JP2006071006A - ころ軸受用の軌道輪ならびにその軌道輪を用いたころ軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】非回転とされかつ周面にころ13の軌道面を有するころ軸受10用の軌道輪12において、ころ13に付着しているカーボンスーツ等の異物を効率よく取り除いて、軌道面の耐摩耗性を向上する。
【解決手段】軌道輪12の軌道面に、ころ13の転動に伴い当該ころ13の周面に付着しているカーボンスーツ等の異物を取り除く筋状の凹部14を設けた。軌道輪12の軌道面上を複数個のころ13が転動すると、このころ13が軌道面に設けた凹部14上を横切ることで、ころ13の周面に付着しているカーボンスーツ等の異物が凹部14の開口側の縁で取り除かれる。これにより、ころ13と軌道輪12との間への異物噛み込みを抑制または防止できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ころ軸受用の軌道輪ならびにその軌道輪を用いたころ軸受に関する。
例えば、自動車等のエンジン動弁機構やその他の各種のカム機構等に用いられるローラフォロアは、一対の対向側壁間に架け渡されて固定された支軸に、ローラを複数個のころを介して回転自在に外装した構成であり、回転するカム等がローラの外周面に当接されることで、ローラフォロア全体を所定方向に往復変位させるようになっている(例えば特許文献1参照。)。ディーゼルエンジンの場合、潤滑油(エンジンオイル)内におけるカーボンスーツ等の異物の混入量が多いために、この潤滑油がローラフォロアに供給されると、ころとローラの内周面および支軸の外周面との間に上記異物がかみ込みやすくなり、特に支軸の外周面が摩耗しやすくなる。
特開平5−321616号
本発明は、ころ軸受用の軌道輪において、ころに付着しているカーボンスーツ等の異物を効率よく取り除いて、軌道面の耐摩耗性を向上することを解決すべき課題とする。
本発明は、非回転とされかつ周面にころの軌道面を有するころ軸受用の軌道輪であって、該軌道面に、ころの転動に伴い当該ころの周面に付着している異物を取り除く筋状の凹部を設けたことを特徴としている。
なお、上記軌道輪とは、ころ軸受の外輪または内輪そのものの他、外輪として用いるケース等の外輪部材や内輪となりうる軸などの内輪部材も含む。また、軌道輪といっても中空、中実を問わないものである。
本発明によると、ころが軌道輪の軌道面上を転動することによって軌道面に設けた凹部上を横切ることで、ころの周面に付着しているカーボンスーツ等の異物が凹部の開口側の縁でかきとられて取り除かれることになる。そのため、ころと軌道面との間における上記異物の噛み込み量を従来例より大幅に減らすことができ、軌道面の耐摩耗性が向上する。
好ましくは、上記凹部は、中心軸線と平行または中心軸線に対して所定角度傾いた直線状で、ころとの軸方向接触域に形成することができる。この場合、軌道輪においてころとの軸方向接触域の全域をころが横切ることになるので、ころの周面全域に付着するカーボンスーツ等の異物を取り除くことが可能になる。
好ましくは、上記凹部を、軌道面におけるラジアル荷重の負荷圏においてころの公転方向上流側に設けたものとすることができる。この場合、ころが負荷圏に進入する際に上記異物を取り除くことができるから、ころと軌道輪との間の接触面圧の高い領域での上記異物の噛み込みを抑制または防止でき、摩耗抑制効果が向上する。なお、ここにおける上流側とは、負荷圏において、ころの公転方向上流端と一致する位置のみでなく、該上流端よりもさらに上流側の非負荷圏領域やあるいは該上流端より少し下流側の負荷圏領域も含まれる。
好ましくは、上記凹部に、上記ころの周面に付着している異物を自身に転移埋没するようにして取り除く軟質部材を埋め込んだものとすることができる。この場合、軟質部材がない場合に比べてころの周面が損傷しにくくなり、しかも、ころの周面から取り除いたカーボンスーツ等の異物が周囲に移動することを抑制または防止することができて、ころへ再付着することを抑制または防止できる。
本発明は、外周面にころの内輪軌道となる面を有する軸からなるころ軸受用の軌道輪であって、その外周面でころとの軸方向接触域に中心軸線と平行または中心軸線に対し所定角度傾いた筋状の凹部を設け、この凹部内にころの転動に伴い当該ころの周面に付着している異物を自身に転移埋没するようにして取り除く軟質金属を埋め込んだことを特徴としている。
この構成は、実用上、好適な構成に特定したものであり、上述した諸々の作用、効果が得られる。
本発明は、外輪部材および内輪部材の少なくともいずれか一方を有するころ軸受であって、上記一方部材を上記したころ軸受用の軌道輪としたことを特徴としている。
この場合、軌道輪による上記異物除去作用によって、ころと軌道輪との間への異物の噛み込みを抑制または防止できるようになるので、転がり特性ならびに寿命の向上が図れる。
本発明のころ軸受用の軌道輪によると、軌道面ところとの間へのカーボンスーツ等の異物の噛み込み量を減少できるので、耐摩耗性を向上できる。また、本発明のころ軸受によると、転がり特性ならびに寿命を向上できる。
図面を参照して本発明による最良の形態を説明する。図1はころ軸受の断面図、図2は、図1の(2)−(2)線断面の矢視図、図3は、軸の斜視図である。
ころ軸受10は、外輪11と内輪部材としての軸12との間に複数個のころ13を介装した総ころ軸受の構成である。
外輪11は、絞り成形されて製造されるシェル形外輪と呼ばれるもので、円筒形本体部11aの軸方向一端に円筒形本体部11aと略同一厚みの径方向内向きの鍔部11bが設けられ、軸方向他端に円筒形本体部11bよりも薄い厚みの径方向内向きの鍔部11cが設けられている。この外輪11は、旋削加工により形成されるソリッド形と呼ばれるものでもよい。
ころ13は、針状ころと呼ばれる細長いタイプであるが、円筒ころであってもよい。この複数個のころ13は、外輪11の内周面に外接された状態で円周方向隣り合わせに並べて組み込まれている。外輪11にころ13を組み込んだ組品と軸12とを組み合わせた状態で、ころ13は軸12に内接される。
ここで、ころ軸受10の使用環境で供給される潤滑油中に混入しているカーボンスーツ等の異物がころ13の周面に付着するような状況において、ころ13に付着しているカーボンスーツ等の異物を効率よく取り除けるようにしているので、詳しく説明する。
具体的に、軸12を非回転とし、外輪11を回転させる場合、非回転の軸12の外周面に筋状の凹部14を設け、この凹部14に軟質部材15を埋め込んでいる。図示した例では、凹部14を軸12の円周方向一箇所に軸12の中心軸線Pに平行な直線溝とし、軸12の軸方向全長にわたって形成している。そして、図2に示すように、凹部14を、軸12の軌道面におけるラジアル荷重の負荷圏16においてころ13の転動方向(図の矢印方向)の上流端16aに配置している。負荷圏16は、ラジアル荷重を受ける範囲のことであり、その角度θは使用条件により適宜変わる。
凹部14は、断面の形状が略半円形状となっており、この凹部14の円周方向での開口幅は、ころ11の直径より小さく設定されている。なお、凹部14の断面形状はこれに限定されず、例えばV字形状であってもよい。
ここで、軸12は、適宜の鋼材(例えばステンレス鋼、軸受鋼、炭素鋼、浸炭鋼等)を基材として適宜の硬化熱処理(例えば一般熱処理、浸炭処理、窒化処理、浸炭窒化処理等)を施したものとされ、軟質部材15は、該素材より軟質な金属(例えば銅、鉛、錫、アルミニウム、銀、金、それらの合金等)とされる。
図5および図6を参照して、軸12の凹部14に軟質部材15を埋め込む方法の一例を説明する。まず、図5に示すように、軸12の所定位置に軸方向に貫通する孔12aを設け、この孔12aに線状の軟質部材15を圧入した状態で、図6に示すように、軸12の外周を仮想線の位置まで研削加工する。これにより、軸12に凹部14が形成されて軟質部材15が表面に露出する。もちろん、このような方法に限らず、軸12に凹部14を形成してから、この凹部14の断面形状に合った形状の軟質部材15を嵌入させるようにしてもよい。
図4を参照して、動作を説明する。つまり、ころ13が軸12の軌道面上を転動することによって、軌道面に設けた軟質部材15上を横切ると、ころ13の周面に付着しているカーボンスーツ等の異物が軟質部材15に転移して埋没されることになって取り除かれる。このように軟質部材15に上記異物が保持されるので、軟質部材15に転移した上記異物が周囲に移動することを抑制または防止することができて、新たに転動してくるころ13へ上記異物が再付着することを抑制または防止できる。
特に、凹部14を軸方向に沿う直線形状にして軸12の全長に設けたうえでこの凹部14内に軟質部材15を埋め込んでいるので、ころ13の接触領域の全域に付着するカーボンスーツ等の異物を取り除くことができる。しかも、軟質部材15を軸12におけるラジアル荷重の負荷圏16においてころの公転方向上流側に設けているから、ころ13が負荷圏16に進入する際に上記異物を取り除くことができ、それによって、ころ13と軸12および外輪11との間の接触面圧の高い領域にカーボンスーツ等の異物が噛み込むことを抑制または防止できる。
したがって、ころ13と軸12および外輪11との間における上記異物の噛み込み量を従来例より大幅に減らすことができ、軸12および外輪11の軌道面の耐摩耗性が向上する。これにより、ころ軸受10の転がり特性ならびに寿命の向上を図ることができる。
図7を参照して、上記実施形態での軸12の摩耗試験の結果を説明する。従来例として軸12に凹部14および軟質部材15を設けていない場合についても同様に摩耗試験を行ったので、その結果を図8に示している。
この軸12の摩耗状態の測定方法は、図9に示すように、軸12の外周面の円周方向一箇所にプローバ18をあて、このプローバ18を軸方向に移動させるようにしている。
試験に用いる本実施形態の軸12は、JIS規格SUJ2を材料として、表面硬さを60〜65HRCに硬化熱処理(焼入れ焼き戻し)したものを用い、軟質部材15を銅合金とした。試験に用いる従来例の軸は、JIS規格SUJ2を材料として、表面硬さを60〜65HRCに硬化熱処理(焼入れ焼き戻し)したものを用いた。試験には、カーボンスーツを3wt%含有したエンジンオイルを用いる。試験で外輪11に負荷するラジアル荷重を400Nとし、外輪11を2000r/minで回転させた。
結果としては、図7と図8から明らかなように、従来例の場合、軸の最大摩耗深さが16μmであったのに対し、本実施形態の場合、最大摩耗深さが4μmと従来例の約1/4程度に大幅に減少した。この結果より、軸12に凹部14を設け、この凹部14内に軟質部材15を埋め込んだことが、潤滑油中に混入するカーボンスーツ等の異物除去に効果があることが裏付けられたといえる。
以下、本発明の他の実施形態を説明する。
(1)凹部14は、2本以上設けてもよいし、また、軸12の中心軸線Pに平行な直線溝でなくてもよい。軸13に対する凹部14の形成パターンの一例を、図10および図11に示す。まず、図10に示すように、軸13の軸方向に離れた二箇所に円周方向に連続した環状溝からなる凹部14a,14bを形成し、この凹部14a,14bを軸13の中心軸線Pに対して所定角度θ傾かせたうえで互いに平行に形成することができる。一方の凹部14aの端縁と他方の凹部14bの端縁とは、一点鎖線で示すように軸方向で合致するように配置されており、ころ13の有効軌道長さの全域が凹部14a,14b上を横切ることになるので、ころ13の周面に付着しているカーボンスーツ等の異物を効率よく取り除けるようになる。なお、溝どおしを連結して1本のらせん溝形状にしてもよい。また、図11に示すように、二つの環状溝からなる凹部14a,14bの傾きを逆向きにして、互いに交差させるようにしている。
(2)図12に示すように、凹部14内に軟質部材15を埋め込まないものも本発明に含まれる。この場合、凹部14の円周方向の開口幅を小さくするのが好ましい。動作としては、軸12上を転動するころ13の周面に付着しているカーボンスーツ等の異物が凹部14の開口側の縁でかきとられて取り除かれることになる。この場合も、凹部14の形状や形成パターンは特に限定されない。
(3)凹部14は、外輪11の内周の軌道面に形成することができる。この場合、外輪11を非回転とし、軸12等の内輪部材を回転させる形態とする。
(4)本発明の軌道輪を用いるころ軸受の形式については、図1に示したもののみに限定されず、保持器付きころ軸受など、一般的に公知のころ軸受全般に適用できる。
(5)本発明は、自動車等のエンジン動弁機構、コネクティングロッド大端部やその他の各種のカム機構等に適用することができる。その一例を、図13および図14に示す。図において、1はカム、2はローラフォロアとしてのロッカアームを示す。ローラフォロア2は、胴体3、支軸4、ローラ5、および複数個のころ6を備える。この支軸4、ローラ5、複数個のころ6が図1から図4に示すころ軸受10に対応し、支軸4の外周面に図1から図4に示した凹部14や軟質部材15が設けられたものとする。胴体3は、ほぼ平行な一対の対向側壁7,8を有している。支軸4は対向側壁7,8間に架け渡されており、対向側壁7,8の各軸孔7a,8aに嵌入されて両端面が打刻かしめされることにより非回転に固定されている。ローラ5は、支軸4において対向側壁7,8間の領域に複数個のころ6を介して回転自在に外装されている。胴体3の長手方向一端にバルブ嵌入部31が、さらに長手方向他端に上向き半球形のピボット部32がそれぞれ設けられる。ピボット部32は、不図示のシリンダヘッドに設置されるラッシュアジャスタ41の上端に係合される。動作は、カム1の回転に伴いピボット部32が支点となって胴体3が傾動されて、バルブ嵌入部31が上下方向に反復変位させられることで、バルブ40を開閉動作させる。つまり、このローラフォロア1はエンドピボッドタイプになっている。
なお、軸の固定方法はかしめに限定されず、例えば圧入のみなど他の方法でもよい。
このようなローラフォロア1は、潤滑油が希薄となり、潤滑条件が厳しいが、潤滑油に混入しているカーボンスーツ等の異物がころ6の周面に付着しても、この異物を上述したように支軸4に設けられる凹部14および軟質部材15によって効率よく取り除くことができるので、ころ6と支軸4およびローラ5との間への異物噛み込み量を減少できるので、ローラフォロア1の動作円滑性、耐久性を向上できる。なお、センターピボッドタイプのローラフォロアにも本発明を適用できる。
本発明の最良の形態に係るころ軸受を示す断面図 図1の(2)−(2)線断面の矢視図 図1における軸の斜視図 図1から図3に示すころ軸受の動作を説明する図 図1の軸を製造する方法の一例を示す図 図5の続きを示す図 図1から図3に示した軸の摩耗試験の結果を示す図 従来例の軸の摩耗試験の結果を示す図 図7、図8の測定方法を示す説明図 本発明の他のころ軸受で、図1に対応する図 本発明の他のころ軸受で、図1に対応する図 本発明の他のころ軸受で、図2に対応する図 本発明のころ軸受の使用例となるローラフォロアを示す側面図 図13の(14)−(14)線断面の矢視図
符号の説明
10…ころ軸受、11…外輪、12…軸、13…ころ、14…凹部、15…軟質部材。

Claims (6)

  1. 非回転とされかつ周面にころの軌道面を有するころ軸受用の軌道輪であって、該軌道面に、ころの転動に伴い当該ころの周面に付着している異物を取り除く筋状の凹部を設けたことを特徴とするころ軸受用の軌道輪。
  2. 上記凹部は、中心軸線と平行または中心軸線に対して所定角度傾いた直線状で、ころとの軸方向接触域に形成したことを特徴とする請求項1に記載のころ軸受用の軌道輪。
  3. 上記凹部を、軌道面におけるラジアル荷重の負荷圏においてころの転動方向上流側に設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のころ軸受用の軌道輪。
  4. 上記凹部に、上記ころの周面に付着している異物を自身に転移埋没するようにして取り除く軟質部材を埋め込んだことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のころ軸受用の軌道輪。
  5. 外周面にころの内輪軌道となる面を有する軸からなるころ軸受用の軌道輪であって、その外周面でころとの軸方向接触域に中心軸線と平行または中心軸線に対し所定角度傾いた筋状の凹部を設け、この凹部内にころの転動に伴い当該ころの周面に付着している異物を自身に転移埋没するようにして取り除く軟質金属を埋め込んだことを特徴とするころ軸受用の軌道輪。
  6. 外輪部材および内輪部材の少なくともいずれか一方を有するころ軸受であって、上記一方部材を請求項1から5のいずれかに記載のころ軸受用の軌道輪としたことを特徴とするころ軸受。
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