JP2006081611A - レシプロケーティングソー用交換ブレード及びホルダー - Google Patents
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Abstract
【課題】 切削時にブレード部材と軸部材との間で不安定な振動が生じないように、確実にブレード部材を固定することができるレシプロケーティングソー用交換ブレード及びホルダーを提供する。
【解決手段】 ブレード部材10と軸部材20とからなり、ブレード部材には長孔11と切欠き部12とが設けられ、軸部材には、長孔と切欠き部とにそれぞれ係合する係合ピン21,22が突設され、軸部材に設けられた摺動リング23は、ブレード部材の固定端部14に着脱可能に係合してブレード部材の材軸交差方向への動きを規制する。ブレード部材の長孔は大径部と小径部とを有し、切欠き部は角度付けられたものである。軸部材の摺動リングは、軸部材に摺動可能に設けられ、ブレード部材の固定端部に係合するようにスプリング27により付勢されている。
【選択図】 図3
【解決手段】 ブレード部材10と軸部材20とからなり、ブレード部材には長孔11と切欠き部12とが設けられ、軸部材には、長孔と切欠き部とにそれぞれ係合する係合ピン21,22が突設され、軸部材に設けられた摺動リング23は、ブレード部材の固定端部14に着脱可能に係合してブレード部材の材軸交差方向への動きを規制する。ブレード部材の長孔は大径部と小径部とを有し、切欠き部は角度付けられたものである。軸部材の摺動リングは、軸部材に摺動可能に設けられ、ブレード部材の固定端部に係合するようにスプリング27により付勢されている。
【選択図】 図3
Description
本発明は、医療用工具等として使用されるレシプロケーティングソーのための交換ブレード及びホルダーに関する。
骨を切削するための切削刃などの外科用工具を着脱自在に取り付けられるようにした医療用ハンドピースが従来から使用されている。このような医療用ハンドピースでは、衛生上の理由あるいは切削刃の鋭利さを保つため、一回の使用毎にブレードが交換されている。この交換ブレードとしては、図5の交換ブレード50のようにブレード部51と軸部52とがあらかじめ一体に形成されたもの、あるいは図6(a)〜(c)の交換ブレード60のようにブレード部材61と軸部材62とが着脱可能に別々に形成されたものがある。
図6(a)〜(c)に示した交換ブレード60について、さらに説明すれば、ブレード部材61の後端部には係合用の長孔63が設けられ、長孔63には小径部63aと大径部63bとが形成されている。一方、軸部材62の先端には長孔63に係合するように突出部64が設けられており、突出部64の下側には長孔63の周縁部分63cが嵌合するように溝65が穿設されている。
上記図5の交換ブレード50は一回の使用毎に交換され、廃棄物として処分されているため不経済であり、環境衛生的な観点からも課題を残すものであった。
また図6の交換ブレード60では、軸部材62が複数回使用されるものであり、ブレード部材61のみが一回の使用毎に交換され、図5の交換ブレード50と比較すると、経済的にも環境衛生的な観点からも改善されたものになっている。すなわち、交換ブレード60では、ブレード部材61を取り替える際に、ブレード部材61の後端部63dを突出部64の上面に押し当てて撓曲させながら矢印A方向に摺動させ、長孔63の周縁部分63cを溝65に嵌合させ、突出部64を長孔63に嵌合している。そして、最後に、ブレード部材61を矢印B方向へ若干引き戻し、ブレード部材61の後端部63dを溝65に嵌合させている。ブレード部材61は、このように撓曲させなければ着脱が不可能であるため、撓曲可能なように薄いものに限定されてしまうという課題がある。
つまり、この種のブレードでは、一般的に0.3〜1.0mm程度の厚さのものが使用されているが、撓曲させて着脱するためには厚さ0.4mm程度が限界であり、一方、ブレード剛性が必要とされる場合には、これよりも厚いものを使用しなければならず、図6のような交換ブレード60では剛性不足になるという欠点がある。
また図6の交換ブレード60では、軸部材62が複数回使用されるものであり、ブレード部材61のみが一回の使用毎に交換され、図5の交換ブレード50と比較すると、経済的にも環境衛生的な観点からも改善されたものになっている。すなわち、交換ブレード60では、ブレード部材61を取り替える際に、ブレード部材61の後端部63dを突出部64の上面に押し当てて撓曲させながら矢印A方向に摺動させ、長孔63の周縁部分63cを溝65に嵌合させ、突出部64を長孔63に嵌合している。そして、最後に、ブレード部材61を矢印B方向へ若干引き戻し、ブレード部材61の後端部63dを溝65に嵌合させている。ブレード部材61は、このように撓曲させなければ着脱が不可能であるため、撓曲可能なように薄いものに限定されてしまうという課題がある。
つまり、この種のブレードでは、一般的に0.3〜1.0mm程度の厚さのものが使用されているが、撓曲させて着脱するためには厚さ0.4mm程度が限界であり、一方、ブレード剛性が必要とされる場合には、これよりも厚いものを使用しなければならず、図6のような交換ブレード60では剛性不足になるという欠点がある。
本発明は上記従来技術の欠点に着目し、これを解決せんとしたものであり、その課題は、撓曲させることが困難な厚いブレードであっても、使い捨てタイプの交換ブレード部材として簡単な操作で着脱することができて、確実にブレード部材を固定することができるレシプロケーティングソー用交換ブレードを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、患部を切削するための切削作業部が設けられたブレード部材と、該ブレード部材が着脱可能に固定される軸部材とからなり、前記ブレード部材には長孔と切欠き部とが設けられ、該長孔と該切欠き部とにそれぞれ係合する係合ピンが前記軸部材に突設され、前記ブレード部材の固定端部に着脱可能に係合してブレード部材の材軸交差方向への動きを規制する固定端係合部材が前記軸部材に設けられたことを特徴とするレシプロケーティングソー用交換ブレード及びホルダーが提供される。
本発明のレシプロケーティングソー用交換ブレード及びホルダーは、ブレード部材の長孔を軸部材の一方の係合ピンに係合させて回動させることにより、ブレード部材の切欠き部を他方の係合ピンに嵌合させたり、嵌合解除したりするものであり、ブレード部材の長孔と切欠き部とが、軸部材の両方の係合ピンに係合されているときに、固定端係合部材はブレード部材の固定端部に係合する。つまり、本発明では、このようなワンタッチてこ式着脱機構を採用することにより、厚く剛性が高いブレード部材であっても、使い捨てタイプの交換ブレード部材として簡単な操作で着脱を可能とするものである。また、本発明では、係合ピンと、長孔及び切欠き部との係合により、ブレード部材の材軸方向の動きが規制され、固定端係合部材とブレード部材の固定端部との係合により、ブレード部材の材軸交差方向への動きが規制されるので、レシプロケーティングソーの使用時にも、ブレード部材は確実に軸部材に固定することができる。
本発明のレシプロケーティングソー用交換ブレード及びホルダーは、ブレード部材の長孔を軸部材の一方の係合ピンに係合させて回動させることにより、ブレード部材の切欠き部を他方の係合ピンに嵌合させたり、嵌合解除したりするものであり、ブレード部材の長孔と切欠き部とが、軸部材の両方の係合ピンに係合されているときに、固定端係合部材はブレード部材の固定端部に係合する。つまり、本発明では、このようなワンタッチてこ式着脱機構を採用することにより、厚く剛性が高いブレード部材であっても、使い捨てタイプの交換ブレード部材として簡単な操作で着脱を可能とするものである。また、本発明では、係合ピンと、長孔及び切欠き部との係合により、ブレード部材の材軸方向の動きが規制され、固定端係合部材とブレード部材の固定端部との係合により、ブレード部材の材軸交差方向への動きが規制されるので、レシプロケーティングソーの使用時にも、ブレード部材は確実に軸部材に固定することができる。
本発明のレシプロケーティングソー用交換ブレード及びホルダーにおいて、前記ブレード部材の長孔は、前記軸部材の係合ピンが挿脱可能なように係合ピンよりも大径に形成された大径部と、前記軸部材の係合ピンに当接してその動きを規制するべく係合ピンとほぼ同径に形成された小径部とを備えるように構成することが可能である。このように長孔を形成することにより、この長孔の内部で係合ピンを相対的にスライドさせたり、この係合ピンを支点としてブレード部材を回動させることが可能になり、ブレード部材の着脱操作が容易になった。
本発明のレシプロケーティングソー用交換ブレード及びホルダーにおいて、前記ブレード部材の切欠き部は、ブレード部材の長孔を一方の係合ピンに係合させて回動させることにより、該切欠き部が他方の係合ピンに嵌脱可能なように曲線状に形成することが可能である。このように切欠き部を形成すれば、ブレード部材は係合ピンを支点として回動させるだけで、切欠き部を係合ピンへ着脱することが可能になり、これら複数の係合ピンと、長孔及び切欠き部との隙間を極めて小さく抑えることができる。
本発明のレシプロケーティングソー用交換ブレード及びホルダーにおいて、前記軸部材の固定端係合部材は軸部材に摺動可能に設けられ、ブレード部材の固定端部に係合するように弾性部材により付勢された構成とすることができる。このような構成により、固定端係合部材を手指で押して摺動させるだけで、ブレード部材は係合ピンを支点とした回動操作が可能になり、ブレード部材を簡単に軸部材に着脱することができる。またブレード部材を回動させて軸部材の所定位置に配置した後に、固定端係合部材を保持する手指を離せば、固定端係合部材は自動的にブレード部材の固定端部に係合し、ブレード部材が脱落しないように固定することができる。
本発明のレシプロケーティングソー用交換ブレード及びホルダーでは、撓曲が困難な厚く高剛性のブレードをも、使い捨てタイプの交換ブレード部材として簡単に着脱操作可能とし、しかも、確実にブレード部材を固定することが可能である。
以下、本発明の一実施形態を図1乃至4に基づいて説明する。
本発明のレシプロケーティングソー用交換ブレード及びホルダー1は、図1に示したように、ブレード部材10と軸部材20(ホルダー)とから構成され、ブレード部材10には長孔11と切欠き部12とが設けられ、これら長孔11と切欠き部12とに軸部材20の係合ピン21,22がそれぞれ係合されると共に、ブレード部材10に、軸部材20の摺動リング23(固定端係合部材)が当接されてブレード部材10が固定されている。
本発明のレシプロケーティングソー用交換ブレード及びホルダー1は、図1に示したように、ブレード部材10と軸部材20(ホルダー)とから構成され、ブレード部材10には長孔11と切欠き部12とが設けられ、これら長孔11と切欠き部12とに軸部材20の係合ピン21,22がそれぞれ係合されると共に、ブレード部材10に、軸部材20の摺動リング23(固定端係合部材)が当接されてブレード部材10が固定されている。
さらに各構成について詳細に説明すれば、ブレード部材10は、図2に示したように、カッティングエッジ(切削作業部)13に患部を切削するための鋸刃が形成されており、中間部分に大径部11aと小径部11bとを有する長孔11が穿設され、この長孔11よりも後方に切欠き部12が設けられ、後端には段部14aと中子14bとにより固定端部14が構成されている。
長孔11の大径部11aは、係合ピン21の頭部を挿脱できる大きさに形成されたものであり、小径部11bは係合ピン21の頭部よりも小さく、且つ係合ピン21の軸部分が隙間無く係合できる大きさに形成されたものである。切欠き部12は、ブレード部材10の長孔11を係合ピン21に係合させて回動させたときに、切欠き部12が係合ピン22に嵌脱可能なように曲線状に形成されたものであり、切欠き部12は、長孔11の小径部11bを中心とする円弧状に形成された弧12aと弧12bを有している。弧12bの曲率は弧12aの曲率よりも大きく形成されている。つまり、前記係合ピン21を支点として回動した時に、辺12aは内周側になり、辺12bは外周側になるため、このような曲率の差により、係合ピン22の嵌合を容易にしている。段部14aは、ブレードの峰側の後端15aと刃元15bとから中子14bにかけてほぼ直角に形成された辺であって、この段部14aに、軸部材20の摺動リング23が当接する。中子14bには、端部が斜めに切断された斜辺14cが設けられており、この斜辺14cと相補な形状の立上げ面28が軸部材20に設けられている。
長孔11の大径部11aは、係合ピン21の頭部を挿脱できる大きさに形成されたものであり、小径部11bは係合ピン21の頭部よりも小さく、且つ係合ピン21の軸部分が隙間無く係合できる大きさに形成されたものである。切欠き部12は、ブレード部材10の長孔11を係合ピン21に係合させて回動させたときに、切欠き部12が係合ピン22に嵌脱可能なように曲線状に形成されたものであり、切欠き部12は、長孔11の小径部11bを中心とする円弧状に形成された弧12aと弧12bを有している。弧12bの曲率は弧12aの曲率よりも大きく形成されている。つまり、前記係合ピン21を支点として回動した時に、辺12aは内周側になり、辺12bは外周側になるため、このような曲率の差により、係合ピン22の嵌合を容易にしている。段部14aは、ブレードの峰側の後端15aと刃元15bとから中子14bにかけてほぼ直角に形成された辺であって、この段部14aに、軸部材20の摺動リング23が当接する。中子14bには、端部が斜めに切断された斜辺14cが設けられており、この斜辺14cと相補な形状の立上げ面28が軸部材20に設けられている。
軸部材20は、軸本体24の先端にブレード載置部25を有し、このブレード載置部25は軸本体24の他の部分よりも若干幅広に形成され、ブレード部材10を載置する平面部分には係合ピン21,22が突設されている。また軸本体24において、摺動リング23が配置される位置には、斜めに切り込まれた立上げ面28が設けられており、これはブレード部材10の中子14bの斜辺14cに対向するべく、相補な形状に形成されている。軸本体24の後端は、図示しないレシプロケーティングソーハンドピースに接続されるものであり、中間部分にはハウジング部材26が固定され、軸本体24に環装されたスプリング27がハウジング部材26の内部に収納される。
摺動リング23は、ハウジング部材26の外周面に沿って摺動可能に環装され、内部にスプリング27が収納される。したがって、摺動リング23の前端と、ハウジング部材26の後端とには、それぞれスプリング27の前後端を受けるための受け部23a,26aが形成されている。摺動リング23の受け部23aに形成される孔の大きさは、ここに挿入される軸本体24との間にできる隙間を最小にするべく、且つブレード部材10の中子14bとの間にできる隙間も最小にするべく定められる。摺動リング23は、常にスプリング27で付勢されているため、図3に示したように、軸部材20にブレード部材10が取り付けられているときには、その受け部23aがブレード部材10の段部14aに当接し、ブレード部材10の不安定な振動を防止する。一方、軸部材20にブレード部材10が取り付けられていないときには、その受け部23aがブレード載置部25の後端25aに当接し、摺動リング23が前方に抜け出さないように停止している。
次に、図4(a)〜(c)を参照して、本発明のレシプロケーティングソー用交換ブレード及びホルダー1におけるブレード部材10の着脱操作について説明する。
ブレード部材10を軸部材20に取り付ける際には、図4(a)に示したように、ブレード部材10が軸部材20に対して相対的に斜めになるように配置し、ブレード部材10の長孔11における大径部11aを、軸部材20の係合ピン21に環装させる。そして、ブレード部材10を矢印A方向にスライドさせると、係合ピン21は小径部11bに嵌合し、図4(a)の状態になる。この状態から摺動リング23を手指で押して矢印B方向にスライドさせた後に、係合ピン21を支点として、ブレード部材10を矢印R方向に回動させる。これにより、ブレード部材10の切欠き部12は係合ピン22に嵌り、ブレード部材10の中子14bの斜辺14cは、軸部材20の立上げ面28に対向するように配置され、図4(b)に示した状態になる。最後に、摺動リング23を保持する手指の力を緩めれば、摺動リング23はスプリング27により押されて摺動し、ブレード部材10の中子14bに嵌り、摺動リング23の受け部23aがブレード部材10の段部14aに押し当てられ、図4(c)に示した状態になり、ブレード部材10の取付が完了する。
なお、ブレード部材10を軸部材20から外すためには、上記の逆の手順で操作すれば良い。
ブレード部材10を軸部材20に取り付ける際には、図4(a)に示したように、ブレード部材10が軸部材20に対して相対的に斜めになるように配置し、ブレード部材10の長孔11における大径部11aを、軸部材20の係合ピン21に環装させる。そして、ブレード部材10を矢印A方向にスライドさせると、係合ピン21は小径部11bに嵌合し、図4(a)の状態になる。この状態から摺動リング23を手指で押して矢印B方向にスライドさせた後に、係合ピン21を支点として、ブレード部材10を矢印R方向に回動させる。これにより、ブレード部材10の切欠き部12は係合ピン22に嵌り、ブレード部材10の中子14bの斜辺14cは、軸部材20の立上げ面28に対向するように配置され、図4(b)に示した状態になる。最後に、摺動リング23を保持する手指の力を緩めれば、摺動リング23はスプリング27により押されて摺動し、ブレード部材10の中子14bに嵌り、摺動リング23の受け部23aがブレード部材10の段部14aに押し当てられ、図4(c)に示した状態になり、ブレード部材10の取付が完了する。
なお、ブレード部材10を軸部材20から外すためには、上記の逆の手順で操作すれば良い。
以上に説明したように、レシプロケーティングソー用交換ブレード及びホルダー1では、ブレード部材10の長孔11を軸部材20の係合ピン21に係合して回動することにより、切欠き部12を係合ピン22に係合させたり、この係合を解除したりするものであり、摺動リング23も係合操作時に単にスライドさせるだけで良く、図6の従来例のように、ブレード部材を撓曲させて着脱する必要が無いものである。つまり、本発明では、ブレード部材10の軸部材20への着脱機構として、上述のようなワンタッチてこ式着脱機構を採用したので、たとえ、ブレード部材10が撓曲困難な厚い高剛性のものであったとしても、使い捨てタイプの交換ブレード部材として簡単にホルダー(軸部材20)へ着脱操作することが可能になった。
またレシプロケーティングソー用交換ブレード及びホルダー1では、ブレード部材10の長孔11及び切欠き部12と、係合ピン21,22との間には、着脱操作のために最小限の隙間を設けるだけで良く、同様にブレード部材10の固定端部14と摺動リング23との間にも最小限の隙間を設けるだけで良いので、ブレード部材10は軸部材20に確実に固定することができる。さらに、係合ピン21,22と、長孔11及び切欠き部12との係合により、ブレード部材10の材軸方向の動きを規制することができ、ブレード部材10の固定端部14と摺動リング23との係合により、ブレード部材10の材軸交差方向への動きが規制できるので、この点からも、ブレード部材10は確実に軸部材20に固定することが可能になった。
またレシプロケーティングソー用交換ブレード及びホルダー1では、ブレード部材10の長孔11及び切欠き部12と、係合ピン21,22との間には、着脱操作のために最小限の隙間を設けるだけで良く、同様にブレード部材10の固定端部14と摺動リング23との間にも最小限の隙間を設けるだけで良いので、ブレード部材10は軸部材20に確実に固定することができる。さらに、係合ピン21,22と、長孔11及び切欠き部12との係合により、ブレード部材10の材軸方向の動きを規制することができ、ブレード部材10の固定端部14と摺動リング23との係合により、ブレード部材10の材軸交差方向への動きが規制できるので、この点からも、ブレード部材10は確実に軸部材20に固定することが可能になった。
1 レシプロケーティングソー用交換ブレード及びホルダー
10 ブレード部材
11 長孔
11a 大径部
11b 小径部
12 切欠き部
13 カッティングエッジ(切削作業部)
14 固定端部
14a 段部
14b 中子
20 軸部材
21 係合ピン
22 係合ピン
23 摺動リング(固定端係合部材)
27 スプリング(弾性部材)
10 ブレード部材
11 長孔
11a 大径部
11b 小径部
12 切欠き部
13 カッティングエッジ(切削作業部)
14 固定端部
14a 段部
14b 中子
20 軸部材
21 係合ピン
22 係合ピン
23 摺動リング(固定端係合部材)
27 スプリング(弾性部材)
Claims (4)
- 患部を切削するための切削作業部が設けられたブレード部材と、該ブレード部材が着脱可能に固定される軸部材とからなり、前記ブレード部材には長孔と切欠き部とが設けられ、該長孔と該切欠き部とにそれぞれ係合する係合ピンが前記軸部材に突設され、前記ブレード部材の固定端部に着脱可能に係合してブレード部材の材軸交差方向への動きを規制する固定端係合部材が前記軸部材に設けられたことを特徴とするレシプロケーティングソー用交換ブレード及びホルダー。
- 前記ブレード部材の長孔は、前記軸部材の係合ピンが挿脱可能なように係合ピンよりも大径に形成された大径部と、前記軸部材の係合ピンに当接してその動きを規制するべく係合ピンとほぼ同径に形成された小径部とを備える請求項1に記載のレシプロケーティングソー用交換ブレード及びホルダー。
- 前記ブレード部材の切欠き部は、ブレード部材の長孔を一方の係合ピンに係合させて回動させることにより、該切欠き部が他方の係合ピンに嵌脱可能なように曲線状に形成されたものである請求項1に記載のレシプロケーティングソー用交換ブレード及びホルダー。
- 前記軸部材の固定端係合部材は軸部材に摺動可能に設けられ、ブレード部材の固定端部に係合するように弾性部材により付勢されたものである請求項1に記載のレシプロケーティングソー用交換ブレード及びホルダー。
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