JP2006085050A5 - - Google Patents

Claims (14)

1. 断面形状が台形のレンズ部が所定の間隔で配列されるとともに、隣り合う前記レンズ部間の楔形部は、前記レンズ部と、同一又は異なる材料が充填され、前記楔形部は映像源側もしくは観察者側に先端を有し、前記楔形部に光吸収効果があることを特徴とするコントラスト向上シート。
2. 前記コントラスト向上シートを構成するシートの最も映像源側の面に、プリズムレンズが設けられていることを特徴とする請求項１に記載のコントラスト向上シート。
3. 前記プリズムレンズは垂直方向に光を制御することを特徴とする請求項２に記載のコントラスト向上シート。
4. 前記プリズムレンズは、前記シート面を底面とする三角柱プリズムが配列されており、前記三角柱プリズムが前記底面となす角度が、法線を上向きに持つ５°〜２０°の緩斜面と法線を下向きに持つ５０°〜９０°の急斜面とを備えることを特徴とする請求項２〜３のいずれか１項に記載のコントラスト向上シート。
5. 前記楔形部の断面形状が観察者側に幅広の下底面を有する略台形であることを特徴とする請求項１〜４のいずれか１項に記載のコントラスト向上シート。
6. 前記楔形部の斜面部分が出光面の法線となす角度をθとしたとき、θが０°〜１５°の範囲であることを特徴とする請求項１〜５のいずれか１項に記載のコントラスト向上シート。
7. 前記楔形部の少なくとも斜面部分を構成する材料の屈折率Ｎｘと、前記レンズ部を構成する材料の屈折率Ｎｙとの間に
   Ｎｘ−Ｎｙ≧−０．０１
   なる関係を有することを特徴とする請求項１〜６のいずれか１項に記載のコントラスト向上シート。
8. 前記楔形部に光吸収粒子が添加されていることを特徴とする請求項１〜７のいずれか１項に記載のコントラスト向上シート。
9. 請求項８において、前記楔形部が略台形であって、前記光吸収粒子の平均粒径が１μｍ以上で、前記台形の上底面の幅以下であることを特徴とするコントラスト向上シート。
10. 前記光吸収粒子の添加量が１０〜５０体積％であることを特徴とする請求項８又は９に記載のコントラスト向上シート。
11. 請求項１〜１０のいずれか１項に記載のコントラスト向上シートの少なくとも一面側に、ＡＲ、ＡＳ、ＡＧ、タッチセンサーのうちのいずれか、又はこれらの内複数の付加機能が付与されていることを特徴とするコントラスト向上シート。
12. 前記楔形部の２つの斜面部分が出光面の法線となす各々の角度が異なっていることを特徴とする請求項１〜１１のいずれか１項に記載のコントラスト向上シート。
13. 請求項１２に記載の表示装置に用いるコントラスト向上シートにおいて、前記楔形部の２つの斜面部分が出光面の法線となす各々の角度は、上側の角度が下側の角度より大きいことを特徴とするコントラスト向上シート。
14. 請求項１〜１３のいずれか１項に記載のコントラスト向上シートを、前記断面形状台形のレンズ部が横ストライプとなる形態で用いることを特徴とする表示装置。