JP2006069365A - 作業機械 - Google Patents

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【課題】上部旋回体を備えた作業機械の側縁部に設置される液体タンクを小さくすることなく上部旋回体の外面、特に側面を内方に位置付けることができ、あるいは上部旋回体の外面、特に側面をさらに外方に張り出すことなく液体タンクを大きくできるようにする。
【解決手段】
下部走行体(6)と、下部走行体(6)上に水平方向に旋回自在に取り付けられた上部旋回体(8)と、上部旋回体の側縁部に設置された流体タンク(18,20)とを備え、流体タンク(18,20)により、上部旋回体(8)の側面(30)および上面(24)それぞれの一部を形成する。【選択図】図1

Description

本発明は、上部旋回体を備えた作業機械に関する。
上部旋回体を備えた作業機械、例えばその典型例である油圧ショベルは、下部走行体の上に取り付けた上部旋回体に、運転室、エンジン、作業装置、油圧装置など、種々の装置、機器を備えている(例えば、特許文献1参照)。
種々の装置、機器には、エンジンの燃料タンク、油圧装置の作動油タンクのような流体タンクを含んでいる。上部旋回体において、燃料タンクは作業機械の長時間稼働を可能にするために、また作動油タンクは作業装置を始め多くの油圧機器を駆動するために、そして放熱を良くするために、大型に形成され比較的大きな設置スペースを占めている。
これらの流体タンクは、燃料の補給、作動油フィルタの交換などサービス性を良くするために上部旋回体の側縁部に設置され、上部旋回体の外面を規定する側面カバーおよび上面カバーによって囲われている。
この側面カバーおよび上面カバーは、上部旋回体の運転室からの周囲の作業視界を妨げないように、また周囲の障害物と干渉しないように、可能なかぎり上部旋回体の外方、特に側方に張り出さないように設置されている。
上部旋回体の上面はまた、作業者が載ってエンジンのメンテナンス、燃料タンクへの燃料の補給、作動油タンクのフィルタの交換など、サービスのための作業用のデッキを形成している。上記の上面カバーはこのデッキの一部を形成している。
特開2003−003525号公報(第2図、第3図)
上述したとおりの形態の従来の上部旋回体を備えた作業機械には、燃料タンク、作動油タンクのような流体タンクに関連して、次のとおりの解決すべき問題がある。
すなわち、燃料タンク、作動油タンクのような流体タンクが設置されている上部旋回体の側縁部において上部旋回体の外郭形状を小さくするには、これら流体タンクを囲っている上面カバーおよび側面カバー、特に側面カバーを内方に移動させ流体タンクを小さくしなければならない。したがって、大型が望まれる流体タンクが小さくなってしまう。逆に、より大型の流体タンクを設置するには、上面カバーおよび側面カバー、特に側面カバーを外方に移動させなければならない。したがってこの場合には、運転室からの周囲の作業視界が悪くなり、また上部旋回体が周囲の障害物と干渉しやすくなる。
本発明は上記事実に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、上部旋回体を備えた作業機械の側縁部に設置される液体タンクを小さくすることなく上部旋回体の外面、特に側面を内方に位置付けることができ、あるいは上部旋回体の外面、特に側面をさらに外方に張り出すことなく液体タンクを大きくできるようにすることである。
本発明によれば上記技術的課題を解決する作業機械として、下部走行体と、下部走行体上に水平方向に旋回自在に装備された上部旋回体と、上部旋回体の側縁部に設置された流体タンクとを備え、該流体タンクが、上部旋回体の側面および上面それぞれの一部を形成している、ことを特徴とする作業機械が提供される。
好適には、該流体タンクの容器本体が、該側面を形成する側板部を備え、この側板部はさらに、容器本体から上方に延び該上面を形成する延長部を備えている。また該延長部は、該側面と上面とを結ぶ断面弧状に成形された曲げ部を備え、曲げ部と容器本体との間に、それぞれに一体的に取り付けられた支持部材を備えている。そして、該流体タンクが、燃料タンクおよび/または作動油タンクである。
本発明に従って構成された作業機械によれば、上部旋回体の側縁部に設置される流体タンクそれ自体によって、上部旋回体の側面および上面それぞれの一部が形成される。したがって、液体タンクと別体にその外側に側板および上板が設置されないので、液体タンクを小さくすることなく上部旋回体の外面、特に側面を内方に位置付けることができ、あるいは上部旋回体の外面、特に側面をさらに外方に張り出すことなく液体タンクを大きくすることができる。
以下、本発明に従って構成された作業機械について、典型的な作業機械である油圧ショベルにおける好適実施形態を図示している添付図面を参照して、さらに詳細に説明する。
図1および図2を参照して説明する。図1は全体を番号2で示す油圧ショベルの斜視図、図2はその平面図である。油圧ショベル2は、左右一対の無限軌道体4、4を有した下部走行体6と、下部走行体6上に鉛直に延びる軸線7(図2)を中心に旋回自在に取り付けられた上部旋回体8を備えている。
上部旋回体8には、運転室10、エンジン12、バケット14を有した作業装置16が備えられている。上部旋回体8にはまた、片側の側縁部に流体タンクである、エンジンの燃料タンク18および作業装置などの作動油タンク20が設置されている。これらの流体タンクは、略直方体状に、鋼板を溶接接合して形成され、旋回体フレーム22上に設置されている。
上部旋回体8の上面24は平坦な作業用のデッキを形成している。作業者は、上部旋回体8の端部に備えられたステップ26a、26b、26c、ハンドレール26dを利用して上面24に昇降し、エンジンフード28を開けてエンジン12のメンテナンス、燃料タンク18への燃料補給、作動油タンク20のフィルタ交換などの保守点検作業を行なう。
流体タンクを代表して作動油タンク20について、図1および図2とともに、図2の矢印A方向に見た斜視図である図3を参照して説明する。作動油タンク20は、上部旋回体8の一側の側面30および前記の上面24それぞれの一部を形成している。
すなわち、作動油タンク20の直方体状の容器本体20aは、側面30を形成する略矩形平板状の側板部20bを備えている。この側板部20bは、容器本体20aから上方に延び上面24の一部を形成する延長部20cを備えている。延長部20cは、側面30と上面24とを結ぶ断面弧状に成形された曲げ部20gを備えている。
容器本体20aの上面には、一対のカプセルフィルタ20d、20dが上方に抜き出し可能に取り付けられ、また上面24を取り付けるための複数個のボス20eおよびブラケット20fが備えられている。
図3とともに図3の上側部分を裏側から見た図4およびその部分拡大図である図5を参照してさらに説明すると、延長部20cと容器本体20aとの間には、それぞれに一体的に取り付けられた帯板状の支持部材であるリブ20hが、弧状断面と直交する方向の両端部に備えられている。
燃料タンク18(図1、図2)についての詳細図示は省略されているが、燃料タンク18も、作動油タンク20と実質的に同じ形状の容器本体および側板部を有して形成される。燃料タンク18はその容器本体の上面に燃料補給用の注入口が備えられている。
上述したとおりの流体タンクである作動油タンク20および燃料タンク18を有した上部旋回体8を備えた作業機械2の作用について説明する。
上部旋回体8の側縁部に設置される流体タンク18、20それ自体によって、上部旋回体8の側面30および上面24それぞれの一部が形成される。したがって液体タンク18、20と別体にその外側に側板および上板が設置されないので、液体タンク18、20を小さくすることなく上部旋回体8の外面、特に側面30を内方に位置付けることができ、あるいは上部旋回体8の外面、特に側面30をさらに外方に張り出すことなく液体タンク18、20を大きくすることができる。
すなわち、液体タンクの外側に従来間隔をおいて取り付けられていた側面カバーの設置スペースを有効に活用することができる。
さらに、従来液体タンクを囲っていたカバーを削除できるので、製作コストを下げることができる。
またこの液体タンク18,20は、作業機械の長時間稼働を可能にするために大型が望ましい燃料タンク、また作業装置を始め多くの油圧機器を駆動するために、そして放熱を良好にするために大型が望ましい作動油タンクに好適である。
以上、本発明を実施例に基づいて詳細に説明したが、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく本発明の範囲内においてさまざまな変形あるいは修正ができるものである。
例えば、容器本体20aの側板部20bの上方に延びた延長部20cをさらに大きく上面24の方向に延ばしてもよい。
本発明に従って構成された作業機械の典型例である油圧ショベルの斜視図。 図1に示す油圧ショベルの拡大平面図。 図2のA矢印方向に見た流体タンクである作動油タンクの斜視図。 図3の一部を裏側から見た斜視図。 図4の部分拡大図。
符号の説明
2:油圧ショベル(作業機械)
6:下部走行体
8:上部旋回体
18:燃料タンク(流体タンク)
20:作動油タンク(流体タンク)
24:上面
30:側面

Claims (4)

  1. 下部走行体と、下部走行体上に水平方向に旋回自在に装備された上部旋回体と、上部旋回体の側縁部に設置された流体タンクとを備え、該流体タンクが、上部旋回体の側面および上面それぞれの一部を形成している、ことを特徴とする作業機械。
  2. 該流体タンクの容器本体が、該側面を形成する側板部を備え、
    この側板部はさらに、容器本体から上方に延び該上面を形成する延長部を備えている、
    ことを特徴とする請求項1記載の作業機械。
  3. 該延長部は、該側面と上面とを結ぶ断面弧状に成形された曲げ部を備え、
    曲げ部と容器本体との間に、それぞれに一体的に取り付けられた支持部材を備えている、
    ことを特徴とする請求項2記載の作業機械。
  4. 該流体タンクが、燃料タンクおよび/または作動油タンクである、
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の作業機械。
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