JP2006067680A - 回転電機の冷却構造 - Google Patents

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Yasunori Onishi
保範 大西
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Abstract

【課題】 回転電機もしくは外部装置に冷却装置がなく、もしくは冷却装置を取り付けるスペースがなく、しかも、保護カバーの後端面にセンサーなどの装置を取り付ける場合にも、回転電機を冷却することができる回転電機の冷却構造を提供する。
【解決手段】 後端部のブラケット13から突出して保護カバー17内に位置する回転軸後端部15aに取り付けたバランス用部品19に羽根20を設け、保護カバー17の側面17aには羽根20よりも後方に位置する複数の冷却風導入穴18を設け、保護カバー17の前端部の内周面17cとブラケット13の外周面13aとの間に隙間を設けてなる冷却風吹出し穴21を、羽根20よりも前方の位置に設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は回転電機(電動機又は発電機)の冷却構造に関する。
図3は従来の回転電機の冷却構造を示す側面図である。同図に示すように、回転電機1のフレーム6の前後両端には、ブラケット2,7が固定されている。フレーム6は、フレーム6内に設けられた固定子(図示せず)を支持する固定子枠である。固定子の内径側には回転子(図示せず)が設けられており、回転子の回転軸8は軸受(図示せず)を介してブラケット2,7に回転自在に支持されている。
また、回転電機1の後端部であるブラケット2には、このブラケット2部分を保護するための保護カバー3が取り付けられている。
そして、保護カバー3内には冷却装置(冷却ファン)4が設けられ、且つ、保護カバー3の前端側には冷却風吹出し穴5が設けられている。冷却風吹出し穴5は、保護カバー5の前端部の内周面3aとブラケット2の外周面2aとの間に隙間を設けることによって形成されたものである。また、図示は省略するが、保護カバー3の後端面3bには複数の冷却風導入穴が開けられている。
従って、冷却装置4が作動すると、図3中に矢印で示すように外気が冷却風として保護カバー後端面3bの冷却風導入穴から保護カバー3内に導入された後、冷却風吹出し穴5からフレーム6の外表面6aへと吹き出される。かくして、当該冷却風により、フレーム6が冷却され、ひいてはフレーム6内の固定子や回転子が冷却される。
なお、その他、回転電機の冷却構造の例としては、例えば下記の特許文献1〜3に記載のものがある。
特開平9−261912号公報 特許第2682201号公報 特開平5−207703号
しかしながら、図3に示す従来の冷却構造では、回転電機1もしくは外部装置に冷却装置がなく、もしくは冷却装置を取り付けるスペースがなく、しかも、図3に一点鎖線で示すように保護カバー3の後端面3bにセンサーなどの装置を取り付け場合には、回転電機1を冷却する方法がないため、回転電機1の内部の温度が高くなってしまう。
従って、本発明は上記の事情に鑑み、回転電機もしくは外部装置に冷却装置がなく、もしくは冷却装置を取り付けるスペースがなく、しかも、保護カバーの後端面にセンサーなどの装置を取り付ける場合にも、回転電機を冷却することができる回転電機の冷却構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決する第1発明の回転電機の冷却構造は、回転電機の後端部を覆って前記後端部を保護する保護カバーを、前記後端部に取り付けた回転電機の冷却構造であって、
前記回転電機の後端部から突出して前記保護カバー内に位置する回転軸の後端部に取り付けた回転体に羽根を設け、
前記保護カバーの側面には前記羽根よりも後方に位置する複数の冷却風導入穴を設け、
前記保護カバーの前端部の内周面と前記回転電機の後端部の外周面との間に隙間を設けてなる冷却風吹出し穴を、前記羽根よりも前方の位置に設けたことを特徴とする。
即ち、前記羽根が設けられた前記回転体が前記回転軸とともに回転したとき、外気が冷却風として前記保護カバーの側面の前記冷却風導入穴から前記保護カバー内に導入された後、前記冷却風吹出し穴から前記フレームの外表面へと吹き出されるように構成したことを特徴とする。
また、第2発明の回転電機の冷却構造は、第1発明の回転電機の冷却構造において、
前記回転体はバランス用部品であることを特徴とする。
第1発明の回転電機の冷却構造によれば、回転電機の後端部から突出して保護カバー内に位置する回転軸の後端部に取り付けた回転体に羽根を設け、保護カバーの側面には羽根よりも後方に位置する複数の冷却風導入穴を設け、保護カバーの前端部の内周面と回転電機の後端部の外周面との間に隙間を設けてなる冷却風吹出し穴を、羽根よりも前方の位置に設けたことを特徴とするため、前記羽根が設けられた前記回転体が前記回転軸とともに回転したとき、外気が冷却風として前記保護カバーの側面の前記冷却風導入穴から前記保護カバー内に導入された後、前記冷却風吹出し穴から前記フレームの外表面へと吹き出される。ことため、当該冷却風により、前記フレームが冷却され、ひいては前記フレーム内の固定子や回転子が冷却される。
従って、本回転電機の冷却構造では、回転電機もしくは外部装置に冷却装置がなく、もしくは冷却装置を取り付けるスペースがなく、しかも、保護カバーの後端面にセンサーなどの装置を取り付ける場合にも、回転電機を冷却することができる。
また、第2発明の回転電機の冷却構造によれば、羽根を設けるための回転体としてバランス用部品を有効利用しているため、新たに羽根用の回転体を設ける場合に比べて経済的である。
以下、本発明の実施の形態例に係る回転電機(電動機又は発電機)の冷却構造を、図面に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態例に係る全閉形の回転電機の冷却構造を示す側面図、図2は前記回転電機の後側の部分を一部破断して示す拡大図である。
図1及び図2に示すように、回転電機11のフレーム12の前後両端には、ブラケット13,14が固定されている。回転電機11の前端側(図1中の右側)は負荷側、回転電機11の後端側(図1中の左側)は反負荷側である。フレーム12は、フレーム12内に設けられた固定子(図示せず)を支持する固定子枠である。固定子の内径側には回転子(図示せず)が設けられており、回転子の回転軸15は軸受(図示せず)を介してブラケット13,14に回転自在に支持されている。
また、回転電機11の後端部であるブラケット13には、このブラケット13部分を保護するための保護カバー17が、ボルト16によって取り付けられている。保護カバー17はフレーム12の外周よりも大きな内周を有するカバー前部17Aと、カバー前部17Aよりも小さな内周を有するカバー後部17Bと、カバー前部17Aの後端とカバー後部17Bの前端とをつなぐ中間部17Cとを有してなるものであり、図示のように側面視が凸状となっている。
回転軸15の後端部15aは、後端側のブラケット13から突出して保護カバー17内に位置している。回転軸15の前端部15bは、前端側のブラケット14から突出している。回転軸15の後端部15aには円盤状のバランス用部品19が取り付けられている。バランス用部品19は回転子の回転バランス(重量バランス)を調整するためのものである。回転軸15の前端部15bには、電動機の場合には駆動対象の機器が接続され、発電機の場合には駆動源の機器が接続されることになる。
そして、バランス用部品19の後端面19aには複数枚の羽根20が、周方向に適宜の間隔で設けられている。なお、必ずしもバランス用部品19に羽根20を設ける場合に限定するものではなく、回転軸15の後端部15aにバランス用部品19を設けない場合には、羽根用の回転体を回転軸15の後端部15aに取り付けて、当該回転体に羽根20を設けるようにしてもよい。
また、カバー後部17Bの側面(外周面)17aには複数の冷却風導入穴18が、周方向に適宜の間隔で設けられている。カバー後部17Bは羽根20よりも後方(上流側)に位置しており、従って冷却風導入穴18も、羽根20よりも後方に位置している。なお、カバー後部17Bの内周は羽根20の外周(外径)よりも小さくなっている。
一方、保護カバー17(カバー前部17A)の前端側には、冷却風吹出し穴21が設けられている。冷却風吹出し穴21は、保護カバー17(カバー前部17A)の前端部17bの内周面17cと、ブラケット13の外周面13aとの間に隙間を設けることによって形成されたものであり、羽根20よりも前方(下流側)に位置している。
以上のように、本実施の形態例の回転電機の冷却構造は、後端部のブラケット13から突出して保護カバー17内に位置する回転軸後端部15aに取り付けたバランス用部品19に羽根20を設け、保護カバー17の側面17aには羽根20よりも後方に位置する複数の冷却風導入穴18を設け、保護カバー17の前端部の内周面17cとブラケット13の外周面13aとの間に隙間を設けてなる冷却風吹出し穴21を、羽根20よりも前方の位置に設けたことを特徴としている。このため、回転電機11が作動して、図2中に矢印Aで示すように回転軸15とともにバランス用部品19が回転すると、図2中に矢印Bで示すように外気が冷却風として保護カバー17の側面17aの冷却風導入穴18から保護カバー17内に導入された後、冷却風吹出し穴21からフレーム12の外表面12aへと吹き出される。かくして、当該冷却風により、フレーム12が冷却され、ひいてはフレーム12内の固定子や回転子が冷却される。
従って、本実施の形態例の回転電機の冷却構造では、回転電機11もしくは外部装置に冷却装置がなく、もしくは冷却装置を取り付けるスペースがなく、しかも、保護カバー17の後端面17dにセンサーなどの装置を取り付ける場合にも、回転電機11を冷却することができる。
しかも、羽根20を設けるための回転体としてバランス用部品19を有効利用しているため、新たに羽根用の回転体を設ける場合に比べて経済的である。
本発明は回転電機(電動機又は発電機)の冷却構造に関するものであり、回転電機の後端部を覆って前記後端部を保護する保護カバーを、前記後端部に取り付けた回転電機に適用して有用なものである。
本発明の実施の形態例に係る全閉形の回転電機の冷却構造を示す側面図である。 前記回転電機の後側の部分を一部破断して示す拡大図である。 従来の回転電機の冷却構造を示す側面図である。
符号の説明
11 回転電機
12 フレーム
12a 外表面
13 ブラケット
13a 外周面
14 ブラケット
15 回転軸
15a 回転軸後端部
15b 回転軸前端部
16 ボルト
17 保護カバー
17A カバー前部
17B カバー後部
17C 中間部
17a 側面
17b 前端部
17c 内周面
17d 後端面
18 冷却風導入穴
19 バランス用部品
19a 後端面
20 羽根
21 冷却風吹出し穴

Claims (2)

  1. 回転電機の後端部を覆って前記後端部を保護する保護カバーを、前記後端部に取り付けた回転電機の冷却構造であって、
    前記回転電機の後端部から突出して前記保護カバー内に位置する回転軸の後端部に取り付けた回転体に羽根を設け、
    前記保護カバーの側面には前記羽根よりも後方に位置する複数の冷却風導入穴を設け、
    前記保護カバーの前端部の内周面と前記回転電機の後端部の外周面との間に隙間を設けてなる冷却風吹出し穴を、前記羽根よりも前方の位置に設けたことを特徴とする回転電機の冷却構造。
  2. 請求項1に記載の回転電機の冷却構造において、
    前記回転体はバランス用部品であることを特徴とする回転電機の冷却構造。
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