JP2006072902A - リニューアル提案支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 顧客に対してリニューアルの提案を行なう営業担当者の案件絞り込み業務の負荷およびリニューアルする機器の組合せ可否の判断の負荷を軽減させ、リニューアル提案業務を効率化させる。
【解決手段】 営業端末装置と通信を行なうリニューアル提案支援システムであって、
顧客が備える製品の構成品に関する情報を記憶する構成情報記憶手段と、現在取り扱う構成品および過去に取り扱った構成品に関する情報を記憶する構成品情報記憶手段と、前記構成品情報記憶手段が記憶する構成品同士の組合せの可否に関する情報を記憶する構成ルール記憶手段と、顧客が備える製品の構成品の変更についての処理を行なう制御手段とを備え、前記制御手段は、前記構成情報記憶手段を参照し、顧客が備える構成品を前記営業端末装置に表示するとともに、前記営業端末装置から、いずれかの構成品の変更指示を受け付けた場合に、他の構成品であって、変更にかかる構成品との組合せが不可の構成品を前記営業端末装置の操作者に通知することを特徴とするリニューアル提案支援システム。
【選択図】 図1

Description

本発明は、製品のリニューアルの提案業務を支援するシステムに関する。
近年、コンピュータや自動車といった製品は普及が進んでいるため、製造企業の営業担当者にとっては、顧客の新規開拓に加え、買い替えの需要への対応が重要になっている。さらに、これら製品が市場価値を有する期間は短縮される方向にあるため、顧客に納入した製品のリニューアルによる需要掘り起こしは、一層重要である。
一方、コンピュータや自動車といったような組み立て型製品では、顧客1人1人の要望に合わせて製品仕様をカスタマイズする受注仕様生産が普及してきている。受注仕様生産のためには、顧客の要望を製品構成に正確に反映することが課題となる。
したがって、組み立て型製品の販売促進のためには、顧客に納入した製品のリニューアルを喚起するために、顧客1人1人の要望に合わせた製品構成案を素早くかつ正確に作成することが重要である。
顧客に納入した製品のリニューアルを提案する技術として、例えば、特許文献1には、顧客の製品情報からその製品のリニューアル時期を予測し、適正な代換え製品の情報を通知する技術が開示されている。
また、顧客1人1人の要望に合わせて素早くかつ正確に製品構成を作成する技術として、特許文献2には、複数種の装備から選択した装備を製品本体に装着して、多様な仕様を実現する製品において、ある装備が装着可能か不能かを判断して、仕様設定の支援を行うことが開示されている。
特開2001−222579号公報 特開2000−137739号公報
営業担当者は多数の商談を抱え、その中から有望な案件を絞り込んで実際のリニューアルの提案を行なう。しかし、どの案件が有望であるかどうかの判断は、一般には困難であるため、有望な案件を絞り込みを支援するための技術の開発が望まれている。
また、顧客にリニューアルを提案する場合には、新たに導入する機器と変更しない他の機器との組合せの可否を判断しなければならないが、変更しない他の機器にはすでに販売を終了しており、あらたに導入する機器との組合せの可否の判断が困難なものもある。
本発明は、顧客に対してリニューアルの提案を行なう営業担当者の案件絞り込み業務の負荷およびリニューアルする機器の組合せ可否の判断の負荷を軽減させ、リニューアル提案業務を効率化させることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明によれば、
営業端末装置と通信を行なうリニューアル提案支援システムであって、
顧客が備える製品の構成品に関する情報を記憶する構成情報記憶手段と、
現在取り扱う構成品および過去に取り扱った構成品に関する情報を記憶する構成品情報記憶手段と、
前記構成品情報記憶手段が記憶する構成品同士の組合せの可否に関する情報を記憶する構成ルール記憶手段と、
顧客が備える製品の構成品の変更についての処理を行なう制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記構成情報記憶手段を参照し、顧客が備える構成品を前記営業端末装置に表示するとともに、前記営業端末装置から、いずれかの構成品の変更指示を受け付けた場合に、他の構成品であって、変更にかかる構成品との組合せが不可の構成品を前記営業端末装置の操作者に通知することを特徴とするリニューアル提案支援システムが提供される。
ここで、前記構成品情報記憶手段は、構成品毎に現在取り扱う構成品であるか過去に取り扱った構成品であるかを示す販売状況情報を記憶し、前記制御手段は、前記販売状況情報を前記営業端末装置に表示することが望ましい。
また、前記構成品情報記憶手段は、構成品をその製品種別を示す項目単位で管理し、
前記制御手段は、顧客が備える構成品について、その構成品を含む項目であって、現在取り扱う構成品を、変更の選択肢として表示することができる。
さらに、前記構成品情報記憶手段は、構成品毎に性能指標と価格とを記憶し、
前記制御手段は、いずれかの構成品の変更指示を受け付けた場合に、変更前の構成品の性能指標と、変更後の構成品の性能指標および価格とから、変更の際のコストと性能向上との関係を前記営業端末装置に表示することができる。
また、顧客との商談に関する情報であって、商談の総額を含む情報を記憶する商談情報記憶手段と、顧客に関する情報を記憶する顧客情報記憶手段をさらに備え、
前記制御手段は、商談情報記憶手段と顧客情報記憶手段とを参照して、商談毎の金額と商談の見込みに関する指標を算出することができる。
このとき、前記顧客情報記憶手段は、顧客の取引実績、顧客のシェア、顧客の業績の少なくともいずれかの情報を記憶し、
前記制御手段は、顧客の取引実績、顧客のシェア、顧客の業績の少なくともいずれかの情報を参照してその顧客についての商談の見込みに関する指標を算出することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明を適用したリニューアル提案支援システムの構成を示すブロック図である。
本図に示すように、リニューアル提案支援システムは、営業システム10、設計システム20、営業端末装置30、設計端末装置40が、コンピュータネットワーク70に接続されて構成される。
営業システム10は、顧客にリニューアルを提案する営業に関する情報を管理する。設計システム20は、リニューアルの提案に必要な、各種装置に関する設計情報を管理する。
本実施形態において、リニューアル対象の製品は、コンピュータシステムを例に説明する。ただし、本発明はコンピュータシステムに限られず、その構成部品を変更可能な組み立て製品全般に適用することができる。
営業システム10および設計システム20は、例えば、汎用的なサーバコンピュータを用いて構成することができる。コンピュータネットワーク70は代表的にはインターネットとすることができる。また、営業システム10と設計システム20とは、LAN等で接続し、コンピュータネットワーク70を介さずに、直接的に情報をやり取りできるようにしてもよい。
営業端末装置30は、営業担当者が用いる端末装置であり、例えば、Webブラウザ機能を備えた一般的な情報処理装置等を用いて構成することができる。営業端末装置30は、有線、無線等の通信手段により、コンピュータネットワーク70を介して営業システム10と通信を行なうことができるようになっている。なお、営業端末装置30として、可搬型の情報処理装置を用い、また、無線によりコンピュータネットワーク70に接続することで、顧客先に出向いて本システムを利用することができる。
設計端末装置40は、リニューアル提案に用いる各種装置の設計担当者が用いる端末装置であり、例えば、Webブラウザ機能を備えた一般的な情報処理装置等を用いて構成することができる。設計端末装置40は、コンピュータネットワーク70、LAN等を介して営業システム10と通信を行なうことができるようになっている。
本図において、営業端末装置30と設計端末装置40とは、それぞれ1台示されているが、これらは、例えば、営業担当者、設計担当者毎に複数備えるようにすることが望ましい。
本図において、営業システム10は、Web処理部110、商談処理部120、構成作成支援部130、商談情報DB(データベース)140、顧客情報DB150、構成情報DB160を備えている。
Web処理部110は、Webページを介して、営業端末装置30と情報のやり取りを行なうための処理を行なう。商談処理部120は、商談情報DB140、顧客情報DB150を参照し、商談に関する情報を管理する処理を行なう。構成作成支援部130は、構成情報DB160を参照し、また、設計システム20から製品に関する情報を取得し、顧客に提案するリニューアルに関する情報を生成する。
本図において、設計システム20は、Web処理部210、製品情報編集部220、製品情報DB230、構成品情報DB240、構成ルールDB250を備えている。
Web処理部110は、Webページを介して、営業端末装置30と情報のやり取りを行なうための処理を行なう。製品情報編集部220は、製品情報DB230、構成品情報DB240、構成ルールDB250に記録する情報を編集するための処理を行なう。
本図において、営業システム10は、1台のシステムとして構成されているが、例えば、Web処理部110として機能するWebサーバ、商談処理部120、構成作成支援部130として機能するアプリケーションサーバ、商談情報DB140、顧客情報DB150、構成情報DB160として機能するデータベースサーバのように、複数台のサーバコンピュータにより階層構造とするようにしてもよい。これにより、それぞれのサービスを分担して実施することができ、迅速なサービス提供が可能となる。設計システム20についても同様に、複数のサーバコンピュータにより構成することができる。
次に、本システムが備える各データベースのデータ構成について説明する。
図2は、商談情報DB140のデータ構成の一例を示す図である。商談情報DB140は、顧客との商談情報を記録するデータベースである。本図に示すように商談情報DB140は、管理番号140a、状況140b、時期140c、導入内容140d、用途140e、総額140f、顧客コード140gを1レコードとして、商談情報を管理する。すなわち、商談情報DB140は、1件の商談情報を1つのレコードとして記録する。
ここで、管理番号140aは、商談情報を識別するための管理番号である。状況140bは、その商談の状況を、例えば、「○(受注)」「×(失注)」「△(進行中)」で示す。時期140cは、受注、失注の確定時期を示す。導入内容140dは、新規・増設・買取・レンタル等の分類を示す。用途140eは、商談対象となるシステムの用途を示す。総額140fは、商談対象の案件の総額を示す。顧客コード140gは、商談相手の顧客を特定するための識別子である。
なお、商談情報DB140に記録されるこれらのレコードの各項目は、商談情報毎に、営業担当者が営業端末装置30を用いて入力することができる。
図3は、顧客情報DB150のデータ構成の一例を示す図である。顧客情報DB150は、顧客に関する情報を記録するデータベースである。本図に示すように顧客情報DB150は、顧客コード150a、名称150b、取引実績150c、顧客シェア150d、顧客業績150eを1レコードとして管理する。すなわち、顧客情報DB150は、顧客単位でレコードを管理する。
ここで、顧客コード150aは、顧客の識別子である。名称150bは、顧客の名称である。取引実績150cは、顧客の取引実績を、あらかじめ定めた規則にしたがってAからCにランク分したものである。あらかじめ定めた規則としては、例えば、受注回数×受注価格で計算される受注総額の値に応じてランク分することがあげられる。顧客シェア150dは、顧客内の全コンピュータ台数に占める当該メーカの占有比率をA、B、Cの3ランクで示したものである。占有比率150eは、自社製品台数/顧客内総台数で計算されたものであり、分母が不明の場合は推定値を用いることができる。顧客業績150fは、顧客の最近の業績(増収増益、増収減益、減収減益等)をA、B、Cの3ランクで示したものである。
なお、顧客情報DB150に記録されるこれらのレコードの各項目は、新たな情報を入手した場合に営業端末装置30を用いて入力することができる。
図4は、構成情報DB160のデータ構成の一例を示す図である。構成情報DB160は、顧客に備えられているシステム構成を記録するデータベースである。本図に示すように構成情報DB160は、構成ID160a、顧客コード160b、モデル名160c、ベース名160d、ベース構成160e、オプション構成160fを1レコードとして管理する。すなわち、構成情報DB160は、1つのコンピュータシステムの構成を1レコードとして管理する。
ここで、本実施例が対象とするコンピュータシステムの構成について説明する。本実施例におけるコンピュータシステムは、モデル名で示される機種単位で取り扱うものとする。そして、各モデルは、ベース名で示されるメイン構成を有している。ベースは、CPU、メモリ、HDD(ハードディスクドライブ)、OS等のベース構成項目から構成されるが、それぞれのベース構成項目は複数のベース構成品目を選択的に採用することができるものとする。例えば、あるベースについて、CPUとしてCPU1、CPU2のいずれかが(あるいは両方)が採用することができるという具合である。
また、ベースには、ベース構成品目の他に、オプション的な構成としてオプション構成項目を付加することができる。オプション項目についても、複数のオプション構成品目から選択的に採用することができる。例えば、あるベースについて、オプションとしてボード1とドライブ1とを追加するという具合である。
それぞれのベースについてのベース構成項目、あるいは、オプション構成項目の内容は、販売形態で定められたり、仕様上の組合せの可否で定められたりする。また、ベース、ベース構成項目、オプション構成項目のそれぞれの製品は、モデルチェンジ等で旧機種が販売終了になったり、ある機種についての後継機種が登場したりする。
このようなモデルチェンジが頻繁に発生する組み立て型製品の情報管理に好適な設計システム20について説明する。設計システム20は以下に示すような3種類のデータベースを備える。
製品情報DB230は、モデルごとに組合せ可能な構成部品が記録されたデータベースである。構成品情報DB240は、構成部品ごとの詳細な情報が記録されたデータベースである。構成ルールDB250は、構成部品同士の組合せルールが記録されたデータベースである。
本実施形態における設計システム20は、これら3つのデータベースが製品情報編集部において有機的に結合されることで効果を発揮する。以下、各データベースについて詳細に説明する。
設計システム20の製品情報DB230は、モデル毎のベースとオプションに関する情報を記録するデータベースである。
図5は、製品情報DB230のデータ構成の一例を示す図である。本図に示すように、製品情報DB230は、モデル名230a、ベース名230b、ベース構成項目230c、ベース構成品目230d、数量230e、標準230f、オプション構成項目230g、オプション構成品目230h、数量230i、標準230jを管理する。
本図の例を参照して、構成品情報DB240について具体的に説明する。
モデル名「サーバB」は、ベースBを備えるシステムである。ベースの構成項目としては、「OS」「CPU」「メモリ」「HDD」等があり、ベースBでは、それぞれ「OS1/OS2」「CPU1/CPU2」「256MB/512MB」「50GB、SCSI/80GB、SCSI/50GB、RAID/80GB、RAID」が選択できるものとする。それぞれの数量は「1」である。また、標準230fで「○」が付されているベース構成品目230dは、ベースBにおける標準のベース構成品目であることを示している。
また、ベースBには、オプション構成項目として「ボード」「ドライブ」等を追加することができ、それぞれ「ボード1/ボード2/ボード3」「ドライブ1/ドライブ2/ドライブ3」が選択できるものとする。それぞれの数量は「1」である。また、標準230jで「○」が付されているオプション構成品目230hは、ベースBにおける標準のオプション構成品目であることを示している。
製品情報DB230の各項目は、設計者等が設計端末装置40を用いて入力することができる。
設計システム20の構成品情報DB240は、ベース構成項目およびオプション構成項目の構成品目ごとの情報を記録するデータベースである。
図6は、構成品情報DB240の構成の一例を示す図である。本図に示すように、構成品情報DB240は、項目240a、品目240b、諸元240c、性能指標240d、価格240e、状況240f、後継240gを管理する。
本図の例を参照して、構成品情報DB240について具体的に説明する。
項目240aは、構成品の製品種別を示す情報で、例えば、「ベース」「OS」「CPU」等がある。
品名240bは、項目毎の具体的な構成品の名称である。例えば、項目「ベース」として、「ベースB」「ベースC」があり、項目「CPU」として「CPU1」「CPU2」「CPU3」があるという具合である。
諸元240cは、それぞれの構成品のスペックを示す情報である。これらのスペックに応じて性能指標が設計担当者等により定められ、その値が性能指標240dに記録される。性能指標240dは、構成品を変更した場合、あるいは、構成品を増設した場合等にどの程度性能が向上するかの目安となる相対的な値である。
価格240eは、構成品の単価を示す。
状況240fは、構成品が現行品であるか、販売終了したかを示す。ここで、「LIVE」は、その構成品が販売中の現行品であることを示し、「STOP」は、その構成品の販売が終了していることを示す。
後継240gは、構成品が販売終了となった場合の、後継構成品を示す。本図の例では「ベースB」は販売終了品であり、その後継機は「ベースC」であることが示されている。
構成品情報DB240は、設計担当者が、新たな構成品を採用等した場合、ある構成品が販売中止になった場合等に更新するようにする。
設計システム20の構成ルールDB250は、ベースに組合せ可能な機器等の情報を記録するデータベースである。
図7は、構成ルールDB250の構成の一例を示す図である。本図に示すように、構成ルールDB250は、ベース250a、組合せ対象250b、条件250cを管理する。すなわち、ベースに対して組合せ可能な構成品が組合せ対象250bに記録される。このとき組合せのために満たすべき条件がある場合には、条件250cに記録される。一方、構成ルールDB250に記録されていないベースと構成品とは組み合わせることができない。
本図の例を参照して、構成ルールDB250について具体的に説明する。例えば、ベースとOSの組合せにおいて、「ベースC」は、「OS1」「OS2」「OS3」と無条件に組み合わせることができる。また、ベースとHDDとの組合せにおいて、「ベースC」と「80GB、SCSI」との組合せは、条件250cに「POSSIBLE」と記録されている。これは、その組合せは販売上行なわれていないが、性能的には組み合わせることが可能であることを示している。
また、「ベースA」と「ドライブ1」との組合せにおいて、条件250cに「NEED(ボード1)」と記録されているが、これは、「ベースA」と「ドライブ1」とを組み合わせる際には「ボード1」が必要であることを示している。
「ベースB」と「ドライブ3」との組合せにおいては、条件250cに「NEED(ボード2 OR ボード3 OR ボード4)」と記録されている。これは、「ベースB」と「ドライブ3」とを組み合わせる際には「ボード2」「ボード3」「ボード4」のいずれかが必要であることを示している。
さらに、「ベースB」と「ドライブ5」との組合せにおいては、条件250cに「NEED(ボード5) AND NOT(ボード2、ボード3)」と記録されている。これは、「ベースB」と「ドライブ5」とを組み合わせる際には「ボード5」が必要であり、かつ、「ボード2」「ボード3」のいずれも備えていてはならないことを示している。
同図ではルールが表形式で表記されているが、「ベース」と「組合せ対象」を行列として、条件をマスとする表形式で情報を表記、管理してもよい。上記の「ベースB」、「ボード2」、「ボード3」は構成品情報DB240において「STOP」となっており販売が終了した構成部品である。このように、本実施形態では、販売が終了した構成品についてもその組合せに関する情報を管理することにより、リニューアル提案の際の営業担当者の負荷を軽減するようにしている。
構成ルールDB250は、設計担当者が、新たな構成品を採用等した場合、ある構成品が販売中止になった場合等に更新するようにする。
つぎに、本実施形態における処理について説明する。
まず、設計担当者は、設計端末装置40を用いて、製品情報DB230、構成品情報DB240、構成ルールDB250に必要なデータをあらかじめ入力しておくようにする。設計システム20のWeb処理部210は、そのための入力編集画面を設計端末装置40に表示させることができる。
図8は、設計システム20のWeb処理部210が表示させる製品情報等の入力編集画面300の一例を示す図である。
本図に示すように、入力編集画面300は、製品を指定するためのボタン、編集項目(編集対象データベース)を指定するための領域、編集画面303等を備えており、設計担当者が製品情報等を簡易に入力編集できるようになっている。
また、営業担当者は、営業端末装置30を用いて、商談情報DB140、顧客情報DB150、構成情報DB160に必要なデータをあらかじめ入力しておくようにする。
これらの前処理により各種データが記録された製品情報DB230、構成品情報DB240、構成ルールDB250、商談情報DB140、顧客情報DB150、構成情報DB160に基づいて、営業システム10は、以下に示すような処理を行なう。
図9は、営業システム10が行なう処理の概要を示す図である。すなわち、営業システムは、商談情報概要表示処理400、商談情報詳細表示処理401、対象構成特定処理402、構成情報表示処理403、構成変更処理404、変更指標表示処理405、見積・提案書表示処理406を行なう。
まず、商談情報概要表示処理400について説明する。商談情報概要表示処理400では、進行中あるいは過去に扱った商談の概要を表示して、営業担当者がどの商談を提案対象とするかを絞込むための支援を行なうものである。
このため、商談情報概要表示処理400では、商談情報DB140から商談情報を読み込む。さらに、各商談情報の顧客コード140gをキーにして、顧客情報DB150から顧客情報を抽出し、それぞれの商談についての顧客情報を取得する。
つぎに、抽出した情報に基づいて、表示指標を算出する。ここで、表示指標は、その商談についてリニューアルの商談が成立する確度の目安となる値である。
表示指標は、例えば、次のようにして求めることができる。すなわち、表示指標「確度」=時間経過因子*用途因子*取引実績因子*顧客シェア因子*顧客業績因子(ただし、*は、それぞれの要素を考慮することを示す演算子とする)。
ここで、時間経過因子は、商談情報の時期140cに基づいて、導入時期から現在までの経過時間を計算し、5年超過で1.0、2〜5年では0.5、2年以下では0.2の評点を付与したものである。これは、時間経過とともにシステムが陳腐化してリニューアルの確度が高くなると考えられるからである。
用途因子は、商談情報の用途140eごとに評点を付与したものであり、例えば、DBでは1.0、Webでは0.8、SCM、CRMでは0.5、ERPでは0.2とすることができる。これは、時間経過とともにスケールアップ要因が多いシステムほどリニューアルの確度が高くなると考えられるからである。例えば、DBは時間経過とともに容量不足となり増設される可能性が高い一方、ERPのようなものでは一度構築された環境が変更される頻度は低いと考えられるからである。
取引実績因子は、顧客情報の顧客との取引実績150cについて、「A」「B」「C」にそれぞれ1.0、0.5、0.2の評点を付与したものである。これは、従来の取引実績が良好な顧客ではリニューアル受注の確率が高くなると考えられるからである。
顧客シェア因子は、顧客情報の顧客シェア150dについて、「A」「B」「C」にそれぞれ1.0、0.5、0.2の評点を付与したものである。これは、顧客シェアが高いほど従来システムとの親和性によりリニューアル受注が有利と考えられるからである。
顧客業績因子は、顧客情報の顧客業績150eについて、A、B、Cにそれぞれ1.0、0.5、0.2の評点を付与したものである。これは、業績が好調の企業では設備投資の確度が高くなると考えられるからである。
以上の結果、例えば、管理番号245の例について計算すると、リニューアル確度は以下となる。
なお、表示指標「確度」は、相対比較のための数値である。これにより、多くの商談同士を相対比較することができ、リニューアルが有望な商談を絞り込んで、営業リソースを集中して投下できる利点がある。
商談情報概要表示処理400では、算出した表示指標「確度」と、商談情報の総額140fとに基づいて、商談散布図を生成して、営業端末装置30に表示させる。図10は、商談散布図の一例を示す図である。
本図に示すように商談散布図500は、商談毎に、算出した表示指標「確度」と総額140fに基づく値とを二次元座標上にプロットしたものである。本図において、横軸は確度を示し、右に行くほど確度が高いことを示している。また、縦軸は金額を示し、上に行くほど金額が高いことを示している。そして、プロットされた○および△が1つの商談を示している。なお、△は、その商談が営業担当者により選択されていることを示している。
商談散布図では、今後注力できる限られた商談が、どの領域に分布するのかを視覚的に把握できる。これにより、営業担当者は金額が低くても確度が高い商談に対して集中的にリニューアル提案するか、確度は低くても金額が高い商談に対してリニューアル提案するかの判断が容易となる。これら2つのケースはどちらを重視すべきかは企業の判断により変わる。決算間近であると右下の商談を確実に刈り取ることを重視するし、決算まで時間があると左上の商談にも重きを置く。重要なことは、各商談がどういう位置づけを持っているかを明確に示すことである。
商談散布図上で商談が選択されて、所定の操作、例えば、マウスによるダブルクリックを受け付けると、商談情報詳細表示処理401を行ない、さらに、商談に関する詳細な情報を営業端末装置30に表示させる。
商談に関する詳細な情報は、例えば、状況140b、導入内容140d、総額140f等の商談情報DB140に記録された各種商談情報、名称150b、取引実績150c、顧客業績150e等の顧客情報DB150に記録された各種顧客情報とすることができる。これにより、営業担当者は、その商談についてのより詳細な情報を取得することができる。
商談散布図上で商談が選択されて、所定の操作、例えば、所定のボタンのクリックを受け付けると、営業システム10は、その商談をリニューアル提案の対象として特定する(402)。
ある商談が、リニューアル提案の対象として特定されると、まず、その商談についての顧客の現在の構成情報の表示処理403を行なう。
構成情報の表示処理403では、特定された商談についての顧客コード150aをキーに構成情報DB160から構成情報が抽出され、抽出された情報に基づく画面を営業端末装置30に表示させる。
図11は、構成情報を表示する画面600の一例を示す図である。本図に示すように画面600の構成表示欄601には、ベース、OS、CPU等のそれぞれについて、顧客の現在のシステム構成が示される。本図の例では、ベースとしてベースB(STOP)が採用され、OSとしてOS2(STOP)が採用され、CPUではCPU1(LIVE)が採用されていることを示している。なお、(STOP)はその機器の販売が終了していることを示し、(LIVE)はその機器が現行機であることを示している。この情報は、構成品情報DB240の状況240fを参照することで取得することができる。
構成情報を表示する画面600には、構成情報の他にも、システム構成のイメージ、操作用の各種メニュー・ボタン等を配置することができる。また、本画面で、システム構成のリニューアルの提案を行なうために、構成を変更した場合の評価等を行なうことができる。
このための構成変更処理404について説明する。本実施例において、営業システム10は、変更案として、独立変更と従属変更の2種類を選択することができる。営業担当者は、独立変更を選択する場合は「独立」ボタン602をクリックし、従属変更を選択する場合は「従属」ボタン603をクリックするようにする。
ここで、独立変更は、変更対象の機器について、現行機種と後継機種とを提示して、選択を受け付け、選択された機種について、他のシステム構成機器との組合せのチェックを行なう変更案受け付け処理である。すなわち、図12(a)に示すフロー図にしたがって処理が行なわれる。さらに、図13(a)の具体例を参照して、独立変更について説明する。
図13(a)は、図11に示した構成において、「ベースB(STOP)」を変更対象とした場合の例である(S301)。この場合、営業システム10は、構成品情報DB240を参照して、ベースBに対応する現行装置およびベースBの後継機を抽出して、メニュー形式で選択可能な状態で表示する(S101)。この結果、ベースBの後継機である「ベースC(LIVE)」が表示される(S301)。この表示の仕方は、例えば、ベースBが表示されている領域に対応したプルダウンメニュー方式とすることができる。
この状態で、営業システム10は、営業担当者からの選択を受け付ける(S102)。そこで、営業担当者がベースCを選択すると、営業システム10は、組合せのチェックを行なう(S103、S304)。
組合せチェックでは、変更後の機器、すなわち、ベースCとその他の機器との組合せの可否を構成ルールDB250を参照して判断する。その結果、組合せが不可とされている装置を表示し、営業担当者に通知する(S104)。本例では、ボード2がベースCとの組合せが構成ルールDB250において設定されていないため、ボード2はベースCと組み合わすことができないと判断し、ボード2を、例えば、ハイライト表示することで、営業担当者にその旨を通知する(S305)。なお、HDD:80GB、SCSIについては、構成ルールDB250において「POSSIBLE」と設定されており、販売上は認められないが、機能的にはベースCと組み合わせることが可能であるため、機能的に組合せ不可能な場合とは異なるハイライト表示(異なる色等)で区別する。この場合、特注仕様として顧客に提案するかどうかを検討することになる。
一方、従属変更は、変更対象の機器について、他のシステム構成機器との組合せが可能な現行機種と後継機種を提示して選択を受け付ける処理である。すなわち、図12(b)に示すフロー図にしたがって処理が行なわれる。さらに、図13(b)の具体例を参照して、従属変更について説明する。
図13(b)は、図13(a)に示した例と同様に、図11に示した構成において「ベースB(STOP)」を変更対象とした場合の例である(S401)。この場合、営業システム10は、構成品情報DB240を参照して、ベースBに対応する現行装置およびベースBの後継機を抽出する(S201)。そして、抽出された機器について、その他の機器との組合せの可否を構成ルールDB250を参照して判断する(S202)。図13(b)の場合、ベースCが抽出され、組合せがチェックされる(S402)。
この結果、組合せが可能であると判断されたベースBに対応する現行装置およびベースBの後継機を表示する(S203)。本例では、
図14は、「ボード2(STOP)」を変更対象とした場合の具体例を示している。図14(a)は独立変更の例であり、図14(b)は従属変更の例である。
独立変更の場合、「ボード2(STOP)」を変更対象とすると(S501)、営業システム10は、構成品情報DB240を参照して、ボード2に対応する現行装置およびボード2の後継機を抽出して、メニュー形式で選択可能な状態で表示する。この結果、現行機である「ボード1(LIVE)」とボード2の後継機である「ボード4(LIVE)」とが表示される(S502)。この表示の仕方は、例えば、ボード2が表示されている領域に対応したプルダウンメニュー方式とすることができる。
そこで、営業担当者が「ボード1(LIVE)」を選択すると(S503)、営業システム10は、組合せのチェックを行なう(S504)。その結果、「ボード1(LIVE)」は、「ドライブ3」との組合せが規定されていないため、ドライブ3がハイライト表示される。一方、「ボード1(LIVE)」は、「ドライブ1」との組合せは構成ルールDB250に規定されているため、営業システム10は、ドライブ3が表示されている領域に対応したプルダウンメニューに「ドライブ1」を追加表示して、ドライブ3が組合せ不可であることと、ドライブ1が組合せ可能であることを営業担当者に通知する(S505)。これにより、営業担当者は、「ボード1(LIVE)」の変更に加え、ドライブ3をドライブ1に変更することにより、リニューアルが可能であることを顧客に提案することができる(S506)。
従属変更の場合には、「ボード2(STOP)」を変更対象とすると(S501)、組合せチェックが行なわれ(S602)、他の構成品との組合せが可能な「ボード4(LIVE)」が抽出され、ボード4のみが選択肢としてボード2が表示されている欄に対応するプルダウンメニューに表示される(S603)。
以上、独立変更と従属変更について説明した。独立変更は、顧客が特定の構成部品の追加を要求した場合、他の部品交換が生じる可能性を許容した上で構成の変更案を評価する場合などに有効である。特定部品の追加が可能なメリットがある一方、全ての部品の組合せを終息させるために手間がかかるデメリットがある。従属変更は、営業が顧客の現状構成に対してリプレース提案を立案する場合などに有効である。顧客に現状構成に対して、現在販売が行われている構成部品のうち組合せ可能なもののみが表示されているため、選択後の終息の手間が不要である。しかし、作成できる変更案には独立変更に比べて制約がある。
営業担当者は、このように、営業端末装置30を用いて営業システム10にアクセスし、種々のリニューアル提案を顧客に提示することができる。
提示したリニューアル案のうち、実際の候補となる案について、営業システム10は、リニューアル効果についての指標を作成し、営業端末装置30に表示する(図9:405)。
本実施例におけるリニューアル効果についての指標は、変更にかかる費用(価格)と変更後の性能の向上分とを算出したものであり、図15に示すような2次元座標にプロットすることで営業担当者および顧客に提示するものとする。ここで、変更にかかる費用と変更後の性能の向上分とは、構成品情報DB240の価格240eおよび性能指標240dを参照することで算出することができる。
図15に示した価格性能対応図700において、△はリニューアル前の性能を示している。本図は、例えば、ある構成項目に注目した場合に、どの構成品に変更することで、どの程度の価格が必要でどの程度の性能向上が望めるかを示すものである。ここで、○は、構成品を増設した場合を示し、□は構成品をリプレースした場合を示している。
本図の例では、構成品CPUについて着目して価格性能対応図を表示させた場合である。これらは、構成品情報DB240の性能指標240dおよび価格240eを参照して算出することができる。ここで、増設の場合には増設する構成品の性能指標から変更後の性能指標が求められ、リプレイスの場合には、変更後の構成品の性能指標と変更前の構成品の性能指標との差分により変更後の性能指標を求めることができる。
この価格性能対応表700に対して、顧客が計画する投資額と性能向上の範囲(図中の破線領域部分)を対照することで、どのようなリニューアルを行なうかの決定を支援することができる。
一般に顧客はリニューアルに投資してどの程度の効果が得られるのかを知りたい。また、既存製品をベースに、手持ちの予算と将来計画を考慮して、今回は増設にすべきかリプレイスにすべきかを知りたい。価格性能対応表は、顧客のこのような要求に応えるものである。
例えばマルチCPUタイプのコンピュータ製品では、処理性能はベース基板のデータ伝送効率とCPU個数により決まる。増設ではベース基板はそのままでCPUを追加することで処理速度の向上を図ることを考える。一方、リプレイスではデータ伝送効率の高いベース基板に変更した上でCPUを追加して処理速度の向上を図ることを考える。両者を比較すると、増設では処理速度が高く高価なCPUを追加してもデータ伝送効率が劣るため処理速度の向上は緩やかである。一方、リプレイスではデータ伝送効率が高いため安価なCPUを追加しても大幅な処理速度の向上が図れることが表から読み取ることができる。
同図の場合、○の点列がデータ伝送効率の低い現状のベース基板、□の点列がデータ伝送効率の高いベース基板、CPU1、CPU2、CPU3が処理速度が高く高価なCPU、CPU4、CPU5、CPU6が安価なCPUを意味している。
ただし、リプレイスでは初期投資が必要となる。顧客は出費を抑えつつ性能を高めたい。このため、予算範囲と必要性能により同図の今回計画と将来計画が決定する。今回計画だけを考えると、増設案が予算、性能とも満足するため増設が望ましい。しかし、将来計画を考慮すると、増設では予算内だが性能が不足し、リプレイスでは性能は満足するが予算オーバとなることがわかる。しかし、リプレイスではその後の性能向上でのコストパフォーマンスが良いメリットがある。この場合、増設を選択するかリプレイスを選択するかは顧客の考え方次第である。すなわち、直近の財源が限られている場合は増設を選択するであろうし、財源に比較的余裕がある場合はリプレイスを選択するであろう。いずれにしても、顧客に既存システムに対して増設、リプレイスにおける選択肢とそのコストパフォーマンス、将来性を明確に説明することが重要である。
顧客が、リニューアル案を絞ると、営業システム10は、図16に示すような見積書800を作成することができる。見積書800に記載する値は、構成品情報DB240を参照して、リニューアル案に必要な構成品の価格240eを取得することで算出することができる。
さらに、営業システム10は、図17に示すような、リニューアル効果についての指標と提案リニューアルについての見積とを記載した提案書900を作成することができる(図9:409)。
以上のように、本発明によれば、顧客に納入した製品のリニューアルを顧客の事情や製品の特性を考慮してきめ細かく提案するシステムが提供される。また、リニューアルが有望な顧客をその規模や多様な確度で絞込み販売を効率化すること、既納品の構成とリニューアル後の構成の価格―便益を可視化して需要を喚起すること、販売が中止されている既納品であっても、現行製品との関係を把握してリニューアル後の構成を構築可能な環境を提供することが可能となる。これにより、リニューアルの効率が向上できる上、顧客訴求力を高めることができ、受注機会獲得による売上向上が期待できる。
本発明を適用したリニューアル提案支援システムの構成を示すブロック図である。 商談情報DB140のデータ構成の一例を示す図である。 顧客情報DB150のデータ構成の一例を示す図である。 構成情報DB160のデータ構成の一例を示す図である。 製品情報DB230のデータ構成の一例を示す図である。 構成品情報DB240の構成の一例を示す図である。 構成ルールDB250の構成の一例を示す図である。 設計システム20のWeb処理部210が表示させる製品情報等の入力編集画面300の一例を示す図である 営業システム10が行なう処理の概要を示す図である。 商談散布図の一例を示す図である。 構成情報を表示する画面600の一例を示す図である。 独立変更・従属変更について説明するためのフロー図である。 独立変更・従属変更の具体例を示す図である。 独立変更・従属変更の別の具体例を示す図である。 価格性能対応表の一例を示す図である。 見積書800の一例を示す図である。 提案書900の一例を示す図である。
符号の説明
10…営業システム
20…設計システム
30…営業端末装置
40…設計端末装置
70…コンピュータネットワーク
110…Web処理部
120…商談処理部
130…構成作成支援部
140…商談情報DB
150…顧客情報DB
160…構成情報DB
210…Web処理部
220…製品情報編集部
230…製品情報DB
240…構成品情報DB
250…構成ルールDB

Claims (6)

  1. 営業端末装置と通信を行なうリニューアル提案支援システムであって、
    顧客が備える製品の構成品に関する情報を記憶する構成情報記憶手段と、
    現在取り扱う構成品および過去に取り扱った構成品に関する情報を記憶する構成品情報記憶手段と、
    前記構成品情報記憶手段が記憶する構成品同士の組合せの可否に関する情報を記憶する構成ルール記憶手段と、
    顧客が備える製品の構成品の変更についての処理を行なう制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記構成情報記憶手段を参照し、顧客が備える構成品を前記営業端末装置に表示するとともに、前記営業端末装置から、いずれかの構成品の変更指示を受け付けた場合に、他の構成品であって、変更にかかる構成品との組合せが不可の構成品を前記営業端末装置の操作者に通知することを特徴とするリニューアル提案支援システム。
  2. 請求項1に記載のリニューアル提案支援システムであって、
    前記構成品情報記憶手段は、構成品毎に現在取り扱う構成品であるか過去に取り扱った構成品であるかを示す販売状況情報を記憶し、
    前記制御手段は、前記販売状況情報を前記営業端末装置に表示することを特徴とするリニューアル提案支援システム。
  3. 請求項2に記載のリニューアル提案支援システムであって、
    前記構成品情報記憶手段は、構成品をその製品種別を示す項目単位で管理し、
    前記制御手段は、顧客が備える構成品について、その構成品を含む項目であって、現在取り扱う構成品を、変更の選択肢として表示することを特徴とするリニューアル提案支援システム。
  4. 請求項1に記載のリニューアル提案支援システムであって、
    前記構成品情報記憶手段は、構成品毎に性能指標と価格とを記憶し、
    前記制御手段は、いずれかの構成品の変更指示を受け付けた場合に、変更前の構成品の性能指標と、変更後の構成品の性能指標および価格とから、変更の際のコストと性能向上との関係を前記営業端末装置に表示することを特徴とするリニューアル提案支援システム。
  5. 請求項1に記載のリニューアル提案支援システムであって、
    顧客との商談に関する情報であって、商談の総額を含む情報を記憶する商談情報記憶手段と、顧客に関する情報を記憶する顧客情報記憶手段をさらに備え、
    前記制御手段は、商談情報記憶手段と顧客情報記憶手段とを参照して、商談毎の金額と商談の見込みに関する指標を算出することを特徴とするリニューアル提案支援システム。
  6. 請求項5に記載のリニューアル提案支援システムであって、
    前記顧客情報記憶手段は、顧客の取引実績、顧客のシェア、顧客の業績の少なくともいずれかの情報を記憶し、
    前記制御手段は、顧客の取引実績、顧客のシェア、顧客の業績の少なくともいずれかの情報を参照してその顧客についての商談の見込みに関する指標を算出することを特徴とするリニューアル提案支援システム。
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