JP2006066961A - 可変減衰回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回路構成が簡単で、減衰対象とする信号周波数領域の上限周波数が数ギガヘルツ(GHz)程度であっても信号減衰量の最大値を大きくすることが可能な可変減衰回路1を提供する。
【解決手段】 ベース接地接続されたトランジスタ2と、トランジスタ2のコレクタと交流接地点間に接続された数オーム程度の微小抵抗値のコレクタ負荷抵抗3と、信号減衰度を調整するベースに接続されたバイアス調整抵抗6とを有し、トランジスタ2のエミッタに入力信号が供給され、コレクタから減衰された出力信号が導出される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ベース接地接続したトランジスタを用いた可変減衰回路に係り、特に、ベース接地接続したトランジスタのコレクタ負荷抵抗値を通常用いられる抵抗値に比べて大幅に低くすることにより信号減衰特性を得るようにした可変減衰回路に関する。
従来、高周波信号領域まで使用可能な可変減衰回路としては、半導体素子を用いたもの、特に、半導体素子にPINダイオードを用いたものが実用化されている。PINダイオードを用いた可変減衰回路は、1個のPINダイオードを用いて回路を構成した場合、信号減衰量を大幅に変動させることが困難であるため、通常、3個程度のPINダイオードを用いてそれらのPINダイオードを組み合わせることにより、信号減衰量の変動範囲が比較的大きくなるようにしている。なお、この種の可変減衰回路の一例としては、改訂 高周波回路設定ノウハウ、6、1〔8〕電子アッテネータ、p.219、CQ出版、1992に開示されている。
このような可変減衰回路は、減衰対象となる信号周波数領域がキロヘルツ(KHz)の範囲またはそれより高い数10メガヘルツ(MHz)程度であれば、減衰対象となる信号周波数領域に適用可能な応じたPINダイオードを選択することにより、減衰対象となる全信号周波数領域に対して良好な信号減衰特性を得ることが可能になり、信号減衰量の最大値として60dB程度またはそれ以上の値を達成させることが可能である。
しかしながら、減衰対象とする信号周波数領域の上限周波数がもっと高くなり、特に、減衰対象とする信号周波数領域が100メガヘルツ(MHz)程度またはそれよりも高い周波数になった場合、高周波特性の良好なPINダイオードを選択して用いたとしても、信号周波数が高くなるに従って信号減衰量が順次低下するようになり、減衰対象となる信号周波数領域の上限周波数が1ギガヘルツ(GHz)程度になると、同じ回路構成を有する可変減衰回路であっても、その信号減衰量の最大値が前述の60dB程度またはそれ以上の値から20〜30dB程度の値にまで低下するようになる。
この種の既知の可変減衰回路において、減衰対象となる信号周波数領域の上限周波数が高くなった場合、その信号減衰量が低下する理由は、主にPINダイオード自体の構造に依存することが判っている。すなわち、PINダイオードは、減衰対象となる信号周波数領域の上限周波数が高くなると、PINダイオードにおける接合部の接合容量や引き出し線部分の寄生容量等のインピーダンスがその内部抵抗に比べて無視できない大きさになるので、PINダイオードの内部抵抗を変化させたとしても、その内部抵抗の変化をこれらのインピーダンスが打ち消すように働いているためである。
これらの理由から、減衰対象とする信号周波数領域の上限周波数が高い場合であっても、信号減衰量の最大値を大きくすることができる可変減衰回路を得る場合には、使用するPINダイオードの個数をさらに増やすとともに、可変減衰回路の入出力回路間に形成される電磁的結合や静電的結合をより一層厳密に防ぐ手段を講ずる必要があり、その結果、可変減衰回路の回路構成が複雑になったり、可変減衰回路の回路規模が大きなものになったりし、その結果、可変減衰回路の製造コストが高価にならざるを得ないものであった。
改訂 高周波回路設定ノウハウ、6、1〔8〕電子アッテネータ、p.219、CQ出版、1992
本発明は、このような現状に鑑みてなされたもので、その目的は、可変減衰回路の回路構成が複雑になることがなく、減衰対象とする信号周波数領域の上限周波数が数ギガヘルツ(GHz)程度であっても信号減衰量の最大値を大きくすることが可能な可変減衰回路を提供することにある。
前述のように、PINダイオードを用いた可変減衰回路は、減衰対象となる信号周波数領域の上限周波数が高くなった場合、信号減衰量の最大値が低下する要因がPINダイオード自体の構造にあることから、PINダイオードを用いる限り、信号減衰量の最大値の低下を避けることは難しい。
そこで、本発明は、可変減衰回路にPINダイオードを用いる代わりに、通常の接合形バイポーラトランジスタを用い、そのバイポーラトランジスタをベース接地接続で使用すればよいことに着目した。すなわち、バイポーラトランジスタをベース接地接続にした場合は、よく知られているように、そのコレクタ−ベース間(C−B間)の接合容量(通常、帰還容量とも呼ばれている)と、そのベース−エミッタ間(B−E間)の拡散容量とが存在し、さらに、そのコレクタ−エミッタ間の接合容量も存在しているが、コレクタ−エミッタ間の接合容量は、その中間部に接地接続したベースが存在しているため、PINダイオードのように、コレクタ−エミッタ間の接合容量を考慮する必要が殆どない。
このように、可変減衰回路にベース接地接続のトランジスタを用いた場合は、減衰対象となる信号をそのエミッタ−ベース間に加えるようにし、そのコレクタ−ベース間から信号を取り出すようにすればよい。このとき、当該トランジスタのコレクタ−ベース間の接合容量は、出力ラインと基準電位点(アース点)間の静電容量を増加させ、当該トランジスタのエミッタ−ベース間の拡散容量は、入力ラインと基準電位点(アース)間の静電容量を増加させるので、増加したこれらの静電容量は、減衰対象となる信号周波数領域の上限周波数における周波数帯域を制限する高域カットオフ特性が低下するようになる。そこで、本発明においては、このような高域カットオフ特性の低下を受けない回路にするために、ベース接地接続のトランジスタの入出力インピーダンスを出来る限り低くなるような構成にし、増加した静電容量の影響を受けないようにしている。
一般に、ベース接地接続のトランジスタは、エミッタに入力された信号が増幅されてコレクタから取り出されるが、そのトランジスタのコレクタ負荷抵抗の値を通常用いている負荷抵抗の値よりも極めて低い抵抗値のもの、この場合、数オーム程度の極めて低い負荷抵抗を用いると、トランジスタの信号増幅度がその極めて低い負荷抵抗によってなくなり、むしろ信号減衰度が得られるようになって、トランジスタが信号減衰器として動作するようになる。この場合、トランジスタのベースバイアス電圧を調整可能な構成にし、そのベースバイアス電圧を変化させるようにようにすれば、トランジスタの動作点が変化し、信号減衰量の最大値が変化する可変減衰回路を得ることができる。
この場合、ベース接地接続のトランジスタは、その入力インピーダンスが極めて低く、数オーム程度のインピーダンスに相当するから、ベース接地接続のトランジスタの挿入損失を出来るだけ小さくするために、出来るだけ低い出力インピーダンス、可能であれば1オーム程度以下の超低出力インピーダンスを持った駆動回路によって駆動する必要がある。そして、このような超低出力インピーダンスを持った駆動回路を用いれば、ベース接地接続のトランジスタの増加した静電容量の影響を受けないようにし、信号周波数領域の上限周波数を高くできる点で好ましいことである。
そこで、前記目的を達成するために、本発明による可変減衰回路は、請求項1に記載したように、ベース接地接続されたトランジスタと、トランジスタのコレクタと交流接地点間に接続された数オーム程度の微小抵抗値のコレクタ負荷抵抗と、信号減衰度を調整するベースに接続されたバイアス調整抵抗とを有し、トランジスタのエミッタに入力信号が供給され、コレクタから減衰された出力信号が導出される構成を具備している。
この場合、前記構成を有する可変減衰回路の入力に接続される駆動回路は、請求項2に記載したように、エミッタフォロワ接続された前置トランジスタを有し、前置トランジスタのベースに入力信号が供給され、前置トランジスタのエミッタに得られた信号が可変減衰回路のトランジスタのエミッタに供給される第1の構成手段を具備している。
前記第1の構成手段において、請求項3に記載したように、可変減衰回路のベース接地接続されたトランジスタと駆動回路のエミッタフォロワ接続された前置トランジスタとは、互いに相補型のトランジスタが用いられ、ベース接地接続されたトランジスタのエミッタとエミッタフォロワ接続された前置トランジスタのエミッタとを直結した構成にすることができる。
また、前記構成を有する可変減衰回路の入力に接続される駆動回路は、請求項4に記載したように、入力端子側インピーダンスが有限値を示し、出力端子側インピーダンスが略0値を示すフィルタを有し、フィルタの入力端子に入力信号が供給され、フィルタの出力端子から導出された信号がベース接地接続トランジスタのエミッタに供給される第2の構成手段を具備している。
請求項1に記載した発明によれば、この可変減衰回路は、高周波特性が良好なベース接地接続のトランジスタを用い、そのトランジスタのコレクタ負荷抵抗の抵抗値を、通常用いられるコレクタ負荷抵抗の抵抗値に比べて極端に低い値、すなわち数オーム程度の低い抵抗値に選んだもので、その一例として、コレクタ負荷抵抗を5オームに選び、コレクタとアース点間の浮遊容量を3pFとすれば、その等価低域通過特性を示すカットオフ周波数は、1/(2π×5×3×10-12)=10.6ギガヘルツ(GHz)となり、そのカットオフ周波数から見て、減衰対象となる信号周波数領域の上限周波数として数ギガヘルツ(GHz)程度まで使用できる可変減衰回路を簡単な回路構成のもので実現することができ、安価な製造コストで広周波数帯域の可変減衰回路が得られるという効果がある。
また、請求項2に記載した発明によれば、可変減衰回路の入力に接続される駆動回路は、エミッタフォロワ接続された前置トランジスタを有し、前置トランジスタのベースに入力信号が供給され、前置トランジスタのエミッタに得られた信号が可変減衰回路のトランジスタのエミッタに供給されるので、ベース接地接続されたトランジスタのエミッタ入力をエミッタフォロワによる十分に低い出力インピーダンスで駆動することが可能になり、その結果、ベース接地接続のトランジスタの増加した静電容量の影響を受けることが少なく、信号周波数領域の上限周波数を高くできるという効果がある。
さらに、請求項3に記載した発明によれば、可変減衰回路のベース接地接続されたトランジスタと駆動回路のエミッタフォロワ接続された前置トランジスタとは、互いに相補型のトランジスタが用いられ、ベース接地接続されたトランジスタのエミッタとエミッタフォロワ接続された前置トランジスタのエミッタとを直結しているので、ベース接地接続されたトランジスタのエミッタ入力をエミッタフォロワによる十分低いインピーダンスで駆動することが可能になり、ベース接地接続のトランジスタの増加した静電容量の影響を受けることが少なく、信号周波数領域の上限周波数を高くできるとともに、可変減衰回路と駆動回路との接続部分の構成を大幅に簡素化できるという効果がある。
また、請求項4に記載した発明によれば、可変減衰回路の入力に接続される駆動回路は、入力インピーダンスが有限値であるRオームを示し、出力インピーダンスが略ゼロオームを示すフィルタを用いたもので、フィルタの入力端子に入力信号が供給され、フィルタの出力端子から導出された信号がベース接地接続トランジスタのエミッタに供給されるので、ベース接地接続されたトランジスタのエミッタ入力を略ゼロオームのフィルタの極めて低い出力インピーダンスで駆動することが可能になり、ベース接地接続のトランジスタの増加した静電容量の影響を受けることが少なく、信号周波数領域の上限周波数を高くできるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明による可変減衰回路の実施の形態に係わるもので、その駆動回路を含んだ要部構成を示す回路図である。
図1に示されるように、可変減衰回路1は、ベース接地接続のトランジスタ2と、コレクタ負荷抵抗3と、エミッタ抵抗4と、ベース抵抗5と、ベースバイアス電圧調整用ポテンショメータ6と、バイパスコンデンサ7と、入力結合コンデンサ8と、出力結合コンデンサ9と、第1直流電源10と、信号結合端子11と、信号出力端子12とを有している。また、駆動回路13は、エミッタフォロワ接続のトランジスタ14と、エミッタ負荷抵抗15と、ベースバイアス電圧分圧抵抗16、17と、入力結合コンデンサ18と、第2直流電源19と、信号入力端子20とを有しており、信号結合端子11を可変減衰回路1と共用している。
可変減衰回路1において、トランジスタ2は、コレクタがコレクタ負荷抵抗3を通して第1直流電源10の正電極に接続されるとともに出力結合コンデンサ9を通して信号出力端子12に接続され、ベースがベース抵抗5を通してポテンショメータ6の中間端子に接続されるとともにバイパスコンデンサ7を通して接地接続され、エミッタがエミッタ抵抗4を通して接地接続されるとともに入力結合コンデンサ8を通して信号結合端子11に接続されている。ポテンショメータ6は、一端が第1直流電源10の正電極に接続され、他端が接地接続されている。第1直流電源10は、負電極が接地接続される。また、駆動回路13において、トランジスタ14は、エミッタがエミッタ負荷抵抗15を通して接地接続されるとともに直接信号結合端子11に接続され、ベースが入力結合コンデンサ18を通して信号入力端子20に接続され、コレクタが直接第2直流電源19の正電極に接続されている。ベースバイアス電圧分圧抵抗16、17は、一方の抵抗16がトランジスタ14のベースとコレクタ間に接続され、他方の抵抗17がトランジスタ14のベースと接地点間に接続されている。第2直流電源19は、負電極が接地接続される。
この場合、可変減衰回路1におけるトランジスタ2のコレクタ負荷抵抗3は、通常用いられるコレクタ負荷抵抗の抵抗値に比べて極端に低い抵抗値、具体的には数オームの抵抗値を持ったものが用いられる。また、エミッタ抵抗4も通常用いられるエミッタ抵抗の抵抗値に比べてかなり低い抵抗値のもの、例えば数オーム乃至10数オーム程度の抵抗値を持ったものが用いられる。同じように、ベース抵抗5及びポテンショメータ6も通常用いられるベース抵抗の抵抗値及び通常用いられるポテンショメータ6の抵抗値に比べてかなり低い抵抗値のものが用いられる。ただし、ポテンショメータ6は、その調整によってトランジスタ2の動作点を変えるものであるため、ベース抵抗5及びポテンショメータ6には、ポテンショメータ6の調整によってトランジスタ2の動作点を変更可能な抵抗値を有するものを用いる必要がある。
また、駆動回路13におけるトランジスタ14のエミッタ負荷抵抗15は、その抵抗値として通常用いられるエミッタ負荷抵抗の抵抗値よりも低い抵抗値のものが用いられるが、その抵抗値は、可変減衰回路1におけるトランジスタ2のエミッタ入力インピーダンス値に見合った出力インピーダンス値を呈するようなものが選択される。
前記構成を備えた駆動回路13を含む可変減衰回路1は次のように動作する。
駆動回路13において、信号入力端子20に信号が供給されると、その信号は、入力結合コンデンサ18を通してエミッタフォロワ接続のトランジスタ14のベースに供給される。トランジスタ14は、ベースに供給された信号を電流増幅し、増幅された信号がエミッタから導出され、信号結合端子11に供給される。次いで、可変減衰回路1は、信号結合端子11に供給された信号を入力結合コンデンサ8を通してベース接地接続のトランジスタ2のエミッタに入力する。トランジスタ2は、本来であれば、エミッタに入力された信号を増幅してコレクタから増幅した信号を出力するが、コレクタ負荷抵抗3の抵抗値が数オーム程度と通常のコレクタ負荷抵抗の抵抗値に比べて極端に低く設定されているため、コレクタから出力された信号はその極端に低いコレクタ負荷抵抗3によって減衰を受け、減衰された信号がコレクタから出力結合コンデンサ9を通して信号出力端子12に供給される。
この場合、可変減衰回路1は、トランジスタ2のベースにポテンショメータ6が接続されていて、そのポテンショメータ6を調整することにより、トランジスタ2のベースバイアス電圧が調整され、その動作点が変更される。そして、トランジスタ2の動作点が変更されると、その動作点の変更に応じてトランジスタ2の信号減衰量、すなわち可変減衰回路1の信号減衰量が変更され、ポテンショメータ6の中間端子と他端との間の抵抗値を最大抵抗値から最小抵抗値(ゼロオーム値)まで変化させると、トランジスタ2のベースバイアス電圧が最大値から最小値(ゼロ電圧値)まで変化し、可変減衰回路1の信号減衰量が調整可能な最小小減衰量から最大減衰量との間で変化し、可変減衰回路1が構成される。
ところで、図1に図示した駆動回路13は、可変減衰回路1におけるベース接地接続のトランジスタ2の低入力インピーダンス特性にインピーダンス整合させるため、低出力インピーダンス特性を有する1個のエミッタフォロワ接続のトランジスタ14を用いて構成している。しかるに、1個のエミッタフォロワ接続のトランジスタ14を用いたとき、その低出力インピーダンス特性によっても可変減衰回路1の低入力インピーダンス特性とのインピーダンス整合が難しいとき、同一回路構成のエミッタフォロワ接続のトランジスタを2個または3個並列接続して用い、駆動回路13の低出力インピーダンス特性を所望のインピーダンス値にすることができる。
ここで、図2は、図1に図示した可変減衰回路1における信号周波数対信号減衰量との関係の一例を示す特性図であって、横軸方向はヘルツ(Hz)で表した信号周波数であり、縦軸方向はデシベル(dB)で表した信号減衰量である。
図2に図示の特性が得られた可変減衰回路1は、トランジスタ2のコレクタ負荷抵抗3として3.3オームの抵抗値のものが用いられ、トランジスタ2のエミッタと基準電位点(アース点)間及びコレクタと基準電位点(アース点)間にそれぞれ3pFの浮遊容量が存在するものでであって、図中に示される曲線A、B、Cは、トランジスタ2のベース電流値を3種類に変化させた場合の特性を示すものである。そして、曲線A、B、Cは、ともに、エミッタ−コレクタ間に存在する結合容量の影響を除いたときの特性であるが、曲線Cに示すベース電流の設定時に、エミッタ−コレクタ間に0.01pFの結合容量を見込むと、曲線Cの特性が曲線Dに示すような特性になる。
図2に示すように、この実施の形態による可変減衰回路1は、それぞれの曲線A、B、Cともに、10メガヘルツ(MHz)から数ギガヘルツ(GHz)の信号周波数範囲内でほぼ平坦な信号減衰量が得られ、また、高域周波数において若干の信号減衰量の低下が許容されるものであれば、10ギガヘルツ(GHz)までの信号周波数範囲内で所要の信号減衰量が得られるもので、1個のベース接地接続のトランジスタ2を用いるいう簡単な構成手段により、減衰対象として広い周波数帯域の信号を適用可能な可変減衰回路が得られる。
次に、図3は、本発明による可変減衰回路の他の実施の形態に係わるもので、その駆動回路を含んだ要部構成を示す回路図であり、全体の回路構成を簡素化した例を示すものである。
図3に示されるように、この可変減衰回路1’は、ベース接地接続のトランジスタ2と、コレクタ負荷抵抗3と、ベース抵抗5と、ベースバイアス電圧調整用ポテンショメータ6と、バイパスコンデンサ7と、出力結合コンデンサ9と、第1直流電源10と、信号結合端子11と、信号出力端子12とを有する点で、図1に図示の可変減衰回路1と同じであるが、トランジスタ2の導電型をpnp型(ちなみに可変減衰回路1のトランジスタ2は導電型がnpn型)に変更するとともに、エミッタ抵抗4と入力結合コンデンサ8とを省略し、第1直流電源10をポテンショメータ6の他端と基準電位点(接地点)との間に接続するようにした点で、可変減衰回路1と異なっている。また、この駆動回路13’は、エミッタフォロワ接続のトランジスタ14と、ベースバイアス電圧分圧抵抗16、17と、入力結合コンデンサ18と、第2直流電源19と、信号入力端子20とを有しており、信号結合端子11を可変減衰回路1と共用している点で図1に図示の駆動回路13と同じであるが、エミッタ負荷抵抗15が省略されている点で駆動回路13と異なっている。すなわち、可変減衰回路1’は、トランジスタ2のエミッタが信号結合端子11に直結され、ポテンショメータ6の一端が基準電位点(接地点)に直接接続される。また、駆動回路13’は、トランジスタ14のエミッタが信号結合端子11に直結される。
かかる構成を有する可変減衰回路1’及び駆動回路13’の動作は、図1に図示された可変減衰回路1及び駆動回路13の動作と殆ど同じであるので、可変減衰回路1’及び駆動回路13’の動作の説明は省略する。可変減衰回路1’及び駆動回路13’を用いれば、トランジスタ2のエミッタとトランジスタ14のエミッタとは信号結合端子11を通して直接接続され、その間に何等の構成部品も存在しないことから、可変減衰回路1に比べて構成部品点数が低減され、回路構成を簡単にすることができる。
次に、図4は、本発明による可変減衰回路のさらに他の実施の形態に係わるもので、その駆動回路を含んだ要部構成を示す回路図であり、駆動回路の出力インピーダンスを極低出力インピーダンス化するとともに、可変減衰回路と駆動回路との組を2つ並列的に配置し、使用時に2つの組のいずれか一方の組を切替使用する例を示すものである。
図4に示されるように、可変減衰回路1A、1Cと駆動回路13Aとの組み合わせが第1組を構成し、可変減衰回路1B、1Cと駆動回路13Bとの組み合わせが第2組を構成しており、可変減衰回路1Cは、第1組と第2組とで共用される回路部分である。また、第1組の駆動回路13A及び第2組の駆動回路13Bは、いずれも、入力インピーダンス値が有限値Rオームで、出力インピーダンス値がゼロオームになるように設計された通過周波数帯域を異にするバンドパスフィルタ、すなわちR−0型と呼ばれているバンドパスフィルタ(BPF)からなっている。
可変減衰回路1Aは、ベース接地接続のトランジスタ2Aと、エミッタ抵抗4Aと、ベース抵抗5Aと、ベースバイアス電圧調整用ポテンショメータ6Aと、バイパスコンデンサ7Aと、信号結合端子11Aとを備えており、可変減衰回路1Bは、ベース接地接続のトランジスタ2Bと、エミッタ抵抗4Bと、ベース抵抗5Bと、ベースバイアス電圧調整用ポテンショメータ6Bと、バイパスコンデンサ7Bと、信号結合端子11Bとを備えている。可変減衰回路1Cは、コレクタ負荷抵抗3と、出力結合コンデンサ9と、第1直流電源10と、信号出力端子12と、切替スイッチ21とを備えている。
可変減衰回路1Aにおいて、トランジスタ2Aは、ベースがベース抵抗5Aを通してポテンショメータ6Aの中間端子に接続されるとともにバイパスコンデンサ7Aを通してポテンショメータ6Aの他端とともに接地接続され、エミッタがエミッタ抵抗4Aを通して接地接続されるとともに信号結合端子11Aに直接接続される。トランジスタ2Aのコレクタは、可変減衰回路1Cのコレクタ負荷抵抗3を通して第1直流電源10の正電極に接続されるとともに出力結合コンデンサ9を通して信号出力端子12に接続される。ポテンショメータ6Aは、一端が可変減衰回路1Cの切替スイッチ21の一方の切替接点に接続される。
同様に、可変減衰回路1Bにおいて、トランジスタ2Bは、ベースがベース抵抗5Bを通してポテンショメータ6Bの中間端子に接続されるとともにバイパスコンデンサ7Bを通してポテンショメータ6Bの他端とともに接地接続され、エミッタがエミッタ抵抗4Bを通して接地接続されるとともに信号結合端子11Bに直接接続される。トランジスタ2Bのコレクタは、可変減衰回路1Cのコレクタ負荷抵抗3を通して第1直流電源10の正電極に接続されるとともに出力結合コンデンサ9を通して信号出力端子12に接続される。ポテンショメータ6Bは、一端が可変減衰回路1Cの切替スイッチ21の他方の切替接点に接続される。
可変減衰回路1Cにおいて、第1直流電源10は負電極が接地接続され、切替スイッチ21の可動接点は第1直流電源10は正電極に接続される。
また、駆動回路13Aとなるバンドパスフィルタは、インダクタ22ALとコンデンサ22ACとが並列接続された第1LC並列回路22Aと、インダクタ23ALとコンデンサ23ACとが直列接続された第1LC直列回路23Aと、インダクタ24ALとコンデンサ24ACとが並列接続された第2LC並列回路24Aと、インダクタ25ALとコンデンサ25ACとが直列接続された第2LC直列回路25Aとを備えている。同じように、駆動回路13Bとなるバンドパスフィルタは、インダクタ22BLとコンデンサ22BCとが並列接続された第1LC並列回路22Bと、インダクタ23BLとコンデンサ23BCとが直列接続された第1LC直列回路23Bと、インダクタ24BLとコンデンサ24BCとが並列接続された第2LC並列回路24Bと、インダクタ25BLとコンデンサ25BCとが直列接続された第2LC直列回路25Bとを備えている。
駆動回路13Aにおいて、第1LC並列回路22Aは、一端が信号入力端子20Aに接続され、他端が接地点に接続される。第1LC直列回路23Aは、一端が信号入力端子20Aに接続され、他端が共通接続点Cに接続される。第2LC直列回路25Aは、一端が共通接続点Cに接続され、他端が接地点に接続される。第2LC並列回路24Aは、一端が共通接続点Cに接続され、他端が信号結合端子11Aに接続される。同じように、駆動回路13Bにおいて、第1LC並列回路22Bは、一端が信号入力端子20Bに接続され、他端が接地点に接続される。第1LC直列回路23Bは、一端が信号入力端子20Bに接続され、他端が共通接続点Cに接続される。第2LC並列回路24Bは、一端が共通接続点Cに接続され、他端が接地点に接続される。第2LC直列回路25Bは、一端が共通接続点Cに接続され、他端が信号結合端子11Bに接続される。
前記構成による可変減衰回路は、次のように動作する。
いま、切替スイッチ21の可動接点を一方の切替接点側に切替接続すると、第1直流電源10の出力電圧がコレクタ負荷抵抗3を通してトランジスタ2A、トランジスタ2Bの各コレクタに供給され、それと同時に、切替接続された切替スイッチ21を通して出力電圧がトランジスタ2Aのベースに供給されるので、可変減衰回路1Aのトランジスタ2Aだけが動作状態になる。このとき、駆動回路13Aの信号入力端子20Aに信号が供給されると、その信号は駆動回路13Aを構成するバンドパスフィルタによって第1の周波数帯域の信号が抽出され、抽出された信号が結合端子11Aを通して可変減衰回路1Aに伝送供給される。可変減衰回路1Aは、信号結合端子11Aを通してトランジスタ2Aのエミッタに信号が供給されると、前述のように、コレクタ負荷抵抗3が極めて低い抵抗値に設定されているので、トランジスタ2Aのコレクタから出力された信号はコレクタ負荷抵抗3により減衰され、減衰された信号が出力結合コンデンサ9を通して信号出力端子12に供給される。
一方、切替スイッチ21の可動接点を他方の切替接点側に切替接続すると、第1直流電源10の出力電圧がコレクタ負荷抵抗3を通してトランジスタ2A、トランジスタ2Bの各コレクタに供給されるのは前述のとおりであるが、切替接続された切替スイッチ21を通して出力電圧がトランジスタ2Bのベースに供給されるので、可変減衰回路1Bのトランジスタ2Bだけが動作状態になる。このとき、駆動回路13Bの信号入力端子20Bに信号が供給されると、その信号は駆動回路13Bを構成するバンドパスフィルタによって第1の周波数帯域と異なる第2の周波数帯域の信号が抽出され、抽出された信号が結合端子11Bを通して可変減衰回路1Bに伝送供給される。可変減衰回路1Bは、信号結合端子11Bを通してトランジスタ2Bのエミッタに信号が供給されると、同じようにコレクタ負荷抵抗3が極めて低い抵抗値に設定されているので、トランジスタ2Bのコレクタから出力された信号はこのコレクタ負荷抵抗3により減衰され、減衰された信号が出力結合コンデンサ9を通して信号出力端子12に供給される。
この実施に形態によれば、駆動回路13Aを構成するバンドパスフィルタ及び駆動回路13Bを構成するバンドパスフィルタの出力インピーダンスがほぼセロオーム、入力インピーダンスが有限抵抗値のほぼRオームに設定されているので、既知の駆動回路のように、同じ回路構成の2つまたは3つの回路を並列接続して駆動回路の出力インピーダンスを低下させなくても、駆動回路13A、13Bの出力インピーダンスが可変減衰回路1A、1Bの極めて低い入力インピーダンスにインピーダンス整合するようになり、既知の駆動回路に比べて、駆動回路13A、13Bの構成を簡素化することができる。
以上のように、本発明による可変減衰回路は、ベース接地接続の1個のトランジスタ2、2A、2Bと極めて低抵抗値を持つコレクタ負荷抵抗3とを用いて、メガヘルツ(MHz)領域の高周波帯域から数ギガヘルツ(GHz)の超高周波帯域に至るまでの周波数の信号を有効に減衰させることが可能なもので、PINダイオードを用いて構成したこの種の可変減衰回路に比べて、使用可能な信号周波数帯域を拡大させることができるとともに、使用される構成部品を低減した回路構成が簡単な可変減衰回路を得ることができる。
本発明による可変減衰回路の実施の形態に係わるもので、その駆動回路を含んだ要部構成を示す回路図である。 図1に図示した可変減衰回路における信号周波数対信号減衰量との関係の一例を示す特性図である。 本発明による可変減衰回路の他の実施の形態に係わるもので、その駆動回路を含んだ要部構成を示す回路図である。 本発明による可変減衰回路のさらに他の実施の形態に係わるもので、その駆動回路を含んだ要部構成を示す回路図である。
符号の説明
1、1’1A、1B 可変減衰回路
2、2A、2B ベース接地接続のトランジスタ
3 コレクタ負荷抵抗
4、4A、4B エミッタ抵抗
5、5A、5B ベース抵抗
6、6A、6B ベースバイアス電圧調整用ポテンショメータ
7、7A、7B バイパスコンデンサ
8 入力結合コンデンサ
9 出力結合コンデンサ
10 第1直流電源
11 共通結合端子
12 信号出力端子
13、13’、13A、13B 駆動回路
14 エミッタフォロワ接続のトランジスタ
15 エミッタ負荷抵抗
16、17 ベースバイアス抵抗
18 入力結合コンデンサ
19 第2直流電源
20、20A、20B 信号入力端子
21 切替スイッチ
22A、22B 第1LC並列回路
23A、23B 第1LC直列回路
24A、24B 第2LC並列回路
25A、25B 第2LC直列回路

Claims (4)

  1. ベース接地接続されたトランジスタと、前記トランジスタのコレクタと交流接地点間に接続された数オーム程度の微小抵抗値のコレクタ負荷抵抗と、信号減衰度を調整する前記ベースに接続されたバイアス調整抵抗とを有し、前記トランジスタのエミッタに入力信号が供給され、前記コレクタから減衰された出力信号が導出されることを特徴とする可変減衰回路。
  2. 前記可変減衰回路の入力に接続される駆動回路であって、エミッタフォロワ接続された前置トランジスタを有し、前記前置トランジスタのベースに入力信号が供給され、前記前段トランジスタのエミッタに得られた信号が前記可変減衰回路のトランジスタのエミッタに供給されることを特徴とする請求項1に記載の可変減衰回路。
  3. 前記可変減衰回路のベース接地接続されたトランジスタと前記駆動回路のエミッタフォロワ接続された前置トランジスタとは、互いに相補型のトランジスタが用いられ、前記ベース接地接続されたトランジスタのエミッタと前記エミッタフォロワ接続された前置トランジスタのエミッタとを直結したことを特徴とする請求項2に記載の可変減衰回路。
  4. 前記可変減衰回路の入力に接続される駆動回路であって、入力端子側インピーダンスが有限値を示し、出力端子側インピーダンスが略0値を示すフィルタを有し、前記フィルタの入力端子に入力信号が供給され、前記フィルタの出力端子から導出された信号が前記ベース接地接続トランジスタのエミッタに供給されることを特徴とする請求項1に記載の可変減衰回路。
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