JP2006064393A - 音場特性測定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 音場特性を正確に測定することのできる音場特性測定システムを提供する。
【解決手段】 TSP音を発音する発音装置2と、発音装置2と測定空間を隔てて配置され、TSP音を受音する受音装置3と、発音TSP音と受音TSP音とに基づいて測定空間の音場特性を算出する音場特性算出装置4とを備え、発音装置2は、TSP音生成手段21と、少なくとも測定開始TSP音を無線送信する無線送信手段22と、TSP音を発音する発音手段23と、発音制御手段24とを含み、受音装置3は、測定開始TSP音を受信する無線受信手段31と、TSP音を受音する受音手段32と、受信および受音TSP音を記録する記録手段33と、受音制御手段34とを含み、特性値算出手段41が、受音TSP信号と測定TSP音とに基づいて測定空間の音場特性を算出する特性値算出手段41を含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、音場特性測定システムに関する。
ホール、スタジアム等の測定空間の音場特性を把握することは、音楽演奏時だけでなく、明瞭な場内放送を実現する上でも重要であり、TSP(Time Stretched Pulse)音を使用した音場特性の測定装置が既に実用化されている。
TSP音を使用して音場特性を測定するためには、音響空間を隔てて配置された発音装置、受音装置の双方に測定開始時点を認識させる必要があるが、大きい測定空間の音場特性を測定する場合には発音装置、受音装置間を接続するケーブルの敷設に多大の労力を要していた。
ケーブル敷設の労力を軽減するために、本出願人は、すでに発音装置と受音装置とを無線接続した音場伝達特性データ記録システムを提案している(例えば、特許文献1参照)。
上記提案に係るシステムにあっては、発音装置である測定音信号生成装置の信号生成手段によって生成された測定開始時点を表すトリガ信号を、無線送信手段を介して伝送することにより、ケーブル敷設の労力を取り除いている。
このトリガ信号を無線受信手段によって受信することにより、受音装置である吸音装置側でも測定開始時点を正確に認識できることとなる。
しかしながら、1回のTSP音の発音によって音場特性を決定すると、その音場特性は測定時の条件により大きく影響を受けることとなる。測定時条件の影響を排除するには、発音装置からTSP音を複数回発音し、受音装置で受音される受音TSP音に基づいて、複数の音場特性を算出し、その相加平均値を測定空間の音場特性を決定することが望ましい。
相加平均値を算出する際には、複数のTSP音の時間軸を合わせて同期加算する必要があるが、発音装置および受音装置はそれぞれ別個のクロックで作動するので、同期加算の精度が悪化することとなる。
例えば、時刻T1に測定開始信号を発音してからT2経過後に時間長T3の測定TSP音を時間T2ごとに5個発音して、音場特性を測定する場合を想定する。
発音装置から発音された測定TSP音は測定空間の伝播時間T0経過後に受音装置に到達し、時刻T1からT2+T0時間経過後に5個の測定TSP音がT2時間おきに受音されることとなる。
そして、発音装置から発音された測定TSP音と受音装置で受音された対応する受音TSP音とを逆畳み込み積分処理することにより、5個の測定空間の音場特性が算出される。
このとき、発音装置と受音装置のクロックが完全に同期していれば、5個の音場特性の時間軸は一致し、相加平均化することにより、音場特性から測定時の影響を排除することができる。
特開2004−125654号公報([0024]〜[0026]、図1)
しかしながら、従来の音場伝達特性データ記録システムにあっては、上述したように発音装置と受音装置とを完全に同期させることはできないので、5個の音場特性の時間軸にずれが発生し、同期加算の際の計算精度を悪化させることとなる。
受音装置のクロックが発音装置のクロックのT2時間ごとにΔT遅延する場合には、図15に示すように、最初の測定TSP音と受音TSP音の時間間隔をT0とすると、その後の測定TSP音と受音TSP音の時間間隔はΔTずつ増加する。
従って、時間間隔がずれたままであれば、5個のインパルス応答の相加平均値の精度は悪化することが判る。
さらに、音場測定に使用される無線送信手段および無線受信手段の信号伝送帯域は300〜3000ヘルツ程度に制限されていることに起因して、無線伝送されるTSP音には群遅延が発生するので、測定開始時点を正確に決定することができず、測定精度はさらに悪化する。
本発明は、従来の課題を解決するためになされたものであって、音場特性を正確に測定することのできる音場特性測定システムを提供することを目的とする。
本発明の音場特性測定システムは、音場特性計測の対象となる測定空間にTSP音を発音する発音装置と、前記発音装置から前記測定空間を隔てて配置され、前記TSP音を受音する受音装置と、前記発音装置が発音したTSP音と前記受音装置で受音されたTSP音とに基づいて前記測定空間の音場特性を算出する音場特性算出装置とを備え、前記発音装置が、測定開始TSP音および複数の測定TSP音を生成するTSP音生成手段と、少なくとも前記測定開始TSP音を無線送信する無線送信手段と、前記測定開始TSP音および前記測定TSP音を前記測定空間に発音する発音手段と、前記TSP音生成手段、前記無線送信手段および前記発音手段の動作を制御する発音制御手段とを含み、前記受音装置が、前記無線送信手段から送信された前記測定開始TSP音を受信する無線受信手段と、前記測定空間を伝播する前記測定開始TSP音および前記測定TSP音を受音する受音手段と、前記無線受信手段で受信された前記測定開始TSP音ならびに前記受音手段で受音された前記測定開始TSP音および前記測定TSP音を記録する記録手段と、前記無線受信手段、前記受音手段および前記記録手段の動作を制御する受音制御手段とを含み、前記音場特性算出装置が、前記受音TSP信号と前記測定TSP音とに基づいて前記測定空間の音場特性を算出する特性値算出手段を含む構成を有している。
この構成により、広大な空間の音場特性を、ケーブルを敷設することなく測定されることとなる。
本発明の音場特性測定システムは、前記音場特性算出装置が、前記発音装置が発音したTSP音と前記受音装置が受音した受音TSP音との時間軸を揃える補正を実行する時間軸補正手段を備える構成を有している。
この構成により、複数の音場特性を正確に同期加算した後に、音場特性が算出されることとなる。
本発明の音場特性測定システムは、前記音場特性算出装置が、前記発音装置が発音したTSP音と前記受音装置が受音した受音TSP音との間の群遅延を補正する群遅延補正手段を備える構成を有している。
この構成により、測定開始時刻を群遅延補正した後に音場特性が算出されることとなる。
本発明の音場特性測定システムは、前記音場特性算出装置が、前記発音装置が発音したTSP音と前記受音装置が受音した受音TSP音との時間軸を揃える補正を実行する時間軸補正手段と、前記発音装置が発音したTSP音と前記受音装置が受音した受音TSP音との間の群遅延を補正する群遅延補正手段とを備える構成を有している。
この構成により、測定開始時刻を群遅延補正し、複数の音場特性を正確に同期加算した後に、音場特性が算出されることとなる。
本発明の音場特性測定システムは、前記音場特性算出装置が、時間軸補正後の受音TSP音と前記発音装置が発音した測定TSP音の逆時間応答とを畳み込み積分する畳み込み積分手段と、前記畳み込み積分手段による複数の畳み込み積分値の相加平均値を前記測定空間の音場特性として算出する音場特性算出手段とを備える構成を有している。
この構成により、空間の音場特性が時間領域で算出されることとなる。
本発明の音場特性測定システムは、前記音場特性算出装置が、測定TSP音をフーリエ変換する測定TSP音フーリエ変換手段と、前記時間軸補正後の受音TSP音をフーリエ変換する受音TSP音フーリエ変換手段と、前記測定TSP音フーリエ変換値と前記受音TSP音フーリエ変換値とに基づいて前記測定空間の周波数特性を算出する周波数特性算出手段と、前記周波数特性を逆フーリエ変換して前記測定空間の音場特性を算出する音場特性算出手段とを備える構成を有している。
この構成により、空間の音場特性が周波数領域で算出されることとなる。
本発明の音場特性測定システムは、前記発音装置が、前記受音装置に測定開始合図を送信する第1の測定制御手段を含む構成を有している。
この構成により、発音装置から受音装置に測定開始合図を送ることができることとなる。
本発明の音場特性測定システムは、前記受音装置が、前記発音装置に準備完了合図を送信する第2の測定制御手段を含む構成を有している。
この構成により、受音装置から発音装置に準備完了合図を送ることができることとなる。
本発明の音場特性測定方法は、音場特性計測の対象となる測定空間に測定開始タイム・ストレッチド・パルス音(TSP音)および複数の測定TSP音を生成するTSP音生成ステップと、少なくとも前記測定開始TSP音を無線送信する無線送信ステップと、前記測定開始TSP音および前記測定TSP音を前記測定空間に発音する発音ステップと、無線送信された前記測定開始TSP音を受信する無線受信ステップと、前記測定空間を伝播した前記測定開始TSP音および前記測定TSP音を受音する受音ステップと、前記無線受信ステップで受信された前記測定開始TSP音ならびに前記受音ステップで受音された前記測定開始TSP音および前記測定TSP音を記録する記録ステップと、前記発音ステップで発音されたTSP音と前記受音ステップで受音された受音TSP音との間の群遅延を補正する群遅延補正ステップと、前記発音ステップで発音されたTSP音と前記受音ステップで受音された受音TSP音との時間軸を揃える補正を実行する時間軸補正ステップと、前記発音ステップで発音されたTSP音と、前記受音ステップで受音され、前記群遅延補正ステップで群遅延補正され、前記時間軸補正ステップで時間軸補正されたTSP音とに基づいて前記測定空間の音場特性を算出する音場特性算出ステップとを含む。
この構成により、群遅延および時間軸補正した後に音場特性を算出できることとなる。
本発明は、発音装置に無線送信手段を、受音装置に無線受信手段をそれぞれ備えることにより、ケーブルを敷設することなく空間の音場特性を正確に測定できるという効果を有する音場特性測定システムを提供することができる。
以下、本発明の音場特性測定システムについて、図面を用いて説明する。
本発明の第1の実施の形態の音場特性測定システムを図1に示す。
即ち、本発明の第1の実施の形態の音場特性測定システム1は、音場特性計測の対象となる測定空間にTSP音を発音する発音装置2と、発音装置2と測定空間を隔てて配置され、TSP音を受音する受音装置3と、発音装置2で発音されたTSP音と受音装置3で受音されたTSP音とに基づいて測定空間の音場特性を算出する音場特性算出装置4とを備える。
発音装置2は、測定開始TSP音および複数の測定TSP音を生成するTSP音生成手段21と、少なくとも測定開始TSP音を無線送信する無線送信手段22と、測定開始TSP音および測定TSP音を測定空間に発音する発音手段23と、TSP音生成手段21、無線送信手段22および発音手段23の動作を制御する発音制御手段24とを含む。
受音装置3は、無線送信手段22から送信された測定開始TSP音を受信する無線受信手段31と、測定空間を伝播する測定開始TSP音および測定TSP音を受音する受音手段32と、無線受信手段31で受信された測定開始TSP音ならびに受音手段32で受音された測定開始TSP音および測定TSP音を記録する記録手段33と、無線受信手段31、受音手段32および記録手段33の動作を制御する受音制御手段34とを含む。
音場特性算出装置4は、受音TSP信号と測定TSP音とに基づいて測定空間の音場特性を算出する。
以下に、図2を参照して、発音装置2のハードウエア構成を説明する。
TSP音生成手段21は、TSPデータを記録する波形メモリ211と、波形メモリ211からTSPデータを読み出す波形読み出し部212と、波形読み出し部212が出力するTSPデータをアナログ信号であるTSP音に変換するD/A変換部213とで構成される。
図3はTSP音の波形図であって、時間経過に伴い周波数が対数的に増加する正弦波である。なお、暗騒音のパワーは周波数が低くなるほど高くなるので、測定時のSN比を改善するためには、TSP音のパワーも周波数が低くなるほど高くすることが望ましい。
波形メモリ211は、各記録領域に、その記録領域の番地に対応するTSPデータを記録した構成を有している。波形読み出し部212は、波形メモリ211の番地を指定して、波形メモリ211に記録されているTSPデータを読み出すが、波形メモリ211の番地を走査する速度を変更することによりTSP音の時間長を変更できることとなる。
なお、波形メモリ211が必要とするパラメータ(サンプリング周波数、開始周波数、終了周波数、サンプリング数)および波形読み出し部212が必要とするパラメータ(走査速度)は、発音制御手段24から設定可能な構成となっている。
D/A変換部213は、波形読み出し部212から出力されるTSPデータをアナログ信号であるTSP音に変換するためのものである。
発音手段23は、発音増幅部231とスピーカ232とを含み、D/A変換部213が出力するアナログTSP音を電力増幅した後に、ホール、スタジアム等の音場特性を測定する測定空間に放出するように構成されている。
無線送信手段22は、送信部221とアンテナ222とを含み、送信部221はD/A変換部213から出力されるTSP音のうち少なくとも測定開始TSP音を搬送波に重畳し、送信アンテナ222は測定開始TSP音が重畳された搬送波を測定対象空間に放射するように構成されている。
次に、図4を参照して、受音装置3のハードウエア構成を説明する。
無線受信手段31は、受信アンテナ311と受信部312とを含み、受信アンテナ311は測定空間に放射された測定開始TSP音が重畳された搬送波を受信し、受信部312は測定開始TSP音を復調するように構成されている。
受音手段32はマイクロフォン321と受音増幅部322とを含み、マイクロフォン321はスピーカ232から放射され、測定空間を伝播してきた測定TSP音を受音し、受音増幅部322はマイクロフォン321で受音された測定TSP音を増幅するように構成されている。
記録手段33は、例えばディジタル・オーディオ・テープ(DAT)であり、TSP音をディジタル化するA/D変換部331と、ディジタルTSP音を記録する記録部332とを含む。
なお、受音制御手段34は、無線受信手段31、受音手段32、および記録手段33の動作を制御するように構成されている。
次に、図5を参照して、音場特性算出装置4の構成を説明する。
音場特性算出装置4は、パーソナルコンピュータ(PC)を適用したシステムであり、PCは、処理を実行するCPU401と、処理プログラム、処理結果等を記録するメモリ402と、TSP音生成手段21および記録手段33が接続されるTSP音インターフェイス403と、音場特性を出力する出力装置404が接続される出力装置インターフェイス405と、ディスプレイ、キーボード、およびマウスで構成される周辺機器406が接続される周辺機器インターフェイス407と、それぞれを共通に結合するバス408とを含む。
以下に、第1の実施の形態の音場特性測定システムの動作を説明する。
図6は、第1の実施の形態の音場特性測定システムによる音場特性の測定手順を示すフローチャートであって、最初に、発音制御手段24を使用してTSP音のパラメータを設定する(ステップS61)。
図7は、第1の実施の形態の音場特性測定システムで使用するTSP音の模式図であって、TSP音は、1個の測定開始TSP音と、M個の測定TSP音と、1個の測定終了TSP音とを含む。
図7から理解できるように、測定開始TSP音および測定終了TSP音の継続時間T1と、測定TSP音の発音間隔T2と、測定TSP音の継続時間T3とをパラメータとして設定する必要があるが、音場特性測定対象の空間容量、残響特性等に応じて適切な値を設定することができる。
なお、測定開始TSP音および測定終了TSP音の継続時間T1は、測定TSP音の継続時間T3より短くてもよい。
次に、受音装置3の記録手段33であるDATを起動し録音可能な状態とする(ステップS62)。
この状態で、発音装置2は、測定開始TSP音および測定終了TSP音を無線送信手段22から無線送信するとともに、測定開始TSP音、M個の測定TSP音および測定終了TSP音を発音手段23から発音し、受音装置3は測定開始TSP音および測定終了TSP音を受信アンテナ311で受信するとともに、測定開始TSP音、M個の測定TSP音および測定終了TSP音をマイクロフォン321で受音する(ステップS63)。
図8は、発音装置2が出力する発音TSP音、ならびに受音装置3が受音TSP音および受音装置3が受信する受信TSP音の模式図である。
即ち、図8に示すように、記録部332であるDATには、無線送信された測定開始TSP音および測定終了TSP音と、測定対象である測定空間を伝播した測定開始TSP音、M個の測定TSP音および測定終了TSP音とが録音されることとなる。
測定終了TSP音の発音が終了すると、DATを停止する(ステップS64)。
そして、音場特性算出装置4を用いて音場特性を算出する(ステップS65)が、詳細は以下で説明する。
図9は、音場特性算出装置4が特性値算出手段41として実行する音場特性算出ルーチンのフローチャートであって、測定開始TSP音を無線伝送することにより発生する群遅延時間を補正して測定開始TSP音が発音された発音時刻を決定する(ステップS91)。なお、ステップS91の処理が、群遅延補正手段43の動作に相当する。
なお、群遅延時間の設定方法は後述する。
次に、測定TSP音の順番を示すパラメータmを“1”に初期化する(ステップS92)。
次に、発音装置2から出力された第m番目の測定TSP音と受音装置3で受音された第m番目の測定TSP音とに基づいて音場特性の測定対象空間の第m番目のインパルス応答を算出する(ステップS93)。インパスル応答は、時間領域で算出することも、周波数領域で算出することも可能である。
即ち、時間領域で算出する場合には、発音装置2から出力された第m番目の測定TSP音の逆時間信号と受音装置3で受音された第m番目の測定TSP音を逆畳み込み積分してインパルス応答を算出することができる。
これに対して、周波数領域で算出する場合には、発音装置2から出力された第m番目の測定TSP音と受音装置3で受音された第m番目の測定TSP音とをそれぞれフーリエ変換し、フーリエ変換後の受音装置3で受音された第m番目の測定TSP音を発音装置2から出力された第m番目の測定TSP音で除算して測定空間の周波数特性を算出し、この周波数特性を逆フーリエ変換することによりインパルス応答を算出することができる。
次に、パラメータmが“M”であるか否かを判定することにより、すべての測定TSP音について処理が終了したか否かを判定する(ステップS94)。
すべての測定TSP音について処理が終了していないと判定したときは、パラメータmをインクリメントして(ステップS94)、ステップS93の処理に戻る。
すべての測定TSP音について処理が終了したと判定したときは、M個のインパルス応答に対して平均化処理を行って(ステップS95)、このルーチンを終了する。
図10は平均化処理の詳細フローチャートであって、最初に、m番目のインパルス応答の始点を{T1+T2+(m−1)(T3+T4)}シフトして、M個のインパルス応答の始点を一致させる(ステップS961)。
次に、1番目のインパルス応答の始点からインパルス応答が立ち上がるまでのクロック数をC1として計数する(ステップS962)。
さらに、M番目のインパルス応答の基準位置からインパルス応答が立ち上がるまでのクロック数をCMとして計数する(ステップS963)。
そして、m番目のインパルス応答の立ち上がり時刻を{C1+(m−1)(CM−C1)/(M−1)}シフトして、インパルス応答の立ち上がり時刻を一致させる(ステップS964)。
最後に、M個のインパルス応答の加算平均値を算出して、測定空間の音場特性とする(ステップS965)。なお、平均化処理のステップS961からステップS964までの処理が時間軸補正手段42の動作に相当する。
上記の時間領域における補正では、インパルス応答の立ち上がり時刻のシフト量は必ずしも整数とはならないので、厳密に立ち上がり時刻を一致させることはできない。
例えば、M=4、(CM−C1)=16である場合は、2番目のインパルス応答の立ち上がり時刻は、C1+16/3となって、整数とはならず小数点以下の部分は誤差となる。
インパルス応答を周波数領域で算出した場合には、測定空間の伝達関数を逆フーリエ変換する前に立ち上がり時刻を補正することにより、より正確に音場特性を求めることができる。
即ち、m番目の測定TSP音と対応する受音TSP音に基づいて算出された測定空間の伝達関数の位相を2πfs{C1+(m−1)(CM−C1)/(M−1)}補正した後に逆フーリエ変換すれば、M個のインパルス応答の立ち上がり時刻は一致することとなる。ただし、fsはサンプリング周波数である。
上記のM=4、(CM−C1)=16である場合は、2番目の測定TSP音に対する位相を2πfs{C1+16/3}補正すればよいので、時間領域での処理のような誤差は生じない。
以下に、測定開始TSP音の発音時刻の決定方法を説明する。
無線送信手段22と無線受信手段31との伝送帯域に制限がない場合は、測定開始TSP音の発音時刻は、TSP音生成手段21で生成された測定開始TSP音と無線受信手段31で受信された受信測定開始TSP音、および受音手段32で受音された受音測定開始TSP音との相互相関関数値を算出し、測定開始TSP音と受信測定開始TSP音との相関関数値が最大となる時刻として決定することができる。
しかし、前述したように、TSP音生成手段21で生成された測定開始TSP音と実際の受信測定開始TSP音との間には群遅延が存在する。そこで、相関関数関数値が最大となる時刻を群遅延時間だけ早める群遅延補正を実行する。
なお、群遅延時間は予め測定しておくことが可能である。
図11は、群遅延時間測定時のブロック線図であって、発音手段23に代えて有線送信手段27を、受音手段32に代えて有線受信手段37を、音場特性算出装置4に代えて群遅延時間測定装置5を使用する点を除いて、第1の実施の形態と同一であるので、構成の詳細な説明は省略する。
図12は群遅延時間設定ルーチンのフローチャートであって、まず、TSP音生成手段21から測定開始TSP音を発生する(ステップS121)。
測定開始TSP音を有線送信手段27および無線送信手段22を介して、有線受信手段37および無線受信手段31で受信し、記録手段33に有線受信TSP音および無線受信TSP音として記録する(ステップS122)。
そして、TSP音生成手段21で生成された測定開始TSP音、有線受信TSP音および無線受信TSP音に基づいて群遅延時間測定装置5により以下の処理を行う。
まず、測定開始TSP音と有線受信TSP音の相互相関値を算出し(ステップS123)、
これが最大となる時間TWを探索する(ステップS124)。
次に、測定開始TSP音と無線受信TSP音の相互相関値を算出し(ステップS125)、
これが最大となる時間TLを探索する(ステップS126)。
最後に、(TW−TL)を群遅延時間に設定する(ステップS127)。
以上のように、本発明の第1の実施の形態の音場特性測定システムによれば、発音装置と受音装置とが独立のクロックで動作する場合にも測定空間の音場特性を正確に算出することが可能となる。
第1の実施の形態にあっては、測定の開始および終了に短時間のTSP音を使用しているが、このTSP音が受音装置側で確実に録音されなければ、正確な音場特性を算出することはできない。
第2の実施の形態においては、図13に示すように、発音装置2はTSP音(測定開始TSP音および終了TSP音を含む)の出力を開始する旨の測定開始合図を受音装置3に送る第1の測定制御手段25を含む。
なお、第1の測定制御手段25は、無線送信手段22を介してビープ音を送信するものであってもよく、発光素子を備え、受音装置3側に光で合図を送るものであってもよい。
上記の第2の実施の形態によれば、発音装置2側が主体で音場特性の測定を制御することが可能となる。
第3の実施の形態にあっては、図14に示すように、受音装置3は測定準備が完了した旨の準備完了合図を発音装置に送る第2の測定制御手段35を含む。
第2の測定制御手段35に発光素子を搭載し、光により準備完了合図を送信することができる。
また、準備完了信号として、ビープ音、あるいは、受音制御手段34から発音制御手段24への遠隔ログインコマンドを使用することも可能である。
この場合、受音装置3から発音装置2への無線送信を可能とするために、発音装置2は無線送信手段22に代えて第1の無線送受信手段26を、受音装置3は無線受信手段31に代えて第2の無線送受信手段36を備えることが必要である。
上記の第3の実施の形態によれば、受音装置3側が主体で音場特性の測定を制御することが可能となる。
以上のように、本発明に係る音場特性測定システムは、広大な空間の音場特性を正確に測定することができるという効果を有し、音場の測定装置等として有効である。
本発明に係る音場特性測定システムの第1の実施の形態のブロック図 本発明に係る音場特性測定システムの発音装置のハードウエア構成図 本発明に係る音場特性測定システムで使用するTSP音の波形図 本発明に係る音場特性測定システムの受音装置のハードウエア構成図 本発明に係る音場特性測定システムの音場特性算出装置のハードウエア構成図 本発明に係る音場特性測定システムによる音場特性の測定手順を示すフローチャート 本発明に係る音場特性測定システムで使用するTSP音の模式図 本発明に係る音場特性測定システムの発音TSP音、受信TSP音および受音TSP音の模式図 本発明に係る音場特性測定システムによる音場特性の算出手順を示すフローチャート 本発明に係る音場特性測定システムによる平均化処理のフローチャート 群遅延時間測定時のブロック線図である。 群遅延時間設定ルーチンのフローチャート 本発明に係る音場特性測定システムの第2の実施の形態のブロック図 本発明に係る音場特性測定システムの第3の実施の形態のブロック図 従来の音場伝達特性データ記録システムに発生する時間軸ずれの説明図
符号の説明
1 音場特性測定システム
2 発音装置
3 受音装置
4 音場特性算出装置
10 測定空間
21 TSP音生成手段
22 無線送信手段
23 発音手段
24 発音制御手段
25 第1の測定制御手段
31 無線受信手段
32 受音手段
33 記録手段
34 受音制御手段
35 第2の測定制御手段
41 特性値算出手段
42 時間軸補正手段
43 群遅延補正手段

Claims (9)

  1. 音場特性計測の対象となる測定空間にタイム・ストレッチド・パルス音(TSP音)を発音する発音装置と、前記発音装置から前記測定空間を隔てて配置され、前記測定空間を伝播してきたTSP音を受音する受音装置と、前記発音装置が発音したTSP音と前記受音装置で受音されたTSP音とに基づいて前記測定空間の音場特性を算出する音場特性算出装置とを備え、
    前記発音装置が、測定開始TSP音および複数の測定TSP音を生成するTSP音生成手段と、少なくとも前記測定開始TSP音を無線送信する無線送信手段と、前記測定開始TSP音および前記測定TSP音を前記測定空間に発音する発音手段と、前記TSP音生成手段、前記無線送信手段および前記発音手段の動作を制御する発音制御手段とを含み、
    前記受音装置が、前記無線送信手段から送信された前記測定開始TSP音を受信する無線受信手段と、前記測定空間を伝播した前記測定開始TSP音および前記測定TSP音を受音する受音手段と、前記無線受信手段で受信された前記測定開始TSP音ならびに前記受音手段で受音された前記測定開始TSP音および前記測定TSP音を記録する記録手段と、前記無線受信手段、前記受音手段および前記記録手段の動作を制御する受音制御手段とを含み、
    前記音場特性算出装置が、前記受音TSP信号と前記測定TSP音とに基づいて前記測定空間の音場特性を算出する特性値算出手段を含むことを特徴とする音場特性測定システム。
  2. 前記音場特性算出装置が、前記発音装置が発音したTSP音と前記受音装置が受音した受音TSP音との時間軸を揃える補正を実行する時間軸補正手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の音場特性測定システム。
  3. 前記音場特性算出装置が、前記発音装置が発音したTSP音と前記受音装置が受音した受音TSP音との間の群遅延を補正する群遅延補正手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の音場特性測定システム。
  4. 前記音場特性算出装置が、前記発音装置が発音したTSP音と前記受音装置が受音した受音TSP音との時間軸を揃える補正を実行する時間軸補正手段と、前記発音装置が発音したTSP音と前記受音装置が受音した受音TSP音との間の群遅延を補正する群遅延補正手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の音場特性測定システム。
  5. 前記音場特性算出装置が、受音TSP音と前記発音装置が発音した測定TSP音の逆時間応答とを畳み込み積分する畳み込み積分手段と、
    前記畳み込み積分手段による複数の畳み込み積分値の相加平均値を前記測定空間の音場特性として算出する音場特性算出手段とを備えることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の音場特性測定システム。
  6. 前記音場特性算出装置が、測定TSP音をフーリエ変換する測定TSP音フーリエ変換手段と、
    受音TSP音をフーリエ変換する受音TSP音フーリエ変換手段と、
    前記測定TSP音フーリエ変換値と前記受音TSP音フーリエ変換値とに基づいて前記測定空間の周波数特性を算出する周波数特性算出手段と、
    前記周波数特性を逆フーリエ変換して前記測定空間の音場特性を算出する音場特性算出手段とを備えることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の音場特性測定システム。
  7. 前記発音装置が、前記受音装置に測定開始信号を送信する第1の測定制御手段を含むことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の音場特性測定システム。
  8. 前記受音装置が、前記発音装置に準備完了信号を送信する第2の測定制御手段を含むことを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の音場特性測定システム。
  9. 音場特性計測の対象となる測定空間に測定開始タイム・ストレッチド・パルス音(TSP音)および複数の測定TSP音を生成するTSP音生成ステップと、
    少なくとも前記測定開始TSP音を無線送信する無線送信ステップと、
    前記測定開始TSP音および前記測定TSP音を前記測定空間に発音する発音ステップと、
    無線送信された前記測定開始TSP音を受信する無線受信ステップと、
    前記測定空間を伝播した前記測定開始TSP音および前記測定TSP音を受音する受音ステップと、
    前記無線受信ステップで受信された前記測定開始TSP音ならびに前記受音ステップで受音された前記測定開始TSP音および前記測定TSP音を記録する記録ステップと、
    前記発音ステップで発音されたTSP音と前記受音ステップで受音された受音TSP音との間の群遅延を補正する群遅延補正ステップと、
    前記発音ステップで発音されたTSP音と前記受音ステップで受音された受音TSP音との時間軸を揃える補正を実行する時間軸補正ステップと、
    前記発音ステップで発音されたTSP音と、前記受音ステップで受音され、前記群遅延補正ステップで群遅延補正され、前記時間軸補正ステップで時間軸補正されたTSP音とに基づいて前記測定空間の音場特性を算出する音場特性算出ステップとを含むことを特徴とする音場特性測定方法。
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