JP2006065612A - ページ番号制御装置,ページ番号制御プログラムおよび同プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents
ページ番号制御装置,ページ番号制御プログラムおよび同プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】電子データをページ単位で表示もしくは印字する際に、ページ番号の付与や表示/印刷設定を臨機応変に行なえるようにする。
【解決手段】電子データにおけるページ毎に、ページ番号の表示/印字を実行するか否かを示すページ番号制御情報を設定するページ番号制御情報設定手段111と、電子データの各ページを表示/印字する際にページの表示順/印字順にページ番号制御情報設定手段111によって設定されたページ番号制御情報を参照しそのページ番号制御情報に基づいてページ番号の付与および表示/印字を制御する制御手段112とをそなえる。
【選択図】図1
【解決手段】電子データにおけるページ毎に、ページ番号の表示/印字を実行するか否かを示すページ番号制御情報を設定するページ番号制御情報設定手段111と、電子データの各ページを表示/印字する際にページの表示順/印字順にページ番号制御情報設定手段111によって設定されたページ番号制御情報を参照しそのページ番号制御情報に基づいてページ番号の付与および表示/印字を制御する制御手段112とをそなえる。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えばPDF(Portable Document Format)形式の電子データをページ単位で表示もしくは印字する際に、ページ番号を各ページに付与して表示もしくは印字させるための技術に関する。
一般に、文書作成ソフトウエアによりページ単位で作成された電子データ(文書ファイル)を、パーソナルコンピュータのディスプレイ上で表示したりプリンタによって印字したりする際には、表示/印字された各ページにページ番号(通し番号)が付与され、そのページ番号が、各ページのヘッダ(最上段領域)もしくはフッタ(最下段領域)において表示/印字されるようになっている(例えば、下記非特許文献1参照)。
このようなページ番号の表示/印字についての設定は、通常、文書ファイル毎に行なわれる。例えば10ページ分の文書ファイルにおいて、ページ番号の表示/印字を行なわないように設定した場合には、10ページ全てのページに亘りページ番号の表示/印字は一切行なわれず、ページ番号の表示/印字を行なうように設定した場合には、10ページ全てのページに亘ってページ番号の表示/印字が行なわれる。
例えば、先頭ページのページ番号を“1”に設定した場合(通常、デフォルトとしては“1”が設定されている)、先頭ページから10ページ目までの各ページにページ番号“1”〜“10”が順に付与されて表示/印字される。また、先頭ページのページ番号を“5”に設定した場合、先頭ページから10ページ目までの各ページにページ番号“5”〜“14”が順に付与されて表示/印字される。
なお、文書作成ソフトウエアによっては、先頭ページについてのみページ番号を挿入するか否かの設定を行なえるようになっているものもあり、このような文書作成ソフトウエアでは、例えば先頭ページのページ番号を“1”に設定した場合、先頭ページにはページ番号として“1”が付与されるがその表示/印字は行なわれず、2ページ目から10ページ目までの各ページにページ番号“2”〜“10”が順に付与されて表示/印字されることになる。
また、例えば多数のページからなる1冊の書籍(例えば雑誌,本,マニュアル等)を作成する際には、その書籍は複数の部分(文書ファイル)に分割され、複数の作成者によって別々に複数の文書ファイルが作成される場合がある。そして、このように作成された複数の文書ファイル(オリジナル電子データ;第1電子データ)は、例えば表示/印字用の電子データ(例えばPDF形式の電子データ;第2電子データ)に変換されてから、パーソナルコンピュータのディスプレイ上で表示、または、プリンタによって印字される。その際、複数の文書ファイルに属するページには、一連の通し番号がページ番号として付与される。
しかし、複数の文書ファイルのうち未完成の部分が存在したり、最初から作成対象外となっている部分(例えば、雑誌などの書籍では、雑誌の本文に関係に関係ない全面広告のページ等)が存在したりした場合には、表示/印字用の電子データにおけるページ間に、この電子データには含まれていないページ(ページ抜け部分)が存在する状況がある。このような状況で電子データの各ページを表示/印字する際に、上述した手法により単純にページ番号を付与すると、電子データに含まれていないページを無視したページ番号付与が行なわれ、実際に作成されるべき書籍のページ番号と、表示/印字されたページ番号との間に番号ずれが生じてしまう。このようなページ番号ずれを発生させないようするためには、従来、作成者等が、手動によって、文書ファイルの先頭ページのページ番号を設定する必要がある。
より具体的に説明すると、例えば、第1文書ファイルに作成対象書籍の1〜5ページ目が含まれ、第2文書ファイルに作成対象書籍の6〜10ページ目が含まれ、第3文書ファイルに作成対象書籍の11〜15ページ目が含まれており、第2文書ファイルが存在しない状態(もしくは6〜10ページ目が作成対象外の部分である状態)で、第1文書ファイルおよび第3文書ファイルを表示/印字させた場合、特別なページ設定を行なわなければ、第1文書ファイルに含まれる5つのページには正しいページ番号“1”〜“5”がそれぞれ付与され、第3文書ファイルに含まれる5つのページには間違ったページ番号“6”〜“10”がそれぞれ付与されてしまう。これを避けるためには、作成者等が、第3文書ファイルの先頭ページにページ番号“11”を付与するようにページ設定を行なう必要がある。
アドビシステムズ株式会社刊「Adobe FrameMaker 7.0 日本語版ユーザガイド」第385頁
アドビシステムズ株式会社刊「Adobe FrameMaker 7.0 日本語版ユーザガイド」第385頁
上述したごとく、一般的な文書作成ソフトウエアでは、ページ番号の挿入(表示/印字)を行なうか否かの設定を行なえるとともに、ページ番号の表示/印字を行なう場合には、先頭ページのページ番号の設定や、先頭ページにおけるページ番号を挿入するか否かの設定を行なうことができる。しかし、ページ番号の表示/印字を行なう場合、従来は、少なくとも2ページ目以降のページ番号は全て表示/印字されてしまうので、部分的にページ番号の表示/印字を行なわないようにするといった、臨機応変なページ番号の付与や表示/印字設定を行なうことができない。そこで、必要なページのみにページ番号の挿入(表示/印字)を行なうべく、一連の通し番号をページ番号として各ページに付与しながら、ページ毎にページ番号の表示/印字を行なうか否かの設定を行なえるようにすることが望まれている。
また、上述したごとく、電子データにおいて一連のページ番号を付与すべき複数のページに抜けがある状況で、実際のページ番号とのずれを発生させないようにページ番号の表示/印字を行なうためには、作成者等が、文書ファイルにおける先頭ページのページ番号設定を手動で行なわなければならず、手間がかかるという課題もあった。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、電子データをページ単位で表示もしくは印字する際に、ページ番号の付与や表示/印字設定を臨機応変に行なえるようにして、必要なページのみにページ番号の挿入(表示/印字)を行なえるようにしたり、ページ抜け部分があっても特別なページ番号設定を行なうことなく、実際のページ番号とのずれを発生させないようにページ番号の表示/印字を行なえるようにすることを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のページ番号制御装置(請求項1)は、ページ単位で作成された電子データを前記ページ単位で表示もしくは印字する際に、ページ番号を各ページに付与して表示もしくは印字させるものであって、前記電子データにおけるページ毎に、前記ページ番号の表示/印字を実行するか否かを示すページ番号制御情報を設定するページ番号制御情報設定手段と、前記電子データの各ページを表示/印字する際に、前記ページの表示順/印字順に、前記ページ番号制御情報設定手段によって設定された前記ページ番号制御情報を参照し、参照した前記ページ番号制御情報に基づいてページ番号の付与および表示/印字を制御する制御手段とをそなえ、前記制御手段が、前記ページ番号制御情報が前記ページ番号の表示/印字の実行を示している場合には、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与するとともに、付与されたページ番号を表示/印字させる一方、前記ページ番号制御情報が前記ページ番号の表示/印字の実行を示していない場合には、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与し、付与されたページ番号の表示/印字をスキップさせることを特徴としている。
また、本発明のページ番号制御装置(請求項2)は、ページ単位で作成された電子データを前記ページ単位で表示もしくは印字する際に、ページ番号を各ページに付与して表示もしくは印字させるものであって、前記電子データにおけるページ間に、前記電子データには含まれていないページが存在する場合、ページ番号のカウントアップの実行を指示するカウントアップ制御情報を、前記電子データに含まれていないページのそれぞれに対応させて設定するカウントアップ制御情報設定手段と、前記電子データの各ページを表示/印字する際に、前記カウントアップ制御情報設定手段によって設定された前記カウントアップ制御情報に基づいてページ番号の付与および表示/印字を制御する制御手段とをそなえ、前記制御手段が、前記電子データに含まれているページについては、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与するとともに、付与されたページ番号を表示/印字させる一方、前記電子データに含まれていないページに対応して設定された前記カウントアップ制御情報を認識すると、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与し、当該ページの表示/印字をスキップさせることを特徴としている。
さらに、本発明のページ番号制御装置(請求項3)は、ページ単位で作成された電子データを前記ページ単位で表示もしくは印字する際に、ページ番号を各ページに付与して表示もしくは印字させるものであって、前記電子データにおけるページ毎に、前記ページ番号の表示/印字を実行するか否かを示すページ番号制御情報を設定するページ番号制御情報設定手段と、前記電子データにおけるページ間に、前記電子データには含まれていないページが存在する場合、ページ番号のカウントアップの実行を指示するカウントアップ制御情報を、前記電子データに含まれていないページのそれぞれに対応させて設定するカウントアップ制御情報設定手段と、前記電子データの各ページを表示/印字する際に、前記ページの表示順/印字順に、前記ページ番号制御情報設定手段によって設定された前記ページ番号制御情報もしくは前記カウントアップ制御情報設定手段によって設定された前記カウントアップ制御情報を参照/認識し、前記ページ番号制御情報もしくは前記カウントアップ制御情報に基づいてページ番号の付与および表示/印字を制御する制御手段とをそなえ、前記制御手段が、前記電子データに含まれているページについて前記ページ番号制御情報が前記ページ番号の表示/印字の実行を示している場合には、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与するとともに、付与されたページ番号を表示/印字させ、前記電子データに含まれているページについて前記ページ番号制御情報が前記ページ番号の表示/印字の実行を示していない場合には、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与し、付与されたページ番号の表示/印字をスキップさせ、前記電子データに含まれていないページに対応して設定された前記カウントアップ制御情報を認識すると、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与し、当該ページの表示/印字をスキップさせることを特徴としている。
このとき、前記電子データがオリジナル電子データをページ毎に変換することによって作成される場合、前記ページ番号制御情報設定手段が、前記オリジナル電子データにおける各ページにページ番号情報が設定されているか否かを参照し、前記ページ番号情報が設定されている場合に、当該ページにおけるページ番号の表示/印字の実行を指示するように当該ページについての前記ページ番号制御情報を設定してもよい(請求項4)。
また、最初にページ番号を表示/印字される開始ページに付与される開始ページ番号を設定する開始ページ番号設定手段をさらにそなえ、前記制御手段が、当該開始ページ以降の各ページに対してページ番号を付与してもよい(請求項5)。
さらに、前記電子データが複数のファイルまたはフォルダに分割して保存されている場合に前記複数のファイルまたはフォルダのそれぞれに対して表示順序/印字順序を指示する順序属性を設定する順序属性設定手段をそなえ、前記制御手段が、前記ページ番号の付与に先立ち、前記順序属性設定手段によって設定された各ファイルまたはフォルダの前記順序属性を参照し、前記順序属性に従って前記複数のファイルまたはフォルダの表示順序/印字順序を認識することにより前記電子データに含まれる全てのページの表示順/印字順を認識してもよい(請求項6)。
さらに、前記電子データが複数のファイルまたはフォルダに分割して保存されている場合に前記複数のファイルまたはフォルダのそれぞれに対して表示順序/印字順序を指示する順序属性を設定する順序属性設定手段をそなえ、前記制御手段が、前記ページ番号の付与に先立ち、前記順序属性設定手段によって設定された各ファイルまたはフォルダの前記順序属性を参照し、前記順序属性に従って前記複数のファイルまたはフォルダの表示順序/印字順序を認識することにより前記電子データに含まれる全てのページの表示順/印字順を認識してもよい(請求項6)。
一方、本発明のページ番号制御プログラム(請求項7〜12)は、上述したページ番号制御装置(請求項1〜6)としてコンピュータを機能させるものであり、また、本発明のコンピュータ読取可能な記録媒体(請求項13〜18)は、上述したページ番号制御プログラム(請求項7〜12)を記録したものである。
上述した本発明によれば、電子データにおけるページ毎にページ番号制御情報が設定され、電子データの各ページを表示/印字する際に、各ページに設定されたページ番号制御情報がページ番号の表示/印字の実行を示している場合には、前ページに付与されたページ番号をカウントアップして得られたページ番号が、当該ページに付与されるとともに表示/印字される一方、各ページに設定されたページ番号制御情報がページ番号の表示/印字の実行を示していない場合には、前ページに付与されたページ番号をカウントアップして得られたページ番号が当該ページに付与されるとともに、そのページ番号の表示/印字がスキップされるように構成されているので、一連の通し番号をページ番号として各ページに自動的に付与しながら、ページ毎にページ番号の表示/印字を行なうか否かの設定を行なうことができる。従って、電子データをページ単位で表示/印字する際に、利用者の要望に応じてページ番号の付与や表示/印字設定を臨機応変に行なうことが可能になり、特にここでは、必要なページのみにページ番号の挿入(表示/印字)を行なうことができる(請求項1,3,7,9,13,15)。
このとき、電子データがオリジナル電子データをページ毎に変換することによって作成される場合、ページ番号制御情報設定手段が、オリジナル電子データにおける各ページにページ番号情報が設定されているか否かを参照し、ページ番号情報が設定されている場合に、当該ページにおけるページ番号の表示/印字の実行を指示するように当該ページについてのページ番号制御情報を設定することで、オリジナル電子データから表示/印字用の電子データへの変換時に、ページ番号制御情報を自動的に設定することができ、利用者の手を煩わすことなくページ番号制御情報をページ毎に確実に設定することが可能になる(請求項4,10,16)。
また、本発明によれば、電子データにおけるページ間にこの電子データには含まれていないページが存在する場合、カウントアップ制御情報が、電子データに含まれていないページのそれぞれに対応させて設定され、そのカウントアップ制御情報を認識することによって、一連の通し番号をページ番号として各ページに自動的に付与しながら電子データに含まれていないページの表示/印字をスキップするとともに、電子データの存在するページに正しいページ番号を付与して表示/印字することができる。従って、電子データをページ単位で表示/印字する際に、利用者の要望に応じてページ番号の付与や表示/印字設定を臨機応変に行なうことが可能になり、特にここでは、電子データには含まれていないページがあっても、利用者が特別なページ番号設定を行なうことなく、実際のページ番号とのずれを発生させないようにページ番号の表示/印字を行なうことができる(請求項2,3,8,9,14,15)。
なお、最初にページ番号を表示/印字される開始ページに付与される開始ページ番号を設定し、当該開始ページ以降の各ページに対してページ番号を付与することで、利用者の要望に応じてページ番号の付与をより臨機応変に行なうことが可能になる(請求項5,11,17)。
また、電子データが複数のファイルまたはフォルダに分割して保存されている場合に複数のファイルまたはフォルダのそれぞれに対して表示順序/印字順序を指示する順序属性を設定し、ページ番号の付与に先立ち、各ファイルまたはフォルダの順序属性に従って複数のファイルまたはフォルダの表示順序/印字順序を認識することにより、電子データに含まれる全てのページの表示順/印字順を認識することができる。従って、例えば、複数の作成者によって別々に作成された複数のファイルまたはフォルダに保存された電子データに対して一連のページ番号を付与するような場合に、利用者が複数のファイルまたはフォルダを表示順序/印字順序に従って手動で並べ替えることなく、複数のファイルまたはフォルダを表示順序/印字順序に従って自動的に且つ確実に並べ替えることが可能になる(請求項6,12,18)。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
〔1〕第1実施形態の説明
図1は本発明の第1実施形態としてのページ番号制御装置の機能をそなえた情報処理装置の機能構成を示すブロック図で、この図1に示す情報処理装置(例えばパーソナルコンピュータ)1Aは、第1実施形態のページ番号制御装置11Aの機能をそなえるもので、少なくとも、CPU10,第1電子データ用保存部20,第2電子データ用保存部30,ディスプレイ40およびプリンタ50をそなえて構成されている。
〔1〕第1実施形態の説明
図1は本発明の第1実施形態としてのページ番号制御装置の機能をそなえた情報処理装置の機能構成を示すブロック図で、この図1に示す情報処理装置(例えばパーソナルコンピュータ)1Aは、第1実施形態のページ番号制御装置11Aの機能をそなえるもので、少なくとも、CPU10,第1電子データ用保存部20,第2電子データ用保存部30,ディスプレイ40およびプリンタ50をそなえて構成されている。
CPU(Central Processing Unit)10は、後述する所定のアプリケーションプログラム(ページ番号制御プログラム)を実行することにより第1実施形態のページ番号制御装置11Aとしての機能を果たすほか、変換手段12および表示/印字制御手段13としての機能も果たすものである。
第1電子データ用保存部20および第2電子データ用保存部30は、いずれも、情報処理装置1AにおけるRAM,ハードディスクや、フレキシブルディスク,CD−R,CD−RW,DVD,磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスクなどの各種媒体によって実現されるもので、第1電子データ用保存部20には、ページ単位で作成された第1電子データ(オリジナル電子データ)が保存され、第2電子データ用保存部30には、第1電子データ用保存部20における第1電子データをCPU10の変換手段12としての機能によって変換して得られた第2電子データ(表示/印字用の電子データ;例えばPDF形式の電子データ)が保存されるようになっている。
ディスプレイ40は、CPU10の表示/印字制御手段13としての機能によって制御され、第2電子データ用保存部30における第2電子データをページ単位で表示するものであり、同様に、プリンタ50は、CPU10の表示/印字制御手段13としての機能によって制御され、第2電子データ用保存部30における第2電子データをページ単位で印字するものである。
そして、第1実施形態のページ番号制御装置11Aは、第2電子データをページ単位でディスプレイ40上で表示、または、プリンタ50によって印字する際に、ページ番号を各ページに付与してディスプレイ40上で表示、または、プリンタ50によって印字させるものであって、ページ番号制御情報設定手段111,ページ番号制御手段112および開始ページ番号設定手段113から構成されている。
ページ番号制御情報設定手段111は、第2電子データにおけるページ毎に、そのページについてのページ番号の表示/印字を実行するか否かを示すページ番号制御フラグ(ページ番号制御情報)を設定するものである。ここで、ページ番号制御フラグは、ページ番号の表示/印字を実行する場合に「オン」に設定され、ページ番号の表示/印字を実行しない場合に「オフ」に設定される。特に、本実施形態のページ番号制御情報設定手段111は、第1電子データ用保存部20の第1電子データを変換手段12により第2電子データに変換して第2電子データ用保存部30に保存する際に、第1電子データにおける各ページの余白領域(例えば、ヘッダもしくはフッタ)にページ番号情報が設定されているか否かを参照し、ページ番号情報が設定されている場合に当該ページに対するページ番号制御フラグを「オン」に設定し、ページ番号情報が設定されていない場合に当該ページに対するページ番号制御フラグを「オフ」に設定している。そして、設定されたページ番号制御フラグは、第2電子データの各ページに対応付けられて、例えば第2電子データ用保存部30に第2電子データとともに保存される。
ページ番号制御手段(制御手段)112は、第2電子データの各ページを表示/印字する際に、ページの表示順/印字順に、ページ番号制御情報設定手段111によって設定されたページ番号制御フラグを参照し、そのページ番号制御フラグのオン/オフに基づいてページ番号の付与および表示/印字を制御するものである。
このページ番号制御手段112は、ページ番号を算出するためのカウンタ機能を有しており、ページ番号制御フラグが「オン」に設定されている場合には、当該ページの前ページに付与されたページ番号(前記カウンタ機能によるカウント値)に“1”を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与するとともにそのページ番号を表示/印字制御手段13に表示/印字させる一方、ページ番号制御フラグが「オフ」に設定されている場合には、当該ページの前ページに付与されたページ番号(前記カウンタ機能によるカウント値)に“1”を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与し、そのページ番号の表示/印字を表示/印字制御手段13にスキップさせるように構成されている。
開始ページ番号設定手段113は、最初にページ番号を表示/印字される開始ページに付与されるべき開始ページ番号を設定するものである。ページ番号制御手段112は、開始ページ番号設定手段113によって設定された当該開始ページ以降の各ページに対してページ番号を付与するように構成されている。このとき、開始ページ番号設定手段113によって設定された開始ページ番号がページ番号制御手段112のカウンタ機能の初期値となるように、初期設定が行なわれ、開始ページから開始ページ番号を初期値としてカウントアップが開始されるようになっている。なお、開始ページ番号設定手段113による設定が行なわれていない場合には、デフォルト値が適用される。デフォルト値が適用された場合には、1ページ目にページ番号“1”が付与されるようにページ番号制御手段112のカウンタ機能の初期設定が行なわれるようになっている。
次に、図2に示すフローチャート(ステップS10〜S20)に従って、上述のごとく構成された第1実施形態のページ番号制御装置11Aの動作について説明する。
第1実施形態では、第1電子データ用保存部20の第1電子データを、変換手段12により第2電子データに変換して第2電子データ用保存部30に保存する際に、まず、ページ番号制御情報設定手段111によって、第1電子データにおける各ページのヘッダもしくはフッタにページ番号情報が設定されているか否かを参照し、ページ番号情報が設定されている場合には当該ページに対するページ番号制御フラグを「オン」に設定して第2電子データ用保存部30に保存する一方、ページ番号情報が設定されていない場合には当該ページに対するページ番号制御フラグを「オフ」に設定して第2電子データ用保存部30に保存する(ステップS10)。
第1実施形態では、第1電子データ用保存部20の第1電子データを、変換手段12により第2電子データに変換して第2電子データ用保存部30に保存する際に、まず、ページ番号制御情報設定手段111によって、第1電子データにおける各ページのヘッダもしくはフッタにページ番号情報が設定されているか否かを参照し、ページ番号情報が設定されている場合には当該ページに対するページ番号制御フラグを「オン」に設定して第2電子データ用保存部30に保存する一方、ページ番号情報が設定されていない場合には当該ページに対するページ番号制御フラグを「オフ」に設定して第2電子データ用保存部30に保存する(ステップS10)。
ページ番号制御フラグの設定後、ページ番号制御手段112は、開始ページ番号設定手段113による設定が行なわれているか否かを判断し(ステップS11)、開始ページ番号の設定が行なわれていない場合(ステップS11のNOルート)には、デフォルト値(1ページ目にページ番号“1”を付与する設定)でページ番号付与動作を開始する(ステップS12)。
一方、開始ページ番号の設定が行なわれている場合(ステップS11のYESルート)には、設定された開始ページ番号をカウンタ機能の初期値として設定し、設定された開始ページから開始ページ番号を初期値としてページ番号付与動作を開始する(ステップS13)。これにより、開始ページ番号設定手段113によって設定された開始ページ以降の各ページに対してページ番号が付与される。
そして、ページ番号制御手段112は、第2電子データの各ページを表示/印字する際に、ページの表示順/印字順に、ページ番号制御情報設定手段111によって設定されたページ番号制御フラグを参照し(ステップS14)、ページ毎にページ番号制御フラグのオン/オフを判断する(ステップS15)。
ページ番号制御フラグが「オン」に設定されている場合(ステップS15の「オン」ルート)、対象ページの前ページに付与されたページ番号(カウンタ機能によるカウント値)に“1”を加算してカウントアップすることにより対象ページのページ番号が算出されて対象ページに付与され(ステップS16)、そのページ番号を表示/印字制御手段13によって表示/印字させるように表示/印字制御手段13への指示が行なわれる(ステップS17)。
一方、ページ番号制御フラグが「オフ」に設定されている場合(ステップS15の「オフ」ルート)、対象ページの前ページに付与されたページ番号(カウンタ機能によるカウント値)に“1”を加算してカウントアップすることにより対象ページのページ番号が算出されて対象ページに付与され(ステップS18)、そのページ番号の表示/印字を表示/印字制御手段13にスキップさせるように表示/印字制御手段13への指示が行なわれる(ステップS19)。
なお、ステップS16またはS18において、対象ページが1ページ目もしくはページ番号付与の開始ページである場合には、カウンタ機能に初期設定された“1”または開始ページ番号がそのままページ番号として用いられる。
そして、上述したステップS14〜S19による処理がページ番号を付与すべき全てのページに対して行なわれた場合(ステップS20のYESルート)、ページ番号制御手段112はページ番号付与動作を終了する一方、ページ番号の未付与のページがある場合(ステップS20のNOルート)には、ステップS14に戻り、ページ番号制御手段112が、次の対象ページに対し、上述したステップS14〜S19による処理を実行する。
上述のごとく動作する第1実施形態のページ番号制御装置11Aによって付与されるページ番号およびそのページ番号の表示/印字結果の具体例を図3〜図5に示す。
図3に示す例では、開始ページ番号設定を行なわずデフォルト値でページ番号付与が行なわれるとともに、第2電子データの1,2,5,6番目の各ページのページ番号制御フラグが「オン」に、第2電子データの3,4番目の各ページのページ番号制御フラグが「オフ」に設定された場合の、各ページにおけるページ番号の表示/印字結果が示されている。この例では、1〜6番目のページには、それぞれ、カウント値1〜6がページ番号として付与され、ページ番号制御フラグが「オン」の1,2,5,6番目の各ページのフッタ(最下段領域)において、ページ番号“1”,“2”,“5”,“6”がそれぞれ表示/印字され、ページ番号制御フラグが「オフ」の3,4番目の各ページについては、ページの表示/印字は行なわれるが、ページ番号の表示/印字が行なわれない。
図3に示す例では、開始ページ番号設定を行なわずデフォルト値でページ番号付与が行なわれるとともに、第2電子データの1,2,5,6番目の各ページのページ番号制御フラグが「オン」に、第2電子データの3,4番目の各ページのページ番号制御フラグが「オフ」に設定された場合の、各ページにおけるページ番号の表示/印字結果が示されている。この例では、1〜6番目のページには、それぞれ、カウント値1〜6がページ番号として付与され、ページ番号制御フラグが「オン」の1,2,5,6番目の各ページのフッタ(最下段領域)において、ページ番号“1”,“2”,“5”,“6”がそれぞれ表示/印字され、ページ番号制御フラグが「オフ」の3,4番目の各ページについては、ページの表示/印字は行なわれるが、ページ番号の表示/印字が行なわれない。
図4に示す例では、1ページ目にページ番号“5”を付与するように開始ページ番号設定が行なわれるとともに、図3と同様のページ番号制御フラグが設定された場合の、各ページにおけるページ番号の表示/印字結果が示されている。この例では、1〜6番目のページには、それぞれ、カウント値5〜10がページ番号として付与され、ページ番号制御フラグが「オン」の1,2,5,6番目の各ページのフッタ(最下段領域)において、ページ番号“5”,“6”,“9”,“10”がそれぞれ表示/印字され、ページ番号制御フラグが「オフ」の3,4番目の各ページについては、ページの表示/印字は行なわれるが、ページ番号の表示/印字が行なわれない。
図5に示す例では、3ページ目にページ番号“1”を付与するように開始ページ番号設定が行なわれるとともに、第2電子データの3,4,6番目の各ページのページ番号制御フラグが「オン」に、第2電子データの5番目のページのページ番号制御フラグが「オフ」に設定された場合の、各ページにおけるページ番号の表示/印字結果が示されている。この例では、3〜6番目のページには、それぞれ、カウント値1〜4がページ番号として付与され、ページ番号制御フラグが「オン」の3,4,6番目の各ページのフッタ(最下段領域)において、ページ番号“1”,“2”,“4”がそれぞれ表示/印字され、ページ番号付与の開始ページ(3ページ目)よりも前のページ(1,2ページ目)と、ページ番号制御フラグが「オフ」の5番目のページとについては、ページの表示/印字は行なわれるが、ページ番号の表示/印字が行なわれない。
このように、本発明の第1実施形態としてのページ番号制御装置11Aによれば、一連の通し番号をページ番号として各ページに自動的に付与しながら、ページ番号の表示/印字を行なうか否かをページ番号制御フラグによってページ毎に設定することができる。
従って、第2電子データ(表示/印字用の電子データ)をページ単位で表示/印字する際に、利用者の要望に応じてページ番号の付与や表示/印字設定を臨機応変に行なうことが可能になり、特に、第1実施形態では、必要なページのみにページ番号を挿入(表示/印字)することができる。
従って、第2電子データ(表示/印字用の電子データ)をページ単位で表示/印字する際に、利用者の要望に応じてページ番号の付与や表示/印字設定を臨機応変に行なうことが可能になり、特に、第1実施形態では、必要なページのみにページ番号を挿入(表示/印字)することができる。
その際、ページ番号制御フラグのオン/オフ設定は、変換手段12による第1電子データから第2電子データへの変換時に、ページ番号制御情報設定手段111により第1電子データにおける各ページのヘッダ/フッタにおけるページ番号情報に基づいて自動的に行なうことができるので、利用者の手を煩わすことなくページ番号制御フラグのオン/オフをページ毎に確実に設定することができる。また、開始ページ番号設定手段113によって、最初にページ番号を表示/印字される開始ページに付与されるべき開始ページ番号が設定されるので、利用者の要望に応じてページ番号の付与をより臨機応変に行なうことが可能になる。
〔2〕第2実施形態の説明
図6は本発明の第2実施形態としてのページ番号制御装置の機能をそなえた情報処理装置の機能構成を示すブロック図で、この図6に示す情報処理装置(例えばパーソナルコンピュータ)1Bは、第2実施形態のページ番号制御装置11Bの機能をそなえるもので、第1実施形態の情報処理装置1Aと同様、少なくとも、CPU10,第1電子データ用保存部20,第2電子データ用保存部30,ディスプレイ40およびプリンタ50をそなえて構成されている。なお、図6において既述の符号と同一の符号は、同一もしくはほぼ同一の部分を示しているので、その説明は省略する。
図6は本発明の第2実施形態としてのページ番号制御装置の機能をそなえた情報処理装置の機能構成を示すブロック図で、この図6に示す情報処理装置(例えばパーソナルコンピュータ)1Bは、第2実施形態のページ番号制御装置11Bの機能をそなえるもので、第1実施形態の情報処理装置1Aと同様、少なくとも、CPU10,第1電子データ用保存部20,第2電子データ用保存部30,ディスプレイ40およびプリンタ50をそなえて構成されている。なお、図6において既述の符号と同一の符号は、同一もしくはほぼ同一の部分を示しているので、その説明は省略する。
この第2実施形態のページ番号制御装置11Bとしての機能も、第1実施形態と同様、CPU10が後述する所定のアプリケーションプログラム(ページ番号制御プログラム)を実行することにより実現され、第2電子データ(表示/印字用の電子データ)をページ単位でディスプレイ40上で表示、または、プリンタ50によって印字する際に、ページ番号を各ページに付与してディスプレイ40上で表示、または、プリンタ50によって印字させるものであるが、第2実施形態のページ番号制御装置11Bでは、第1実施形態のページ番号制御装置11Aに、順序属性設定手段114としての機能が追加されている。
順序属性設定手段114は、保存部20における第1電子データ(オリジナル電子データ;もしくは保存部30における第2電子データ)が複数のファイルまたはフォルダに分割して保存されている場合に、各ファイルまたは各フォルダに対して表示順序/印字順序を指示する順序属性を設定するものである。この順序属性は、保存部20に各ファイルまたは各フォルダを保存する際に各ファイルまたは各フォルダに設定してもよいし(図6の実線参照)、変換手段12による第1電子データから第2電子データへの変換時に、第2電子データに変換された各ファイルまたは各フォルダに対して設定してもよい(図6の二点鎖線参照)。
そして、第2実施形態のページ番号制御手段112は、第1実施形態と同様の機能を果たすほか、ページ番号の付与に先立ち、順序属性設定手段114によって設定された各ファイルまたは各フォルダの順序属性を参照し、その順序属性に従って各ファイルまたは各フォルダの表示順序/印字順序を認識することにより第1電子データに含まれる全てのページ(ページ番号付与対象の全てのページ)の表示順/印字順を認識するようになっている。
例えば、多数のページからなる1冊の書籍(例えば雑誌,本,マニュアル等)を、章ごとに分割して複数の作成者によって別々に作成するような場合には、順序属性設定手段114によって、図7に示すごとく、各章のファイルまたはフォルダに、章の順序に応じた順序属性を設定して付与する。図7は第2実施形態において設定される順序属性の具体例を説明するための図で、この図7に示す例では、11〜20ページ目を含むファイル(フォルダ)に順序属性“2”が設定され、51〜60ページ目を含むファイル(フォルダ)に順序属性“6”が設定され、1〜10ページ目を含むファイル(フォルダ)に順序属性“1”が設定され、31〜40ページ目を含むファイル(フォルダ)に順序属性“4”が設定されている。
これにより、ページ番号付与対象のページを含む複数のファイル(フォルダ)が無秩序に保存されていたとしても、ページ番号制御手段112は、上述のような順序属性に従って複数のファイル(フォルダ)を並べ替えることで、ページ番号付与対象の全てのページを表示順/印字順に並べ替え、その表示順/印字順を認識することができる。
なお、ページ番号付与対象のページについての電子データを含むファイルとフォルダとは混在していてもよく、順序属性設定手段114によりファイルおよびフォルダに対して上述のごとき順序属性を設定・付与してもよい。
なお、ページ番号付与対象のページについての電子データを含むファイルとフォルダとは混在していてもよく、順序属性設定手段114によりファイルおよびフォルダに対して上述のごとき順序属性を設定・付与してもよい。
次に、図8に示すフローチャート(ステップS101,S102,S11〜S20)に従って、上述のごとく構成された第2実施形態のページ番号制御装置11Bの動作について説明する。なお、第2実施形態のページ番号制御装置11BによるステップS11〜S20の処理は、図2を参照しながら前述した第1実施形態のページ番号制御装置11AによるステップS11〜S20の処理と同様であるので、その説明は省略する。
第2実施形態のページ番号制御装置11Bでは、順序属性設定手段114を追加したことに伴い、図2のステップS10の処理に代えてステップS101およびS102の処理が実行される点が、第1実施形態のページ番号制御装置11Aと異なっている。
つまり、第2実施形態でも、第1実施形態と同様、第1電子データ用保存部20の第1電子データを、変換手段12により第2電子データに変換して第2電子データ用保存部30に保存する際に、ページ番号制御情報設定手段111によって、第1電子データにおける各ページのヘッダもしくはフッタにページ番号情報が設定されているか否かを参照し、ページ番号情報が設定されている場合には当該ページに対するページ番号制御フラグを「オン」に設定して第2電子データ用保存部30に保存する一方、ページ番号情報が設定されていない場合には当該ページに対するページ番号制御フラグを「オフ」に設定して第2電子データ用保存部30に保存する(ステップS101)。
つまり、第2実施形態でも、第1実施形態と同様、第1電子データ用保存部20の第1電子データを、変換手段12により第2電子データに変換して第2電子データ用保存部30に保存する際に、ページ番号制御情報設定手段111によって、第1電子データにおける各ページのヘッダもしくはフッタにページ番号情報が設定されているか否かを参照し、ページ番号情報が設定されている場合には当該ページに対するページ番号制御フラグを「オン」に設定して第2電子データ用保存部30に保存する一方、ページ番号情報が設定されていない場合には当該ページに対するページ番号制御フラグを「オフ」に設定して第2電子データ用保存部30に保存する(ステップS101)。
その際、順序属性設定手段114により、ページ番号付与対象のページを含む複数のファイルまたはフォルダに対し、図7を参照しながら前述したような順序属性が設定され各ファイルまたは各フォルダに付与されて保存部30に保存される(ステップS101)。なお、順序属性は、前述したように、各ファイルまたは各フォルダを保存部20に保存する際に設定されてもよい。
そして、ページ番号制御手段112においては、順序属性に従って複数のファイル(フォルダ)を並べ替えることで、ページ番号付与対象の全てのページが表示順/印字順に並べ替えられ、その表示順/印字順が認識される(ステップS102)。
このように、本発明の第2実施形態としてのページ番号制御装置11Bによれば、上述した第1実施形態と同様の作用効果が得られるほか、ページ番号付与対象のページを含む複数のファイル(フォルダ)が無秩序に保存されていたとしても、順序属性に基づいてページ番号付与対象の全てのページの表示順/印字順を認識することができる。
このように、本発明の第2実施形態としてのページ番号制御装置11Bによれば、上述した第1実施形態と同様の作用効果が得られるほか、ページ番号付与対象のページを含む複数のファイル(フォルダ)が無秩序に保存されていたとしても、順序属性に基づいてページ番号付与対象の全てのページの表示順/印字順を認識することができる。
従って、複数の作成者によって別々に作成された複数のファイルまたはフォルダに保存された第1電子データに対して一連のページ番号を付与するような場合に、利用者が複数のファイルまたはフォルダを表示順序/印字順序に従って手動で並べ替えることなく、複数のファイルまたはフォルダを表示順序/印字順序に従って自動的に且つ確実に並べ替えることが可能になる。
〔3〕第3実施形態の説明
図9は本発明の第3実施形態としてのページ番号制御装置の機能をそなえた情報処理装置の機能構成を示すブロック図で、この図9に示す情報処理装置(例えばパーソナルコンピュータ)1Cは、第3実施形態のページ番号制御装置11Cの機能をそなえるもので、第1実施形態の情報処理装置1Aと同様、少なくとも、CPU10,第1電子データ用保存部20,第2電子データ用保存部30,ディスプレイ40およびプリンタ50をそなえて構成されている。なお、図9において既述の符号と同一の符号は、同一もしくはほぼ同一の部分を示しているので、その説明は省略する。
図9は本発明の第3実施形態としてのページ番号制御装置の機能をそなえた情報処理装置の機能構成を示すブロック図で、この図9に示す情報処理装置(例えばパーソナルコンピュータ)1Cは、第3実施形態のページ番号制御装置11Cの機能をそなえるもので、第1実施形態の情報処理装置1Aと同様、少なくとも、CPU10,第1電子データ用保存部20,第2電子データ用保存部30,ディスプレイ40およびプリンタ50をそなえて構成されている。なお、図9において既述の符号と同一の符号は、同一もしくはほぼ同一の部分を示しているので、その説明は省略する。
この第3実施形態のページ番号制御装置11Cとしての機能も、第1実施形態と同様、CPU10が後述する所定のアプリケーションプログラム(ページ番号制御プログラム)を実行することにより実現され、第2電子データ(表示/印字用の電子データ)をページ単位でディスプレイ40上で表示、または、プリンタ50によって印字する際に、ページ番号を各ページに付与してディスプレイ40上で表示、または、プリンタ50によって印字させるものであるが、第3実施形態のページ番号制御装置11Cは、カウントアップ制御情報設定手段115,ページ番号制御手段112および開始ページ番号設定手段113から構成されている。なお、開始ページ番号設定手段113は、第1実施形態で説明したものと同様の機能を果たすものであるので、その説明は省略する。
カウントアップ制御情報設定手段115は、第2電子データにおけるページ間に、前記第2電子データには含まれていないページ(ページ抜け部分)が存在する場合、そのページを表示/印字させることなくページ番号のカウントアップの実行のみを指示するカウントアップ制御情報を、ページ抜け部分のページ毎に設定するものである。ここで、カウントアップ制御情報設定手段115による設定は、例えば、第1電子データ用保存部20の第1電子データ(オリジナル電子データ)を変換手段12により第2電子データに変換して保存部30に保存する際に行なわれ、設定されたカウントアップ制御情報は、ページ抜け部分の各ページに対応付けられて、保存部30に第2電子データとともに保存される。なお、上述したようなページ抜け部分は、例えば、多数のページからなる1冊の書籍等を複数の部分に分割して複数の作成者により別々に作成する場合の未完成部分として、あるいは、最初から作成対象外となっている部分(例えば、雑誌などの書籍では、雑誌の本文に関係に関係ない全面広告のページ等)として発生するものである。
そして、第3実施形態のページ番号制御手段(制御手段)112は、第2電子データの各ページを表示/印字する際に、カウントアップ制御情報設定手段115によって設定されたカウントアップ制御情報に基づいてページ番号の付与および表示/印字を制御するものである。
このページ番号制御手段112は、ページ番号を算出するためのカウンタ機能を有しており、第2電子データに含まれているページについては、当該ページの前ページに付与されたページ番号(前記カウンタ機能によるカウント値)に“1”を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与するとともにそのページ番号を表示/印字制御手段13に表示/印字させる一方、ページ抜け部分の各ページに対応して設定されたカウントアップ制御情報を認識すると、当該ページの前ページに付与されたページ番号(前記カウンタ機能によるカウント値)に“1”を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与し、そのページ自体の表示/印字を表示/印字制御手段13にスキップさせるように構成されている。
次に、図10に示すフローチャート(ステップS21〜S30)に従って、上述のごとく構成された第3実施形態のページ番号制御装置11Cの動作について説明する。
第3実施形態では、第1電子データ用保存部20の第1電子データを、変換手段12により第2電子データに変換して第2電子データ用保存部30に保存する際に、まず、カウントアップ制御情報設定手段115によって、第2電子データにページ抜け部分が存在する場合、そのページ抜け部分におけるページを表示/印字させることなくページ番号のカウントアップの実行のみを指示するカウントアップ制御情報を、ページ抜け部分のページ毎に設定し、ページ抜け部分の各ページに対応付けて第2電子データ用保存部30に第2電子データとともに保存する(ステップS21)。
第3実施形態では、第1電子データ用保存部20の第1電子データを、変換手段12により第2電子データに変換して第2電子データ用保存部30に保存する際に、まず、カウントアップ制御情報設定手段115によって、第2電子データにページ抜け部分が存在する場合、そのページ抜け部分におけるページを表示/印字させることなくページ番号のカウントアップの実行のみを指示するカウントアップ制御情報を、ページ抜け部分のページ毎に設定し、ページ抜け部分の各ページに対応付けて第2電子データ用保存部30に第2電子データとともに保存する(ステップS21)。
カウントアップ制御情報の設定後、ページ番号制御手段112は、開始ページ番号設定手段113による設定が行なわれているか否かを判断し(ステップS22)、開始ページ番号の設定が行なわれていない場合(ステップS22のNOルート)には、デフォルト値(1ページ目にページ番号“1”を付与する設定)でページ番号付与動作を開始する(ステップS23)。
一方、開始ページ番号の設定が行なわれている場合(ステップS22のYESルート)には、設定された開始ページ番号をカウンタ機能の初期値として設定し、設定された開始ページから開始ページ番号を初期値としてページ番号付与動作を開始する(ステップS24)。これにより、開始ページ番号設定手段113によって設定された開始ページ以降の各ページに対してページ番号が付与される。
そして、ページ番号制御手段112は、第2電子データの各ページを表示/印字する際に、ページの表示順/印字順に、保存部30から読み出された対象ページが、表示/印字されるべき電子データであるか、カウントアップ制御情報を設定されたページ(ページ抜け部分のページ)であるかを判断する(ステップS25)。
対象ページが表示/印字されるべき電子データである場合(ステップS25の「電子データ」ルート)、対象ページの前ページに付与されたページ番号(カウンタ機能によるカウント値)に“1”を加算してカウントアップすることにより対象ページのページ番号が算出されて対象ページに付与され(ステップS26)、そのページ番号を表示/印字制御手段13によって表示/印字させるように表示/印字制御手段13への指示が行なわれる(ステップS27)。
一方、対象ページがカウントアップ制御情報を設定されたページ(ページ抜け部分のページ)である場合(ステップS25の「カウントアップ制御情報」ルート)、対象ページの前ページに付与されたページ番号(カウンタ機能によるカウント値)に“1”を加算してカウントアップすることにより対象ページのページ番号を算出されて対象ページに付与され(ステップS28)、そのページ自体の表示/印字を表示/印字制御手段13にスキップさせるように表示/印字制御手段13への指示が行なわれる(ステップS29)。
なお、ステップS26またはS28において、対象ページが1ページ目もしくはページ番号付与の開始ページである場合には、カウンタ機能に初期設定された“1”または開始ページ番号がそのままページ番号として用いられる。
そして、上述したステップS25〜S29による処理がページ番号を付与すべき全てのページに対して行なわれた場合(ステップS30のYESルート)、ページ番号制御手段112はページ番号付与動作を終了する一方、ページ番号の未付与のページがある場合(ステップS30のNOルート)には、ステップS25に戻り、ページ番号制御手段112が、次の対象ページに対し、上述したステップS25〜S29による処理を実行する。
上述のごとく動作する第3実施形態のページ番号制御装置11Cによって付与されるページ番号およびそのページ番号の表示/印字結果の具体例を図11および図12に示す。
図11に示す例では、開始ページ番号設定を行なわずデフォルト値でページ番号付与が行なわれるとともに、第2電子データとして1,2,5,6,8番目の各ページの電子データが存在し、3,4,7番目の各ページがページ抜けしカウントアップ制御情報が設定されている場合の、各ページにおけるページ番号の表示/印字結果が示されている。この例では、1〜8番目のページには、それぞれ、カウント値1〜8がページ番号として付与され、電子データの存在する1,2,5,6,8番目の各ページのフッタ(最下段領域)において、ページ番号“1”,“2”,“5”,“6”,“8”がそれぞれ表示/印字され、カウントアップ制御情報を設定された3,4,7番目の各ページは表示/印字されていない。
図11に示す例では、開始ページ番号設定を行なわずデフォルト値でページ番号付与が行なわれるとともに、第2電子データとして1,2,5,6,8番目の各ページの電子データが存在し、3,4,7番目の各ページがページ抜けしカウントアップ制御情報が設定されている場合の、各ページにおけるページ番号の表示/印字結果が示されている。この例では、1〜8番目のページには、それぞれ、カウント値1〜8がページ番号として付与され、電子データの存在する1,2,5,6,8番目の各ページのフッタ(最下段領域)において、ページ番号“1”,“2”,“5”,“6”,“8”がそれぞれ表示/印字され、カウントアップ制御情報を設定された3,4,7番目の各ページは表示/印字されていない。
図12に示す例では、1ページ目にページ番号“5”を付与するように開始ページ番号設定が行なわれるとともに、図11と同様、第2電子データとして1,2,5,6,8番目の各ページの電子データが存在し、3,4,7番目の各ページがページ抜けしカウントアップ制御情報が設定されている場合の、各ページにおけるページ番号の表示/印字結果が示されている。この例では、1〜8番目のページには、それぞれ、カウント値5〜12がページ番号として付与され、電子データの存在する1,2,5,6,8番目の各ページのフッタ(最下段領域)において、ページ番号“5”,“6”,“9”,“10”,“12”がそれぞれ表示/印字され、カウントアップ制御情報を設定された3,4,7番目の各ページは表示/印字されていない。
このように、本発明の第3実施形態としてのページ番号制御装置11Cよれば、第2電子データにページ抜け部分が存在する場合、そのページ抜け部分の各ページに対応させてカウントアップ制御情報が設定され、そのカウントアップ制御情報を認識することによって、一連の通し番号をページ番号として各ページに自動的に付与しながらページ抜け部分の表示/印字がスキップされるとともに、電子データの存在するページに正しいページ番号が付与されて表示/印字されることになる。
従って、第2電子データをページ単位で表示/印字する際に、利用者の要望に応じてページ番号の付与や表示/印字設定を臨機応変に行なうことが可能になり、特に、第2実施形態では、ページ抜け部分があっても利用者が特別なページ番号設定を行なうことなく、実際のページ番号とのずれを発生させないようにページ番号の表示/印字を行なうことができる。その際、第1実施形態と同様、開始ページ番号設定手段113により、最初にページ番号を表示/印字される開始ページに付与されるべき開始ページ番号が設定されるので、利用者の要望に応じてページ番号の付与をより臨機応変に行なうことが可能になる。
〔4〕第4実施形態の説明
図13は本発明の第4実施形態としてのページ番号制御装置の機能をそなえた情報処理装置の機能構成を示すブロック図で、この図13に示す情報処理装置(例えばパーソナルコンピュータ)1Dは、第4実施形態のページ番号制御装置11Dの機能をそなえるもので、第3実施形態の情報処理装置1Cと同様、少なくとも、CPU10,第1電子データ用保存部20,第2電子データ用保存部30,ディスプレイ40およびプリンタ50をそなえて構成されている。なお、図13において既述の符号と同一の符号は、同一もしくはほぼ同一の部分を示しているので、その説明は省略する。
図13は本発明の第4実施形態としてのページ番号制御装置の機能をそなえた情報処理装置の機能構成を示すブロック図で、この図13に示す情報処理装置(例えばパーソナルコンピュータ)1Dは、第4実施形態のページ番号制御装置11Dの機能をそなえるもので、第3実施形態の情報処理装置1Cと同様、少なくとも、CPU10,第1電子データ用保存部20,第2電子データ用保存部30,ディスプレイ40およびプリンタ50をそなえて構成されている。なお、図13において既述の符号と同一の符号は、同一もしくはほぼ同一の部分を示しているので、その説明は省略する。
この第4実施形態のページ番号制御装置11Dとしての機能も、第3実施形態と同様、CPU10が後述する所定のアプリケーションプログラム(ページ番号制御プログラム)を実行することにより実現され、第2電子データ(表示/印字用の電子データ)をページ単位でディスプレイ40上で表示、または、プリンタ50によって印字する際に、ページ番号を各ページに付与してディスプレイ40上で表示、または、プリンタ50によって印字させるものであるが、第4実施形態のページ番号制御装置11Dでは、第3実施形態のページ番号制御装置11Cに、第2実施形態と同様の順序属性設定手段114としての機能が追加されている。この順序属性設定手段114は、第2実施形態で説明したものと同様の機能を果たすものであるので、その説明は省略する。
次に、図14に示すフローチャート(ステップS211,S212,S22〜S30)に従って、上述のごとく構成された第4実施形態のページ番号制御装置11Dの動作について説明する。なお、第4実施形態のページ番号制御装置11DによるステップS22〜S30の処理は、図10を参照しながら前述した第3実施形態のページ番号制御装置11CによるステップS22〜S30の処理と同様であるので、その説明は省略する。
第4実施形態のページ番号制御装置11Dでは、第2実施形態と同様、順序属性設定手段114を追加したことに伴い、図10のステップS21の処理に代えてステップS211およびS212の処理が実行される点が、第3実施形態のページ番号制御装置11Cと異なっている。
つまり、第4実施形態でも、第3実施形態と同様、第1電子データ用保存部20の第1電子データ(オリジナル電子データ)を、変換手段12により第2電子データに変換して第2電子データ用保存部30に保存する際に、カウントアップ制御情報設定手段115によって、第2電子データにページ抜け部分が存在する場合、そのページ抜け部分におけるページを表示/印字させることなくページ番号のカウントアップの実行のみを指示するカウントアップ制御情報を、ページ抜け部分のページ毎に設定し、ページ抜け部分の各ページに対応付けて第2電子データ用保存部30に第2電子データとともに保存する(ステップS211)。
その際、順序属性設定手段114により、ページ番号付与対象のページを含む複数のファイルまたはフォルダに対し、図7を参照しながら前述したような順序属性が設定され各ファイルまたは各フォルダに付与されて保存部30に保存される(ステップS211)。なお、順序属性は、各ファイルまたは各フォルダを保存部20に保存する際に設定されてもよい。
そして、ページ番号制御手段112においては、順序属性に従って複数のファイル(フォルダ)を並べ替えることで、ページ番号付与対象の全てのページが表示順/印字順に並べ替えられ、その表示順/印字順が認識される(ステップS212)。
そして、ページ番号制御手段112においては、順序属性に従って複数のファイル(フォルダ)を並べ替えることで、ページ番号付与対象の全てのページが表示順/印字順に並べ替えられ、その表示順/印字順が認識される(ステップS212)。
このように、本発明の第4実施形態としてのページ番号制御装置11Dによれば、上述した第3実施形態と同様の作用効果が得られるほか、第2実施形態と同様の作用効果を得ることができる。つまり、ページ番号付与対象のページを含む複数のファイル(フォルダ)が無秩序に保存されていたとしても、順序属性に基づいてページ番号付与対象の全てのページの表示順/印字順を認識することができる。
従って、複数の作成者によって別々に作成された複数のファイルまたはフォルダに保存された第1電子データに対して一連のページ番号を付与するような場合に、利用者が複数のファイルまたはフォルダを表示順序/印字順序に従って手動で並べ替えることなく、複数のファイルまたはフォルダを表示順序/印字順序に従って自動的に且つ確実に並べ替えることが可能になる。
〔5〕第5実施形態の説明
図15は本発明の第5実施形態としてのページ番号制御装置の機能をそなえた情報処理装置の機能構成を示すブロック図で、この図15に示す情報処理装置(例えばパーソナルコンピュータ)1Eは、第5実施形態のページ番号制御装置11Eの機能をそなえるもので、第1実施形態の情報処理装置1Aと同様、少なくとも、CPU10,第1電子データ用保存部20,第2電子データ用保存部30,ディスプレイ40およびプリンタ50をそなえて構成されている。なお、図15において既述の符号と同一の符号は、同一もしくはほぼ同一の部分を示しているので、その説明は省略する。
図15は本発明の第5実施形態としてのページ番号制御装置の機能をそなえた情報処理装置の機能構成を示すブロック図で、この図15に示す情報処理装置(例えばパーソナルコンピュータ)1Eは、第5実施形態のページ番号制御装置11Eの機能をそなえるもので、第1実施形態の情報処理装置1Aと同様、少なくとも、CPU10,第1電子データ用保存部20,第2電子データ用保存部30,ディスプレイ40およびプリンタ50をそなえて構成されている。なお、図15において既述の符号と同一の符号は、同一もしくはほぼ同一の部分を示しているので、その説明は省略する。
この第5実施形態のページ番号制御装置11Eとしての機能も、第1実施形態と同様、CPU10が後述する所定のアプリケーションプログラム(ページ番号制御プログラム)を実行することにより実現され、第2電子データ(表示/印刷用の電子データ)をページ単位でディスプレイ40上で表示、または、プリンタ50によって印字する際に、ページ番号を各ページに付与してディスプレイ40上で表示、または、プリンタ50によって印字させるものであるが、第5実施形態のページ番号制御装置11Eは、第1実施形態のページ番号制御装置11Aの機能と第3実施形態のページ番号制御装置11Cの機能とを併せもつもので、ページ番号制御情報設定手段111,カウントアップ制御情報設定手段115,ページ番号制御手段112および開始ページ番号設定手段113から構成されている。なお、ページ番号制御情報設定手段111および開始ページ番号設定手段113は、第1実施形態で説明したものと同様の機能を果たすものであり、カウントアップ制御情報設定手段115は、第3実施形態で説明したものと同様の機能を果たすものであるので、その説明は省略する。
そして、第5実施形態のページ番号制御手段(制御手段)112は、ページ番号を算出するためのカウンタ機能を有しており、第2電子データの各ページを表示/印字する際に、第1実施形態のページ番号制御手段112と同様の制御機能(ページの表示順/印字順に、ページ番号制御情報設定手段111によって設定されたページ番号制御フラグを参照し、そのページ番号制御フラグのオン/オフに基づいてページ番号の付与および表示/印字を制御する機能)と、第3実施形態のページ番号制御手段112と同様の制御機能(カウントアップ制御情報設定手段115によって設定されたカウントアップ制御情報に基づいてページ番号の付与および表示/印字を制御する機能)とを果たすものである。
つまり、第5実施形態のページ番号制御手段112は、
(1)第2電子データに含まれているページについてページ番号制御フラグが「オン」に設定されている場合には、当該ページの前ページに付与されたページ番号(前記カウンタ機能によるカウント値)に“1”を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与するとともにそのページ番号を表示/印字制御手段13に表示/印字させ、
(2)第2電子データに含まれているページについてページ番号制御フラグが「オフ」に設定されている場合には、当該ページの前ページに付与されたページ番号(前記カウンタ機能によるカウント値)に“1”を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与し、そのページ番号の表示/印字を表示/印字制御手段13にスキップさせ、
(3)ページ抜け部分の各ページに対応して設定されたカウントアップ制御情報を認識すると、当該ページの前ページに付与されたページ番号(前記カウンタ機能によるカウント値)に“1”を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与し、そのページ自体の表示/印字を表示/印字制御手段13にスキップさせるように構成されている。
(1)第2電子データに含まれているページについてページ番号制御フラグが「オン」に設定されている場合には、当該ページの前ページに付与されたページ番号(前記カウンタ機能によるカウント値)に“1”を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与するとともにそのページ番号を表示/印字制御手段13に表示/印字させ、
(2)第2電子データに含まれているページについてページ番号制御フラグが「オフ」に設定されている場合には、当該ページの前ページに付与されたページ番号(前記カウンタ機能によるカウント値)に“1”を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与し、そのページ番号の表示/印字を表示/印字制御手段13にスキップさせ、
(3)ページ抜け部分の各ページに対応して設定されたカウントアップ制御情報を認識すると、当該ページの前ページに付与されたページ番号(前記カウンタ機能によるカウント値)に“1”を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与し、そのページ自体の表示/印字を表示/印字制御手段13にスキップさせるように構成されている。
次に、図16に示すフローチャート(ステップS31〜S44)に従って、上述のごとく構成された第5実施形態のページ番号制御装置11Eの動作について説明する。
第5実施形態では、第1実施形態と同様、第1電子データ用保存部20の第1電子データを、変換手段12により第2電子データに変換して第2電子データ用保存部30に保存する際に、ページ番号制御情報設定手段111によって、第1電子データにおける各ページのヘッダもしくはフッタにページ番号情報が設定されているか否かを参照し、ページ番号情報が設定されている場合には当該ページに対するページ番号制御フラグを「オン」に設定して第2電子データ用保存部30に保存する一方、ページ番号情報が設定されていない場合には当該ページに対するページ番号制御フラグを「オフ」に設定して第2電子データ用保存部30に保存する(ステップS31)。
第5実施形態では、第1実施形態と同様、第1電子データ用保存部20の第1電子データを、変換手段12により第2電子データに変換して第2電子データ用保存部30に保存する際に、ページ番号制御情報設定手段111によって、第1電子データにおける各ページのヘッダもしくはフッタにページ番号情報が設定されているか否かを参照し、ページ番号情報が設定されている場合には当該ページに対するページ番号制御フラグを「オン」に設定して第2電子データ用保存部30に保存する一方、ページ番号情報が設定されていない場合には当該ページに対するページ番号制御フラグを「オフ」に設定して第2電子データ用保存部30に保存する(ステップS31)。
その際、第5実施形態では、第3実施形態と同様、カウントアップ制御情報設定手段115によって、第2電子データにページ抜け部分が存在する場合、そのページ抜け部分におけるページを表示/印字させることなくページ番号のカウントアップの実行のみを指示するカウントアップ制御情報を、ページ抜け部分のページ毎に設定し、ページ抜け部分の各ページに対応付けて第2電子データ用保存部30に第2電子データとともに保存する(ステップS31)。
ページ番号制御フラグおよびカウントアップ制御情報の設定後、ページ番号制御手段112は、開始ページ番号設定手段113による設定が行なわれているか否かを判断し(ステップS32)、開始ページ番号の設定が行なわれていない場合(ステップS32のNOルート)には、デフォルト値(1ページ目にページ番号“1”を付与する設定)でページ番号付与動作を開始する(ステップS33)。
一方、開始ページ番号の設定が行なわれている場合(ステップS32のYESルート)には、設定された開始ページ番号をカウンタ機能の初期値として設定し、設定された開始ページから開始ページ番号を初期値としてページ番号付与動作を開始する(ステップS34)。これにより、開始ページ番号設定手段113によって設定された開始ページ以降の各ページに対してページ番号が付与される。
そして、ページ番号制御手段112は、第2電子データの各ページを表示/印字する際に、ページの表示順/印字順に、保存部30から読み出された対象ページが、表示/印字されるべき電子データであるか、カウントアップ制御情報を設定されたページ(ページ抜け部分のページ)であるかを判断する(ステップS35)。
対象ページが表示/印字されるべき電子データである場合(ステップS35の「電子データ」ルート)、ページ番号制御手段112は、ページ番号制御情報設定手段111によって設定されたページ番号制御フラグを参照し(ステップS36)、ページ毎にページ番号制御フラグのオン/オフを判断する(ステップS37)。
ページ番号制御フラグが「オン」に設定されている場合(ステップS37の「オン」ルート)、対象ページの前ページに付与されたページ番号(カウンタ機能によるカウント値)に“1”を加算してカウントアップすることにより対象ページのページ番号が算出されて対象ページに付与され(ステップS38)、そのページ番号を表示/印字制御手段13によって表示/印字させるように表示/印字制御手段13への指示が行なわれる(ステップS39)。
一方、ページ番号制御フラグが「オフ」に設定されている場合(ステップS37の「オフ」ルート)、対象ページの前ページに付与されたページ番号(カウンタ機能によるカウント値)に“1”を加算してカウントアップすることにより対象ページのページ番号が算出されて対象ページに付与され(ステップS40)、そのページ番号の表示/印字を表示/印字制御手段13にスキップさせるように表示/印字制御手段13への指示が行なわれる(ステップS41)。
また、ステップS35において、対象ページがカウントアップ制御情報を設定されたページ(ページ抜け部分のページ)であると判断された場合(ステップS35の「カウントアップ制御情報」ルート)、対象ページの前ページに付与されたページ番号(カウンタ機能によるカウント値)に“1”を加算してカウントアップすることにより対象ページのページ番号を算出されて対象ページに付与され(ステップS42)、そのページ自体の表示/印字を表示/印字制御手段13にスキップさせるように表示/印字制御手段13への指示が行なわれる(ステップS43)。
なお、ステップS38,S40,S42において、対象ページが1ページ目もしくはページ番号付与の開始ページである場合には、カウンタ機能に初期設定された“1”または開始ページ番号がそのままページ番号として用いられる。
そして、上述したステップS35〜S43による処理がページ番号を付与すべき全てのページに対して行なわれた場合(ステップS44のYESルート)、ページ番号制御手段112はページ番号付与動作を終了する一方、ページ番号の未付与のページがある場合(ステップS44のNOルート)には、ステップS35に戻り、ページ番号制御手段112が、次の対象ページに対し、上述したステップS35〜S43による処理を実行する。
上述のごとく動作する第5実施形態のページ番号制御装置11Eによって付与されるページ番号およびそのページ番号の表示/印字結果の具体例を図17〜図19に示す。
図17に示す例では、開始ページ番号設定を行なわずデフォルト値でページ番号付与が行なわれ、第2電子データとして1〜5,8〜10番目の電子データが存在し、6,7番目の各ページがページ抜けしカウントアップ制御情報が設定され、さらに、第2電子データの1,2,5,8,9番目の各ページのページ番号制御フラグが「オン」に、第2電子データの3,4,10番目の各ページのページ番号制御フラグが「オフ」に設定された場合の、各ページにおけるページ番号の表示/印字結果が示されている。この例では、1〜10番目のページには、それぞれ、カウント値1〜10がページ番号として付与され、ページ番号制御フラグが「オン」の1,2,5,8,9番目の各ページのフッタ(最下段領域)において、ページ番号“1”,“2”,“5”,“8”,“9”がそれぞれ表示/印字され、ページ番号制御フラグが「オフ」の3,4,10番目の各ページについては、ページの表示/印字は行なわれるが、ページ番号の表示/印字が行なわれない。また、カウントアップ制御情報を設定された6,7番目の各ページは表示/印字されていない。
図17に示す例では、開始ページ番号設定を行なわずデフォルト値でページ番号付与が行なわれ、第2電子データとして1〜5,8〜10番目の電子データが存在し、6,7番目の各ページがページ抜けしカウントアップ制御情報が設定され、さらに、第2電子データの1,2,5,8,9番目の各ページのページ番号制御フラグが「オン」に、第2電子データの3,4,10番目の各ページのページ番号制御フラグが「オフ」に設定された場合の、各ページにおけるページ番号の表示/印字結果が示されている。この例では、1〜10番目のページには、それぞれ、カウント値1〜10がページ番号として付与され、ページ番号制御フラグが「オン」の1,2,5,8,9番目の各ページのフッタ(最下段領域)において、ページ番号“1”,“2”,“5”,“8”,“9”がそれぞれ表示/印字され、ページ番号制御フラグが「オフ」の3,4,10番目の各ページについては、ページの表示/印字は行なわれるが、ページ番号の表示/印字が行なわれない。また、カウントアップ制御情報を設定された6,7番目の各ページは表示/印字されていない。
図18に示す例では、1ページ目にページ番号“5”を付与するように開始ページ番号設定が行なわれとともに、図17と同様のカウントアップ制御情報およびページ番号制御フラグが設定された場合の、各ページにおけるページ番号の表示/印字結果が示されている。この例では、1〜10番目のページには、それぞれ、カウント値5〜14がページ番号として付与され、ページ番号制御フラグが「オン」の1,2,5,8,9番目の各ページのフッタ(最下段領域)において、ページ番号“5”,“6”,“9”,“12”,“13”がそれぞれ表示/印字され、ページ番号制御フラグが「オフ」の3,4,10番目の各ページについては、ページの表示/印字は行なわれるが、ページ番号の表示/印字が行なわれない。また、カウントアップ制御情報を設定された6,7番目の各ページは表示/印字されていない。
図19に示す例では、3ページ目にページ番号“1”を付与するように開始ページ番号設定が行なわれるとともに、第2電子データとして1〜5,8〜10番目の電子データが存在し、6,7番目の各ページがページ抜けしカウントアップ制御情報が設定され、さらに、第2電子データの3,5,8,9番目の各ページのページ番号制御フラグが「オン」に、第2電子データの5,10番目の各ページのページ番号制御フラグが「オフ」に設定された場合の、各ページにおけるページ番号の表示/印字結果が示されている。この例では、3〜10番目のページには、それぞれ、カウント値1〜8がページ番号として付与され、ページ番号制御フラグが「オン」の3,4,8,9番目の各ページのフッタ(最下段領域)において、ページ番号“1”,“2”,“6”,“7”がそれぞれ表示/印字され、ページ番号付与の開始ページ(3ページ目)よりも前のページ(1,2ページ目)と、ページ番号制御フラグが「オフ」の5,10番目の各ページについては、ページの表示/印字は行なわれるが、ページ番号の表示/印字が行なわれない。また、カウントアップ制御情報を設定された6,7番目の各ページは表示/印字されていない。
このように、本発明の第5実施形態としてのページ番号制御装置11Eによれば、上述した第1実施形態および第3実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
つまり、一連の通し番号をページ番号として各ページに自動的に付与しながら、ページ番号の表示/印字を行なうか否かをページ番号制御フラグによってページ毎に設定することができる。従って、第2電子データをページ単位で表示/印字する際に、利用者の要望に応じてページ番号の付与や表示/印字設定を臨機応変に行なうことが可能になり、第5実施形態でも、必要なページのみにページ番号を挿入(表示/印字)することができる。
つまり、一連の通し番号をページ番号として各ページに自動的に付与しながら、ページ番号の表示/印字を行なうか否かをページ番号制御フラグによってページ毎に設定することができる。従って、第2電子データをページ単位で表示/印字する際に、利用者の要望に応じてページ番号の付与や表示/印字設定を臨機応変に行なうことが可能になり、第5実施形態でも、必要なページのみにページ番号を挿入(表示/印字)することができる。
また、第2電子データにページ抜け部分が存在する場合、そのページ抜け部分の各ページに対応させてカウントアップ制御情報が設定され、そのカウントアップ制御情報を認識することによって、一連の通し番号をページ番号として各ページに自動的に付与しながらページ抜け部分の表示/印字がスキップされるとともに、電子データの存在するページに正しいページ番号が付与されて表示/印字されることになる。従って、第2電子データをページ単位で表示/印字する際に、利用者の要望に応じてページ番号の付与や表示/印字設定を臨機応変に行なうことが可能になり、第5実施形態でも、ページ抜け部分があっても利用者が特別なページ番号設定を行なうことなく、実際のページ番号とのずれを発生させないようにページ番号の表示/印字を行なうことができる。
その際、ページ番号制御フラグのオン/オフ設定は、変換手段12による第1電子データから第2電子データへの変換時に、ページ番号制御情報設定手段111により第1電子データにおける各ページのヘッダ/フッタにおけるページ番号情報に基づいて自動的に行なうことができるので、利用者の手を煩わすことなくページ番号制御フラグのオン/オフをページ毎に確実に設定することができる。また、開始ページ番号設定手段113によって、最初にページ番号を表示/印字される開始ページに付与されるべき開始ページ番号が設定されるので、利用者の要望に応じてページ番号の付与をより臨機応変に行なうことが可能になる。
〔6〕第6実施形態の説明
図20は本発明の第6実施形態としてのページ番号制御装置の機能をそなえた情報処理装置の機能構成を示すブロック図で、この図20に示す情報処理装置(例えばパーソナルコンピュータ)1Fは、第6実施形態のページ番号制御装置11Fの機能をそなえるもので、第5実施形態の情報処理装置1Eと同様、少なくとも、CPU10,第1電子データ用保存部20,第2電子データ用保存部30,ディスプレイ40およびプリンタ50をそなえて構成されている。なお、図20において既述の符号と同一の符号は、同一もしくはほぼ同一の部分を示しているので、その説明は省略する。
図20は本発明の第6実施形態としてのページ番号制御装置の機能をそなえた情報処理装置の機能構成を示すブロック図で、この図20に示す情報処理装置(例えばパーソナルコンピュータ)1Fは、第6実施形態のページ番号制御装置11Fの機能をそなえるもので、第5実施形態の情報処理装置1Eと同様、少なくとも、CPU10,第1電子データ用保存部20,第2電子データ用保存部30,ディスプレイ40およびプリンタ50をそなえて構成されている。なお、図20において既述の符号と同一の符号は、同一もしくはほぼ同一の部分を示しているので、その説明は省略する。
この第6実施形態のページ番号制御装置11Fとしての機能も、第5実施形態と同様、CPU10が後述する所定のアプリケーションプログラム(ページ番号制御プログラム)を実行することにより実現され、第2電子データ(表示/印刷用の電子データ)をページ単位でディスプレイ40上で表示、または、プリンタ50によって印字する際に、ページ番号を各ページに付与してディスプレイ40上で表示、または、プリンタ50によって印字させるものであるが、第6実施形態のページ番号制御装置11Fでは、第5実施形態のページ番号制御装置11Eに、第2実施形態と同様の順序属性設定手段114としての機能が追加されている。この順序属性設定手段114は、第2実施形態で説明したものと同様の機能を果たすものであるので、その説明は省略する。
次に、図21に示すフローチャート(ステップS311,S312,S32〜S44)に従って、上述のごとく構成された第6実施形態のページ番号制御装置11Fの動作について説明する。なお、第6実施形態のページ番号制御装置11FによるステップS32〜S44の処理は、図16を参照しながら前述した第5実施形態のページ番号制御装置11EによるステップS32〜S44の処理と同様であるので、その説明は省略する。
第6実施形態のページ番号制御装置11Fでは、第2実施形態や第4実施形態と同様、順序属性設定手段114を追加したことに伴い、図16のステップS31の処理に代えてステップS311およびS312の処理が実行される点が、第5実施形態のページ番号制御装置11Eと異なっている。
つまり、第6実施形態でも、第5実施形態と同様、第1電子データ用保存部20の第1電子データを、変換手段12により第2電子データに変換して第2電子データ用保存部30に保存する際に、ページ番号制御情報設定手段111によって、第1電子データ(オリジナル電子データ)における各ページのヘッダもしくはフッタにページ番号情報が設定されているか否かを参照し、ページ番号情報が設定されている場合には当該ページに対するページ番号制御フラグを「オン」に設定して第2電子データ用保存部30に保存する一方、ページ番号情報が設定されていない場合には当該ページに対するページ番号制御フラグを「オフ」に設定して第2電子データ用保存部30に保存する(ステップS311)。
その際、第6実施形態でも、第5実施形態と同様、カウントアップ制御情報設定手段115によって、第2電子データにページ抜け部分が存在する場合、そのページ抜け部分におけるページを表示/印字させることなくページ番号のカウントアップの実行のみを指示するカウントアップ制御情報を、ページ抜け部分のページ毎に設定し、ページ抜け部分の各ページに対応付けて第2電子データ用保存部30に第2電子データとともに保存する(ステップS311)。
さらに、第6実施形態では、順序属性設定手段114により、ページ番号付与対象のページを含む複数のファイルまたはフォルダに対し、図7を参照しながら前述したような順序属性が設定され各ファイルまたは各フォルダに付与されて保存部30に保存される(ステップS311)。なお、順序属性は、各ファイルまたは各フォルダを保存部20に保存する際に設定されてもよい。
そして、ページ番号制御手段112においては、順序属性に従って複数のファイル(フォルダ)を並べ替えることで、ページ番号付与対象の全てのページが表示順/印字順に並べ替えられ、その表示順/印字順が認識される(ステップS312)。
このように、本発明の第6実施形態としてのページ番号制御装置11Fによれば、上述した第5実施形態と同様の作用効果が得られるほか、第2実施形態と同様の作用効果を得ることができる。つまり、ページ番号付与対象のページを含む複数のファイル(フォルダ)が無秩序に保存されていたとしても、順序属性に基づいてページ番号付与対象の全てのページの表示順/印字順を認識することができる。
従って、複数の作成者によって別々に作成された複数のファイルまたはフォルダに保存された第1電子データに対して一連のページ番号を付与するような場合に、利用者が複数のファイルまたはフォルダを表示順序/印字順序に従って手動で並べ替えることなく、複数のファイルまたはフォルダを表示順序/印字順序に従って自動的に且つ確実に並べ替えることが可能になる。
〔7〕その他
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、本実施形態のページ番号制御装置11A〜11Fによって付与されるページ番号およびそのページ番号の表示/印字結果の具体例(図3〜図5,図11,図12,図17〜図19)では、ページ番号を各ページのフッタ(最下段領域)に表示/印字した場合について示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、ページ番号を各ページのヘッダ(最上段領域)に表示/印字してもよい。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、本実施形態のページ番号制御装置11A〜11Fによって付与されるページ番号およびそのページ番号の表示/印字結果の具体例(図3〜図5,図11,図12,図17〜図19)では、ページ番号を各ページのフッタ(最下段領域)に表示/印字した場合について示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、ページ番号を各ページのヘッダ(最上段領域)に表示/印字してもよい。
また、上述したページ番号制御装置11A〜11Fとしての機能〔より具体的には、ページ番号制御情報設定手段111,ページ番号制御手段112,開始ページ番号設定手段113,順序属性設定手段114およびカウントアップ制御情報設定手段115としての機能(各手段の全部もしくは一部の機能)〕は、コンピュータ(CPU,情報処理装置,各種端末を含む)が所定のアプリケーションプログラム(ページ番号制御プログラム)を実行することによって実現される。
そのプログラムは、例えばフレキシブルディスク,CD−ROM,CD−R,CD−RW,DVD等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からページ番号制御プログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送し格納して用いる。また、そのプログラムを、例えば磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に記録しておき、その記憶装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
ここで、コンピュータとは、ハードウエアとOS(オペレーティングシステム)とを含む概念であり、OSの制御の下で動作するハードウエアを意味している。また、OSが不要でアプリケーションプログラム単独でハードウェアを動作させるような場合には、そのハードウェア自体がコンピュータに相当する。ハードウエアは、少なくとも、CPU等のマイクロプロセッサと、記録媒体に記録されたコンピュータプログラムを読み取るための手段とをそなえている。上記ページ番号制御プログラムとしてのアプリケーションプログラムは、上述のようなコンピュータに、ページ番号制御情報設定手段111,ページ番号制御手段112,開始ページ番号設定手段113,順序属性設定手段114およびカウントアップ制御情報設定手段115としての機能を実現させるプログラムコードを含んでいる。また、その機能の一部は、アプリケーションプログラムではなくOSによって実現されてもよい。
さらに、本実施形態における記録媒体としては、上述したフレキシブルディスク,CD−ROM,CD−R,CD−RW,DVD,磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスクのほか、ICカード,ROMカートリッジ,磁気テープ,パンチカード,コンピュータの内部記憶装置(RAM,ROM等のメモリ),外部記憶装置等や、バーコードなどの符号が印刷された印刷物等の、コンピュータ読取可能な種々の媒体を利用することもできる。
1A,1B,1C,1D,1E,1F 情報処理装置
10 CPU
11A,11B,11C,11D,11E,11F ページ番号制御装置
111 ページ番号制御情報設定手段
112 ページ番号制御手段(制御手段)
113 開始ページ番号設定手段
114 順序属性設定手段
115 カウントアップ制御情報設定手段
12 変換手段
13 表示/印字制御手段
20 第1電子データ用保存部
30 第2電子データ用保存部
40 ディスプレイ
50 プリンタ
10 CPU
11A,11B,11C,11D,11E,11F ページ番号制御装置
111 ページ番号制御情報設定手段
112 ページ番号制御手段(制御手段)
113 開始ページ番号設定手段
114 順序属性設定手段
115 カウントアップ制御情報設定手段
12 変換手段
13 表示/印字制御手段
20 第1電子データ用保存部
30 第2電子データ用保存部
40 ディスプレイ
50 プリンタ
Claims (18)
- ページ単位で作成された電子データを前記ページ単位で表示もしくは印字する際に、ページ番号を各ページに付与して表示もしくは印字させるページ番号制御装置であって、
前記電子データにおけるページ毎に、前記ページ番号の表示/印字を実行するか否かを示すページ番号制御情報を設定するページ番号制御情報設定手段と、
前記電子データの各ページを表示/印字する際に、前記ページの表示順/印字順に、前記ページ番号制御情報設定手段によって設定された前記ページ番号制御情報を参照し、参照した前記ページ番号制御情報に基づいてページ番号の付与および表示/印字を制御する制御手段とをそなえ、
前記制御手段が、
前記ページ番号制御情報が前記ページ番号の表示/印字の実行を示している場合には、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与するとともに、付与されたページ番号を表示/印字させる一方、
前記ページ番号制御情報が前記ページ番号の表示/印字の実行を示していない場合には、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与し、付与されたページ番号の表示/印字をスキップさせることを特徴とする、ページ番号制御装置。 - ページ単位で作成された電子データを前記ページ単位で表示もしくは印字する際に、ページ番号を各ページに付与して表示もしくは印字させるページ番号制御装置であって、
前記電子データにおけるページ間に、前記電子データには含まれていないページが存在する場合、ページ番号のカウントアップの実行を指示するカウントアップ制御情報を、前記電子データに含まれていないページのそれぞれに対応させて設定するカウントアップ制御情報設定手段と、
前記電子データの各ページを表示/印字する際に、前記カウントアップ制御情報設定手段によって設定された前記カウントアップ制御情報に基づいてページ番号の付与および表示/印字を制御する制御手段とをそなえ、
前記制御手段が、
前記電子データに含まれているページについては、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与するとともに、付与されたページ番号を表示/印字させる一方、
前記電子データに含まれていないページに対応して設定された前記カウントアップ制御情報を認識すると、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与し、当該ページの表示/印字をスキップさせることを特徴とする、ページ番号制御装置。 - ページ単位で作成された電子データを前記ページ単位で表示もしくは印字する際に、ページ番号を各ページに付与して表示もしくは印字させるページ番号制御装置であって、
前記電子データにおけるページ毎に、前記ページ番号の表示/印字を実行するか否かを示すページ番号制御情報を設定するページ番号制御情報設定手段と、
前記電子データにおけるページ間に、前記電子データには含まれていないページが存在する場合、ページ番号のカウントアップの実行を指示するカウントアップ制御情報を、前記電子データに含まれていないページのそれぞれに対応させて設定するカウントアップ制御情報設定手段と、
前記電子データの各ページを表示/印字する際に、前記ページの表示順/印字順に、前記ページ番号制御情報設定手段によって設定された前記ページ番号制御情報もしくは前記カウントアップ制御情報設定手段によって設定された前記カウントアップ制御情報を参照/認識し、前記ページ番号制御情報もしくは前記カウントアップ制御情報に基づいてページ番号の付与および表示/印字を制御する制御手段とをそなえ、
前記制御手段が、
前記電子データに含まれているページについて前記ページ番号制御情報が前記ページ番号の表示/印字の実行を示している場合には、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与するとともに、付与されたページ番号を表示/印字させ、
前記電子データに含まれているページについて前記ページ番号制御情報が前記ページ番号の表示/印字の実行を示していない場合には、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与し、付与されたページ番号の表示/印字をスキップさせ、
前記電子データに含まれていないページに対応して設定された前記カウントアップ制御情報を認識すると、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与し、当該ページの表示/印字をスキップさせることを特徴とする、ページ番号制御装置。 - 前記電子データがオリジナル電子データをページ毎に変換することによって作成される場合、前記ページ番号制御情報設定手段が、前記オリジナル電子データにおける各ページにページ番号情報が設定されているか否かを参照し、前記ページ番号情報が設定されている場合に、当該ページにおけるページ番号の表示/印字の実行を指示するように当該ページについての前記ページ番号制御情報を設定することを特徴とする、請求項1または請求項3に記載のページ番号制御装置。
- 最初にページ番号を表示/印字される開始ページに付与される開始ページ番号を設定する開始ページ番号設定手段をさらにそなえ、
前記制御手段が、当該開始ページ以降の各ページに対してページ番号を付与することを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のページ番号制御装置。 - 前記電子データが複数のファイルまたはフォルダに分割して保存されている場合に前記複数のファイルまたはフォルダのそれぞれに対して表示順序/印字順序を指示する順序属性を設定する順序属性設定手段をさらにそなえ、
前記制御手段が、前記ページ番号の付与に先立ち、前記順序属性設定手段によって設定された各ファイルまたはフォルダの前記順序属性を参照し、前記順序属性に従って前記複数のファイルまたはフォルダの表示順序/印字順序を認識することにより前記電子データに含まれる全てのページの表示順/印字順を認識することを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のページ番号制御装置。 - ページ単位で作成された電子データを前記ページ単位で表示もしくは印字する際に、ページ番号を各ページに付与して表示もしくは印字させるページ番号制御装置としてコンピュータを機能させるページ番号制御プログラムであって、
前記電子データにおけるページ毎に、前記ページ番号の表示/印字を実行するか否かを示すページ番号制御情報を設定するページ番号制御情報設定手段、および、
前記電子データの各ページを表示/印字する際に、前記ページの表示順/印字順に、前記ページ番号制御情報設定手段によって設定された前記ページ番号制御情報を参照し、参照した前記ページ番号制御情報に基づいてページ番号の付与および表示/印字を制御する制御手段として、前記コンピュータを機能させるとともに、
前記コンピュータを前記制御手段として機能させる際に、
前記ページ番号制御情報が前記ページ番号の表示/印字の実行を示している場合には、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与するとともに、付与されたページ番号を表示/印字させる一方、
前記ページ番号制御情報が前記ページ番号の表示/印字の実行を示していない場合には、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与し、付与されたページ番号の表示/印字をスキップさせることを特徴とする、ページ番号制御プログラム。 - ページ単位で作成された電子データを前記ページ単位で表示もしくは印字する際に、ページ番号を各ページに付与して表示もしくは印字させるページ番号制御装置としてコンピュータを機能させるページ番号制御プログラムであって、
前記電子データにおけるページ間に、前記電子データには含まれていないページが存在する場合、ページ番号のカウントアップの実行を指示するカウントアップ制御情報を、前記電子データに含まれていないページのそれぞれに対応させて設定するカウントアップ制御情報設定手段、および、
前記電子データの各ページを表示/印字する際に、前記カウントアップ制御情報設定手段によって設定された前記カウントアップ制御情報に基づいてページ番号の付与および表示/印字を制御する制御手段として、前記コンピュータを機能させるとともに、
前記コンピュータを前記制御手段として機能させる際に、
前記電子データに含まれているページについては、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与するとともに、付与されたページ番号を表示/印字させる一方、
前記電子データに含まれていないページに対応して設定された前記カウントアップ制御情報を認識すると、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与し、当該ページの表示/印字をスキップさせることを特徴とする、ページ番号制御プログラム。 - ページ単位で作成された電子データを前記ページ単位で表示もしくは印字する際に、ページ番号を各ページに付与して表示もしくは印字させるページ番号制御装置としてコンピュータを機能させるページ番号制御プログラムであって、
前記電子データにおけるページ毎に、前記ページ番号の表示/印字を実行するか否かを示すページ番号制御情報を設定するページ番号制御情報設定手段、
前記電子データにおけるページ間に、前記電子データには含まれていないページが存在する場合、ページ番号のカウントアップの実行を指示するカウントアップ制御情報を、前記電子データに含まれていないページのそれぞれに対応させて設定するカウントアップ制御情報設定手段、および、
前記電子データの各ページを表示/印字する際に、前記ページの表示順/印字順に、前記ページ番号制御情報設定手段によって設定された前記ページ番号制御情報もしくは前記カウントアップ制御情報設定手段によって設定された前記カウントアップ制御情報を参照/認識し、前記ページ番号制御情報もしくは前記カウントアップ制御情報に基づいてページ番号の付与および表示/印字を制御する制御手段として、前記コンピュータを機能させるとともに、
前記コンピュータを前記制御手段として機能させる際に、
前記電子データに含まれているページについて前記ページ番号制御情報が前記ページ番号の表示/印字の実行を示している場合には、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与するとともに、付与されたページ番号を表示/印字させ、
前記電子データに含まれているページについて前記ページ番号制御情報が前記ページ番号の表示/印字の実行を示していない場合には、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与し、付与されたページ番号の表示/印字をスキップさせ、
前記電子データに含まれていないページに対応して設定された前記カウントアップ制御情報を認識すると、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与し、当該ページの表示/印字をスキップさせることを特徴とする、ページ番号制御プログラム。 - 前記コンピュータを前記ページ番号制御情報設定手段として機能させる際に、前記電子データがオリジナル電子データをページ毎に変換することによって作成される場合、前記オリジナル電子データにおける各ページにページ番号情報が設定されているか否かを参照し、前記ページ番号情報が設定されている場合に、当該ページにおけるページ番号の表示/印字の実行を指示するように当該ページについての前記ページ番号制御情報を設定することを特徴とする、請求項7または請求項9に記載のページ番号制御プログラム。
- 最初にページ番号を表示/印字される開始ページに付与される開始ページ番号を設定する開始ページ番号設定手段として、前記コンピュータをさらに機能させるとともに、
前記コンピュータを前記制御手段として機能させる際に、当該開始ページ以降の各ページに対してページ番号を付与することを特徴とする、請求項7〜請求項10のいずれか1項に記載のページ番号制御プログラム。 - 前記電子データが複数のファイルまたはフォルダに分割して保存されている場合に前記複数のファイルまたはフォルダのそれぞれに対して表示順序/印字順序を指示する順序属性を設定する順序属性設定手段として、前記コンピュータをさらに機能させるとともに、
前記コンピュータを前記制御手段として機能させる際に、前記ページ番号の付与に先立ち、前記順序属性設定手段によって設定された各ファイルまたはフォルダの前記順序属性を参照し、前記順序属性に従って前記複数のファイルまたはフォルダの表示順序/印字順序を認識することにより前記電子データに含まれる全てのページの表示順/印字順を認識することを特徴とする、請求項7〜請求項11のいずれか1項に記載のページ番号制御プログラム。 - ページ単位で作成された電子データを前記ページ単位で表示もしくは印字する際に、ページ番号を各ページに付与して表示もしくは印字させるページ番号制御装置としてコンピュータを機能させるページ番号制御プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
前記ページ番号制御プログラムが、
前記電子データにおけるページ毎に、前記ページ番号の表示/印字を実行するか否かを示すページ番号制御情報を設定するページ番号制御情報設定手段、および、
前記電子データの各ページを表示/印字する際に、前記ページの表示順/印字順に、前記ページ番号制御情報設定手段によって設定された前記ページ番号制御情報を参照し、参照した前記ページ番号制御情報に基づいてページ番号の付与および表示/印字を制御する制御手段として、前記コンピュータを機能させるとともに、
前記コンピュータを前記制御手段として機能させる際に、
前記ページ番号制御情報が前記ページ番号の表示/印字の実行を示している場合には、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与するとともに、付与されたページ番号を表示/印字させる一方、
前記ページ番号制御情報が前記ページ番号の表示/印字の実行を示していない場合には、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与し、付与されたページ番号の表示/印字をスキップさせることを特徴とする、ページ番号制御プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。 - ページ単位で作成された電子データを前記ページ単位で表示もしくは印字する際に、ページ番号を各ページに付与して表示もしくは印字させるページ番号制御装置としてコンピュータを機能させるページ番号制御プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
前記ページ番号制御プログラムが、
前記電子データにおけるページ間に、前記電子データには含まれていないページが存在する場合、ページ番号のカウントアップの実行を指示するカウントアップ制御情報を、前記電子データに含まれていないページのそれぞれに対応させて設定するカウントアップ制御情報設定手段、および、
前記電子データの各ページを表示/印字する際に、前記カウントアップ制御情報設定手段によって設定された前記カウントアップ制御情報に基づいてページ番号の付与および表示/印字を制御する制御手段として、前記コンピュータを機能させるとともに、
前記コンピュータを前記制御手段として機能させる際に、
前記電子データに含まれているページについては、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与するとともに、付与されたページ番号を表示/印字させる一方、
前記電子データに含まれていないページに対応して設定された前記カウントアップ制御情報を認識すると、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与し、当該ページの表示/印字をスキップさせることを特徴とする、ページ番号制御プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。 - ページ単位で作成された電子データを前記ページ単位で表示もしくは印字する際に、ページ番号を各ページに付与して表示もしくは印字させるページ番号制御装置としてコンピュータを機能させるページ番号制御プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
前記ページ番号制御プログラムが、
前記電子データにおけるページ毎に、前記ページ番号の表示/印字を実行するか否かを示すページ番号制御情報を設定するページ番号制御情報設定手段、
前記電子データにおけるページ間に、前記電子データには含まれていないページが存在する場合、ページ番号のカウントアップの実行を指示するカウントアップ制御情報を、前記電子データに含まれていないページのそれぞれに対応させて設定するカウントアップ制御情報設定手段、および、
前記電子データの各ページを表示/印字する際に、前記ページの表示順/印字順に、前記ページ番号制御情報設定手段によって設定された前記ページ番号制御情報もしくは前記カウントアップ制御情報設定手段によって設定された前記カウントアップ制御情報を参照/認識し、前記ページ番号制御情報もしくは前記カウントアップ制御情報に基づいてページ番号の付与および表示/印字を制御する制御手段として、前記コンピュータを機能させるとともに、
前記コンピュータを前記制御手段として機能させる際に、
前記電子データに含まれているページについて前記ページ番号制御情報が前記ページ番号の表示/印字の実行を示している場合には、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与するとともに、付与されたページ番号を表示/印字させ、
前記電子データに含まれているページについて前記ページ番号制御情報が前記ページ番号の表示/印字の実行を示していない場合には、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与し、付与されたページ番号の表示/印字をスキップさせ、
前記電子データに含まれていないページに対応して設定された前記カウントアップ制御情報を認識すると、当該ページの前のページに付与されたページ番号に1を加算してカウントアップすることにより当該ページのページ番号を算出して当該ページに付与し、当該ページの表示/印字をスキップさせることを特徴とする、ページ番号制御プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。 - 前記ページ番号制御プログラムが、前記コンピュータを前記ページ番号制御情報設定手段として機能させる際に、前記電子データがオリジナル電子データをページ毎に変換することによって作成される場合、前記オリジナル電子データにおける各ページにページ番号情報が設定されているか否かを参照し、前記ページ番号情報が設定されている場合に、当該ページにおけるページ番号の表示/印字の実行を指示するように当該ページについての前記ページ番号制御情報を設定することを特徴とする、請求項13または請求項15に記載のページ番号制御プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
- 前記ページ番号制御プログラムが、
最初にページ番号を表示/印字される開始ページに付与される開始ページ番号を設定する開始ページ番号設定手段として、前記コンピュータをさらに機能させるとともに、
前記コンピュータを前記制御手段として機能させる際に、当該開始ページ以降の各ページに対してページ番号を付与することを特徴とする、請求項13〜請求項16のいずれか1項に記載のページ番号制御プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。 - 前記ページ番号制御プログラムが、
前記電子データが複数のファイルまたはフォルダに分割して保存されている場合に前記複数のファイルまたはフォルダのそれぞれに対して表示順序/印字順序を指示する順序属性を設定する順序属性設定手段として、前記コンピュータをさらに機能させるとともに、
前記コンピュータを前記制御手段として機能させる際に、前記ページ番号の付与に先立ち、前記順序属性設定手段によって設定された各ファイルまたはフォルダの前記順序属性を参照し、前記順序属性に従って前記複数のファイルまたはフォルダの表示順序/印字順序を認識することにより前記電子データに含まれる全てのページの表示順/印字順を認識することを特徴とする、請求項13〜請求項17のいずれか1項に記載のページ番号制御プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004248089A JP2006065612A (ja) | 2004-08-27 | 2004-08-27 | ページ番号制御装置,ページ番号制御プログラムおよび同プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004248089A JP2006065612A (ja) | 2004-08-27 | 2004-08-27 | ページ番号制御装置,ページ番号制御プログラムおよび同プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 |
Publications (1)
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---|---|---|---|---|
JP2010117928A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ページ範囲表示装置及びプログラム |
CN101996194B (zh) * | 2009-08-14 | 2012-08-29 | 北京大学 | 电子文件在线浏览方法和系统 |
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2004
- 2004-08-27 JP JP2004248089A patent/JP2006065612A/ja active Pending
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JP2010117928A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ページ範囲表示装置及びプログラム |
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