JP2006068771A - 転造装置、モータ、及びシャフトの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本転造装置10では、ダイス80、90を構成し、実質的にワークに転造加工を施すダイス本体81の軸方向側方にプレーンダイス92が配置されている。プレーンダイス92はその外周部のうち規制部の側方にワークが位置した状態でワークに干渉して変位を規制する。これにより、加工中におけるワークの振れに起因するワークの曲がり等を防止できる。また、プレーンダイス92には、ダイス本体81の切欠部82に対応する切欠部94が形成されている。この切欠部94はダイス80、90の軸方向に切欠部82と重なり合う。これにより、ダイス80、90間へのワークの配置及び取り出しを容易にできる。
【選択図】 図4
Description
(転造装置10の全体構成)
図1には本発明の一実施の形態に係る転造装置10の正面図が示されており、図2には本転造装置10の平面図が示されている。
さらに、図1及び図2に示されるように、本転造装置10は保持手段としての軸保持機構60を備えている。軸保持機構60は一対の梁通過ブロック62、64を備えている。
さらに、図1に示されるように、駆動軸20にはダイス80が同軸的且つ一体的に取り付けられている。図3乃至図5に示されるように、ダイス80は全体的に略円板状又は略円柱状に形成されたダイス本体81を備えている。ダイス本体81の外周部には第1短径部としての切欠部82が形成されている。切欠部82はダイス本体81の軸方向に沿って連続して形成されており、ダイス本体81の軸方向両端にて開口していると共に、ダイス本体81の外周面にて開口している。
また、図1、図2、及び図3に示されるように、本転造装置10は、ダイス補正手段としてのダイス位置補正装置100を備えている。ダイス位置補正装置100は検出手段としての一対の探触子102、104を備えている。
次に、本転造装置10でのモータ130のシャフト132の製造方法の説明を通して本実施の形態の作用並びに効果について説明する。
本転造装置10にてシャフト132を製造するにあたり、先ず、ダイス装着工程でダイス80、90が転造装置10に取り付けられる。このダイス装着工程では、先ず、梁66、68に対する各ストッパ72の固定が解除され、主軸台16に対して主軸台34が接離する方向、すなわち、駆動軸20、42の軸間方向に変位可能な状態とされる。
次いで、ダイス位置調整工程では、先ず、ダイス80の切欠部82、94とダイス90の切欠部82、94とが駆動軸20、42の軸間方向に沿って互いに対向する状態まで、ダイス80、90がそれぞれ回転させられる。さらに、このダイス80、90の回転に前後して、ハンドル38が回転操作されて主軸台34がダイス90の軸方向に沿って変位させられる。これにより、先ず、ダイス80に対するダイス90の大まかな位置調整が成される。
このようにしてダイス90の回転位置が補正された状態で、ダイス80を構成するダイス本体81の切欠部82及びプレーンダイス92の切欠部94と、ダイス90を構成するダイス本体81の切欠部82及びプレーンダイス92の切欠部94と、の間にシャフト132の原材料又は中間加工品としての棒状のワーク134が配置される。
以上のようにして先端にウオームギヤ136が形成されたシャフト132は、図13に示されるように、その長手方向基端側はロータ138に対して同軸的且つ一体的に装着される。さらに、ステータを構成するマグネット140が内壁に一体的に固定されたヨーク142の内側に、シャフト132の長手方向基端側がロータ138と共に収容される。
Claims (5)
- 回転軸方向が互いに平行な一対のダイスを同時に1回転させることにより前記一対の間に配置されたワークを転造加工する転造装置であって、
外周部における前記回転軸周りの一定範囲に、前記ワークを塑性変形させる加工部が形成されると共に、外径寸法の2倍と前記ワークの外径寸法との和が前記一対のダイスの軸間距離よりも短い第1短径部が、前記外周部における前記回転軸周りの前記加工部を除いた部分に形成されたダイス本体と、
前記加工部が前記ワークに接している状態でのみ前記ワーク部の外周部に干渉可能で当該干渉状態で、前記一対のダイスの対向方向に沿った前記ワークの変位を規制する規制部と、
を含めて前記ダイスを構成したことを特徴とする転造装置。 - 前記ダイス本体に対して同軸的で且つ前記ダイス本体に対して一体的に又は連動して回転する回転体の外周部における前記回転軸周りの一定範囲に前記規制部を形成すると共に、外径寸法の2倍と前記ワークの外径寸法との和が前記一対のダイスの軸間距離よりも短く、前記回転軸の回転半径方向に沿って前記ワークの側方に前記第1短径部が位置している状態で前記回転軸の軸方向に沿って第1短径部に重なり合う第2短径部を前記回転体に形成した、
ことを特徴とする請求項1に記載の転造装置。 - 前記回転軸の軸方向に沿った前記ダイス本体の側方に、前記回転体を前記ダイス本体に対して一体に設けた、
ことを特徴とする請求項2に記載の転造装置。 - ステータにて生じた磁界とロータにて生じた磁界との相互作用により前記ロータを回転させて前記ロータに固定されたシャフトを回転させるモータであって、
周方向に沿った外周部の一定範囲に、前記シャフトを塑性変形させる加工部が各々に形成されると共に、前記加工部が前記シャフトに接している状態でのみ前記シャフト部の外周部に干渉可能な規制部を各々が有する互いの回転軸が平行な一対のダイスの間に前記シャフトを配置し、前記一対のダイスを同時に1回転させる間に前記加工部により前記シャフトの外周部を塑性変形させて前記シャフトの外周部にねじ山を形成した、
ことを特徴とするモータ。 - 外周部にねじ山を有するシャフトの製造方法であって、
周方向に沿った外周部の一定範囲に、前記シャフトを塑性変形させる加工部が各々に形成されると共に、前記加工部が前記シャフトに接している状態でのみ前記シャフト部の外周部に干渉可能な規制部を各々が有する互いの回転軸が平行な一対のダイスの間に前記シャフトを配置し、前記一対のダイスを同時に1回転させる間に前記加工部により前記シャフトの外周部を塑性変形させて前記シャフトの外周部にねじ山を形成する、
ことを特徴とするシャフトの製造方法。
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JP2004254713A JP2006068771A (ja) | 2004-09-01 | 2004-09-01 | 転造装置、モータ、及びシャフトの製造方法 |
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