JP2006084575A - 電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物、電子写真装置の弾性部材、電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物、電子写真装置の弾性部材、電子写真装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 電気抵抗のバラツキが少なく、かつ湿度や温度等の環境変動や経時に対する安定性、及び耐オゾン性を悪化させることなく、電気抵抗の調整が容易な電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物、及びそれを用いて製造される導電性部材、並びに該導電性部材を備えてなる電子写真装置を提供する。
【解決手段】 クロロプレンゴムと、エピクロロヒドリンゴムと、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体及び/又はブチルゴムとからなるゴム混合物を、含有する電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物であって、クロロプレンゴムとエピクロロヒドリンゴムとの含有比率(質量比)が、95:5〜5:95の範囲内にあり、かつ、クロロプレンゴム及びエピクロロヒドリンゴムの合計含有量と、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体及び/又はブチルゴムの含有量との含有比率(質量比)が、100:10〜100:50の範囲内にあることを特徴とする電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物、及びそれを用いて製造される導電性部材、並びに該導電性部材を備えてなる電子写真装置。
【選択図】 なし

Description

本発明は、電子写真装置において使用される、例えば、ベルト部材、ロール部材、発泡部材の材料として利用する弾性部材用エラストマー組成物に関するものである。また、これを利用した電子写真装置の弾性部材、及び電子写真装置に関するものである。
電子写真装置にあっては、転写ベルト、中間転写ベルト、定着ベルト、現像ベルト等のベルト部材や、転写ロール、定着ロール等のロール部材が使用されている。上記転写ベルトあるいは転写ロールは、感光体上に形成されたトナー像を被印刷体上に転写させる部材であり、上記定着ベルトあるいは定着ロールは、上記被印刷体上に転写されたトナー像を上記被印刷体上に定着させる部材である。
したがって上記ベルト部材やロール部材は静電気によってトナーの離脱が阻害されないようにするために、導電性が付与されている。これら部材の体積固有抵抗率は装置のタイプによって、6〜8 logΩcmあるいは11〜13 logΩcmの範囲に設定されるのが一般的である。
ところで、従来、上記ベルト部材やロール部材の材料としては、例えばクロロプレンゴム(CR)が使用されている。CRは体積固有抵抗率が10〜12logΩcmであるから、これを6〜8logΩcmに調節するには、カーボン粉末やイオン導電剤のような導電剤を混合する。CR単体では耐オゾン性は天然ゴムやSBR、NBRなどの極性ゴムに比べ良好であるが主鎖に2重結合を有するゴムであるため電子写真用の転写ベルトにおいては用紙や感光体間での剥離放電や転写電界の印加に伴う放電現象によるオゾン劣化が発生しやすく、老化防止剤などの添加でも十分なベルト機械特性の維持が困難であった。さらに基材オゾン劣化に伴う表面性の変化(クセ・磨耗・傷・ヘコミ・異物堆積・離型性低下)が促進され。さらに寿命が短くなることが問題であった。
例えば、特開平09−179414号公報においてはクロロプレンとエチレンプロピレン非共役ジエン3元共重合ゴム(EPDM)のブレンドによる耐オゾン性や難燃性の発揮できる系があるが、CRとEPDMブレンドでのゴム相溶性が悪く,電気抵抗値に対する安定性(経時変化、ベルト時のサイクル安定性)に対する影響が大きい。
また、広範囲での電気抵抗調整がカーボンブラックの偏在が起こりやすく,海島構造に起因するベルト成形ムラがでやすくなり、高抵抗化するにしたがって導電剤のみの制御では調整困難であった(例えば、特開平13−312159公報,特開平14−212413公報,特開平14−226711公報参照)。
特開平09−179414号公報 特開平13−312159公報 特開平14−212413公報 特開平14−226711公報
特に、主鎖に2重結合を有するクロロプレンはオゾン劣化しやすく、クロロプレンをベース材料に用いたベルト部材では分子内に2重結合を有するためオゾン劣化による亀裂・クラック・磨耗・永久伸びなど化学的な劣化及び機械的疲労によるゴム亀裂・最悪時は破断にまで至る。
また、比較的オゾン耐性を有するEPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)やブチルゴム(IIR)では良好なゴム物性の維持は可能であるが高抵抗ゴムのため相溶性に問題がある。
一方、カーボン粉末は上記ゴムには非常に混ざりにくく、混練不良による成形時の不均一分散になりやすく,多量のカーボン粉末をゴムに均一に混合することは困難である。
さらに、イオン導電剤はゴムと均一に混練し易いが、吸湿性があり、多量に添加すると導電性が温度、湿度等の環境要因に影響され易くなる。更にイオン導電剤は均一に混合してもその後吸湿等によりマイグレーションし易いと云う問題点がある。
本発明は前記従来の課題を解決することを目的とする。即ち、本発明は、電気抵抗のバラツキが少なく、かつ湿度や温度等の環境変動や経時に対する安定性、及び耐オゾン性を悪化させることなく、電気抵抗の調整が容易な電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物、及びそれを用いて製造される導電性部材、並びに該導電性部材を備えてなる電子写真装置を提供することを目的とする。
前記課題は、以下の本発明により達成される。即ち、本発明は、
<1> クロロプレンゴムと、エピクロロヒドリンゴムと、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体及び/又はブチルゴムとからなるゴム混合物を、含有する電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物であって、前記クロロプレンゴムと前記エピクロロヒドリンゴムとの含有比率(質量比)が、95:5〜5:95の範囲内にあり、かつ、前記クロロプレンゴム及び前記エピクロロヒドリンゴムの合計含有量と、前記エチレン−プロピレン−ジエン共重合体及び/又はブチルゴムの含有量との含有比率(質量比)が、100:10〜100:50の範囲内にあることを特徴とする電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物である。
<2> 更に、導電剤を含有することを特徴とする<1>に記載の電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物である。
<3> 前記導電剤が、カーボン粉末及び/又はイオン導電剤であることを特徴とする<2>に記載の電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物である。
<4> 前記ゴム混合物100質量部に対する前記カーボン粉末の含有量が、1〜80質量部の範囲内であることを特徴とする<3>に記載の電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物である。
<5> 前記カーボン粉末が、平均粒径60nm以下、DBP吸油量が180ml/100g以下のカーボン粉末であることを特徴とする<3>又は<4>に記載の電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物である。
<6> 前記ゴム混合物100質量部に対する前記イオン導電剤の含有量が、0.1〜5質量部の範囲内であることを特徴とする<3>に記載の電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物である。
<7> 前記イオン導電剤が、第4級アンモニウム塩であることを特徴とする<6>に記載の電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物である。
<8> 前記第4級アンモニウム塩が、1分子中に少なくとも1個のフェニル基を含んでいることを特徴とする<7>に記載の電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物である。
<9> 前記エラストマー組成物100質量部に、更に1〜200質量部の無機充填材が配合されていることを特徴とする<1>〜<8>の何れか1つに記載の電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物である。
<10> 前記無機充填材の表面が、シランカップリング剤によって処理されていることを特徴とする<9>に記載の電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物である。
<11> 体積固有抵抗率の常用対数値が、500V印加時6〜13[logΩcm]である<1>〜<10>の何れか1つに記載の電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物である。
<12> ベルト形状であり、<1>〜<11>の何れか1つに記載の電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物を用いて製造されることを特徴とする導電性部材である。
<13> ロール形状であり、<1>〜<11>の何れか1つに記載の電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物を用いて製造されることを特徴とする導電性部材である。
<14> <12>又は<13>に記載の導電性部材を備えてなることを特徴とする電子写真装置である。
本発明は、電気抵抗のバラツキが少なく、かつ湿度や温度等の環境変動や経時に対する安定性、及び耐オゾン性を悪化させることなく、電気抵抗の調整が容易な電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物、及びそれを用いて製造される導電性部材、並びに該導電性部材を備えてなる電子写真装置を提供することができる。
本発明の電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物(以下、「本発明のエラストマー組成物」という。)は、クロロプレンゴム(CR)と、エピクロロヒドリンゴム(ECO)と、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体(EPDM)及び/又はブチルゴム(IIR)とからなるゴム混合物を含有し、CRとECOとの含有比率(質量比)が、95:5〜5:95の範囲内にあり、かつ、CR及びECOの合計含有量と、EPDM及び/又はIIRの含有量との含有比率(質量比)が、100:10〜100:50の範囲内にあることを特徴とする。尚、EPDM及び/又はIIRの含有量とは、EPDM及びIIRの何れか1方のみを含有している場合は、含有されているEPDM及びIIRの何れか1方のみの含有量を意味し、EPDM及びIIRの両方を含有している場合は、EPDM及びIIRの合計含有量を意味する。
CRは、難燃性に優れ、体積固有抵抗率が高く(500V印加時の常用対数値で概ね10〜12[logΩcm]である。)、一方、ECOは、体積固有抵抗率が低い(500V印加時の常用対数値で概ね5.5〜7[logΩcm]である。)。
高い体積固有抵抗率を有するCRと、低い体積固有抵抗率を有するECOとを95:5〜5:95の比率で含有することにより、CRの導電性をECOによって高めることができ、体積固有抵抗率(500V印加時の常用対数値で、5.5〜7[logΩcm]から10〜12[logΩcm])を任意に得ることができる。また、CRとECOとは相分離をおこすことなく、均一に混合することができるので、電気抵抗のバラツキを小さくすることができ、劣化や電気抵抗値の安定な領域の制御が可能となる。
尚、本発明において、体積固有抵抗率の測定は、アドバンテスト社製超高抵抗/微小電流計により三菱油化HRブローブを用いて、JIS−K6911に準じ、測定環境23℃55%、印加電圧500v,10秒値で抵抗計測し、電気抵抗値を測定して体積固有抵抗率を求めた。
また、本発明のエラストマー組成物は、CRとECOとを95:5〜5:95の比率で含有させることにより、後述するカーボン粉末或いはイオン導電剤等の導電剤を含有させない、或いは少ない含有量であっても、後述する電子写真装置のベルト部材或いはロール部材として好ましい体積固有抵抗率(500V印加時の常用対数値で6〜13[logΩcm])が得られる。
この結果、カーボン粉末を大量に含有することによる分散不均一が防げる。また、イオン導電剤を大量に含有することによる環境要因に対する不安定さや、吸湿時のマイグレーションがECO内での静電的イオン交換が促進され抵抗の変動を防げる。したがって、カーボン粉末を含有する場合においても、該カーボン粉末が該ゴム組成物内に均一に分散され、環境要因に影響されず、マイグレーションを起さないエラストマー組成物が得られる。
本発明のエラストマー組成物においては、CRとECOとの含有比率(質量比)は、90:10〜10:90であることが好ましく、80:20〜20:80であることがより好ましく、25:75〜75:25であることが更に好ましい。
また、本発明のエラストマー組成物は、CR及びECOの合計含有量との含有比率(質量比)が、100:10〜100:50となる量のEPDM及び/又はIIRを含有するが、EPDM及び/又はIIRを含有することにより、CR及びECOの2成分系では得られない耐オゾン性が向上し、機械的な安定性が付与される。
ここで、ECOは耐オゾン性に優れる材料であり、分子内にハロゲンを有し、かつCRとの相溶性も良好でイオン成分の静電気的挙動には電解質として作用し有利であるが、ECO中のエチレンオキサイド成分が吸湿性であるため、電子写真装置内での取り扱いにおいては機内で帯電・転写・剥離時の放電やオゾン生成物の取りこみに寄与しCR部分の劣化を返って促進させてしまう。しかし、本発明では、さらに、EPDM及び/又はIIRを配合させるので、ECOによる吸湿性を抑え、湿度や温度等の環境変動や経時に対する安定性が向上される。
本発明のエラストマー組成物においては、CR及びECOの合計含有量と、EPDM及び/又はIIRの含有量との含有比率(質量比)が、100:15〜100:40の範囲内にあることが好ましく、100:20〜100:30の範囲内にあることがより好ましい。
クロロプレンゴム(CR)としては、CRの結晶性は抵抗値の変化の度合いに影響することから、CRとして結晶化がなるべく遅いものを選択することが望ましい。また、CRとしては、メルカプタン変性、キサントゲン変性、硫黄変性等の変性CRが選択されてもよい。
このようなことから、クロロプレンゴム(CR)として好ましくは加硫反応に金属酸化物を用いる場合と硫黄変性タイプでの有機加硫促進材を併用するタイプがあり,ZnO,MgOなどにチオウレア系,グアニジン系,チウラム系,チアゾール系等の加硫促進材などを組み合わせ,硫黄を併用するケースが主に用いられている。充填材・補強材などはカーボンブラックやシリカなどが用いられオイルなどの可塑剤、軟化材等はブリード性が懸念されるため電子写真用としては用いないことが挙げられる。
エピクロロヒドリンゴム(ECO)としては、エピクロルヒドリン単独重合体、エピクロルヒドリン−エチレンオキサイド二元共重合体、エピクロルヒドリン−エチレンオキサイド−アクリルグリシジルエーテル三元共重合体が挙げられる。
エチレン−プロピレン−ジエン共重合体(EPDM)としては、エチレン・プロピレン共重合ゴムとしてはプロピレン含量=15〜50モル%で,成形性の面では30モル%前後が望ましい。ジエン成分としてはジシクロペンタジエンや5−エチリデン−2−ノルボルネン,1,4ヘキサジエンなどが非共役ジエンとして挙げられる。
ブチルゴム(IIR)としては、EPDMに次いで耐オゾン性、耐老化性が高く,硫黄加硫によるCRとのゴム共加硫性があり,ハロゲン化ブチルゴムにすることにより,CR共加硫性がさらに得られことが挙げられる。
本発明のエラストマー組成物は、体積固有抵抗率をより精度よく制御する為に、導電剤を添加してもよい。本発明においては、導電剤としてカーボン粉末及び/又はイオン導電剤を用いることが好ましい。
カーボン粉末としては、チャンネルブラック、ファーネスブラック、アセチレンブラック、サーマルブラック等が挙げられ、平均粒径60nm以下でDBP吸油量が180ml/100g以下であることが好ましく、平均粒径50nm以下でDBP吸油量が150ml/100g以下であることがより好ましい。尚、DBP(ジブチルフタレート)吸油量とは、ASTM D2414−6TTに定義されており、カーボンブラック100gに吸収されるDBP量(ml)が多いか少ないかを表すものである。このDBP吸油量の多いカーボンブラックほど、長い連鎖結合を形成するものとされている。
また、本発明のエラストマー組成物にカーボン粉末を添加する場合には、ゴム混合物100質量部に対するカーボン粉末の含有量が、1〜80質量部の範囲内であることが好ましく、5〜50質量部の範囲内であることがより好ましく、10〜30質量部の範囲内であることが更に好ましい。カーボンによるゴム補強性が寄与して硬度調整が充填材等で行い易い。
イオン導電剤としては、例えば、含過塩素酸リチウムのエステル系可塑剤のような金属塩含有可塑剤;トリエチルベンジルアンモニウムクロライド、トリメチルベンジルアンモニウムクロライド、オクタデシルアミンアセテート、イミダゾリン誘導体アセテート、ポリアルキレンポリアミン誘導体、又はそれらの塩;オクタデシルトリメチルアンモニウムクロライド、トリメチルアミノエチルアルキルアミドハロゲニド、アルキルピリジニウム硫酸塩、アルキルトリメチルアンモニウムハロゲニド等のカチオン性界面活性剤等が挙げられ、この中でも第4級アンモニウム塩が好ましく、トリエチルベンジルアンモニウムクロライド、トリメチルベンジルアンモニウムクロライドのような1分子中に少なくとも1個のフェニル基を含んでいる第4級アンモニウム塩がより好ましい。このような第4級アンモニウム塩は、フェニル基による立体障害のため、エラストマー組成物中でマイグレーションを起しにくい。
また、本発明のエラストマー組成物が、イオン導電剤を含有する場合、ゴム混合物100質量部に対するイオン導電剤の含有量が、0.1〜5.0質量部の範囲内であることが好ましく、0.5〜3.0質量部の範囲内であることがより好ましく、1.0〜2.0質量部の範囲内であることが更に好ましい。
また、本発明のエラストマー組成物は、カーボン粉末とイオン導電剤とを併用する場合には、カーボン粉末:イオン導電剤の質量比率が1:50〜1000:1の範囲内であることが好ましく、10:1〜50:1の範囲内であることがより好ましい。
本発明のエラストマー組成物の電気抵抗値の調整は、主としてカーボン粉末の添加量で行い、イオン導電剤は微調整のために添加することが好ましい。
本発明のエラストマー組成物は、難燃性、耐熱性、機械的強度等を組成物に付与するために、無機充填剤を更に配合することが好ましい。該無機充填剤としては、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、水酸化亜鉛等の金属水酸化物、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、亜硫酸カルシウム、燐酸カルシウム、水酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、アルミナ、シリカ、ケイ藻土、ドロマイト、石膏、タルク、クレー、アスベスト、マイカ、ガラス繊維、カーボン繊維、ケイ酸カルシウム、ベンナイト、ホワイトカーボン、カーボンブラック、鉄粉、アルミニウム粉、石粉、高炉スラグ、フライアッシュ、セメント、ジルコニア粉等の無機充填剤が好ましい。
また、無機充填剤の表面がシランカップリング剤で処理されていることが好ましい。無機充填剤の表面をシランカップリング剤で処理しておけば、無機充填剤はゴムとの親和性が向上し、より均一に混合し易くなる。
本発明のエラストマー組成物に無機充填剤を更に配合する場合のエラストマー組成物100質量部に対する無機充填剤の配合量が、1〜200質量部の範囲内であることが好ましく、1〜100質量部の範囲内であることがより好ましく、5〜50質量部の範囲内であることが更に好ましい。
また、無機充填剤が金属水酸化物の場合には、更に難燃性が付与される。
本発明のエラストマー組成物は、難燃度がはV−2以上であることが好ましい。
尚、難燃度(UL規格)は、米国のUNDERWRITERS LABORATORIES INC.社が制定、認可している電気機器に関する安全性の規格であり、UL燃焼試験法による垂直燃焼試験により規定された規格である。難燃性の程度によりV−0、V−1、V−2がありV−0に近づくほど高難燃性材料であることを示している。燃焼時間が10秒以下から30秒以下で燃焼しながら落ちる溶融物がない場合でV−0〜V−1レベル,及び燃焼しながら落下する溶融物のある場合はV−2である。
本発明のエラストマー組成物は、ジオクチルフタレート(DOP)、ジブチルフタレート(DBP)、ジイソノニルフタレート(DINP)等のフタル酸系可塑剤;トリメリット酸トリ−2エチルヘキシル(TOTM)等のトリメリット酸系可塑剤;ジオクチルアジペート(DOA)、ジイソノニルジオクチルアジペート(DINA)等の二塩基酸系可塑剤;トリクレジルフォスフェート(TCP)、トリフェニルフォスフェート(TPP)等のリン酸系可塑剤;エポキシ系可塑剤、ポリエステル系可塑剤等の可塑剤、柔軟剤、その他老化防止剤、紫外線吸収剤等が添加されてもよい。
本発明のエラストマー組成物の体積固有抵抗率は、500V印加時の常用体数値で6〜13[logΩcm]であることが好ましく、7〜11[logΩcm]であることがより好ましい。また、本発明のエラストマー組成物の体積固有抵抗率は、常用体数値で100V印加時と1000V印加時とではその差が3以下であることが好ましく、1.5以下であることがより好ましい。
本発明のエラストマー組成物は、更に熱可塑性樹脂を添加する場合には、該熱可塑性樹脂の添加量は、ゴム混合物100質量部に対して、1〜100質量部であることが好ましく、10〜40質量部であることがより好ましい。
本発明のエラストマー組成物は、後述するベルト形状又はロール形状の導電性部材の材料として用いる場合、更に加硫剤を添加することが好ましい。該加硫剤としては硫黄、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、ハイドロタルサイド、ハイドロタルサイドと酸化亜鉛及び/又は酸化マグネシウムとの二成分又は三成分系、酸化亜鉛及び/又は酸化マグネシウムと硫黄との二成分又は三成分系が挙げられ、これらと共に、所望によりテトラメチルチウラムモノスルフィド、ジ−O−トリグアニジン、チオウレア等を加硫促進剤として併用してもよい。
加硫剤の添加量としては、該加硫剤がハイドロタルサイド、酸化亜鉛、酸化マグネシウムの場合は、エラストマー組成物100質量部に対して、1〜10質量部であることが好ましく、3〜7質量部であることがより好ましい。一方、加硫剤が硫黄の場合は、エラストマー組成物100質量部に対して、0.5〜5質量部であることが好ましい。
また、加硫促進剤の添加量としては、エラストマー組成物100質量部に対して5質量部以下であることが好ましい。
本発明のエラストマー組成物は、所望の量のCR、ECO、EPDM、IIR、その他の添加物を混合することにより得られる。混合する方法は、特に限定されるものではないが、2本または3本ロール、加圧ニーダー、及び大スケール用ではバンバリミキサーを用いたゴム混練する方法があり、各種充填材やフィラーなどをゴムと合わせてニーダーやバンバリミキサーで予備混練しておき、成形使用時に添加材・加硫剤等の配合薬品をロールにより混合する方法が好ましく挙げられる。
本発明の導電性部材は、既述の本発明の電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物を用いて製造されるベルト形状又はロール形状の導電性部材である。
本発明の導電性部材の製造方法としては、特に限定されず、例えば、射出成形、鋳型成形等によってベルト形状又はロール形状に成形する方法が挙げられる。この場合成形温度は120〜180℃に設定され、成形と同時に加硫が行われることが好ましい。
また、本発明の導電性部材は、上述のようにベルト形状又はロール形状に成形されたエラストマー組成物をそのまま導電性部材として用いてもよいし、更にベルト形状又はロール形状に成形されたエラストマー組成物を弾性層として、該弾性層上に、トナーに対する離型性の向上、オゾン劣化防止、摩擦係数の低下を目的として、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、フッ素樹脂等の表面層を1層又は2層以上設けてもよい。
更に、本発明の導電性部材がロール形状の場合は、2本または3本ロール、加圧ニーダー、及び大スケール用ではバンバリミキサーを用いたゴム混練する方法があり、各種充填材やフィラーなどをゴムと合わせてニーダーやバンバリミキサーで予備混練しておき、成形使用時に添加材・加硫剤等の配合薬品をロール等からなる基材上に、
本発明のエラストマー組成物を形成してもよい。
また、本発明の導電性部材は、ベルト形状又はロール形状に成形後(加硫後)のアスカC硬度(高分子計器社製アスカーC硬度計にて、荷重1Kg,測定温度23℃、にて測定した。)が30度〜80度の範囲内に、マイクロ硬度(23℃、高分子計器株式会社製マイクロゴム硬度計MD−1型を用いて23℃の条件下において測定した。)が30〜90度の範囲内にあることが好ましい。
本発明の導電性部材がベルト形状の場合には、厚みが0.2〜2.0mm、周長30〜2000mm、幅100〜600mmであることが好ましく。本発明の導電性部材がロール形状の場合には、本発明のエラストマー組成物による弾性層が基材の周りに形成され、外径が8〜30mm、弾性層厚みが0.5〜12mmであることが好ましい。
本発明の電子写真装置は、上述の導電性部材を備えてなる電子写真装置である。本発明の電子写真装置は、本発明の導電性部材がベルト形状の場合には転写ベルトとして、本発明の導電性部材がロール形状の場合には転写ロールとして用いることが好ましい。
以下に、ベルト形状の本発明の導電性部材を備えてなる電子写真装置の1実施形態を図1を用いて説明する。図1は本発明の電子写真装置の1実施形態を説明するための概略構成図である。
図1において、符号10は感光ドラム(像担持体)であり、矢印A方向に回転するようになっている。そして、この感光ドラム10の周囲には、そのドラム表面(感光層)を一様に帯電する帯電器11、帯電された感光ドラム10に所定の画像情報に応じた光学像を露光して静電潜像を形成する像露光装置12、感光ドラム10の表面に現像剤を供給して静電潜像を現像してトナー像とする現像装置13、トナー像Tを記録用紙(最終記録媒体)Pに転写させるベルト方式の転写装置18、転写後の感光ドラム10に残留付着するトナー等を除去するクリーニング装置14等が配設されている。
また、符号15は記録用紙Pを積層して収容する給紙トレイ、15aは給紙トレイ15から記録用紙Pを1枚ずつ送り出すフィードロール、16は給紙トレイ15から送り出された記録用紙Pを感光ドラム10と転写装置18の間に所定のタイミングで送り出すレジストロール、17は転写されたトナー像を記録用紙Pに定着させるロール方式の定着装置を示している。
本実施形態において、転写装置18は、ベルト形状の本発明の導電性部材からなる転写ベルト(無端ベルト、最終転写媒体搬送ベルト)20と、この転写ベルト20を張架した状態で感光ドラム10と同期して矢印B方向に回転走行するように支持する支持ロール21,22と、転写ベルト20に転写トナー像のトナー帯電極性と逆極性の転写バイアスを供給するバイアス電源(転写手段)23と、このバイアス電源23から出力される転写バイアスを転写ベルト20に印加する給電ロール(転写手段)24と、転写ベルト20に付着するトナー等を除去するクリーニングブレード25とでその主要部が構成されている。
転写ベルト20は、2本の支持ロール21,22により張架された状態で感光ドラム10に当接して転写ニップ部(転写部分)Nを形成するように配設されている。少なくとも転写ニップ部Nの上流側の支持ロール21は接地された状態で配設されており、また2本の支持ロールのうちいずれか一方の支持ロールは転写ベルト20の駆動ロールになっている。(本実例では支持ロール21)は転写ベルト20の駆動ロールになっている。
また、給電ロール24は、感光体ドラム1と当接する面を支持する二本の支持ロール20,21間に、転写ベルト20の裏面側に当接するように配設されている。バイアス電源23は、矩形パルスから構成されるバイアス波形からなる転写バイアスを出力するようになっている。
更に、感光体ドラム1を駆動する駆動元となるモータ30及び転写ベルト20の支持ロールで且つ転写ベルト20の回転を行うドライブロールを駆動する駆動元となるモータ(ベルト駆動手段)31が装備されている。モータ30、モータ31は内部にエンコーダ等の回転状態を出力できる構造を備え、その出力は随時駆動コントローラ70に送られる。駆動コントローラ(回転駆動制御手段)70は、モータ30、モータ31から送られてくる回転状態をモニターし更に、二つのモータの回転速度を比較する比較回路を備え、その比較した値をもとにモータ30、モータ31の回転を制御している。
一方、給電ロール24にバイアスを印加するバイアス電源23は、バイアス電源の制御部であるコントローラ(電界判断手段)19によって制御されている。給電ローラ24にはコントローラ19による制御によって、適確なタイミングで適正なバイアス値が印加される。給電ロール24に印加された電圧値はコントローラ19でモニターされ、その情報(転写電界)は前述の駆動コントローラ70に送られることとなる。
次に本発明の電子写真装置の1実施形態における画像形成プロセスについて説明する。
先ず、回転する感光ドラム10の感光層を帯電器11により一様に帯電し、その帯電面に像露光装置12により原稿からの反射光を収束した光学像もしくは画像変調されたレーザビームからなる光学像が照射されて静電潜像が形成される。続いて、現像装置13からトナーが供給されて感光ドラム10の静電潜像のみに付着することによりトナー像Tが形成される。この例では、感光ドラム10は負極性に一様帯電されて反転現像用の静電潜像が形成された後、負極性に帯電したトナーにより現像されるため、負極性に帯電したトナー像Tが形成されるようになっている。
続いて、このトナー像Tの形成タイミングにあわせて、給紙トレイ15からは所定のサイズや種類の記録用紙Pが1枚ずつフィードロール15aにて送り出され、レジストロール16によりタイミング調整された後に転写ニップ部Nにむけて送り出される。この転写ニップNを記録用紙Pの先端が通過する直前にコントローラ19からの指示に基づいて、バイアス電源23から所定の電圧(V0)又は所定の電流(I0)が印加される。
これにより、記録用紙Pは、感光ドラム10と対向する転写ニップ部Nに送り込まれた後、転写ベルト20表面に静電吸着され感光ドラム10に対し適正な速度でこの転写ニップ部Nにおいて感光ドラム10からトナー像Tが静電的に転写される。トナー像Tが転写された記録用紙Pは、支持ロール22により支持される転写ベルト20の部分でそのベルトから分離して剥離された後、定着装置17に送り込まれてトナー像Tの定着処理が施され、最後に装置外部に排出される。以上により画像が形成される。
以下、本発明を、実施例を挙げてさらに具体的に説明する。ただし、これら各実施例は、本発明を制限するものではない。
[実施例1〜8、比較例1〜3]
下記表1に記載の配合の試料を、ニーダー混練(55Lスケール、加圧ニーダー使用、100℃、20分混練)し、プレス加圧成形(真空、50tプレス、160℃、15分成形)したことにより、厚み2mm、縦150mm、横200mmのテストピースを成形し、実施例1〜8及び比較例1〜3のサンプルとした。
尚、表中の数字は質量部を表す。また、イオン導電剤であるトリエチルベンジルクロライド(和光純薬製)は、1質量部を水5mlに溶解させて用いた。
得られたサンプルについて下記の評価を行なった。その結果を表1に示す。
(体積固有抵抗率の常用対数値)
アドバンテスト社製超高抵抗/微小電流計により三菱油化製HRプローブを用いて、JIS−K6911に準じ、測定環境23℃55%RH,印加電圧500v,10秒値で測定することにより体積固有抵抗率を求めた。その値を基に体積固有抵抗率の常用対数値を算出した。
(体積固有抵抗率の常用対数値のバラツキ)
上記体積抵抗率をベルト周方向・長手方向に各3点計測し、その間の電気抵抗値により算出した体積固有抵抗率の常用対数値の最大値と最小値の差より、体積固有抵抗率の常用対数値のバラツキを算出した。
(環境変動)
低温低湿環境下(LL:15℃30%RH)及び高温高湿環境(HH:28℃85%RH)におけるベルト体積抵抗率値の差を環境変動幅とした。
(耐オゾン性)
JISK6259(旧K6301)に規定の長さ100mm×幅25mm×厚さ3mmを切り出し、切り出した試験片を、40℃、オゾン濃度50pphmの条件下で、30回/分で30%伸張させ元に戻す(0%伸張)というサイクルを繰り返し、初期亀裂が入った時間により、耐オゾン性を評価した。
Figure 2006084575
これら結果から、本実施例では、CRに対してECO比率が多くなれば抵抗は下げる傾向にあり、一方EPDMの添加により抵抗があがるため,ECOの充填量を上げ8logΩcm付近での抵抗安定性が得られている。
また、比較例では、オゾンチャンバーを用いた劣化試験においては2成分系ゴム材料ではCRにECOをブレンドしたものは短時間に亀裂が入り,CRにEPDMやIIRを添加したものは耐オゾン性は良好であった。しかし抵抗バラツキが大きく、その環境変動は小さいものの抵抗調整は困難であった。また、3成分系でも配合比率が本発明の範囲外のものは、同様な結果となった。
このように、本実施例のエラストマー組成物を材料とする電子写真装置のベルトやロール等の弾性部材は、その用途に望ましい機械的性質や電気的性質を有し、かつ湿度や温度等の環境変化や経時によってもその性質が殆ど変化しない。CR単独での時間的な経過によっても結晶性にかかわる相分離,配向変化による抵抗上昇も抑制され、長期的な寿命や使用時の機内劣化を抑制可能であった。耐オゾン性の優れるECOやEPDM等のゴムの使用により吸湿性も抑えられ、ゴム強度自体の維持も可能であった。
また、さらにオレフィン系とのゴムブレンドによる共加硫性も良好であり、2成分系では困難であった抵抗の経時的変化及び抵抗ばらつきも改善され電気特性上も安定な導電性部材が得られた。またカーボン量を変量しなくともゴム配合により抵抗調整が可能となり,難燃性の悪化も抑制でき、分子内に2重結合とハロゲン基を有するCRにおいても耐オゾン性は良好なものとなった。
本発明の電子写真装置の1実施形態を説明するための概略構成図である。
符号の説明
10…感光ドラム、11…帯電器、12…像露光装置、13…現像装置、14…クリーニング装置、15…給紙トレイ、15a…フィードロール、16…レジストロール、17…ロール方式の定着装置、18…転写装置、19…コントローラ、20…転写ベルト、21,22…支持ロール、23…バイアス電源、24…給電ロール、25…クリーニングブレード、30…モータ、31…モータ、70…駆動コントローラ、T…トナー像、P…記録用紙、N…転写ニップ部

Claims (4)

  1. クロロプレンゴムと、エピクロロヒドリンゴムと、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体及び/又はブチルゴムとからなるゴム混合物を、含有する電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物であって、
    前記クロロプレンゴムと前記エピクロロヒドリンゴムとの含有比率(質量比)が、95:5〜5:95の範囲内にあり、
    かつ、前記クロロプレンゴム及びエピクロロヒドリンゴムの合計含有量と、前記エチレン−プロピレン−ジエン共重合体及び/又はブチルゴムの含有量との含有比率(質量比)が、100:10〜100:50の範囲内にあることを特徴とする電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物。
  2. ベルト形状であり、請求項1に記載の電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物を用いて製造されることを特徴とする導電性部材。
  3. ロール形状であり、請求項1に記載の電子写真装置の弾性部材用エラストマー組成物を用いて製造されることを特徴とする導電性部材。
  4. 請求項2又は3に記載の導電性部材を備えてなることを特徴とする電子写真装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015010667A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 株式会社イノアックコーポレーション プラグ
JP2016079216A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 東洋ゴム工業株式会社 半導電性ベルト用ゴム組成物及び半導電性ベルト
WO2017057024A1 (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社大阪ソーダ 耐熱性ゴム用組成物及びその架橋物
WO2018123172A1 (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 住友理工株式会社 定着ベルト

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