JP2006062026A - シェービングカッタ歯形研削盤の歯形管理システム - Google Patents

シェービングカッタ歯形研削盤の歯形管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2006062026A
JP2006062026A JP2004247739A JP2004247739A JP2006062026A JP 2006062026 A JP2006062026 A JP 2006062026A JP 2004247739 A JP2004247739 A JP 2004247739A JP 2004247739 A JP2004247739 A JP 2004247739A JP 2006062026 A JP2006062026 A JP 2006062026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
shaving cutter
shape
tooth profile
shaving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004247739A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4508782B2 (ja
Inventor
Yoshikoto Yanase
吉言 柳瀬
Michiaki Hashiya
道明 橋谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2004247739A priority Critical patent/JP4508782B2/ja
Publication of JP2006062026A publication Critical patent/JP2006062026A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4508782B2 publication Critical patent/JP4508782B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 シェービング加工後の歯形形状を目標形状にする。
【解決手段】 パソコン20の歯車形状データ管理部21では、シェービング加工後の歯車を測定して得た測定歯車形状データaと、目標とする歯車形状を示す目標歯車形状データbとの偏差を求め、この偏差を基に修正歯車形状データcを求める。変換演算部22では、修正歯車形状データcを変換演算してシェービングカッタ形状データdを得る。そして、シェービングカッタ形状データdで示すシェービングカッタ形状を転写した砥石面形状となるように、NC装置30によりシェービングカッタ歯形研削盤1のドレッサを制御して砥石の砥石面をドレッシングする。
【選択図】 図2

Description

本発明はシェービングカッタ歯形研削盤の歯形管理システムに関するものである。なお、シェービングカッタ歯形研削盤とは、歯車シェービング盤で用いるシェービングカッタを研削してその歯形を形成するものである。
歯車は広く用いられる機械部品であり、その種類も多く、機械の進歩に伴って高精度でかみ合いのよい歯車の製作が要求されるようになっている。このため、歯車は歯切り後に熱処理が施される。
なお、シェービングカッタはシェービング加工の工具(カッタ)であり、シェービング加工は焼き入れ(熱処理)前の歯車加工方法である。
歯車研削は焼き入れ後の歯車を砥石で研削する加工方法である。シェービングカッタは砥石によりカッタ刃面を研削し仕上げる。シェービングカッタを研削する歯車研削盤では、通常の歯車をも研削することが可能である。
歯車シェービング盤に備えたシェービングカッタは、歯車形状をした工具であり、被加工歯車に噛み合わせ、被加工歯車の歯面を微細に研削することにより歯面の仕上げ加工(シェービング加工)を行うものである。このため、シェービングカッタの歯面(刃面)形状は、シェービング加工をする被加工歯車の狙い形状に形成されている。かかるシェービングカッタでは、複数の被加工歯車をシェービング加工した後には、シェービングカッタ歯面が磨耗してしまうので、歯面を被加工歯車の狙い形状になるように再生させる必要がある。
そこで、歯車シェービング盤に備えたシェービングカッタが摩耗した場合には、このシェービングカッタを歯車シェービング盤から取り外す。そして、このシェービングカッタを被加工歯車の狙い形状になるように再生するため、シェービングカッタをシェービングカッタ歯形研削盤に取り付けて研削加工することにより再生している。
シェービングカッタ歯形研削盤は、シェービングカッタを研削する工具として、回転する円盤状の砥石を有している。このシェービングカッタ歯形研削盤では、前記円盤状の砥石とかみ合うシェービングカッタに創成運動を与え、シェービングカッタの歯面を仕上げ加工する。
シェービングカッタ歯形研削盤では、研削加工を行っていくと砥石は磨耗し、切れ味が低下するので、複数のシェービングカッタを連続して研削した後は、磨耗した砥石をドレッシングして鋭い歯面を再生または新作する。このドレッシングに用いられるのがドレッサであり、ドレッサを備えた歯車研削装置も数多く提供されている。
このようにドレッサを備えたシェービングカッタ歯形研削盤では、
(1)砥石によりシェービングカッタを研削する局面と、
(2)ドレッサにより砥石をドレッシングする局面とがある。
歯形形状の転写の状況をまとめると次のようになる。
シェービングカッタ歯形研削盤において、ドレッサによりドレッシングして所定形状の歯面が形成された砥石の形状が、シェービングカッタに転写される。
このシェービングカッタを歯車シェービング盤に備え、被加工歯車をシェービング加工することにより、シェービングカッタの形状が被加工歯車に転写されることになる。
結局、歯形形状は、シェービングカッタ歯形研削盤の砥石→シェービングカッタ→被加工歯車という順序で転写されていく。
このような従来のシェービングカッタ歯形研削盤は、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2003−236720号公報
上述したように、歯形形状は、シェービングカッタ歯形研削盤の砥石→シェービングカッタ→被加工歯車という順序で転写されていくため、シェービング加工後の歯車の歯形形状が目標とする歯形形状になるように、砥石の形状を設定している。
しかし、シェービング加工後の歯車の歯形形状が、目標とする歯形形状からずれていた場合には、このずれを解消するように砥石形状を修正しなければならないが、従来では、砥石形状を自動的に修正するシステムは存在しなかった。
本発明は、上記従来技術に鑑み、シェービング加工後の歯車の歯形形状を実測して得た歯車の歯形形状が、目標とする歯形形状からずれていた場合に、自動的に砥石形状の修正をすることができるシェービングカッタ歯形研削盤の歯形管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の構成は、
砥石でシェービングカッタを研削することによりこのシェービングカッタの歯形を形成すると共に、ドレッサ装置により前記砥石の砥石面をドレッシングすることにより前記砥石の砥石面形状を形成するシェービングカッタ歯形研削盤に対する歯形管理システムであって、
前記シェービングカッタ歯形研削盤にて形成されたシェービングカッタを用いて歯車シェービング盤によりシェービング加工した歯車を測定して得たこの歯車の形状・寸法を示す測定歯車形状データと、目標とする歯車の形状・寸法を示す目標歯車形状データとが入力されると、前記測定歯車形状データと前記目標歯車形状データとの偏差を求め、この偏差を基に、前記目標歯車形状データを修正して修正歯車形状データを得る歯車形状データ管理機能部と、
前記修正歯車形状データをデータ変換演算することにより、前記修正歯車形状データで特定される歯車の歯形形状を転写した歯形形状となっているシェービングカッタの形状を示すシェービングカッタ形状データを求める変換演算部と、
前記シェービングカッタ形状データで特定されるシェービングカッタの歯形形状を転写した砥石面形状となるように、前記ドレッサ装置による前記砥石に対するドレッシングを制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、シェービング加工した歯車を測定して得たこの歯車の形状・寸法を示す測定歯車形状データと、目標とする歯車の形状・寸法を示す目標歯車形状データとが入力されると、自動的にシェービングカッタ形状データが修正され、この修正されたシェービングカッタ形状データを転写した砥石面形状となるように、砥石をドレッシングすることにより、シェービング加工後の歯車の形状・寸法が目標としたものになる。
まず初めに、本発明の適用対象となるシェービングカッタ歯形研削盤1を、図1を参照しつつ説明する。
図1に示すように、シェービングカッタ歯形研削盤は下部にベッド2を備えている。ベッド2の前上部にはテーブル送り台3が配置され、このテーブル送り台3はW方向(前後方向)に移動自在に支持されている。このテーブル送り台3の上部にはテーブル4が配置され、このテーブル4はC方向(左右方向)に移動自在に支持されている。また、テーブル4はB方向に回転するワーク軸5を回転可能に支持しており、このワーク軸5の先端にはシェービングカッタを保持するワーク保持部6が設けられている。このワーク保持部6に保持されたシェービングカッタは、対向する位置に配置された円盤状の砥石14により研削加工される。
一方、ベッド2の後上部にはL字状のコラム7が配置され、A方向に案内板2aに沿って旋回可能に支持されている。コラム7の前部には砥石ユニット8が設けられている。砥石ユニット8は砥石支持部9,砥石駆動モータ10,正面ドレッサ装置11及び背面ドレッサ装置12から構成されている。また、コラム7の上部には垂直スライダ13が設けられている。
砥石支持部9は砥石軸(図示省略)により砥石14を回転可能に支持すると共に、砥石軸をY方向に揺動自在に支持することで、砥石の傾きを変えられるようになっている。また、砥石駆動モータ10はこの砥石軸に連結して砥石14を回転させると共に、砥石14をZ方向(左右方向)に移動可能にしている。
更に、正面ドレッサ装置11は砥石支持部9の上部に設けられ、砥石14をドレッシングする正面ドレッサ(図示省略)を備えている。正面ドレッサはU1方向(左右方向)及びV1方向(上下方向)に移動自在に支持されることにより、砥石14に接離可能になっている。同様に、背面ドレッサ装置12も砥石支持部9の上部に設けられ、砥石14をドレッシングする背面ドレッサ(図示省略)を備えている。背面ドレッサはU2方向(左右方向)及びV2方向(前方方向)に移動自在に支持されることにより、砥石14に接離可能になっている。
そして、垂直スライダ13は砥石ユニット8をX方向(上下方向)に移動自在に支持している。
次に、上述したシェービングカッタ歯形研削盤1の動作について説明する。このシェービングカッタ歯形研削盤1の動作は、図示しないNC装置の制御の下に行われる。
先ず、砥石駆動モータ10の駆動により砥石14を回転させる。次に、正面ドレッサ装置11の正面ドレッサをU1方向及びV1方向に移動させると共に、背面ドレッサ装置12の背面ドレッサをU2方向及びV2方向に移動させて、シェービングカッタに形成する歯形形状が転写されるように砥石14のドレッシングを行う。ドレッシング後、目標とする歯形形状がシェービングカッタに形成されたら、正面ドレッサ11及び背面ドレッサ12を砥石14から離脱させる。
そして、シェービングカッタに形成するねじれ角に応じてコラム7をA方向に旋回させる。次に、砥石14の径に応じて垂直スライダ13を駆動し、砥石ユニット8をX方向に移動させる。更に、シェービングカッタに形成する圧力角に応じて砥石14をY方向に揺動させた後、砥石14の厚さに応じて砥石14をZ方向に移動させる。
次に、ワーク保持部6にシェービングカッタを保持し、シェービングカッタが砥石14に当接するように(砥石の径に応じて)テーブル送り台3をW方向に移動させる。同時に、テーブル4をC方向に移動させると共に、ワーク軸5をB方向に回転させる。
これにより、テーブル4のC方向の移動及びワーク軸5のB方向の回転により、シェービングカッタを回転する砥石14に対して創成運動をさせ、研削加工を行うことができる。
連続研削により砥石14が磨耗した場合には、シェービングカッタを砥石14から離脱させ、砥石14に再ドレッシングを行う。また、歯形形状等が異なる別の種類のシェービングカッタを研削する場合には、この別のシェービングカッタをワーク保持部6に保持させ、砥石14に新たな歯形形状が形成されるようにドレッシングを行う。
なお、上述した操作手順はこれに限定されるものではなく、適宜段取りを変更しても研削加工は可能である。
図2は本発明の実施例に係る、歯形管理システムを示すブロック図である。図2において、1は図1に示すシェービングカッタ歯形研削盤、20はパソコン、30はNC装置である。シェービングカッタ歯形研削盤1はNC装置30の制御の下に動作する。
パソコン20は、歯車形状データ管理部21と、変換演算部22と、シェービングカッタ形状データ管理部22を有している。
シェービングカッタ歯形研削盤1により形成されたシェービングカッタは、シェービング盤に取り付けられる。このシェービング盤によりシェービング加工された歯車の寸法が、計測器により計測される。
この計測された測定歯車形状データaは、歯車形状データ管理部21に入力される。このとき測定歯車形状データaは、測定した歯車歯形データと歯車諸元を情報として持っている。なお、歯車諸元としては、モジュール、DP(ダイヤメトラルピッチ)、歯数、圧力角、ねじれ角、外径、歯元径、歯幅、またぎ歯厚、またぎ歯数、オーバーピン径、ピン径、歯形長さ、歯先管理点、歯元管理点、歯形測定点1、歯形測定点2、バイアス量、クラウニング量(ホロー量)等がある。
またシェービング加工された歯車の目標となる形状・寸法を示す目標歯車形状データbも歯車形状データ管理部21に入力される。この目標歯車形状データbは、目標とする歯車歯形データと歯車諸元を情報として有している。
歯車形状データ管理部21では、測定歯車形状データaと目標歯車形状データbとを比較し、偏差(誤差量)Δを求める。そして歯車形状データ管理部21では、誤差量Δを基に目標歯車形状データbを補正して修正歯車形状データcを得る。例えば、誤差量Δに予め決めた補正係数を乗算したものを目標歯車形状データbに加算して、修正歯形形状データcを得る。
変換演算部22では、シェービング加工の対象となっている歯車の諸元と、この歯車をシェービング加工するシェービングカッタの諸元とを利用して、修正歯車形状データcを、シェービングカッタ形状データdに変換する。つまり変換演算により、修正歯車形状データcで特定される歯車の歯形形状を転写した歯形形状となっているシェービングカッタの形状を示すシェービングカッタ形状データdを求めるのである。なお、この変換演算手法については後述する。
このようにして変換演算されたシェービングカッタ形状データdは、シェービングカッタ形状データ管理部22に送られる。なお、シェービングカッタ形状データdは、シェービングカッタ歯形データとシェービングカッタ諸元とを情報として有している。
このシェービングカッタ形状データdは、NC装置30に送られる。NC装置30は、シェービングカッタ形状データdで特性されるシェービングカッタの歯形形状を転写した砥石面形状となっている砥石が形成されるように、シェービングカッタ歯形研削盤1のドレッサ装置11,12のドレッサの位置及び砥石14の回転を制御する。
シェービングカッタ歯形研削盤1では、上述したようにして砥石面形状が形成された砥石14の形状がシェービングカッタに転写され、このシェービングカッタを用いて歯車シェービング盤にてシェービング加工することにより、シェービング加工後の歯車の歯形形状が、目標とする歯車形状になる。
このように、測定歯車形状データaと目標歯車形状データbを入力するだけで、自動的に最適なシェービングカッタ形状データdが求められる。よってこのシェービングカッタ形状データdとなるように、砥石14の砥石面の研削をすれば、シェービング加工後の歯車形状が目標形状となる。
ここで変換演算部22における変換演算の具体的な手法について説明する。
1 シェービングカッタとワーク(歯車)の転位係数の計算をする。
このために、モジュール(またはDP(ダイヤメトラルピッチ))、圧力角、ねじれ角、歯数、またぎ歯厚、歯数(またはオーバーピン径、ピン径)を入力する。この場合、モジュール(またはDP(ダイヤメトラルピッチ))、圧力角の値は、シェービングカッタも歯車も同じ値となる。
これらのデータから転位係数を求める。
2 かみ合いピッチ円の計算
上述のようにして求めた転位係数から、かみ合いピッチ円直径(db)とその法線長さ(Lb)を計算する。また歯先円直径の入力値からその法線長さ(Lo)を計算する。
なお、以下の説明の添え字のwはワーク(歯車)を、cはシェービングカッタを示す。
3 歯車歯形からシェービングカッタ歯形の計算
歯車歯形が図3のようである場合には、歯車歯形データ(歯先を原点としている)を、表1のようにして入力する。
Figure 2006062026
なお参考までに、ワーク外径(半径)をRow、基礎円半径をRgw、かみ合いピッチ円半径をRbwとすると下記の通りとなる。
Lbw=(Rbw2−Rgw21/2
Low=(Row2−Rgw21/2
外径基準のかみ合いピッチ円法線長さ(Lmw)の計算。
先に求めたかみ合いピッチ円の法線長さLbwは基礎円基準の値で、歯形データ入力は歯先を原点にした値であるので、歯先を基準にしたかみ合いピッチ円の法線長さLmw、Lmcを次式で計算する。
Lmw=Low−Lbw
Lmc=Loc−Lbc
続いて歯車歯形からシェービングカッタ歯形の形状への変換を下記方法で行う。図4は、変換したシェービングカッタ歯形を示す。
Step1 歯車歯形データをシェービングカッタ歯がデータへそのまま転写する。
歯車歯形データをそのまま転写すると、歯車の歯先ポイントがシェービングカッタの歯元ポイント、歯車の歯元ポイントがシェービングカッタの歯先ポイントになる。
シェービングカッタ歯形データ(歯先を原点)は、表2にようにして入力される。
Figure 2006062026
歯車歯形からシェービングカッタ歯形への変換式は以下の通りである。
Xc1(0)=Lmw+Lmc−Xw(0)=Lmw+Lmc
Xc1(1)=Lmw+Lmc−Xw(1)
・・・・・
Xc1(i)=Lmw+Lmc−Xw(i)
・・・・
Xc1(n)=Lmw+Lmc−Xw(n)
Yc1(0)=0
Yc1(1)=−Yw(1)
・・・・
Yc1(i)=−Yw(i)
・・・・
Yc1(n)=−Yw(n)
Rc1(0)=−Rw(1)
Rc1(1)=−Rw(2)
・・・・
Rc1(i)=−Rw(i+1)
・・・・
Rc1(n)=0
Step2 シェービングカッタ歯形データを歯先側基準のデータ列に並べ替える。
図5は並び変えた状態を示しており、シェービングカッタ歯形データ(刃先を原点)は、表3のようにして入力される。
Figure 2006062026
並べ替えは次の式により行う。
Xc2(0)=Xc1(n)
Xc2(1)=Xc1(n−1)
・・・・
Xc2(i)=Xc1(n−i)
・・・・
Xc2(n)=Xc1(0)
Yc2(0)=Yc1(n)
Yc2(1)=Yc1(n−1)
・・・・
Yc2(i)=Yc1(n−i)
・・・・
Yc2(n)=Yc1(0)=0
Rc2(0)=Rc1(n)=0
Rc2(1)=Rc1(n−1)
・・・・
Rc2(i)=Rc1(n−i)
・・・・
Rc2(n)=Rc1(0)
Step3 シェービングカッタ歯形位置(Xc)と高さ(Yc)の原点をそろえる。
つまり次の演算を行う。
Xc3(0)=0
Xc3(1)=Xc2(1)−Xc2(0)
・・・・
Xc3(i)=Xc2(i)−Xc2(0)
・・・・
Xc3(n)=Xc2(n)−Xc2(0)
Xc off(カッタ歯形修正位置)=−Xc2(0)
Yc3(0)=0
Yc3(1)=Yc2(1)−Yc2(0)
・・・・
Yc3(i)=Yc2(i)−Yc2(0)
・・・・
Yc3(n)=Yc2(n)−Yc2(0)
Step4 シェービングカッタ歯形データの作成
図6はシェービングカッタ歯形データを示し、データは表4にようにして入力する。
Figure 2006062026
演算を次のようにして行う。
Xc(0)=Xc3(0)=0
Xc(1)=Xc3(1)
・・・・
Xc(i)=Xc3(i)
・・・・
Xc(n)=Xc3(n)
Xc off(カッタ歯形修正位置)=−Xc2(0)
Yc(0)=Yc3(0)=0
Yc(1)=Yc3(1)
・・・・
Yc(i)=Yc3(i)
・・・・
Yc(n)=Yc3(n)
Rc(0)=Rc2(0)=0
Rc(1)=Rc2(1)
・・・・
Rc(i)=Rc2(i)
・・・・
Rc(n)=Rc2(n)
本発明の適用対象となるシェービングカッタ歯形研削盤を示す斜視図。 本発明の実施例に係る歯形管理システムを示すブロック図。 歯車歯形形状を示すデータ特性図。 歯車歯形形状から変換演算して得たシェービングカッタの歯形形状を示すデータ特性図。 歯先側基準のデータ列に並べ替えたシェービングカッタの歯形形状を示すデータ特性図。 最終的なシェービングカッタ歯形データを示すデータ特性図。
符号の説明
1 シェービングカッタ歯形研削盤
14 砥石
11,12 ドレッサ装置
20 パソコン
21 歯車形状データ管理部
22 変換演算部
23 シェービングカッタ形状データ管理部
30 NC装置
a 測定歯車形状データ
b 目標歯車形状データ
c 修正歯車形状データ
d シェービングカッタ形状データ

Claims (1)

  1. 砥石でシェービングカッタを研削することによりこのシェービングカッタの歯形を形成すると共に、ドレッサ装置により前記砥石の砥石面をドレッシングすることにより前記砥石の砥石面形状を形成するシェービングカッタ歯形研削盤に対する歯形管理システムであって、
    前記シェービングカッタ歯形研削盤にて形成されたシェービングカッタを用いて歯車シェービング盤によりシェービング加工した歯車を測定して得たこの歯車の形状・寸法を示す測定歯車形状データと、目標とする歯車の形状・寸法を示す目標歯車形状データとが入力されると、前記測定歯車形状データと前記目標歯車形状データとの偏差を求め、この偏差を基に、前記目標歯車形状データを修正して修正歯車形状データを得る歯車形状データ管理機能部と、
    前記修正歯車形状データをデータ変換演算することにより、前記修正歯車形状データで特定される歯車の歯形形状を転写した歯形形状となっているシェービングカッタの形状を示すシェービングカッタ形状データを求める変換演算部と、
    前記シェービングカッタ形状データで特定されるシェービングカッタの歯形形状を転写した砥石面形状となるように、前記ドレッサ装置による前記砥石に対するドレッシングを制御する制御手段とを有することを特徴とするシェービングカッタ歯形研削盤の歯形管理システム。
JP2004247739A 2004-08-27 2004-08-27 シェービングカッタ歯形研削盤の歯形管理システム Active JP4508782B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004247739A JP4508782B2 (ja) 2004-08-27 2004-08-27 シェービングカッタ歯形研削盤の歯形管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004247739A JP4508782B2 (ja) 2004-08-27 2004-08-27 シェービングカッタ歯形研削盤の歯形管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006062026A true JP2006062026A (ja) 2006-03-09
JP4508782B2 JP4508782B2 (ja) 2010-07-21

Family

ID=36108928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004247739A Active JP4508782B2 (ja) 2004-08-27 2004-08-27 シェービングカッタ歯形研削盤の歯形管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4508782B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010184324A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Honda Motor Co Ltd 再研磨方法
WO2011089761A1 (ja) 2010-01-20 2011-07-28 三菱重工業株式会社 シェービングカッタ歯形研削盤の歯形管理システム
JP2013505843A (ja) * 2009-09-24 2013-02-21 グリーソン カッティング ツールズ コーポレイション 工具研削盤
CN103921180A (zh) * 2013-01-14 2014-07-16 陆联精密股份有限公司 直进式刮齿刀的修整方法
JP2014136269A (ja) * 2013-01-16 2014-07-28 Luren Precision Co Ltd ストレートシェービングカッターの修正方法
JP2016032845A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 タイガースポリマー株式会社 平歯車もしくはハスバ歯車、及びそれらの製造方法
JP2017205865A (ja) * 2016-04-08 2017-11-24 クリンゲルンベルク・アクチェンゲゼルシャフトKlingelnberg AG ギヤ切削機械の機械ジオメトリを測定する方法並びにギヤ切削機械、測定デバイスおよびソフトウェアモジュールを備えた装置
CN114364478A (zh) * 2019-09-30 2022-04-15 格里森-普法特机械制造有限公司 通过切削在多个工件中的每一个上生产或加工一组相同齿的方法及其机床组和控制程序

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101419042B1 (ko) * 2012-11-13 2014-07-10 (주)모토닉 리프트 암의 윤곽도 가공장치 및 가공방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02198713A (ja) * 1989-01-26 1990-08-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd シェービングカッタ歯形研削システム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02198713A (ja) * 1989-01-26 1990-08-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd シェービングカッタ歯形研削システム

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4604122B2 (ja) * 2009-02-12 2010-12-22 本田技研工業株式会社 再研磨方法
JP2010184324A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Honda Motor Co Ltd 再研磨方法
JP2013505843A (ja) * 2009-09-24 2013-02-21 グリーソン カッティング ツールズ コーポレイション 工具研削盤
TWI446995B (zh) * 2010-01-20 2014-08-01 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Tooth profile management system of toothbrush grinding machine
CN102596498A (zh) * 2010-01-20 2012-07-18 三菱重工业株式会社 剃齿刀齿形磨床的齿形管理系统
JP2011148022A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd シェービングカッタ歯形研削盤の歯形管理システム
US8790156B2 (en) 2010-01-20 2014-07-29 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Tooth-profile management system for shaving-cutter grinding machine
WO2011089761A1 (ja) 2010-01-20 2011-07-28 三菱重工業株式会社 シェービングカッタ歯形研削盤の歯形管理システム
CN103921180A (zh) * 2013-01-14 2014-07-16 陆联精密股份有限公司 直进式刮齿刀的修整方法
JP2014136269A (ja) * 2013-01-16 2014-07-28 Luren Precision Co Ltd ストレートシェービングカッターの修正方法
JP2016032845A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 タイガースポリマー株式会社 平歯車もしくはハスバ歯車、及びそれらの製造方法
JP2017205865A (ja) * 2016-04-08 2017-11-24 クリンゲルンベルク・アクチェンゲゼルシャフトKlingelnberg AG ギヤ切削機械の機械ジオメトリを測定する方法並びにギヤ切削機械、測定デバイスおよびソフトウェアモジュールを備えた装置
JP7045799B2 (ja) 2016-04-08 2022-04-01 クリンゲルンベルク・アクチェンゲゼルシャフト ギヤ切削機械の機械ジオメトリを測定する方法並びにギヤ切削機械、測定デバイスおよびソフトウェアモジュールを備えた装置
CN114364478A (zh) * 2019-09-30 2022-04-15 格里森-普法特机械制造有限公司 通过切削在多个工件中的每一个上生产或加工一组相同齿的方法及其机床组和控制程序
CN114364478B (zh) * 2019-09-30 2024-05-03 格里森-普法特机械制造有限公司 切齿方法和使用其的机床组

Also Published As

Publication number Publication date
JP4508782B2 (ja) 2010-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4202306B2 (ja) 歯車研削盤
JP5277692B2 (ja) ポストプロセス定寸制御装置
TWI422448B (zh) Internal gear machining method and internal gear processing machine
US10239139B2 (en) Method for machining a set of teeth, tool arrangement, and tooth-cutting machine
KR102470056B1 (ko) 경화된 기어를 마무리 가공하는 방법
US8366513B2 (en) Apparatus and method for the prototype and small-batch production of gear wheels
JP5308362B2 (ja) シェービングカッタ歯形研削盤の歯形管理システム
KR20070089591A (ko) 기어 연삭기, 나사형 연삭휠을 드레싱하는 방법 및가공물을 연삭하는 방법
JP6523723B2 (ja) 単歯割出し研削法による傘歯車の研削加工方法
JP4508782B2 (ja) シェービングカッタ歯形研削盤の歯形管理システム
JP4664029B2 (ja) まがりばかさ歯車用の創成方法及び機械
CN110300936B (zh) 用于设计和加工齿轮的方法以及加工机床和计算机
JP4604122B2 (ja) 再研磨方法
JP5383556B2 (ja) 歯車研削用砥石のツルーイング方法及び歯車研削盤
JP2000246636A (ja) グラインディングウォームのシェーピング方法、シェーピング工具及びシェーピング装置
CN105290889B (zh) 卷烟纸分切机底刀的磨刀方法及系统
JP2006035340A (ja) 歯車研削装置及び歯車研削方法
CN105555451A (zh) 轮廓量规、装备有轮廓量规的测量装置以及测量方法
JP2002239676A (ja) かさ状歯車鍛造用金型の製造方法
JP2017177262A (ja) シェービングカッタ研削盤
JP4365751B2 (ja) 歯車研削盤
JP2003053664A (ja) 工作機械及び加工方法
JP4542189B2 (ja) 歯車加工方法
JP2005018531A (ja) カム研削方法
JPH06335859A (ja) 研削装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060614

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090811

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100406

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100427

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4508782

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250