JP2006066397A - ナイトビジョンヘッドランプ - Google Patents

ナイトビジョンヘッドランプ Download PDF

Info

Publication number
JP2006066397A
JP2006066397A JP2005246298A JP2005246298A JP2006066397A JP 2006066397 A JP2006066397 A JP 2006066397A JP 2005246298 A JP2005246298 A JP 2005246298A JP 2005246298 A JP2005246298 A JP 2005246298A JP 2006066397 A JP2006066397 A JP 2006066397A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
headlamp
filter
headlamp according
transmittance
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005246298A
Other languages
English (en)
Inventor
Ulf Georg Brauneck
ゲオルグ ブラウネック ウルフ
Klaus-Dieter Loosen
ローゼン クラウス−ディーター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Schott AG
Original Assignee
Schott AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Schott AG filed Critical Schott AG
Publication of JP2006066397A publication Critical patent/JP2006066397A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/20Filters
    • G02B5/28Interference filters
    • G02B5/281Interference filters designed for the infrared light
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/10Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
    • F21S41/12Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of emitted light
    • F21S41/13Ultraviolet light; Infrared light
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/60Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution
    • F21S41/68Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution by acting on screens
    • F21S41/683Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution by acting on screens by moving screens

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Optical Filters (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

【課題】少なくとも1つの広帯域光源およびフィルタを有するヘッドランプを提供すること。
【解決手段】フィルタは、高透過率τ、好ましくはτ>90%の近赤外波長内の少なくとも第1の周波数帯域と、低透過率τ、より詳細にはτ<0.01%の可視波長領域の紫色から赤色領域を含む第2の周波数帯域を有する。第2の周波数帯域内には、少なくとも1つの周波数ピークが、可視赤色構成要素を補償するように、τ<τ<1%、好ましくはτ<τ<0.1%である透過率τを備えた可視波長領域の青緑色領域内に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ナイトビジョンカメラの画像動的赤外構成要素用の高透過率および可視スペクトル領域内の低透過率を備え、同時に前から見た場合のヘッドランプの色感覚がECE白色領域にあるフィルタを備える車両用のナイトビジョンヘッドランプに関する。
車両上の従来のヘッドランプシステムの1つの基本的な欠点は、人間の目と、さらに運転者の視野方向の領域の所望の照明の影響を受けやすい周波数領域内での発光がまた他の道路使用者、特に近づいてくる交通を見えなくするということである。
この問題を解決する試みによって、特定の照明特徴を備えた特殊な反射器システムが提供されたが、それは低光線の照明領域をさらに改善するものの、特定の領域の照明をかなり制限し、それゆえ、運転者の視界をかなり制限する。
この問題を回避することを目的としたさらなる方法は、赤外領域内で発光し、カメラおよび表示システムを介して運転者に反射放射を画像として伝えるナイトビジョンシステムによって与えられる。画像再生は、運転者の視野内にある画面によって、または外界に合致する画像を運転者の目に投影するヘッドアップ表示と呼ばれるものを使用しても実現することができる。これらのシステムにより視野領域の最大照明が可能になり、したがって暗い時でも他の道路使用者を見えなくすることなく運転者に良い視界が提供される。
このタイプのナイトビジョンシステムは、例えば、欧州特許第0490029B1号、欧州特許第0707424B1号、および欧州特許第0686865B1号に記載されている。
視野領域を照明するために、現代の機器では、画像は一般に、シリコン画像センサによるCCDまたはCMOSカメラを使用して記録されるので、780nmと1000nmの間の波長域の近赤外(NIR)光が優先的に使用されている。
最も単純な設計では、車両上に配置されたそれらの前に赤外透過率フィルタを備えた追加のヘッドランプが記述されている。欧州特許第0936107B1号には、このタイプの追加のヘッドランプが記載されており、これは、高強度の(80W/sr≒54,640Cdより大きい)赤外放射および低強度(<60cd)の白色光を放射し、それによって白色光は位置マーカ光としても同時に使用される。フィルタは、放射源からの可視光の大部分を抑止するように選択される。高透過率および強度の赤外および紫外線放射、およびより低い透過率および強度の青色放射と近赤色放射の間の領域を透過率し、可視放射は位置マーカ光(<60cd)に認められ、さらに白色比色分析に認められた強度内にあるフィルタを通して伝えられる。この領域内の光の最低可能強度を達成するために必要である可視青色放射と近赤色放射の間の領域内での放射が低く設定されるほど、この背景では望ましくない追加のヘッドランプによって発生する赤色感覚がより大きくなる。
フィルタが、VISとNIRの間の境界領域、およびNIR内にのみ高い透過率を有する低域通過フィルタとして設計されている場合、別の放射源および別のフィルタなどの追加の手段を、位置マーカ光に認められている白色比色分析内で可視放射を得るために設けなければならない。
ドイツ特許第10230143A1号はまた、フィルタからでてきて、赤外透過率フィルタによって抑えることができない赤色光に白色光を重ね合わせることによって、赤外透過率構成要素を備える赤外ヘッドランプの赤色感覚の問題を解決しようとしている。ヘッドランプのレンズの前に配置された赤外透過率フィルタは、光学路全体には配置されていなく、したがって白色光が少なくともレンズの外縁部領域内に発生し、赤色光の放射を減衰することができる。
前記赤外ヘッドランプの別の欠点は、車両は高ビームおよび低ビーム用の別のヘッドランプが必要であり、フィルタによって透過率される白色光がさらに、まだ赤い色感覚を備える比較的高い強度を有するということである。というのは、700nmから800nmまでの範囲内の可視色構成要素は、十分に抑えることができないからである。
さらに、低ビームおよび赤外高ビームが1つの構成要素内で実現される、赤外透過率付影処理でのハロゲンヘッドランプに基づく既知の赤外投影ヘッドランプがある。低ビームを設定し、ヘッドランプ内に明暗境界を設定する付影処理は、他の道路使用者を見えなくすることを防ぐが、同時に赤外光での遠視野領域の照明を可能にするため、所定の基準の領域内でヘッドランプの可視光構成要素を抑えることを意図している。
このタイプの赤外投影ヘッドランプが、ドイツ特許第10027018A1号に記載されている。受信センサが他の光源によって見えなくなるのを防ぐため、光源が変調するように操作される、および/または赤外光が偏光される。付影手段は可視光を通さず、赤外波長領域内の少なくとも一部領域内で透過率する。しかし、このタイプのヘッドランプは、CCDまたはCMOSセンサに必要な近赤外内の付影手段の高透過率が原因で、前から見ると赤色感覚を有する。しかし、このタイプの赤色領域内の透過率された放射は、他の道路使用者に悪影響を及ぼす。というのは、車両の前後の混乱につながるからである。
欧州特許第0490029B1号 欧州特許第0707424B1号 欧州特許第0686865B1号 欧州特許第0936107B1号 ドイツ特許第10230143A1号 ドイツ特許第10027018A1号
したがって、本発明の目的は、低ビームおよび/または赤外高ビーム用ヘッドランプを提供することであり、このヘッドランプは可視光を十分に抑え、赤外光での遠視野領域の最大照明を可能にし、交通規制にしたがって、前から見た場合に白色感覚が達成される。
この目的は、特許請求の範囲第1項で請求するヘッドランプによって達成され、別の有利な実施形態が特許請求の範囲の従属請求項に記載されている。
本発明によるヘッドランプは、少なくとも1つの広帯域光源およびフィルタを備えており、フィルタは高透過率τ、より詳細にはτ>80%、好ましくはτ>90%の近赤外波長内の少なくとも第1の周波数帯域と、低透過率τ、より詳細にはτ<0.01%、好ましくはτ<0.001%の可視波長領域の紫色から赤色領域を含む第2の周波数帯域を有する。第2の周波数帯域内には、第2の周波数帯域の透過率より高い透過率τ、および第1の周波数帯域より低い、より詳細には、τ<τ<1%、好ましくはτ<τ<0.1%の透過率の可視波長領域の青緑色領域内に少なくとも1つの周波数ピークがある。
本発明の内容では、周波数ピークという用語は、周波数帯域ないの透過率ピークを意味するものと理解されたい。
驚くべきことに、これらの周波数ピークは、第1の周波数帯域の透過率τと比較して非常に低い透過率τであるが、可視領域内のヘッドランプの光度をほんの少しの程度だけ大きくし、追加の色混合により、フィルタ縁部を形成する第1と第2の周波数帯域の間の遷移領域から、および/または第1の周波数帯域の近赤外領域からの赤色光の可視構成要素を効果的に補償する。
フィルタはNIR長域通過フィルタとして設計されることが好ましく、赤色光の可視構成要素をできるだけ低く保持するため、そのフィルタ縁部、すなわちその第1と第2の周波数帯域の間の遷移領域は、赤外領域内にできるだけ遠くにシフトされる。
高透過率τの第1の周波数帯域は、特に、ヘッドランプがナイトビジョン装置内の赤外ヘッドランプとして使用される場合、例えばCCDまたはCMOSセンサなどの赤外センサの影響を受けやすい、680nmから1200nm、好ましくは780nmから1200nmの波長範囲を備えることが好ましい。
超低透過率τの第2の周波数帯域は特に、少なくとも400nmから680nm、好ましくは400nmから780nmの波長範囲を備える。可視光は、第2の周波数帯域内で、できるだけ遠くで吸収されるおよび/または反射される。
本発明のさらに有利な構成では、フィルタは、透過率τ>0.1%、好ましくはτ>1%、および特に好ましくは10%<τ<100%の紫外線波長領域(<380nm)内の少なくとも第3の周波数帯域を有する。
少なくとも1つの周波数ピークは、周波数帯域の特定のプロファイル(波長領域、透過率値、(1つまたは複数の)フィルタ端部など)による、周波数ピークの正確な数、位置、幅、および高さで、450から550nmの間の波長範囲内にあることが好ましい。
周波数帯域および(1つまたは複数の)周波数ピークは、フィルタから発生する可視光が白色であるように構成されていることが好ましい。
ヘッドランプが車両に使用される場合、交通規則にしたがって予め決められた白色光のECE基準値に適合しているものとする。ECE規則にしたがって、CIE1931基準色度図の色度座標に示された白色可視光の色特性は以下の制限内になければならない。
青色に対する制限 x≧0.310
黄色に対する制限 x≦0.500
緑色に対する制限 y≦0.150+0.640x;y≦0.440
紫色に対する制限 y≧0.050+0.750
赤色に対する制限 y≧0.382
自動車ヘッドランプ用フィルタの周波数帯域および(1つまたは複数の)周波数ピークはしたがって、フィルタから発生する白色可視光がECE基準値内にあるように構成されていることが好ましい。
本発明の有利な構成によると、フィルタから、したがってフィルタによって覆われたヘッドランプの領域から発生する可視光は、特に100cd未満、好ましくは60cd未満、特に好ましくは30cd未満の光度を有し、発生する赤外光は光源からの透過率赤外光より80%、好ましくは90%大きく、それによってフィルタを自動車の遠視野領域を照明するヘッドランプに使用することができる。遠視野領域は、十分な強度の赤外光で照明され、このタイプのヘッドランプはナイトビジョン装置の一部として設計されている。同時に、光の可視構成要素は強度が低く、白色であり、それによって他の道路使用者が、ヘッドランプの赤色感覚によって見えなくなったり、または苛立ったりしなくてもよくなる。
ヘッドランプのビーム経路内のフィルタの配置により、ヘッドランプが機能する方法が決まる。例えば、赤外ヘッドランプとしてもっぱら機能するヘッドランプでは、例えばナイトビジョン装置用に、フィルタは特に、フィルタがヘッドランプの光発生領域全体を包含するように、ヘッドランプのビーム経路内の固定位置に配置されている。
本発明のさらに有利な構成では、フィルタの位置はヘッドランプのビーム経路に対して可変に調節することができ、より詳細には、フィルタはヘッドランプのビーム経路内で旋回させることができる。これにより、ヘッドランプを少なくとも2つの動作モードに設定することが可能になる。
フィルタがヘッドランプの光発生領域の高ビーム領域を覆いおよび/またはヘッドランプの光発生領域の低ビーム領域を明るくしておくように、フィルタをヘッドランプのビーム経路内に固定して、または旋回可能に配置することが好ましい。これにより、赤外ヘッドランプを低ビーム用ヘッドランプとして同時に使用することが可能になる。
ヘッドランプのフィルタが、干渉フィルタ、特に透明基板、例えばガラスに塗布される干渉層システムを備えることが好ましい。この場合、干渉層システムは、イオンアシスト蒸着コーティングにより塗布されることが好ましい。このタイプの層システムは、高い光学品質および安定性によって区別される。
層材料および過程パラメータは特に、フィルタが少なくとも400℃まで熱的に安定しており、したがって光源からの熱負荷に耐えることができるように選択される。
ヘッドランプの光源は広帯域光源、特にハロゲン・ランプであり、200nmから2000nmの波長範囲で発光することが好ましい。
ヘッドランプの別の有利な構成は、反射器ヘッドランプとして設計されたヘッドランプを備える。この目的で、ヘッドランプ本体は反射器として設計され、または少なくとも1つの反射器がヘッドランプ内に配置されて、ほぼ平行な光ビームとして光源から発せられる光をヘッドランプの光発生領域にそらす。
特に干渉フィルタの形のフィルタの実施形態の場合、光の光学経路長さへフィルタ動作が依存しているので、フィルタに影響を与える光の入射角度は、25度、好ましくは10度未満だけ変化する、すなわちできるだけ平行な光ビームがフィルタに当たる、および/または光ビームの光軸に対するフィルタの角度があまり変化しないことが有利である。
本発明を、例示的な実施形態に基づき、以下により詳細に説明する。
(例示的な実施形態1)
ヘッドランプは、中で旋回できるフィルタ、および光源としてハロゲン・ランプを備える低ビーム反射器ヘッドランプとして設計されている。フィルタに当たる光の入射角度は、20度であり、±10度だけ変更可能である。
フィルタは、蒸発コーティングが塗布され、表1にあるものに対応する構造を有する60の酸化ケイ素および酸化チタン層を備える干渉層システムを備えた、厚さ3mmのガラス基板を含む。
図2に示すように、フィルタは90から100%の間の高透過率で、約800nmから1000mnまでの赤外範囲内の第1の周波数帯域を有する。約380nmから680nmまでの光可視範囲内の第2の周波数帯域は、0.0001%未満の超低透過率、および約0.01%の透過率で約500nmの可視光の青緑領域内に少なくとも1つの周波数ピークを有する。
フィルタから発生する光の色は、x=0.3313およびy=0.3102のECE白色領域にあり、1cd未満の光度である。
例示的な実施形態1によるヘッドランプは、低ビームヘッドランプとして適切であり、同時にナイトビジョン装置用信号伝達装置として働く。
Figure 2006066397
ECE白色領域は、CIE1931色度図で図1に印され、以下の制限内にある。
青色に対する制限 x≧0.310
黄色に対する制限 x≦0.500
緑色に対する制限 y≦0.150+0.640x;y≦0.440
紫色に対する制限 y≧0.050+0.750
赤色に対する制限 y≧0.382
(例示的な実施形態2)
ヘッドランプは、中で旋回できるフィルタ、および光源としてハロゲン・ランプを備える低ビーム反射器ヘッドランプとして設計されている。フィルタに当たる光の入射角度は20度であり、±1度だけ変更可能である。
フィルタは、蒸発コーティングが塗布され、以下の構造を有する107の酸化ケイ素および酸化チタン層を備える干渉層システムを備えた、厚さ1mmのガラス基板を含む。
基板/0.35H/0.7L/21(0.7H/0.7L)/0.8H/0.8L/8(0.92H/0.92L)/0.95L/21(H/L)/0.5H
ここで、Hは642nmでλ/4の光学厚さを有するTiO層であり、Lは642nmでλ/4の光学厚さを有するSiO層である。
フィルタは長域通過フィルタであり、図3に示すように、85%から100%までの高透過率で約750nmから1200nmまでの赤外範囲内の第1の周波数範囲を有する。約420nmから680nmまでの光の可視範囲内の第2の周波数帯域は、0.001%未満の超低透過率、および約0.01%から1%の約520から560nmで青緑色のスペクトル範囲内の選択的透過率を備える少なくとも1つの周波数ピークを有する。
反射器によって効果的に発生する、フィルタに当たる放射の角度分配と共に、20度の放射の入射角度に対して構成されたフィルタ設計は、全体として、ECE白色領域内にあるヘッドランプによって発せられる発光色につながる。光度は10cd未満である。
例示的な実施形態2によるヘッドランプは、低ビームヘッドランプとして適切であり、同時にナイトビジョン装置用信号伝達装置として働く。
マーキングされたECE白色光領域を備える、CIE1931色度図から抜粋図である。 例示的な実施形態1に対するフィルタ特徴曲線を示す図である。 例示的な実施形態2に対するフィルタ特徴曲線を示す図である。

Claims (28)

  1. 少なくとも1つの広帯域光源およびフィルタからなるヘッドランプであって、前記フィルタは少なくとも
    高透過率τを備える近赤外波長領域内の第1の周波数帯域、及び
    低透過率τ、および透過率τ>τで可視波長領域の青緑色領域内に少なくとも1つの周波数ピークを備える可視波長領域の紫色から赤色領域の第2の周波数帯域
    を有するヘッドランプ。
  2. 前記第1の周波数帯域は、透過率τ>80%、好ましくはτ>90%を有する、請求項1記載のヘッドランプ。
  3. 前記第2の周波数帯域は、透過率τ<0.01%、好ましくはτ<0.001%を有する請求項1又は請求項2に記載のヘッドランプ。
  4. 前記(1つまたは複数の)周波数ピークは、透過率τを有し、τ<τ<1%であり、好ましくはτ<τ<0.1%である請求項1乃至3のいずれか1項に記載のヘッドランプ。
  5. 前記フィルタはNIR長域通過フィルタである請求項1乃至4のいずれか1項に記載のヘッドランプ。
  6. 前記第1の周波数帯域は、680nmから1200nmまで、好ましくは780nmから1200nmまでの波長範囲からなる請求項1乃至5のいずれか1項に記載のヘッドランプ。
  7. 前記第2の周波数帯域は、少なくとも400nmから700nmまで、好ましくは400nmから780nmまでの波長範囲からなる請求項1乃至6のいずれか1項に記載のヘッドランプ。
  8. 少なくとも1つの周波数ピークが、450から550nmまでの間の波長範囲内にある請求項1乃至7のいずれか1項に記載のヘッドランプ。
  9. 前記フィルタは、透過率τ<0.1%の紫外線波長領域内の少なくとも第3の周波数帯域を有する請求項1乃至8のいずれか1項に記載のヘッドランプ。
  10. 前記フィルタから発生する可視光は白色である請求項1乃至9のいずれか1項に記載のヘッドランプ。
  11. CIE1931基準色度図の色度座標で示された、フィルタから発生する白色の可視光の色特性は、以下の制限
    青色に対する制限 x≧0.310
    黄色に対する制限 x≦0.500
    緑色に対する制限 y≦0.150+0.640x;y≦0.440
    紫色に対する制限 y≧0.050+0.750
    赤色に対する制限 y≧0.382
    内である請求項10に記載のヘッドランプ。
  12. 前記フィルタから発生する可視光は、100cd未満、好ましくは60cd未満、特に好ましくは30cd未満の光度を有する請求項1乃至11のいずれか1項に記載のヘッドランプ。
  13. 前記フィルタから発生する前記赤外光は、光源からの透過率赤外光より80%、好ましくは90%大きい、請求項1乃至12のいずれか1項に記載のヘッドランプ。
  14. 前記フィルタは、前記ヘッドランプのビーム経路内の固定位置に配置される請求項1乃至13のいずれか1項に記載のヘッドランプ。
  15. 前記フィルタは前記ヘッドランプの光発生領域全体を包含する請求項14に記載のヘッドランプ。
  16. 前記フィルタの位置は、前記ヘッドランプの灯の前記ビーム経路に対して可変に調節できる請求項1乃至13のいずれか1項に記載のヘッドランプ。
  17. 前記フィルタは、前記ヘッドランプの前記ビーム経路内で旋回できる請求項16に記載のヘッドランプ。
  18. 前記フィルタは、前記ヘッドランプの前記光発生領域の高ビーム領域を包含する請求項16または17のいずれか1項に記載のヘッドランプ。
  19. 前記フィルタは、前記ヘッドランプの前記光発生領域の低ビーム領域をクリアにしておく請求項18に記載のヘッドランプ。
  20. 前記フィルタは干渉フィルタからなる請求項1乃至19のいずれか1項に記載のヘッドランプ。
  21. 前記フィルタは、干渉層システムを備えるガラスからなる請求項20に記載のヘッドランプ。
  22. 前記干渉層システムは、イオンアシスト蒸着コーティングによって塗布される層からなる請求項21に記載のヘッドランプ。
  23. 前記フィルタは少なくとも400℃まで熱的に安定している請求項1乃至22のいずれか1項に記載のヘッドランプ。
  24. 前記広帯域光源は、200nmから2000nmまでの波長範囲内で発光する請求項1乃至23のいずれか1項に記載のヘッドランプ。
  25. 前記光源はハロゲン・ランプである請求項24に記載のヘッドランプ。
  26. 前記ヘッドランプは、反射器ヘッドランプとして設計された請求項1乃至25のいずれか1項に記載のヘッドランプ。
  27. 前記フィルタに当たる光の入射角度は、25度未満、好ましくは10度未満だけ変化する請求項26に記載のヘッドランプ。
  28. 特に赤外ヘッドランプ用の赤外透過率フィルタであって、高透過率τ>80%、好ましくはτ>90%の近赤外波長領域内に少なくとも第1の周波数帯域と、低透過率τ<0.01%、好ましくはτ<0.001%の可視波長領域の紫色から赤色領域を含む第2の周波数帯域とを有するフィルタであって、前記第2の周波数帯域内の少なくとも1つの周波数ピークは、前記第2の周波数帯域の透過率τより高い透過率τ、および前記第1の周波数帯域の透過率τより低い透過率τの前記可視波長領域の青緑色領域内に配置されており、τ<τ<1%、好ましくはτ<τ<0.1%であるフィルタ。
JP2005246298A 2004-08-27 2005-08-26 ナイトビジョンヘッドランプ Withdrawn JP2006066397A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102004041866A DE102004041866A1 (de) 2004-08-27 2004-08-27 Nachtsicht-Scheinwerfer

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006066397A true JP2006066397A (ja) 2006-03-09

Family

ID=35745648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005246298A Withdrawn JP2006066397A (ja) 2004-08-27 2005-08-26 ナイトビジョンヘッドランプ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20060050513A1 (ja)
JP (1) JP2006066397A (ja)
DE (1) DE102004041866A1 (ja)
FR (1) FR2874681A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7345414B1 (en) 2006-10-04 2008-03-18 General Electric Company Lamp for night vision system
WO2008139363A2 (en) * 2007-05-09 2008-11-20 Philips Intellectual Property & Standards Gmbh System comprising an infrared radiation source and an infrared radiation sensor
GB2560358A (en) * 2017-03-09 2018-09-12 Victory Lighting Uk Ltd A halogen lamp
MA47245B1 (fr) 2017-05-23 2021-05-31 Agc Glass Europe Verre de couverture pour cellules solaires et module de cellule solaire
US11906124B2 (en) * 2021-06-08 2024-02-20 Apple Inc. Multiband adjustable lights

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06144007A (ja) * 1992-11-09 1994-05-24 Rohm & Haas Co 自動車ウィンドウ用エネルギー吸収式取付け装置
US6224240B1 (en) * 1996-09-13 2001-05-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Light source
US6531230B1 (en) * 1998-01-13 2003-03-11 3M Innovative Properties Company Color shifting film
EP1414517A4 (en) * 2001-06-26 2008-02-06 Photomed Technologies Inc MULTIPLE WAVELENGTH ILLUMINATOR
JP3920052B2 (ja) * 2001-07-06 2007-05-30 株式会社小糸製作所 自動車用赤外光照射ランプ
WO2004010048A2 (en) * 2002-07-23 2004-01-29 Philips Intellectual Property & Standards Gmbh Lamp
JP3995561B2 (ja) * 2002-08-27 2007-10-24 株式会社小糸製作所 自動車用赤外光照射ランプ
KR100559381B1 (ko) * 2003-05-29 2006-03-10 현대자동차주식회사 차량용 하이빔/적외선 일체형 램프
DE10326148B3 (de) * 2003-06-06 2005-01-05 Daimlerchrysler Ag Scheinwerfer für ein Kraftfahrzeug

Also Published As

Publication number Publication date
FR2874681A1 (fr) 2006-03-03
US20060050513A1 (en) 2006-03-09
DE102004041866A1 (de) 2006-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070278406A1 (en) Night-Vision System For Motor Vehicles Having A Partial Optical Filter
JP2000137172A (ja) 撮像装置
EP3074818A1 (en) Light source device and projector using the same
JP2001522544A (ja) コントラスト向上照明装置
JP2006066397A (ja) ナイトビジョンヘッドランプ
FI110141B (fi) Tähtäin
JP2004310094A (ja) 色温度調整可能なプロジェクター
JP2012159658A (ja) 光学フィルタモジュール、および光学フィルタシステム
KR101044718B1 (ko) 로우-빔 기능을 갖는 차량의 헤드라이트용 램프
JP3600783B2 (ja) Duv顕微鏡用の照明装置
US7222999B2 (en) Headlight for vehicles
KR20070027727A (ko) 차량용 야시 장치
JPH05216123A (ja) 反射型スクリーン
JPH11133235A (ja) 照明装置
JP2005266537A (ja) 赤外線透過フィルタ及び該赤外線透過フィルタを具備する赤外線投光器
US20050117209A1 (en) Surgical microscope for ophthalmology
JP2002320139A (ja) カメラ装置
JPH10269804A (ja) 光源と車両用前照灯及びヘッドライト
JP2004345419A (ja) 車両用暗視システムおよび車両用前照灯装置
CN219927427U (zh) 一种集成投影灯的车辆门板及车辆
Yagi et al. The Development of Infrared Projector
SU100446A2 (ru) Оптический визуальный пирометр, работающий по методу зонального (сине-красного) отношени
JPS58186285A (ja) カラ−テレビジヨンカメラ装置
CN112230414A (zh) 一种手术显微镜照明系统
JP2006007977A (ja) 車両用バックモニタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080826

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20091029