JP2006079222A - エラー検出装置並びにそれを用いたエラー訂正装置及びその方法 - Google Patents

エラー検出装置並びにそれを用いたエラー訂正装置及びその方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006079222A
JP2006079222A JP2004260388A JP2004260388A JP2006079222A JP 2006079222 A JP2006079222 A JP 2006079222A JP 2004260388 A JP2004260388 A JP 2004260388A JP 2004260388 A JP2004260388 A JP 2004260388A JP 2006079222 A JP2006079222 A JP 2006079222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
error
error detection
bit
differential
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004260388A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4347170B2 (ja
Inventor
Shusaku Uchibori
修作 内堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Computertechno Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Computertechno Ltd filed Critical NEC Computertechno Ltd
Priority to JP2004260388A priority Critical patent/JP4347170B2/ja
Publication of JP2006079222A publication Critical patent/JP2006079222A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4347170B2 publication Critical patent/JP4347170B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Detection And Correction Of Errors (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Abstract

【課題】 データビットのエラーの発生を、自身のビットのみで容易に簡単に検出すること。
【解決手段】 データビットを差動インタフェース形式で伝送した場合、受信側において、差動アンプを介して受信してこの差動アンプ出力30を、2つの比較器31,32により、互いに異なる閾値V1,V2によりそれぞれ比較し、これら比較結果をEXOR回路33にてEXOR演算して一致判定し、一致している場合は、エラー無し、不一致の場合には、エラー有りとして、エラー検出有無信号421を出力するよう構成する。これにより、1ビットのエラーの有無が、自身のビットのみにより判定可能となる。
【選択図】 図2

Description

本発明はエラー検出装置並びにそれを用いたエラー訂正装置及びその方法に関し、特にパラレルデータを差動インタフェース形式により転送する際のビットエラー検出訂正方式に関するものである。
データを伝送するバス上のデータ転送エラーの検出及び訂正のために、エラーコントロールコード(ECCと略記する)が用いられている。すなわち、1ビットエラー検出に対しては、1ビットのパリティが付加され、また1ビットエラー訂正及び2ビットエラー検出に対しては、例えば、64ビットのデータに対しては、8ビットのECCが付加されることにより、エラー検出及び訂正が行われている。
しかしながら、1ビットのパリティでは、1ビットのデータエラーの検出のみが可能であってデータのなかのどのビットにエラーが生じたかを特定することはできず、正しいデータ転送を行うためには、再度同じデータを送り直す必要があり、データ転送性能が劣化することになる。1ビットエラーを訂正するには、上述した如く、複数ビットのECCを付加することが必要であり、特に、パラレルデータのデータ転送の場合には、バスを構成する配線の本数がそれだけ増大することになる。
ここで、バス転送速度の高速化に伴って、パラレルデータを構成する各データビットを、1本の信号線で伝送する代りに、2本の信号線の差分を用いる差動インタフェース方式のデータ転送技術が用いられている(例えば、特許文献1参照)。この差動インタフェース方式では、1ビットの信号に対して2本の信号線を用いてこの2本の信号線間の差分を用いる方式であるので、データビットにノイズが重畳されたとしても、2本の信号線に対して当該ノイズが同時に重畳されるために、その差分をとることにより、ノイズキャンセルがなされ、ノイズに強いという特徴を有している。
特開平8−43472号公報
上述した如く、パリティビットを付加するだけでは、1ビットエラー検出のみは可能であるがエラー訂正は不可能であり、よってエラー検出時には、データの再送処理が必要になって、データ転送性能が悪化するという問題がある。この問題の発生原因は、パリティビットだけでは、エラー発生したビット位置が特定できないことによる。
そこで、エラー訂正を可能にするために、複数ビットのECCを付加する方式を採用すると、バスの配線本数が増大するという問題がある。特に、この複数ビットのECCを用いる方式を、上述した差動インタフェース方式のパラレルデータ転送に採用する場合、複数ビットのECCの各ビットに対して2本の信号線が必要になり、バスの配線本数の増大は著しいものとなる。
本発明の目的は、エラー発生したビットの特定を容易に可能としたエラー検出装置並びにそれを用いたエラー訂正装置及びその方法を提供することである。
本発明の他の目的は、パラレルデータに対して複数ビットのエラー検出を可能としたエラー検出装置並びにそれを用いたエラー訂正装置及びその方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、パラレルデータに対して1ビットのパリティビットを追加するのみで1ビットエラーの訂正を可能としたエラー検出訂正装置並びにそれを用いたエラー訂正装置及びその方法を提供することである。
本発明によるエラー検出装置は、データビットを一対の差動信号として伝送するようにしたデータのエラー検出装置であって、前記一対の差動信号を差動入力とする差動アンプと、この差動アンプの出力を、前記出力の高レベルと低レベルとの間の互いに異なる第一及び第二の閾値と比較する比較手段とを含み、この比較結果に応じて前記データビットのエラーの有無を検出するようにしたことを特徴とする。
本発明による他のエラー検出装置は、互いに並列の第一及び第二のデータビットのエラー検出装置であって、前記第一のデータビットを、“0”及び“1”に応じて第一レベル及び第二レベルと、前記第一及び第二レベルの中間の第一固定レベルに変換する第一のレベル変換手段と、前記第二のデータビットを、“0”及び“1”に応じた第三レベル及び第四レベルと、前記第三及び第四レベルの中間にあって前記第一固定レベルとは異なるの第二固定レベルに変換する第二のレベル変換手段と、前記第一のレベル変換手段の前記“0”及び“1”に応じたレベル出力を、前記第一及び第二の固定レベルと比較する第一の比較手段と、前記第二のレベル変換手段の前記“0”及び“1”に応じたレベル出力を、前記第一及び第二の固定レベルと比較する第一及び第二の比較手段とを含み、前記第一及び第二の比較手段の各比較結果に応じて、前記第一及び第二のデータビットのエラー検出をそれぞれなすようにしたことを特徴とする。
本発明によるエラー検出訂正装置は、並列データビット及びそのパリティビットを、それぞれ一対の差動信号として伝送するようにしたデータのエラー検出訂正装置であって、前記並列データビット及び前記パリティビットにそれぞれ対応して設けられた上記のエラー検出装置と、前記エラー検出装置による検出結果が1ビットエラーのとき、エラー発生したビットを除く他のビットと前記パリティビットとを用いてエラー訂正をなすエラー訂正手段とを含むことを特徴とする。
本発明によるエラー検出方法は、データビットを一対の差動信号として伝送するようにしたデータのエラー検出方法であって、前記一対の差動信号を差動増幅するステップと、この差動アンプの出力を、前記出力の高レベルと低レベルとの間の互いに異なる第一及び第二の閾値と比較する比較ステップと、この比較結果に応じて前記データビットのエラーの有無を検出するエラー検出ステップとを含むことを特徴とする。
本発明による他のエラー検出方法は、互いに並列の第一及び第二のデータビットのエラー検出方法であって、前記第一のデータビットを、“0”及び“1”に応じて第一レベル及び第二レベルと、前記第一及び第二レベルの中間の第一固定レベルに変換する第一のレベル変換ステップと、前記第二のデータビットを、“0”及び“1”に応じた第三レベル及び第四レベルと、前記第三及び第四レベルの中間にあって前記第一固定レベルとは異なるの第二固定レベルに変換する第二のレベル変換ステップと、前記第一のレベル変換ステップの前記“0”及び“1”に応じたレベル出力を、前記第一及び第二の固定レベルと比較する第一の比較ステップと、前記第二のレベル変換ステップの前記“0”及び“1”に応じたレベル出力を、前記第一及び第二の固定レベルと比較する第一及び第二の比較ステップと、前記第一及び第二の比較ステップの各比較結果に応じて、前記第一及び第二のデータビットのエラー検出をそれぞれなすエラー検出ステップとを含むことを特徴とする。
本発明によるエラー検出訂正方法は、並列データビット及びそのパリティビットを、それぞれ一対の差動信号として伝送するようにしたデータのエラー検出訂正方法であって、前記並列データビット及び前記パリティビットの各々に対して、上記のエラー検出方法をなすステップと、前記エラー検出方法による検出結果が1ビットエラーのとき、エラー発生したビットを除く他のビットと前記パリティビットとを用いてエラー訂正をなすエラー訂正ステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、データの1ビットについて、自身のビットのみで容易にかつ簡単な回路構成でエラー検出ができるという顕著な効果がある。したがって、このエラー検出方式を用いれば、並列データビットに関して、1ビットのパリティビットを追加するだけで1ビットエラー検出及び訂正が可能となるという効果が発生し、よって再送制御によるデータ転送効率の向上が可能になる。
以下に、図面を用いて本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態を示すブロック図である。図1において、101〜10N(Nは2以上の整数)は、Nビットパラレル信号のNビットバスを構成する差動インタフェースの各データビットである。110は、このNビットデータに対するパリティを構成する差動インタフェースのパリティビットである。これら差動インタフェース101〜10N,110は、それぞれ対応する差動アンプ201〜20N,210へ入力され、各差動アンプにより対応する差動インタフェース101〜10N,110のビットの“0”または“1”が識別される。
これら差動アンプ201〜20N,210の各出力は対応するエラー検出部301〜30N,310へ入力されて、対応ビットのエラー検出が行われる。これらエラー検出部の構成は、全て同一であるので、エラー検出部301について図2を用いて説明する。図2において、前段の差動アンプ201からの出力30は、そのままデータビットの“0”または“1”の識別結果として出力401へ導出されると共に、差動アンプ31及び32の正相入力へも印加される。差動アンプ31及び32の逆相入力には、基準電圧V1及びV2がそれぞれ入力されている。これら差動アンプ31及び32の出力はEXOR(排他的論理和)回路35へ入力され、エラー検出有無信号421として出力される。
なお、他のエラー検出部302〜30N及び310についても、“0”または“1”の識別ビット出力402〜40N,410及びエラー検出有無信号422〜42N,411が出力されている。
エラー検出部301〜30N,310の各出力はエラー訂正部400へ入力される。このエラー訂正部400においては、エラーが生じていなければ、各差動インタフェース101〜10Nのデータビットの差動アンプ201〜20Nによる識別結果が、また1ビットエラーが発生した場合には、その訂正結果が501〜50Nへ出力される。2以上の複数ビットエラーが発生した場合には、再送制御のために、信号601が出力される。また、1ビットエラー発生時には、ログ採取などのために用いられる信号602が出力されるようになっている。
図3はこのエラー訂正部400の具体例を示すブロック図である。前段のエラー検出部からのデータビットの識別結果信号401〜40N及びパリティビットの識別結果信号410は、セレクタ441〜44N及びエラー訂正値計算回路450へ入力される。
エラー訂正値計算回路450からは各データビットに対して、他データビットおよびパリティビットから計算された訂正値431から43Nが出力され、それぞれセレクタ回路441から44Nへ接続される。エラー検出部から出力された各データビットに対するエラー検出有無信号421から42Nは、それぞれセレクタ回路441から44Nのセレクト信号として接続され、エラー検出なしの場合は、データビットの識別結果信号401から40Nが選択され、エラー検出有りの場合は、訂正値431から43Nが選択される。
エラー検出有無信号421から42Nはまた、エラー検出ビットカウント回路460に入力され、エラー検出したデータビットの数がカウントされる。エラー検出数が、2以上の場合、信号601に、また、エラー検出数が1の場合、信号602に出力される。エラー検出ビットカウント回路460は、当業者にとってよく知られており、また本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成は省略する。
図4を用いて、エラー訂正値計算回路450の詳細について説明する。データビット401に対する訂正値431は、データビット402からデータビット40Nおよびパリティビット410のEXORである。データビット402に対する訂正値432は、データビット401およびデータビット403からデータビット40Nおよびパリティビット410のEXORである。以下同様であり、データビット40Nに対する訂正値43Nは、データビット401からデータビット40(N−1)およびパリティビット410のEXORである。
なお、パリティビットのエラー検出部310の出力411は、次段のエラー訂正部400では用いられていないので、このエラー検出部310は、差動アンプ210の出力をそのまま通過させるようにしても良い。
以下に、図5のタイミングチャート及び図6のフローチャートを用いて、エラー検出訂正処理の動作について説明する。図5(A)はクロック信号のタイミング図であり、図5(B)はクロック信号に同期して動作する差動インタフェース信号101の差分の波形変化の例を示している。図5(C)に示す如く、差動アンプ201の出力30は差動インタフェース信号101を増幅し、その出力をエラー検出部301の差動アンプ31及び32の正相入力へ供給する。
差動アンプ31及び32の逆相入力には、基準電圧V1及びV2がそれぞれ入力されており、信号30と基準電圧V1及びV2との差分がそれぞれ増幅されて出力されることになる。本例では、基準電圧V1及びV2は、信号30の高レベルVと低レベル0との間の電圧であって、V1=(3/4)V,V2=(1/4)Vにそれぞれ設定されているものとする。
ここで、差動インタフェース信号101の送信側(図示せず)では、ビットデータが“1”か“0”かに応じて+VDから−VDまで変化し、受信側の差動アンプ201の出力30では、V1より大きいか、V2より小さくなり、V1とV2との間の電圧レベルになることはなく、V1とV2との間の電圧レベルになった場合には、ビット誤りであるという性質がある。
そこで、本発明では、この性質を利用したものであり、互いに基準レベル(閾値)が異なる差動アンプ31及び32により信号30と基準レベルV1及びV2とを比較して、図5(D),(E)に示す如く、その差分を増幅したもの(比較結果)をEXOR回路35へ入力して、エラー検出の有無を、図5(F)のように信号421として出力するようになっている。本例では、クロックT3のタイミングにおいて、差動アンプ31の出力がディジタル的に“0”となり、差動アンプ32の出力がディジタル的に“1”となって、EXOR回路33の出力421にエラー検出有を示す信号が“1”として導出されることになる。
この様に、差動インタフェース信号101にエラーが発生し、他の差動インタフェース信号102〜10N,110が正常であれば、この差動インタフェース信号101にエラーが生じたことを示すエラー検出有り信号421と、他の正常なデータビット識別信号402〜40Nとパリティビット410とを用いて、エラー訂正部400にて1ビットエラー訂正が行われる。すなわち、図3,4に示すように、エラーのないデータ識別信号402〜40N及びパリティビット410のEXOR出力431を、セレクタ441により選択して、訂正後のビット出力501として導出することになる。なお、他のビット出力502〜50Nは、正しいデータビット識別信号402〜40Nがそのまま導出される。他の1ビットにエラーが発生した場合も同様に訂正されることになる。
図6のフローチャートは、本発明のエラー検出訂正処理装置の動作を、処理フローに分解して説明するものである。図6に示すフローチャートにおいて、ステップAでは、差動インタフェースの0または1を識別する差動アンプ出力を行い、ステップBではエラー検出部によりエラー検出処理を行う。ステップCでは、エラー検出の有無を判断し、エラー検出がなければステップDでそのままデータを出力する。ステップCでエラーが有った場合には、ステップEで1ビットエラーかどうかを判断し、1ビットエラーだった場合は、ステップFでエラー訂正処理を行い、ステップGで訂正後のデータを出力し、またログ採取等用に信号602を出力する。ステップEで1ビットエラーではなく、2ビット以上のエラー検出をした場合は、ステップHで再送制御等用に信号601を出力する。
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。図7は本実施の形態を示すブロック図であり、図1と同等部分は同一符号により示している。本例においては、差動インタフェース101〜10N及び110を2組ペアで扱い、図1の差動アンプ201〜20N及び210をなくし、その代りに、出力レベル変換部701,702,…,70((N+1)/2)を設け、この出力レベル変換部の出力側で、エラー検出部801,802,…,80((N+1)/2)を用いてエラー検出を行っており、このエラー検出部でのエラー検出に工夫を行うようにしている点が、先の実施の形態である図1の例と相違する。
出力レベル変換部701は2組の差動インタフェース101,102をペアとして扱うものであり、2組のビット入力1,2についてそれぞれレベル変換処理して差動インタフェース101,102として出力する。次段のエラー検出部801は2組の差動インタフェース101,102を入力とする。出力レベル変換部702は2組のビット入力3,4についてそれぞれレベル変換処理して差動インタフェース103,104として出力する。次段のエラー検出部802は2組の差動インタフェース103,104を入力とする。以下同様にして、出力レベル変換部70((N+1)/2)は最後のビット入力Nとパリティビット10についてそれぞれレベル変換処理して差動インタフェース10N,110として出力する。次段のエラー検出部80((N+1)/2)は2組の差動インタフェース10N,110を入力とする。
以下、先の実施の形態と同様に、各エラー検出部からはデータビット識別結果とエラー検出有無信号が出力されて、エラー訂正部400へ入力されることになる。
図8は図7の出力レベル変換部701の例を示す回路図である。他の出力レベル変換部についても同一構成であるので、その説明は省略する。図8において、差動インタフェースドライバ711は、基準電圧721および722に接続され、差動インタフェース741および742を出力する。ここで差動インタフェース742は、抵抗731によって基準電圧721と722の中間電圧に固定されている。図では、基準電圧721は+4Vボルト、基準電圧722は−2Vボルトであり、差動インタフェース742は+Vボルトである。差動インタフェース741は、+4Vから−2Vまで変動する。
一方、差動インタフェースドライバ712は、基準電圧723および724に接続され、差動インタフェース743および744を出力する。ここで差動インタフェース744は、抵抗732によって基準電圧723と724の中間電圧に固定されている。図では、基準電圧723は+2Vボルト、基準電圧724は−4Vボルトであり、差動インタフェース744は−Vボルトである。差動インタフェース743は、+2Vから−4Vまで変動する。つまり、差動インタフェース741は、差動インタフェース742より大きいか、差動インタフェース744より小さくなり、受信側で、差動インタフェース741が差動インタフェース742と744の間の電圧レベルになることはない。
差動インタフェース743についても、同様に、差動インタフェース742より大きいか、差動インタフェース744より小さくなり、受信側で差動インタフェース743が、差動インタフェース742と744の間の電圧レベルになることはない。上述した、このような性質を利用して受信側でエラー検出を行うものである。
図9はエラー検出部801の例を示す回路図であり、他のエラー検出部についても同一構成であるので、その説明は省略する。図9において、差動インタフェース101(741,742)は差動アンプ821へ入力され、データビット識別結果401が出力される。差動インタフェース102(743,744)は差動アンプ823へ入力され、データビット識別結果402が出力される。
差動インタフェース101の741は差動アンプ822の正相入力となり、差動インタフェース102の743は差動アンプ824の正相入力となる。そして、差動インタフェース101の742は基準電圧(+V)として差動アンプ824の逆相入力となり、差動インタフェース102の744は基準電圧(−V)として差動アンプ822の逆相入力となっている。差動アンプ821の出力401と差動アンプ822の出力とがEXOR回路831へ入力され、その出力421が差動インタフェース101のエラー検出有無信号となる。差動アンプ823の出力402と差動アンプ824の出力とがEXOR回路832へ入力され、その出力422が差動インタフェース102のエラー検出有無信号となる。
本発明の一実施の形態のブロック図である。 図1のエラー検出部の具体例を示す図である。 図1のエラー訂正部の具体例を示す図である。 図3のエラー訂正値計算回路の具体例を示す図である。 本発明の一実施の形態の動作を示すタイミングチャートの例である。 本発明の一実施の形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態のブロック図である。 図7の出力レベル調整部の具体例を示す図である。 図7のエラー検出部の具体例を示す図である。
符号の説明
1〜N パラレルデジタル信号(ビットデータ)
10 バリティビット
101〜10N,110 差動インタフェース
201〜20N,210 差動アンプ
301〜30N,310,
801〜80((N+1)/2) エラー検出部
400 エラー訂正部
450 エラー訂正値計算回路
460 エラー検出ビットカウント回路
701〜70((N+1)/2) 出力レベル変換回路

Claims (14)

  1. データビットを一対の差動信号として伝送するようにしたデータのエラー検出装置であって、
    前記一対の差動信号を差動入力とする差動アンプと、
    この差動アンプの出力を、前記出力の高レベルと低レベルとの間の互いに異なる第一及び第二の閾値と比較する比較手段とを含み、
    この比較結果に応じて前記データビットのエラーの有無を検出するようにしたことを特徴とするエラー検出装置。
  2. 前記比較手段は、前記差動アンプの出力を前記第一の及び第二の閾値とそれぞれ比較する第一及び第二の差動回路を有し、
    前記第一及び第二の差動回路の出力を入力とする排他的論理和回路を、更に含むことを特徴とする請求項1記載のエラー検出装置。
  3. 互いに並列の第一及び第二のデータビットのエラー検出装置であって、
    前記第一のデータビットを、“0”及び“1”に応じて第一レベル及び第二レベルと、前記第一及び第二レベルの中間の第一固定レベルに変換する第一のレベル変換手段と、
    前記第二のデータビットを、“0”及び“1”に応じた第三レベル及び第四レベルと、前記第三及び第四レベルの中間にあって前記第一固定レベルとは異なるの第二固定レベルに変換する第二のレベル変換手段と、
    前記第一のレベル変換手段の前記“0”及び“1”に応じたレベル出力を、前記第一及び第二の固定レベルと比較する第一の比較手段と、
    前記第二のレベル変換手段の前記“0”及び“1”に応じたレベル出力を、前記第一及び第二の固定レベルと比較する第一及び第二の比較手段とを含み、
    前記第一及び第二の比較手段の各比較結果に応じて、前記第一及び第二のデータビットのエラー検出をそれぞれなすようにしたことを特徴とするエラー検出装置。
  4. 前記第一の比較手段は、前記第一のレベル変換手段の前記レベル出力を前記第一及び第二の固定レベルとそれぞれ比較する第一及び第二の差動回路を有し、
    前記第二の比較手段は、前記第二のレベル変換手段の前記レベル出力を前記第一及び第二の固定レベルとそれぞれ比較する第三及び第四の差動回路を有し、
    前記第一及び第二の差動回路の出力を入力とする第一の排他的論理和回路と、前記第三及び第四の差動回路の出力を入力とする第二の排他的論理和回路とを、更に含むことを特徴とする請求項3記載のエラー検出装置。
  5. 並列データビット及びそのパリティビットを、それぞれ一対の差動信号として伝送するようにしたデータのエラー検出訂正装置であって、
    前記並列データビット及び前記パリティビットにそれぞれ対応して設けられた請求項1〜4いずれか記載のエラー検出装置と、
    前記エラー検出装置による検出結果が1ビットエラーのとき、エラー発生したビットを除く他のビットと前記パリティビットとを用いてエラー訂正をなすエラー訂正手段とを含むことを特徴とするエラー検出訂正装置。
  6. 前記エラー検出装置による検出結果を告知するための手段を、更に含むことを特徴とする請求項5記載のエラー検出訂正装置。
  7. 前記エラー検出装置による検出結果が2ビット以上のエラーを示すとき、前記並列データビット及びそのパリティビットの再送を指示する信号を出力する手段を、更に含むことを特徴とする請求項5または6記載のエラー検出訂正装置。
  8. データビットを一対の差動信号として伝送するようにしたデータのエラー検出方法であって、
    前記一対の差動信号を差動増幅するステップと、
    この差動アンプの出力を、前記出力の高レベルと低レベルとの間の互いに異なる第一及び第二の閾値と比較する比較ステップと、
    この比較結果に応じて前記データビットのエラーの有無を検出するエラー検出ステップとを含むことを特徴とするエラー検出方法。
  9. 前記比較ステップは、前記差動増幅するステップの出力を前記第一の及び第二の閾値とそれぞれ比較するステップを有し、
    前記エラー検出ステップは、これら比較するステップの出力を排他的論理和処理するステップを有することを特徴とする請求項8記載のエラー検出方法。
  10. 互いに並列の第一及び第二のデータビットのエラー検出方法であって、
    前記第一のデータビットを、“0”及び“1”に応じて第一レベル及び第二レベルと、前記第一及び第二レベルの中間の第一固定レベルに変換する第一のレベル変換ステップと、
    前記第二のデータビットを、“0”及び“1”に応じた第三レベル及び第四レベルと、前記第三及び第四レベルの中間にあって前記第一固定レベルとは異なるの第二固定レベルに変換する第二のレベル変換ステップと、
    前記第一のレベル変換ステップの前記“0”及び“1”に応じたレベル出力を、前記第一及び第二の固定レベルと比較する第一の比較ステップと、
    前記第二のレベル変換ステップの前記“0”及び“1”に応じたレベル出力を、前記第一及び第二の固定レベルと比較する第一及び第二の比較ステップと、
    前記第一及び第二の比較ステップの各比較結果に応じて、前記第一及び第二のデータビットのエラー検出をそれぞれなすエラー検出ステップとを含むことを特徴とするエラー検出方法。
  11. 前記第一の比較ステップは、前記第一のレベル変換ステップの前記レベル出力を前記第一及び第二の固定レベルとそれぞれ比較するステップを有し、前記第二の比較ステップは、前記第二のレベル変換ステップの前記レベル出力を前記第一及び第二の固定レベルとそれぞれ比較するステップを有し、
    前記エラー検出ステップは、前記第一の比較ステップの各出力を排他的論理和処理するステップと、前記第二の比較ステップの各出力を排他的論理和処理するステップとを有することを特徴とする請求項10記載のエラー検出方法。
  12. 並列データビット及びそのパリティビットを、それぞれ一対の差動信号として伝送するようにしたデータのエラー検出訂正方法であって、
    前記並列データビット及び前記パリティビットの各々に対して、請求項8〜11いずれか記載のエラー検出方法をなすステップと、
    前記エラー検出方法による検出結果が1ビットエラーのとき、エラー発生したビットを除く他のビットと前記パリティビットとを用いてエラー訂正をなすエラー訂正ステップとを含むことを特徴とするエラー検出訂正方法。
  13. 前記エラー検出方法による検出結果を告知するためのステップを、更に含むことを特徴とする請求項12記載のエラー検出訂正方法。
  14. 前記エラー検出方法による検出結果が2ビット以上のエラーを示すとき、前記並列データビット及びそのパリティビットの再送を指示する信号を出力するステップを、更に含むことを特徴とする請求項12または13記載のエラー検出訂正方法。
JP2004260388A 2004-09-08 2004-09-08 エラー検出装置並びにそれを用いたエラー訂正装置及びその方法 Expired - Fee Related JP4347170B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004260388A JP4347170B2 (ja) 2004-09-08 2004-09-08 エラー検出装置並びにそれを用いたエラー訂正装置及びその方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004260388A JP4347170B2 (ja) 2004-09-08 2004-09-08 エラー検出装置並びにそれを用いたエラー訂正装置及びその方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006079222A true JP2006079222A (ja) 2006-03-23
JP4347170B2 JP4347170B2 (ja) 2009-10-21

Family

ID=36158647

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004260388A Expired - Fee Related JP4347170B2 (ja) 2004-09-08 2004-09-08 エラー検出装置並びにそれを用いたエラー訂正装置及びその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4347170B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011512103A (ja) * 2008-03-27 2011-04-14 インテル・コーポレーション 無線ネットワークにおける最適なアプリケーション配信のための適応伝送
JP2016001872A (ja) * 2014-05-22 2016-01-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 受信装置
CN116818795A (zh) * 2023-08-31 2023-09-29 中国地质大学(武汉) 一种管道光电无损检测系统

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011512103A (ja) * 2008-03-27 2011-04-14 インテル・コーポレーション 無線ネットワークにおける最適なアプリケーション配信のための適応伝送
JP2016001872A (ja) * 2014-05-22 2016-01-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 受信装置
CN116818795A (zh) * 2023-08-31 2023-09-29 中国地质大学(武汉) 一种管道光电无损检测系统
CN116818795B (zh) * 2023-08-31 2023-12-19 中国地质大学(武汉) 一种管道光电无损检测系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4347170B2 (ja) 2009-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10997016B2 (en) Method of encoding data
US20070089044A1 (en) Method and apparatus for error management
JP6417937B2 (ja) 復号化装置、プログラム及び情報伝送システム
WO2013084812A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
US8910008B2 (en) Transmitting/receiving system, method, and computer readable medium
EP1694014A3 (en) Application of a meta-viterbi algorithm for communication systems without intersymbol interference
JP4347170B2 (ja) エラー検出装置並びにそれを用いたエラー訂正装置及びその方法
JP5618143B2 (ja) 符号化装置、符号化方法、復号装置、復号方法、プログラム、および伝送システム
KR20110104739A (ko) 버퍼 회로 및 상기 버퍼를 이용한 듀티 보정 방법
EP2249532A3 (en) Optical receiving apparatus and optical receiving method
JP5248300B2 (ja) 誤り訂正復号装置および誤り訂正復号方法
JP2007306212A (ja) 送信装置、受信装置、通信システム、及び通信方法
US8699624B2 (en) Receiving apparatus and data transmission apparatus
US6944805B2 (en) Self orthogonal decoding circuit and self orthogonal decoding method
US9923664B2 (en) Common-mode signaling for transition encoding
WO2018191749A1 (en) Pipelined forward error correction for vector signaling code channel
US20090150727A1 (en) Data transmission method
JP4708291B2 (ja) 通信システム
JPH0613915A (ja) 誤り検出方法
JP2017513425A (ja) インターリービング深度を調整するための装置及び方法
US8397146B1 (en) Device for and method of identifying minimum candidate codewords for list decoder
JP5548744B2 (ja) 信号変換装置
US7958434B1 (en) Method for synchronizing to a digital signal
JP2001102938A (ja) 受信信号の誤り検出方法、誤り訂正方法、及び誤り訂正装置
JPH11298335A (ja) 誤り訂正回路

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081021

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090630

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090715

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4347170

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130724

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees