JP2006065487A - メダル預け機 - Google Patents

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Hiroshi Abe
寛 安部
Masaru Miyaji
勝 宮地
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Abstract

【課題】 メダル使用の遊技機のメダルが手元に残った場合にメダルをゲームセンタ等に設置されたメダル預り機によって効率的にメダル預かりおよび管理を可能とする。
【解決手段】 メダルを挿入するメダル預け口2と、メダルを計数するための1台もしくは複数台の計数ホッパ11と、メダルの真偽を判別するメダル判定手段を有する1台もしくは複数台の振分ホッパ13を有し、振分ホッパ13のメダル判定手段に基づいてメダルの真偽を判別し振分けられ、それらのメダルを振分けて収容するメダルボックス14を具備する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、メダル遊技機でプレイし、メダルが手元に残ったとき後日そのメダルに相当する数のメダルを受け取ることを可能にするためにそのメダルを預けておくためのメダル預け機に関するものである。
従来、円板状メダルを預かり、尚且つ払い出す装置としてのメダル預け及び払出し共用機が知られている。この装置は図10に示すように預入部81と払出部80を備えている。
預入部81は、メダル投入口から投入されたメダルを預け入れるものであり、この預入部81は、預け入れ計数器85と、受入れストック86から構成されている。預け入れ計数器85は、預け入れたメダルを計数する。受入れストック86は、預け入れ計数器85で計数した後のメダルを受け入れて、所定量ストックする。
また、払出部80は、処理部からの払出信号によりメダルをメダル払出口へ払い出す。この払出部80は、払い出しストック82と、搬送ベルトコンベア83及び払い出し計数器84とから構成されている。
払い出しストック82は、受入れストック86から搬送用ベルトコンベア87とメダルリフト88を介して搬送されたメダルを払出用としてストックする部分である。搬送ベルトコンベア83は、払い出しストック82から払い出し計数器84への搬送量を制御する部分である。払い出し計数器84は、払い出すメダルを計数しながらメダルをメダル払出口へ払い出す(例えば、特許文献1)。
特開2002−126177号公報(8頁、図4)
上述した装置は、預入部81の預け入れ計数器85で預け入れたメダルを計数することは行なっているが、預け入れたメダルの真偽を確認することは行なっていないため、他店のメダルが混在することがある。他店のメダルが混入した場合、同一直径であっても厚みが異なることがある。例えば、他店メダルが厚い場合、遊技機内で使用しているメダルの通路に詰まってしまうという問題がある。
また、上述したメダル預け及び払出し共用機は、本体に内蔵されている計数器84もしくは85が故障すると、装置全体が停止して機能しなくなり、メダル預け及び払出しができなくなってしまうという問題が生じていた。
本発明の目的は、預け入れ機にメダルを受け入れる際にメダルの真偽を判別し、他店のメダルを排除できるようにすることを目的とする。
本発明の他の目的は、メダルの計数機が故障しても使用を継続できるメダル預け機を提供することを目的とする。
本発明によるメダル預け機は、請求項1の記載によれば、メダルを投入するメダル預け口と、前記メダル預け口に投入されたメダルを計数する計数ホッパと、前記計数ホッパから払い出されたメダルを受け入れ、受け入れたメダルの真偽を判断して、正規メダルと不正メダルとに分別して払い出す振分ホッパと、前記振分ホッパからのメダルを受け入れる正規メダルボックスと不正メダルボックスを具備することを特徴とする。
また、請求項2の記載によれば、前記計数ホッパ及び振分けホッパが複数であり、1台の前記計数ホッパと1台の前記振分けホッパが対をなしていることを特徴とする。
請求項3の記載によれば、メダルの計数後にメダルの合計枚数を表示するためにディスプレーを有することを特徴とする。
更に、請求項4の記載によれば、メダルの計数者を確認するための認証用カードを挿入するためのカード挿入口を有することを特徴とする。
更に、請求項5の記載によれば、メダルボックスは、メダルが振分けホッパによって正規のメダルと不正メダルとに振分けた後に正規のメダルが収容される容器側と不正メダルが収容される容器側とにメダルボックス内部で区分されていることを特徴とする。
更に、請求項6の記載によれば、メダル預け口の底部とメダルが計数ホッパに移送されるためのメダル通路の入口との間にシャッターを有することを特徴とする。
更に、請求項7の記載によれば、ホストコントローラーより送られた動作ポーリングコマンドを受けたメダル計数機制御部は、計数ホッパ及び振分けホッパの動作を監視し、前記メダル計数機制御部は監視信号をホストコントローラへ返送することを特徴とする。
本発明によれば、計数ホッパは、メダル預け口に投入されたメダルを計数する。振分けホッパは、前記計数ホッパから払い出されたメダルを受け入れ、受け入れたメダルの真偽を判断して、正規なメダルと不正メダルとに選択する。選別されたメダルは、正規メダルボックスと不正メダルボックスにそれぞれ保留される。従って、遊技機には正規メダルボックスに保留されたメダルを供給すればメダル詰まりを生じることがないという効果が得られる。
計数ホッパ11と振分けホッパ13とを個別に装備することにより、計数ホッパ11でメダルを高速計数し、その後振分けホッパ13で計数ホッパ11の処理時間よりも時間をかけてメダルの真偽を判別し、振分けができる。換言すれば、メダルの真偽判別するには、メダルを電磁気的に検出し、又は画像として取り入れねばならず単に計数する場合に比し多くの時間を要する。
計数と振分けを1つのホッパで行った場合、その処理速度は振分け速度に依存するため、高速計数できず利用者に不便をかける。計数、振分けのように計数ホッパと振分けホッパに分けた場合、計数ホッパで高速計数できるので利用者に不便をかけることがない。
計数ホッパと振分けホッパの組が複数組設けられているため、1組のホッパのいずれかが故障した場合であっても、他の組の計数ホッパと振分けホッパとがメダルを計数し選別できる。換言すれば、メダルの処理能力は低下するがメダルを預け入れることができる。
メダル預け口に投入されたメダルは、計数ホッパのヘッドに保留される。保留されたメダルは、計数ホッパで計数され、払い出される。払い出されたメダルは、メダル通路を落下し振分けホッパのヘッドへ保留される。保留されたメダルは、振分けホッパによって真偽を判断して、正規メダルと不正メダルとに分別して、メダルを正規メダルボックスと不正メダルボックスに受け入れるようにした。
以下、本発明に係るメダル預け機の実施の形態につき図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例のメダル預け機全体を示す斜視図である。
図1に示すように、本発明に係るメダル預け機は、箱形の本体1の天板中央に位置するメダル預け口2と本体1の1側壁を構成する扉を本体1にロックする扉鍵3とメダルの計数値を表示するディスプレー4およびメダルの預け者を認証確認するために認証用のカードを挿入するためのカード挿入口5と、暗証番号を入力するためのテンキーボタン6と、カード返却ボタン7と、メダル預け口2に設けられたスライド蓋8と、電源ランプ9を有している。
なお、スライド蓋8おいては、本体1内部の前面位置の上面部に図示しない光センサが設けられており、スライド蓋8が完全に閉じられたかどうかを検出している。スライド蓋8が完全に閉じられた時に光センサがON状態となり、各装置が動作可能な待機状態となる。
図2〜図5を参照して、メダル預け機について説明する。
図4、図5に示すように、メダル預け機は、計数ホッパ11と、振分けホッパ13と、メダルボックス14と、制御部15と、電源部16と、シャッター20から構成されている。また、計数ホッパ11と振分けホッパ13の上部には、メダルをばら積み状態で保留するヘッド10、12が篏着されている。
また、上記メダルボックス14は、振分けホッパ13によって振分けられた正規メダルを収容する正規メダルボックス14aと不正メダルを収容される不正メダルボックス14bとにメダルボックス14の内部で区分されている。
更に、制御部15と通信を行なう集中管理用のホストコントローラ17が、外部に装備されている。
メダル預け者によってメダルの収容箱に入っているバラ積みされたメダルが、メダル預け機のメダル預け口2に投入されたメダルは、垂直に伸びたメダル通路30に案内され計数ホッパ11の筒形のヘッド10に保留される。なお、メダル計数中に誤って指などを計数機に入れないように、メダル預け口2には危険防止用のスライド蓋8を装備している。また、メダル預け口2の底部とメダルが計数ホッパ11の筒形のヘッド10に落下されるためのメダル通路30の入口との間にシャッター20が設けられている。
上述の計数ホッパ11のヘッド10は、円筒形ケース65に嵌着されており、メダルはヘッド10よりメダル受孔63内に入ってメダル送り円板66の回転にともなって、出口案内部材64に押しつけられることによってメダルが進行方向に推し進められる構成になっている。次にメダルは、送り羽根60によって送り出され、メダルの通路に沿ってカウトローラ68a、68bを移動させる。これによりカウントローラ68a、68bに取り付けられているレバー69a、69bが近接スイッチ61、62にそれぞれ近接する。この近接により両近接スイッチ61、62はパルス信号を出力する。このパルス信号によりメダルが1つ払い出されたことを検知する。そして、メダル投出シュート67を経てメダルが投出される。
計数ホッパ11で計数されたメダルは、メダル通路40を落下し振分けホッパ13のヘッド12へ保留される。振分けホッパ13は、メダル判定手段72を有しており、その判定手段72は、検出コイルであり、図示しない発信器が接続されており、メダルが判定手段72に近づくと、判定手段72である検出コイルのインピーダンスが変化し、結果として、発信器の発信周波数と発信レベルが変化する。この変化は、円板体であるメダルの直径、厚みおよび材質によって異なる。したがって、この変化分を、あらかじめ記憶されている、正規メダルの基準値データと比較することによって、通過するメダルが正規メダルか否か判定することが可能となる。
なお、直径と厚み、または直径と材質との組み合わせにより正規メダルと不正メダルを選別してもよい。
また、判定手段72は、検出コイルに係わらず光学式、音波式、その他の手段を用いてもメダルの真偽の判定が可能である。
次に、振分けホッパ13に取り込まれたメダルは、メダル送り円板66よりも低速回転する回転ディスク77の三個の貫通孔70内に落下し、ディスク77下面の突起(図示略)によって、ベース部76上をスライドして、二個の規制ピン78によりメダルは一個づつ、通路79に強制的に押し出されることになる。
通路79に押し出されたメダルは、ワイパ74の羽根によって、払い出される。このときに、判定手段72においてメダルの真偽が判定されることになる。
判定手段72を通過したメダルが、正規なメダルの場合には、図示しないソレノイドのプランジャが動作して、ゲート73が上昇して開口し、この開口内に正規メダルが送り込まれて放出口75より放出される。放出された正規メダルは、正規メダル通路50aを落下し、メダルボックス14内部の正規メダルボックス14aに貯留される。
判定手段72を通過したメダルが、不正メダルの場合には、図示しないソレノイドのプランジャが動作せず、ゲート73がそのままであるため、不正メダルは、排除口71から放出される。放出された不正メダルは、不正メダル通路50bを通り、メダルボックス14内部の不正メダルボックス14bに貯留される。
すなわち、店ごとに種々のメダルを大量に使用しているが、いわゆるメダル・ゲーム装置のメダルが他店のものと混在していたとしても、振分けホッパ13によって、本来の店のメダルと他店のメダルとをメダルの判定手段に基づいて、振分けを行なうことができる。よって、メダルゲーム機には、正規メダルボックス14aに保留されたメダルを補給することにより、他店のメダルの使用を未然に防止できるという大きな効果が得られることになる。結果として、メダルゲーム機におけるメダル詰まりを防止できる。
このようにして、ゲームセンタなどでメダルを使用する遊技機用のメダルで遊んだ後、メダルが手元に残ったときにそのメダルを預けておくことができる。また、預けたメダルの枚数は、本体1のディスプレイ4に表示されるため、メダル預け機への預け者は、何枚のメダルを預けたか確認できる。
図示した電源部16は、少なくとも計数ホッパ11や振分けホッパ13の駆動用電源として用いられる。また、制御部15用の電子回路駆動電源としても使用される。
次に図6のメダル預り機の動作フローチャート図を参照してメダル預け機の動作を説明する。
まず最初に、メダルの預け者を認証確認するために認証用のカードを挿入するカード挿入口5へ認証用カードを挿入した後、預け者の暗証番号をテンキーボタン6にて入力する。ここで、認証を暗証番号としたが、指紋や眼紋、声紋などの情報や、又は、それらを適宜組み合わせてもよい。
続いてメダルの収容箱に入っているバラ積みされたメダルをメダル預け口2に移し入れる。それからスライド蓋8を完全に閉じる(S10)。スライド蓋8の開閉は、光センサによって監視されている。ステップ10でスライド蓋8が全閉されるまでステップ11には進行しない。スライド蓋8を完全に閉じて(S10)計数準備を行なった後、ホストコントローラ17から計数コマンドをメダル計数機制御部15へ送信する(S1)。メダル計数機制御部15において、ステップS1の計数コマンドを受信すると計数ホッパを起動(S11)して、メダル計数処理(S12)を行なう。つまり、ステップS12では、メダル預け口2に投入したメダルの数を一枚ずつ正確に計数ホッパ11で計数している処理を実行している。
よって、預けたメダルのメダル枚数が、本体1のディスプレイ4に表示される。従って、メダル預け機の預け者は、何枚のメダルを預けたか確認できる。メダル預けを終了した預け者は、カード返却ボタン7を押して認証用カードを受け取る。
ホストコントローラ17は、次に動作ポーリングコマンドをメダル計数機制御部15へ送信する(S2)。メダル計数機制御部15において、ステップS2の動作ポーリングコマンドを受信すると、ポーリングコマンド受信時のメダル計数値と、計数ホッパ11の近接センサエラーの信号を制御部15で監視する(S13)。エラー信号を制御部15で受信すると本体1に設けてあるディスプレー4にエラー表示され、計数ホッパーの動作を停止する。
ステップS14において、制御部15とホストコントローラ17とは通信手段によって接続されているためホストコントローラ17へ制御部15から監視信号が送信される(S14)。そのシリアル信号を動作状態データとしてホストコントローラ17は受信する(S3)。
メダル計数機制御部15のメダル計数終了のステップS15では、メダルの計数処理を全メダルを計数終了するまでステップS12からステップS15までを循環ループとして繰り返し行なう。
計数処理の終了は、ある定めた数秒間の間、計数ホッパ11の近接センサ61、62がONしない場合、全メダルの計数を終了したとみなす(S15)。全メダルの計数処理が終了すると、メダル計数機制御部15は、計数の終了の信号として、計数ホッパ11によるメダルのメダル計数データをホストコントローラ17へ送信し(S16)、ホストコントローラ17は、そのデータをメダル計数データとして受信する(S4)。
続いて、ホストコントローラ17は、振分けコマンドをメダル計数機制御部15へ送信する(S5)。メダル計数機制御部15において、ステップS5の振分けコマンドを受信すると振分けホッパ13を起動(S17)する。
ステップS17で振分けホッパ13が起動した後にメダル振分け処理(S18)を実行する。つまり、ステップS18では、計数ホッパ11より払出されたメダルを前述したメダルの直径、厚みおよび材質による発信周波数と発信レベルの変化分を、あらかじめ記憶されている、正規メダルの基準値データと比較することによって、通過するメダルが正規メダルか否か判定することが可能となる。すなわち、判定手段により記憶させたメダルのみを正規なメダルとして判定する処理を一枚ずつ実行する。
振分けホッパ13によってメダルが正規なものであるか否かを判断しつつメダルを振分け、正規なメダルであればメダルボックス14の内部で区分してある正規メダルボックス14aへ収容し、もしくは、メダルへの判断が正規なメダルでないとの判断結果においては、メダルボックス14内の不正メダルボックス14bへ収容される。
ホストコントローラ15は、振分けホッパにおいても次に動作ポーリングコマンドをメダル計数機制御部15へ送信する(S6)。前述同様にメダル計数機制御部15において、ステップS6の動作ポーリングコマンドを受信すると、振分けホッパ13の磁気センサエラーと、モータが駆動しているにもかかわらず振分けされない場合の振分けエラー等のこれらの信号を制御部15で監視する(S19)。
なお、前述のモータが駆動しているにもかかわらず振分けされない場合の振分けエラーの監視は、モータの軸に設けてあるワイパ74の羽根の回転を図示せぬ光センサで監視しており、モータが駆動しているのにワイパ74の羽根が回っていないとエラーとなる。つまり、所定時間の間に次の信号が入らないからワイパ74の羽根が回っていないのがわかる。各エラー信号が制御部15で受信されると本体1に設けてあるディスプレー4にエラー表示され、振分けホッパーの動作を停止する。
ステップS20において、制御部15とホストコントローラ17とは通信手段で接続されているためホストコントローラ17へ制御部15から通信手段を介して監視信号が送信される(S20)。その信号を動作状態データとしてホストコントローラ17は受信する(S7)。
メダル計数機制御部15のメダル振分け終了のステップS21では、メダルの振分け処理を全メダルの振分けが終了するまでステップS18からステップS21までを循環ループとして繰り返し行なう。
振分け処理の終了は、ある定めた数秒間の間、振分けホッパ13の判断手段72がONしない場合、全メダルの振分けを終了したと判断する(S21)。全メダルの振分け処理が終了すると、メダル計数機制御部15は、メダル振分けデータとして、振分けホッパ13によるメダルの振分けの終了を知らせる信号をホストコントローラ17へ送信し(S22)、ホストコントローラ17は、その信号をメダル振分けデータとしての正規メダル枚数を受信する(S8)。
メダル計数機制御部15は、メダル振分けデータの送信(S22)を終了すると、メダル預り機の全工程は終了する(S23)。それと共にホストコントローラ17が、メダル計数機制御部15からメダル振分けデータを受信するとホストコントローラ17はメダル預け機の次の処理の待機状態となる(S9)。
計数ホッパ11において、メダルはヘッド10よりメダル受孔63内に入りメダル送り円板66の回転によって、出口案内部材64に押しつけられながらメダルが進行方向に推し進められる。次にメダルは、送り羽根60により送り出され、メダル通路に沿ってカウトローラ68a、68bを移動させる。そこでカウントローラ68a、68bに取着されているレバー69a、69bが近接スイッチ61、62に近接し、この近接により両近接スイッチ61、62はパルス信号を出力する。このパルス信号によりメダルが1つ払い出されたことを検知する。これにより、メダルの枚数を計数している。
次に、振分けホッパの判断手段72においてメダルの真偽が判定されることになる。 判断手段72を通過したメダルが、正規なメダルの場合には、ゲート73が上昇して開口し、この開口内に正規メダルが送り込まれて放出口75より放出される。放出された正規メダルは、正規メダルボックス14aに貯留される。
以下に図7〜図9を用いて、メダル預け機の第2実施例について詳細に説明する。
図9の計数ホッパ11a、11b、11cおよび振分けホッパ13a、13b、13cの基本動作は、第1実施例で説明したことと同一であるので説明を省略する。更に、スライド蓋8の機能及び図6のフローの流れは、第1実施例と同一であるため説明を省略する。
第2実施例では、複数の計数ホッパ11と複数の振分けホッパ13を有する構成である。図示においては、計数ホッパ11と振分けホッパ13を共に3台とした。
3台の計数ホッパ11a、11b、11cは、同時に動作し、同時に処理を行なう。また、3台の振分けホッパ13a、13b、13cも同様である。
メダル預け口2の底部とメダルが計数ホッパ11a、11b、11cのメダル収容器のヘッド10a、10b、10cに移送されるためのメダル通路30a、30bおよび30cの入口との間に計数ホッパ11a、11b、11cに対応したメダル通路30a、30bおよび30cと同数のシャッター20a、20b、20cが設けられており、複数台の計数ホッパ11と同じ数だけシャッター20が存在している。つまり、バラ積みされたメダルをメダル預け口2に投入すると、それらのメダルは、複数台の計数ホッパ11の各ヘッド10へ分配されて、それぞれの計数ホッパ11a、11b、11cの各ヘッド10a、10b、10cへメダル通路30a、30bおよび30cに落下してメダルが各ヘッド10a、10b、10cへ保留される構造となっている。
計数ホッパ11a、11b、11cでメダルを計数して、メダルが投出シュート67を経て投出されると、メダルは、メダル通路40a、40b、40cを落下し振分けホッパ13a、13b、13cのヘッド12a、12b、12cへ払出される。
その後メダルは、振分けホッパ13a、13b、13cの上述したメダル判定手段において、メダルが正規メダルか否か判定される。次に、振分けホッパ13に確保されたメダルは、一個ずつ、通路79に強制的に押し出される。通路79に押し出されたメダルは、ワイパ74の羽根によって、払い出される。このときに、上述したと同様に判断手段72においてメダルの真偽が判定されることになる。
判断手段72を通過したメダルが、正規なメダルの場合には、放出口75より放出される。放出された正規メダルは、正規メダル通路50aを通り、メダルボックス14内部の正規メダルボックス14aに貯留される。
判断手段72を通過したメダルが、不正メダルの場合には、排除口71から放出される。放出された不正メダルは、不正メダル通路50bを通り、メダルボックス14内部の不正メダルボックス14bに貯留される。
上述した通り、すなわち、振分けホッパ13によって、本来の店のメダルと他店のメダルとをメダルの判定手段に基づいて、振分けを行なう。
尚、シャッター20a、20b、20cの状態は、複数台の計数ホッパ11や振分けホッパ13の全数が故障無く正常な状態であるならば、シャッター20は、全シャッター20a、20b、20cが全開している状態となる。
しかし、複数台の計数ホッパ11や振分けホッパ13の内で或る計数ホッパ11や振分けホッパ13が故障状態であった場合には、その故障状態であるホッパの個所のシャッター20a、20b、20cの一部のシャッターが閉じられメダルが故障状態であるホッパへ落下して行かないようにされる。つまり、シャッター20でメダルの供給を阻止する構造となっている。
シャッター20は、手動で開閉しているが、ソレノイドや電動モータあるいはシリンダー等を利用し、自動的に開閉するようにしてもよい。
このようにして、ゲームセンタなどでメダルを使用する遊技機用のメダルで遊んだ後、メダルが手元に残ったメダルを預けておくことができる。
メダル使用の遊技機でメダルを使用して楽しんだ後に手元に残ったメダルをゲームセンタ等に設置されたメダル預り機によって預かり、管理されることにおいて効率的なメダル管理を可能としている。
図1は、本発明の一実施例のメダル預け機全体を示す斜視図である。 図2は、本発明の第1実施例の構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の第1実施例の構成を示す内部正面図である。 図4は、内部側面図である。 図5は、本発明の第1実施例の構成の詳細を示す構造図である。 図6は、メダル預け機の動作フローチャート図である。 図7は、本発明の第2実施例の構成を示すブロック図である。 図8は、本発明の第2実施例の構成を示す内部正面図である。 図9は、本発明の第2実施例の構成の詳細を示す構造図である。 図10は、従来例を示したブロック図である。
符号の説明
1 本体
2 メダル預け口
4 ディスプレー
5 カード挿入口
11 計数ホッパ
13 振分けホッパ
14 メダルBOX
14a 正規メダルBOX
14b 不正メダルBOX
15 制御部
17 ホストコントローラー
20 シャッター
20a シャッター
20b シャッター
20c シャッター
30 メダル通路
30a メダル通路
30b メダル通路
30c メダル通路














Claims (7)

  1. メダルを投入するメダル預け口(2)と、前記メダル預け口(2)に投入されたメダルを計数する計数ホッパ(11)と、前記計数ホッパ(11)から払い出されたメダルを受け入れ、受け入れたメダルの真偽を判断して、正規メダルと不正メダルとに分別して払い出す振分けホッパ(13)と、前記振分けホッパ(13)からのメダルを受け入れる正規メダルボックス(14a)と不正メダルボックス(14b)を具備することを特徴とするメダル預け機。
  2. 前記計数ホッパ及び振分けホッパが複数であり、1台の前記計数ホッパと1台の前記振分けホッパが対をなしていることを特徴とする請求項1に記載のメダル預け機。
  3. メダルの計数後にメダルの合計枚数を表示するためのディスプレーを有することを特徴とする請求項1に記載のメダル預け機。
  4. メダルの計数者を確認するための認証用カードを挿入するためのカード挿入口を有することを特徴とする請求項1に記載のメダル預け機。
  5. メダルボックスは、メダルが振分けホッパによって正規のメダルと不正メダルとに振分けた後に正規のメダルが収容される容器側と不正メダルが収容される容器側とにメダルボックス内部で区分されていることを特徴とする請求項1に記載のメダル預け機。
  6. メダル預け口の底部とメダルが計数ホッパに移送されるためのメダル通路の入口との間にシャッターを有することを特徴とする請求項1乃至2に記載のメダル預け機。
  7. ホストコントローラーより送られた動作ポーリングコマンドを受けたメダル計数機制御部は、計数ホッパ及び振分けホッパの動作を監視し、前記メダル計数機制御部は監視信号をホストコントローラへ返送することを特徴とする請求項1に記載のメダル預け機。




















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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008018151A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Asahi Seiko Kk メダル選別装置を有するメダル処理装置、メダル預入払出装置及びメダル貸し機
JP2009070039A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 Asahi Seiko Kk メダル選別手段を有するメダル処理装置及びメダル預入払出装置
JP2015077360A (ja) * 2013-10-18 2015-04-23 株式会社オーイズミ 遊技媒体計数機
JP2015136476A (ja) * 2014-01-22 2015-07-30 株式会社オーイズミ 遊技媒体計数機

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