JP2006077933A - 免震建物用配管の支持システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 一端2側が地盤に、他端3側が建物に夫々固定され、途中に略L字状に折曲される折曲部20を少なくとも1つ有した管1に、管1の少なくとも1つの折曲部20の近傍,管1の一端2側であって地盤の近傍及び管1の他端3側であって建物の近傍の最低3箇所にボールジョイント21を介装し、地盤に固定されボールジョイント21が近傍に介装された少なくとも1つの折曲部20を垂直方向及び水平方向の移動を許容して支持する第一支持装置30と、地盤に固定され折曲部20に至る管1の2つの直線部22のうち少なくともいずれかの直線部22を垂直方向及び水平方向の移動を許容して支持する第二支持装置50とを備えて構成した。
【選択図】 図1
Description
図12に示すように、支持システムSaは、支持架台6とキャスター台7とを備えて構成されている。この支持架台6は、クッション装置9を介して、キャスター台7に連結されている。また、支持架台6は、フレキシブル管4が地盤上に接しないで自由に動ける高さに保持されている。キャスター台7には、地盤上を自由に移動する4個のキャスター8が備えられている。クッション装置9は、内部にコイルばねを備え、コイルばねの反発力で支持架台6の重力を支えて釣り合わせている。
従って、地震等の振動が発生して管1の一端2及び管1の他端3間に変位が生じた場合には、キャスター台7が免震ピットの底面を自由に移動し、支持架台6が、エルボ継手5を支持した状態でエルボ継手5の動きに応じて免震ピット内を水平方向に移動し、クッション装置9の作用により、管1が上下方向に移動し、管1の変位を吸収できるようにしている。
図13に示すように、この支持システムSbは、建物側に取付け固定される固定部材10と、固定部材10に支軸12を介して回転可能に取付けられる第1アーム11と、第1アーム11の先端に支軸14を介して回転可能に取付けられる第2アーム13と、第2アーム13の先端に吊設されエルボ継手5を支持する吊り金具15とを備えて構成されている。
従って、地震等の振動が発生して配管1の間に水平方向の変位が生じると、エルボ継手5は、吊り金具15に支持された状態で、第1アーム11及び第2アーム13により水平方向に移動する。これにより、管1の変位を吸収している。
このようなボールジョイントタイプの免震建物用配管を支持する際には、例えば、上記従来の支持システムSa,Sbを適用することが考えられる。しかしながら、これをそのまま適用した場合には、折曲部20のみの支持になるので、折曲部20に至る直線部22がボールジョイント21の回動により、自重で下がってしまうという問題がある。そのため、直線部22を支持するが、支持の仕方としては、例えば、特許文献1に記載の支持架台6及びキャスター台7により支持することが考えられる。しかしながら、このように支持しても、地震等による振動時に、配管1が上下に大きく動いたような場合には、支持架台6を支持するキャスター台7のキャスター8も地盤16から離れてしまい、キャスター台7が転倒したり、上下に激しく動くことにより管1が破損したりする虞があるという問題がある。
従って、この免震建物用配管の支持システムにより配管を支持した場合には、折曲部は、自重でボールジョイントが回動して落ち込もうとしても、第一支持装置により地盤に対して支持されているので、折曲部の自重が受けられて落ち込まなくなる。また、直線部は、自重でボールジョイントが回動して落ち込もうとしても、第二支持装置により地盤に対して支持されているので、直線部の自重が受けられて落ち込まなくなる。
その後、振動が収まって再び非振動時になると、管の一端と他端の位置の変位がなくなって、管の折曲部及び直線部が元位置に戻る。
この場合、リンク機構は固定部材により確実に地盤に固定されているので、折曲部の支持が確実になる。また、振動時においては、折曲部が水平方向に移動しようとすると、リンク機構においては、複数のリンク及び支持部材が各連結部の縦軸を軸に回転するので、支持部材は、固定部材とリンクとの連結部の縦軸を中心に各リンクの長手方向の長さの和を半径とする水平方向の円内を折曲部に追随して動きつつ折曲部を支持する。これにより、折曲部の水平方向への移動があっても、リンク機構がこの移動に追随して折曲部を支持するので、振動時にも折曲部を確実に地盤に対して支持することができる。
この場合、折曲部が垂直方向に移動しようとすると、リンク機構においては、少なくとも1つのリンクが、各連結部の横軸を中心に回転して、支持部材の高さ位置を高くしたり低くしたりできるので、折曲部の垂直方向への移動に追随して折曲部を支持できる。
この場合、振動時において、直線部が水平方向に移動しようとすると、第二支持装置のレール支持機構においては、支持体が直線部の軸方向への移動に追随して直線部を支持する。また、直線部が直線部の軸とは異なる方向に移動すると、レール体が直線部の直線部の軸とは異なる方向に移動に追随して支持体を支持する。これにより、直線部の水平方向への移動があっても、レール支持機構により直線部を確実に地盤に対して支持することができる。
振動時において、直線部が直線部の軸方向に移動しようとすると、リング部材に設けられたローラが、管の直線部の外周面に当接して管の軸方向に転動する。そのため、直線部が直線部の軸方向に移動しても、容易に支持体で直線部を支持することができる。
この場合、直線部が直線部の軸方向とは異なる一方方向に移動しようとすると、車輪がガイドレールにガイドされた状態で台車が移動し、支持体が直線部を支持したまま直線部が直線部の軸とは異なる水平方向に移動するので、支持体で直線部を地盤に対して確実に支持することができる。
この第二支持装置を取付ける場合には、後退位置ストッパのロッドの後退位置を、リング部材の高さが直線部の軸が略直線になる高さに設定する。この際、直線部は、直線部の自重により下がり、リング部材が直線部の自重を受けるので、ロッドが後退して後退位置ストッパで停止されて後退位置に位置させられる。そのため、リング部材が所定高さ位置になり、直線部の落ち込みを防止できる。
その後、振動が収まり、地盤と建物との変位がなくなると、付勢機構によりロッドが後退方向に付勢されているので、速やかにロッドを後退させることができる。そのため、振動して直線部が浮き上がっていても、ロッドを後退位置に後退させて、直線部の軸を略真っ直ぐにするので、管に速やかに流体を円滑に流通させることができる。
この場合、振動時に、直線部が水平方向に動いて直線部が垂直軸回りに回転しようとすると、第二支持装置は、直線部の回転に追随して直線部を支持する。そのため、直線部の垂直軸回りの回転があっても、直線部を地盤から離れることなく確実に地盤に対して支持することができる。
この場合、直線部が垂直軸回りに回転する際に、ロッドが垂直軸回りに回転し、支持体のリング部材が直線部の回転に追随して垂直軸回りに回転する。そのため、直線部の垂直軸回りの回転があっても、確実に地盤に対して支持することができ、管が損傷する事態を防止することができる。
この場合、直線部が直線部の軸回りに回転しようとすると、第二支持装置は、直線部の回転に追随して直線部を支持する。そのため、直線部の垂直軸回りの回転があっても、直線部を地盤から離れることなく確実に地盤に対して支持することができる。
この際、直線部が管の軸回りに回転しようとすると、リング部材のローラが、ボールローラで構成されているので、ボールローラが直線部の外周面に当接して管の軸回り方向に転動し、管の軸回りの回転に追随して直線部を支持する。そのため、直線部の軸回りの回転があっても、直線部を地盤から離れることなく確実に地盤に対して支持することができ、配管が損傷する事態を防止することができる。
この第一支持装置30は、図1乃至図5に示すように、リンク機構31を備えて構成している。リンク機構31は、地盤16に固定された固定部材32と、折曲部20を支持する支持部材33と、固定部材32と支持部材33との間に介装される複数のリンクを備えて構成している。実施の形態においては、リンクは、第1リンク34と第2リンク35の2つを設けた構成としている。
そして、リンク機構31は、固定部材32と固定部材32に連結される第1リンク34を縦軸36a及び縦軸36aを軸支する縦軸受37aを有した連結部38aで連結し、支持部材33と支持部材33に連結される第2リンク35とを縦軸36b及び縦軸36bを軸支する縦軸受37bを有した連結部38bで連結し、第1リンク34と第2リンク35とを縦軸36c及び縦軸36cを軸支する縦軸受37cを有した連結部38cで連結して構成されている。
第1リンク34は、鉄等の金属で板状に形成されている。第1リンク34の一端には、固定部材32と第1リンク34とを連結する連結部38aの縦軸36aを軸支する縦軸受37aが設けられ、第1リンク34の他端には、第1リンク34と第2リンク35とを連結する連結部38cの縦軸受37cが設けられている。
第2リンク35は、鉄等の金属で板状に形成されている。第2リンク35の一端側には、第1リンク34の縦軸受37cに軸支される縦軸36cが設けられ、第2リンク35の他端側には、第2リンク35と支持部材33とを連結する連結部38bの縦軸受37bが設けられている。第2リンク35の長手方向の長さは、第1リンク34の長手方向の長さと同じ長さに形成されている。
第1リンク34と第2リンク35を連結する連結部38cの横軸41cは、ボルトで構成されている。第1リンク34と第2リンク35とを連結する連結部38cの横軸受42cは、第2リンク35の一端部に形成された孔部で構成されている。第2リンク35の一端部は、連結部38の縦軸36の上側に設けられた相対向する1対の金属製の板体43間に差し込まれている。そして、板体43の夫々に設けた孔44及び横軸受42cには、横軸41cが挿通されている。この横軸41cとしてのボルトは、ナット46cにネジ込むことにより抜け止めされている。
図中45は、第2リンク35が横軸41b,41cを軸に回転して、第2リンク35の他端が第2リンク35の一端よりも下がらないように、第2リンク35の側縁を衝止するストッパである。
この第二支持装置50は、図6乃至図11に示すように、レール支持機構51と、垂直移動機構70とを備えて構成されている。また、第二支持装置50は、直線部22を垂直軸回りに回転可能に支持する機能と、直線部22をこの直線部22の軸回りに回転可能に支持する機能とを備えて構成されている。
レール支持機構51は、直線部22を直線部22の軸方向の移動を許容して支持する支持体52と、支持体52を水平な面方向であって少なくとも直線部22の軸方向とは異なる一方方向に移動可能に支持するレール体60とを備えて構成されている。
リング部材53は、左右対称な断面八角形状に形成され、上側の水平な辺55aを備えた上部材55と下側の水平な辺56aを備えた下部材56とからなる。上部材55と下部材56とは、金属製の板材を折曲して形成され、その両端がボルト及びナットでネジ止めされて接合されている。
垂直移動機構70は、リング部材53に垂設され台車61に垂直方向に進退動可能に設けられるロッド71と、ロッド71を後退方向に付勢する付勢機構72と、ロッド71の後退位置を位置決めする後退位置ストッパ73とを備えて構成されている。
この際、折曲部20が水平方向に移動しようとすると、図3及び図4に示すように、第一支持装置30のリンク機構31においては、第1リンク34が、第1リンク34と固定部材32との連結部38aの縦軸36aを軸に回転し、第2リンク35が第1リンク34と第2リンク35との連結部38cの縦軸36cを軸に回転し、支持部材33が第2リンク35と支持部材33との連結部38bの縦軸36bを軸に回転するので、支持部材33は、固定部材32の縦軸36aを中心とし第1リンク34の長手方向の長さ及び第2リンク35の長手方向の長さの和を半径Dとする水平方向の円の中を折曲部20に追随して動きつつ折曲部20を支持する。これにより、折曲部20の水平方向への移動があっても、リンク機構31がこの移動に追随して折曲部20を支持するので、振動時にも折曲部20を確実に地盤16に対して支持することができる。
更に、この際、図7に示すように、直線部22が水平方向に動いて直線部22が垂直軸回りに回転しようとすると、ロッド71がロッド71の軸回りに回転して対応するので、支持体52のリング部材53は、直線部22の垂直軸回りの回転に追随して直線部22を支持する。そのため、直線部22の垂直軸回りの回転があっても、確実に地盤16に対して支持することができ、配管が損傷する事態を防止することができる。
また、この際、台車61は、上台車62と下台車63とでガイドレール66を挟み込んで、レール体60から浮上しないようになっているので、直線部22を確実に地盤16に対して支持することができる。
その後、振動が収まって再び非振動時になると、管1の一端2と他端3の位置の変位がなくなって、元位置に戻る。この際、付勢機構72によりロッド71が後退方向に付勢されているので、浮き上がった直線部22が元の位置に戻り、2つの直線部22の軸がどちらも速やかに水平になり、流体が円滑に流れるようになる。
また、第一支持装置30のリンク機構31のリンクの数を2つにしたが、これに限定されるものでなく、リンクの数が3つ以上あってもよく、適宜設計変更して差支えない。
尚また、免震建物用配管は、管1が折曲部20に至る2つの直線部22の軸が水平になるように設けて構成したがこれに限定されるものでなく、2つの直線部22のうちいずれか一方を軸が垂直になるように設けてもよく、この場合には、いずれか他方の直線部22のみを第二支持装置50で地盤に対して支持するようにし、管1の構成によって適宜変更して差し支えない。
1 管
2 管の一端
3 管の他端
16 地盤
17 建物
18 免震ピット
20 折曲部
21 ボールジョイント
22 直線部
24 柱状体
25 取付部
30 第一支持装置
31 リンク機構
32 固定部材
33 支持部材
34 第1リンク
35 第2リンク
36a,36b,36c 縦軸
37a,37b,37c 縦軸受
38a,38b,38c 連結部
40 ボルト
41b,41c 横軸
42b,42c 横軸受
43 板体
44 孔
45 ストッパ
46 ナット
47 突設体
50 第二支持装置
51 レール支持機構
52 支持体
53 リング部材
54 ローラ
55 上部材
55a リング部材の辺
56 下部材
56a,56b リング部材の辺
57 球体
58 保持部材
59 雄ネジ
60 レール体
61 台車
62 上台車
63 下台車
65 車輪
66 ガイドレール
67 孔部
68 ボルト
69 サイドレール
70 垂直移動機構
71 ロッド
72 付勢機構
73 後退位置ストッパ
74 挿通孔
75 鍔部
76 ワッシャ
77 ダブルナット
78 突設片
Claims (11)
- 地盤から建物内に引き込まれ、一端側が地盤に固定され、他端側が建物に固定され、途中に略L字状に折曲される折曲部を少なくとも1つ有した管を備え、上記管の少なくとも1つの折曲部の近傍,上記管の一端側であって地盤の近傍及び上記管の他端側であって建物の近傍の最低3箇所にボールジョイントを介装した免震建物用配管の支持システムにおいて、
地盤に固定され上記ボールジョイントが近傍に介装された折曲部を垂直方向及び水平方向の移動を許容して支持する第一支持装置と、地盤に固定され当該折曲部に至る管の2つの直線部のうち少なくともいずれかの直線部を垂直方向及び水平方向の移動を許容して支持する第二支持装置とを備えて構成したことを特徴とする免震建物用配管の支持システム。 - 上記第一支持装置を、リンク機構を備えて構成し、該リンク機構を上記地盤に固定された固定部材と、上記折曲部を支持する支持部材と、上記固定部材と支持部材との間に介装される複数のリンクとを備えて構成し、
上記固定部材と該固定部材に連結されるリンクとを縦軸及び該縦軸を軸支する縦軸受を有した連結部で連結し、上記支持部材と該支持部材に連結されるリンクとを縦軸及び該縦軸を軸支する縦軸受を有した連結部で連結し、上記リンク同士を縦軸及び該縦軸を軸支する縦軸受を有した連結部で連結したことを特徴とする請求項1記載の免震建物用配管の支持システム。 - 上記各連結部のうち少なくとも2つの連結部に、上記縦軸に直交する横軸及び該横軸を軸支する横軸受を設けたことを特徴とする請求項2記載の免震建物用配管の支持システム。
- 上記第二支持装置を、レール支持機構を備えて構成し、該レール支持機構を、上記直線部を該直線部の軸方向の移動を許容して支持する支持体と、該支持体を水平な面方向であって少なくとも上記直線部の軸方向とは異なる一方方向に移動可能に支持するレール体とを備えて構成したことを特徴とする請求項1,2または3記載の免震建物用配管の支持システム。
- 上記支持体を、上記直線部を囲繞するリング部材と、該リング部材の内周に設けられ上記直線部の外周面に当接する複数のローラとを備えて構成したことを特徴とする請求項4記載の免震建物用配管の支持システム。
- 上記リング部材を支持するとともに上記レール体を転動する車輪を有した台車を設け、
上記レール体に、上記台車の車輪をガイドするガイドレールを備えたことを特徴とする請求項5記載の免震建物用配管の支持システム。 - 上記第二支持装置を、垂直移動機構を備えて構成し、該垂直移動機構を、上記リング部材に垂設され上記台車に垂直方向に進退動可能に設けられるロッドと、該ロッドを後退方向に付勢する付勢機構と、上記ロッドの後退位置を位置決めする後退位置ストッパとを備えて構成したことを特徴とする請求項6記載の免震建物用配管の支持システム。
- 上記第二支持装置を、上記直線部を垂直軸回りに回転可能に支持する機能を備えて構成したことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6または7記載の免震建物用配管の支持システム。
- 上記第二支持装置を、レール支持機構を備えて構成し、該レール支持機構を、上記直線部を該直線部の軸方向の移動を許容して支持する支持体と、該支持体を水平な面方向であって少なくとも上記直線部の軸方向とは異なる一方方向に移動可能に支持するレール体とを備えて構成し、
上記支持体を、上記直線部を囲繞するリング部材と、該リング部材の内周に設けられ上記直線部の外周面に当接する複数のローラとを備えて構成し、
上記リング部材を支持するとともに上記レール体を転動する車輪を有した台車を設け、
上記レール体に、上記台車の車輪をガイドするガイドレールを備え、
上記第二支持装置を、垂直移動機構を備えて構成し、該垂直移動機構を、上記リング部材に垂設され上記台車に垂直方向に進退動可能に設けられるロッドと、該ロッドを後退方向に付勢する付勢機構と、上記ロッドの後退位置を位置決めする後退位置ストッパとを備えて構成し、
上記台車に上記ロッドが回転可能に挿通される挿通孔を形成し、
上記後退位置ストッパを、上記ロッドの外周に突設され上記挿通孔縁に当接する突設片で構成し、
上記付勢機構を、上記ロッドの下端に設けた鍔部と上記台車の下面との間に介装されるコイルスプリングで構成したことを特徴とする請求項8記載の免震建物用配管の支持システム。 - 上記第二支持装置を、上記直線部を該直線部の軸回りに回転可能に支持する機能を備えて構成したことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8または9記載の免震建物用配管の支持システム。
- 上記第二支持装置を、レール支持機構を備えて構成し、該レール支持機構を、上記直線部を該直線部の軸方向の移動を許容して支持する支持体と、該支持体を水平な面方向であって少なくとも上記直線部の軸方向とは異なる一方方向に移動可能に支持するレール体とを備えて構成し、
上記支持体を、上記直線部を囲繞するリング部材と、該リング部材の内周に設けられ上記直線部の外周面に当接する複数のローラとを備えて構成し、
上記ローラを、ボールローラで構成したことを特徴とする請求項10記載の免震建物用配管の支持シスム。
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