JP2006062014A - チェーン取付治具 - Google Patents

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正典 佐藤
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Abstract

【課題】 チェーンの取付作業時に容易にチェーンの両端を引き寄せることのできる軽量且つ簡単な構造のチェーン取付治具を提供する。
【解決手段】 1本の直棒状ボルト2と、該直棒状ボルト2に螺合される一対のナット3A,3Bと、該ナット3A,3B間に位置して前記直棒状ボルト2に対して遊嵌され且つチェーン1のローラ部1aに係合する係合爪5A,5Bをそれぞれ有する一対の係合部材4A,4Bとを備えてチェーン取付治具構成し、係合爪5A,5Bをチェーン1の両端のローラ部1a,1aに係合させる作業と、ナット3A,3Bを回転させる作業とにより、簡単にチェーン1の取付を行うことができるようにしている。
【選択図】 図1

Description

本願発明は、チェーン取付作業時に使用されるチェーン取付治具に関するものである。
一般に、コンベアチェーン等の各種チェーンを取り付けるためには、チェーンの両端を引き寄せて端部同士をピンにより結合する必要がある。このチェーン取付作業時には、チェーンの両端を引き寄せるために、チェーンブロック、ワイヤー、針金等が使用されていたが、チェーンが張れてきた時点でこれらの道具が、チェーンの継ぎ込み作業の邪魔になったり、特に大型のチェーンの場合、複数の作業者を必要とするところから、作業性が悪く、時間がかかっていた。
チェーン取付治具としては、チェーンの両端に引っかけるための一対の係合部材と治具本体とをネジを介して連結し、治具本体を回転させることにより両係合部材の距離を調整することにより、チェーンの両端の距離を調整し得るように構成したものが提案されている(特許文献1参照)。
特開2000−42939
ところが、上記特許文献1に開示されているチェーン取付治具の場合、治具全体の構成が大型化するところから、重量もかさみ、作業性に問題がある。また、係合部材の取り換えができないので、各種の規格のチェーンに対応させることができないという不具合もある。また、チェーンの張力が直接治具本体のネジ部分にかかるため、治具本体の回転に相当の力を要するという不具合もある。
本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、チェーンの取付作業時に容易にチェーンの両端を引き寄せることのできる軽量且つ簡単な構造のチェーン取付治具を提供することを目的としている。
本願発明では、上記課題を解決するための第1の手段として、1本の直棒状ボルトと、該直棒状ボルトに螺合される一対のナットと、該ナット間に位置して前記直棒状ボルトに対して遊嵌され且つチェーンのローラ部に係合する係合爪を有する一対の係合部材とを備えて構成している。
上記のように構成したことにより、一対の係合部材における係合爪をチェーンの両端におけるローラ部に係合させた状態で、直棒状ボルトに螺合された一方(あるいは、両方)のナットを回転させて、両ナット間の距離を調整(即ち、短縮)すると、該両ナットの移動に伴って係合部材の距離が短縮され、その結果、チェーン両端の距離も短縮されて、チェーンが張り出されることとなる。そして、チェーン両端が重合した状態において、チェーン両端を結合ピンにより結合すると、チェーンの取付が完了する。従って、係合爪をチェーン両端のローラ部に係合させる作業と、ナットを回転させる作業とにより、簡単にチェーンの取付を行うことができる。しかも、1本の直棒状ボルトと一対の係合部材と一対のナットとにより構成されているため、小型軽量化が可能となり、狭い場所でも容易に作業を行うことができる。また、直棒状ボルトおよびナットは、市販品を使用できるところから、コスト的にも極めて有利である。また、治具本体が1本の直棒状ボルトで構成されているところから、強度があり、耐久性に優れたものとなる。また、チェーンの張力は、係合部材にかかり、ナットに直接かからないところから、ナットの回転が容易となる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第2の手段として、上記第1の手段を備えたチェーン取付治具において、前記係合爪を、前記チェーンのローラ部の形状に合わせた円弧部を有して構成することもでき、そのように構成した場合、係合爪をチェーンのローラ部に係合させたとき、チェーンから外れるということがなくなるとともに、チェーンの規格に合わせて、数種類の係合爪を有する部材を用意しておけば、係合部材の交換だけで、各種の規格のチェーンに対応させることができる。
本願発明の第1の手段によれば、1本の直棒状ボルトと、該直棒状ボルトに螺合される一対のナットと、該ナット間に位置して前記直棒状ボルトに対して遊嵌され且つチェーンのローラ部に係合する係合爪を有する一対の係合部材とを備えて構成し、一対の係合部材における係合爪をチェーンの両端におけるローラ部に係合させた状態で、直棒状ボルトに螺合された一方(あるいは、両方)のナットを回転させて、両ナット間の距離を調整(即ち、短縮)し、該両ナットの移動に伴って係合部材の距離を短縮することにより、チェーン両端の距離を短縮して、チェーンの張り出しを行うようにしたので、係合爪をチェーン両端のローラ部に係合させる作業と、ナットを回転させる作業とにより、簡単にチェーンの取付を行うことができるという効果がある。しかも、1本の直棒状ボルトと一対の係合部材と一対のナットとにより構成されているため、小型軽量化が可能となり、狭い場所でも容易に作業を行うことができるという効果もある。また、直棒状ボルトおよびナットは、市販品を使用できるところから、コスト的にも極めて有利となるという効果もある。また、治具本体が1本の直棒状ボルトで構成されているところから、強度があり、耐久性に優れたものとなるという効果もある。また、チェーンの張力は、係合部材にかかり、ナットに直接かからないところから、ナットの回転が容易となるという効果もある。
本願発明の第2の手段におけるように、上記第1の手段を備えたチェーン取付治具において、前記係合爪を、前記チェーンのローラ部の形状に合わせた円弧部を有して構成することもでき、そのように構成した場合、係合爪をチェーンのローラ部に係合させたとき、チェーンから外れるということがなくなるとともに、チェーンの規格に合わせて、数種類の係合爪を有する係合部材を用意しておけば、係合部材の交換だけで、各種の規格のチェーンに対応させることができる。
以下、添付の図面を参照して、本願発明の好適な実施の形態について説明する。
このチェーン取付治具は、例えばコンベア用のチェーン1の両端を結合する際に用いられるものであり、図1および図2に示すように、1本の直棒状ボルト2と、該直棒状ボルト2に螺合される一対のナット3A,3Bと、該ナット3A,3B間に位置して前記直棒状ボルト2に対して遊嵌され且つチェーン1のローラ部1aに係合する係合爪5A,5Bをそれぞれ有する一対の係合部材4A,4Bとを備えて構成されている。符号6はチェーン1の一面に溶接等により取り付けられた搬送用プレートである。前記直棒状ボルト2およびナット3としては、市販品が使用される。
前記各係合部材4A,4Bは、同構造とされており、前記直棒状ボルト2に遊嵌される金属製の筒体7A,7Bと、該筒体7A,7Bに対して溶接等によりそれぞれ一体結合された金属製の係合爪5A,5Bとからなっており、該係合爪5A,5Bは、前記チェーン1のローラ部1aの形状に合わせた円弧部8A,8Bをそれぞれ有して構成されている。
上記のように構成されたチェーン取付治具においては、次のような作用効果が得られる。
まず、図3に示すように、一対の係合部材4A,4Bの一方(即ち、係合部材4B)を取り外した状態で、他方の係合部材4Aを一方のナット3Aにより直棒状ボルト2の所定位置に位置決めしつつ、当該係合部材4Aにおける係合爪5Aをチェーン1の一端側のローラ部1aに係合させる。
ついで、図4に示すように、他方の係合部材4Bを、直棒状ボルト2に対して係合部材4Aの反対側から遊嵌し、当該係合部材4Bにおける係合爪5Bを、チェーン1の他端側のローラ部1aに係合し、チェーン1の他端を一端側に手動により引き寄せる。
その後、他方のナット3Bを直棒状ボルト2に螺合させて、他方の係合部材4Bに当接させると、図1の状態となる。この状態において、直棒状ボルト2に螺合された他方のナット3Bを回転させて、両ナット3A,3B間の距離を調整(即ち、短縮)すれば、該両ナット3A,3Bの移動に伴って係合部材4A,4Bの距離が短縮され、チェーン1の両端の距離も短縮され、チェーン1の張り出しが得られる。そして、図1に仮想線で示すように、チェーン1の両端が重合した状態において、チェーン1の両端を結合ピン(図示省略)により結合すると、チェーン1の取付が完了するのである。なお、本説明では、一方のナット3Aあるいは3Bのみを回転させるようにしているが、両方のナット3A,3Bを同時に回転させるようにすれば、チェーン取付作業を迅速に行うことができる。
上記したように、本実施の形態にかかるチェーン取付治具を用いると、係合爪5A,5Bをチェーン1の両端のローラ部1a,1aに係合させる作業と、ナット3A,3Bを回転させる作業とにより、簡単にチェーン1の取付を行うことができる。しかも、チェーン取付治具が、1本の直棒状ボルト2と一対の係合部材4A,4Bと一対のナット3A,3Bとにより構成されることとなっているため、小型軽量化が可能となり、狭い場所でも容易に作業を行うことができる。また、直棒状ボルトおよびナットは、市販品を使用できるところから、コスト的にも極めて有利となる。また、治具本体が1本の直棒状ボルト2で構成されているところから、強度があり、耐久性に優れたものとなる。また、チェーン1の張力は、係合部材4A,4Bにかかり、ナット3A,3Bに直接かからないところから、ナット3A,3Bの回転が容易となる。また、係合爪5A,5Bを、チェーン1のローラ部1aの形状に合わせた円弧部8A,8Bを有して構成しているので、係合爪5A,5Bをチェーン1のローラ部1aに係合させたとき、ローラ部1aから外れるということがなくなるとともに、チェーン1の規格に合わせて、数種類の係合爪5A,5Bを有する係合部材4A,4Bを用意しておけば、係合部材4A,4Bの交換だけで、各種の規格のチェーンに対応させることができる。
上記実施の形態においては、コンベア用チェーンに使用されるチェーン取付治具について説明したが、本願発明は、他の各種規格のチェーンにも適用可能である。
本願発明の実施の形態にかかるチェーン取付治具をチェーンに取り付けた状態(チェーン取付作業後期の状態)を示す側面図である。 本願発明の実施の形態にかかるチェーン取付治具の斜視図である。 本願発明の実施の形態にかかるチェーン取付治具のチェーン取付作業初期の状態を示す側面図である。 本願発明の実施の形態にかかるチェーン取付治具のチェーン取付作業中期の状態を示す側面図である。
符号の説明
1はチェーン
1aはローラ部
2は直棒状ボルト
3A,3Bはナット
4A,4Bは係合部材
5A,5Bは係合爪
8A,8Bは円弧部

Claims (2)

  1. 1本の直棒状ボルトと、該直棒状ボルトに螺合される一対のナットと、該ナット間に位置して前記直棒状ボルトに対して遊嵌され且つチェーンのローラ部に係合する係合爪を有する一対の係合部材とを備えたことを特徴とするチェーン取付治具。
  2. 前記係合爪は、前記チェーンのローラ部の形状に合わせた円弧部を有していることを特徴とする請求項1記載のチェーン取付治具。
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