JP2006083774A - インラインポンプ - Google Patents

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洋司 佐藤
Ryuji Yoshikawa
隆二 吉川
Akira Mori
章 森
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Abstract

【課題】吸込性能に優れた高効率のインラインポンプを提供すること。
【解決手段】ステータ2とその内部に回転可能に配された永久磁石3とで構成される電動モータ4と、該電動モータ4によって回転駆動されインペラ5を有するポンプ6とを共通のハウジング7内に組み込んで一体化するとともに、流体吸込ライン8とポンプ軸心とを一致させて成るインラインポンプ1において、前記電動モータ4の永久磁石3と前記ポンプ6のインペラ5とを一体化してロータ14を構成し、該ロータ14の軸心部を中空として該中空部を流体吸込ライン8とするとともに、ロータ14を前記ハウジング7に回転可能に支持せしめる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動モータとポンプとを共通のハウジング内に組み込んで一体化して成るインラインポンプに関するものである。
例えばマンションにおいて、階上の上水道圧が弱い場合や部屋の増設に伴って上水道を新規に引く場合等には、加圧ポンプとしてインラインポンプが使用される。
ところで、従来のインラインポンプの大半は、流体吸込吐出ラインとポンプ軸心とが直交する構成(以下、「直交型」と称する)を採用していた。即ち、図5に従来の直交型のインラインポンプ101の構成を示すが、このインラインポンプ101においては、入口配管150からの流体の流れが水平方向から一旦垂直方向に変えられてポンプ軸心向きに下方から上向きに流体が吸い込まれ、インペラ105の遠心力によって流体が吐出配管151へと水平方向に吐出されるが、このような構成では、曲管や断面変化による圧力損失を招き、立体的に大きな空間を要する等の欠点があった。
又、直交型のインラインポンプでは、水平配管においてはポンプ部が空気溜となり、駆動源としてキャンドモータを使用した場合には、軸受部に潤滑水を十分供給することができず、軸受の摩耗が早くなってその耐久性が低下するという問題が発生していた。
そこで、流体吸込吐出ラインとポンプ軸心とを一致させた構成(以下、「一致型」と称する)が採用されているが、この種の一致型インラインポンプは以下の2つのタイプに分けられる。
即ち、1つは、図6に示すように、電動モータ204のロータ203の軸心部を貫通する回転軸230を設け、この回転軸230の両端をガイドベーン231,232のボス部233,234に軸受ブッシュ235,236を介して回転可能に支持せしめるとともに、該回転軸230の一端にインペラ205を結着する構成が採用されている(特許文献1参照)。
又、他の1つは、図7に示すように、電動モータ304のロータ303の軸心部に固定軸330を固設し、ロータ303と一体化されたインペラ305を軸受331を介して前記固定軸330に回転自在に支承せしめる構成が採用されている(特許文献2参照)。
特公昭49−018282号公報 特開2000−274386号公報
しかしながら、図6に示すインラインポンプ201にあっては、インペラ205は、その吸込口が外に向けられて回転軸230の端部に取り付けられているため、該インペラ205への流体の吸い込みは容易になされるが、インペラ205から吐出されて圧力を保持した流体がガイドベーン231,232を2度通過する他、ロータ支持パイプ237に開口する送出孔237aを通過して排出されるため、圧力損失を招きポンプ効率が悪くなるという問題がある。
又、図7に示すインラインポンプ301にあっては、ロータ303と一体化されたインペラ305を軸受331を介して固定軸330に回転自在に支持せしめる構成が採用されているため、該インペラ305の吸込口径が必然的に大きくなり、流体の周方向速度の増加によって吸込性能が低下してポンプ効率の悪化を招くという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、吸込性能に優れた高効率のインラインポンプを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ステータとその内部に回転可能に配された永久磁石とで構成される電動モータと、該電動モータによって回転駆動されるインペラを有するポンプとを共通のハウジング内に組み込んで一体化するとともに、流体吸込ラインとポンプ軸心とを一致させて成るインラインポンプにおいて、前記電動モータの永久磁石と前記ポンプのインペラとを一体化してロータを構成し、該ロータの軸心部を中空として該中空部を流体吸込ラインとするとともに、ロータを前記ハウジングに回転可能に支持せしめたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記ロータの中空部の内径を配管の内径に略等しく設定したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記永久磁石を樹脂でモールドするとともに、該樹脂で前記インペラを一体に構成したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記電動モータをキャンドモータで構成するとともに、該キャンドモータのステータへの流体の浸入を防ぐステータキャンを樹脂で構成し、該ステータキャンの軸方向一端を軸方向に延長して吸込ノズルを形成したことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の発明において、前記インペラの後流側に流体吐出ラインを前記流体吸込ラインと同軸に形成するとともに、インペラから径方向外方へ吐出される流体を折り返して前記流体吐出ラインへと導く返り流路を設け、該返り流路に複数のガイドベーンを設けたことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何れかに記載の発明において、前記インペラの羽根幅を任意に変更可能とし、流量の変更を容易としたことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1〜6の何れかに記載の発明において、少なくとも液体に接する部品を耐食性の高い樹脂又はステンレスで構成したことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1〜7の何れかに記載の発明において、前記ハウジングの少なくとも前記ステータの周囲を覆う部分をアルミニウム又はステンレスで構成したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、永久磁石とインペラとを一体化して成るロータの軸心部を中空として該中空部を流体吸込ラインとしたため、インペラの吸込口に至る流体吸込ラインがストレートとなり、その途中に曲がりや断面変化が存在せず、又、インペラを含むロータを支持する回転軸も存在しないため(所謂シャフトレスであるため)、吸込口径を必要以上に大きく取る必要がない。このため、インペラへの流体の吸込性能が改善されて高いポンプ効率が得られる。又、ロータの軸心部に形成された流体吸込ラインを流れる流体によってステータが冷却されるため、冷却手段を別途設ける必要がなく、構造の単純化とコストダウンを図ることができる。
請求項2記載の発明によれば、所謂シャフトレスが実現する結果、ロータの中空部の内径を小さく抑えて配管の内径に略等しく設定することができ、これによってインペラへの流体の吸込性能が改善されて高いポンプ効率が得られる。
請求項3記載の発明によれば、電動モータの永久磁石を樹脂でモールドするとともに、該樹脂でポンプのインペラを一体に構成したため、ロータを樹脂にて容易に一体成形することができる。
請求項4記載の発明によれば、キャンドモータにおいてステータへの流体の浸入を防ぐステータキャンを樹脂で構成したために軽量化が図られるとともに、該ステータキャンの軸方向一端を軸方向に延長してこれを吸込ノズルとして有効に利用することができる。
請求項5記載の発明によれば、インペラから径方向外方へ吐出される流体に付与された運動エネルギが返り流路を流れる過程で圧力エネルギに変換されて圧力回復がなされるが、返り流路を流れる流体はガイドベーンによって整流されるため、該流体が保有する運動エネルギの圧力エネルギへの変換が効率良くなされ、これによってポンプ効率が更に高められる。
請求項6記載の発明によれば、インペラの羽根幅を変更することによって、サイズと形状が同一のインラインポンプであっても、その流量を任意に変えることができる。具体的には、インペラの羽根幅を大きくする程、ポンプの流量を大きくすることができる。
請求項7記載の発明によれば、少なくとも液体に接する部品を耐食性の高い樹脂又はステンレスで構成したため、腐食性の高い薬品等の流体でも扱うことができ、部品の腐食を防いで高い耐久性を確保することができる。
請求項8記載の発明によれば、ハウジングの少なくともステータの周囲を覆う部分を放熱性の高いアルミニウム又はステンレスで構成したため、ステータからの熱が効率的に放熱されてステータの発熱が抑えられる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1は本発明の実施の形態1に係るインラインポンプの縦断面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図1のB−B線断面図である。
本実施の形態に係るインラインポンプ1は、ステータ2とその内部に回転可能に配された永久磁石3とで構成される電動モータ4と、該電動モータ4によって回転駆動されるインペラ5を有するポンプ6とを共通のハウジング7内に組み込んで一体化するとともに、流体吸込ライン8とポンプ軸心とを一致させて成るものである。
ここで、前記電動モータ4は、複数の珪素鋼板を積層して成る前記ステータ2とフェライト等から成る永久磁石3及びステータ2への流体の浸入を防ぐための樹脂製のステータキャン9でを含むキャンドモータで構成されている。
又、前記ハウジング7は、樹脂製のモータハウジング10と同じく樹脂製のポンプケーシング11とを、間に前記ステータキャン9を挟んで複数本のボルト12(図1には1本のみ図示)によって結合することによって構成されており、略円筒状のモータハウジング10内には電動モータ4が組み込まれ、ポンプケーシング11とステータキャン9とで構成されるポンプ室13内には前記インペラ5が回転可能に組み込まれている。
ところで、本実施の形態では、電動モータ4の永久磁石3を樹脂でモールドするとともに、該樹脂で前記インペラ5を一体に形成することによって、永久磁石3とインペラ5を一体化して成るロータ14を構成し、このロータ14の軸方向両端をハウジング7に回転可能に支持せしめている。ここで、ロータ14の軸中心部は中空状に成形され、その中空部は前記流体吸込ライン8を構成している。そして、この流体吸込ライン8の一端は、モータハウジング10の中心部に形成された吸込ノズル10aに接続され、他端はインペラ5の吸込口に連なっている。尚、流体吸込ライン8の内径は、モータハウジング10の吸込ノズル10aの内径及び吸込ノズル10aに接続される不図示の配管の内径に略等しく設定されている。
又、ロータ14の一端にはステンレス製のスリーブ15が結着されており、同ロータ14の他端のインペラ5の軸中心部から外方に向かって水平に突出する軸部5aの外周にはステレンレス製のスリーブ16が結着されている。尚、スリーブ15の外周にはスラスト用の鍔部15aが一体に形成されている。
他方、前記ステータキャン9の一端は小径のスリーブ状に形成され、その内周部にはPTFE(ポリテトロフルオロエチレン)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)等の耐食性の高い材料で構成された円筒状の軸受17が嵌着されており、この軸受17の端部外周にはスラスト用の鍔部17aが一体に形成されている。又、前記ポンプケーシング11に一体に形成されたリターンガイド11aの内周部には、PTFE、PEEK等の耐食性の高い材料で構成された円筒状の軸受18が嵌着されている。
而して、ロータ14の軸方向一端は、前記スリーブ15が前記軸受17によって支承されることによってステータキャン9を介してモータハウジング10に回転可能に支持され、同ロータ14の軸方向他端は、前記スリーブ16が前記軸受18によって支承されることによってポンプケーシング11(リターンガイド11a)に回転可能に支持されている。尚、スリーブ15に形成された前記鍔部15aは、軸受17に形成された前記鍔部17aに当接している。
ところで、インペラ5は、図2に示すような形状を有する5枚の羽根5bを有しており、該インペラ5の後流側のポンプケーシング11の軸中心部には、流体吐出ライン19が流体吸込ライン9と同軸に形成されるとともに、インペラ5から径方向外方へ吐出される流体を折り返して前記流体吐出ライン19へと導く返り流路20が設けられている。ここで、返り流路20の一部は、前記ステータキャン9によって構成されており、該返り流路20には、図3に示すような形状を有する6枚のガイドベーン21が形成されている。尚、ポンプケーシング11の軸中心部に形成された吐出ノズル11bには不図示の配管が接続される。又、本実施の形態では、インペラ5の羽根5bの枚数を5枚、ガイドベーン21の枚数を6枚としたが、通常、インペラ5の羽根5b枚数は4〜6枚、ガイドベーン21の枚数は5〜7枚の範囲の任意の枚数とされる。又、モータハウジング10とステータキャン9との間はOリング22によってシールされている。
次に、以上の構成を有するインラインポンプ1の作用について説明する。
前記電動モータ4のステータ2に通電されると、該ステータ2に回転磁界が発生し、この回転磁界によって永久磁石3に回転トルクが発生するため、該永久磁石3を一体的に含むロータ14が回転駆動され、ロータ14の端部のインペラ5がポンプ室13内で一体的に回転駆動される。
而して、上述のようにインペラ5が回転駆動されると、モータハウジング10の吸込ノズル10aに接続された不図示の配管から水等の流体が回転体14の軸中心に形成されたストレート状の流体吸込ライン8を通ってインペラ5に吸引され、この流体は、インペラ5の羽根5bによって運動エネルギを与えられて遠心力によって径方向外方へと流れ、インペラ5の外周部から吐出されて返り流路20に沿って流れ、その過程で該流体が保有する運動エネルギが圧力エネルギに変換される。このとき、流体はガイドベーン21によって整流されるため、該流体が保有する運動エネルギの圧力エネルギへの変換が効率良くなされ、圧力が高められた流体は、返り流路20から流体吐出ライン19へと流れ、ポンプケーシング11の吐出ノズル11b及びこれに接続された不図示の配管へと吐出される。尚、インペラ5によるポンプ作用によってロータ14に発生する吸込方向のスラスト力は、スリーブ15の鍔部15aを介して軸受17の鍔部17aによって受けられる。
以上において、本実施の形態に係るインラインポンプ1においては、永久磁石3とインペラ5とを一体化して成るロータ14の軸心部を中空として該中空部を流体吸込ライン8としたため、インペラ5の吸込口に至る流体吸込ライン8がストレートとなり、その途中に曲がりや断面変化が存在せず、又、インペラ5を含むロータ14を支持する回転軸も存在しないため(所謂シャフトレスであるため)、吸込口径を必要以上に大きく取る必要がない。このため、インペラ5への流体の吸込性能が改善されて高いポンプ効率が得られる。
又、回転体14の軸心部に形成された流体吸込ライン8を流れる流体によって電動モータ4のステータ3が冷却されるため、冷却手段を別途設ける必要がなく、構造の単純化とコストダウンを図ることができる。
更に、本実施の形態に係るインラインポンプ1によれば、所謂シャフトレスが実現する結果、ロータ14の中空部の内径を小さく抑えて配管の内径に略等しく設定することができ、これによってインペラ5への流体の吸込性能が改善されて高いポンプ効率が得られる。そして、本実施の形態では、返り流路20に複数のガイドベーン21を設けたため、返り流路20を流れる流体はガイドベーン21によって整流され、該流体の保有する運動エネルギの圧力エネルギへの変換が効率良くなされ、これによってポンプ効率が更に高められる。
又、本実施の形態に係るインラインポンプ1においては、電動モータ4の永久磁石3を樹脂でモールドするとともに、該樹脂でポンプ6のインペラ5を一体に構成したため、ロータ14を樹脂にて容易に一体成形することができる。更に、電動モータ4をキャンドモータで構成し、そのステータ2への流体に浸入を防ぐステータキャン9を樹脂で構成したため、誘導電流の発生を防いで電動モータ4の効率を高めることができるとともに、当該インラインポンプ1の軽量化を図ることができる。
その他、本実施の形態においては、少なくとも液体に接する部品を耐食性の高い材料、具体的には、ハウジング7(モータハウジング10とポンプケーシング11)、ステータキャン9及びロータ14を樹脂で構成し、スリーブ15,16をステンレスで構成し、軸受17,18をPTFEやPEEK等の耐食性の高い材料で構成したため、腐食性の高い薬品等の流体でも扱うことができ、部品の腐食を防いで高い耐久性を確保することができる。
尚、本実施の形態においては、リターンガイド11aの削り代を調整することによってインペラ5の羽根5bの幅を任意に変更することができ、サイズと形状が同一のインラインポンプであっても、その流量を任意に変えることができる。具体的には、インペラ5の羽根5bの幅を大きくする程、ポンプ1の流量を大きくすることができる。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態を図4に基づいて説明する。
図4は本発明の実施の形態2に係るインラインポンプの縦断面図であり、本図においては、図1に示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての再度の説明は省略する。
本実施の形態に係るインラインポンプ1’は、ステータキャン9の軸方向一端を軸方向に延長して吸込ノズル9aを一体に形成するとともに、電動モータ4の周囲を覆うモータハウジング10を熱伝導率の高いアルミニウムで構成したことを特徴としており、モータハウジング10とステータキャン9との間はOリング22によってシールされている。
而して、本実施の形態に係るインラインポンプ1’は、前記実施の形態1に係るインラインポンプ1と基本的には同じ構成を有しているため、実施の形態1と同様の効果が得られるが、電動モータ4を覆うモータハウジング10を放熱性の高いアルミニウムで構成したため、ステータ2からの熱が効率的に放熱されて該ステータ2の発熱が抑えられるという効果が得られる。又、本実施の形態に係るインラインポンプ1’においては、ステータキャン9の軸方向一端を軸方向に延長してこれを吸込ノズル9aとして有効に利用することができるという効果も得られる。
尚、本実施の形態では、モータハウジング10をアルミニウムで構成したが、樹脂よりも熱伝導率の高いステンレス等の金属で構成しても良い。
本発明は、電動モータとポンプとを共通のハウジング内に組み込んで一体化して成るインラインポンプであって、流体配管の途中に接続されて任意の用途に供せられるものに対して適用可能である。
本発明の実施の形態1に係るインラインポンプの縦断面図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 本発明の実施の形態2に係るインラインポンプの縦断面図である。 従来の直交型インラインポンプの一部を破断した縦断面図である。 従来の一致型インラインポンプの縦断面図である。 従来の一致型インラインポンプの縦断面図である。
符号の説明
1,1’ インラインポンプ
2 ステータ
3 永久磁石
4 電動モータ
5 インペラ
5a 軸部
5b インペラ羽根
6 ポンプ
7 ハウジング
8 流体吸込ライン
9 ステータキャン
9a 吸込ノズル
10 モータハウジング
11 ポンプケーシング
11a リターンガイド
12 ボルト
13 ポンプ室
14 ロータ
15,16 スリーブ
17,18 軸受
19 流体吐出ライン
20 返り流路
21 ガイドベーン
22 Oリング

Claims (8)

  1. ステータとその内部に回転可能に配された永久磁石とで構成される電動モータと、該電動モータによって回転駆動されるインペラを有するポンプとを共通のハウジング内に組み込んで一体化するとともに、流体吸込ラインとポンプ軸心とを一致させて成るインラインポンプにおいて、
    前記電動モータの永久磁石と前記ポンプのインペラとを一体化してロータを構成し、該ロータの軸心部を中空として該中空部を流体吸込ラインとするとともに、ロータを前記ハウジングに回転可能に支持せしめたことを特徴とするインラインポンプ。
  2. 前記ロータの中空部の内径を配管の内径に略等しく設定したことを特徴とする請求項1記載のインラインポンプ。
  3. 前記永久磁石を樹脂でモールドするとともに、該樹脂で前記インペラを一体に構成したことを特徴とする請求項1又は2記載のインラインポンプ。
  4. 前記電動モータをキャンドモータで構成するとともに、該キャンドモータのステータへの流体の浸入を防ぐステータキャンを樹脂で構成し、該ステータキャンの軸方向一端を軸方向に延長して吸込ノズルを形成したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のインラインポンプ。
  5. 前記インペラの後流側に流体吐出ラインを前記流体吸込ラインと同軸に形成するとともに、インペラから径方向外方へ吐出される流体を折り返して前記流体吐出ラインへと導く返り流路を設け、該返り流路に複数のガイドベーンを設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のインラインポンプ。
  6. 前記インペラの羽根幅を任意に変更可能とし、流量変更を容易としたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のインラインポンプ。
  7. 少なくとも液体に接する部品を耐食性の高い樹脂又はステンレスで構成したことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のインラインポンプ。
  8. 前記ハウジングの少なくとも前記ステータの周囲を覆う部分をアルミニウム又はステンレスで構成したことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載のインラインポンプ。
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