JP5900341B2 - 構成管理装置、構成管理方法、及び構成管理プログラム - Google Patents
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Description
本文献のシステム提案装置の最適構成算出部は、前記性能評価対象システムの構成要素、構成要素の接続関係、アプリケーションの挙動、各資源の仕様及びパラメタを組み合わせた構成を策定し、各構成に対する応答時間を性能シミュレータによって算出する。また、最適構成算出部は、策定した各構成のハードウェア及びソフトウェアの合計価格を算出する。算出した各構成の応答時間と合計価格を基に、最適構成算出部は、性能要件と価格要件を所定の誤差範囲で満たす構成を出力する。これにより、性能要件と価格要件を満たす構成を短時間で出力することができる。
特許文献2には、予め設定された条件に合致する構成要素(部品)を抽出してシステムの構成を決定し、システムの構成を出力するシステム構築機構が記載されている。部品は、例えば、CPUやメモリ、ディスクである。部品を抽出するための条件は、CPUのクロック数や個数、メモリの容量、ディスクの容量等のシステム仕様や、予算や納入日などのユーザ要件である。本文献のシステム構築機構は、抽出機能と判定機能を含む。
抽出機能は、部品諸元表から、システム仕様を満たすCPUやメモリ、ディスクなどの部品を抽出する。判定機能は、抽出機能が抽出した部品から、ユーザ要件のうちの納入期限以前に納入することができない部品を除く。また、判定機能は、採用すると価格の制限を満たさなくなる部品を除く。システム構築機構は、除かれなかった部品の情報を出力する。
特許文献3には、トランザクションの処理時間が所定の応答時間を超える確率が所定の値以下であるシステム構成で、価格が最小になるものを算出する構成導出方法及び構成導出装置が記載されている。特許文献3の構成導出装置は、性能を表す関数である性能関数が制約条件を満たし、かつ、目的関数としての価格関数を最小にするシステム構成を、ラグランジュの未定乗数法により求める。性能関数及び価格関数は、システム構成データを変数とする関数である。制約条件は、性能保証対象のジョブ実行時に、トランザクションの処理時間が、応答時間A以上である確率がB以下であることである。システム構成パラメータは、CPU性能S、CPU数NCPU、全メモリ容量M、I/O(Input/Output)処理速度I、同時実行可能ジョブ数NJである。
特許文献3の構成導出装置は、CPU数を1から増設可能な最大CPU数まで1ずつ増加させながら、次の処理を繰り返す。特許文献3の構成導出装置は、まず、CPU数NCPUを固定した時の最適システムパラメータ(S、M、I)をラグランジュの未定乗数法により算出する。特許文献3の構成導出装置は、次に、計算で得られた最適システムパラメータに対する距離が最も小さい現実のシステムパラメータセットを、価格データから探索する。
特許文献3の構成導出装置は、CPU数を1から増設可能な最大CPU数まで1ずつ増加させて導出した各CPU数における最適化されたシステム構成から、価格が最低になるシステム構成のパラメータセット(NCPU、S、M、I)を決定する。特許文献3の構成導出装置は、次に、算出したシステム変数(S、NCPU、M、I)に対して、同時実行可能ジョブ数NJを算出する。
従って、特許文献1の技術には、一定以上の性能を満たす最も安価な構成を出力することができないという問題があった。
特許文献2のシステム構築機構は、部品の種類毎に定められた条件を満たす部品を種類毎に抽出し、抽出した部品から種類毎に一つずつ選択した部品の合計価格が、所定の値以下になる部品の組み合わせを選択する。
特許文献2の技術には、2種類の指標を持つ複数種類の部品を組み合わせて、組み合わせに含まれる部品の一方の指標の合計値が所定値以上である組み合わせの中で、他方の指標の合計値が最小である組み合わせを選択することができないという問題があった。
特許文献3のシステム構成導出装置は、1から増設可能な最大CPU数までの全てのCPU数について、最適システム構成パラメータを算出し、その中から価格が最低になるシステム構成パラメータセットを選択していた。
特許文献3の技術には、各CPUの性能が同一であることを前提としているという問題があった。
本発明の目的は、異なる2つの指標を持つ複数の種類の機器の集合に対して、一方の指標の合計が所定値以上であるという条件を満たし、他方の指標の合計が最小となる機器の組み合わせを導出する構成管理装置を提供することにある。
本発明の構成管理方法は、種類毎に第1の指標値P1と第2の指標値P2に関連付けられるi種類の機器で構成される、P1の合計がn以上の集合中、P2の合計が最小な集合を最小集合(n,i)、最小集合(n,i)に属する機器のP2の合計を最小合計(n,i)と定義した場合に、複数(J)種類の機器の種類毎にP1及びP2を機器記憶手段に記憶し、要求値Nを入力して、iをJまで順次増加させながら、最小集合(N,i−1)の少なくとも一部をi番目の種類の機器で置換して得られた新たな集合のP2の合計が、a)最小合計(N,i−1)より小さいとき前記新たな集合を、b)最小合計(N,i−1)より小さくないとき最小集合(N,i−1)を、最小集合(N,i)として取得し、最小集合(N,J)を出力する。
本発明の構成管理プログラムは、種類毎に第1の指標値P1と第2の指標値P2に関連付けられるi種類の機器で構成される、P1の合計がn以上の集合中、P2の合計が最小な集合を最小集合(n,i)、最小集合(n,i)に属する機器のP2の合計を最小合計(n,i)と定義した場合に、コンピュータを、複数(J)種類の機器の種類毎にP1及びP2を記憶する機器記憶手段と、要求値Nを入力して、iをJまで順次増加させながら、最小集合(N,i−1)の少なくとも一部をi番目の種類の機器で置換して得られた新たな集合のP2の合計が、a)最小合計(N,i−1)より小さいとき前記新たな集合を、b)最小合計(N,i−1)より小さくないとき最小集合(N,i−1)を、最小集合(N,i)として取得する構成更新手段と、最小集合(N,J)を出力する出力手段として動作させる。
(第1の実施形態)
次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る構成管理装置の構成を表すブロック図である。
図1を参照すると、本実施形態の構成管理装置1は、機器記憶部11と、構成記憶部12と、初期化部13と、構成更新部14と、出力部15と、指標取得部16とを含む。また、構成管理装置1には、端末2と、ファイル31を含むサーバ3が接続されている。なお、サーバ3は存在せず、構成管理装置1がファイル31を含んでいてもよい。
機器記憶部11は、少なくとも2つの異なる指標を持つ複数の種類の機器の、2つの指標を、種類毎に記憶する。機器は、例えばサーバなどの計算装置やCPU等である。2つの指標のうち、第1の指標は、例えば、機器の性能を表す指標である。性能を表す指標は、例えば、スループットや、MIPS値、FLOPS(Floating point number Operations Per Second)値等の指標である。また、第1の指標は、例えば、信頼性や可用性等を表す指標であってもよい。2つの指標のうち、第2の指標は、例えば、機器のコストを表す指標である。コストを表す指標は、例えば、価格、消費電力、排熱量、重量、設置スペース等の、システムの構築や運用の費用に影響する指標である。また、第2の指標は、例えば、機器を構成する部品数などの値であってもよい。複数の機器に対するこれらの2つの指標は、それぞれの機器の2つの指標を合計した値である。
機器記憶部11が記憶する各機器の第1の指標及び第2の指標は、予め与えられていてもよく、後述する指標取得部16が取得したものでもよい。
構成記憶部12は、第1の指標の合計が所定値(必要値)以上である機器の集合で、第2の指標の合計が最小となる集合(最小集合)の、第2の指標の合計値(最小合計)と、最小集合に最後に追加した機器の種類(置換機種)を表す情報を、必要値に対応付けて記憶する。構成記憶部12が記憶する最小合計及び置換機種に対応する必要値は、0から整数Nまでの全ての整数である。すなわち、構成記憶部12は、0から整数Nまでのそれぞれの整数に対応付けて、最小合計と置換機種を記憶する。ただし、機器記憶部11が記憶する複数の種類の機器の第1の指標とNに、1より大きな公約数が存在する場合は、各機器の第1の指標とNをこの公約数で割った値を、新たな第1の指標とNとして、最小合計と置換機種を記憶してもよい。
本実施形態の以下の説明では、最小集合(n,i)は、i番目以下の種類の機器のみを含む機器の集合の中で、第1の指標の合計がn以上である最小集合である。また、最小合計(n,i)は、最小集合(n,i)に含まれる機器の第2の指標の合計である。置換機種(n,i)は、最小集合(n,i)に最後に加えた機器の種類を表す、例えば、符号、記号、文字列などの情報である。i番目の種類の機器は、例えば、機器記憶部11がi番目に記憶する機器や、第1の指標や第2の指標の大きさが、i番目に大きい又は小さい機器である。機器の種類の順番を決める方法は任意である。
構成記憶部12は、最小合計を、例えば、長さがN+1の複数の配列として記憶することができる。この場合、構成記憶部12は、最小合計(n,i)を、例えばi番目の配列の第n要素として記憶する。また、構成記憶部12は、最小合計を、例えば、i行n列目の要素が最小合計(n,i)である、2次元の配列として記憶することもできる。同様に、構成記憶部12は、置換機種を、長さがN+1の複数の配列として記憶することができる。この場合、構成記憶部12は、置換機種(n,i)を、例えばi番目の配列の第n要素として記憶する。また、構成記憶部12は、置換機種を、例えばi行n列目の要素が置換機種(n,i)である、2次元の配列として記憶することもできる。
また、本実施形態では、構成記憶部12は、最小合計及び置換機種を、それぞれ長さがN+1である配列として記憶することもできる。この場合、後述する構成更新部14が最小合計(n,i)を算出する時、構成記憶部12は、配列の第0から第n−1要素には最小合計(n,1)を、配列の第nから第N要素は最小合計(n,i−1)を記憶する。そして、構成更新部14は、算出した最小合計(n,i)を、配列の第n要素に格納する。構成記憶部12は、置換機種も、上述の最小合計と同様の形式で記憶することができる。
整数Nは、構成管理装置1が出力する機器の集合の第1の指標の合計値が、上回らなければならない要求値である。整数Nは、予め構成管理装置1に与えられているか、ユーザ等により例えば端末2を介して構成管理装置1に入力される。
初期化部13は、集合が1番目の種類の機種だけを含む場合の、第1の指標の合計値が0以上N以下の各整数値nについて、最小合計(n,1)と置換機種(n,1)を導出する。
そのために、初期化部13は、まず、1番目の種類の機器の機器情報を機器記憶部11から読み出す。本実施形態の機器情報は、第1の指標及び第2の指標である。例えば、i番目の種類の機器の機器情報は、第1の指標(P1(i))及び第2の指標(P2(i))である。初期化部13が読み出す機器情報は、1番目の機器の第1の指標(P1(1))及び第2の指標(P2(1))である。初期化部13は、読み出したP1(1)及びP2(1)を元に、最小合計(n,1)を算出する。集合が1番目の種類の機種だけを含むので、最小合計(n,1)は、nを1番目の機種の第1の指標で割った値以上の最小の整数である。また、置換機種(n,1)は、全てのnで1番目の機器の種類を表す情報である。
nが0である場合、iの値によらず、最小集合(n,i)は機器を含まない。従って、この場合、計算するまでもなく、最小合計(n,i)は0である。また、最小集合(n,i)は機器を含まないので、最小集合(n,i)に最後に加わった機器は存在しない。
本実施形態の例では、初期化部13は、nが0の場合、置換機種(n,1)を、最後に加わった機器が存在しないことを表す値(例えば0やNull値)にする。以下の説明では、いずれかの機器の種類を表す情報を有効値、最後に加わった機器が存在しないことを表す値を無効値と表記する。本実施形態では、Null値が無効値である。
また、計算の過程でnが0未満になった場合、nが0の場合と同様に、計算するまでもなく最小合計(n,i)は0であり、置換機種(n,i)は無効値である。本実施形態では、構成記憶部13は、nが0未満の場合の最小合計(n,i)及び置換機種(n,i)を記憶しない。nが0未満になった場合、構成更新部14は、構成記憶部12から最小合計(n,i)及び置換機種(n,i)を読み出さず、最小合計(n,i)は0とみなし、置換機種(n,i)は無効値とみなせばよい。また、nが0未満になった場合、構成更新部14は、nが0の場合の最小合計(n,i)及び置換機種(n,i)を、nが0未満の場合の最小合計(n,i)及び置換機種(n,i)として構成記憶部12から読み出してもよい。
初期化部13は、算出した最小合計(n,1)と置換機種(n,1)を、構成記憶部12に格納する。
構成更新部14は、iを2からJ(Jは機器の種類の数)まで増加させながら、次に説明する最小合計及び置換機種を更新する処理を行う。
構成更新部14は、まず、i番目の機種の第1の指標P1(i)及び第2の指標P2(i)を、機器記憶部11から読み出す。
構成更新部14は、次に、nを1からNまで増加させながら、次の処理を行う。構成更新部14は、まず、最小合計(n,i−1)と、最小合計(n−P1(i),i)とP2(i)の和(最小合計(n−P1(i),i)+P2(i))の大きさを比較する。なお、n−P1(i)が0より小さい場合、構成更新部14は、最小合計(n−P1(i),i)を0とみなす。
最小合計(n,i−1)は、第1の指標の合計がn以上である機器の集合の中で、i−1番目以下の種類の機器のみを含み、第2の指標の合計が最小である集合の第2の指標の合計である。一方、最小合計(n−P1(i),i)とP2(i)の和は、第1の指標の合計がn以上である機器の集合の中で、少なくとも1台のi番目の種類の機器を含み、第2の指標の合計が最小である集合の第2の指標の合計である。従って、最小合計(n,i−1)と、同様に読み出した最小合計(n−P1(i),i)とP2(i)の和の、小さい方が、最小集合(n,i)である。
最小合計(n−P1(i),i)とP2(i)の和が、最小合計(n,i−1)より小さい場合、構成更新部14は、最小合計(n−P1(i),i)とP2(i)の和を最小合計(n,i)にする。この場合、最後に最小集合に加わった機器はi番目の種類の機器なので、構成更新部14は、i番目の機種を表す情報を置換機種(n,i)にする。
最小合計(n,i−1)が、最小合計(n−P1(i),i)とP2(i)の和より大きくない場合、構成更新部14は、最小合計(n,i−1)を最小合計(n,i)にする。また、この場合、置換機種(n,i)は置換機種(n,i−1)と同じであるので、構成更新部14は、置換機種(n,i−1)を置換機種(n,i)にする。
構成更新部14は、最小合計(n,i)及び置換機種(n,i)を、構成記憶部12に格納する。
以上の処理において、最小合計(N−P1(i),i)とP2(i)の和が最小合計(N,i−1)より小さい場合、構成更新部14は、最小集合(N−P1(i),i)に1台のi番目の種類の機器を加えた集合を最小集合(N,i)にする。この場合、最小集合(N,i)は、最小集合(N,i−1)の少なくとも一部を1台のi番目の種類の機器に置き換えた集合である。
出力部15は、構成記憶部12が記憶する各置換機種から最小集合(N,J)を導出し、構成記憶部12から読み出した最小合計(N,J)と、導出した最小集合(N,J)を出力する。出力部15の出力先は、例えば端末2である。
出力部15は、最小集合(N,J)の導出を、例えば次のように行う。
出力部15は、まず、最小集合(N,J)として出力するための集合(解集合)を空集合とする。最小集合(N,J)に最後に加わった機器は置換機種(N,J)なので、出力部15は、構成記憶部12から置換機種(N,J)を読み出して、解集合に加える。最小集合(N,J)から置換機種(N,J)を除いた集合は、置換機種(N,J)の第1の指標をP1(X)と表記した場合、最小集合(N−P1(X),J)である。
同様に、最小集合(n,J)に最後に加わった機器は置換機種(n,J)なので、出力部15は、構成記憶部12から置換機種(n,J)を読み出して解集合に加える。最小集合(n,J)から置換機種(n,J)を除いた集合は、置換機種(n,J)の第1の指標をP1(x)と表記した場合、最小集合(n−P1(x),J)である。
以上のように、最小集合(n,J)に最後に加わった機器を最小集合(n,J)から除いて解集合に加え、最小集合(n,J)から置換機種(n,J)を除いた最小集合(n−P1(x),J)を、次に最後に加わった機器を除く最小集合にする処理を、nが0以下になるまで行う。
最小集合(N,J)は、nが0以下になった時の解集合である。
指標取得部16は、例えばサーバ3が記憶するファイル31に含まれる各機器の第1の指標及び第2の指標を抽出し、機器記憶部11に格納する。サーバ3は、構成管理装置1と同一の装置であってもよく、例えばネットワークで通信可能に接続された他の装置であってもよい。ファイル31は、例えば、各機器のベンダがインタネット上で公開している、各機器の仕様が記載された1つ又は複数のウェブページを構成する1つ又は複数のファイルや、各機器の仕様を含むデータベースを構成するファイルである。
指標取得部16は、例えば、図示しない端末2の入力部等を介した、ウェブページ等を特定するURI(Uniform Resource Identifier)等を指定したユーザの指示により、ファイル31を取得する。指標取得部16は、ファイル31に含まれる各機器の第1の指標及び第2の指標を、例えば「性能」や「価格」、「消費電力」、「部品数」などの文字列をキーに抽出し、機器記憶部11に格納する。また、指標取得部16は、図示しない端末2の入力部等を介した、データベースに対するクエリ等を指定した指示により、データベースから第1の指標及び第2の指標を取得してもよい。指標取得部16は、ファイル31から、指標を得るための情報(例えば機器のCPUやクロック数等)を、文字列をキーに抽出し、抽出した情報を元に、指標が格納されているデータベースから第1の指標及び第2の指標を取得してもよい。
次に、本実施形態の構成管理装置1の動作について、図面を参照して詳細に説明する。
図13は、本実施形態の構成管理装置1が機器の指標を取得する動作の例を表すフローチャートである。
図13を参照すると、指標取得部16は、まず、図示しない端末2の入力部等を介した指示を受け、機器の種類毎の第1の指標及び第2の指標を含むファイル31を取得する(ステップS31)。
指標取得部16は、次に、取得したファイル31から、機器の種類毎の第1の指標及び第2の指標を抽出する(ステップS32)。
指標抽出部16は、抽出した機器の種類毎の第1の指標及び第2の指標を、機器の種類に対応付けて機器記憶部11に格納する(ステップS33)。
図2は、本実施形態の構成管理装置1が最小合計及び最小集合を導出する動作の例を表すフローチャートである。
図2を参照すると、まず、初期化部13が、1番目の種類の機器の機器情報を機器記憶部11から読み出す(ステップS11)。前述のように、本実施形態の1番目の種類の機器の機器情報は、第1の指標P(1)及び第2の指標P2(1)である。この場合、機器の種類の順番を表すiは1である。
図3は、機器記憶部11が記憶する機器情報の例である。図3は、例えば、機種Aの機器の第1の指標は2であり、第2の指標は2であることを表す。また、以下の説明では、1番目の種類の機器は機種Aの機器、2番目の種類の機器は機種Bの機器、3番目の種類の機器は機種Cの機器である。
次に、初期化部13は、0以上N以下の全てのnについて、1番目の種類の機器のみを含む最小合計(n,1)及び置換機種(n,1)を導出する。初期化部13は、導出した全ての最小合計(n,1)及び置換機種(n,1)を、構成記憶部12に格納する(ステップS12)。
図4は、初期化部13が構成記憶部12に格納した、最小合計(n,1)及び置換機種(n,1)の例である。図4の例では、Nは10である。
図4の上段の数値は、第1の指標の合計値がこれらの数値以上でなければならない必要値n(nは0以上N以下)である。図4の中段の数値は、最小合計(n,1)である。図4の下段の数値は、置換機種(n,1)である。例えば、図4の上段の値が1である列は、必要値が1であり、最小合計(1,1)が2であり、置換機種(1,1)がAであることを表す。これは、第1の指標の合計値が1以上である、1番目の種類の機器(機種A)のみを含む集合の中で、第2の指標の合計値が最小となる集合の、第2の指標の合計値は2であり、当該集合に最後に加わった機器の種類はAであることを意味する。
次に、構成更新部14は、iを2からJまで、nを1からNまで増加させながら、機器記憶部11から読み出したi番目の種類の機器の機器情報を元に、次の説明のように、構成記憶部12が記憶する最小合計と置換機種を更新する(ステップS13〜ステップS15)。
構成更新部14は、iが機器の種類の数Jより小さい場合(ステップS13、N)、次の処理を行う。iが機器の種類の数Jより小さい場合、全ての種類の機器の機器情報による最小合計と置換機種の更新が終わっておらず、次に機器情報を読み出して最小合計と置換機種の更新を行うべき種類の機器が存在する。
構成更新部14は、まず、iを1増加させる。例えば、初期化部13による処理が終わった直後であれば、iは1なので、構成更新部14は、iを1増加させて2にする。構成更新部14は、次に、i番目の種類の機器の機器情報を、機器記憶部11から読み出す。例えばiが2の場合、構成更新部14は、2番目の種類の機器の機器情報(第1の指標P1(2)及び第2の指標P2(2))を、機器記憶部11から読み出す(ステップS14)。
構成更新部14は、次に、nを1からNまで増加させながら、次の説明のように、1からNまでの最小合計(n,i)と置換機種(n,i)を更新する処理を行う(ステップS15)。
図5は、構成更新部14が構成記憶部12に格納した、iが2の場合の最小合計(n,2)及び置換機種(n,2)の例である。
図6は、構成更新部14が構成記憶部12に格納した、iが3の場合の最小合計(n,3)及び置換機種(n,3)の例である。
構成更新部14は、最小合計(n,i−1)と最小合計(n−P1(i),i)を構成記憶部12から読み出す。最小合計(n−P1(i),i)は、i番目以下の機種のみを含み、i番目の種類の機器を加えると第1の指標の合計がn以上になる集合で、最小となる第2の指標の合計である。構成更新部14は、nを1からNまで増加させながら処理を行うので、この時点で既に、最小合計(n−P1(i),i)を導出し、後述のように構成記憶部12に格納している。従って、構成記憶部12は最小合計(n−P1(i),i)を記憶している。また、前述のようにn−P1(i)が0より小さい場合、最小合計(n−P1(i),i)は0である。
構成更新部14は、次に、読み出した最小合計(n,i−1)と、同様に読み出した最小合計(n−P1(i),i)とP2(i)の和を比較する。比較の結果、最小合計(n−P1(i),i)とP2(i)の和の方が小さい場合、構成更新部14は、最小合計(n−P1(i),i)とP2(i)の和を最小合計(n,i)とし、i番目の種類の機器を置換機種(n,i)とする。一方、前述の比較の結果、最小合計(n,i−1)の方が大きくない場合、構成更新部14は、最小合計(n,i−1)を最小合計(n,i)とし、構成記憶部122から読み出した置換機種(n,i−1)を置換機種(n,i)とする。
1からNまでの各整数nに対して最小合計(n,J)及び置換機種(n,J)の更新が終了すると(ステップS13、Y)、出力部15は、構成記憶部12が記憶する各置換機種を元に、最小集合(N,J)を導出する(ステップS16)。
図3〜図6の例では、出力部15は、次の説明のように最小集合(N,J)(ただしN=10、J=3)を導出する。
置換機種(10,3)は図6の右端下段のBである。出力部15は、まず、Bを解集合に加える。このとき解集合は{B}である。図3を参照すると、Bの第1の指標は4である。出力部15は、次に、置換機種(10−4,3)であるBを解集合に加える。このとき、解集合は{B、B}である。出力部15は、次に、置換機種(10−4−4,3)であるAを解集合に加える。このとき、解集合は、{B、B、A}である。Aの第1の指標は2である。10−4−4−2は0なので、このときの解集合が、最小集合(10,3)である。
出力部15は、最小合計(N,J)及び最小集合(N,J)を、例えば端末2に対して出力する(ステップS17)。
本実施形態の構成管理装置1には、一方の指標の合計が所定値以上であるという条件を満たし、他方の指標の合計が最小となる、異なる2つの指標を持つ複数の種類の機器の組み合わせを導出することができるという効果がある。
その理由は、構成更新部14が、最小集合(n,i−1)の少なくとも一部をi番目の種類の機器で置換した新たな集合の第2の指標の合計が、最小合計(n,i−1)より小さい場合、前述の新たな集合を最小集合(n,i)にi番目の機器の種類を置換機種(n,i)にする処理を順次繰り返すからである。構成更新部14は、前述の処理の繰り返しにより、最小合計(N,J)及び置換機種(N,J)を導出し、導出した各置換機種(n,i)を元に最小集合(N,J)を導出する。
本実施形態の構成管理装置1には、前述の機器の組み合わせを、少ない計算量で導出することができるという、第2の効果がある。
その理由は、構成更新部14が、一方の指標の合計が所定値以上である、全ての機器の組み合わせに対して、他方の指標の合計を計算することなく、当該他方の指標の合計が最小となる機器の組み合わせを導出するからである。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る構成管理装置1Aを表すブロック図である。
図7を参照すると、構成管理装置1Aは、機器記憶部11と、構成記憶部12と、構成更新部14Aと、出力部15Aと、指標取得部16Aとを含む。また、構成管理装置1Aには、端末2と、機器4が接続されている。なお、機器4は複数台存在する。また、機器4は、自らの管理下にある複数の機器の機器情報を保持する、1台以上の機器であってもよい。
図1に記載の第1の実施形態の構成管理装置1の構成と比較すると、本実施形態の構成管理装置1Aは、初期化部13、構成更新部14、出力部15、指標取得部16を含まず、構成更新部14A、出力部15A、指標取得部16Aを含む点が異なる。以下では、本実施形態と第1の実施形態との相違点を中心に説明を行う。
機器記憶部11は、少なくとも2つの異なる指標を持つ複数の種類の機器の、2つの指標と、台数を、種類毎に記憶する。2つの指標は、第1の実施形態における2つの指標と同じであるので、説明を省略する。機器の台数は、機器の集合に含めることができる種類毎の最大の台数である。
機器記憶部11が記憶する各機器の第1の指標、第2の指標、及び台数は、予め与えられていてもよく、後述する指標取得部16Aが取得したものでもよい。
構成記憶部12は、第1の実施形態の構成記憶部12と同じであるので、説明を省略する。ただし、本実施形態では、構成更新部14Aが処理を行う前の初期状態において構成記憶部12が記憶する、全ての最小合計(n,i)は0であり、全ての置換機種(n,i)は無効値である。
構成更新部14Aは、jを1からJ(Jは機器の種類の数)まで増加させながら、次に説明する処理を行う。
構成更新部14Aは、まず、j番目の種類の機器の、第1の指標P1(j)と、第2の指標P2(j)と、台数L(j)を、機器記憶部11から読み出す。本実施形態では、第1の指標P1(j)と、第2の指標P2(j)と、台数L(j)が、j番目の種類の機器の機器情報である。
構成更新部14Aは、次に、iをT(j−1)+1からT(j)まで増加させながら、次に説明する最小合計及び置換機種を更新する処理を行う。ただし、T(j)はj番目以下の種類の機器の台数である。また、T(j)はT(j−1)とL(j)の和である。なお、T(0)は0である。
構成更新部14Aは、まず、i番目以下の全ての機器の第1の指標の和Sを算出する。構成更新部14Aは、Sの算出を、例えば、処理を開始する時に、Sの初期値を0にし、iが増加する毎に、i番目の機器の種類jの第1の指標P1(j)をSに足すことで行えばよい。また、SがN以上になった場合、構成更新部14Aは、Sの更新を中止してもよい。なお、以下の説明では、SまたはS(i)がi番目以下の全ての機器の第1の指標の和である。例えばS(a)のように、括弧内にi以外の文字を表記した場合、S(a)はa番目以下の全ての機器の第1の指標の和である。
構成更新部14Aは、次に、nを1からNまで増加させながら、次の処理を行う。構成更新部14Aは、nがS以下であれば、まず、最小合計(n,i−1)と置換機種(n,i−1)を構成記憶部12から読み出す。
置換機種(n,i−1)が有効値である場合、構成更新部14Aは、最小合計(n,i−1)と、構成記憶部12から読み出した最小合計(n−P1(j),i−1)とP2(j)の和(最小合計(n−P1(j),i−1)+P2(j))の大きさを比較する。
置換機種(n,i−1)が無効値である場合、又は、前述の比較の結果、最小合計(n−P1(j),i−1)とP2(j)の和が、最小合計(n,i−1)より小さい場合、構成更新部14Aは、最小合計(n−P1(j),i−1)とP2(j)の和を最小合計(n,i)に、機器のj番目の種類を置換機種(n,i)にする。
なお、i番目以下の種類の機器の第1の指標の和をS(i)で表した場合、最小集合(S(i),i)はi番目以下の全ての機器を含む集合である。また、最小合計(S(i),i)は、i番目以下の全ての機器の第2の指標の和である。ある正整数n1に対して、最小集合(n1,i)が存在すれば、n1より小さい正整数n2に対する最小集合(n2,i)も存在する。また、N以下の正整数nに対する、最小合計(n,i−1)及び置換機種(n,i−1)の導出は終了している。また、S(i)はS(i−1)+P1(j)なので、nがS(i)以下であれば、n−P1(j)はS(i−1)以下である。以上により、置換機種(n,i−1)が値を持たない場合であっても、最小合計(n−P1(j),i−1)及び置換機種(n−P1(j),i−1)は値を持つ。
nがSより大きい場合、又は、前述の比較の結果、最小合計(n−P1(j),i−1)とP2(j)の和が、最小合計(n,i−1)より小さくない場合、構成更新部14Aは、最小合計(n,i−1)を最小合計(n,i)に、置換機種(n,i−1)を置換機種(n,i)にする。
次に、構成更新部14Aは、最小合計(n,i)及び置換機種(n,i)を、構成記憶部12に格納する。
なお、nがSより大きい場合、最小集合(n,i−1)及び最小集合(n,i)は存在しない。従って、この場合、最小合計(n,i)及び置換機種(n,i)を更新する必要はない。
以上の処理において、最小合計(N−P1(j),i−1)とP2(j)の和が最小合計(N,i−1)より小さい場合、構成更新部14は、最小集合(N−P(j),i−1)に1台のi番目の種類の機器を加えた集合を最小集合(N,i)にする。この場合、最小集合(N,i)は、最小集合(N,i−1)の少なくとも一部を1台のi番目の種類の機器に置き換えた集合である。
出力部15Aは、構成記憶部12が記憶する各置換機種から最小集合(N,T(J))を導出し、構成記憶部12から読み出した最小合計(N,T(J))と、導出した最小集合(N,T(J))を出力する。出力部15Aの出力先は、例えば端末2である。
出力部15Aは、最小集合(N,T(J))の導出を、例えば次のように行う。
出力部15Aは、まず、最小集合(N,T(J))として出力するための集合(解集合)を空集合とする。最小集合(N,T(J))に最後に加わった機器は置換機種(N,T(J))なので、出力部15は、構成記憶部12から置換機種(N,T(J))を読み出して、解集合に加える。最小集合(N,T(J))から置換機種(N,T(J))を除いた集合は、置換機種(N,T(J))の第1の指標をP1(X)表記した場合、最小集合(N−P1(X),T(J)−1)である。
同様に、最小集合(n,i)に最後に加わった機器は置換機種(n,i)なので、出力部は、構成記憶部12から置換機種(n,i)を読み出して解集合に加える。最小集合(n,i)から置換機種(n,i)を除いた集合は、最小集合(n−P1(x),i−1)である。ただし、P1(x)は置換機種(n,i)の第1の指標である。
以上のように、最小集合(n,i)に最後に加わった置換機種(n,i)を最小集合(n,i)から除いて解集合に加え、最小集合(n,i)から置換機種(n,i)を除いた最小集合(n−P1(x),i−1)を、次に最後に加わった機器を除く最小集合にする処理を、nが0以下になるまで行う。
最小集合(N,T(J))は、nが0以下になった時の解集合である。
指標取得部16Aは、例えば、接続されている全ての機器4から、2つの指標、又は、機器の種類毎の2つの指標及び台数を取得して集計し、機器の種類毎の2つの指標及び台数を機器記憶部11に格納する。機器4は、例えば、前述の2つの指標を持つ機器のいずれかである。また、機器4は、例えば、前述の2つの指標を持つ機器を管理し、自らが管理する2つの指標を持つ機器の、種類毎の2つの指標及び台数を保持する機器であってもよい。
指標取得部16Aは、例えば、端末2の図示しない入力部等を介してユーザが指定した全ての機器4から、2つの指標、又は、機器の種類毎の2つの指標及び台数を取得して集計し、機器の種類毎の2つの指標及び台数を機器記憶部11に格納してもよい。
次に、本実施形態の動作について図面を参照して詳細に説明する。
図14は、本実施形態の構成管理装置1Aが機器の指標を取得する動作の例を表すフローチャートである。
図14を参照すると、指標取得部16Aは、まず、図示しない端末2の入力部等を介した指示を受け、例えば指示により指定された全ての機器4から、第1の指標及び第2の指標を受信する(ステップS41)。
指標取得部16Aは、次に、種類毎に集計した機器の台数と、抽出した機器の種類毎の第1の指標及び第2の指標を、機器の種類に対応付けて機器記憶部11に格納する(ステップS42)。
図8は、本実施形態の構成管理装置1Aが最小集合を導出する動作の例を表すフローチャートである。
図8を参照すると、構成更新部14Aは、整数jを1からJ(機器の種類の数)まで、整数iをT(j−1)+1からT(j)まで(T(i)はj番目以下の種類の機器の台数)増加させながら、j番目の種類の機器の機器情報で、最小合計と置換機種の更新を行う(ステップS21〜ステップS23)。なお、最小合計と置換機種の更新は、後述のように、構成更新部14Aが最小合計(n,i)及び置換機種(n,i)を導出し、導出した最小合計(n,i)及び置換機種(n,i)をn、及びiに対応付けて構成記憶部12に格納することである。
構成更新部14Aは、まず、全ての種類の機器に対して最小合計及び置換機種の更新が終了しておらず、次に最小合計及び置換機種の更新を行うべき種類の機器が存在するか否かを確認する(ステップS21)。前回の更新における機器の種類の番号jが、整数Jと等しい場合(ステップS21、N)、全ての種類の機器の情報による最小合計及び置換機種の更新は終了しており、最小合計及び置換機種の更新を行う次の機器の種類は存在しない。
前回の更新における機器の種類の番号jが、整数Jより小さい場合(ステップS21、Y)、構成更新部14Aは、jを1増加させ、j番目の種類の機器の機器情報を機器記憶部11から読み出す(ステップS22)。本実施形態の機器情報は、第1の指標、第2の指標、および種類毎の機器の台数である。なお、本動作例では、構成更新部14Aは、動作開始時にjを0にしておき、機器情報を読み出す前にjを1増加させる。構成更新部14Aは、また、動作開始時にjを1としておき、j番目の種類の機器全てによる更新が終了した時点で、jを1増加させる構成にすることもできる。
図9は、機器記憶部11が記憶する機器情報の例である。図9の例では、機器の種類Jは3である。また、図9の上から順に機器の種類の番号を付与する場合、機器の1番目の種類はA、2番目の種類はB、3番目の種類はCである。また、以下で説明する図10〜図12の例では、要求値Nは9である。
構成更新部14Aは、次に、読み出したj番目の種類の機器の台数L(j)と同じ回数、j番目の機器の第1の指標及び第2の指標を用いて、最小合計及び置換機種の更新を行う(ステップS23)。ステップS23では、構成更新部14Aは、まず、iを、j−1番目以下の機器の台数の和T(j−1)+1とする。構成更新部14Aは、iをT(j)(T(j)はT(j−1)+L(j))まで、nを1からS(i)とNの小さい方まで、それぞれ1ずつ増加させながら、j番目の種類の機器の第1の指標及び第2の指標により、上述の説明のように最小合計(n,i)及び置換機種(n,i)を導出する。構成更新部14Aは、導出した最小合計(n,i)及び置換機種(n,i)を、n及びiに対応付けて構成記憶部12に格納する。
図10は、jが1である時、図9の機器情報を元に、構成更新部14Aが導出した最小合計(n,2)及び置換機種(n,2)の例である。図9のように、機種Aの台数(L(1))は2なので、T(1)も2である。
図11は、jが2である時、構成更新部14Aが導出した最小合計(n,3)及び置換機種(n,3)の例である。
図12は、jが3である時、構成更新部14Aが導出した最小合計(n,4)及び置換機種(n,4)の例である。図12の例では、構成更新部14Aは、nが3の場合、最小合計(3,3)と最小合計(3−P1(3),3)+P2(3)とを比較を行う。最小合計(3,3)は6であり、最小合計(3−3,3)+P2(3)は0+4であり、最小合計(3−4,3)+P2(3)の方が小さいので、構成更新部14Aは、最小合計(3,4)を最小合計(3−3,3)+P2(3)の値の4に、置換機種を3番目の機器の種類のCとしている。同様に、構成更新部14Aは、nが5の場合、最小合計(5,3)と最小合計(5−P1(3),3)+P2(3)とを比較を行う。最小合計(5,3)は10であり、最小合計(5−3,3)+P2(3)は3+4であり、最小合計(5−4,3)+P2(3)の方が小さいので、構成更新部14Aは、最小合計(5,4)を最小合計(5−3,3)+P2(3)の値の7に、置換機種を3番目の機器の種類のCとしている。さらに、構成更新部14Aは、nが7の場合、最小合計(7,3)と最小合計(7−P1(3),3)+P2(3)とを比較を行う。最小合計(7,3)は13であり、最小合計(7−3,3)+P2(3)は6+4であり、最小合計(7−4,3)+P2(3)の方が小さいので、構成更新部14Aは、最小合計(7,4)を最小合計(7−3,3)+P2(3)の値の10に、置換機種を3番目の機器の種類のCとしている。
jがJであり、iがT(J)であり、nがNである場合に、最小合計(N,T(J))及び置換機種(N,T(J))が導出される。図9の機器の例では、Jは3であり、T(J)は4であり、Nは9なので、最小合計(N,T(J))は図12の最も右の列の中段の値14、置換機種(N,T(J))最も右の列の下段のCである。
前回の更新における機器の種類の番号jが、整数Jと等しい場合(ステップS21、N)、出力部15Aは、上述の説明のように、最小集合(N,T(j))の導出を行う(ステップS24)。
出力部15Aは、最小合計(N,T(J))及び最小集合(N,T(j))を出力する(ステップS25)。
本実施形態の構成管理装置1Aには、機器の種類毎に台数の制限がある場合、一方の指標の合計が所定値以上であるという条件を満たし、他方の指標の合計が最小となる、異なる2つの指標を持つ複数の種類の機器の組み合わせを導出することができるという効果がある。
その理由は、構成更新部14Aが、最小集合(n,i−1)の少なくとも一部をi番目の種類の機器で置換した新たな集合の第2の指標の合計が、最小合計(n,i−1)より小さい場合、前述の新たな集合を最小集合(n,i)にi番目の機器の種類を置換機種(n,i)にする処理を順次繰り返すからである。構成更新部14Aは、前述の処理の繰り返しにより、最小合計(N,T(J))及び置換機種(N,T(J))を導出し、導出した各置換機種(n,i)を元に最小集合(N,T(J))を導出する。
本実施形態の構成管理装置1Aには、前述の機器の組み合わせを、少ない計算量で導出することができるという、第2の効果がある。
その理由は、構成更新部14Aが、一方の指標の合計が所定値以上である、全ての機器の組み合わせに対して、他方の指標の合計を計算することなく、当該他方の指標の合計が最小となる機器の組み合わせを導出するからである。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係る構成管理装置について、図面を参照して詳細に説明する。本実施形態は、本発明の最小構成である。
図15を参照すると、構成管理装置1Bは、種類毎に第1の指標値P1と第2の指標値P2に関連付けられるi種類の機器で構成される、P1の合計がn以上の集合中、P2の合計が最小な集合を最小集合(n,i)、最小集合(n,i)に属する機器のP2の合計を最小合計(n,i)と定義した場合に、複数(J)種類の機器の種類毎にP1及びP2を記憶する機器記憶部12と、要求値Nを入力して、iをJまで順次増加させながら、最小集合(N,i−1)の少なくとも一部をi番目の種類の機器で置換して得られた新たな集合のP2の合計が、a)最小合計(N,i−1)より小さいとき前記新たな集合を、b)最小合計(N,i−1)より小さくないとき最小集合(N,i−1)を、最小集合(N,i)として取得する構成更新部14Bと、最小集合(N,J)を出力する出力部15Bを備える。
次に、本発明の効果について説明する。
本実施形態の構成管理装置1Bには、機器の種類毎に台数の制限がある場合、一方の指標の合計が所定値以上であるという条件を満たし、他方の指標の合計が最小となる、異なる2つの指標を持つ複数の種類の機器の組み合わせを導出することができるという効果がある。
その理由は、構成更新部14Bが、最小集合(N,i−1)の少なくとも一部をi番目の種類の機器で置換した新たな集合の第2の指標の合計が、最小合計(N,i−1)より小さい場合、前述の新たな集合を最小集合(N,i)にi番目の機器の種類を置換機種(N,i)にする処理を順次繰り返すからである。構成更新部14Bは、前述の処理の繰り返しにより、最小合計(N,J)及び置換機種(N,J)を導出し、導出した各置換機種(n,i)を元に最小集合(N,J)を導出する。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
この出願は、2010年9月24日に出願された日本出願特願2010−213410を基礎とする優先権を主張し、その全てをここに取り込む。
2 端末
3 サーバ
4 機器
11 機器記憶部
12 構成記憶部
13 初期化部
14、14A、14B 構成更新部
15、15A、15B 出力部
16、16A 指標取得部
31 ファイル
Claims (19)
- 種類毎に第1の指標値P1と第2の指標値P2に関連付けられるi種類の機器で構成される、P1の合計がn以上の集合中、P2の合計が最小な集合を最小集合(n,i)、最小集合(n,i)に属する機器のP2の合計を最小合計(n,i)と定義した場合に、
複数(J)種類の機器の種類毎にP1及びP2を記憶する機器記憶手段と、
要求値Nを入力して、iをJまで順次増加させながら、最小集合(N,i-1)の少なくとも一部をi番目の種類の機器で置換して得られた新たな集合のP2の合計が、a)最小合計(N,i-1)より小さいとき前記新たな集合を、b)最小合計(N,i-1)より小さくないとき最小集合(N,i-1)を、最小集合(N,i)として取得する構成更新手段と、
最小集合(N,J)を出力する出力手段を備える、構成管理装置。 - P1は前記機器の性能指標値、P2は前記機器のコスト指標値である、請求項1の構成管理装置。
- i番目の種類の機器のP1、P2をP1(i)、P2(i)と定義した場合に、
最小合計(n,i)(nは0以上N以下の整数、iは1以上J以下の整数)及び最小集合(n,i)に最後に加わった機器の種類を表す置換機種(n,i)をn及びiに対応させて記憶する構成記憶手段と、
n(前記入力値N以下の非負整数)のおのおのについて、P1(1)及びP2(1)にもとづいて最小合計(n,1)を求め、1番目の機器の種類を置換機種(n,1)として、それぞれ前記構成記憶手段に格納する初期化手段とを含み、
前記構成更新手段は、iを2からJまで、nを1からNまで、順次増加させながら、最小合計(n-P1(i),i)+P2(i)が、a)最小合計(n,i-1)より小さいとき最小合計(n-P1(i),i)+P2(i)を最小合計(n,i)、i番目の機器の種類を置換機種(n,i)とし、b)最小合計(n,i-1)より小さくないとき、最小合計(n,i-1)を最小合計(n,i)、置換機種(n,i-1)を置換機種(n,i)として前記構成記憶手段に格納し、
前記出力手段は、置換機種(m,J)(mは1以上N以下)に基づいて最小集合(N,J)を求めて出力する、請求項1または2の構成管理装置。 - 機種名に対応するP1及びP2を格納するファイルから、J種類の機器の機種名に対応するP1及びP2を入力して、前記機器記憶手段に格納する指標取得手段を備える、請求項3の構成管理装置。
- iが0の場合又はnが0以下の場合、最小合計(n,i)は0であり、置換機種(n,i)は有効値を持たず、さらに、j番目の種類の機器の第1の指標及び2の値をそれぞれP1(j)、P2(j)、機器の種類別の台数をL、j番目の種類の機器の台数をL(j)、j番目以下の種類の機器の台数の合計をT(j)と定義した場合に、
最小合計(n,i)(nは前記入力値N以下の非負整数、iはT(j)以下の正整数)及び最小集合(n,i)に最後に加わった機器の種類を表す置換機種(n,i)を記憶する構成記憶手段を含み、
前記機器記憶手段は、複数(J)種類の機器の種類毎に、L、P1及びP2の値を記憶し、
前記構成更新手段は、jを1から前記Jまで、iをT(j-1)+1からT(j)=T(j-1)+L(j)まで、nを1から前記Nまで、順次増加させながら、nがi番目以下の全ての機器の第1の指標の和S以下であれば、a)置換機種(n,i-1)が有効値を持たない場合又は最小合計(n-P1(j),i-1)+P2(j)が最小合計(n,i-1)より小さい場合、最小合計(n-P1(j),i-1)+P2(j)を最小合計(n,i)にし、j番目の種類を置換機種(n,i)とし、b)最小合計(n-P1(j),i-1)+P2(j)が最小合計(n,i-1)より小さくない場合、最小合計(n,i-1)を最小合計(n,i)、置換機種(n,i-1)を置換機種(n,i)とし、n及びiに対応させて最小合計(n,i)及び置換機種(n,i)を前記構成記憶手段に格納し、
前記出力手段は、置換機種(m,T(J))(mは1以上N以下)に基づいて最小集合(N,T(J))を求めて出力する、
請求項1または2の構成管理装置。 - 自装置とネットワークで接続され、機種名、P1、及びP2を格納する複数の機器から、前記機種名、P1、及びP2を入力して、前記機器記憶手段に格納する指標取得手段を備える、請求項5の構成管理装置。
- 前記複数の機器と、請求項6の構成管理装置を包含する、構成管理システム。
- 種類毎に第1の指標値P1と第2の指標値P2に関連付けられるi種類の機器で構成される、P1の合計がn以上の集合中、P2の合計が最小な集合を最小集合(n,i)、最小集合(n,i)に属する機器のP2の合計を最小合計(n,i)と定義した場合に、構成管理装置が、
複数(J)種類の機器の種類毎にP1及びP2を機器記憶手段に記憶し、
要求値Nを入力して、iをJまで順次増加させながら、最小集合(N,i-1)の少なくとも一部をi番目の種類の機器で置換して得られた新たな集合のP2の合計が、a)最小合計(N,i-1)より小さいとき前記新たな集合を、b)最小合計(N,i-1)より小さくないとき最小集合(N,i-1)を、最小集合(N,i)として取得し、
最小集合(N,J)を出力する、構成管理方法。 - P1は前記機器の性能指標値、P2は前記機器のコスト指標値である、請求項8の構成管理方法。
- i番目の種類の機器のP1、P2をP1(i)、P2(i)と定義した場合に、前記構成管理装置が、
最小合計(n,i)(nは0以上N以下の整数、iは1以上J以下の整数)及び最小集合(n,i)に最後に加わった機器の種類を表す置換機種(n,i)をn及びiに対応させて構成記憶手段に記憶し、
n(前記入力値N以下の非負整数)のおのおのについて、P1(1)及びP2(1)にもとづいて最小合計(n,1)を求め、1番目の機器の種類を置換機種(n,1)として、それぞれ前記構成記憶手段に格納し、
iを2からJまで、nを1からNまで、順次増加させながら、最小合計(n-P1(i),i)+P2(i)が、a)最小合計(n,i-1)より小さいとき最小合計(n-P1(i),i)+P2(i)を最小合計(n,i)、i番目の機器の種類を置換機種(n,i)とし、b)最小合計(n,i-1)より小さくないとき、最小合計(n,i-1)を最小合計(n,i)、置換機種(n,i-1)を置換機種(n,i)として前記構成記憶手段に格納し、
置換機種(m,J)(mは1以上N以下)に基づいて最小集合(N,J)を求めて出力する、請求項8または9の構成管理方法。 - 前記構成管理装置が、機種名に対応するP1及びP2を格納するファイルから、J種類の機器の機種名に対応するP1及びP2を入力して、前記機器記憶手段に格納する、請求項10の構成管理方法。
- iが0の場合又はnが0以下の場合、最小合計(n,i)は0であり、置換機種(n,i)は有効値を持たず、さらに、j番目の種類の機器の第1の指標及び2の値をそれぞれP1(j)、P2(j)、機器の種類別の台数をL、j番目の種類の機器の台数をL(j)、j番目以下の種類の機器の台数の合計をT(j)と定義した場合に、前記構成管理装置が、
最小合計(n,i)(nは前記入力値N以下の非負整数、iはT(j)以下の正整数)及び最小集合(n,i)に最後に加わった機器の種類を表す置換機種(n,i)を構成記憶手段に記憶し、
複数(J)種類の機器の種類毎に、L、P1及びP2の値を前記機器記憶手段に記憶し、
jを1から前記Jまで、iをT(j-1)+1からT(j)=T(j-1)+L(j)まで、nを1から前記Nまで、順次増加させながら、nがi番目以下の全ての機器の第1の指標の和S以下であれば、a)置換機種(n,i-1)が有効値を持たない場合又は最小合計(n-P1(j),i-1)+P2(j)が最小合計(n,i-1)より小さい場合、最小合計(n-P1(j),i-1)+P2(j)を最小合計(n,i)にし、j番目の種類を置換機種(n,i)とし、b)最小合計(n-P1(j),i-1)+P2(j)が最小合計(n,i-1)より小さくない場合、最小合計(n,i-1)を最小合計(n,i)、置換機種(n,i-1)を置換機種(n,i)とし、n及びiに対応させて最小合計(n,i)及び置換機種(n,i)を前記構成記憶手段に格納し、
置換機種(m,T(J))(mは1以上N以下)に基づいて最小集合(N,T(J))を求めて出力する、
請求項8または9の構成管理方法。 - 前記構成管理装置が、当該構成管理装置とネットワークで接続され、機種名、P1、及びP2を格納する複数の機器から、前記機種名、P1、及びP2を入力して、前記機器記憶手段に格納する、請求項12の構成管理方法。
- 種類毎に第1の指標値P1と第2の指標値P2に関連付けられるi種類の機器で構成される、P1の合計がn以上の集合中、P2の合計が最小な集合を最小集合(n,i)、最小集合(n,i)に属する機器のP2の合計を最小合計(n,i)と定義した場合に、
コンピュータを、
複数(J)種類の機器の種類毎にP1及びP2を記憶する機器記憶手段と、
要求値Nを入力して、iをJまで順次増加させながら、最小集合(N,i-1)の少なくとも一部をi番目の種類の機器で置換して得られた新たな集合のP2の合計が、a)最小合計(N,i-1)より小さいとき前記新たな集合を、b)最小合計(N,i-1)より小さくないとき最小集合(N,i-1)を、最小集合(N,i)として取得する構成更新手段と、
最小集合(N,J)を出力する出力手段として動作させる構成管理プログラム。 - P1は前記機器の性能指標値、P2は前記機器のコスト指標値である前記構成管理プログラムを記憶する、請求項14に記載の構成管理プログラム。
- i番目の種類の機器のP1、P2をP1(i)、P2(i)と定義した場合に、
コンピュータを、
最小合計(n,i)(nは0以上N以下の整数、iは1以上J以下の整数)及び最小集合(n,i)に最後に加わった機器の種類を表す置換機種(n,i)をn及びiに対応させて記憶する構成記憶手段と、
n(前記入力値N以下の非負整数)のおのおのについて、P1(1)及びP2(1)にもとづいて最小合計(n,1)を求め、1番目の機器の種類を置換機種(n,1)として、それぞれ前記構成記憶手段に格納する初期化手段と、
iを2からJまで、nを1からNまで、順次増加させながら、最小合計(n-P1(i),i)+P2(i)が、a)最小合計(n,i-1)より小さいとき最小合計(n-P1(i),i)+P2(i)を最小合計(n,i)、i番目の機器の種類を置換機種(n,i)とし、b)最小合計(n,i-1)より小さくないとき、最小合計(n,i-1)を最小合計(n,i)、置換機種(n,i-1)を置換機種(n,i)として前記構成記憶手段に格納する前記構成更新手段と、
置換機種(m,J)(mは1以上N以下)に基づいて最小集合(N,J)を求めて出力する前記出力手段として動作させる請求項14または15に記載の構成管理プログラム。 - コンピュータを、
機種名に対応するP1及びP2を格納するファイルから、J種類の機器の機種名に対応するP1及びP2を入力して、前記機器記憶手段に格納する指標取得手段として動作させる請求項16に記載の構成管理プログラム。 - iが0の場合又はnが0以下の場合、最小合計(n,i)は0であり、置換機種(n,i)は有効値を持たず、さらに、j番目の種類の機器の第1の指標及び2の値をそれぞれP1(j)、P2(j)、機器の種類別の台数をL、j番目の種類の機器の台数をL(j)、j番目以下の種類の機器の台数の合計をT(j)と定義した場合に、
コンピュータを、
最小合計(n,i)(nは前記入力値N以下の非負整数、iはT(j)以下の正整数)及び最小集合(n,i)に最後に加わった機器の種類を表す置換機種(n,i)を記憶する構成記憶手段と、
複数(J)種類の機器の種類毎に、L、P1及びP2の値を記憶する前記機器記憶手段と、
jを1から前記Jまで、iをT(j-1)+1からT(j)=T(j-1)+L(j)まで、nを1から前記Nまで、順次増加させながら、nがi番目以下の全ての機器の第1の指標の和S以下であれば、a)置換機種(n,i-1)が有効値を持たない場合又は最小合計(n-P1(j),i-1)+P2(j)が最小合計(n,i-1)より小さい場合、最小合計(n-P1(j),i-1)+P2(j)を最小合計(n,i)にし、j番目の種類を置換機種(n,i)とし、b)最小合計(n-P1(j),i-1)+P2(j)が最小合計(n,i-1)より小さくない場合、最小合計(n,i-1)を最小合計(n,i)、置換機種(n,i-1)を置換機種(n,i)とし、n及びiに対応させて最小合計(n,i)及び置換機種(n,i)を前記構成記憶手段に格納する前記構成更新手段と、
置換機種(m,T(J))(mは1以上N以下)に基づいて最小集合(N,T(J))を求めて出力する前記出力手段
として動作させる請求項14または15に記載の構成管理プログラム。 - コンピュータを、
前記コンピュータとネットワークで接続され、機種名、P1、及びP2を格納する複数の機器から、前記機種名、P1、及びP2を入力して、前記機器記憶手段に格納する指標取得手段として動作させる請求項18に記載の構成管理プログラム。
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