JP2006069225A - 液体吐出装置及び液体吐出方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液滴の吐出方向を複数の方向に偏向可能な液体吐出部を備え、近隣に位置する少なくとも2つの液体吐出部は、少なくとも1つの同一画素領域に液滴を着弾させることが可能なヘッド11を備える。液滴の吐出不良により吐出を停止する液体吐出部が存在するときには、その情報を記憶しておく。その記憶された情報に基づき、液滴の吐出を停止する液体吐出部が本来受け持つ液滴の吐出信号の全部又は一部を選択して近隣に位置する他の液体吐出部に移すとともに、液滴の吐出を停止する液体吐出部がその吐出信号に従って液滴を吐出したときの液滴の着弾位置に、吐出信号を移した他の液体吐出部により液滴を着弾させるように制御する。
【選択図】図11
Description
その1つとして、液体吐出部のノズルの液滴出口付近に粉塵が付着することによる吐出不良がある。この場合の解決方法として、ヘッドクリーニングを行う方法が知られている。
これは、1つの画素領域に対して、何度もインク液滴(ドット)を重ねていき、液体吐出部の特性を平均化する方法である。そして、先に配列したドット列の隙間を埋めるように重ねてドットを配列することで、隙間を埋めるようにするものである。
よって、ライン方式では、液体吐出部固有のばらつきが液体吐出部の並び方向に存在すると、それがスジムラとして目立ってしまう場合があるという問題がある。
なお、ライン方式のインクジェットプリンタにおいて、印画紙の送り方向にドットを重ねるように打つことによって、その階調度を増やすことは可能であるが、その重ね打ちは、階調度を上げることのみの効果があり、上記のような重ね打ちにおける平均化には寄与しない。
本発明の1つである請求項1に記載の発明は、ノズルを有する液体吐出部を特定方向に複数並設したヘッドを備え、液滴を着弾させる液滴着弾対象物と前記ヘッドとを前記特定方向に略垂直な方向に相対移動させるとともに、その相対移動中に前記液体吐出部から所定数の液滴を吐出し、画素領域に所定数のドットからなる画素を形成する液体吐出装置であって、前記液体吐出部は、液滴の吐出方向を前記特定方向において複数の方向に偏向可能であり、近隣に位置する少なくとも2つの前記液体吐出部は、少なくとも1つの同一画素領域に液滴を着弾させることが可能であり、複数の前記液体吐出部のうち、液滴の吐出不良により吐出を停止する前記液体吐出部に関する情報を記憶する吐出停止情報記憶手段と、前記吐出停止情報記憶手段に記憶された情報に基づいて、液滴の吐出を停止する前記液体吐出部が本来受け持つ液滴の吐出信号を、液滴の吐出を停止する前記液体吐出部の近隣に位置する少なくとも1つの他の前記液体吐出部に移すとともに、液滴の吐出を停止する前記液体吐出部が前記吐出信号に従って液滴を吐出したときの液滴の着弾位置に、その少なくとも1つの他の前記液体吐出部から吐出した液滴を着弾させるように制御する液滴吐出代行手段とを備え、ここで、前記液体吐出代行手段は、全ての吐出命令について代行吐出を行うモードと、一部の吐出命令のみについて代行吐出を行うモードとの双方を予め準備しておき、いずれかを選択可能としたことを特徴とする。
上記発明においては、液体吐出部から吐出される液滴の吐出方向を、複数の方向に偏向可能なように形成されている。また、近隣に位置する少なくとも2つの液体吐出部、例えば特定方向において連続(隣接)する2つの液体吐出部は、少なくとも1つの同一画素領域に液滴を着弾させることが可能に形成されている。
そして、その記憶された情報に基づいて、吐出を停止する液体吐出部が本来受け持つ液滴の吐出信号の(モードによって選択された)全部又は一部が、その近隣に位置する少なくとも1つの他の液体吐出部に移され、その液体吐出部によって、液滴が代行吐出され、吐出を停止する液体吐出部が液滴を吐出したときの着弾位置に、液滴が着弾される。
これにより、液滴を吐出できない液体吐出部の影響を根本的に排除することができる。また、液滴を吐出できない液体吐出部が存在することで、本来であれば故障とされるような場合でも、それを救済することができるので、ヘッドのメンテナンス期間の延長や、ヘッドの寿命を延ばすことが可能となる。
なお、画素に対応するドットは、その画素領域内に完全に入るものではなく、画素領域からはみ出す場合もある。
本実施形態の液体吐出装置は、液滴を吐出するためのラインヘッドを備える。
さらにこのラインヘッドは、複数の液体吐出部を記録媒体の幅方向(記録媒体の搬送方向に対して垂直な方向)に並設したものである。
さらにまた、液体吐出部は、
(1)吐出すべき液滴を収容する液室(以下の実施形態では、インク液室12に該当)と、
(2)液室中の液体にエネルギーを付与するエネルギー発生素子(以下の実施形態では、発熱抵抗体13に該当)と、
(3)エネルギー発生素子により、前記液室内の液体を吐出するノズル(吐出口)を形成したノズルシート(吐出口形成部材)と
を備えるものである。
ヘッド11において、基板部材14は、シリコン等からなる半導体基板15と、この半導体基板15の一方の面に析出形成された発熱抵抗体13とを備えるものである。発熱抵抗体13は、半導体基板15上に形成された導体部(図示せず)を介して外部回路と電気的に接続されている。
さらにまた、ノズルシート17は、複数のノズル18が形成されたものであり、例えば、ニッケルによる電鋳技術により形成され、ノズル18の位置が発熱抵抗体13の位置と合うように、すなわちノズル18が発熱抵抗体13に対向するようにバリア層16の上に貼り合わされている。
図3は、ヘッド11の液体吐出部をより詳細に示す平面図及び側面の断面図である。図3の平面図では、ノズル18を1点鎖線で図示している。
図3に示すように、本実施形態のヘッド11では、1つのインク液室12内に、2つに分割された発熱抵抗体13が並設されている。さらに、分割された2つの発熱抵抗体13の並び方向は、ノズル18の並び方向(図3中、左右方向)である。
これに対し、2つの分割した発熱抵抗体13の気泡発生時間に時間差を与えれば、2つの発熱抵抗体13上で同時にインクが沸騰しない。これにより、インク液滴の吐出方向は、ノズル18の中心軸方向からずれ、偏向して吐出される。これにより、偏向なくインク液滴が吐出されたときの着弾位置からずれた位置にインク液滴を着弾させることができる。
(式1)±(1/2×P)×N(ここで、Nは、正の整数)
の位置に液滴を着弾させることが可能に形成されている。
図5では、1つの同一画素領域に、隣接する2つの液体吐出部のノズル18から吐出されたインク液滴が着弾できるようにしたものである。
また、ノズルN+1は、画素領域n+1と画素領域n+2とにそれぞれインク液滴を着弾させることができる。
他のノズル18と画素領域との関係についても同様である。
±(1/2×P)×1
の位置に液滴を着弾させることが可能に形成されている。すなわち、上記の式1のN=1の場合に相当する。
例えば、600[DPI]の場合には、ノズルピッチは42.33[μm]であるので、着弾位置での偏向量は、片側で21.15[μm]となる。
図6中、隣接する3つの液体吐出部のノズル18をそれぞれノズルN、N+1、及びN+2とし、ノズルNからインク液滴が記録媒体に対して垂直に(すなわち、ノズルNの中心軸に一致する方向に)吐出されたときのインク液滴の着弾位置に対応する画素領域を画素領域nとし、その左側及び右側の画素領域をそれぞれ画素領域n−1、及びn+1とする。
また、ノズルNから、図6中、インク液滴を右側に偏向して吐出して、画素領域n+1にインク液滴を着弾させることもできる。
さらにまた、ノズルN+2から、図6中、インク液滴を左側に偏向して吐出して、画素領域n+1にインク液滴を着弾させることもできる。
他のノズル18と画素領域との関係についても同様である。
±(1/2×P)×2
の位置に液滴を着弾させることが可能に形成されている。すなわち、上記の式1のN=2の場合に相当する。
図7は、この制御方法を説明する図であり、図5に示す偏向吐出機能を有する液体吐出部の例である。すなわち、上記の式1において、N=1の場合に相当するものを例に挙げている。
したがって、1つの吐出信号の各吐出命令が複数の液体吐出部に順次分配されるとともに、所定方向にインク液滴が吐出され、最終的には、その吐出信号に対応するドット列が形成される。
液体吐出部が並設されたヘッド11には、全ての液体吐出部の回路に共通して制御されるスイッチA及びB、並びに制御端子Cが設けられている。
スイッチAは、液体吐出部を選択するためのものであり、吐出信号の吐出命令を、いずれの液体吐出部に入力するかを決定するためのスイッチである。例えば、スイッチAの切替えにより、全ての液体吐出部を同時に同方向に切り替えることができる。例えば図9に示すように切り替えられているときには、吐出信号S+1は、ノズルNに入力される。
図10は、図9において、代行吐出制御を可能とした場合のシステム概念を示す図である。
図10において、スイッチA1は、図9のスイッチAと同様のものである。さらに図10では、各液体吐出部ごとに個別に設定するスイッチA2が設けられている。スイッチA2がオンにされると、図9と同様に、吐出信号の吐出命令がその液体吐出部に入力されるが、オフにされると、吐出信号の吐出命令がその液体吐出部に送られることはない。
その他のスイッチBや制御端子Cは、図9のものと同様である。
例えば第1に、適当なテストパターンを印画し、そのパターンと正常なパターンとを対比し、正常なパターンが正しく印画されていなければ吐出不良と認定する方法が挙げられる。なお、この方法は、目視により判断することとなる。
このように、インク液滴の吐出不良が存在する液体吐出部の特定方法としては、種々の方法が挙げられる。
吐出を停止する情報が存在するとき、すなわち上述の吐出停止情報記憶手段に、吐出を停止する液体吐出部の情報が記憶されているときには、その液体吐出部が本来受け持つ吐出信号を、吐出を停止する液体吐出部の近隣に位置する少なくとも1つの他の液体吐出部、特に本実施形態では両隣の液体吐出部に移すとともに、その両隣の液体吐出部を用いて、インク液滴の代行吐出を行うように制御する。この場合、その液体吐出部におけるインク液滴を吐出しない空き時間帯に移すように制御する。
図10では、補正モードの吐出信号である吐出信号S+1、及びS+2の各マスは、他の吐出信号のマスの2倍の長さとなっている。
このため、例えば吐出信号S+1を例にとると、最初の吐出命令(図中、最下部の丸印で示す吐出命令)は、通常モードの2マス分の時間帯に存在する。
そして、上述のように、吐出信号S+1では、1の吐出命令の時間帯が通常モードの2倍に設定されているので、吐出信号S+1の各吐出命令は、全て、ノズルNとN+1との双方に入力される。これにより、ノズルN+1からは、吐出信号S+1の吐出命令に対応するインク液滴は吐出されないが、ノズルNからは、吐出信号S+1の吐出命令に対応するインク液滴が吐出される。この結果、ノズルNからは、吐出信号S+1の全ての吐出命令に対応するインク液滴が吐出されることとなる。
なお、上述したように、吐出信号S+1の吐出命令は、ノズルNに入力されるとともに、ノズルN+1にも入力されるが、スイッチA2がオフであるため、ノズルN+1からインク液滴が吐出され、ドット列n+1のドットを形成することはない。
ここで、本実施形態のようにプリンタに適用した場合に、印画紙の1画素当たりのインク液滴の吸収量は、画質の維持や乾燥時間等を考慮すると、5〜6滴である(1液滴の平均体積が約4.5ピコリットルとした場合)。また、吐出信号の信号処理において、効率の良いバイナリー数を用いると、3ビット(8マス)となる。よって、1画素当たりの最大吐出命令数と信号処理とを考慮して、本実施形態では、上記のような構成としている。
さらにまた、吐出命令数が最大に近い(例えば5〜6)場合は、最高濃度に近く、γ(ガンマ)特性もかなり緩やかなものとなる。このため、補正モードでは、例えば4つの吐出命令数までを代行吐出の対象とすれば、新たな時間帯を付加する必要なく、通常の信号処理システムで対応することができ、印画速度の低下もなくすことができる。
また、印画速度を落としても全ての吐出命令を代行する「画質優先モード」と、印画速度を維持して一部の吐出命令のみについて代行吐出を行う「速度優先モード」との双方を予め準備しておき、いずれかを選択可能としたり、あるいは画像の内容等に応じて切り替えて使用することも可能である。
ここで、インク液滴の吐出後にインク液室12内にインクを補填するために必要なリフィル時間を考えると、後者の場合には、その実現が困難である。このため、本発明では、代行吐出を行う場合に、通常モードの吐出信号の処理時間以上に長い時間を要するときは、印画速度を落とすことにより対処する。
Q=(新しい画素の形成周期/元の画素の形成周期)
を設定し、上記の相対速度を、1/Qとなるように制御すれば良い。
このようにすれば、印画された画像のサイズや縦横比を一定にしつつ、代行吐出を行うことができる。
図11において、従来の方法では、記録信号発生マップに基づいて、ヘッドに対して吐出信号を送るだけである。これに対し、本実施形態では、記録信号発生マップ21、偏向信号発生回路22、及び液体吐出部選択回路23を介してヘッド11に吐出信号を送る。
さらにまた、液体吐出部選択回路23は、図10中、スイッチA1により吐出命令に対応する液体吐出部の選択を行うとともに、吐出停止情報記憶手段から読み出した情報に基づいて、スイッチA2の制御、すなわち液体吐出部ごとにインク液滴の吐出/不吐出の設定を行うための回路である。
上述の図10等では、1つの吐出信号の持つ時間帯に、吐出命令を先頭から配置している、すなわち吐出信号の時間帯(マス)に対し、最下部のマスからつめて吐出命令を配置している。
図12では、各吐出命令が吐出信号の時間帯に対して先頭から配置されているために、吐出命令数が少なければ、画素中心ライン(図中、1点鎖線)に対してドット列の重心位置がずれることとなる(図12中、ずれ量L1、L2)。
このようにすれば、画素中心ラインにドット列の重心位置を近づけることができる。図13の例では、ずれ量は、それぞれL1’、L2’であり、図12のずれ量L1、L2より少なくなっている。
図14中、(1)は、代行吐出を行わない場合である。また、(2)は、図5に示したように、1つの同一画素領域に、隣接する2つの液体吐出部のノズルから吐出されたインク液滴が着弾できるようにした場合である。さらにまた、(3)は、図6に示したように、1つの同一画素領域に、近隣に位置する3つの液体吐出部のノズルから吐出されたインク液滴が着弾できるようにした場合である。
なお、図14中、(2)の場合では、不吐出ノズルが約70個程度発生したときに、不良率が1になる。
(1)本実施形態では、印画紙の全幅に相当する分だけヘッド11を並設したラインヘッド10(ライン方式)を例に挙げたが、本発明をシリアル方式に適用することも可能である。
シリアル方式に適用する場合には、1つのヘッド11を用い、そのヘッド11を印画紙の幅方向に移動させるとともに、この移動中に画素領域にインク液滴を着弾させる。ここで、ヘッド11の移動中は、通常、印画紙を停止させておく。その印画が終了したら、印画紙を上記移動方向に垂直な方向に搬送した後、再度、ヘッド11を上記のように移動させる。
これにより、本発明を適用したシリアル方式の場合には、ヘッド11が90度だけ回転させた状態に配置されているので、インク液滴の吐出時の偏向方向は、印画紙の送り方向となる。
静電吐出方式のエネルギー発生素子(発熱抵抗体13に相当するもの)は、振動板と、この振動板の下側に、空気層を介した2つの電極を設けたものである。そして、両電極間に電圧を印加し、振動板を下側にたわませ、その後、電圧を0Vにして静電気力を開放する。このとき、振動板が元の状態に戻るときの弾性力を利用してインク液滴を吐出するものである。
この場合にも、上記と同様に、各エネルギー発生素子のエネルギーの発生に差異を設けるため、ピエゾ素子の両面の電極に電圧を印加するときに2つのピエゾ素子間に時間差を設けるか、又は印加する電圧値を2つのピエゾ素子で異なる値にすれば良い。
11 ヘッド
12 インク液室
13 発熱抵抗体
18 ノズル
Claims (2)
- ノズルを有する液体吐出部を特定方向に複数並設したヘッドを備え、液滴を着弾させる液滴着弾対象物と前記ヘッドとを前記特定方向に略垂直な方向に相対移動させるとともに、その相対移動中に前記液体吐出部から所定数の液滴を吐出し、画素領域に所定数のドットからなる画素を形成する液体吐出装置であって、
前記液体吐出部は、液滴の吐出方向を前記特定方向において複数の方向に偏向可能であり、
近隣に位置する少なくとも2つの前記液体吐出部は、少なくとも1つの同一画素領域に液滴を着弾させることが可能であり、
複数の前記液体吐出部のうち、液滴の吐出不良により吐出を停止する前記液体吐出部に関する情報を記憶する吐出停止情報記憶手段と、
前記吐出停止情報記憶手段に記憶された情報に基づいて、液滴の吐出を停止する前記液体吐出部が本来受け持つ液滴の吐出信号を、液滴の吐出を停止する前記液体吐出部の近隣に位置する少なくとも1つの他の前記液体吐出部に移すとともに、液滴の吐出を停止する前記液体吐出部が前記吐出信号に従って液滴を吐出したときの液滴の着弾位置に、その少なくとも1つの他の前記液体吐出部から吐出した液滴を着弾させるように制御する液滴吐出代行手段と
を備え、
ここで、前記液体吐出代行手段は、全ての吐出命令について代行吐出を行うモードと、一部の吐出命令のみについて代行吐出を行うモードとの双方を予め準備しておき、いずれかを選択可能とした
ことを特徴とする液体吐出装置。 - ノズルを有する液体吐出部を特定方向に複数並設し、前記液体吐出部は液滴の吐出方向を前記特定方向において複数の方向に偏向可能であり、近隣に位置する少なくとも2つの前記液体吐出部は少なくとも1つの同一画素領域に液滴を着弾させることが可能なヘッドを用い、液滴を着弾させる液滴着弾対象物と前記ヘッドとを前記特定方向に略垂直な方向に相対移動させるとともに、その相対移動中に前記液体吐出部から所定数の液滴を吐出し、画素領域に所定数のドットからなる画素を形成する液体吐出方法であって、
複数の前記液体吐出部のうち、液滴の吐出不良により吐出を停止する前記液体吐出部に関する情報を記憶し、
その記憶された情報に基づいて、液滴の吐出を停止する前記液体吐出部が本来受け持つ液滴の吐出信号を、液滴の吐出を停止する前記液体吐出部の近隣に位置する少なくとも1つの他の前記液体吐出部に移すとともに、液滴の吐出を停止する前記液体吐出部が前記吐出信号に従って液滴を吐出したときの液滴の着弾位置に、その少なくとも1つの他の前記液体吐出部から吐出した液滴を着弾させ画素を形成し、
ここで、全ての吐出命令について代行吐出を行うモードと、一部の吐出命令のみについて代行吐出を行うモードとの双方を予め準備しておき、いずれかを選択可能とした
ことを特徴とする液体吐出方法。
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