JP2006081378A - 積層鉄心の製造方法及びその製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 鉄心片の中間在庫をなくし、余分な工程、作業時間、人員及び置き場所等を省略し、工期や作業性の向上ができる積層鉄心の製造方法及びその製造装置を提供する。
【解決手段】 プレス金型11により打ち抜かれて形成された鉄心片13を複数枚積層して積層鉄心16を製造する方法であって、プレス金型11内で順次打ち抜かれる複数枚の鉄心片13を積層する鉄心片積層工程と、積層された複数枚の鉄心片13をプレス金型11外に取り出す積層鉄心片取出工程と、積層された複数枚の鉄心片13にエアを吹き付けて、付着している打ち抜き油を除去及び揮発させる油除去揮発工程と、積層された複数枚の鉄心片13を計量する積層鉄心片計量工程と、前記打ち抜き油が除去及び揮発し、積層された複数枚の鉄心片13を溶接する積層鉄心片溶接工程とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、条材をプレス金型により打ち抜きして複数枚の鉄心片を積層し、積層された複数枚の鉄心片を溶接により結束する作業を一貫して行なう積層鉄心の製造方法及びその製造装置に関する。
従来の積層鉄心の製造方法において、電磁鋼板からなる条材をプレス金型により打ち抜きして形成された鉄心片を複数枚積層して結束する方法として、プレス金型内において、積層して隣り合う鉄心片に形成される突起及び該突起が圧入される凹部を介して行なうかしめ方法、また、プレス金型内において、積層して隣り合う鉄心片間に、加熱及び加圧により溶融する接着剤を用いる方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
更に、別の結束方法として、プレス金型により鉄心片を打ち抜いた後、プレス金型からいったん取り出し、鉄心片を複数枚積層して溶接により固着一体化する方法も採用されている。
特開2000−152570号公報
しかしながら、前記従来の溶接により固着一体化する方法においては、未だ解決すべき以下のような問題があった。
打ち抜きした直後に鉄心片の溶接を行なうと、残存している打ち抜き油の影響により溶接部の周辺に煤が発生するため、製品(積層鉄心)の品質が確保できなかった。
また、煤の発生を防止するため、打ち抜いた鉄心片をいったん、そのまま1日以上放置して、打ち抜き油を除去及び揮発させた後、鉄心片を積層して溶接するようにしているので、溶接前の鉄心片は中間在庫となり、これを管理するために余分な工程、作業時間、人員及び置き場所等を要し、この結果、工期や作業性の点で問題があった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、鉄心片の中間在庫をなくして、余分な工程、作業時間、人員及び置き場所等を省略し、工期や作業性の向上ができる積層鉄心の製造方法及びその製造装置を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る積層鉄心の製造方法は、プレス金型により打ち抜かれて形成された鉄心片を複数枚積層して積層鉄心を製造する方法であって、
前記プレス金型内で順次打ち抜かれる複数枚の前記鉄心片を積層する鉄心片積層工程と、
積層された複数枚の前記鉄心片を前記プレス金型外に取り出す積層鉄心片取出工程と、
積層された複数枚の前記鉄心片にエアを吹き付けて、付着している打ち抜き油を除去及び揮発させる油除去揮発工程と、
積層された複数枚の前記鉄心片を計量する積層鉄心片計量工程と
前記打ち抜き油が除去及び揮発し、積層された複数枚の前記鉄心片を溶接する積層鉄心片溶接工程とを有する。
前記目的に沿う本発明に係る積層鉄心の製造装置は、プレス金型により打ち抜かれた鉄心片を積層用治具に複数枚積層し、前記プレス金型より取り出して溶接する積層鉄心の製造装置であって、
前記プレス金型の側部に配置され、前記積層用治具を搭載する治具搭載部を備え、該治具搭載部を、積層鉄心片搬送手段の上流側への払い出し位置と、積層用治具搬送手段の下流側からの積込み位置に移動する搭載部移動手段と、
前記積層用治具を、前記治具搭載部と前記プレス金型とに移載可能な第1の積層用治具移載手段と、
前記治具搭載部から払い出された前記鉄心片を複数枚積層した前記積層用治具を搬送する前記積層鉄心片搬送手段と、
積込み位置にある前記治具搭載部へ空の前記積層用治具を搬送する前記積層用治具搬送手段と、
払い出し位置にある前記治具搭載部にあって前記鉄心片を複数枚積層した前記積層用治具を、前記積層鉄心片搬送手段の上流端部に移載する第2の積層用治具移載手段と、
前記積層用治具搬送手段の下流端部側の前記積層用治具を、積込み位置にある前記治具搭載部に移載する第3の積層用治具移載手段と、
前記積層鉄心片搬送手段の搬送路上に設けられ、積層された複数枚の前記鉄心片にエアを吹き付けて、付着している打ち抜き油を除去及び揮発させる油除去揮発手段と、
前記積層鉄心片搬送手段の下流側の近傍に設けられ、積層された複数枚の前記鉄心片を計量する鉄心片計量手段と、
前記打ち抜き油が揮発及び除去し、積層された複数枚の前記鉄心片を溶接する鉄心片溶接手段とを備え、
前記鉄心片計量手段によって計量された後、積層された複数枚の前記鉄心片が取り外された前記積層用治具は、前記積層用治具搬送手段の上流端部の供給位置に載置される。
本発明の積層鉄心の製造方法は、プレス金型内で順次打ち抜かれる複数枚の鉄心片を積層してプレス金型外に取り出し、積層された複数枚の鉄心片にエアを吹き付けて、付着している打ち抜き油を除去及び揮発させ、積層された複数枚の鉄心片を計量した後、積層された鉄心片を溶接するので、プレス金型による鉄心片の打ち抜きから溶接まで一貫した工程を構成することができ、この結果、中間在庫が発生せず、従来、中間在庫の管理に要していた余分の工程、作業時間、人員及び置き場所がすべて不要となる。また、リードタイムが短縮できると共に、工程が同期することにより、品質の安定化を図ることができる。
本発明の積層鉄心の製造方法において、積層鉄心片計量工程と積層鉄心片溶接工程との間に、積層された複数枚の鉄心片を厚さ方向にn分し、n分された鉄心片をそれぞれ、円周方向に(360/n)度位相をずらして配置する場合には、鉄心片の厚みの偏差を抑えることができ、このため、積層鉄心の円周方向の厚みを均一にできる。
本発明の積層鉄心の製造装置においては、治具搭載部を備えた搭載部移動手段及び第1、第2の積層用治具移載手段を介して、積層用治具をプレス金型から積層鉄心片搬送手段に搬送することができ、しかも、積層鉄心片搬送手段の搬送路上に設けられた油除去揮発手段により、プレス金型により打ち抜かれ積層用治具に積層された鉄心片にエアを吹き付けて、付着している打ち抜き油を除去及び揮発させ、更に、鉄心片計量手段により、積層された複数枚の鉄心片を計量した後、鉄心片溶接手段により、積層された複数枚の鉄心片を溶接すると共に、鉄心片計量手段によって計量された後、積層された複数枚の鉄心片が取り外された空の積層用治具は、積層用治具搬送手段、第3の積層用治具移載手段、搭載部移動手段及び第1の積層用治具移載手段を介して、プレス金型に戻される。従って、プレス金型による複数枚の鉄心片の打ち抜き、空の積層用治具への積層、積層された複数枚の鉄心片の溶接、及び積層用治具の循環という一貫したラインを構成することができ、この結果、中間在庫が発生せず、従来、中間在庫の管理に要していた余分の工程、作業時間、人員及び置場がすべて不要となる。また、リードタイムが短縮できると共に、工程が同期することにより、品質の安定化を図ることができる。
本発明の積層鉄心の製造装置において、治具搭載部が、積層鉄心片搬送手段と積層用治具搬送手段の間隔と同じ間隔をあけて上下又は左右方向に配置された第1の治具搭載部及び第2の治具搭載部を有する場合には、第1の治具搭載部から複数枚の鉄心片が積層された積層用治具を積層鉄心片搬送手段へ移載すると同時に、積層用治具搬送手段から空の積層用治具を第2の治具搭載部に移載でき、これによりサイクルタイムが短縮される。
本発明の積層鉄心の製造装置において、当接部の外径が拡縮可能な積層鉄心片保持機構により、鉄心片溶接手段に供給される積層された複数枚の鉄心片の内周面を保持する場合には、複数枚の鉄心片を自動整列させることができ、この結果、溶接の品質が向上し、また、溶接前の鉄心片の積層及び溶接後の積層鉄心の取り出しが容易となる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここに、図1は本発明の一実施の形態に係る積層鉄心の製造装置の全体構成を模式的に説明する平面図、図2は同積層鉄心の製造装置の全体構成を模式的に説明する正面図、図3(A)、(B)はそれぞれ、同積層鉄心の製造装置に用いる積層用治具の平面図、正断面図、図4は同積層鉄心の製造装置の鉄心片溶接手段の説明図、図5は同積層鉄心の製造装置の鉄心片溶接手段の積層鉄心片保持機構の説明図である。
図1〜図3(A)、(B)に示すように、本発明の一実施の形態に係る積層鉄心の製造装置10は、供給される条材(図示せず)がプレス金型11の加工ステーションSにおいて打ち抜かれ、外周に沿って等間隔に6個の溝部12が形成された鉄心片の一例であるステータ用鉄心片13を積層用治具14に複数枚積層し、プレス金型11より外部に取り出して、必要な処理を行った後、鉄心片溶接手段15により、複数枚積層されたステータ用鉄心片13の溝部12を溶接して積層鉄心16を製造する装置である。なお、電磁鋼板からなる条材の厚みは約0.3〜0.5mmである。
図1及び図2に示すように、積層鉄心の製造装置10は、プレス金型11の側部に配置された搭載部移動手段の一例である搭載部昇降手段19を有している。搭載部昇降手段19は、複数枚のステータ用鉄心片13が積層された積層用治具14を搭載でき、しかも積層用治具14の前後方向の移動をガイド可能で上下2段にそれぞれ配置された治具搭載部の一例である第1の治具搭載部17及び第2の治具搭載部18を備えている。搭載部昇降手段19の第1の治具搭載部17は、積層鉄心片搬送手段21の上流側への払い出し位置aに移動でき、第2の治具搭載部18は積層用治具搬送手段22の下流側からの積込み位置bに移動することができる。
第1の治具搭載部17及び第2の治具搭載部18は、上下方向に3位置(上限位置A、中間位置B及び下限位置C)に移動可能になっている。積層鉄心片搬送手段21は積層用治具搬送手段22の上方、距離Pの高さ位置に設けられており、しかも、加工ステーションSの高さレベルより距離Pの下方に配置されている。
積層鉄心の製造装置10は、プレス金型11にてステータ用鉄心片13が複数枚積層された積層用治具14を、プレス金型11の加工ステーションSから搭載部昇降手段19の第1の治具搭載部17に移載し、かつ、空の積層用治具14を、搭載部昇降手段19の第2の治具搭載部18からプレス金型11の加工ステーションSに移載する第1の積層用治具移載手段20を備えている。
積層鉄心の製造装置10は、払い出し位置aにある第1の治具搭載部17に搭載されステータ用鉄心片13が複数枚積層された積層用治具14を、積層鉄心片搬送手段21の上流端部cに移載する第2の積層用治具移載手段23と、積層用治具搬送手段22の下流端部dの空の積層用治具14を、積込み位置bにある第2の治具搭載部18に移載する第3の積層用治具移載手段24とを備えている。
積層鉄心の製造装置10は、積層鉄心片搬送手段21の搬送路上、この実施の形態では下流側(下流端部)eの直上に設けられ、積層された複数枚のステータ用鉄心片13の複数の溝部12にエアを吹き付けて、溝部12に付着している打ち抜き油を除去及び揮発させる油除去揮発手段25と、積層鉄心片搬送手段21の下流側eの近傍に設けられ、積層用治具14に積層された複数枚のステータ用鉄心片13を計量する鉄心片計量手段26とを備えている。
積層鉄心の製造装置10は、油除去揮発手段25により打ち抜き油が揮発及び除去され、積層用治具14から取り外されて別の積層用治具42に積層された複数枚のステータ用鉄心片13の複数の溝部12を溶接する鉄心片溶接手段15を備えている。なお、鉄心片計量手段26によって計量された後、溶接するために、積層された複数枚のステータ用鉄心片13が取り外されて空となった積層用治具14は、積層用治具搬送手段22の上流端部fの供給位置に載置されるようになっている。以下、これらについて詳しく説明する。
プレス金型11に、ステータ用鉄心片13の素材である薄肉の電磁鋼板からなる条材が供給され、条材には各加工ステーションで所定の加工が行なわれた後、図2に示すように、加工ステーションSにおいて、外形抜きされてステータ用鉄心片13が1枚ずつ、空の積層用治具14に積層されるように構成されている。図3(A)に示すように、ステータ用鉄心片13の溝部12には、平面視してU字状の切欠きが形成されている。
図3(A)、(B)に示すように、積層用治具14は、平面視して略H形で、板状の台座27と、台座27の中央部に立設され、ステータ用鉄心片13の内周面28を上下方向にガイドする略円筒状のガイド部材29とを有している。台座27の中央部には、最下段のステータ用鉄心片13の下面の内側が当接する、平面視して円板状の座部30が上側に突出して設けられている。台座27の4隅には矩形板状の載置部31〜34が設けられており、載置部32と載置部33との中間位置で、積層されたステータ用鉄心片13の外周面13aの外側には、第1の積層用治具移載手段20、第2の積層用治具移載手段23及び第3の積層用治具移載手段24により、積層用治具14を移動するための、平面視してT字形の被掛止部35が形成されている。
積層用治具14のガイド部材29は、台座27の座部30の上面に固定された円筒部36と、円筒部36の上端に接続され、上方に沿って縮径し、ステータ用鉄心片13の積層をガイドする筒状の円錐台部37とを備えている。円錐台部37の内側には、パイプからなる補強材38が水平に取付けられている。
図2に示すように、プレス金型11の加工ステーションSと搭載部昇降手段19との間には、第1の積層用治具移載手段20により、積層用治具14を双方に移載するためのガイド機構39が水平に設けられている。ガイド機構39には、積層用治具14の台座27の対となる載置部31、32及び載置部34、33のそれぞれの下面を転動して支持する複数の回転ローラ40が、積層用治具14の移動方向(前後方向)に直交する方向(左右方向)に間隔をあけて設けられている。
第1の積層用治具移載手段20は、固定フレーム(図示せず)に取付けられたシリンダー等の進退手段により進退し、しかも、先端部が上下方向に僅かに揺動するロッドを備えており、ロッドの先端部には、積層用治具14の被掛止部35に掛止可能な掛止部が形成されている。かかる構成によって、第1の積層用治具移載手段20により、ガイド機構39を介して積層用治具14を、プレス金型11の加工ステーションSと搭載部昇降手段19の第1の治具搭載部17又は第2の治具搭載部18との間で移動することができる。なお、第2、第3の積層用治具移載手段23、24も第1の積層用治具移載手段20と同様の構造となっている。
搭載部昇降手段19において、上下に間隔Pをあけて水平に配置された第1の治具搭載部17と第2の治具搭載部18とは昇降フレームに一体的に設けられており、該昇降フレームは、油圧シリンダー等により駆動されると共に、ガイド機構によりガイドされて上下動可能に設けられている。
かかる構成によって、加工ステーションSの積層用治具14を、第1の積層用治具移載手段20により、搭載部昇降手段19の中間位置Bの第1の治具搭載部17に移載し、距離P下降させて、第2の積層用治具移載手段23により、積層鉄心片搬送手段21へ移載することができ、また、積層用治具搬送手段22で搬送された空の積層用治具14を、第3の積層用治具移載手段24により、搭載部昇降手段19の下限位置Cの第2の治具搭載部18に移載し、距離2P上昇させて、上限位置Aの第2の治具搭載部18に搭載された空の積層用治具14を、第1の積層用治具移載手段20により、加工ステーションSに移載することができる。
搭載部昇降手段19のプレス金型11と反対側に上下方向に間隔Pをあけて水平に配置された積層鉄心片搬送手段21及び積層用治具搬送手段22はそれぞれ、チェーンコンベアからなっており、それぞれのチェーンコンベアは左右方向に水平間隔をあけて配置された対となる無端チェーンと、対となる無端チェーンの直上近傍に沿って配置されたガイドローラとを備えている。対となる無端チェーンには、積層用治具14の対となる載置部31、34を含む台座27の前側又は対となる載置部32、33を含む台座27の後側に当接可能な形鋼から形成された係合部材が水平に、前後方向に所定のピッチで連結されており、しかも前記ガイドローラ上に積層用治具14の載置部31〜34の下面が当接するようになっている。かかる構成によって、積層鉄心片搬送手段21及び積層用治具搬送手段22の駆動により、係合部材を介して積層用治具14を間欠的に搬送することができる。
油除去揮発手段25は、積層鉄心片搬送手段21により搬送される積層用治具14に積層された複数のステータ用鉄心片13の溝部12(溶接予定個所)に付着している打ち抜き油を除去及び揮発させるもので、ステータ用鉄心片13の6個の溝部12に対向して、半径方向中心に向けて水平に配置された6個の空気ノズルを備えている。6個の空気ノズルは昇降フレームに取付けられており、昇降フレームは昇降機構(例えば、シリンダー)により、上下方向に垂直に配置された4本の棒状のガイドに沿って上下動可能にて構成されている。
鉄心片計量手段26は、積層用治具14に積層された複数のステータ用鉄心片13の重量を測定するもので、例えば、ロードセルを用いて行なっている。なお、本実施の形態では、油除去揮発手段25により打ち抜き油が除去及び揮発され、積層用治具14に積層された複数のステータ用鉄心片13は作業者が積層鉄心片搬送手段21から取り上げて、鉄心片計量手段26に載置している。鉄心片計量手段26による複数のステータ用鉄心片13の測定結果、所定の重量より重い場合には、それに応じた枚数のステータ用鉄心片13を取り外し、一方、所定の重量より軽い場合には、それに応じた枚数のステータ用鉄心片13を追加するようになっている。
図1及び図4に示すように、鉄心片溶接手段15は、鉄心片計量手段26により所定の重量に調整された複数枚のステータ用鉄心片13が積層用治具14から取り外されて、積層鉄心着脱部41で別途積層される別の積層用治具42と、別の積層用治具42に積層された複数のステータ用鉄心片13を溶接する鉄心片溶接部43と、別の積層用治具42を積層鉄心着脱部41及び鉄心片溶接部43間で進退可能な進退機構44とを有している。鉄心片溶接手段15による溶接方法は、例えば、TIG溶接法である。
図4に示すように、鉄心片溶接部43には、固定フレーム45にブラケット45aを介して一体的に取付けられた6本の溶接トーチ46の先端が、複数のステータ用鉄心片13の6個所の溝部12に対して上下方向に接触するように取付けられている。なお、6本の溶接トーチ46はそれぞれ、ステータ用鉄心片13の半径方向に進退可能に取付けられている。なお、ここで、溶接トーチ46は鉄心の溝部12の数や配置に応じて適宜変更が可能である。また、積層された鉄心片(即ち、積層鉄心)の外周部又は内周部に形成する溝部は必ずしも必須のものではなく、従って、鉄心片の外周部又は内周部を直接溶接する場合も本発明は適用される。
図4及び図5に示すように、積層用治具42は複数のステータ用鉄心片13を載置する円形の載置板47と、載置板47の下部にブラケットを介して設けられた平面視して矩形板状の進退フレーム48とを有している。
進退機構44は、積層用治具42の進退フレーム48の下部に左右方向に水平間隔をあけて平行に設けられた対となる断面凹状の摺動ガイド49、50と、固定フレーム45に取付ブラケット51を介して水平に設けられた平面視して矩形板状のガイド取付板52と、ガイド取付板52上に設けられ、摺動ガイド49、50の凹部に係合する断面矩形の対となるガイドレール53、54と、進退フレーム48を前後方向に水平に駆動するシリンダー等の駆動手段とを備えている。
積層用治具42には、積層された複数枚のステータ用鉄心片13の内周面を保持又は解除可能にする、外径Dが半径方向に拡縮可能な当接部55を有する積層鉄心片保持機構56が設けられている。かかる構成によって、積層鉄心着脱部41において、当接部55の外径Dが縮小した状態で積層用治具42に複数枚のステータ用鉄心片13を積層し、積層鉄心片保持機構56により当接部55の外径Dを拡大して、複数枚のステータ用鉄心片13を自動整列させると共に、複数枚のステータ用鉄心片13を保持することができ、この保持された状態で、鉄心片溶接部43で複数枚のステータ用鉄心片13を溶接し、積層鉄心片保持機構56により当接部55の外径Dを縮小して、溶接された複数枚のステータ用鉄心片13(積層鉄心16)を積層用治具42から取り外すことができる。
図1中の符号57は、別の積層用治具42から取り外した積層鉄心16を一時的に預けるための預けテーブルを、符号58は預けテーブル57上の積層鉄心16を梱包する梱包ケースを表している。
次いで、積層鉄心の製造装置10を用いた本発明の一実施の形態に係る積層鉄心の製造方法について、主として図1及び図2を参照しながら説明する。なお、プレス金型11の加工ステーションSに配置された空の積層用治具14の動きに沿って、一貫した工程を説明する。
(鉄心片積層工程)
プレス金型11に供給される条材は各加工ステーションで必要な加工が施され、加工ステーションSで順次打ち抜かれる複数枚のステータ用鉄心片13を、ステータ用鉄心片13の直下に配置されている空の積層用治具14に順次積層する。
(積層鉄心片取出工程)
(1)プレス金型11の加工ステーションSで所定の枚数のステータ用鉄心片13が積層された積層用治具14を、第1の積層用治具移載手段20により、搭載部昇降手段19の中間位置Bの第1の治具搭載部17に搭載することによってプレス金型11外に取り出す。
(2)搭載部昇降手段19の第1の治具搭載部17を下限位置Cに下降し、払い出し位置aにある第1の治具搭載部17に搭載され複数枚のステータ用鉄心片13が積層された積層用治具14を、第2の積層用治具移載手段23により積層鉄心片搬送手段21の上流端部cに移載する。なお、この際、後述する空の積層用治具の供給工程の(2)が同時に実施されている。
(油除去揮発工程)
複数枚のステータ用鉄心片13が積層された積層用治具14は積層鉄心片搬送手段21により間欠的に搬送され、積層鉄心片搬送手段21の下流側eに設けられた油除去揮発手段25によって、積層用治具14に積層された複数枚のステータ用鉄心片13の外周部に形成された複数の溝部12にエアを吹き付けて、溝部12に付着している打ち抜き油を除去及び揮発させる。
(積層鉄心片計量工程)
積層用治具14に積層された複数枚のステータ用鉄心片13を積層鉄心片搬送手段21の下流側eから人手により取り出し、鉄心片計量手段26に搭載して複数枚のステータ用鉄心片13の重量を計量する。この計量の結果により、ステータ用鉄心片13を取り外したり又は追加する。
(鉄心片位相偏向工程)
積層された複数枚のステータ用鉄心片13を厚さ方向に3分し、3分された複数枚のステータ用鉄心片13をそれぞれ、人手により積層用治具14から取り出し、この実施の形態では円周方向に120度位相をずらせて、鉄心片溶接手段15の積層鉄心着脱部41に配置されている別の積層用治具42に積層する。
(積層鉄心片溶接工程)
(1)打ち抜き油が除去及び揮発し、当接部55の外径Dが縮小した状態の積層鉄心片保持機構56を備える別の積層用治具42に積層され、鉄心片溶接手段15の積層鉄心着脱部41に配置された複数枚のステータ用鉄心片13を、積層鉄心片保持機構56の当接部55の外径Dを拡大して、自動整列させると共に、積層用治具42に保持する。
(2)進退機構44により別の積層用治具42を積層鉄心着脱部41から鉄心片溶接部43に移動する。
(3)鉄心片溶接部43の6本の溶接トーチ46を同時に下降及び半径方向内側に移動させて、複数枚のステータ用鉄心片13を6個所の溝部12をTIG溶接する。
(4)進退機構44により別の積層用治具42を鉄心片溶接部43から積層鉄心着脱部41に移動する。
(5)積層鉄心着脱部41にて積層鉄心片保持機構56の当接部55の外径Dを縮小させて、人手により、溶接された複数枚のステータ用鉄心片13(積層鉄心16である製品)を積層用治具42から取り外す。
(空の積層用治具の供給工程)
(1)前記鉄心片位相偏向工程にて、溶接前の複数枚のステータ用鉄心片13が取り外された積層用治具14は、人手により積層用治具搬送手段22の上流端部fの供給位置に載置される。
(2)積層用治具搬送手段22により、空の積層用治具14を下流端部dに間欠的に搬送し、第3の積層用治具移載手段24により、搭載部昇降手段19の下限位置Cの(積込み位置bにある)第2の治具搭載部18に空の積層用治具14を移載する。なお、この際、前述の積層鉄心片取出工程の(2)が同時に実施されている。
(3)搭載部昇降手段19の第2の治具搭載部18を上限位置Aまで上昇させ、空の積層用治具14を、第1の積層用治具移載手段20により、プレス金型11の加工ステーションSに取り込む。
(製品の搬送工程)
(1)積層鉄心着脱部41にて積層用治具42から取り外された積層鉄心16は、人手又は第1の簡易運搬治具(例えば、円筒体の外側から内側に複数の爪が円筒体の底部を掛止可能な構造の治具)により搬送し、預けテーブル57上に一時的に預ける。
(2)預けテーブル57上に一時的に預けられた積層鉄心16は、人手又は第2の簡易運搬治具(例えば、円筒体の内側から外側に保持部材が拡径して円筒体の内周面を掛止可能な構造の治具)により搬送し、梱包ケース58内に入れる。
本発明は前記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲での変更は可能であり、例えば、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組み合わせて本発明の積層鉄心の製造方法及びその製造装置を構成する場合も本発明の権利範囲に含まれる。
前記実施の形態においては、鉄心片としてステータ用鉄心片13を用いたが、これに限定されず、必要に応じて、ロータ用鉄心片を用いることもできる。更に、ステータ用鉄心片13とロータ用鉄心片とを同時に処理することもできる。
積層鉄心片計量工程と積層鉄心片溶接工程との間に、積層された複数枚のステータ用鉄心片13を厚さ方向に3分し、3分されたステータ用鉄心片13をそれぞれ、円周方向120度位相をずらせて配置する鉄心片位相偏向工程を設けたが、これに限定されず、必要に応じて、鉄心片位相偏向工程を省略することもできる。また、積層された複数枚のステータ用鉄心片13を厚さ方向に3分したが、これに限定されず、状況に応じて、2分又は4分以上することもできる。
油除去揮発工程の後に積層鉄心片計量工程を設けたが、これに限定されず、必要に応じて、油除去揮発工程の前に積層鉄心片計量工程を設けることもできる。
搭載部昇降手段19には、第1の治具搭載部17と第2の治具搭載部18を設けたが、これに限定されず、必要に応じて(例えば、サイクルタイム上問題がなければ)、搭載部昇降手段に1つの治具搭載部を設けることもできる。さらに、上下方向に間隔Pをあけて2つの第1の治具搭載部17及び第2の治具搭載部18を設けたが、これに限定されず、状況に応じて、搭載部移動手段により、左右方向に間隔をあけて設けた2つの治具搭載部を横方向に移動することができる。また、積層鉄心片搬送手段21及び積層用治具搬送手段22に載置される積層用治具14の高さレベルをそれぞれ、プレス金型11の加工ステーションSに載置される積層用治具14の高さレベルより、距離P及び2P下に配置したが、これに限定されず、必要に応じて(特に、第1の積層用治具移載手段の構造によっては)、積層鉄心片搬送手段21を加工ステーションSと同じ高さレベルとし、積層用治具搬送手段22を積層鉄心片搬送手段21より距離P下方に配置することもできる。
当接部55の外径Dが拡縮可能な積層鉄心片保持機構56を介して、別の積層用治具42に積層された複数枚のステータ用鉄心片13の内周面を保持したが、これに限定されず、必要に応じて、積層鉄心片保持機構を省略することもできる。
人手により、積層鉄心片搬送手段21の下流側eにある積層用治具14に積層された複数枚のステータ用鉄心片13を鉄心片計量手段26に搭載したり、また、人手により、鉄心片計量手段26にある積層された複数枚のステータ用鉄心片13を積層用治具14から取り出し、鉄心片溶接手段15の積層鉄心着脱部41にある別の積層用治具42に積層したが、これに限定されず、状況に応じて、機械化することもできる。
第2、第3の積層用治具移載手段23、24として、シリンダー等によりロッドを進退し、しかも、ロッドの先端部に掛止部が形成され、掛止部が上下方向に僅かに揺動する構造としたが、これに限定されず、必要に応じて、その他の構造のもの、例えば、搭載部昇降手段の第1の治具搭載部及び第2の治具搭載部に複数の転動ローラを設け、複数の転動ローラで積層用治具14を載置でき、かつ、転動ローラの駆動により載置した積層用治具14を移動可能な構造とすることもできる。また、第1の積層用治具移載手段20も、第2、第3の積層用治具移載手段と同様、複数の転動ローラで積層用治具14を載置でき、かつ、転動ローラの駆動により載置した積層用治具14を移動可能な構造とすることもできる。
本発明の一実施の形態に係る積層鉄心の製造装置の全体構成を模式的に説明する平面図である。 同積層鉄心の製造装置の全体構成を模式的に説明する正面図である。 (A)、(B)はそれぞれ、同積層鉄心の製造装置に用いる積層用治具の平面図、正断面図である。 同積層鉄心の製造装置の鉄心片溶接手段の説明図である。 同積層鉄心の製造装置の鉄心片溶接手段の積層鉄心片保持機構の説明図である。
符号の説明
10:積層鉄心の製造装置、11:プレス金型、12:溝部、13:ステータ用鉄心片(鉄心片)、13a:外周面、14:積層用治具、15:鉄心片溶接手段、16:積層鉄心、17:第1の治具搭載部(治具搭載部)、18:第2の治具搭載部(治具搭載部)、19:搭載部昇降手段(搭載部移動手段)、20:第1の積層用治具移載手段、21:積層鉄心片搬送手段、22:積層用治具搬送手段、23:第2の積層用治具移載手段、24:第3の積層用治具移載手段、25:油除去揮発手段、26:鉄心片計量手段、27:台座、28:内周面、29:ガイド部材、30:座部、31〜34:載置部、35:被掛止部、36:円筒部、37:円錐台部、38:補強材、39:ガイド機構、40:回転ローラ、41:積層鉄心着脱部、42:積層用治具、43:鉄心片溶接部、44:進退機構、45:固定フレーム、45a:ブラケット、46:溶接トーチ、47:載置板、48:進退フレーム、49、50:摺動ガイド、51:取付ブラケット、52:ガイド取付板、53、54:ガイドレール、55:当接部、56:積層鉄心片保持機構、57:預けテーブル、58:梱包ケース

Claims (5)

  1. プレス金型により打ち抜かれて形成された鉄心片を複数枚積層して積層鉄心を製造する方法であって、
    前記プレス金型内で順次打ち抜かれる複数枚の前記鉄心片を積層する鉄心片積層工程と、
    積層された複数枚の前記鉄心片を前記プレス金型外に取り出す積層鉄心片取出工程と、
    積層された複数枚の前記鉄心片にエアを吹き付けて、付着している打ち抜き油を除去及び揮発させる油除去揮発工程と、
    積層された複数枚の前記鉄心片を計量する積層鉄心片計量工程と
    前記打ち抜き油が除去及び揮発し、積層された複数枚の前記鉄心片を溶接する積層鉄心片溶接工程とを有することを特徴とする積層鉄心の製造方法。
  2. 請求項1記載の積層鉄心の製造方法において、前記積層鉄心片計量工程と前記積層鉄心片溶接工程との間に、積層された複数枚の前記鉄心片を厚さ方向にn分し、n分された前記鉄心片をそれぞれ、円周方向に(360/n)度位相をずらして配置する鉄心片位相偏向工程を設けたことを特徴とする積層鉄心の製造方法。
  3. プレス金型により打ち抜かれた鉄心片を積層用治具に複数枚積層し、前記プレス金型より取り出して溶接する積層鉄心の製造装置であって、
    前記プレス金型の側部に配置され、前記積層用治具を搭載する治具搭載部を備え、該治具搭載部を、積層鉄心片搬送手段の上流側への払い出し位置と、積層用治具搬送手段の下流側からの積込み位置に移動する搭載部移動手段と、
    前記積層用治具を、前記治具搭載部と前記プレス金型とに移載可能な第1の積層用治具移載手段と、
    前記治具搭載部から払い出された前記鉄心片を複数枚積層した前記積層用治具を搬送する前記積層鉄心片搬送手段と、
    積込み位置にある前記治具搭載部へ空の前記積層用治具を搬送する前記積層用治具搬送手段と、
    払い出し位置にある前記治具搭載部にあって前記鉄心片を複数枚積層した前記積層用治具を、前記積層鉄心片搬送手段の上流端部に移載する第2の積層用治具移載手段と、
    前記積層用治具搬送手段の下流端部側の前記積層用治具を、積込み位置にある前記治具搭載部に移載する第3の積層用治具移載手段と、
    前記積層鉄心片搬送手段の搬送路上に設けられ、積層された複数枚の前記鉄心片にエアを吹き付けて、付着している打ち抜き油を除去及び揮発させる油除去揮発手段と、
    前記積層鉄心片搬送手段の下流側の近傍に設けられ、積層された複数枚の前記鉄心片を計量する鉄心片計量手段と、
    前記打ち抜き油が揮発及び除去し、積層された複数枚の前記鉄心片を溶接する鉄心片溶接手段とを備え、
    前記鉄心片計量手段によって計量された後、積層された複数枚の前記鉄心片が取り外された前記積層用治具は、前記積層用治具搬送手段の上流端部の供給位置に載置されることを特徴とする積層鉄心の製造装置。
  4. 請求項3記載の積層鉄心の製造装置において、前記治具搭載部は、前記積層鉄心片搬送手段と前記積層用治具搬送手段の間隔と同じ間隔をあけて上下又は左右方向に配置された第1の治具搭載部及び第2の治具搭載部を有することを特徴とする積層鉄心の製造装置。
  5. 請求項3及び4のいずれか1項に記載の積層鉄心の製造装置において、前記積層用治具から取り外され、前記鉄心片溶接手段に供給される積層された複数枚の前記鉄心片の内周面は、当接部の外径が拡縮可能な積層鉄心片保持機構により保持されることを特徴とする積層鉄心の製造装置。
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