JP2006070821A - ダイヤフラムポンプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】隔膜の洗浄や部品の交換が容易に行なうことができるダイヤフラムポンプ装置を提供する。
【解決手段】駆動源側部材側1の駆動室11に存在する圧力媒体と供給源側15から逆止弁部材41を介してダイヤフラム側部材21の圧力室23aに流れ込んだ圧送流体とが互いに隔膜aにより非接触状態に仕切られているダイヤフラムポンプ装置に於いて、前記駆動源側部材のシリンダー5に取り付けられたダイヤフラム側部材は、前記シリンダーに取り付けられる負圧室ブロック22と、この負圧室ブロックに連結具を24介して開閉自在或いは分離自在となるように一体的に結合する圧力室ブロック23と、この圧力室ブロックと前記負圧室ブロックとの内部空間内に固定手段25を介して分離可能に配設された隔膜とから成ることを特徴とするダイヤフラムポンプ装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダイヤフラムポンプ装置に関する。
特許文献1には、本発明の前提条件に関する事項が記載されている。すなわち、特許文献1には、「左右で一組のダイヤフラムの仕切り板を水平連結棒で連結し、駆動源側部材側の油圧シリンダーの駆動室に存在する圧力媒体としての油と供給源側(スラリータンク)から逆止弁部材(吸引用導管、逆止弁)を介して前記ダイヤフラムの圧力室に流れ込んだ圧送流体とを互いに仕切り板により非接触状態に仕切る構成のダイヤフラムポンプ装置」が開示されている。
特許公開平11−107924
特許文献1のダイヤフラムポンプ装置は、連結棒を介して仕切り板(隔膜)が一体化された左右のダイヤフラムのみならず、各構成部材が一体的に連結されているために、分解ないし洗浄作業が極めて困難であるという問題点があった。そこで、本発明の第1の目的は、ダイヤフラム側部材を構成する圧室ブロックを簡単に開け、或いは圧室ブロックを負圧室ブロックから簡単に分離し、隔膜の洗浄や部品交換を容易に行うことができることである。第2の目的は、ダイヤフラム側部材を駆動源側部材のシリンダーに対して簡単に脱着することができることである。第3の目的は、ダイヤフラム側部材から逆止弁側部材を簡単に取り外し、弁体や弁座の洗浄や部品交換を容易に行うことができることである。第4の目的は、隔膜を確実に固定することである。第5の目的は、流体の流れが上下又は左右であっても流れの方向に関係なく、弁体を弁座に着座されることである。その他、本発明は、各種用途に使用することができると共に、実施例によっては、流体を連続的に圧送することができることである。
なお、本発明のダイヤフラムポンプ装置は、非接触型なので、特許文献1に記載の本質的目的も有している(駆動源側部材のシリンダー内で発生した磨耗物が圧送流体に混合しない)。
本発明のダイヤフラムポンプ装置は、駆動源側部材側の駆動室に存在する圧力媒体と供給源側から逆止弁部材を介してダイヤフラム側部材の圧力室に流れ込んだ圧送流体とが互いに隔膜により非接触状態に仕切られているダイヤフラムポンプ装置に於いて、前記駆動源側部材1のシリンダー5に取り付けられたダイヤフラム側部材21は、駆動源側部材側のシリンダー5に取り付けられる負圧室ブロック22と、この負圧室ブロックに連結具24を介して開閉自在或いは分離自在となるように一体的に結合する圧力室ブロック23と、この圧力室ブロック23と前記負圧室ブロック22との内部空間内に固定手段25を介して分離可能に配設された隔膜とから成ることを特徴とする。
(1)請求項1に記載の発明は、隔膜の洗浄や部品交換を容易に行うことができる。
(2)請求項2に記載の発明は、ダイヤフラム側部材を駆動源側部材のシリンダーに対して簡単に脱着することができる。
(3)請求項3,4に記載の発明は、弁体や弁座の洗浄や部品交換を容易に行うことができる。
(4)請求項5に記載の発明は、隔膜を確実に固定するができる。
(5)請求項6,7に記載の発明は、流体の流れが上下又は左右であっても流れの方向に関係なく、弁体を弁座に着座させることができる。
(6)請求項8に記載の発明は、左右のダイヤフラム側部材を個別的に分解洗浄可能である。また、一定量の流体を連続的に圧送することができる。
以下、図1乃至図4に示す本発明を実施するための最良の形態により説明する。本発明のダイヤフラムポンプ装置Xは、シリンダー内でピストンを往復動させる駆動源側の構成部材(これを「駆動源側部材」という。)と、この駆動源側部材のシリンダーに取り外し可能に取り付けられたダイヤフラム側の構成部材(これを「ダイヤフラム側部材」という。)と、このダイヤフラム側部材に取り外し可能に取り付けられた逆止弁側の構成部材(これを「逆止弁側部材」という。)の3つに区分けすることができる。
(1)駆動源側部材1と全体の環境
駆動源側部材1には、仮想線で示す駆動モータ2、この駆動モータ2の出力軸によって回転する回転板3、この回転板3に一端部が枢支された連結棒4、シリンダー5から突出する突出端部に前記連結棒4の他端部が枢支され、かつ、中心部にピストン6を備えた長杆状の作動杆7、前記シリンダー5の先端部と後端部にそれぞれ固定された作動杆支持部材8,8、シリンダー5の後端部側の作動杆支持部材8に離間して配設された作動杆突出端部支持部材9とを含む。もちろん、シリンダー(例えば油圧シリンダー)5からの圧力媒体(例えば油圧)により駆動される左右一対のたわみ性ダイヤフラムも駆動部材であるが、ここでは駆動源側部材に含めないことにする。
さて、本実施例の駆動源側部材1を構成するシリンダー5は、図1で示すように横設され、作動杆7を介して左右に往復移動するピストン6を基準にすると、先端部(図では左側)の第1駆動室11と後端部(図では右側)の第2駆動室12に区分することができる。
また、シリンダー5の先端部側には、前記第1駆動室11の圧力媒体を案内する筒状第1接続部分5aが突出形成されている。一方、シリンダー5の後端部側には、前記第2駆動室12の圧力媒体を案内する筒状第2接続部分5bが突出形成されている。これらの第1・第2の接続部分5a,5bは、例えば外周壁に形成されたオネジ部である。
第1・第2の駆動室11,12の体積は、ピストン6の往復移動によって変化し、この変化によって左右のダイヤフラム側部材21,21Aのダイヤフラムa,bがそれぞれ交互に影響を受ける。
図1の実施例では、シリンダー5の先端部側5aと後端部側5bにそれぞれ左右1組の「ダイヤフラム側部材21,21A」と複数個の「逆止弁側部材41,41A,51,51A」が取り外し自在に設けられているが、駆動源側部材1の駆動力により、左右のダイヤフラムa,bが交互に繰り返して連続的に作動する(陽圧状態と陰圧状態になる)と、タンク,容器等の供給源15から上流側の搬送流路16及び第1逆止弁側部材41,41Aをそれぞれ介して供給流体が左右の「ダイヤフラム側部材21,21A」にそれぞれ流れ込む(吸引する)と同時に下流側の第2逆止弁側部材51,51A及び下流側搬送流路17を介して左右のダイヤフラム側部材21,21A内の流体を被供給装置、収納容器、動物等の被供給物18へと圧送する(吐出する)。
図1の一実施例では、シリンダー5の先端部側の第1駆動室11が一方のダイヤフラム側部材21(図では左側)の負圧(陰圧)室に連通し、一方、シリンダー5の後端部側の第2駆動室12が他方のダイヤフラム側部材21A(図では右側)の負圧(陰圧)室に連通しており、ピストン6が、例えば矢印A方向へ移動すると、一方のダイヤフラム側部材21のポンプ機能を有するダイヤフラムaが、上方に山形状に移行して圧力(陽圧)室を圧縮させ、これにより、一方の第1逆止弁側部材41が「閉」の状態となると同時に、一方の第2逆止弁側部材51が「開」となり、その結果、ダイヤフラム側部材21の圧力室の内部流体を下流側搬送流路17に圧送する。
上記圧送作用は、ピストン6が、例えば矢印B方向へ移動すると、逆に、他方のダイヤフラム側部材21Aのポンプ機能を有するダイヤフラムbが、同様に上方に山形状に移行してダイヤフラム側部材21Aの圧力室を圧縮させ、前述と同様の作用・効果を果たす。
したがって、駆動源の駆動力によりピストン6が矢印A及び矢印B方向へ往復動すると、左右の独立別個のダイヤフラムa,bは、それぞれ上下方向へ交互にたわみ作動し、その結果、左右のダイヤフラム側部材21,21Aから流体が下流側の搬送流路17に連続的或いは無動脈的に送られる。それ故に、本発明のダイヤフラムポンプ装置Xは、その用途を問わず、被供給物18が供給源15から気体,液体等の流体を連続的に受ける場合に適合する。
(2)ダイヤフラム側部材21,21A
ダイヤフラム側部材21,21Aは、本実施例では、駆動源側部材1のシリンダー5に螺合自在に着脱可能である。すなわち、図1を基準にすると、左側のダイヤフラム側部材21は、シリンダー5の筒状第1接続部分5aに、一方、右側のダイヤフラム側部材21Aは、シリンダー5の筒状第2接続部分5bにそれぞれ螺着し、また、接続部分から螺着を解消して取外すことができる。左右のダイヤフラム側部材21,21Aは、図1から明らかなように、同一構成なので、説明の便宜上、一方(左側)のダイヤフラム側部材21を説明し、他方のダイヤフラム側部材21Aについては、同一符号を付してその説明を割愛する。
図2乃至図4を参照にしてダイヤフラム側部材21の構成を説明する。図2はダイヤフラム側部材21を構成する各部材が一体的に結合した概略断面図である。この図2では、シリンダー5の筒状第1接続部分5aに着脱自在に連結される負圧室ブロック22と、この負圧室ブロック22に接合する圧力室ブロック23とが開閉自在或いは分離自在(本実施例)となるように、両腕状の連結具(例えばクランプ)24を介して一体的に結合している。
そして、両ブロック22,23の合体によって形成された内部空間には、シリンダー5の第1駆動室11と連通する負圧室22aと第1・第2逆止弁側部材41,51側の内部流路とそれぞれ連通する圧力室23aとに仕切る隔膜(ダイヤフラム)aが固定手段25を介して配設されている。
一方、図3は、まず前記連結具24を取外し、次に負圧室ブロック22から圧力室ブロック23を分離し、次に固定手段25の環状押さ板25bを外して隔膜aを負圧室ブロック22から取り外した旨の分解説明図である。図3では、上流側の第1逆止弁側部材41及び下流側の第2逆止弁側部材51が、さらに、ダイヤフラム側部材21(21A)からそれぞれ分離可能であることを示している。図4は、ダイヤフラム側部材21(21A)の分解斜視図である。
そこで、まず、負圧室ブロック22から説明する。26は中心部に逆山形状(すり鉢状)の負圧室22aを有する皿形状の環状合わせ部で、この環状合わせ部26の周縁部には鍔部分27が周設されている。環状合わせ部22bの肉厚は、隔膜aの形態や大きさに対応して任意に設計され得る。また、環状合わせ部26の下面側中央部には、内部にメネジを有する筒状の連結部28が突設されている。さらに、環状合わせ部26の鍔部分27寄りの上面には、パッキン29用の環状溝30が形成され、該環状溝30よりも内側の適宜部位には、隔膜用固定手段25を構成する固着具25a用の取付け穴31が周方向に所定間隔を有して複数個形成されている。加えて、環状合わせ部26の上面中央部には、固定手段25を構成する環状押え板25b用の環状凹所32が周設され、該環状凹所32は負圧室22aと連通する。環状凹所32と逆山形状負圧室22aと筒状連結部28は、全体として断面漏斗状に連通している。
負圧室ブロック22は、上記のような隔膜aの鍔部を受ける構成であることから、圧力室ブロック23の下面を負圧室ブロック22の環状合わせ部26に合わせて両ブロック22,23を連結具24で結合する前に、隔膜aを図2で示すように環状凹所26ないし鉢状負圧室22aに嵌め込み、その鍔部を環状押え板25bで押さ付け、かつ、固着具25aを取付け穴31に捩じ込む。本実施例では、単に両ブロック22,23で隔膜aの鍔部を挟むのではなく、固定手段25を介して負圧室ブロック22に確実に固定する。
次に、圧力室ブロック23について説明する。圧力室ブロック23は、本実施例では、負圧室ブロック22の上面に接合する。そのために、圧力室ブロック23の環状合わせ部34には、負圧室ブロック22と同様に符号を付さない鍔部分、パッキン用環状溝、固定手段用凹所がそれぞれ形成されている。
圧力室ブロック23は、その下面側中央部に負圧室22aに対向する山形状の圧力(陽圧)室23aを有している。また、圧力室ブロック23は、環状合わせ部34に連設する肉厚ブロック形状の流体案内部25を有し、この流体案内部25の左右の両側壁には、第1逆止弁側部材41用の接続部分35aと第2逆止弁側部材51用の接続部分35bとがそれぞれ突出形成されている。これらの接続部分35a,35bは、本実施例では、外周壁にオネジを有する筒状突起である。もちろん、これらの接続部分35a,35bは任意に設計変更可能であり、例えば内周壁にメネジを有する螺合部にしても良い。
さらに、圧力室ブロック23は、接続部分35a,35bの吸引口から排出口に至る断面T字形状の案内流路36を有し、この案内流路36は圧力室23aに連通している。
ここで、図1,図2を参照にして「非接触型」の意味を説明する。「非接触型」とは、駆動源側部材の駆動室(例えば第1駆動室11,第2駆動室12)ないしダイヤフラム側部材の負圧室22aに存在する圧力媒体(例えば油)と、供給源側からダイヤフラム側部材の圧力室23aに流れ込んだ内部の圧送流体とが互いに隔膜(例えばダイヤフラムa,b)によって混合しないように仕切られていることをいう。したがって、本発明のダイヤフラムポンプ装置Xは、駆動源側部材1のシリンダー5内で発生した磨耗物(異物)が圧送流体に混合することはない。
(3)逆止弁側部材
逆止弁側部材は、上流(吸引)側の第1逆止弁側部材41,41Aと、下流(吐出)側の第2逆止弁側部材51,51Aに区分けされる。
本実施例では、これらの逆止弁側部材は、左右のダイヤフラム側部材21,21Aの圧力室ブロック23,23にそれぞれ着脱自在に螺合する。図1で示すように、例えば一方のダイヤフラム側部材21に取付けられる上流側の第1逆止弁側部材41と他方のダイヤフラム側部材21Aに取付けられる上流側の第1逆止弁側部材41Aは全く同一であり、また、一方のダイヤフラム側部材21に取付けられる下流側の第2逆止弁側部材51と他方のダイヤフラム側部材21Aのそれに取付けられる第2逆止弁側部材51Aは全く同一である。しかも、上流側の第1逆止弁側部材と下流側の第2逆止弁側部材の基本的構成も同一である。
したがって、ここでは、図2,図3を参照して、一方のダイヤフラム側部材21に取付けられる第1逆止弁側部材41を代表例に取り上げて説明し、その他の逆止弁側部材41A,51,51Aについては、同一符号を付してその重複説明を割愛する。
さて、第1逆止弁部材41(41A)は、前述したように圧力室ブロック23の接続部分35aに螺合する第1螺合部を有する第1連結具42と、この第1連結具42の第2螺合部に螺合する第2連結具43と、これらの連結具42.43の結合により形成された弁収納部44と、この弁収納部44に収納された曲面を有する磁性弁体45とから成り、前記磁性弁体45は、前記第2連結具43側の磁性弁座46に対して極性に対応して着座自在である。
したがって、第2連結具43の螺合状態を解消すると、前記磁性弁座46と磁性弁体45を分解することができる。また、第1連結具42の螺合状態を解消すると、第1逆止弁部材41(41A)は、ダイヤフラム側部材21(21A)から取り外すことができる。
ところで、前記磁性弁体45は、本実施例では、球状磁石(マグネットボール)が使用されている。そして、この球状磁石45の表面には防錆ないし衝撃防止の観点から弗素樹脂がコーティングされている。防錆剤の一例は、ポリテトラフルオロチレンである。一方、前記磁性弁座46は、本実施例では、磁性パッキン(マグネットシート)が使用されている。もちろん、磁性弁座46は設計変更可能である。例えば第2連結具43の内壁面にすり鉢形状の磁性弁座を形成しても良い。この場合には、磁性弁座を磁性弁体45が吸着可能な材質(ステンレススチール)で形成し、望ましくは前述した防錆剤ないし衝撃防止剤をコーティングする。
このように磁性弁体45と磁性弁座46との吸着関係は、両方が「異磁極による吸着力」を発揮すれば良いから、例えば両方を磁石にし、又は一方を磁石にする反面、他方を磁性体材質の第2連結具にすることができる。しかも、磁性弁座46を第2連結具43の螺合部の内壁面に形成し、又は螺合部の凹所の内壁面に密嵌合する磁性パッキンにする等任意に設計することも可能である。
なお、繰り返しになるので、第2逆止弁部材51(51A)の具体的構成については割愛するが、第2逆止弁部材51(51A)では、第1連結具42の方に弁収納部44が形成され、該弁収納部44に磁性弁座46と該磁性弁座46の極性に対応して着座自在な球状の磁性弁体45が組み込まれている。付言すると、第1逆止弁部材41(41A)の各連結具42,43の外周壁は、袋ナット形状に形成さている。また、連結具42,43の螺合部分内の空間は磁性弁体45が自由に動けるように余裕を持って設定されている。さらに、本実施例では、磁性弁体45が流体用貫通孔47を塞がないようにするために該貫通孔47は段差状の上位の位置に形成されている。
発明の実施の形態で示した実施例に於いて、図1に示した左右のダイヤフラムa,bを可動させる駆動モータ、作動杆、油圧シリンダー等の駆動源側部材1は一例に過ぎず、例えば駆動源側部材1の駆動方式は、回転カム式、エア式、電気式、マグネット式等のいずれを用いても良い。
本発明は、主にポンプ業界及びその関連業界で製造販売される。
図1乃至図1は本発明の最良の実施例を示す各説明図。
本発明の使用態様の一例を示す全体の概略説明図(主要部は概略断面で示す)。 本発明の主要部の概略断面説明図(結合した状態)。 本発明の主要部の概略断面説明図(分解した状態)。 本発明の要部(ダイヤフラム側部材)の分解斜視図。
符号の説明
X…ダイヤフラムポンプ装置、a,b…隔膜(ダイヤフラム)、1…駆動源側部材、2…駆動モータ、3…回転板、4…連結棒、5…シリンダー、5a,5b…第1接続部分、6…ピストン、7…作動杆、8…作動杆支持部材、11…第1駆動室、12…第2駆動室、15…供給源、16…上流側の搬送流路、17…下流側の搬送流路、18…被供給物、21,21A…ダイヤフラム側部材、22…負圧室ブロック、22a…負圧室、23…圧力室ブロック、23a…圧力室、24…連結具、25…固定手段、26,34…環状合せ部、27…鍔部分、28…連結部、30…環状溝、32…凹所、35…流体案内部、36…案内流路、41,41A…第1逆止弁部材、51,51A…第2逆止弁部材、42,43…連結具、44…弁収納部、45…磁性弁体、46…磁性弁座。

Claims (8)

  1. 駆動源側部材側の駆動室に存在する圧力媒体と供給源側から逆止弁部材を介してダイヤフラム側部材の圧力室に流れ込んだ圧送流体とが互いに隔膜により非接触状態に仕切られているダイヤフラムポンプ装置に於いて、前記駆動源側部材のシリンダーに取り付けられたダイヤフラム側部材は、前記シリンダーに取り付けられる負圧室ブロックと、この負圧室ブロックに連結具を介して開閉自在或いは分離自在となるように一体的に結合する圧力室ブロックと、この圧力室ブロックと前記負圧室ブロックとの内部空間内に固定手段を介して分離可能に配設された隔膜とから成ることを特徴とするダイヤフラムポンプ装置。
  2. 請求項1に於いて、負圧室ブロック22は、シリンダー5に着脱自在に連結されていることを特徴とするダイヤフラムポンプ装置。
  3. 請求項1又は請求項2に於いて、ダイヤフラム側部材には、さらに、逆止弁側部材が取り外し可能に装着されることを特徴とするダイヤフラムポンプ装置。
  4. 請求項1に於いて、逆止弁側部材は、ダイヤフラム側部材21の圧力室ブロック23の一方の側壁に着脱自在に連結される上流(吸引)側の第1逆止弁側部材41と、前記圧力室ブロック23の他方の側壁に着脱自在に連結される下流(吐出)側の第2逆止弁側部材51とを含むことを特徴とするダイヤフラムポンプ装置。
  5. 請求項1に於いて、ダイヤフラム側部材の負圧室ブロック22には、固定手段25の環状押さ板5bを介して隔膜aが取り外し可能に配設されていることを特徴とするダイヤフラムポンプ装置。
  6. 請求項1に於いて、逆止弁側部材は、磁性弁座に対して極性に対応して着座自在である磁性弁体を備えていることを特徴とするダイヤフラムポンプ装置。
  7. 請求項1に於いて、逆止弁側部材は、ダイヤフラム側部材の圧力室ブロックの接続部分に螺合する第1螺合部を有する第1連結具と、この第1連結具の第2螺合部に螺合する第2連結具と、これらの連結具の結合により形成された弁収納部と、この弁収納部に収納された曲面を有する磁性弁体とを含むことを特徴とするダイヤフラムポンプ装置。
  8. 請求項1に於いて、ダイヤフラム側部材は、横設されたシリンダー5の先端部側の第1駆動室に連結される一方のダイヤフラム側部材と、前記シリンダー5の後端部側の第2駆動室に連結される他方のダイヤフラム側部材とから成り、両方のダイヤフラム側部材21,21Aは、互いに別個独立であることを特徴とするダイヤフラムポンプ装置。
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