JP2006071773A - 光ファイバケーブル - Google Patents

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Etsuo Ino
悦男 井野
Michio Suematsu
道雄 末松
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Abstract

【課題】 機械特性を劣化させることなく、光ファイバケーブル自体の可とう性を向上させるようにする。
【解決手段】 中心部にこの中心部の長手方向に延伸して中心抗張力体3が設けられ、この中心抗張力体3の外周に緩衝材5が被覆され、この緩衝材5の外周に所望の間隔で内部に光ファイバ7を収納した角グルーブ9を設け、この各角グルーブ9間に介在体11を設け、この介在体11および各角グルーブ9の外周に押さえ巻きテープ23を介してシース25を被覆してなる光ファイバケーブル1であって、前記介在体11は、前記中心抗張力体3の長手方向と同方向へ所望の間隔で前記押さえ巻きテープ23側側面に開口を有したスリット27を備えていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、可とう性に優れ、かつ十分な機械特性を有する光ファイバケーブルに関する。
最近、局内用途など、多心かつ高可とう性を有する光ファイバケーブルの必要性が高まっている。現在一般的に使用されているスロット型構造以外の光ファイバケーブルとしては、角グルーブを光ファイバ収納用スペーサとしたものが提案されている。この構造のうちの1つである光ファイバケーブル101は、図5に示されているように、中心部にこの中心部の長手方向(図5において紙面に対して直交した方向)へ延伸して中心抗張力体103が設けられている。この中心抗張力体103は1本の鋼線の回りに同じ径の6本の鋼線が撚られて構成されている。
この中心抗張力体103の外周には緩衝材105が被覆されている。この緩衝材105の外周には光ファイバとしての例えば光ファイバテープ心線107が例えば複数積層されて収納されている角グルーブ109が16個配列されていると共に撚られて集合されている。前記光ファイバテープ心線107は例えば図6に示されているように、4本の光ファイバ素線111が横方向へ配列されていると共にこの外周にはシース113で被覆されて構成されている。しかも、各光ファイバ素線111は裸光ファイバ115の外周にシース117が被覆されている。前記角グルーブ109は図7に示されているように上方を開口したコ字形状の収納スペーサ119で構成されており、この収納ケース119内に図7に示されているように光ファイバテープ心線107が例えば5層積層されている。前記角グルーブ109の外周には押さ巻きテープ121が例えば横巻きに巻かれている。そして、この押さ巻きテープ121の外周はシース123で被覆されている。
前記光ファイバケーブル101は同サイズのスロット型光ファイバケーブルに比べると可とう性にやや優れている。
また、図8(A)には従来の光ファイバケーブル101に代わる別の光ファイバケーブル125が示されている。図8(A)において図5における光ファイバケーブル101と同じ部品には同一の符号を付して異なる点のみを説明し重複する点は省略する。
図8(A)において、前記緩衝材105の外周には光ファイバとしての例えば光ファイバテープ心線107が例えば複数積層されて収納されている角グルーブ109が所望の間隔で8個配列されていると共に前記各角グルーブ109の間には密接して介在体としての例えば介在紐127が設けられている。前記光ファイバテープ心線107は例えば図6に示されているものと同じであると共に前記角グルーブ109は図7に示されているものと同じである。
前記介在紐127は図8(A)に示されているように横断面が矩形を呈していると共に図8(B)に示されているように、前記中心抗張力体103の長手方向と同方向へ延伸されている。
さらに、図9(A)には従来の光ファイバケーブル101に代わる他の光ファイバケーブル129が示されている。図9(A)において図8(A)における光ファイバケーブル125と同じ部品には同一の符号を付して異なる点のみを説明し重複する説明を省略する。
図9(A)において、従来の別の光ファイバケーブル129としては、図8(A)における介在紐127の横断面が矩形であるのに対して、図9(A)に示されているように介在紐131の横断面が円形を呈していると共に図9(B)に示されているように、前記中心抗張力体103の長手方向と同方向へ延伸されている。それ以外は図8(A)における光ファイバケーブルと同じである。なお、前記光ファイバテープ心線107は例えば図6に示されているものと同じであると共に前記角グルーブ109は図7に示されているものと同じである。
特許文献1に示されているように、光ファイバケーブルにおけるスペーサロッドの外層部には周方向の切り込みが長手方向にわたり所定のピッチで形成されているものも知られている。
特開2000−66069号公報
ところで、上述した従来の光ファイバケーブル101、125、129においては、角グルーブ109における収納スペーサ119には主に高密度ポリエチレン(HDPE)が材料として使用されていた。この高密度ポリエチレン(HDPE)の曲げ弾性率は1.3GPa程度である。そして、従来の光ファイバケーブル101、125、129にさらなる可とう性の向上が求められる場合、角グルーブ109における収納スペーサ119の剛性を低くするという手法が考えられるが、光ファイバケーブル101、125、129の側圧特性、衝撃特性等が低下するという問題がある。
この発明は上述の課題を解決するためになされたものである。
上記発明が解決しようとする課題を達成するためにこの発明の光ファイバケーブルは、中心部にこの中心部の長手方向に延伸して中心抗張力体が設けられ、この中心抗張力体の外周に緩衝材が被覆され、この緩衝材の外周に所望の間隔で内部に光ファイバを収納した角グルーブを設け、この各角グルーブ間に介在体を設け、この介在体および各角グルーブの外周に押さえ巻きテープを介してシースを被覆してなる光ファイバケーブルであって、前記介在体は、前記中心抗張力体の長手方向と同方向へ所望の間隔で前記押さえ巻きテープ側側面に開口を有したスリットを備えていることを特徴とするものである。
この発明の光ファイバケーブルは、前記光ファイバケーブルにおいて、前記介在体の横断面は、矩形であることが好ましい。
この発明の光ファイバケーブルは、前記光ファイバケーブルにおいて、前記介在体の横断面は、前記押さえ巻きテープ側側面を前記中心抗張力体側側面より末広がりであることが好ましい。
この発明の光ファイバケーブルは、前記光ファイバケーブルにおいて、前記介在体の材料は、曲げ弾性率、圧縮強度の高い材料であることが好ましい。
この発明の光ファイバケーブルは、前記光ファイバケーブルにおいて、前記各角グルーブの材料は、曲げ弾性率の低い材料であることが好ましい。
以上のごとき課題を解決するための手段の説明から理解されるように、この発明によれば、機械特性を劣化させることなく、光ファイバケーブル自体の可とう性を向上させることができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1(A)を参照するに、光ファイバケーブル1は、中心部にこの中心部の長手方向(図1(A)において紙面に対して直交した方向)へ延伸して中心抗張力体3が設けられている。この中心抗張力体3は1本の鋼線の回りに同じ径の6本の鋼線が撚られて構成されている。
この中心抗張力体3の外周には緩衝材5が被覆されている。この緩衝材5の外周には光ファイバとしての例えば光ファイバテープ心線7が例えば複数積層されて収納されている角グルーブ9が所望の間隔で8個配列されていると共に前記各角グルーブ9の間には密接して介在体としての例えば介在紐11が設けられている。
前記光ファイバテープ心線7は例えば図3に示されているように、4本の光ファイバ素線13が横方向へ配列されていると共にこの外周にはシース15で被覆されて構成されている。しかも、各光ファイバ素線13は裸光ファイバ17の外周にシース19が被覆されている。前記角グルーブ9は図4に示されているように上方を開口したコ字形状の収納スペーサ21で構成されており、この収納スペーサ21内に図4に示されているように光ファイバテープ心線7が例えば5層積層されている。
前記角グルーブ9と介在紐11との外周には押さ巻きテープ23が例えば横巻きに巻かれている。そして、この押さ巻きテープ23の外周はシース25で被覆されている。
前記介在紐11は、横断面が矩形形状をしていると共に図1(B)に示されているように、前記中心抗張力体3の長手方向と同方向(図1(B)において左右方向)に延伸されている。しかも、前記中心抗張力体3側は単なる直線状となっいるのに対して、前記押さ巻きテープ23側面には所望の間隔例えば一定のピッチPでもって開口を有したスリット27を備えている。
そして、前記角グルーブ9における収納スペーサ21の材料は例えば分岐低密度ポリエチレン曲げ弾性率300MPa程度の低い材料が使用されると共に前記介在紐11の材料は例えば高密度ポリエチレン(HDPE)樹脂など曲げ弾性率、圧縮弾性率の高い材料が使用される。
上記構成により、角グルーブ9における収納スペーサ21の材料に例えば分岐低密度ポリエチレンで曲げ弾性率300MPa程度の低い材料を使用するこで、曲げ弾性が低下し、光ファイバケーブル1全体の可とう性を向上させることができる。しかも、角グルーブ9に使用する材料は、要求される光ファイバケーブル1の可とう性によって異なる。
また、各角グルーブ9間に介在紐11を設けることにより、光ファイバケーブル1の機械特性を保持することができる。そして、前記介在紐11の前記押さ巻きテープ23側面には所望の間隔例えば一定のピッチPでもって開口を有したスリット27を備えていることで、光ファイバケーブル1自体の可とう性を高く保つことができる。
また、各角グルーブ9間には前記押さ巻きテープ23側側面に所望の間隔例えば一定のピッチPでもって開口を有したスリット27を備えた介在紐11が設けられていることにより、光ファイバケーブル1の側圧特性、衝撃特性などの機械特性を分担させるため、角グルーブ9の材料の選択範囲を広げることができる。また、角グルーブ9の材料として軟質ウレタン樹脂など、光ファイバープ心線7との摩擦力が高密度ポリエチレン(HDPE)樹脂に比べて高い樹脂を使用した場合、光ファイバケーブル1の心線引抜き力が大きくなるので、心線移動防止に効果がある。
前記介在紐11の横断面を上述した例の矩形でなく、図2(A)および図2(B)に示されているように、前記押さえ巻きテープ23側側面を前記中心抗張力体3側側面より末広がりであるような形状であっても対応可能である。
なお、この発明は前述した実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他の態様で実施し得るものである。本実施の形態では光ファイバとして4心の光ファイバテープ心線を例に取って説明したが、4心以外の多心でもよく、単なる光ファイバ心線などであっても構わない。
(A)はこの発明の光ファイバケーブルの断面図、(B)は(A)における介在体としての介在紐の正面図である。 (A)、(B)は図1(B)に代わる介在紐の横断面図である。 図1(A)における光ファイバテープ心線の拡大断面図である。 図1(A)における角グルーブの拡大断面図である。 従来の光ファイバケーブルの断面図である。 図5における光ファイバテープ心線の拡大断面図である。 図5における角グルーブの拡大断面図である。 (A)は従来の光ファイバケーブルの他の断面図、(B)は(A)における介在体としての介在紐の正面図である。 (A)は従来の光ファイバケーブルの別の断面図、(B)は(A)における介在体としての介在紐の正面図である。
符号の説明
1 光ファイバケーブル
3 中心抗張力体
5 緩衝材
7 光ファイバテープ心線(光ファイバ)
9 角グルーブ
11 介在紐(介在体)
13 光ファイバ素線
15 シース
17 裸光ファイバ
19 シース
21 収納スペーサ
23 押え巻きテープ
25 シース
27 スリット

Claims (5)

  1. 中心部にこの中心部の長手方向に延伸して中心抗張力体が設けられ、この中心抗張力体の外周に緩衝材が被覆され、この緩衝材の外周に所望の間隔で内部に光ファイバを収納した角グルーブを設け、この各角グルーブ間に介在体を設け、この介在体および各角グルーブの外周に押さえ巻きテープを介してシースを被覆してなる光ファイバケーブルであって、前記介在体は、前記中心抗張力体の長手方向と同方向へ所望の間隔で前記押さえ巻きテープ側側面に開口を有したスリットを備えていることを特徴とする光ファイバケーブル。
  2. 前記介在体の横断面は、矩形であることを特徴とする請求項1記載の光ファイバケーブル。
  3. 前記介在体の横断面は、前記押さえ巻きテープ側側面を前記中心抗張力体側側面より末広がりであることを特徴とする請求項1記載の光ファイバケーブル。
  4. 前記介在体の材料は、曲げ弾性率、圧縮強度の高い材料であることを特徴とする請求項1、2または3記載の光ファイバケーブル。
  5. 前記各角グルーブの材料は、曲げ弾性率の低い材料であることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の光ファイバケーブル。
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