JP2006083933A - 軸継手 - Google Patents
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Abstract
【課題】平行な2軸間で互いに直交する案内溝の交差位置に配した転動体を介して動力を伝達する方式の軸継手において、伝達可能動力の大きいものを精度よく安価に製造できるようにすることである。
【解決手段】対向する2枚のプレート4、5の対向面に複数の案内溝9、10を相手側のプレートの対応する位置の案内溝と直交するように設け、これらの案内溝9、10の交差位置に配した鋼球6を介して、単一でも平行な2軸間の動力伝達を行えるサブ継手3を、回転軸が平行な2つの回転部材1、2の間に複数配置して、サブ継手3の数を変えるだけで必要な伝達可能動力が得られるようにすることにより、伝達可能動力の大きいものも、小型のサブ継手部品を用いて精度よく安価に製造できるようにしたのである。
【選択図】図3
【解決手段】対向する2枚のプレート4、5の対向面に複数の案内溝9、10を相手側のプレートの対応する位置の案内溝と直交するように設け、これらの案内溝9、10の交差位置に配した鋼球6を介して、単一でも平行な2軸間の動力伝達を行えるサブ継手3を、回転軸が平行な2つの回転部材1、2の間に複数配置して、サブ継手3の数を変えるだけで必要な伝達可能動力が得られるようにすることにより、伝達可能動力の大きいものも、小型のサブ継手部品を用いて精度よく安価に製造できるようにしたのである。
【選択図】図3
Description
この発明は、互いに平行な2軸を連結して2軸間で動力を伝達する軸継手に関する。
一般的な機械装置の2つの軸を連結して駆動側から従動側へ動力を伝達する軸継手は、連結する2軸の位置関係によって構造が異なり、2軸が1直線上にあるもの、交差するもの、互いに平行な(かつ同心でない)ものに大別される。
このうちの平行な2軸を連結する軸継手としては、オルダム継手がよく知られている。しかし、このオルダム継手は、大きな動力を伝達すると、2軸間に介装されるスライダどうしの摩擦面に潤滑不良が生じて動力伝達がスムーズに行われなくなる場合があるし、大きな偏心量(2軸の径方向のずれ量)を許容できない問題もある。
また、オルダム継手以外では、軸方向で対向する2つの回転部材(ディスク)間にプレートを挿入し、このプレートの表裏面の複数箇所に直動ガイドをその作動方向がプレートの表裏で互いに直交するように配し、プレートと直動ガイドを介して両回転部材間で動力を伝達する機構が提案されている(特許文献1参照。)。
この機構を採用すれば、直動ガイドの長さを変えるだけで必要な偏心量を得ることができるし、直動ガイド内の相対移動面に複数の鋼球を配することにより、大きな動力をスムーズに伝達することもできる。しかし、直動ガイドを多数使用するため、製造コストがかなり高くなるし、直動ガイドを精度よく組み付けることが難しく、組付作業に非常に手間がかかるようになる。
そこで、本出願人は、本発明より先に、軸方向で対向する2つの回転部材の対向面に複数の案内溝を相手側の案内溝と直交するように設け、両回転部材の案内溝の交差位置に配した転動体を介して両回転部材間で動力を伝達する軸継手を提案した(特願2003−392145号)。
この軸継手は、両回転部材の案内溝の交差位置に配された転動体が、保持器に回転部材径方向の移動を拘束された状態で、駆動側の回転部材に押され、案内溝内を転動しながら従動側の回転部材を押して動力を伝達する。従って、動力伝達時の摩擦抵抗が少なく、大きな動力を伝達できるし、案内溝の長さを変えるだけで必要な偏心量を得られる。また、両回転部材間の部品が転動体と保持器だけのため、製造コストが安く、組付性も良い等、多くの特長を有している。
ところで、この軸継手では、伝達可能動力が転動体数にほぼ比例するので、通常は、求められる伝達可能動力が大きくなるにつれて転動体を多く配するようにしている。しかしながら、伝達可能動力に応じて転動体数を変えることは継手の種類を増やすことになり、製造時の管理が煩雑となって、製作精度の低下やコストアップを招く要因となりやすい。また、転動体数を多くすると、所定の偏心量が確保されるように各転動体を配置するために転動体以外の部品を大きくせざるをえず、継手全体が大型化することが多い。大型の継手では、内部潤滑材の保持や異物侵入防止のために継手全体を覆うブーツ(膜状の弾性部品)も大きくなるので、ブーツ成形に使用する金型にも大型のものが必要となり、ブーツの製造歩留まりが低くなりやすいことから、製造コストが高くなる問題がある。
特開2003−260902号公報
この発明の課題は、平行な2軸間で互いに直交する案内溝の交差位置に配した転動体を介して動力を伝達する方式の軸継手において、伝達可能動力の大きいものを精度よく安価に製造できるようにすることである。
上記の課題を解決するため、この発明の軸継手は、軸方向で対向し、回転軸が互いに平行でかつ同心でない状態に保持される2つの回転部材と、両回転部材の間に配置される複数のサブ継手とから成り、これらの各サブ継手は、前記両回転部材の互いに対向する位置にそれぞれプレートを固定して、両プレートの対向面に複数の案内溝を相手側のプレートの対応する位置の案内溝と直交するように設け、前記両プレートの案内溝が交差する位置に案内溝に案内されて転動する転動体を配し、各転動体の回転部材径方向の移動を拘束する保持器を設けたものであり、前記各サブ継手の2枚のプレートの間隔の変化を軸方向拘束機構で拘束しながら、前記各サブ継手の転動体を介して前記両回転部材間で動力を伝達する構成とした。
すなわち、単一で平行な2軸間の動力伝達を行える構造のサブ継手を、回転軸が平行な2つの回転部材の間に複数配置して、サブ継手の数を変えるだけで必要な伝達可能動力が得られるようにすることにより、ブーツを含めたサブ継手部品のサイズを小型のものに統一し、伝達可能動力が異なるものを同じサブ継手部品を用いて作り分けられるようにしたのである。
上記の構成においては、前記各サブ継手を前記両回転部材の回転軸と直交する同一平面内に配置することにより、サブ継手が占有する軸方向スペースを最小にして、軸継手全体を軸方向にコンパクトな構造とすることができる。
ここで、前記各サブ継手を同一円周上に等間隔で配置すれば、動力を各サブ継手に均等に配分してより効率よく伝達することができる。
また、前記軸方向拘束機構を、前記両回転部材の軸方向間隔の変化を拘束するものとして、前記各サブ継手と別体に形成すれば、各サブ継手の構造が簡単になり、軸継手全体として製造しやすくなる。
さらに、前記サブ継手の保持器と各プレートとの間に弾性部材を介在させることにより、保持器と各プレートとの接触による騒音の発生を防止することができる。
この発明の軸継手は、上述したように、回転軸が平行な2つの回転部材の間に複数のサブ継手を配置し、サブ継手の数を変えるだけで必要な伝達可能動力が得られるようにしたもので、小型のサブ継手部品を用いて伝達可能動力が異なるものを作り分けられるので、製造時の管理がしやすく、伝達可能動力の大きいものも精度よく安価に製造することができる。
以下、図1乃至図6に基づき、この発明の実施形態を説明する。図1乃至図3は、第1の実施形態を示す。この軸継手は、図1(a)、図1(b)および図2に示すように、軸方向で対向し、回転軸が互いに平行な状態に保持される同径の入出力軸A、Bのそれぞれの軸端部に嵌め込まれる回転部材1、2と、両回転部材1、2間に配置される3組のサブ継手3とで基本的に構成されている。なお、図1は、説明上、入出力軸A、Bが同心の状態を示しているが、通常は後述するように入出力軸A、Bの回転軸がずれた(偏心した)状態で使用される。
前記各回転部材1、2は、それぞれドーナツ状の円盤で、内周に形成された筒部で入力軸Aおよび出力軸Bの軸端部に嵌め込まれ、軸方向で対向する状態で固定されている。
前記3組のサブ継手3は、両回転部材1、2の回転軸と直交する同一平面内で回転部材1、2の回転中心を中心とする同一円周上に等間隔で配置されている。各サブ継手3は、両回転部材1、2の互いに対向する位置に固定される円形のプレート4、5と、両プレート4、5間に配される3個の転動体としての鋼球6と、各鋼球6の回転部材径方向の移動を拘束する保持器7と、プレート周方向の3箇所に形成されて両プレート4、5の間隔の変化を拘束する軸方向拘束機構8とから成り、図示省略したブーツで全体を覆われている。ブーツは、潤滑材をサブ継手3内部に保持するとともに、外部からの異物の侵入を防止するためのものである。
前記各プレート4、5は、それぞれ中心部を回転部材1、2にねじ止めされている。なお、その取付位置は設計の位置から多少ずれてもかまわない。サブ継手3自体が後述するように両プレート4、5の偏心を許容する構造だからである。また、各プレート4、5を回転部材1、2にねじ止めする代わりに、スプライン結合等により軸方向移動可能に取り付ければ、両回転部材1、2の軸方向距離の変動を許容して動力を伝達することが可能となる。
図2に示したように、各プレート4、5の対向面には、それぞれ3つの案内溝9、10が、周方向に等間隔で相手側のプレートの対応する位置の案内溝と直交するように設けられており、両プレート4、5の案内溝9、10が交差する位置に配された鋼球6が、案内溝9、10に案内されて転動するようになっている。案内溝9、10を周方向に対称的に設けたのは、各プレート4、5と鋼球6との間に作用する力がプレート4、5内で偏らないようにするためである。案内溝9、10は、それぞれプレート径方向と45度をなす方向に直線状に延びるように形成されており、その断面形状は、鋼球6の半径よりも大きい曲率半径を有する2つの対称な円弧面から成るゴシックアーチ形となっている。
また、各プレート4、5は、後述するように前記軸方向拘束機構8を形成するために、案内溝9、10どうしの間に、案内溝9、10と同様にプレート径方向と45度をなす方向に直線状に延びる案内孔11、12を有しており、互いの対向面と反対の側面に、案内孔11、12周縁に沿って凹部13、14が設けられている。
前記保持器7は、環状に形成され、その側面には径方向と直交する方向に直線状に延びる2種類の長孔15、16が周方向に交互に等間隔で3つずつ設けられており、広幅の長孔15に鋼球6が嵌め込まれる。広幅の長孔15の鋼球6との接触面の断面形状は、接触面圧を下げるため、鋼球6の半径よりも大きい曲率半径を有する円弧面となっている。なお、この接触面は、伝達する動力が大きくなければ平面としてもよい。
このサブ継手3では、上記の構成により、入力側プレート4がその中心のまわりに回転すると、入力側プレート4の案内溝9に周方向から押された鋼球6が、保持器7で回転部材径方向の移動を拘束された状態で出力側プレート5の案内溝10を押し、出力側プレート5を回転させるようになっている。すなわち、各サブ継手3は、単一でも平行な2軸間の動力伝達を行える構造となっている。
また、前記軸方向拘束機構8は、各プレート4、5の対向面と反対側の凹部13、14に嵌めこまれる2枚の拘束板8a、8bと、入力側の拘束板8aと一体に形成され、各プレート4、5の案内孔11、12、保持器7の狭幅の長孔16および出力側の拘束板8bを貫通するねじ8cと、ねじ8cと結合して両拘束板8a、8bを連結するロックナット8dとから成り、ロックナット8dを締め込むことにより、両側の拘束板8a、8bで両プレート4、5を挟み付けるものである。出力側の拘束板8bとロックナット8dとの間には、板ばね等の弾性部材(図示省略)が挟み込まれており、この弾性部材が各拘束板8a、8bをそれぞれ対向するプレート4、5に押し付ける方向に付勢して、拘束板8a、8bとプレート4、5との間のがたを緩和している。
なお、量産時等で両拘束板の間隔の調整が不要な場合は、両拘束板をその間隔が一定になるようにかしめ加工等によって固定すれば、継手の軸方向長さをさらに短くできるとともに、両拘束板がプレートを挟み付ける力を長期にわたって一定のレベルに維持できる。
また、この軸方向拘束機構8は、偏心した状態の入出力軸A、Bの回転に伴って各プレート4、5の案内孔11、12内を移動する際に、拘束板8a、8bとプレート凹部13、14との間に摩擦力を生じる。そこで、この摩擦力を低減するために、両者の少なくとも一方にPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等の摺動性に優れた合成樹脂系のシートを貼り付ける等して、両者間に摺動材を介在させている。また、両者の少なくとも一方にDLC(Diamond Like Carbon)等の摺動性と摩耗性を改善する表面処理を施したり、両者間に小径の鋼球を介在させたりして、摩擦力の低減を図ることもできる。
この軸継手は、上記の構成であり、入力軸Aが回転駆動されて、これに固定された回転部材1が回転すると、その回転中心のまわりに各サブ継手3の入力側プレート4が回転して、入力側プレート4の案内溝8に押された鋼球6が出力側プレート5の案内溝6を押し、出力側プレート5を介して出力側の回転部材2を回転させることにより、出力軸Bに動力が伝達される。なお、入力軸Aの回転方向が変わったり、入出力軸A、Bの駆動側と従動側が逆になったりしても、同じメカニズムで動力伝達が行われる。
上記の動力伝達のメカニズムは、図3に示すように入出力軸A、Bの回転軸がずれた通常の使用状態でも、基本的に同じである。図3の状態では、両回転部材1、2の回転軸のずれにより、各サブ継手3の案内溝9、10の交差位置がプレート周方向で変化しており、各サブ継手3の鋼球6が、案内溝9、10および保持器7の広幅の長孔15内を転動しながら、両回転部材1、2間の動力伝達を行っている。このとき、各サブ継手3の軸方向拘束機構8は、ねじ8cがプレート4、5の案内孔11、12内を移動し、拘束板8a、8bがプレート凹部13、14と摺動しながら、両プレート4、5の間隔の変化を拘束した状態を維持している。
上述したように、この軸継手は、単一で平行な2軸間の動力伝達を行える構造のサブ継手3を、回転軸が平行な2つの回転部材1、2の間に複数配置したもので、サブ継手3の数は3組に限らず、求められる伝達可能動力に応じて適切な配数を選べばよい。従って、ブーツを含めたサブ継手部品のサイズを小型のものに統一し、同じサブ継手部品を用いて伝達可能動力が異なるものを作り分けられるので、製造時の管理がしやすく、伝達可能動力の大きいものも精度よく安価に製造することができる。
また、各サブ継手3が両回転部材1、2の回転軸と直交する同一平面内に配置されているので、サブ継手3が占有する軸方向スペースが最小となり、軸方向にコンパクトな構造となっている。さらに、各サブ継手3が回転部材1、2の回転中心を中心とする同一円周上に等間隔で配置されているため、動力を各サブ継手3に均等に配分して効率よく伝達することができる。なお、サブ継手は、この実施形態のように配置することが望ましいが、必ずしも同一平面内あるいは同一円周上に配置しなくてもよい。
図4乃至図6は、第2の実施形態を示す。この実施形態では、図4(a)、図4(b)に示すように、両回転部材1、2の軸方向間隔の変化を拘束する軸方向拘束機構17が、各サブ継手3と別体に、回転部材周方向の3箇所に形成されている。これ以外の基本的な構成および動力伝達のメカニズムは第1の実施形態と同じなので、以下では第1の実施形態との相違点について説明する。
前記各軸方向拘束機構17は、入力側回転部材1の出力側回転部材2との対向面に突設したシャフト17aを出力側回転部材2にあけた円形の通孔18に通し、その先端に通孔18よりも大径の円板17bを取り付けたもので、両回転部材1、2の軸方向間隔の変化を拘束することにより、間接的にサブ継手3の入出力プレート4、5の間隔の変化を拘束するようになっている。なお、この軸方向拘束機構17を回転部材周方向の3箇所に形成したのは、円板17bと出力側回転部材2との間にシム等を挟み込んで両回転部材1、2の間隔を調整する作業をしやすくするためである。
上記のように軸方向拘束機構17が各サブ継手3と別体に形成されているため、この実施形態の軸継手は、第1の実施形態に比べてサブ継手3の構造が簡単で、軸継手全体として製造しやすい。
一方、前記サブ継手3は、図5にも示すように、入出力プレート4、5の互いの対向面の周縁部に弾性部材19が接着されており、保持器7と各プレート4、5との接触による騒音の発生を防止できるようになっている。また、図4(c)に示すように、各プレート4、5の弾性部材19と保持器7との隙間を小さく設定することにより、保持器7の軸方向のばたつきを防止できる。さらに、弾性部材19をカーボンやPTFEが添加された樹脂で形成すれば、保持器7との間に作用する摩擦力を小さくして、継手の動作をスムーズにすることができる。
なお、サブ継手3の入出力プレート4、5および保持器7は、第1の実施形態のものと外形は異なるが、その案内溝9、10および長孔15の向きや形状は変わらないので、動力伝達の作用も同じである。すなわち、図6に示すように、入出力軸A、Bが偏心した使用状態では、第1の実施形態と同じく、各サブ継手3の鋼球6が、交差位置の変化した案内溝9、10および保持器7の長孔15内を転動しながら、両回転部材1、2間の動力伝達を行うようになっている。
1、2 回転部材
3 サブ継手
4、5 プレート
6 鋼球
7 保持器
8 軸方向拘束機構
9、10 案内溝
11、12 案内孔
13、14 凹部
15、16 長孔
17 軸方向拘束機構
18 通孔
19 弾性部材
A 入力軸
B 出力軸
3 サブ継手
4、5 プレート
6 鋼球
7 保持器
8 軸方向拘束機構
9、10 案内溝
11、12 案内孔
13、14 凹部
15、16 長孔
17 軸方向拘束機構
18 通孔
19 弾性部材
A 入力軸
B 出力軸
Claims (5)
- 軸方向で対向し、回転軸が互いに平行でかつ同心でない状態に保持される2つの回転部材と、両回転部材の間に配置される複数のサブ継手とから成り、これらの各サブ継手は、前記両回転部材の互いに対向する位置にそれぞれプレートを固定して、両プレートの対向面に複数の案内溝を相手側のプレートの対応する位置の案内溝と直交するように設け、前記両プレートの案内溝が交差する位置に案内溝に案内されて転動する転動体を配し、各転動体の回転部材径方向の移動を拘束する保持器を設けたものであり、前記各サブ継手の2枚のプレートの間隔の変化を軸方向拘束機構で拘束しながら、前記各サブ継手の転動体を介して前記両回転部材間で動力を伝達するようにした軸継手。
- 前記各サブ継手を、前記両回転部材の回転軸と直交する同一平面内に配置したことを特徴とする請求項1に記載の軸継手。
- 前記各サブ継手を同一円周上に等間隔で配置したことを特徴とする請求項2に記載の軸継手。
- 前記軸方向拘束機構を、前記両回転部材の軸方向間隔の変化を拘束するものとして、前記各サブ継手と別体に形成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の軸継手。
- 前記サブ継手の保持器と各プレートとの間に弾性部材を介在させたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の軸継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004268695A JP2006083933A (ja) | 2004-09-15 | 2004-09-15 | 軸継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004268695A JP2006083933A (ja) | 2004-09-15 | 2004-09-15 | 軸継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006083933A true JP2006083933A (ja) | 2006-03-30 |
Family
ID=36162608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004268695A Pending JP2006083933A (ja) | 2004-09-15 | 2004-09-15 | 軸継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006083933A (ja) |
-
2004
- 2004-09-15 JP JP2004268695A patent/JP2006083933A/ja active Pending
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Legal Events
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A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20060711 |