補正後の画像PAを領域R6に表示する。
その他の項目についても同様であり、各項目ごとの補正用パラメータを適宜に設定した状態で画像処理を実行させることができる。操作者は、複数の項目のそれぞれについて同様の操作を逐次行うことによって、複数の項目についての画像処理内容を設定して、複数の項目についての画像処理を実行する。操作者は、所望の項目に関する画像処理を全て終了すると、操作画面30を閉じる。なお、画像PAに対する画像処理内容は、当該プログラムPGが終了されるまでプログラムPGの管理下において記憶部3内に記憶される。
以上のようにして、画像PAについての画像処理が実行される。
次に、(2)画像PBについての画像処理内容を設定する際の操作等について説明する。ここでは、画像PAについての画像処理内容をコピーして別の画像PBに対する画像処理内容として貼り付ける操作を行うものとする。
図7は、このような処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS11において、コピー元の画像PA(ここでは画像P1)の指定操作等が行われる。具体的には、操作者は、マウスのクリック操作によって画像PA(P1)を被選択状態とした上で、操作画面20内のコピーボタン21(図3)を押下する。画像処理装置1は、このような指定操作に応答して、画像PA(P1)についての複数の項目に関する画像処理内容(詳細には、各項目に関する補正パラメータの値など)をコピーしてメモリ上に保持しておく。なお、画像処理内容のコピー操作は、コピーボタン21の押下操作を伴うものに限定されず、プログラムメニューを用いた操作(例えば編集メニュー項目内の「コピー」項目を選択する操作)、あるいは、マウスの右クリックで表示されるコンテクストメニューを用いた操作(例えば、当該コンテクストメニュー項目内の「コピー」項目を選択する操作)によるものなどであってもよい。
つぎに、ステップS12において、ペースト先の画像PB(ここでは画像P8)の指定操作等が行われる。具体的には、操作者は画像処理内容のペースト先(貼り付け先)の画像PB(P8)を指定した上で、画像処理内容のペースト処理(貼り付け処理)を実行させるための指示を与える。より詳細には、操作者は、マウス操作によって、画像PB(P8)を被選択状態とした上で、操作画面20内のペーストボタン22(図3)を押下する。画像処理装置1は、このような指定操作に応答して、ペースト先の画像PB(P8)を特定し、さらにステップS13〜S19の各処理を行う。なお、画像処理内容のペースト操作は、ペーストボタン22の押下操作を伴うものに限定されず、プログラムメニューを用いた操作(例えば編集メニュー項目内の「ペースト」項目を選択する操作)、あるいは、マウスの右クリックで表示されるコンテクストメニューを用いた操作(例えば、当該コンテクストメニュー項目内の「ペースト」項目を選択する操作)によるものなどであってもよい。
ところで、この画像処理装置1においては、RAW形式、JPEG形式、GIF形式、TIFF形式、JPEG2000形式などの様々な画像タイプの画像(静止画像)に対する画像処理が可能である。
このうち、RAW形式は、撮像素子からの出力情報をそのまま記録する形式であり、その詳細なデータ形式は撮像素子の配列等に依存する。RAW形式は、撮像素子からの出力情報がそのまま未加工の状態で出力される形式であるため、高画質な状態での画像処理が可能である。RAW形式は、現像用パラメータ(たとえば、露出調整パラメータ、ホワイトバランス調整パラメータ等)を撮影後に適宜に設定して画像処理を施すことができるなどの点において、汎用形式よりも優れており、より高品質の出力画像を得たい場合などに用いられる。
一方、JPEG形式、GIF形式、TIFF形式、JPEG2000形式は、撮像素子の素子配列等に依存することがなく、画像を表現するために一般的に用いられる汎用形式である。これらの汎用形式(具体的には、JPEG形式、GIF形式、TIFF形式、JPEG2000形式など)は、撮像素子(CCDあるいはCMOS等)からの出力情報に基づいて画像における画素単位での3成分値((R,G,B)あるいは(Y,Cr,Cb)など)が算出されて生成された形式のものであるとも表現される。なお、この汎用形式は、より詳細には、圧縮を伴うものと圧縮を伴わないものとに分類される。
ここでは、画像PAとはその画像タイプが異なる画像が、ペースト先画像(処理対象画像とも称する)PBとして選択される場合を想定する。詳細には、コピー&ペースト操作によって、RAW形式の画像PAに対する画像処理内容を、JPEG形式の画像PBに対する画像処理内容の候補として指定する場合を想定する。上述したように、この画像処理装置1においては、各画像の画像タイプが異なる場合であっても、複数の画像タイプに共通して適用することが可能な項目については、コピー操作による設定処理が可能である。なお、ここでは説明しないが、この画像処理装置1においては、同一画像タイプ間での画像処理内容のコピー&ペースト操作も可能である。同一画像タイプ間では、画像PAに設定された全ての項目の画像処理内容が画像PBの画像処理内容として設定されることになる。
以下では、上述のような異なる画像タイプ間での画像処理内容の設定処理についてさらに詳細に説明する。
まず、ステップS13において、画像処理装置1はペースト先画像PBの画像タイプを取得する。ここでは、画像PBがJPEG形式の画像タイプを有している旨が取得される。詳細には、たとえば、当該画像ファイルの拡張子および/または当該画像ファイル内のタグ情報等を用いることによって画像タイプを識別することが可能である。
つぎに、ステップS14〜ステップS17において、各処理項目ごとにペーストの可否を決定しつつ、画像PBについての処理内容が設定される。
詳細には、まず、画像PAに対する画像処理に含まれる複数の処理項目の中から、判定対象となる処理項目が特定される(ステップS14)。
つぎに、当該処理項目の画像処理がペースト先画像PBにも適用可能か否かを判定する(ステップS15)。具体的には、ステップS13で取得された画像タイプに基づいて、当該処理項目の画像処理がペースト先画像PBにも適用可能か否かを判定する。言い換えれば、各処理項目が、コピー元の画像とペースト先の画像との両方に適用可能なものであるか否かが判定されることになる。詳細には、図8に示すような、各処理項目の画像処理が各画像タイプの画像に対して適用可能か否かを示すデータテーブルTBL等を記憶部3に格納しておき、当該データテーブルTBLに基づいて、各処理項目の画像処理がペースト先画像PBに適用可能か否かを判定するようにすればよい。
上述したように、図5に示された複数の項目のうち4つの項目の画像処理(すなわち露出補正、ホワイトバランス補正、シャープネス補正、および特殊効果補正)は、RAW形式の画像に対してのみ施すことが可能な処理である。一方、その他の6項目の画像処理(すなわち、トーンカーブ補正、ヒストグラム補正、カラーバランス補正、明るさ補正、コントラスト補正およびリサイズ)は、RAW形式とその他の形式(JPEG形式、)とのいずれの画像に対しても共通に施すことが可能な処理である。
したがって、ペースト先画像PBがJPEG形式の画像タイプである場合には、RAW形式の画像タイプにのみ許可された4つの画像処理(すなわち露出補正、ホワイトバランス補正、シャープネス補正、および特殊効果補正)は画像PBには適用できないものとして判定される。この場合、ステップS16には進まず、ステップS17に進む。
一方、上記4つの画像処理以外の6つの画像処理(すなわち、トーンカーブ補正、ヒストグラム補正、カラーバランス補正、明るさ補正、コントラスト補正およびリサイズ)は、画像PBにも適用可能なものとして判定される。この場合、ステップS16に進み、この処理項目の画像処理をペースト先画像PBにも適用することを決定して、当該処理項目に関する処理パラメータを画像PB用の処理パラメータとして設定する。
ステップS17においては、画像PAの画像処理に含まれる全ての処理項目について判定処理が終了したか否かが判定され、未判定の処理項目が残っている場合にはステップS14に戻って同様の処理が繰り返され、全ての処理項目についての判定処理が終了したと判定されれば、ステップS18に進む。
ステップS18では、画像PBに適用可能と判定された項目の画像処理が画像PAと同じ処理内容で実行される。これによって、画像に対する複数の項目にわたる画像処理内容が一括的に実行される。
図9は、画像処理内容の設定例を示す図である。例えば、図9に示すように、画像PAに対する4項目の画像処理(具体的には、トーンカーブ補正、明るさ補正、リサイズおよび露出補正)の内容を画像PBに対する画像処理内容として設定する場合を想定する。
この場合、上述のようなフローチャートにしたがって処理されると、RAW専用項目である「露出補正」に関しては、ペースト先の画像PBに適用できない項目であると判定され、画像PBに対しては当該項目「露出補正」に関する画像処理は施されない。
一方、トーンカーブ補正と明るさ補正とリサイズとの3つの項目は、RAW形式以外の画像タイプにも適用可能な処理項目であると判定され、これら3つの項目については、画像PAに対する画像処理内容が画像PBの処理内容として設定される。言い換えれば、画像PAに対する画像処理内容がコピーされて画像PBにペーストされる。詳細には、「明るさ補正」に関しては、画像PAに対する処理パラメータである「+30」が、画像PBに対する処理パラメータとして設定される。「リサイズ」に関しては、画像PAに対する処理パラメータである「VGA(640×480画素)」が、画像PBに対する処理パラメータとして設定される。また、「トーンカーブ補正」に関しては、画像PAに対する処理パラメータである「CURVEα」が、画像PBに対する処理パラメータとして設定される。なお、パラメータ「CURVEα」はトーンカーブ補正処理の或る補正曲線を示すための一群の値に付された名称である。
以上のように、コピー&ペースト操作によって、画像PAに対する画像処理内容を、画像PBに対する画像処理内容の候補として指定することが可能になる。そして、画像処理装置1は、処理対象画像PBの画像タイプを判定し、その判定結果に応じて、処理対象画像PBに対する画像処理の内容を設定する。詳細には、画像処理内容の候補における複数の画像処理項目の中に、処理対象画像PBとは異なる画像タイプ(例えばRAW形式)の画像には適用可能であるが処理対象画像PB(例えばJPEG形式等)には適用不可能な項目(例えば、「露出補正」)と処理対象画像PBに適用可能な項目(例えば、「明るさ補正」)との両者が含まれる場合には、これら両者のうち処理対象画像PBにも適用可能な項目に関してのみ、画像処理内容の候補(すなわち画像PAに対する処理内容)を処理対象画像に対する画像処理内容として設定する。
したがって、処理対象画像PBの処理内容の設定を行うに際して、画像PAに対するような画像処理内容(設定値)の設定操作を行う必要がなく、非常に簡易な操作で設定を行うことができる。特に、画像PAの画像タイプと画像PBの画像タイプとが互いに異なる場合においても、画像PAだけでなく画像PBにも適用可能な項目については、或る画像PAの画像処理内容と同様の画像処理内容を、別の画像PBに対して簡易な操作で設定することが可能になる。
なお、各画像に施された画像処理内容は、自動的に履歴情報として格納しておくことが好ましい。これによれば、或る画像に対する画像処理を行う際に、別の画像に施された画像処理の内容(履歴情報)を利用して、当該画像処理の内容にさらに個別の処理を追加した処理を行うことが容易に実現できる。あるいは、或る画像に対する追加的な画像処理を行う際に、履歴情報を表示部5に表示させて、当該画像に対して施された画像処理の内容を参照することによって、追加的に行うべき画像処理の内容を効率的に決定することもできる。履歴情報は、画像ファイルとは別個の履歴情報ファイルとして保存されてもよく、あるいは、画像ファイルの一部として保存されるようにしてもよい。
<その他>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態においては、ペースト先の画像として1つの画像を指定する場合を例示したが、これに限定されず、ペースト先の画像として複数の画像を指定しても良い。たとえば、上述のようなコピー&ペースト操作においてペースト先の画像として複数の画像P2〜P9を指定することによって、画像P1の画像処理内容を複数の画像P2〜P9に対してそれぞれ設定することが可能である。これによれば、画像処理内容をより効率的に設定することが可能である。
また、上記実施形態においては、コピー元の画像としては、手動設定によって画像処理パラメータが定められたものを例示したが、これに限定されず、上述のようなコピー&ペースト操作によって画像処理パラメータが定められたものであってもよい。たとえば、上記におけるペースト先の画像P8を今度はコピー元の画像として選択し、さらに別の画像P10(不図示)をペースト先の画像として選択し、上記と同様の処理を行うようにしてもよい。
さらに、上記実施形態においては、RAW形式の画像タイプである画像P1の画像処理内容を、JPEG形式の画像タイプである画像P8の画像処理内容として設定する場合について例示したが、これに限定されない。
例えば、RAW形式の画像の画像処理内容をその他の汎用形式の画像(TIFF形式等)として設定するようにしてもよい。
また、コピー元画像PAおよびペースト先画像(処理対象画像)PBのうち、一方が動画像であり、他方の画像が静止画像であってもよい。より詳細には、一方がMPEG形式であり、他方がJPEG形式であってもよい。これによれば、例えば、画像圧縮の程度を変更するMPEG特有の処理項目がコピー元画像PAの画像処理内容に含まれる場合でも、当該項目以外の適用可能な処理項目(例えば、リサイズ)に関しては、コピー元画像PAの画像処理内容を、JPEG形式の静止画像であるペースト先画像(処理対象画像)PBの画像処理内容として設定することができる。
あるいは、コピー元画像PAおよびペースト先画像PBのうち、一方が第1の形式の動画像であり、他方の画像が第2の形式の動画像であってもよい。より詳細には、一方がMPEG形式の動画像であり他方がMotionJPEG形式の動画像であってもよい。これによれば、例えば、画像圧縮の程度を変更するMPEG特有の処理項目がコピー元画像PAの画像処理内容に含まれる場合でも、当該項目以外の適用可能な処理項目に関しては、コピー元画像PAの画像処理内容を、ペースト先画像PBの画像処理内容として設定することができる。
同様に、その他の場合でも、ペースト先画像の画像タイプを判定し、各項目の処理がその画像タイプの画像に適用可能なものであるか否かを上述のようなデータテーブル等に基づいて決定することができる。そして、複数の項目のうちペースト先画像の画像タイプにも適用可能な項目に関しては、コピー元の画像に対する画像処理内容を、ペースト先画像に対する画像処理内容として設定することができる。
なお、各画像タイプに各項目の画像処理が適用可能であるか否かは、例えば、RAW形式でなければ参照すべき情報が存在しないなど、本質的にその画像処理を施すことができるか否かという事情に応じて決定されることがある。ただし、このような事情に限定されず、そのプログラムにおける特有の事情などの様々な事情によって相違することもある。いずれの場合においても、このような各種の事情を反映させたデータテーブル等(図8参照)を準備しておけば、様々な事情を考慮した上で各項目の画像処理がその画像タイプに適用可能であるか否かを適切に判断することが可能である。
また、上記実施形態においては、ペーストボタン22の押下に応じて、画像処理内容のペースト処理だけでなく、当該ペースト処理によって設定された内容での画像処理をも引き続いて実行する場合を例示したが、これに限定されない。たとえば、ペーストボタン22の押下に応答してペースト処理のみが行われ、実際の画像処理の実行は別個に設けられた実行開始指示用ボタンの押下に応答して開始されるようにしてもよい。
さらに、上記実施形態においては、画像PAに対して施された画像処理内容を、処理対象画像PBに対する画像処理内容の候補として指定する場合(換言すれば、画像PAを用いて、処理対象画像PBに対する画像処理内容の候補を指定する場合)を例示したが、これに限定されない。例えば、画像(「処理済画像」とも称する)PAに関する設定内容を用いることなく、以下のように、画像に対する処理内容の候補を指定する操作画面30等を用いて、処理対象画像PBに対する画像処理内容の候補を指定するようにしてもよい。
具体的には、図3において、まず、領域R2のサムネイル表示を利用して複数の画像を処理対象画像PBとして指定する。この際、複数の画像として様々な画像タイプの画像を指定することができる。また、ここでは複数の画像を指定しているが、1つの画像を指定するようにしてもよい。
そして、マウス操作等によって、コンテクストメニュー(マウスの右クリックで表示されるメニュー)あるいはプログラムメニュー(メニューバーに表示されるメニュー)から「画像処理内容設定」の項目(不図示)を選択する。すると、当該項目の選択に応じて図4の操作画面30が表示される。
操作者は、操作画面30内の項目表示領域R5に表示される複数の項目の中から所望の項目を選択して、各項目に関する処理内容を指定する。このとき、処理対象画像PBとして指定された画像のタイプに拘わらず、操作者は、各項目の処理内容(処理パラメータ)を指定できる。たとえば、「明るさ補正」と「露出補正」との両項目に関する処理内容を処理内容の候補として指定できる。
処理対象画像PBとして選択された画像の中に、当該項目に関する画像処理を適用できない画像タイプのものが含まれている場合には、画像処理装置1がその旨を判定し、処理対象画像PBにも適用可能な項目に関してのみ、操作画面30を用いて指定された内容を、処理対象画像PBに対する画像処理内容として設定する。
詳細には、画像処理装置1は、JPEG形式等の画像(RAW形式以外の画像)に対しては、「露出補正」に関する設定を行うことなく、「明るさ補正」についてのみ、操作画面30を用いて指定された内容(候補)を画像PBに対する画像処理の内容として設定する。この場合、「露出補正」に関する指定内容は無視されることになる。なお、処理対象画像PBがJPEG形式の画像である場合、「明るさ補正」は、処理対象画像PBに適用可能な項目であると表現され、「露出補正」は、処理対象画像PBとは異なる画像タイプ(具体的には、RAW形式)の画像には適用可能であるが処理対象画像PBには適用不可能な項目であるとも表現される。
また、RAW形式の画像に対しては、明るさ補正と露出補正との両方の項目について、操作画面30を用いて指定された内容(候補)が、そのまま画像PBに対する画像処理の内容として設定される。
このように、操作者は、処理対象画像の画像タイプに拘わらず所望の項目に関する処理内容を指定しておけば、画像処理装置側で各タイプに適用可能かを判定し、その適用可能性に応じて各項目の処理内容が決定される。したがって、画像処理における処理内容を効率的に設定することが可能である。特に、様々な画像タイプの複数の画像を処理対象画像PBとして指定する場合にも、「明るさ補正」等の共通項目と「露出補正」等のRAW形式専用項目との両方を含む複数の項目に関する処理内容を一括して指定しておけば、画像処理装置1が各項目ごとに各画像タイプに対する適用可能性を判定して、各画像の処理内容が設定される。したがって、非常に効率的な設定操作が可能である。
画像処理装置の概要を示す図である。 画像処理装置における機能ブロックを示す図である。 プログラム実行時の操作画面を示す図である。 別の操作画面を示す図である。 画像処理における複数の項目を示す図である。 設定用ダイアログを示す図である。 画像処理装置における処理を示すフローチャートである。 各項目の画像処理が各画像タイプの画像に対して適用可能か否かを示すデータテーブルを示す図である。 画像処理内容の設定例を示す図である。
符号の説明
1 画像処理装置
3 記憶部
4 メディアドライブ
5 表示部
9 記録媒体
20,30 操作画面
21 コピーボタン
22 ペーストボタン
40 設定用ダイアログ
P1〜P9 画像
PA コピー元画像
PB ペースト先画像

Claims (9)

  1. 画像処理装置であって、
    画像処理の対象となる処理対象画像を指定する手段と、
    前記処理対象画像に対する画像処理内容の候補を指定する指定手段と、
    前記指定手段によって指定された前記画像処理内容の候補に基づいて、前記処理対象画像に対する画像処理内容を設定する設定手段と、
    を備え、
    前記設定手段は、前記画像処理内容の候補における複数の画像処理項目の中に、前記処理対象画像とは異なる画像タイプの画像には適用可能であるが前記処理対象画像には適用不可能な項目と、前記処理対象画像に適用可能な項目との両者が含まれる場合には、前記両者のうち前記処理対象画像にも適用可能な項目に関してのみ、前記画像処理内容の候補を前記処理対象画像に対する画像処理内容として設定することを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記指定手段は、所定の処理済画像に対する画像処理内容を、前記画像処理内容の候補として指定することが可能であり、
    前記設定手段は、前記処理済画像とは異なる画像タイプの画像が前記処理対象画像として指定された場合には、前記処理済画像に対して施された画像処理の複数の項目のうち、前記処理済画像と前記処理対象画像との両方に適用可能な項目に関して、前記処理済画像に対する画像処理内容を前記処理対象画像に対する画像処理内容として設定することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記処理済画像および前記処理対象画像のうち、一方の画像は、撮像素子からの出力情報がそのまま記録されたRAW形式の画像タイプを有しており、他方の画像は、撮像素子からの出力情報に基づいて画素単位での3成分値が算出されて生成された所定形式の画像タイプを有していることを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記処理済画像および前記処理対象画像のうち、一方の画像は動画像の画像タイプを有しており他方の画像は静止画像の画像タイプを有していることを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記処理済画像および前記処理対象画像のうち、一方の画像は第1形式の動画像の画像タイプを有しており他方の画像は前記第1形式とは異なる第2形式の動画像の画像タイプを有していることを特徴とする画像処理装置。
  6. 画像処理方法であって、
    a)画像処理の対象となる処理対象画像を指定する工程と、
    b)前記処理対象画像に対する画像処理内容の候補を指定する工程と、
    c)前記工程b)において指定された前記画像処理内容の候補に基づいて、前記処理対象画像に対する画像処理内容を設定する工程と、
    を含み、
    前記工程c)においては、前記画像処理内容の候補における複数の画像処理項目の中に、前記処理対象画像とは異なる画像タイプの画像には適用可能であるが前記処理対象画像には適用不可能な項目と、前記処理対象画像に適用可能な項目との両者が含まれる場合には、前記両者のうち前記処理対象画像にも適用可能な項目に関してのみ、前記画像処理内容の候補を前記処理対象画像に対する画像処理内容として設定することを特徴とする画像処理方法。
  7. 請求項6に記載の画像処理方法において、
    前記工程b)においては、所定の処理済画像に対する画像処理内容を、前記画像処理内容の候補として指定することが可能であり、
    前記工程c)においては、前記処理済画像とは異なる画像タイプの画像が前記処理対象画像として指定された場合には、前記処理済画像に対して施された画像処理の複数の項目のうち、前記処理済画像と前記処理対象画像との両方に適用可能な項目に関して、前記処理済画像に対する画像処理内容を前記処理対象画像に対する画像処理内容として設定することを特徴とする画像処理方法。
  8. コンピュータに、
    a)画像処理の対象となる処理対象画像を指定する手順と、
    b)前記処理対象画像に対する画像処理内容の候補を指定する手順と、
    c)前記手順b)において指定された前記画像処理内容の候補に基づいて、前記処理対象画像に対する画像処理内容を設定する手順と、
    を実行させるプログラムであって、
    前記手順c)においては、前記画像処理内容の候補における複数の画像処理項目の中に、前記処理対象画像とは異なる画像タイプの画像には適用可能であるが前記処理対象画像には適用不可能な項目と、前記処理対象画像に適用可能な項目との両者が含まれる場合には、前記両者のうち前記処理対象画像にも適用可能な項目に関してのみ、前記画像処理内容の候補を前記処理対象画像に対する画像処理内容として設定することを特徴とするプログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムにおいて、
    前記手順b)においては、所定の処理済画像に対する画像処理内容を、前記画像処理内容の候補として指定することが可能であり、
    前記手順c)においては、前記処理済画像とは異なる画像タイプの画像が前記処理対象画像として指定された場合には、前記処理済画像に対して施された画像処理の複数の項目のうち、前記処理済画像と前記処理対象画像との両方に適用可能な項目に関して、前記処理済画像に対する画像処理内容を前記処理対象画像に対する画像処理内容として設定することを特徴とするプログラム。
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