JP2006085015A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ワンパス方式を採用しながら記録体の両面に画像を転写しつつ、未定着トナー像の乱れや、記録体のジャムを抑えることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 転写紙に対して、その第1面に第1中間転写ベルト21上の第1トナー像を転写し、且つその第2面に第2中間転写ベルト上の第2トナー像を転写して転写紙の両面にトナー像を転写するプリンタ100において、加熱転写装置47によって、転写紙の両面同時に加熱転写を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に係り、詳しくは、ワンパス方式で転写紙等の記録体の両面に画像を形成する画像形成装置に関するものである。
従来、記録体の両面に画像を形成する方式としては、スイッチバック方式やワンパス方式などが知られている。スイッチバック方式は、記録体を転写手段と定着手段とに通してその一方の面に画像を記録した後、反転搬送路で記録体を反転させる。そして、転写手段及び定着手段にスイッチバックさせて、もう一方の面にも画像を記録する方式である。これに対し、ワンパス方式は、両面転写手段によって画像を両面に転写した記録体を定着手段に通す方式で、記録体をスイッチバックさせることなくその両面に画像を記録することができる。ワンパス方式は、次の点でスイッチバック方式よりも優れている。即ち、スイッチバック用の複雑な機構を設けることによるコストアップ、スイッチバックによる画像形成時間の長時間化、定着手段による加熱でカールさせた記録体をスイッチバックさせることによるジャム、これらを何れも回避し得る点である。
しかしながら、かかるワンパス方式においては、両面転写後の記録体を両面転写手段から定着手段に送る際に、画像を乱し易いという不具合があった。両面転写手段から離間した記録体が定着手段に受け渡される際に、両面転写手段と定着手段内部との間に配設されたガイド部材などに摺擦するのに伴って、その摺擦面の未定着トナー像が乱れてしまうのである。転写紙の片面だけにトナー像を転写する装置の場合には、ガイド部材やレイアウトなどの工夫によってトナー像の非転写面とガイド部材とを摺擦させるように設計することで、摺擦による未定着トナー像の乱れを回避することができる。しかし、両面転写の場合には、どうしてもトナー像の転写面をガイド部材との摺擦面にしてしまうため、画像を乱し易くなるのである。
そこで、特許文献1において、周面に複数の突起を有する従動回転可能な拍車を両面転写手段と定着手段との間に設け、これによって両面転写手段から定着手段に向けて記録体をガイドさせるようにした画像形成装置が提案されている。特許文献1によれば、下側から突起を突き刺しながら記録体を支える上記拍車を記録体の移動に伴って従動回転させることで、拍車で支えている側の記録体面の画像を乱すことなく、記録体を両面転写手段から定着手段に案内することができるとしている。しかしながら、上記拍車の突起がたとえ鋭利なものであっても、それを突き刺してしまえば、未定着の画像は少なからず乱れることになる。
特開平10−142869号公報
一方、本出願人は、次のような新規な画像形成装置を開発中である。即ち、両面転写手段から送り出される記録体を、複数の張架ローラによって張架されながら無端移動する搬送ベルトで受け取って定着手段に向けて搬送しながら、その先端を定着手段に直接受け渡しする搬送手段を設けた画像形成装置である。この画像形成装置によれば、搬送ベルトが両面転写手段から送り出される記録体をそれと同じ速度で移動しながら支えることで、記録体との摺擦を抑えながらその記録体を定着手段に向けて案内する。そして、このことにより、摺擦による未定着トナー像の乱れを抑えることができる。
ところが、この画像形成装置においても、以下の理由により記録体上の未定着トナー像を乱すことがあった。
両面転写手段から定着手段までの間での搬送及び受け渡しのために設けた拍車や搬送ベルト等が記録体上の未定着トナー像を擦り、未定着トナー像を乱す。
また、両面転写手段から搬送手段の搬送ベルトへの記録体受渡しの際に、搬送ベルトとの接触による反動などによって記録体をベルトに僅かながら摺擦させる。搬送ベルトによって定着手段の近傍まで搬送がなされるが、搬送ベルトから定着手段への記録体受け渡しの際に、定着手段内の搬送部材と記録体との接触による反動などによって、記録体を定着装置内の搬送部材に僅かながら摺擦させる。これらにより、未定着トナー像を僅かに乱す。
更に、転写手段から定着手段まで搬送するまでの間に記録体がばたつき、未定着トナー像を乱す。
特に、本発明者らが開発中の高速両面カラー仕様の構成において、このような未定着トナー像の僅かな乱れが顕著に発生した。この高速両面カラー仕様の構成とは、いわゆるタンデム方式の構成を、記録体の両面のそれぞれに対応させて2つ設けたものである。具体的には、記録体たる転写紙の一方の面に転写するトナー像を形成するための4つの感光体からなる第1感光体群と、他方の面に転写するトナー像を形成するための4つの感光体からなる第2感光体群とを設けている。第1、第2感光体群のそれぞれにおける4つの感光体は、イエロー,マゼンタ,シアン,ブラック(以下、それぞれY,M,C,Kと記す)の単色トナー像を専用に形成するためのものである。像担持体たる複数の感光体をほぼ並列に配設した方式であることがタンデムと呼ばれる所以であり、かかるタンデム方式の構成を、転写紙の両面のそれぞれに対応させて2つ採用しているのである。第1感光体群のそれぞれの感光体上で形成されたY,M,C,Kトナー像は、第1中間転写ベルトに重ね合わせて転写されて4色トナー像となった後、転写紙の一方の面に転写され、転写紙の白色と相まってフルカラー画像となる。一方、第2感光体群のそれぞれの感光体上で形成されたY,M,C,Kトナー像は、第2中間転写ベルトに重ね合わせて転写されて4色トナー像となった後、転写紙の他方の面に転写され、転写紙の白色と相まってフルカラー画像となる。
かかる高速両面カラー仕様の構成では、転写紙をかなり速いスピードで搬送しながら、その両面にフルカラー画像を転写することができる。しかしながら、転写紙をかなり速いスピードで搬送することから、両面転写手段から上述の搬送ベルトへの転写紙受渡しの際に、転写紙に与える反動が相当に大きくなってしまう。また、搬送ベルトを定着装置の近傍まで設けたとしても、搬送ベルトから定着装置内の搬送部材への転写紙受け渡しの際には、転写紙に反動を与えてしまう。このように、両面転写手段から定着装置まで受渡し部が存在すると、受け渡しの際にどうしても転写紙の先端側をベルトに擦ってしまうのである。
また、受け渡しの際には、両面転写手段と搬送ベルトを有する搬送手段との間で、または、搬送手段と定着装置との間で、転写紙のジャムが発生する恐れがあった。
さらに、転写紙をかなり速いスピードで搬送すると両面転写手段から定着手段まで搬送する間にバタツキが発生しやすく、未定着トナー像が乱れる恐れがあった。
本発明は以上の背景に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、次のような画像形成装置を提供することである。即ち、ワンパス方式を採用しながら記録体の両面に画像を転写しつつ、未定着トナー像の乱れや、記録体のジャムを抑えることができる画像形成装置である。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、無端移動する表面に第1可視像を担持する第1像担持ベルトと、無端移動する表面に第2可視像を担持する第2像担持ベルトと、記録体に対して、その第1面に該第1像担持ベルト上の該第1可視像を転写し、且つその第2面に該第2像担持ベルト上の該第2可視像を転写して、記録体の両面に可視像を転写する両面転写手段とを有する画像形成装置において、該両面転写手段は加熱部材を有し、該記録体の両面に該第1可視像と該第2可視像とを同時に加熱転写することを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記第1像担持ベルト及び上記第2像担持ベルトを冷却する冷却手段を有することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の画像形成装置において、上記第1像担持ベルト及び上記第2像担持ベルトは耐熱ベルトであることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1、2または3の画像形成装置において、上記第1像担持ベルト及び上記第2像担持ベルトの表面粗さはRz20[μm]以下であることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1、2、3または4の画像形成装置において、上記第1像担持ベルト及び上記第2像担持ベルトの表面にコート層を持たせたことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1、2、3、4または5の画像形成装置において、上記第1像担持ベルト及び上記第2像担持ベルトの厚みは50[μm]以上、600[μm]以下であることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1、2、3、4、5または6の画像形成装置において、上記記録体の両面に画像を転写する両面転写と該記録体の片面に画像を転写する片面転写とが可能であり、該両面転写時と該片面転写時とでは上記加熱部材が加える熱量が異なることを特徴とするものである。
上記請求項1乃至7の画像形成装置においては、記録体の両面に第1可視像と第2可視像とを同時に加熱転写することで、ワンパス方式によって記録体の両面にトナー像を転写することができる。また、両面転写手段として加熱転写を用いることにより、転写と同時に定着を行うことができる。よって、その表面に未定着トナー像を担持した記録体を両面転写手段から定着手段まで搬送する際の未定着トナー像の乱れが発生しなくなる。さらに、未定着トナー像を担持した記録体の搬送を行わないため、未定着トナー像を担持した記録体のジャムを回避することができる。
請求項1乃至7の発明によれば、ワンパス両面転写方式を採用しながら、未定着トナー像の乱れや記録体のジャムの発生を抑え、良好な画像形成を行うことができるという優れた効果がある。
以下、本発明を画像形成装置である電子写真方式のカラー画像形成システム(以下、単に画像形成システムという)に適用した一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成システムを示す概略構成図である。同図において、本画像形成システムは、プリンタ部100、操作・表示装置90、給紙装置40、自動画像読取装置200、紙補給装置300等を有している。
プリンタ部100は、紙搬送路43Aを境にして、その上方に配設された第1転写ユニット20と、下方に配設された第2転写ユニット30とを有している。第1転写ユニット20は図中矢印方向に無端移動する第1像担持体ベルトとしての第1中間転写ベルト21を有している。また、第2転写ユニット30は図中矢印方向に無端移動する第2像担持体ベルトとしての第2中間転写ベルト31を有している。第1中間転写ベルト21の上部張架面の上方には、4個の第1トナー像形成手段である第1プロセスユニット80Y,M,C,Kが配置されている。一方、第2中間転写ベルト31の側部張架面の側方には、4個の第2トナー像形成手段である第2プロセスユニット81Y,M,C,Kが配置されている。これら第1、第2プロセスユニットの番号に付したY,M,C,Kという添字は、それぞれ取り扱われるトナーの色を示している。プロセスユニット内の各機器にも同様の添字を付している。
各プロセスユニット(80Y,M,C,K、81Y,M,C,K)は、それぞれ像担持体たる感光体(1Y,M,C,K)を有している。第1プロセスユニット80Y,M,C,Kの感光体1Y,M,C,Kは等間隔に配設され、少なくとも画像形成時にはそれぞれ第1中間転写ベルト21の上部張架面に接触する。以下、このように接触するベルト面を第1受像面という。
一方、第2プロセスユニット81Y,M,C,Kの感光体1Y,M,C,Kも等間隔に配設され、少なくとも画像形成時にはそれぞれ第2中間転写ベルト21の上部張架面に接触する。以下、このように接触するベルト面を第2受像面という言う。
第1中間転写ベルト21は、複数のローラにより、鉛直方向よりも水平方向にスペースをとる横長の姿勢であり、且つその第1受像面をほぼ水平に延在させる姿勢で張架されている。第1プロセスユニット80Y,M,C,Kは、このようなほぼ水平の第1受像面に接するように、互いにほぼ水平な状態で並列配設されている。
一方、第2中間転写ベルト31は、複数のローラにより、図中左上から右下にかけての縦長に傾斜した状態で張架されている。第2プロセスユニット81Y,M,C,Kは、このように傾斜した第2受像面に接するように、第2中間転写ベルト31の図中右側方にて、図中左上から右下にかけての斜めの配列になるように並列配設されている。
図2は、4つの第1プロセスユニット80Y,M,C,Kのうちの1つを示す拡大構成図である。4つの第1プロセスユニット80Y,M,C,Kは、それぞれ扱うトナーの色が異なる点の他がほぼ同様の構成になっているので、同図では「80」に付すY,M,C,Kという添字を省略している。同図において、感光体1は、プリンタ部(100)の動作時に、図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転駆動される。かかる感光体1の周囲には、帯電手段であるスコロトロンチャージャ3、露光装置4、現像装置5、クリーニング装置2、光除電装置Q等の作像部材や、電位センサS1、画像センサS2等が配設されている。
ドラム状の感光体1は、例えば直径30〜120[mm]程度のアルミニウム円筒表面に光導電性物質である有機感光層(OPC)が被覆されたものである。アモルファスシリコン(a−Si)層を被覆したものであってもよい。また、ドラム状ではなく、ベルト状のものであってもよい。
クリーニング装置2は、クリーニングブラシ2a、クリーニングブレード2b、回収部材2c等を有し、後述の1次転写ニップを通過した後の感光体表面に残留する転写残トナーを除去、回収する。
スコロトロンチャージャ3は、回転駆動される感光体1の表面を例えばマイナス極性に一様帯電せしめるものである。かかる一様帯電を行う帯電手段として、スコロトロンチャージャの代わりに、コロトロンチャージャを用いても良い。また、帯電バイアスが印加される帯電バイアス部材を感光体1の表面に接触させる方式のものでもよい。
露光装置4は、各色のうちの1色に対応する画像データに基づいて生成した光で、一様帯電後の感光体1の表面を光走査して、感光体1の表面に静電潜像を形成する。図示の例では、露光装置4として、LED(発光ダイオード)アレイと結像素子からなるものを用い。レーザ光源やポリゴンミラー等を用いて、形成すべき画像データに応じて変調したビーム光によるレーザスキャン方式のものでもよい。
現像装置5は、トナーと磁性キャリアとを含有する二成分現像剤を用いて感光体1上の静電潜像を現像する二成分現像方式のものである。かかる二成分現像剤を2つの搬送スクリュウ5cによって攪拌しながら、図中奥行き方向に搬送する。これら2つの搬送スクリュウ5cの現像剤搬送方向は互いに逆方向である。例えば、図中左側の搬送スクリュウ5cの現像剤搬送方向が図中奥側から手前側であれば、図中右側の搬送スクリュウ5cの現像剤搬送方向は図中手前側から奥側である。前者の搬送スクリュウ5cによって現像装置5の図中奥行き方向端部まで搬送された二成分現像剤は、後者の搬送スクリュウ5cに受け渡される。そして、その端部から反対側の端部に向けて攪拌搬送される過程で、一部が後述の現像ロール5bに担持される。また、担持されなかったり、現像ロール5bから右側の搬送スクリュウ5cに戻されたりした二成分現像剤は、上記反対側の端部で左側の搬送スクリュウ5cに受け渡される。このようにして、二成分現像剤が現像装置5内で循環搬送される。なお、現像装置5として、磁性キャリアを含まずにトナーを主成分とする一成分現像剤による一成分現像方式のものを用いてもよい。
現像ロール5aは、ステンレスやアルミニュウム等からなる非磁性円筒であって図示しない駆動手段によって図中時計回りに回転駆動せしめられるスリーブと、これに連れ回らないように内部固定されたマグネットローラとを有している。マグネットローラは、スリーブの内部にて、その周方向に分かれる複数の磁極を有している。図中右側の搬送スクリュウ5cによって搬送される二成分現像剤は、このマグネットローラの発する磁力によって引き寄せられて、回転駆動されるスリーブの表面で汲み上げられる。そして、スリーブ表面に連れ回って感光体1に対向する現像領域に搬送されるのに先立ち、ブレード5bとの対向位置である規制位置を通過する。
ブレード5bは、所定の間隙を介してその先端をスリーブ表面に近接させるように配設されている。そして、スリーブ表面上の二成分現像剤がその直下である規制位置を通過する際に、二成分現像剤の厚みを所定の大きさに規制する。
このようにして層厚が規制された二成分現像剤は、スリーブの回転に伴って感光体1との対向位置である現像領域に搬送される。マイナス極性に一様帯電せしめられた感光体1の表面に対する光走査によって電荷が減衰せしめられて形成された静電潜像は、現像領域にてスリーブ表面上の二成分現像剤に摺擦せしめられる。そして、潜像と同極性であるマイナス帯電性のトナーの付着によって、Y,M,C,Kの何れかの色に現像される。第1プロセスユニット80においては、いわゆる反転現像が行われるのである。これにより、感光体1上には、Y,M,C,Kの何れかの色のトナー像が形成される。
トナーとしては、従来から公知の方法で得られる球形や不定形のトナーが用いられる。体積平均粒径が20[μm]以下、好ましくは10[μm]以下、4[μm]以上のものがよい。また、磁性キャリアも従来から公知の方法で得られるものが用いられる。体積平均粒径が25[μm]〜60[μm]程度のものがよい。
上記現像領域でトナーを消費した二成分現像剤は、上記スリーブの回転に伴って現像装置5内に戻る。そして、上記マグネットローラの互いに同極で隣り合う磁極によって形成される反発磁界の影響を受けて、スリーブ表面から離脱して、図中右側の搬送スクリュウ5c上に戻された後、図中左側の搬送スクリュウ5cに受け渡される。
図中左側の搬送スクリュウ5cの下方には、トナー濃度センサ5eが配設されており、左側の搬送スクリュウ5cによって搬送される二成分現像剤の透磁率を検知する。二成分現像剤の透磁率は、トナー濃度と相関があるので、トナー濃度センサ5eは、トナー濃度を検知していることになる。
図示しない制御部は、このトナー濃度センサ5eからの出力信号に基づいて二成分現像剤のトナー濃度を所定の閾値未満であると判断すると、図示しない8つのトナー供給手段のうち、その二成分現像剤に対応するものを所定時間駆動する。これら8つのトナー供給手段は、それぞれ、第1プロセスユニット(80Y,M,C,K)の4つの現像装置、あるいは、第2プロセスユニット(81Y,M,C,K)の4つの現像装置の何れか1つに対応するものである。プリンタ部(100)の上部のボトル収納部85に着脱可能にセットされた4つのY,M,C,Kトナーボトル(図1の86Y,M,C,K)の何れかに接続されている。そして、接続されたトナーボトルから、対応する現像装置内における図中左側の搬送スクリュウ5c上に、所定色のトナーを供給する。これにより、現像によってトナーを消費した二成分現像剤のトナー濃度が回復する。かかる構成のトナー供給手段としては、従来から公知のモーノポンプによる吸引力で、トナーボトル内のトナーを吸引して現像装置内まで搬送する方式のものがよい。この方式によれば、トナーボトルの設置場所の制約が少ないため、プリンタ部(100)内部のスペース配分に有利である。またトナーが適時補給できるため、現像装置5に大きなトナー貯留スペースを設けなくてすみ、現像装置5の小型化を図ることができる。
図3は、4つの第2プロセスユニット(81Y,M,C,K)のうちの1つを示す拡大構成図である。4つの第2プロセスユニット(81Y,M,C,K)も、それぞれ扱うトナーの色が異なる点の他がほぼ同様の構成になっているので、第2プロセスユニット81は、第1プロセスユニット(80)と構成部材が同じであるが、感光体1の回転方向が異なっている。しかし互いに、感光体1の回転軸1aを通るy軸に対し対象の形をしている。この形状は、感光体1の周囲に設ける部材の配置にも関係するが、重要な事項である。具体的には、プリンタ部100本体との結合部、たとえば駆動手段との結合部、電気的接続部、トナー供給部、トナー排出部の結合方法を配慮している。これにより、第1プロセスユニット(80Y,M,C,K)と、第2プロセスユニット(81Y,M,C,K)とに互換性をもたせることができる。従って第1プロセスユニットと第2プロセスユニット用に個別に現像装置、クリーニング装置、部品を製造する必要がなく、部品製造、部品の管理上での効率が高く、全体のコスト低減化を図ることができる。
先に示した図1において、プリンタ部100は、第1転写ユニットと第2転写ユニットとを有する両面転写手段を備えている。第1転写ユニット20は、第1中間転写ベルト21を複数のローラ22(4個),24,25,26(2個),47Aによって張架して、第1プロセスユニット80Y,M,C,Kの感光体1Y,M,C,Kに接触させている。この接触により、第1転写ユニット20では、感光体1Y,M,C,K上のY,M,C,Kトナー像を、第1中間転写ベルト21上に重ね合わせて転写するY,M,C,K用の1次転写ニップが形成される。第1中間転写ベルト21は、これら4つの1次転写ニップを形成しながら、図中時計回りに無端移動せしめる。各1次転写ニップでは、図示しない電源によって1次転写バイアスが印加される4つの1次転写ローラ22の何れかが、感光体1Y,M,C,Kとの間に第1中間転写ベルト21を挟み込んでいる。この1次転写バイアスやニップ圧の影響により、各1次転写ニップで各色のトナー像が第1中間転写ベルト21に重ね合わせて1次転写され、第1可視像である第1トナー像を形成する。
第1中間転写ベルト21の外周部には、冷却装置27Aが設けられている。この冷却装置27Aは、熱転写後の第1中間転写ベルト21の表面温度の上昇を防止するものである。さらに、第1中間転写ベルト21の無端移動方向について冷却装置27の下流側には、ローラ25に対向する位置にクリーニング装置20Aが設けられている。このクリーニング装置20Aは、熱転写終了後の第1中間転写ベルト21の表面に残留する転写残トナーや、紙粉などの異物を拭い去る。第1中間転写ベルト21に関連する部材は、第1転写ユニット20として一体的に構成してあり、プリンタ部100に対し着脱が可能となっている。
一方、第2転写ユニット30は、第2中間転写ベルト31を複数のローラ32(4つ),35,36(2つ),38,及び47Bによって張架して感光体1Y,M,C,Kに接触させている。この接触により、第2転写ユニット30では、感光体1Y,M,C,K上のY,M,C,Kトナー像を、第2中間転写ベルト31上に重ね合わせて転写するY,M,C,K用の1次転写ニップが形成される。第2中間転写ベルト31は、これら4つの1次転写ニップを形成しながら、図中反時計回りに無端移動せしめる。各1次転写ニップでは、図示しない電源によって1次転写バイアスが印加される4つの1次転写ローラ32の何れかが、感光体1Y,M,C,Kとの間に第2中間転写ベルト31を挟み込んでいる。この1次転写バイアスやニップ圧の影響により、各1次転写ニップで各色のトナー像が第2中間転写ベルト31に重ね合わせて1次転写され、第2可視像である第2トナー像を形成する。
第2中間転写ベルト31の外周部には、冷却装置27Bが設けられている。この冷却装置27Aは、熱転写後の第1中間転写ベルト21の表面温度の上昇を防止するものである。さらに、ローラ38に対向する位置にクリーニング装置30Aが設けられている。このクリーニング装置30Aは、各1次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト31の表面に残留する不要なトナーや、紙粉などの異物を拭い去る。第2中間転写ベルト31に関連する部材も、第2転写ユニット30として一体的に構成してあり、プリンタ部100に対し着脱が可能となっている。
2つの中間転写ベルト(21,31)は、それぞれ例えば、基体の厚さが50〜600[μm]の樹脂フィルム或いはゴムを基体とするベルトである。そして、感光体1が担持するトナー像を、1次転写ローラ(22,32)に印加される1次転写バイアスによって静電的にベルト表面に転写を可能とする電気抵抗値を発揮する。かかる中間転写ベルトの一例として、ポリイミドにカーボンを分散し、その体積抵抗値は、10〜1012[Ωcm]程度に抵抗が調整されたものを挙げることができる。ベルトの走行を安定させるためのベルト寄り止めリブを、ベルト片側あるいは両側端部に設けられている。 また、2つの冷却装置(27A,27B)としては、ヒートパイプを利用した冷却ローラを採用している。
第1ベルトユニットの第1転写手段たる4つの1次転写ローラ22や、第2ベルトユニットの第2転写手段たる4つの1次転写ローラ32としては、例えば次のような構成のものを用いることができる。即ち、芯金たる金属ローラの表面に、導電性ゴム材料を被覆したもので、芯金部に、不図示の電源からバイアスが印加されるものである。本実施形態では、導電性ゴム材料として、ウレタンゴムにカーボンを分散したものを用い、体積抵抗を10Ωcm程度に調整している。
プリンタ部100は、Kトナーだけによるモノクロ画像の出力も可能である。モノクロ画像を出力する場合には、第1ベルトユニットにおけるY,M,C用のプロセスユニット80Y,M,Cを使用しない。そして、プロセスユニット80Y,M,Cを稼動させないだけでなく、これらと中間転写ベルトとを非接触に保つための機構を備えている。ローラ26と1次転写ローラ22を支持する内部フレーム(不図示)を設けておき、ある点を中心に回動可能に支持している。そして、感光体から遠ざかる方向に回動させることにより、感光体1Kだけを第1中間転写ベルト21と接触させて、作像工程を実行することにより、ブラックトナーによるモノクロ画像を作成する。かかる構成では、感光体の寿命向上の点で有利である。なお、第2ベルトユニットも同様に、モノクロ画像出力時にプロセスユニット81Y,M,Cを第2中間転写ベルト31から待避させるようになっている。
第1中間転写ベルト21上の第1トナー像と第2中間転写ベルト31上の第2トナー像とを転写紙に転写する両面転写手段としては、加熱転写装置47を備えている。加熱転写装置47は、加熱手段を有する加熱転写ローラ47A、47Bで構成され、ローラ内部にヒータを備えるタイプを採用している。加熱の方式としては、誘導過熱を採用したものを採用しても良い。
加熱転写ローラ47A、47Bは芯金たる金属ローラの表面に、耐熱ゴムを被覆したもので、内部のヒータH1、H2により、第1像担持ベルト21及び第2像担持ベルト31を内側から加熱する。そして、第1像担持ベルト21上の第1トナー像と第2像担持ベルト31上の第2トナー像とを熱により溶融させ、加熱転写ローラ47A、47Bの間の2次転写ニップに転写紙を通過させながら、2つのトナー像を転写紙の両面に熱及び圧力によって転写定着する。
転写紙両面の画像の色合い、光沢度を同じにするため、2つの中間転写ベルト(21,31)および2つの加熱転写ローラ(47A,47B)の材質、硬度、表面性などを上下同等にしてある。フルカラーとモノクロ画像、あるいは片面か両面かにより定着条件を制御する。また、転写紙の種類に応じて最適な定着条件となるよう、不図示の制御手段により制御する。
上述の2次転写ニップの図中右側方には、レジストローラ対45が配設されている。このレジストローラ対45は、後述の給紙装置40から送られて来る転写紙をローラ間に挟み込んだ後、両ローラの回転を一時中断する。そして、第1中間転写ベルト21上の重ね合わせトナー像である4色の第1トナー像と第2中間転写ベルト31上の重ね合わせトナー像である4色の第2トナー像とに同期させ得るタイミングで、転写紙を2次転写ニップに向けて送り出す。送り出された転写紙は、2次転写ニップでその両面に溶融した4色トナー像が密着せしめられる。そして、ヒータ(H1,H2)からの熱やニップ圧の影響により、第1中間転写ベルト21上の4色の第1トナー像と第2中間転写ベルト31上の4色の第2トナー像とがその両面に一括2次転写されながら、2次転写ニップを通過する。
プリンタ部100の図中右側方には転写紙を供給可能に収納した給紙装置40が配備されている。複数段、例えば上段に大量の転写紙を収納した給紙装置(トレイ)40a、その下方に3段の給紙カセット40b,40c、40dがそれぞれ紙面に対し直角手前側(操作面側)に引出し可能に配設されている。これらの給紙トレイ40aや給紙カセット40b,40c、40d内にそれぞれ異なる種類の転写紙が収納されている。このうち、最上位置の転写紙は、対応する給紙・分離手段41A〜41Dにより選択的に給紙、分離され、確実に一枚だけが複数の搬送ローラ対42Bにより紙搬送路43Bや43Aに送られる。
紙搬送路43Aには、第1および第2転写位置である2次転写位置へ転写紙を送り出す給送タイミングをとるため、一対のローラからなるレジストローラ対45が設けられている。さらに転写紙の搬送方向に対し直角方向の位置を正規の位置にするための横レジ補正機構44が、紙搬送路43Aに設けてある。横レジ補正機構44は、次のものがある。不図示の横方向の基準ガイドと斜行コロ対から構成され、転写紙の横方向端部を該基準ガイドに押付けるように転写紙をスライド搬送する。そして、転写紙を所定の位置に整合させる。この基準ガイドは転写紙のサイズにより、所定の位置に移動、配置される。なお、横レジ補正機構44は転写紙の搬送方向に対し転写紙の両方の横方向から、転写紙の両辺を短時間及び複数回押し、転写紙を所定の位置に整合させる規制部材から構成されるジョガー方式でもよい。
搬送ローラ対42Cを有する紙搬送路43Cには、その搬送方向上流に設置可能な別の給紙装置300から、転写紙が供給可能となっている。給紙トレイ40aの最上位の転写紙が給紙され、その後曲げられることなく、ほぼ水平に真直ぐ搬送されるように、給紙トレイ40aの上部給紙面が配備してある。そのため厚い転写紙、剛性の高い板紙でも確実に給紙できる。なお給紙トレイ40aには、多様な特性の転写紙が収納されても確実に給紙できるよう、バキューム機構からなるエアー給紙を採用すると好都合である。図示していないが、紙搬送路の要所には転写紙を検知するためのセンサが具備させていて、転写紙の存在を基準とする各種信号のトリガーとしている。
加熱転写装置47によって転写定着が終了した転写紙を冷却し、不安定なトナーの状態を早期に安定させるため、冷却機能を有した冷却ローラ対70を転写定着後の搬送路に備えている。この冷却ローラ対70としては、放熱部を有するヒートパイプ構造のローラが採用できる。冷却された転写紙は、排紙ローラ対71により、プリンタ部100の左側に設けた排紙スタック部75に排紙、スタックさせる。なお排紙スタック部75を通過させ、別の後処理装置に向けて転写紙を搬送させることもできる。別の後処理装置としては、穴あけ、断裁、折、綴じなど製本のための装置が接続できる。
未使用のトナーが収納された各色のトナーボトル86Y,M,C,Kが、着脱可能にボトル収納部85に収納される。このボトル収容部85は、プリンタ部100上面で操作方向から見て奥側にあって、プリンタ部100上面の手前側は平面部分が確保されているため、作業台として利用できる。上述のトナー供給手段により、各現像装置に必要に応じトナーを供給するようになっている。本実施形態では、上下に配設した第1転写ユニット20と第2転写ユニット30とで、互いに同色のトナーを扱う現像装置に対しては、共通のトナーボトルからトナーを供給するようになっているが、別々にすることもできる。消耗の多いブラックトナー用のトナーボトル86Kは、特に大容量としておくことも可能である。
プリンタ部100の上面に設けられた操作・表示ユニット90には、キーボード等を設けてあり、画像形成のための条件などをインプットすることができる。また、ディスプレイ等からなる表示部に各種の情報を表示することもでき、操作者とプリンタ部100との情報交換を容易なものとする。
プリンタ部100内部に設けられた廃トナー収納部87は、クリーニング装置2や、中間転写ベルトのクリーニング装置20A,30Aなどと連結されている。そして、これらから送られる廃トナーや紙粉等の異物を一括して回収して収納する。これらのクリーニング装置(2、20A,30A)に大容量の廃トナー収納部を備えないため、クリーニング装置が小型にでき、さらに廃トナーの廃棄の操作性も良好となっている。満杯センサ(不図示)を使って廃トナー収納部87内のトナー廃棄、あるいは容器交換などの警告を発する。
プリンタ部100内部に設けられた制御部95には、各種電源や制御基板などが板金フレームに保護され収納されている。定着装置60による熱や電装装置からの発熱により、画像形成装置内部は高温になるが、その対策としてファン96を設けて、内部部材の熱による機能低下を防止している。またこのファン96は冷却ローラ対70及び2つの冷却装置(27A,27B)の放熱部と結合してあり、冷却ローラ対70及び2つの冷却装置(27A,27B)の冷却効果を確実にしている。
給紙装置40の上部には、周知の技術によって原稿を自動搬送しながらその原稿の画像を読み取る自動画像読取装置(ADF)200が設けられており、これによる読取情報が制御部95に送られる。送られた読取情報に基づいて、プリンタ部100が駆動制御されて、原稿と同じ画像が出力される仕組みである。また、プリンタ部100に対しては、図示しないパーソナルコンピュータ等からの画像情報を送って、その画像情報に対応する画像を出力させることもできる。更に、図示しない電話回線から送られてくる画像情報を送って、その画像情報に対応する画像を出力させることもできる。給紙装置40の図中右側方には、給紙装置40に転写紙を補給する紙補給装置300が配設されている。
次にプリンタ部100において、転写紙の片面にフルカラー画像を形成する片面記録時の動作について説明する。
片面記録の方法は基本的に2種類あって、選択が可能となっている。2種類のうちの1つは、第1中間転写ベルト21に転写した4色の第1ナー像を転写紙の第1面に一括2次転写する方法である。また、もう1つの方法は、第2中間転写ベルト31に転写した4色の第2トナー像を転写紙の第2面に一括2次転写する方法である。画像データが複数の頁になるケースでは、排紙スタック部75上で頁が揃うように作像順序を制御するのが好都合である。そこで、最後の頁の画像データから順に記録して頁順を揃わせることができる、前者の方法について説明する。
プリンタ部100を稼動させると、第1中間転写ベルト21と第1プロセスユニット80Y,M,C,Kにおける感光体1Y,M,C,Kが回転する。同時に第2中間転写ベルト31が無端移動するが、第2プロセスユニット81Y,M,C,Kにおける感光体1Y,M,C,Kは第2中間転写ベルト31と離間されるとともに不回転状態にされる。そして、第1プロセスユニット80Yによる画像形成が開始される。LED(発光ダイオード)アレイと結像素子からなる露光装置4の作動により、LEDから出射されたイエロー用の画像データ対応の光が、帯電装置3によって一様帯電された感光体1Yの表面に照射されて静電潜像が形成される。
この静電潜像は、Y用の第1プロセスユニット81Yの現像装置によってYトナー像に現像され、Y用の1次転写ニップで第1中間転写ベルト21上に静電的に1次転写される。このような潜像形成、現像、1次転写動作が感光体1M,C,K側でもタイミングをとって順次同様に行われる。そして、第1中間転写ベルト21上のYトナー像に対して、M,C,K用の1次転写ニップでM,C,Kトナー像が順次重ね合わせて1次転写される。この重ね合わせの1次転写により、第1中間転写ベルト21上に4色の第1トナー像が形成される。
一方、給紙装置40は、内部の給紙トレイ40aあるいは給紙カセット40b,c,dから、画像データに対応する転写紙を給紙・分離手段41A,B,C,Dの何れか1つのよって送り出す。そして、搬送ローラ対42B,42Cによってプリンタ部100の紙搬送路43Cに向けて搬送する。そして、横レジ補正機構44に送られる。
横レジ補正機構44は、記録体供給手段たる給紙装置40から両面転写手段(第1、第2ベルトユニット)に向けて搬送されている途中の転写紙における搬送方向からの姿勢の傾きを補正する傾き補正手段である。レジストローラ対45よりも搬送方向上流側で、搬送方向に直交する紙面方向に並べられたガイド板対を、転写紙の搬送方向に直交する両端に突き当てることで、転写紙の姿勢の傾きを補正する。ガイド板対の2つのガイド板は、搬送方向に直交する紙面方向に移動可能になっており、給紙された転写紙の幅に合わせて移動することで、板間距離を転写紙の幅に合わせることができる。
横レジ補正機構44によって姿勢の傾きを補正された転写紙は、レジストローラ対45のローラ間に至り、そこでタイミングが計られて2次転写ニップに送り出される。そして、2次転写ニップにて、第1中間転写ベルト21上の4色の第1トナー像が7A,Bによる熱作用を受けて転写される。第1面に一括2次転写される。2次転写ニップを通過した第1中間転写ベルト21の表面が冷却装置27Aにより冷却され、ベルトクリーニング装置20Aによって転写残トナーがクリーニングされる。
各第1プロセスユニット80Y,M,C,Kでは、それぞれ、1次転写ニップを通過した後の感光体1Y,M,C,K上に残留する転写残トナーが、クリーニング装置(2)によってクリーニングされる。このクリーニング装置(2)は、先に図2に示したように、クリーニングブラシ2aやクリーニングブレード2bによって第1中間転写ベルト21から転写残トナーを除去するものである。除去したトナー等の異物については、回収手段2cによって回収部87に送る。なおセンサS1、S2は、感光体表面の露光後の表面電位と、現像工程後の感光体表面に付着しているトナーの濃度が適切なものであるかを検知し、適宜作像条件の設定、制御のために不図示の制御手段に情報を出す。また、クリーニング後の感光体1の表面は除電装置Qによって残留電荷が除電されて初期化せしめられる。
2次転写ニップでは、第1像担持ベルト21上の各色のトナーが転写装置47の熱作用を受け、溶融、混色されてベルトの離型性により転写紙上に完全にカラー画像となり転写される。転写紙の片面(上面)だけに転写定着を行うので、両面画像形成時に比べ、加熱転写に要する熱エネルギは少なくて済む。不図示の制御手段が画像に応じて加熱転写装置47の使用する熱量を最適に制御する。
加熱転写装置47を通過した転写紙は、冷却手段である冷却ローラ対70に受け渡される。そして、そこでトナーが完全に固着せしめられた後、排紙ローラ71によって排紙スタック部75に画像面が上向きとなって排紙される。
排紙スタック部75で若い頁の転写紙が順次上に重ねられるように、作像順序がプログラムされているので、スタック部75で頁順が揃う。排紙スタック部75は、排紙される転写紙の増加に従って、下降するので、転写紙は整然と確実にスタックでき、頁順が乱れることがない。記録済みの転写紙を排紙スタック部75に直接スタックする代わりに、穴あけ加工処理を実施したり、ソータ、コレータや綴じ装置や折り装置など後処理装置に搬送することもできる。
転写紙の片面に画像を形成させる他の方法では、第1プロセスユニット80Y,M,C,Kでの画像の形成をおこなわないようにするのと、頁揃えのために若い頁の画像データから順に像形成をさせる点が異なる。しかし、基本的には上述の片面記録の工程と同じなので、説明を省略する。
次に転写紙の両面に画像を形成する両面記録時の動作について説明する。
プリンタ部100に画像信号が入力されると、片面記録の動作で説明した第1プロセスユニット80Y,M,C,Kの感光体1Y,M,C,Kに、Y,M,C,Kトナー像が形成される。そして、これらは、Y,M,C,K用の1次転写ニップで第1中間転写ベルト21に順次重ね合わせて1次転写される。この工程とほぼ並行して、第2プロセスユニット81Y,M,C,Kの感光体1Y,M,C,Kに、Y,M,C,Kトナー像が形成される。そして、これらは、Y,M,C,K用の1次転写ニップで第2中間転写ベルト31に順次重ね合わせて1次転写される。このようにして、第1中間転写ベルト21、第2中間転写ベルト31上に、それぞれ4色トナー像が形成される。
図1に示す構成なので、第1中間転写ベルト21が担持する画像と第2中間転写ベルト31が担持する画像とが、転写紙の搬送方向先端で位置的に合致するためには、第1中間転写ベルト21の画像の形成開始より遅れて第2中間転写ベルト31の画像の形成が開始される。また転写紙はレジストローラ対45で静止と再送がおこなわれるので、その時間も見込んで給紙され、ジョガー44で整合される。
レジストローラ対45は、タイミングを取って転写紙を転写ニップに搬送する。加熱転写ローラ47A,Bによって第1中間転写ベルト21上及び第2中間転写ベルト31上の各色のトナーが加熱転写装置47の熱作用を受け、溶融、混色されてベルトの離型性により転写紙上に完全にカラー画像となり両面同時に加熱転写される。加熱転写装置47を通過した転写紙は、冷却手段である冷却ローラ対70に受け渡される。そして、そこでトナーが完全に固着せしめられた後、排紙ローラ71によって排紙スタック部75に排紙される。
第1中間転写ベルト21および第2中間転写ベルト31は引き続いて冷却装置27A,27bを通過して次の作像に備える。
複数の頁の転写紙に両面記録する場合、若い頁の画像が下面となって排紙スタック部75にスタックされるように作像順序を制御する。これにより排紙スタック部75から取り出し、上下面を逆にしたとき記録物は上から順に1頁、その裏に2頁、2枚目が3頁、その裏が4頁となり頁順が揃う。このような作像順序の制御や、加熱転写装置47に入力する熱量を片面記録時より増やすなどの制御は、制御部95によって実行される。
片面記録動作、両面記録動作に関して、フルカラー記録を実行させる例で説明したが、ブラックトナーだけによるモノクロ記録も可能である。メンテナンスや部品交換等の必要性が生じた場合には、不図示の外装カバー等を開放し、メンテナンスをおこなう。
次に、本画像形成システムの特徴的な構成について説明する。
本画像形成システムにおいては、像担持体として、第1像担持体群である第1感光体群と、第2像担持体群である第2感光体群とをプリンタ部100に設けている。第1感光体群は、第1転写ユニット20の4つ第1プロセスユニット80Y,M,C,Kに設けられた4つの感光体1Y,M,C,Kから構成される。また、第2感光体群は、第2転写ユニット30の4つの第2プロセスユニット81Y,M,C,Kに設けられた4つの感光体1Y,M,C,Kから構成される。
ワンパス両面転写として、次のような構成のものをプリンタ部100に設けている。即ち、上述の第1ベルトユニットと第2ベルトユニットとを有するものである。第1ベルトユニットは、4つの1次転写ローラ22を有している。これら1次転写ローラ22は、複数の張架部材たるローラに張架されながら無端移動する第1中間転写ベルト21の表面に、第1感光体群の各感光体1Y,M,C,K上のトナー像をそれぞれ重ね合わせて転写する。一方、第2ベルトユニットは、4つの1次転写ローラ32を有している。これら1次転写ローラ32は、複数の張架部材たるローラに張架されながら無端移動する第2中間転写ベルト31の表面に、第2感光体群の各感光体1Y,M,C,K上のトナー像をそれぞれ重ね合わせて転写する。
そして、第1中間転写ベルト21上の重ね合わせの第1トナー像と第2中間転写ベルト31上の重ね合わせの第2トナー像とを転写紙の両面に同時に転写する両面転写手段として加熱転写装置47を有している。
かかる構成では、両面転写手段である加熱転写装置47を通すことで、ワンパス方式によって転写紙の両面にトナー像を転写することができる。しかも、タンデム方式の構成を転写紙の両面のそれぞれに対応させて2つ設けている。第1中間転写ベルト21上に重ね合わせ転写した、第1トナー像を転写紙の第1面に転写する。この一方で、第2中間転写ベルト31上で重ね合わせ転写した、第2トナー像を転写紙の第2面に転写する。このような転写により、転写紙の両面にそれぞれ多色画像を高速で転写することができる。
両面転写手段として加熱転写装置47を用いることで、両面転写手段が定着手段としての役割を果たし、両面転写手段とは別に定着装置を設ける必要がない。これにより、両面に未定着トナー像の転写を受けた転写紙を、両面転写手段から定着手段まで搬送する必要がなく、未定着トナーを担持する転写紙を搬送することによる、画像の乱れを防ぐことができる。さらに、両面転写手段から定着手段までの搬送がないので、未定着トナー像を担持した転写紙のジャムを回避することができる。
加熱転写を用いる構成としては、第1面への転写と第2面への転写とを同時に行わず、前段で第1中間転写ベルト21上の画像を転写紙の第1面に加熱転写を行った後に、後段で第2中間転写ベルト31上の画像を転写紙の第2面に加熱転写を行う構成を考えることができる。しかし、このような構成では後段で転写紙の第2面に加熱転写を行う際に、前段で転写紙の第1面に転写された第1トナー像が、転写紙から後段での転写部材に再転写してしまう恐れがある。一方、加熱転写装置47は第1面への転写と第2面への転写とを同時に行っているので、一度転写紙上に転写されたトナー像が再転写される恐れがない。
また、転写手段として加熱転写を用いることにより、静電的に転写を行うものよりも転写効率が高くなり、中間転写ベルト上のトナー像により忠実な画像形成が可能となる。また、転写効率が高いため、2次転写ニップ通過後の中間転写ベルト上に残留するトナーの量も少なくなる。
第1中間転写ベルト21及び第2中間転写ベルト31の無端移動方向の2次転写ニップよりも下流側には、第1中間転写ベルト21及び第2中間転写ベルト31を冷却する冷却手段としての冷却装置(27A,27B)を設けている。冷却装置(27A,27B)としては、冷却ローラ77としてはヒートパイプを利用した冷却ローラを用いている。第1中間転写ベルト21及び第2中間転写ベルト31の無端移動方向について、2次転写ニップと第1受像面または第2受像面との間に冷却装置(27A,27B)を設けることにより、第1受像面または第2受像面に転写されるトナーが熱で溶融することを防止できる。
第1中間転写ベルト21及び第2中間転写ベルト31としては、張架ローラの一つが、発熱する加熱転写ローラ(47A,47B)であるという関係から、耐熱性に優れた材料であるポリイミド又はポリアミド等からなるベルト基体を設けたものを用いることが望ましい。このベルト基体とは、第1中間転写ベルト21及び第2中間転写ベルト31を単層構造とする場合には、ベルトそのもののことを意味する。また、多層構造とする場合には、各層のうち、最も厚みの大きい層のことを意味する。少なくともベルト基体をポリイミド又はポリアミドで構成することにより、加熱によるベルト全体の伸び縮みを抑えて、その劣化を抑えることが可能になる。
第1中間転写ベルト21及び第2中間転写ベルト31としては、表面粗さはRz20[μm]以下のものを用いる。表面粗さが低いベルトを用いることにより、記録体に対してトナーが均等に加圧され、転写定着後の画像の濃度ムラを抑えることが可能になる。
第1中間転写ベルト21及び第2中間転写ベルト31の表面に、PFA等のフッ素樹脂の離型性コート層を施す。これにより、転写定着時にトナーが第1中間転写ベルト21または第2中間転写ベルト31に再付着することがなくなり、オフセットを防止することができる。
第1中間転写ベルト21及び第2中間転写ベルト31としては、その厚みが50[μm]以上、600[μm]以下のものを用いる。ベルトの厚みが50[μm]未満だと繰り返し使用する上での耐久性が不十分となる。一方、その厚みが600[μm]を越えると加熱転写の立ち上がり時間が遅くなってしまう。
本プリンタ1では、図1に示したように、第1中間転写ベルト21と第2中間転写ベルト31とを少なくとも互いの一部が鉛直方向にて非接触に重なる姿勢でそれぞれ張架している。そして、転写紙を互いに重なっている第1中間転写ベルト21と第2中間転写ベルト31との間に通して、第1転写手段たる2次転写ニップによる転写を行わせるようにしている。かかる構成では、両中間転写ベルトの一部を鉛直方向に重ねることで、両面転写手段の水平方向へのスペース嵩張りを抑えて、コンパクトなレイアウトを実現することができる。
また、プリンタ1では、図1に示したように、鉛直方向よりも水平方向にスペースをとる横長の姿勢で第1中間転写ベルト21を張架している。更に、第1感光体群をかかる姿勢で張架される第1中間転写ベルト21よりも鉛直方向上方に配設している。かかる構成では、横長の姿勢で張架される第1中間転写ベルト21の横長の展張箇所を利用して第1感光体群をそれに対向配設することができる。
また、プリンタ1では、記録体供給手段たる給紙装置40として、第1中間転写ベルト21及び第2中間転写ベルト31の側方に配設したものを用いている。かかる構成では、図1に示したように、紙搬送路43Aを境にして上方、下方に配設される第1中間転写ベルト21、第2中間転写ベルト31の間に形成される2次転写ニップに対して、給紙装置40からほぼ水平に転写紙を供給することができる。そして、このようなほぼ水平の給紙を行うことにより、給紙装置40から2次転写ニップに至るまでの給紙路における転写紙のジャムを抑え得る、高速画像形成に適したほぼ水平の経路に給紙路を構成することができる。
また、プリンタ1では、給紙装置40から排紙ローラ対71に至るまでの記録体搬送路たる紙搬送路43Aを、図1に示したように鉛直方向に曲がりのない直線状の搬送路にしている。かかる構成では、転写紙の給紙路におけるジャムのみならず、両面手段内や、これから機外に至るまでの紙搬送路43A全体におけるジャムを抑えて、高速画像形成を良好に行うことができる。
また、プリンタ1では、上述したように、給紙装置40から両面転写手段に向けて搬送されている途中の転写紙における搬送方向からの姿勢の傾きを補正する傾き補正手段たる横レジ補正機構44を設けている。かかる構成では、転写紙を傾いた姿勢のままで搬送することによる紙搬送路43A内でのジャムを抑えて、高速画像形成を更に良好に行うことができる。
実施形態1では、像担持体ベルトは感光体からトナー像を一次転写され、記録体に2次転写する中間転写ベルトであったが、これに限るものではなく、その表面に潜像を形成し、現像装置によってトナー像化される感光体ベルトを用いても良い。
以上、実施形態1によれば、第1像担持ベルトである第1中間転写ベルト21上の第1トナー像と、第2像担持ベルトである第2中間転写ベルト31上の第2トナー像とを加熱転写装置47によって、転写紙の両面に同時に加熱転写する。これにより、トナー像は転写紙の両面に転写定着され、転写後の未定着トナー像を担持する転写紙を搬送することによる未定着トナー像の乱れを防止することができる。
また、第1中間転写ベルト21及び第2中間転写ベルト31として、耐熱性に優れた最良であるポリアミドまたはポリアミドからなるベルト基体を設けた者を用いることにより、加熱によるベルトの伸び縮みを抑えて、その劣化を抑えることができる。
また、第1中間転写ベルト21及び第2中間転写ベルト31として、表面粗さがRz20[μm]以下のものを用いることにより、転写定着後の画像の濃度ムラを抑えることができる。
また、第1中間転写ベルト21及び第2中間転写ベルト31として、その表面にPFA等のフッ素樹脂の離型性コート層を施したものを用いることにより、転写定着時のオフセットを防止することができる。
また、第1中間転写ベルト21及び第2中間転写ベルト31として、その厚みが50[μm]以上、600[μm]以下のものを用いることにより、十分な耐久性と、加熱転写のスムーズな立ち上がりを実現することができる。
また、第1中間転写ベルト21及び第2中間転写ベルト31の無端移動方向について、2次転写ニップとそれぞれの受像面との間に冷却装置(27A,27B)を設けることにより、受像面に転写されるトナーが熱で溶融することによる不具合を防止できる。
また、加熱転写装置47は、該両面転写時と該片面転写時とでは加熱転写ローラ(47A,47B)がトナー像及び転写紙に加える熱量が異なるようにする。転写紙の片面だけに転写定着を行う際は、両面画像形成時に比べ、加熱転写に要する熱エネルギは少なくて済む。制御手段により画像に応じて加熱転写装置47の使用する熱量を制御することで適正なエネルギー消費を実現できる。
実施形態に係る画像形成システムを示す概略構成図。 同画像形成システムのプリンタ部における4つの第1プロセスユニットの1つを示す拡大構成図。 同プリンタ部における4つの第2プロセスユニットの1つを示す拡大構成図。
符号の説明
1Y,M,C,K 感光体(像担持体)
21 第1中間転写ベルト
22 第1画像形成部の1次転写ローラ
32 第2画像形成部の1次転写ローラ
40 給紙装置
43A 紙搬送路
44 横レジ補正機構
47 加熱転写装置

Claims (7)

  1. 無端移動する表面に第1可視像を担持する第1像担持ベルトと、
    無端移動する表面に第2可視像を担持する第2像担持ベルトと、
    記録体に対して、その第1面に該第1像担持ベルト上の該第1可視像を転写し、且つその第2面に該第2像担持ベルト上の該第2可視像を転写して、記録体の両面に可視像を転写する両面転写手段とを有する画像形成装置において、
    該両面転写手段は加熱部材を有し、該記録体の両面に該第1可視像と該第2可視像とを同時に加熱転写することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    上記第1像担持ベルト及び上記第2像担持ベルトを冷却する冷却手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2の画像形成装置において、
    上記第1像担持ベルト及び上記第2像担持ベルトは耐熱ベルトであることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1、2または3の画像形成装置において、
    上記第1像担持ベルト及び上記第2像担持ベルトの表面粗さはRz20[μm]以下であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1、2、3または4の画像形成装置において、
    上記第1像担持ベルト及び上記第2像担持ベルトの表面にコート層を持たせたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1、2、3、4または5の画像形成装置において、
    上記第1像担持ベルト及び上記第2像担持ベルトの厚みは50[μm]以上、600[μm]以下であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1、2、3、4、5または6の画像形成装置において、
    上記記録体の両面に画像を転写する両面転写と該記録体の片面に画像を転写する片面転写とが可能であり、
    該両面転写時と該片面転写時とでは上記加熱部材が加える熱量が異なることを特徴とする画像形成装置。
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JP2008039986A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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