JP2006068948A - 絵柄色調制御方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 製版データから得られる製版絵柄位置と、実際の印刷結果から得られる実絵柄位置との位置ズレが解消されるように製版絵柄位置を移動させ、印刷絵柄をインキ供給装置6,7のインキ供給単位幅で分割したときのインキ供給単位幅毎の目標混色網濃度を設定し、IRGB濃度計1を用いて印刷で得られた本刷りシートのインキ供給単位幅毎の実混色網濃度を計測し、これら各混色網濃度をそれぞれ網点面積率に変換し、さらに単色網濃度に変換する。そして、ユールニールセンの式等を用いて、目標単色網濃度と実単色網濃度との偏差に対応するベタ濃度偏差を求め、ベタ濃度偏差に応じてインキ供給単位幅毎にインキ供給量を調整する。
【選択図】 図2
Description
例えば、特許文献1及び特許文献2にて提案された技術では、次のような手順で色調制御を行なう。
まず、各色の印刷ユニットで印刷された絵柄の分光反射率を分光計にて測定する。そして、インキキーのキーゾーン毎に分光反射率(キーゾーン全体の平均分光反射率)を演算し、さらに各キーゾーンの分光反射率を国際照明委員会が提唱する色座標値(L*a*b*)に変換する。各色のインキ供給量を調整して試印刷を行い、所望の色調を有する印刷シート(以下、OKシートという)が得られたら、OKシートの各キーゾーンの色座標値を目標色座標値に設定する。次に、本印刷を開始してキーゾーン毎にOKシートと印刷シート(以下、本印刷で得られた印刷シートを本刷りシートという)との色座標値の差(色差)を算出し、色差に対する各印刷ユニットのインキキーの開度の増減量を計算して、色差がゼロになるように各印刷ユニットの各インキキーの開度をオンライン制御によって調整する。
まず、印刷絵柄をインキ供給装置のインキ供給単位幅で分割したときのインキ供給単位幅毎の目標混色網濃度を設定する。なお、インキ供給装置のインキ供給単位幅とは、インキ供給装置がインキキー装置である場合には各インキキーのキー幅(キーゾーン)のことであり、インキ供給装置がデジタルポンプ装置である場合には各デジタルポンプのポンプ幅のことである。なお、目標混色網濃度の設定方法については、後述する。
供給単位幅毎にインキ供給量を調整し、各色のインキの供給量をインキ供給単位幅毎に制御する。ベタ濃度偏差に基づくインキ供給量の調整量は、簡単には、後の実施形態にて詳述する公知のAPI(オートプリセットインキング)関数を用いて求めることができる。
また、外部(例えば、印刷依頼元等)から印刷対象絵柄のkcmy網点面積率データ(例えば、製版用の画像データ等)を取得できる場合の目標混色網濃度の設定手法として、以下の点が提案されている。
このような位置ズレが生じると、製版画像上の注目画素と実機画像上の注目画素とが異なってしまうため、絵柄色調制御を適切に行なえない。
つまり、例えば図10に示すように、製版データを演算装置10に入力し、印刷エリアモニタ40に製版データに基づく製版画像50を出力する。一方、特許文献3の技術で使用する濃度計(例えば、ラインセンサ型IRGB濃度計)1によって実際に印刷した印刷紙面をセンシングし、このセンシングデータを演算装置10に入力して、印刷エリアモニタ40にセンシングデータに基づく実機画像60を出力する。そして、オペレータが、印刷エリアモニタ40を目視しながら、実機画像60が製版画像50の位置に来るように、幅方向に対しては、濃度計1を移動させることで位置調整し、天地方向については、濃度計1の検出信号と印刷紙面の天地位置とを対応させるロータリーエンコーダのパルスタイミングをずらすことで位置調整する。
濃度計1を移動させると、紙面に対する濃度計1のセンサ点位置にズレが生じてしまい、センサの焦点距離や紙面に対する計測角度を一定に保ちながら濃度計1を位置調整することは極めて困難である。
さらに、制御開始時に、位置合わせが適切にできたとしても、運転中に、印刷紙のテンション変動や蛇行が生じるなどして経時的に位置ズレが生じることがあるが、これに対しては対応が困難である。
供給単位幅毎にインキ供給量を調整し、各色のインキの供給量をインキ供給単位幅毎に制御する。ベタ濃度偏差に基づくインキ供給量の調整量は、簡単には、後の実施形態にて詳述する公知のAPI(オートプリセットインキング)関数を用いて求めることができる。
特に、上記の位置ズレを検出するステップと、上記の製版絵柄位置を移動させるステップと、上記の目標混色網濃度を設定するステップと、上記の目標網点面積率を求めるステップと、上記の目標単色網濃度を求めるステップとを、本刷り印刷前に実行し、上記の実混色網濃度を計測するステップと、上記の実網点面積率を求めるステップと、上記の実単色網濃度を求めるステップと、上記のベタ濃度偏差を求めるステップと、上記ベタのインキ供給量を調整するステップとを、本刷り印刷中に予め設定された周期で実行することにより、本刷り印刷中に、フィードバック制御により絵柄色調を常に適正に制御することができる。
本発明の印刷機の絵柄色調制御装置は、印刷幅方向に分割された領域毎にインキを供給するインキ供給装置、及び印刷で得られる本刷りシートの走行ライン上に配置されたIRGB濃度計(好ましくはラインセンサ型IRGB濃度計)に加え、位置ズレ検出手段、絵柄位置移動手段、目標混色網濃度設定手段、混色網濃度計測手段、目標網点面積率演算手段、実網点面積率演算手段、目標単色網濃度演算手段、実単色網濃度演算手段、ベタ濃度偏差演算手段、及びインキ供給量調整手段をその構成要素として備えている。
これらの各機能について説明すると、まず、位置ズレ検出手段は、製版データから得られる印刷紙に対する印刷絵柄の位置である製版絵柄位置と、該製版データに基づいて印刷した実際の印刷紙をセンサにより検出することで得られる印刷紙に対する印刷絵柄の位置である実絵柄位置との位置ズレを検出する機能を有している。絵柄位置移動手段は、検出された位置ズレが解消されるように該製版絵柄位置を移動させる機能を有している。目標混色網濃度設定手段は、印刷絵柄をインキ供給装置のインキ供給単位幅で分割したときのインキ供給単位幅毎の目標混色網濃度を設定する機能を有している。混色網濃度計測手段は、IRGB濃度計を利用して本刷りシートのインキ供給単位幅毎の実混色網濃度を計測する機能を有している。目標網点面積率演算手段は、予め設定した各インキ色の網点面積率と混色網濃度との対応関係(例えばノイゲバウアーの式)に基づき、目標混色網濃度に対応する各インキ色の目標網点面積率を求める機能を有し、実網点面積率演算手段は、同じ対応関係に基づき実混色網濃度に対応する各インキ色の実網点面積率を求める機能を有している。目標単色網濃度演算手段は、予め設定した網点面積率と単色網濃度との対応関係に基づき、目標網点面積率に対応する目標単色網濃度を求める機能を有し、実単色網濃度演算手段は、同じ対応関係に基づき、実網点面積率に対応する実単色網濃度を求める機能を有している。ベタ濃度偏差演算手段は、予め設定した網点面積率と単色網濃度とベタ濃度との対応関係(例えばユールニールセンの式)に基づき、目標網点面積率のもとでの目標単色網濃度と実単色網濃度との偏差に対応するベタ濃度偏差を求める機能を有している。そして、インキ供給量調整手段は、ベタ濃度偏差に基づき、例えばAPI関数によりインキ供給単位幅毎にインキ供給装置のインキ供給量を調整する機能を有している。なお、好ましくは、IRGB濃度計における網点面積率と混色網濃度と色座標値との対応関係を規定した変換テーブルを備え、目標網点面積率演算手段及び実網点面積率演算手段は、この変換テーブルを用いて目標網点面積率或いは実網点面積率を求めるように構成する。
また、上記の位置ズレの検出方法としては、予め該製版データに記入された見当マークの印刷紙に対する位置と、該製版データに基づいて印刷した実際の印刷紙をセンサにより検出することで得られる印刷紙に対する見当マークの位置との位置ズレから該位置ズレを検出する方法がある。この場合、実絵柄位置を検出するセンサには、専用のカメラを用いることが好ましい。
ーブルを参照して選択し、選択した混色網濃度候補を注目画素の混色網濃度として設定する。このように、本方法によれば、色座標値に対応する網点面積率を利用することによって、色座標値に対応する混色網濃度を一意に決定することができる。
しかも、製版絵柄位置と実絵柄位置との位置ズレを解消した上で絵柄色調制御を行なうので、絵柄色調制御を適切に行うことができ、印刷品質を確実に向上させることができる。また、位置ズレの解消を、製版データの製版絵柄位置を移動させることで行なっているので、速やかに処理でき、しかも、製版データは高解像度であり、移動処理を精度よく適切に行なうことができる。
また、OKシートが印刷されるのを待つまでもなく、印刷開始直後から絵柄の特定の注目点について色調制御を行うことができる。さらに、印刷対象絵柄のkcmy網点面積率データに加えてICCプロファイルも取得できる場合には、印刷依頼元等から得たICCプロファイルに基づき色調を制御することができ、印刷依頼元等が所望する色調の印刷物を容易に得ることができる。
オペレータに対して色がどれだけのレベルで合っているか直感的に分かりやすくすることができる。
さらに、注目点の設定方法として、インキ色毎に最も濃度感度の高い画素、或いは、インキ色毎に各画素の網点面積率に対して最も自己相関が大きい画素を演算して自動抽出し、注目画素として設定することにより、インキ供給単位幅内の絵柄の画線率が低い場合において、より安定した色調制御を行うことができる。
(A)第1実施形態
図1は本発明の第1実施形態にかかる新聞用オフセット輪転機の概略構成を示す図である。本実施形態の新聞用オフセット輪転機は多色刷りの両面印刷機であり、印刷シート8の搬送経路に沿って、インキ色〔墨(k)、藍(c)、紅(m)、黄(y)〕毎に印刷ユニット2a,2b,2c,2dが設置されている。本実施形態では、印刷ユニット2a,2b,2c,2dは、インキキー7とインキ元ローラ6からなるインキキー式のインキ供給装置を備えている。この形式のインキ供給装置では、インキキー7のインキ元ローラ6に対する隙間量(以下、この隙間量をインキキー開度という)によりインキ供給量を調整することができる。また、インキキー7は印刷幅方向に複数並置されており、インキキー7の幅単位(以下、インキキー7によるインキ供給単位幅をキーゾーンという)でインキ供給量を調整することができる。インキキー7により供給量を調整されたインキは、インキローラ群5内で適度に練られ、薄膜を形成した後に版胴4の版面に供給され、版面に付着したインキがブランケット胴3を介して絵柄として印刷シート8に転写される。なお、図1中では省略しているが、本実施形態の新聞用オフセット輪転機は両面刷りなので、各印刷ユニット2a,2b,2c,2dには、印刷シート8の搬送経路を挟むようにして一対のブランケット胴3,3が備えられ、各ブランケット胴3に対して版胴4やインキ供給装置が設けられている。
以下、図3,図4を中心に演算装置10による色調制御の処理内容について説明する。
まず、図3に示すように、演算装置10には、予め製版データが入力されており、この製版データから印刷紙に対する印刷絵柄の位置(これを、製版絵柄位置という)を検出する(この機能を、位置ズレ検出手段とする)。この一方で、かかる製版データに基づいて作成された刷版を取り付けた印刷機を立ち上げて試刷りを行なって、ラインセンサ型IRGB濃度計(センサ)1によって実際に印刷された印刷紙に対する印刷絵柄の位置(これを、実絵柄位置という)を検出する。なお、印刷エリアモニタ40には、例えば図3に示すように、製版絵柄位置は製版画像50として、実絵柄位置は実機画像60として、それぞれ表示することができ、演算装置10では、これらの製版絵柄位置と実絵柄位置との位置ズレを算出する(図4のステップS301)。なお、この位置ズレは、印刷紙の幅方向及び天地方向へのズレである。
以上のように目標混色網濃度Io,Ro,Go,Boが設定されたら、ステップS10以降の処理を繰り返し実行する。まず、ステップS10として、ラインセンサ型IRGB濃度計1が印刷シート8全面の一画素毎の反射光量i’,r’,g’,b’を計測する。IRGB濃度計1で計測された各画素の反射光量i’,r’,g’,b’はDSP11に入力される。
そして、ステップS30として、ステップS20で演算された各画素の反射光量i,r,g,bを用いて注目点の実混色網濃度I,R,G,Bを演算する。DSP11はタッチパネル40に接続されており、タッチパネル40には製版データの絵柄画像(製版画像)が表示される。注目点はこのタッチパネル40に表示された製版画像上の特定点を任意に選択することで指定され、演算装置10のDSP11へ入力される。注目点とは印刷シート8上の特に色を一致させたい絵柄の位置であり、特定の一画素、或いは、連続する一塊の複数画素を指定する。オペレータにより注目点が指定されていないキーゾーンについては、DSP11が注目点を自動設定する。この自動設定は、製版画像全体の各インキ色の混色網濃度の分布から、インキ色毎に最も濃度感度の高い画素(最も発色の大きい画素)を演算して自動抽出することにより行う。例えば、キーゾーン絵柄が4色で印刷されている場合、注目点(目標色)は墨、藍、紅、黄の4点となり、キーゾーン内において、その4色が独立にコントロールされることになる。また、例えばオペレータが指定した任意の絵柄ポイント中に無い色及び絵柄面積の少ない色は自動で設定することも出来る。
dからラインセンサ型IRGB濃度計1までの無駄時間、時間あたりのインキキー7の反応時間、及び印刷速度を考慮して補正する。この補正は、キー開度信号が入力されてからインキキー7が動き、キー開度が変更されて印刷シートに供給されるインキ量が変化し、IRGB濃度計1に反射光量の変化として検出されるまでの時間遅れを考慮したものである。このようなむだ時間の大きいオンラインフィードバック制御系としては、例えばむだ時間補償付PI制御、ファジー制御、ロバスト制御等が最適である。オンライン制御部16は、補正後のキー開度偏差量(オンライン制御用キー開度偏差量)ΔKk,ΔKc,ΔKm,ΔKyに現在のキー開度Kk0,Kc0,Km0,Ky0を加算したオンライン制御用キー開度Kk1,Kc1,Km1,Ky1をキー開度リミッタ演算部17に入力する。
本実施形態にかかる色調制御方法によれば、製版絵柄位置と実絵柄位置との位置ズレを解消した上で絵柄色調制御を行なうので、絵柄色調制御を適切に行うことができ、印刷品質を確実に向上させることができる。特に、位置ズレの解消を、製版データの製版絵柄位置を移動させることで行なっているので、速やかに処理でき、しかも、製版データは高解像度であり、移動処理を精度よく適切に行なうことができる。
なお、本刷り印刷の開始前だけでなく、本刷り印刷中に、予め設定された周期で位置ズレを検出して、この位置ズレ量が予め設定された所定量以上に達したら、位置ズレが解消されるように製版絵柄位置を再移動させて、再移動させた該製版絵柄位置に基づいて上記の目標混色網濃度を設定することにより、本刷り印刷中に、製版絵柄位置と実絵柄位置とに位置ズレが生じても、フィードバック制御により位置ズレを修正することができ、絵柄色調を常に適正に制御することができる。
本発明の第2実施形態について図7を用いて説明する。本実施形態も、製版絵柄位置と実絵柄位置との位置ズレを検出し、この位置ズレが解消されるように、製版絵柄位置の方を移動させる点は、第1実施形態と同様である。
本実施形態も第1実施形態と同様、新聞社の本社から新聞紙の紙面情報がビットマップデータの形式で印刷工場に送信されてくる刷版データが入力されているものとする。ただし、本実施形態では、第1実施形態との相違点として、紙面情報のビットマップデータに加え、紙面の色情報を作成した入力装置のICCプロファイルも送信されてくるものとする。ステップS321では、ビットマップデータを印刷機のフォーマットに応じたCIP3データ相当の低解像度データに変換し、ステップS322では、インキ供給単位幅毎に各インキ色に対応する注目点をそれぞれ設定する。これらステップS321,S322の処理内容は、第1実施形態に係るステップS311,S312の処理内容と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
まず、ステップS325において、データベース141に記憶された変換テーブルを用いて注目点の網点面積率ki,ci,mi,yiを色座標値L’,a’,b’に変換する。ステップS326では、ステップS323で求めた色座標値L,a,bとステップS325で求めた色座標値L’,a’,b’との色差ΔL’,Δa’,Δb’を演算し、ステップS327において、この色差ΔL’,Δa’,Δb’に対応する網点面積率の変化量Δk’,Δc’,Δm’,Δy’を演算する。網点面積率の各変化量は、色座標値の各変化量を用いて下式で近似することができる。但し、下式におけるa,bは線形近似係数である。
Δm’=a21×ΔL’+a22×Δa’+a23×Δb’+bm ・・・(2)
Δy’=a31×ΔL’+a32×Δa’+a33×Δb’+by ・・・(3)
Δk’=a41×ΔL’+a42×Δa’+a43×Δb’+bk ・・・(4)
ステップS328では、注目点の網点面積率ki,ci,mi,yiにステップS327で求めた変化量Δk’,Δc’,Δm’,Δy’を加算し、その値を仮想網点面積率k’,c’,m’,y’として設定する。ステップS329では、この仮想網点面積率k’,c’,m’,y’をデータベース141に記録された変換テーブルに照合し、ステップS324で求めた複数の混色網濃度候補の中から仮想網点面積率k’,c’,m’,y’に最も対応するものを選択する。選択された混色網濃度は目標混色網濃度Io,Ro,Go,Boとして設定され、ステップS330で演算される注目点の実混色網濃度I,R,G,Bとともに、ステップS40以降の処理で用いられる。
本発明の第3実施形態について図8を用いて説明する。本実施形態は色調制御のための補助的な方法についての提案であり、本方法は第1,第2実施形態の色調制御の何れにも付加的に適用することができる。なお、製版絵柄位置と実絵柄位置との位置ズレを検出し、この位置ズレが解消されるように、製版絵柄位置の方を移動させる点は、第1実施形態と同様である。
になる。
本発明の第4実施形態について図9を用いて説明する。本実施形態は位置ズレ解消のための位置ズレ検出手法が、上記の各実施形態と異なっている。上記の第1〜3実施形態では、製版データから得られる製版画像と濃度計1の検出情報から得られる実機画像とを比較して製版絵柄位置と実絵柄位置との位置ズレを検出しているが、本実施形態では、図9(a)に示すように、見当マークを用いてより精度良く検出できるようにしている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の実施の形態は上記のものに限定されない。
例えば、第1実施形態では、製版絵柄位置と実絵柄位置との位置ズレを検出するために、IRGB濃度計1を用いて実絵柄位置を検出しているため、新たなセンサが不要でありコスト上有利であるが、第4実施形態に用いたカメラにより、実絵柄の要部を撮影して実絵柄位置を検出することも考えられ、この場合、コストは増加するが、見当マークに頼らずに実絵柄位置を精度良く検出することができる。
また、図6に示すようなマップを用いて目標単色網濃度と実単色網濃度との偏差に対応する各インキ色のベタ濃度偏差を求める方法の他、網点面積率と単色網濃度とベタ濃度との対応関係を規定した公知のユールニールセンの式を記憶しておき、この式に目標網点面積率、実網点面積率及び単色網濃度を当てはめることでベタ濃度偏差を算出する方法もある。
2a,2b,2c,2d 印刷ユニット
3 ブランケット胴
4 版胴
5 インキローラ群
6 インキ元ローラ
7 インキキー
8 印刷シート
10 演算装置
11 DSP
12 PC
14 色変換部
15 インキ供給量演算部
16 オンライン制御部
17 キー開度リミッタ演算部
20 印刷機内蔵の制御装置
30 タッチパネル
32 表示装置
40 印刷エリアモニタ(タッチパネル)
50 製版画像
60 実機画像
70 カメラ(センサ)
Claims (19)
- 製版データから得られる印刷紙に対する印刷絵柄の位置である製版絵柄位置と、該製版データに基づいて印刷した実際の印刷紙をセンサにより検出することで得られる印刷紙に対する印刷絵柄の位置である実絵柄位置との位置ズレを検出するステップと、
上記の検出された位置ズレが解消されるように該製版絵柄位置を移動させるステップと、
該印刷絵柄をインキ供給装置のインキ供給単位幅で分割したときの上記インキ供給単位幅毎の目標混色網濃度を上記の移動させた製版絵柄情報に基づいて設定するステップと、
IRGB濃度計を用いて、印刷で得られた本刷りシートの上記インキ供給単位幅毎の実混色網濃度を計測するステップと、
予め設定した網点面積率と混色網濃度との対応関係に基づき、上記目標混色網濃度に対応する各インキ色の目標網点面積率を求めるステップと、
上記の網点面積率と混色網濃度との対応関係に基づき、上記実混色網濃度に対応する各インキ色の実網点面積率を求めるステップと、
予め設定した網点面積率と単色網濃度との対応関係に基づき、上記目標網点面積率に対応する目標単色網濃度を求めるステップと、
上記の網点面積率と単色網濃度との対応関係に基づき、上記実網点面積率に対応する実単色網濃度を求めるステップと、
予め設定した網点面積率と単色網濃度とベタ濃度との対応関係に基づき、上記目標網点面積率のもとでの上記目標単色網濃度と上記実単色網濃度との偏差に対応するベタ濃度偏差を求めるステップと、
上記ベタ濃度偏差に基づき上記インキ供給単位幅毎にインキ供給量を調整するステップとをそなえている
ことを特徴とする、印刷機の絵柄色調制御方法。 - 上記の位置ズレを検出するステップと、上記の製版絵柄位置を移動させるステップと、上記の目標混色網濃度を設定するステップと、上記の目標網点面積率を求めるステップと、上記の目標単色網濃度を求めるステップとを、本刷り印刷前に実行し、
上記の実混色網濃度を計測するステップと、上記の実網点面積率を求めるステップと、上記の実単色網濃度を求めるステップと、上記のベタ濃度偏差を求めるステップと、上記ベタのインキ供給量を調整するステップとを、本刷り印刷中に予め設定された周期で実行する
ことを特徴とする、請求項1記載の印刷機の絵柄色調制御方法。 - 上記の本刷り印刷中に、上記の位置ズレを検出するステップを予め設定された周期で実施して、該位置ズレ量が予め設定された所定量以上に達したら、該位置ズレが解消されるように該製版絵柄位置を再移動させた上で、再移動させた該製版絵柄位置に基づいて上記の目標混色網濃度を設定するステップを実行する
ことを特徴とする、請求項2記載の印刷機の絵柄色調制御方法。 - 上記位置ズレを検出するステップでは、該製版絵柄位置を取り込んだ製版画像と該実絵柄位置を取り込んだ実機画像とを、パターンマッチング法を用いた画像処理によって絵柄合わせを行なって、該位置ズレを検出する
ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の印刷機の絵柄色調制御方法。 - 上記位置ズレを検出するステップでは、予め該製版データに記入された見当マークの印刷紙に対する位置と、該製版データに基づいて印刷した実際の印刷紙をセンサにより検出することで得られる印刷紙に対する見当マークの位置との位置ズレから該位置ズレを検出する
ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の印刷機の絵柄色調制御方法。 - 上記目標混色網濃度を設定するステップは、
上記の移動させた製版絵柄情報から印刷対象絵柄のkcmy網点面積率データを取得するステップと、
上記印刷対象絵柄を構成する画素の中から上記インキ供給単位幅毎に各インキ色に対応する注目画素をそれぞれ選定するステップと、
予め設定した網点面積率と混色網濃度との対応関係に基づき上記注目画素の網点面積率を混色網濃度に変換するステップとを有し、
上記目標混色網濃度を設定するステップでは、上記注目画素の混色網濃度を上記目標混色網濃度として設定し、
上記実混色網濃度を計測するステップでは、上記注目画素の実混色網濃度を計測する
ことを特徴とする、請求項1〜5の何れか1項に記載の印刷機の絵柄色調制御方法。 - 上記目標混色網濃度を設定するステップは、
上記の移動させた製版絵柄情報から印刷対象絵柄のkcmy網点面積率データとICCプロファイルとを取得するステップと、
上記印刷対象絵柄を構成する画素の中から上記インキ供給単位幅毎に各インキ色に対応する注目画素をそれぞれ選定するステップと、
上記注目画素の網点面積率を上記ICCプロファイルと上記IRGB濃度計のデバイスプロファイルとを用いて混色網濃度に変換するステップとを有し、
上記目標混色網濃度を設定するステップでは、上記注目画素の混色網濃度を上記目標混色網濃度として設定し、
上記実混色網濃度を計測するステップでは、上記注目画素の実混色網濃度を計測する
ことを特徴とする、請求項1〜5の何れか1項に記載の印刷機の絵柄色調制御方法。 - 上記デバイスプロファイルは網点面積率と混色網濃度と色座標値との対応関係を規定した変換テーブルであり、
上記注目画素の網点面積率を混色網濃度に変換するステップは、
上記ICCプロファイルを用いて上記注目画素の網点面積率を色座標値に変換するステップと、
上記変換テーブルを用いて上記注目画素の色座標値に対応する複数の混色網濃度候補を求めるステップと、
上記変換テーブルを用いて上記注目画素の網点面積率を色座標値に変換するステップと、
上記ICCプロファイルによる変換、及び上記変換テーブルによる変換によって得られた上記2つの色座標値間の色差を求めるステップと、
上記色差に対応する網点面積率の変化量を演算するステップと、
上記注目画素の網点面積率に上記変化量を加算した仮想網点面積率を求めるステップと、
上記変換テーブルを参照して上記複数の混色網濃度候補のうち上記仮想網点面積率に最も対応するものを選択するステップとを有し、
上記注目画素の網点面積率を混色網濃度に変換するステップでは、選択した混色網濃度候補を上記注目画素の混色網濃度として設定する
ことを特徴とする、請求項7記載の印刷機の絵柄色調制御方法。 - 上記kcmy網点面積率データを取得するステップでは、最初に印刷対象絵柄のビットマップデータを取得して、上記ビットマップデータをCIP3データ相当の低解像度データに変換したものを上記kcmy網点面積率データとして用いる
ことを特徴とする、請求項6〜8の何れか1項に記載の印刷機の絵柄色調制御方法。 - 予め設定した混色網濃度と色座標値との対応関係に基づき、上記IRGB濃度計で計測された上記注目画素の実混色網濃度に対応する実色座標値を求めるステップと、
上記の混色網濃度と色座標値との対応関係に基づき、上記目標混色網濃度に対応する目標色座標値を求めるステップと、
上記実色座標値と上記目標色座標値との色差を求めるストップと、
上記実色座標値及び/又は上記色差を表示装置に表示するステップとをさらに実行することを特徴とする、請求項6〜9の何れか1項に記載の印刷機の絵柄色調制御方法。 - 上記注目画素としてインキ色毎に各画素の網点面積率に対して最も自己相関が大きい画素を自動抽出する
ことを特徴とする、請求項6〜10の何れか1項に記載の印刷機の絵柄色調制御方法。 - 上記注目画素としてインキ色毎に各画素の網点面積率に対して最も自己相関が大きい画素とその周辺の複数の画素からなる画素群を自動抽出し、
上記目標混色網濃度を設定するステップでは、上記画素群の平均混色網濃度を上記目標混色網濃度として設定し、
上記実混色網濃度を計測するステップでは、上記画素群の実平均混色網濃度を計測することを特徴とする、請求項6〜10の何れか1項に記載の印刷機の絵柄色調制御方法。 - 製版データから得られる印刷紙に対する印刷絵柄の位置である製版絵柄位置と、該製版データに基づいて印刷した実際の印刷紙をセンサにより検出することで得られる印刷紙に対する印刷絵柄の位置である実絵柄位置との位置ズレを検出する位置ズレ検出手段と、
上記の検出された位置ズレが解消されるように該製版絵柄位置を移動させる絵柄位置移動手段と、
印刷幅方向に分割された領域毎にインキを供給するインキ供給装置と、
印刷絵柄を上記インキ供給装置のインキ供給単位幅で分割したときの上記インキ供給単位幅毎の目標混色網濃度を上記の移動させた製版絵柄情報に基づいて設定する目標混色網濃度設定手段と、
印刷で得られる本刷りシートの走行ライン上に配置されたIRGB濃度計と、
上記IRGB濃度計を操作して上記本刷りシートの上記インキ供給単位幅毎の実混色網濃度を計測する混色網濃度計測手段と、
予め設定した網点面積率と混色網濃度との対応関係に基づき、上記目標混色網濃度に対応する各インキ色の目標網点面積率を求める目標網点面積率演算手段と、
上記の網点面積率と混色網濃度との対応関係に基づき、上記実混色網濃度に対応する各インキ色の実網点面積率を求める実網点面積率演算手段と、
予め設定した網点面積率と単色網濃度との対応関係に基づき、上記目標網点面積率に対応する目標単色網濃度を求める目標単色網濃度演算手段と、
上記の網点面積率と単色網濃度との対応関係に基づき、上記実網点面積率に対応する実単色網濃度を求める実単色網濃度演算手段と、
予め設定した網点面積率と単色網濃度とベタ濃度との対応関係に基づき、上記目標網点面積率のもとでの上記目標単色網濃度と上記実単色網濃度との偏差に対応するベタ濃度偏差を求めるベタ濃度偏差演算手段と、
上記ベタ濃度偏差に基づき上記インキ供給単位幅毎にインキ供給量を調整するインキ供給量調整手段とを備えた
ことを特徴とする、印刷機の絵柄色調制御装置。 - 上記センサは、該IRGB濃度計であることを特徴とする、請求項13記載の印刷機の絵柄色調制御装置。
- 上記センサは、印刷紙を撮影するカメラであることを特徴とする、請求項13記載の印刷機の絵柄色調制御装置。
- 上記IRGB濃度計における網点面積率と混色網濃度と色座標値との対応関係を規定した変換テーブルを備え、
上記目標網点面積率演算手段及び上記実網点面積率演算手段は、上記変換テーブルを用いて上記目標網点面積率或いは上記実網点面積率を求めるように構成されている
ことを特徴とする、請求項13〜15の何れか1項に記載の印刷機の絵柄色調制御装置。 - 上記目標混色網濃度設定手段は、
上記の移動させた製版絵柄情報から印刷対象絵柄のkcmy網点面積率データを受信する受信手段と、
上記印刷対象絵柄を構成する画素の中から上記インキ供給単位幅毎に各インキ色に対応する注目画素をそれぞれ設定する注目画素設定手段と、
上記変換テーブルを用いて上記注目画素の網点面積率を混色網濃度に変換する変換手段とを備え、上記注目画素の混色網濃度を上記目標混色網濃度として設定するように構成され、
上記混色網濃度計測手段は、上記注目画素の実混色網濃度を計測するように構成されている
ことを特徴とする、請求項16記載の印刷機の絵柄色調制御装置。 - 上記目標混色網濃度設定手段は、
上記の移動させた製版絵柄情報から印刷対象絵柄のkcmy網点面積率データとICCプロファイルとを受信する受信手段と、
上記印刷対象絵柄を構成する画素の中から上記インキ供給単位幅毎に各インキ色に対応する注目画素をそれぞれ設定する注目画素設定手段と、
上記注目画素の網点面積率を上記ICCプロファイルと上記変換テーブルとを用いて混色網濃度に変換する変換手段とを備え、上記注目画素の混色網濃度を上記目標混色網濃度として設定するように構成され、
上記混色網濃度計測手段は、上記注目画素の実混色網濃度を計測するように構成されている
ことを特徴とする、請求項16記載の印刷機の絵柄色調制御装置。 - 上記変換テーブルを用いて上記実混色網濃度に対応する実色座標値を求める実色座標値演算手段と、
上記変換テーブルを用いて上記目標混色網濃度に対応する目標色座標値を求める目標色座標値演算手段と、
上記実色座標値と上記目標色座標値との色差を求める色差演算手段と、
上記実色座標値及び/又は上記色差を表示装置に表示する表示手段とをさらに備えた
ことを特徴とする、請求項14〜18の何れか1項に記載の印刷機の絵柄色調制御装置。
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