JP2006073152A - 磁気記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】いわゆる「ねおし歪」による形状変化に起因する信号エラーの発生を効果的に低減化した磁気記録媒体を提案する。
【解決手段】長尺状の非磁性支持体の少なくとも一主面に磁性層が形成されており、リニアスキャン型磁気記録再生システムに適用する磁気記録媒体1において、リールハブ30に接続している終端辺1aの形状が、長手方向に対し垂直に切断されておらず、走行方向に対して鋭角を成しているものとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、リニアスキャン型磁気記録再生システムに適用される、長尺形状の磁気記録媒体についての電磁変換特性の改良に関するものである。
近年、デジタル記録等により、記録媒体の情報量は増大化しており、今後更なる高容量化、高密度化の方向に進むと考えられている。
これに伴い、高容量かつ高密度型の磁気記録媒体においては、全体の厚さを薄層化することにより、体積記録密度の向上や、高密度再生出力、及びC/N特性の改善による面記録密度の向上を図っているという現状がある。
一方において、磁気記録媒体の薄層化、及び高面記録密度化を想定した磁気記録再生システム開発の傾向は、従来の磁気記録再生システムでは比較的軽視されてきた問題を、より重要な問題として扱わざるを得ないという状況を作り出している。以下、これについて説明する。
図6に、従来公知のリニアスキャン型磁気記録再生システムの要部である、磁気記録媒体10が巻回された状態のリールハブ20の概略斜視図を示す。
リールハブ20は、上部リールフランジ21と、下部リールフランジ22とに挟持されたリール芯23から構成されてなり、このリール芯23に、テープ状の磁気記録媒体10が巻回されている。
このリールハブ20は、リニアスキャン型磁気記録再生システムと一体化、もしくは着脱可能とされているものである。
従来公知の、リールハブ20に巻回して使用するタイプの磁気記録再生システムにおいては、図7に示すように、磁気記録媒体10のリール芯23との接続部、すなわち終端辺10aとリール芯23との段差によって、図7中10cに示すような、巻回された磁気記録媒体10の終端辺形状に従った形状変形、いわゆる「ねおし歪」が発生する。
この「ねおし歪」は、特に、例えば9μm以下もの薄層の磁気記録媒体、及び磁気記録再生システムの高記録密度化の開発動向の中で、より重要視されなければならない問題とされている。
この「ねおし歪」は、リールハブ20に巻回された磁気記録媒体のリール芯近傍領域において、凸状の連続した突起、または凹状の連続した窪みとして形成されるものである。
磁気記録媒体の記録面上に形成された「ねおし歪」の部位においては、正常な磁気記録再生が行われず、再生信号から得られたデータは、エラーの原因となる。
また、「ねおし歪」が原因となって形成された部位から得られる信号データが、エラーとなる可能性は、突起部位や窪みの高さや深さが大きく、かつこのひずみ部位が広範囲に及ぶ程、高くなることが知られている。
なおここで、「ねおし歪」による突起部位の高さや深さ、及び部位の形成範囲による信号エラーの影響は、磁気記録媒体に記録された1ビットデータの占める面積に応じて変化する。
すなわち、今後一層、高密度記録が想定される磁気記録再生システムにおいては、比較的記録密度の低い磁気記録媒体を適用する従来の磁気記録再生システムに比較して、いわゆる「ねおし歪」によるエラーの発生する可能性が高くなるのである。
また、「ねおし歪」は、リールハブ20に巻回された磁気記録媒体10の、リール芯23の近傍部における表面に形成されるものであるが、その原因は、磁気記録媒体10の終端辺10aとリール芯23との段差の存在、及びこの段差上を周回して巻き重ねられた磁気記録媒体10の巻回テンションの向心成分による圧力に起因するものである。
従って、「ねおし歪」は、磁気記録媒体の何層にもわたって連続的に形成されるものであり、そしてその程度の大きさは、リール芯23の近傍付近ほど甚だしいものとなる。
ところで、磁気記録媒体の巻回のテンションには、リールハブ20への組み込み時に、意図的に付与するテンションに加え、磁気記録媒体10の製造時に付与されたテンションによる塑性変形が磁気記録媒体に残留し、これがリールハブ20に巻回された後に、緩和することによって非意図的にテープリールに付与されるものがある。
例えば、磁気記録媒体の厚さが薄い場合には、磁気記録媒体のヤング率が小さいため、付与されたテンションに対する塑性変形が大きくなり、リールハブ20に巻回された後の緩和量が大きくなるため、「ねおし歪」の原因となる圧力が増加する。
すなわち、薄層型の磁気記録媒体においては、比較的膜厚のある磁気記録媒体と、圧力が同一の条件下であっても、「ねおし歪」が発生しやすくなるのである。
上述したことから明らかなように、例えば、全厚が9μm以下もの薄層の高記録密度型の磁気記録媒体を想定した磁気記録再生システムにおいては、いわゆる「ねおし歪」によるエラーの発生の問題を、より重要な問題として扱わなければならない。
従来においては、このような「ねおし歪」によるエラーの発生の低減化を図るために、以下のような手法が用いられてきた。
例えば、第一の方法としては、磁気記録媒体を構成する非磁性支持体(ベース)、もしくは磁性層(記録層)、もしくはこの下層の非磁性層、あるいはバックコート層等の、少なくともいずれかの層の、構成原料やその組成を調整し、薄層化してもヤング率を高く保持し、「ねおし歪」を低減化させる方法が挙げられる。
また、第二の方法としては、磁気記録媒体を構成する非磁性支持体(ベース)、もしくは磁性層、非磁性層、バックコート層等の、少なくともいずれかの層の原料組成を調整することにより塑性変形を低減化させた構造とする方法が挙げられる。
また、第三の方法としては、リール芯近傍領域には、必ず「ねおし歪」が発生することを前提とし、かかる領域をデータ記録再生領域として使用しない、いわゆるリーダーテープとする方法が挙げられる。
この方法においては、磁気記録媒体が巻回されたテープリール全体として、所定の記録容量を得るために必要最低限の磁気記録媒体長に加え、予めリールハブに余分な長さ分を確保して巻回することが必要となる。
また、磁気記録媒体とリーダーテープとの接合部、及び接合部をつなぎ止めるスプライシングテープの走行方向の両端部を帯状の磁気記録媒体の走行方向に対して所定の角度とすることにより、「ねおし歪」による形状変化の信号への影響を低減化させた技術に関する提案がなされている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平7−14141号公報
しかし上述したような従来の手法においては、様々な欠点が存在する。
例えば、上記のように、磁気記録媒体を構成する非磁性支持体、磁性層、非磁性層、バックコート層のうちの、少なくともいずれかの層の原料組成を「ねおし歪」を防止するために調整する方法を適用すると、磁気記録媒体の本来の機能、すなわち電磁変換特性、走行信頼性、環境保存特性等の劣化を招来する。
あるいは、「ねおし歪」の影響を回避するために、リールハブに余分な長さのテープを確保した構造とすると、その長さ分、体積密度が抑制され、必然的に磁気記録媒体の薄層化の効果を著しく低減化してしまう。
この問題については、上記特許文献1のように、リーダーテープとの接合部、及び接合部をつなぎ止めるスプライシングテープの両端部形状に、走行方向に対して所定の角度をつけたような場合においても同様である。
すなわち従来において提案されてきた各種方法においては、高面記録密度、かつ高体積密度を想定した磁気記録再生システムに適用される磁気記録媒体の基本特性や、体積密度向上を目指して講じられた磁気記録媒体の薄層化の利得を犠牲にしてしまい、「ねおし歪」によるエラーの発生のみを、効果的に低減させることができなかった。
そこで本発明においては、高面記録密度、かつ高体積密度を想定した磁気記録再生システムにおいて適用される磁気記録媒体の本来の基本特性、及び単位体積あたりの記録密度の向上を図るべく薄層化された磁気記録媒体の、いずれの利点をも犠牲にすることなく、上述した「ねおし歪」による形状変化に起因する信号エラーの発生を効果的に低減化できる構成の磁気記録媒体を提案することとした。
本発明の磁気記録媒体は、長尺状の非磁性支持体の少なくとも一主面に、少なくとも磁性層が形成されており、リニアスキャン型磁気記録再生システムに適用するものであり、全厚が9.0μm以下であり、リニアスキャン型磁気記録再生システムと一体化、もしくは着脱可能となされたリールハブに、信号の記録再生に寄与する部分が直接接続されるようになされており、リールハブに接続している終端辺の形状が、長手方向に対し垂直に切断されておらず、走行方向に対して鋭角を成しているものとする。
本発明によれば、高面記録密度、かつ高体積密度を想定した磁気記録再生システムにおいて適用される磁気記録媒体の本来の基本特性と、単位体積あたりの記録密度の向上を図るべく、薄層化された磁気記録媒体の、いずれの利点をも犠牲にすることなく、「ねおし歪」の形状変化に起因する信号エラーの発生を効果的に低減化することができた。
次に、本発明の磁気記録媒体の具体的な実施の形態を、図を参照して説明するが、本発明は以下に示す例に限定されるものではなく、要旨を変更しない範囲において、従来公知の構成や材料を置換し、付加したりすることができる。
図1に、本発明の磁気記録媒体に適用するリニアスキャン型磁気記録再生システムの要部の概略図を示す。
図1は、磁気記録媒体1が引き出された状態のリールハブ30の概略斜視図を示している。
リールハブ30は、上部リールフランジ31と、下部リールフランジ32とに挟持されたリール芯33から構成されてなり、このリール芯33に磁気記録媒体1が巻回されている。リールハブ30は、磁気記録再生システムと一体化、もしくは着脱可能とされているものである。
本発明は、いわゆる薄型の高記録密度型の磁気記録媒体の、「ねおし歪」によるエラーの低減化を図ることを目的とするものであるから、全厚が9.0μm以下であるものを対象とする。
また、磁気記録媒体1は、リールハブ30に信号の記録再生に寄与する部分が直接接続されており、かかる点においても、単位体積あたりの記録容量が大きいものである。
磁気記録媒体1は、リールハブ30に巻き込まれる磁気記録媒体の終端辺1aの形状が、長手方向に対し垂直に切断されておらず、走行方向に対して鋭角の角度が形成されている。
これにより図2に示すように、磁気記録媒体1の終端辺1aの形状に従い、リール芯33との磁気記録媒体10の厚さに起因して生じる段差によって、1cに示すような、巻回された該磁気記録媒体1の、リール芯近傍に発生する形状変形、いわゆる「ねおし歪」が、発生する。
ところで、磁気記録媒体1は、リニアスキャン型磁気記録再生システムに適用する磁気記録媒体であるので、図3に示すように、ガイドロール5に沿って案内される長尺状の磁気記録媒体1が、その長手方向に走行して、ヘッドブロック6に具備される磁気ヘッドによって、信号の記録及び/又は再生がなされる。信号の記録及び/又は再生がなされる際には、ヘッドブロック6のヘッド幅Lにおいて磁気記録媒体1が接している。
図4に、本発明の磁気記録媒体1の終端辺の形状を示す。
本発明の磁気記録媒体は、リール芯に接続する磁気記録媒体の終端辺の切断方向と、長手方向とで形成される角度(θ12)のうち、小さい方が鋭角(θmin)となされているものである。
従来のように、この終端辺形状が走行方向に対して垂直である場合、リニアスキャン型磁気記録再生システムにおけるヘッドブロック6の摺動面の、幅方向、即ちオフトラック方向v2と一致する。
すなわち、この場合には、終端辺形状に従って形成される「ねおし歪」がヘッドブロック6に一度に全面的に接触するため、磁気記録再生特性上のエラーが極めて高くなるのである。特に高密度記録された磁気記録媒体においては、この衝撃によるエラーの発生が著しい。
一方、図4に示すように、所定の角度(θmin)を設けて終端辺形状とした磁気記録媒体においては、「ねおし歪」は、リニアスキャン型磁気記録再生システムにおけるヘッドブロック6の摺動面の、幅方向、即ちオフトラック方向v2と一致しなくなる。
よって、「ねおし歪」がヘッドブロック6に接触する際、磁気記録媒体1上の「ねおし歪」が一度にヘッドブロック6へと当たらず、原理的には点で接触するため、磁気記録再生特性上のエラーが極めて低くなるのである。
すなわち、リールハブ30に接続する磁気記録媒体1の終端辺1aの成す線と、リニアスキャン型磁気記録再生システムの磁気ヘッドブロック6の、磁気記録媒体1との接触摺動面における走行方向における接触幅Lとを比較したとき、図5に示すように、磁気記録媒体1の終端辺の成す線の両端部が、それぞれ、接触幅Lの両外側に存するようにすることによって、「ねおし歪」に起因するエラーの発生を効果的に低減化できる。
特に、上記角度θmin、磁気記録媒体の幅w、リニアスキャン型磁気記録再生システムの磁気ヘッドブロックの磁気記録媒体との接触摺動面における走行方向における接触幅Lとの間に、下記式(1)の関係が成立するようにしたことにより、「ねおし歪」に起因するエラーの発生が確実に低減化されることが確かめられた。
θmin<arctan (w/L)・・・(1)
次に、本発明の磁気記録媒体1の構成について説明する。
本発明の磁気記録媒体1は、非磁性支持体上に少なくとも一層の磁性層を有し、全厚が9.0μm以下であり、リニアスキャン型磁気記録再生システムに適用されるものであれば、いかなるものであってもよく、いわゆる塗布型の磁気記録媒体、蒸着型、スパッタ型の磁気記録媒体のいずれであってもよい。
本発明の磁気記録媒体1の一例の構成について以下に説明する。
例えば、非磁性支持体(ベース)としては、従来公知の磁気テープ用の基体として使用されているものをいずれも適用できる。
例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル類、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン類、セルローストリアセレート、セルロースダイアセレート、セルロースアセテートブチレート等のセルロース誘導体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のビニル系樹脂、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリアミド、ポリアミドイミド等のプラスチック、紙、アルミニウム、銅等の金属、アルミニウム合金、チタン合金等の軽合金、セラミックス、単結晶シリコン等が挙げられる。
記録層である磁性層は、磁性粉末、結合剤、潤滑剤を主成分とするものであり、その他、帯電防止剤、研磨剤、防錆剤等の添加剤を混合し、有機溶剤を用いて混練、分散させ、調製した磁性塗料を塗布することにより形成される。
磁性粉末としては、従来塗布型の磁気記録媒体の記録層を構成する材料を適用でき、例えば、強磁性酸化鉄粒子、強磁性二酸化クロム、強磁性合金粉末、窒化鉄等が挙げられる。
なお、磁性粉末の種類、形態、形状、量、濃度、密度については、何ら限定されるものではない。
磁性層を構成する結合剤としては、例えば、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコ−ル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−マレイン酸共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、アクリル酸エステル−アクリロニトリル共重合体、アクリル酸エステル−塩化ビニリデン共重合体、メタクリル酸−塩化ビニリデン共重合体、メタクリル酸エステル−スチレン共重合体、熱可塑性ポリウレタン樹脂、フェノキシ樹脂、ポリ弗化ビニル、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン−メタクリル酸共重合体、ポリビニルブチラール、セルロース誘導体、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、熱硬化性ポリウレタン樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、アルキド樹脂、尿素−ホルムアルデヒト樹脂、またはこれらの混合物等が挙げられる。
特に、柔軟性を付与するとされているポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体等と剛性を付与するとされているセルロース誘導体、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等が好適である。これらは、イソシアネート化合物を架橋剤としてより耐久性を向上させたりしたものであってもよく、あるいは所定の極性基を導入したものであっても良い。
磁性層中に含有させる潤滑剤としては、例えば、脂肪酸、脂肪酸エステル、リン酸エステル、脂肪酸アマイド等が適用でき、具体的には、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、ブチルステアレート、ヘプチルステアレート、ブチルパルミテート、ヘプチルパルミテート、イソオクチルミリステート、オレイルオレエート、ベヘニン酸アマイド、エルカ酸アマイド、オレイン酸アマイド、ステアリン酸アマイド等が挙げられる。
塗料調製用の溶剤としては、例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸エチル、酢酸グリコールモノエチルエステル等のエステル系溶剤、グリコールモノエチルエーテル、ジオキサン等のグリコールエーテル系溶剤、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素系溶剤、メチレンクロライド、エチレンクロライド、四塩化炭素、クロロホルム、エチレンクロロヒドリン、ジクロロベンゼン等の有機塩素化合物系溶剤が挙げられる。
非磁性支持体(ベース)と磁性層との間には、必要に応じて非磁性層を形成してもよい。
非磁性層は、非磁性粉末と結合剤と潤滑剤を主成分とし、その他、各種添加剤を混合し、有機溶剤を用いて混練、分散させ、調製した非磁性層用塗料を塗布することにより形成される。
非磁性粉末としては、重層型の磁気記録媒体の、非磁性下層用に適用されている従来公知の材料をいずれも使用可能であり、例えば、シリカ、酸化チタン、アルミナ、カーボンブラック、α−酸化鉄、炭酸カルシウム等が挙げられる。形状は、針状、球状、板状等のいずれでもよく、種類、形態、形状、量、濃度、密度、加えて該非磁性層の原料となる非磁性層用分散液の、例えば、種別、組成といった全ての組成要因、加えて磁気記録媒体中の構造等についても、何ら限定されるものではない。
非磁性層を構成する結合剤、潤滑剤は、磁性層において適用されるものをいずれも使用できる。また、非磁性層用の塗料を調製するための有機溶剤についても、上述した磁性層の場合と同様のものが適用できる。
本発明の磁気記録媒体は、上述した材料を用いて調製した磁性塗料、及び非磁性層用塗料を、非磁性支持体1上に重層塗布し、乾燥処理を行うことにより作製できる。
なお、塗料の塗布方法としては、下層塗料を塗布して乾燥させ、この乾燥された下層塗膜上に上層塗料を塗布して乾燥させる、いわゆるウェット・オン・ドライ塗布方式と、湿潤状態にある下層塗膜の上に上層塗膜を重ねて塗布する、いわゆるウェット・オン・ウェット塗布方式(湿潤重層塗布方式)とがある。本発明の磁気記録媒体は、いずれの方法を用いてもよい。
磁性層及び非磁性層を塗布形成した後、カレンダー処理を施し、表面を平滑化させる。その後、磁性層形成面とは反対側の主面に、バックコート層を形成する。バックコート層は、帯電防止や、媒体のバック面と各種摺動部材との摺動性を改善させ、走行耐久性を改善するために付加的に設けられるものである。その後、目的とする磁気テープの幅に裁断する。
なお、バックコート層の原料となる微粒子粉末の、例えば、種類、形態、形状、量、濃度、密度、加えて該バックコート層の原料となるバックコート層用分散液の、例えば、種別、組成といった全ての組成要因、加えて磁気記録媒体中の構造等にも何ら限定されるものではない。
さらに、磁性層、非磁性層、バックコート層といった各層の層数、層の配列、層の有無にも何ら限定されるものではない。
バックコート層は必要に応じて設ければよく、省略した構成としてもよく、複数層あってもよい。
さらに、非磁性層も必要に応じて設ければよく、省略してもよく、複数層あってもよい。更に、磁性層は単層でも、複数層あってもよい。
更に、非磁性層は、磁性層と非磁性支持体の中間にあってもよく、その他の位置に設けてもよい。
更に、製造工程時におけるカレンダー処理工程、表面研磨処理、スリット分割処理等の工程の有無、条件、手法等は、いずれも限定されるものではなく、従来公知のものを適用できる。
〔実施例1〜28〕、〔比較例1〜12〕
次に、本発明の磁気記録媒体について、具体的な実施例を挙げ、評価を行う。
評価サンプルとなる磁気記録媒体を以下の方法により作製した。
先ず、磁性層形成用の磁性分散液組成物を調整した。
〔磁性層形成用分散液組成〕
微細強磁性粉末:鉄−コバルト合金系メタル磁性粉:100重量部
結合剤:ポリエステル系ポリウレタン樹脂(量平均分子量41200):8重量部
結合剤:塩化ビニル系共重合体(平均重合度350):10重量部
無機粉末(研磨剤):α−アルミナ:5重量部
(粒径200nm、比表面積/BET法11.1m2/g)
潤滑剤:ステアリン酸:1重量部
ステアリン酸ブチル:2重量部
溶剤:メチルエチルケトン:20重量部
:トルエン:20重量部
:シクロヘキサノン:10重量部
上記材料をニーダーで混練処理し、更に、メチルエチルケトン、トルエン、シクロヘキサノンで希釈し、サンドミル分散し、カーボンブラック5重量部を追添加し、その後、再びサンドミル分散を行った。これを分散液Aとした。
次に、磁性層の下層として形成する非磁性層用の分散液組成物を調整した。
〔非磁性層用分散液組成〕
非磁性粉末:α−酸化鉄(ヘマタイト):100重量部
結合剤:ポリエステル系ポリウレタン樹脂(量平均分子量41200):8重量部
結合剤:塩化ビニル系共重合体(平均重合度350):10重量部
無機粉末(研磨剤):α−アルミナ:5重量部
(粒径200nm、比表面積/BET法11.1m2/g)
潤滑剤:ステアリン酸:1重量部
:ステアリン酸ブチル:2重量部
溶剤:メチルエチルケトン:20重量部
:トルエン:20重量部
:シクロヘキサノン:10重量部
上記材料を混練処理し、更に、メチルエチルケトン、トルエン、シクロヘキサノンで希釈し、その後、サンドミル分散し、カーボンブラック10重量部追添加し、その後、再びサンドミル分散を行った。これを分散液Bとする。その後この分散液Bにポリイソシアネート(日本ポリウレタン製硬化剤「コロネートL」)4重量部添加し、撹拌した。
次に、予め用意しておいたポリエチレンナフタレート(PEN)よりなる非磁性支持体上に、所定膜厚となるように分散液Bを塗布し、未乾燥状態で、分散液Aを膜厚0.1μmとなるように、重層塗布した。
なお、後述する工程によって、バックコート層を設けるが、このバックコート層の膜厚は0.5μmであることを考慮して、下記表1に記載する最終的に目的とする磁気記録媒体の全厚となるように、上記分散液Bを塗布することによる非磁性層の膜厚を調節した。
その後、磁場配向処理を行い、乾燥後、巻取り、カレンダー処理を施した。
下記に示す組成のバックコート層用分散液へポリイソシアネート(日本ポリウレタン製硬化剤「コロネートL」)10重量部を添加し、これを、磁性層とは反対側のフィルム面に各々塗布し、0.5μmの膜厚となるようにバックコート層を形成した。
〔バックコート層用分散液組成〕
無機粉末:カーボンブラック:100重量部
(粒径40nm、DBP吸油量112.0ml/100g)
結合剤:ポリエステル系ポリウレタン樹脂(量平均分子量71200):13重量部
結合剤:フェノキシ樹脂(平均重合度100):43重量部
結合剤:ニトロセルロース樹脂(平均重合度90):10重量部
溶剤:メチルエチルケトン:500重量部
溶剤:トルエン:500重量部
Figure 2006073152
上述した工程により得られた、全厚の異なる数種類の広幅テープを、テープ幅w12.65mm幅にスリットした。テープ幅wの詳細な測定方法については下記に示す。
スリットされた磁気記録媒体をリールハブに巻回し、テープサンプルとした。
その際、巻回始めとなる、図2に示したような磁気記録媒体の終端辺1aの形状を変更したものを用意し、それぞれリールハブに巻回し、テープサンプルとした。
〔磁気記録媒体の幅の測定〕
磁気記録媒体を12.65mmの幅を想定してスリット裁断後、終端辺となるべき磁気記録媒体上の所定位置近傍に関し、5cmおきに測定した10点の幅測定データの平均値を磁気記録媒体の幅wとした。
磁気記録媒体の幅測定には、稼動サンプル台を具備した顕微鏡を使用した。
上記稼動サンプル台には、その移動距離を計測する装置が備えられており、顕微鏡の視野中心に照準を合わせた任意の三点間の距離、方位の関係を計測することができるものである。
ここで、上記三点を、磁気記録媒体の一方の側辺上と、他方の側辺上にそれぞれ2点と1点の組み合わせにて取ることで、所定の演算を用いて、磁気記録媒体の幅を算出する。
磁気記録媒体における、終端辺1aの形状については、サンプルとなる磁気記録媒体の両側を、エアー吸引により固定し、長手方向と一定の角度θを成すようにナイフにより切断して形成した。
切断辺と、磁気記録媒体の長手方向によって形成される2つの頂点角度、すなわち、図4中に示したθ1、θ2のうち、角度の小さい方をθminとした。各テープサンプルのθminを表2に示した。
なお、図4中に示したθ1、θ2の測定方法を下記に示す。
〔磁気記録媒体の頂点角度〕
上述した磁気記録媒体の幅の測定に使用した装置を使用した。
磁気記録媒体の頂点を、磁気記録媒体の幅測定方法と同様の機器を使用して測定した。
但し、上記三点を、磁気記録媒体の側辺上、終端切断辺上、頂点の三点に取り、所定の演算を用いて、頂点角を算出した。
終端辺に頂点角は2つ存在する為、2つの頂点角を測定した後、頂点角の小さい方をθminとして採用した。
また、磁気記録媒体と、記録再生を行う磁気ヘッドブロックの接触摺動面における、磁気記録媒体の走行方向の最大接触幅、即ちヘッドブロックの幅をLとした場合、ヘッドブロック幅Lの異なる2つのヘッドブロックを用意した。
磁気記録媒体の走行方向における最大接触幅の詳細な測定方法を下記に示す。
〔磁気記録媒体の走行方向の最大接触幅〕
上記磁気記録媒体の幅の測定に使用した装置を使用して測定した。
ヘッドブロック上ヘッド側端辺を、オフトラック方向に5mmおきに測定した5点の幅データの平均値を最大接触幅Lとした。
測定の仕組み等は、上記磁気記録媒体の幅測定方法に準じる。
磁気記録媒体の幅wと、上記接触幅から算出される arctan(w/L)を、下記表2に示した。
磁気記録媒体の膜厚を、下記に示す方法により測定した。
〔磁気記録媒体の全厚〕
磁気記録媒体の全厚測定には、接触式の膜厚計を使用した。
即ち、平面板と測定プローブの間に、磁気記録媒体を挟み、平面板と、プローブ間隔を測定することにより、磁気記録媒体の膜厚を測定した。
磁気記録媒体と、ヘッドサンプルを組み込んだ電磁変換特性評価機を用意し、温度40℃
、相対湿度80%の環境下で、1000回の往復走行を行い、走行の前後における電磁変換特性の変化を評価した。
〔電磁変換特性〕
電磁変換特性を測定用として、磁気記録再生システムに改造を加えた装置を使用した。
この装置は、2つのリールハブを有し、一方のリールハブに予め巻回された磁気記録媒体を、予め磁気記録媒体の始端辺近傍が巻回された、もう一方のリールハブへと、順次回送する構成を有している。更に、予めリールハブに巻回された磁気記録媒体が、終端辺に達する直前に、自動的に、逆方向へと該磁気記録媒体を回収するものである。
更に、回収走行が進み、リールハブに巻回された該磁気記録媒体の始端辺に達する直前に、自動的に、順方向へと該磁気記録媒体を再回送するものである。
この装置は、磁気記録媒体の往復回送運動を、任意の一定のテンションを磁気記録媒体に与えつつ、かつ任意の一定速度にて任意の回数、自動にて行うものである。
そして、回送される磁気記録媒体の、記録層面に磁気記録再生ヘッドブロックが接し、電磁変換特性が測定される。
なお、電磁変換特性の指標としては、エラーレートを適用し、一定以上のエラーを検知した場合には、磁気記録媒体の回送動作が、自動的に停止する仕組みになっているものとする。
上述したような電磁変換特性測定システムを使用し、温度40℃、相対湿度80%の環境下で、各テープサンプルと、各ヘッドサンプルの組み合わせで、評価を行った。
なお、評価においては、比較例1の磁気記録媒体の終端辺近傍の、回送折り返し部位にて発生するエラーの発生数を100%とし、その他のサンプルにおけるエラー発生数を相対的に百分率(%)で算出した。
更に、この割合が93%未満であるものは、エラー低減化効果が得られたものとして○、この割合が93%以上97%未満であるものは、エラー低減化効果が見られたが、明白ではないものとして△、この割合が97%以上であるものはエラー低減化効果が得られなかったものとして×を、それぞれ判定記号とした。
各比較例、実施例における判定結果を下記表2に示した。
Figure 2006073152
上記表2に示すように、リールハブに接続する磁気記録媒体の終端辺1aの形状について、これを長手方向に対し垂直に切断せず、走行方向に対し成す角を鋭角とした実施例1〜28においては、いずれも、この終端辺1aの形状を走行歩行に対し90°とした比較例に比べ、エラーレートの低減化効果が得られた。
特に、磁気記録媒体の終端辺1a部位において、テープ長手方向と、終端辺の切断方向とで形成される角度のうち、鋭角の方をθminとし、磁気記録媒体の幅をwとし、記録再生用の磁気ヘッドブロックの接触摺動面における、走行方向の接触幅をLとしたとき、θmin<arctan (w/L)の関係が成立する実施例10〜28においては、いずれも極めて高いエラーレートの低減化効果が認められた。
これは、磁気記録媒体の記録層表面に、磁気記録媒体の終端辺形状に従って形成された「ねおし歪」が、図5に示した走行方向における接触幅Lを確実に跨るようになり、再生信号に対する「ねおし歪」に起因するエラーが効果的に低減化されたためである。
また、実施例1〜28に示すように、使用した表1中の媒体3〜9の、テープ全厚と、各構成層(磁性層、非磁性層、非磁性支持体、バックコート層)の膜厚が異なっていても、エラーレートの低減化効果が確認できたことから、上記のように、リールハブに接続する磁気記録媒体の終端辺1aの形状について、長手方向に対し垂直に切断せず、走行方向に対し成す角が鋭角となるようにすること、特には、θmin<arctan (w/L)の関係を満たすようにすることにより、テープ厚や、各構成層の膜厚によらず、エラーレートの低減化効果が得られることが分った。
一方、比較例1〜10においては、いずれの場合においても、電磁変換特性の改善効果が得られなかった。
これは、リールハブに接続する磁気記録媒体の終端辺1aの形状を、長手方向に対し垂直に切断したため、磁気記録媒体の記録層表面に終端辺形状に従って形成された「ねおし歪」が、図5に示した走行方向における接触幅Lを同時に通過するようになり、信号エラーが高くなるためである。
また、磁気記録媒体の全厚が9.0μmを超える比較例11においては、磁性層の下層である非磁性層が厚いため、最終的に得られる磁気記録媒体の記録層表面の粗度が大きくなり、ノイズが上昇し、電磁変換特性が劣化した。
また、比較例12においては、非磁性支持体が厚く、体積当たりの記録密度が低下し、本発明が目的とする高記録密度型の磁気記録媒体を得るためには好適ではない。
上述したように、リールハブに巻回された磁気記録媒体のリール芯側の終端辺1aの形状を、磁気記録媒体1の長手方向(走行方向)に対し垂直ではなく、所定の角度(鋭角、もしくは鈍角)をもって切断するようにしたことにより、いわゆる「ねおし歪」に起因するエラーの発生率を効果的に低減化することができた。
特に、磁気記録媒体1の終端辺1a部位において、テープ長手方向と終端辺の切断方向とで形成される角度のうち鋭角の方をθminとし、磁気記録媒体1の幅をwとし、記録再生用の磁気ヘッドブロック6の接触摺動面における走行方向の接触幅をLとしたとき、θmin<arctan (w/L)の関係が成立するようにした場合には、「ねおし歪」が、図5に示した走行方向における接触幅Lを確実に跨るようになり、再生信号に対する「ねおし歪」に起因するエラーが効果的に低減化された。
本発明の磁気記録媒体を巻回したリールハブの概略斜視図を示す。 本発明の磁気記録媒体に形成される「ねおし歪」の状態図を示す。 ヘッドブロックと磁気記録媒体との位置関係を示す。 本発明の磁気記録媒体の終端辺形状を示す。 磁気記録媒体の「ねおし歪」とヘッド幅との関係を示す。 従来の磁気記録媒体を巻回したリールハブの概略斜視図を示す。 従来の磁気記録媒体に形成される「ねおし歪」の状態図を示す。
符号の説明
1……磁気記録媒体、1a……終端辺、1c……ねおし歪、5……ガイドロール、6……ヘッドブロック、10……磁気記録媒体、10a……終端辺、10b……始端辺、10c……ねおし歪、20……リールハブ、21……上部リールフランジ、22……下部リールフランジ、23……リール芯、30……リールハブ、31……上部リールフランジ、32……下部リールフランジ、33……リール芯



Claims (3)

  1. 長尺状の非磁性支持体の少なくとも一主面に、少なくとも磁性層が形成されており、リニアスキャン型磁気記録再生システムに適用する磁気記録媒体であって、
    全厚が9.0μm以下であり、
    前記リニアスキャン型磁気記録再生システムと一体化、もしくは着脱可能となされたリールハブに、信号の記録再生に寄与する部分が直接接続されるようになされており、
    前記リールハブに接続する磁気記録媒体の終端辺の形状が、長手方向に対し、垂直に切断されておらず、走行方向に対し成す角が鋭角となされていることを特徴とする磁気記録媒体。
  2. 前記リールハブに接続する磁気記録媒体の終端辺の成す線と、前記リニアスキャン型磁気記録再生システムの磁気ヘッドブロックの磁気記録媒体との接触摺動面における走行方向における接触幅とを比較したとき、前記磁気記録媒体の終端辺の成す線の両端部が、それぞれ、前記接触幅の両外側に存するようになることを特徴とする請求項1に記載の磁気記録媒体。
  3. 前記リールハブに接続する磁気記録媒体の終端辺の切断方向と、長手方向とで形成される角度のうち鋭角の方をθminとし、磁気記録媒体の幅をwとし、前記リニアスキャン型磁気記録再生システムの磁気ヘッドブロックの磁気記録媒体との接触摺動面における、走行方向における接触幅をLとしたとき、下記式(1)の関係が成立することを特徴とする請求項1に記載の磁気記録媒体。
    θmin<arctan (w/L)・・・(1)

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